JP2008070249A - トルクセンサ用の一体化部品およびトルクセンサ - Google Patents

トルクセンサ用の一体化部品およびトルクセンサ Download PDF

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Abstract

【課題】加工・組立コストの低廉化を図ることができるとともに、センサ全体の良好な組立性を得ることができるトルクセンサを提供する。
【解決手段】トルク検出対象としての軸体2を構成する2つの軸部3,4(入力軸3と出力軸4)を同軸上で連結する弾性体5の捩れ角度を検出することにより、軸体2に作用するトルクを検出するトルクセンサ1用の一体化部品であって、硬磁性体6と、硬磁性体6に隣接した第1軟磁性体7と、軸体2に固定される円筒状部材17とを備え、硬磁性体6および第1軟磁性体7は、円筒状部材17の外周面に組付けられ一体化されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置等の回転動力を伝達する機構における軸トルクを検出するトルクセンサ及びそのトルクセンサ用の一体化部品に関する。
従来、この種のトルクセンサには、軸体を構成する2つの軸部(入出軸と出力軸)を同軸上で連結する弾性体(トーションバー)と、この弾性体の両端部のうち一端部に取り付けられる硬磁性体(磁石)と、他端部に取り付けられる1対の歯付き軟磁性体(ヨーク)と、これら1対の軟磁性体間に生じる磁束密度を検出する磁気センサとを備えたものが提案されている(例えば特許文献1,2)。
このようなトルクセンサにおける軸体トルクの検出は、弾性体に捩れが生じると、硬磁性体の磁極位置と軟磁性体の歯位置とが周方向に相対的に変化し、これに伴い、軟磁性体に誘導される磁束量が変化するため、この変化量を測定することにより行われる。
一方、この種のトルクセンサにおいて、永久磁石を軸に固定する方法としては、特許文献3に記載の方法が知られている。
図12は、特許文献3に記載の図5と同一であり、永久磁石を軸に固定する際の圧入部位を指し示す縦断面図である。
特開2003−149062号公報(図1) 特表2004−519672号公報(図9) 特開2005−69994号公報(図5)
ところで、トルクセンサにおいては、センサ外形寸法上の制約から、磁石の大きさは制限される。また、弾性体の捩れに対するトルク検出精度を高めるために、磁極数の多い磁石が用いられることから、磁石の磁極幅が小さくなる。
このため、特許文献1,2に示されるトルクセンサによると、磁石と軟磁性体との間の寸法精度には特に厳密性が要求される。これは、磁石と軟磁性体との間の寸法にばらつきがあると、検出誤差が生じ易くなり、品質上の信頼性が低下してしまうからである。このことは、磁石の直径及び磁極幅が小さくなればなる程、顕著である。この結果、磁石や軟磁性体の加工・組立精度が高くなり、加工・組立に多大の時間を費やすばかりか、加工・組立コストが嵩むという問題があった。
また、特許文献1,2に示されるトルクセンサによると、円周方向での磁極変化があるため、磁気ヨークの組立が困難のものとなり、センサ全体の良好な組立性を得ることができないという問題もあった。
さらに、弾性的部材等に磁石および軟磁性材の部材を組付ける場合、軟磁性部材に磁石および軟磁性部材をそれぞれ個別に組付けることとなり、作業性に難点があった。
また、磁石は燒結製造法または鋳造法で作られるので、材質的に脆く、引張強度が大きくないので、円筒状磁石を軸に取りつける場合、磁石をそのまま軸に圧入することは難しく、図12に示したように、鍔を有する円筒形状のホルダ43に永久磁石42を保持させた状態でホルダ43に入力軸40を圧入し、さらに、入力軸40とホルダ43の円筒部分とをリング状のプレート41に圧入して永久磁石42を補強する方法が一般的に行われている。この従来技術において、永久磁石42は、厚さや穴寸法精度や、平面度等が機械加工やプレス加工品に比べると悪いため、プレート41への圧入時に永久磁石42に局部的な力が加わり、永久磁石42に割れや欠けを生じる場合があり、製造時の生産性を悪くするという問題があった。
従って、本発明の目的は、加工・組立コストの低廉化を図ることができるとともに、トルクセンサ全体の良好な組立性を得ることができるトルクセンサを提供することにある。
また、本発明の目的は、磁石を割れにくくし、かつ軸等に磁石と軟磁性体を容易に一括して取付け(組付け)ることが可能なトルクセンサ用の一体化部品およびそれを用いたトルクセンサを提供することにある。
(1)本発明は、上記目的を達成するために、トルク検出対象としての軸体を構成する2つの軸部を同軸上で連結する弾性体の捩れ角度を検出することにより、前記軸体に作用するトルクを検出するトルクセンサ用の一体化部品であって、硬磁性体と、該硬磁性体とともに磁気回路を形成するための第1の軟磁性部材と、前記軸体又は前記弾性体に固定される円筒状部材とを備え、前記硬磁性体および前記第1の軟磁性部材は、前記円筒状部材の外周面に組付けられ一体化されていることを特徴とするトルクセンサ用の一体化部品を提供する。
(2)本発明は、上記目的を達成するために、上記本発明に係るトルクセンサ用の一体化部品を備えたことを特徴とするトルクセンサを提供する。
本発明によると、加工・組立コストの低廉化を図ることができるとともに、トルクセンサ全体の良好な組立性を得ることができる。
また、本発明によると、磁石を割れにくくし、かつ軸等に磁石と軟磁性体を容易に一括して取付け(組付け)ることが可能なトルクセンサ用の一体化部品およびそれを用いたトルクセンサを得ることができる。
[本発明の第1の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るトルクセンサを説明するために示す断面図である。図2は、本発明の実施の形態に係るトルクセンサを説明するために示す分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係るトルクセンサの磁気回路を説明するために示す斜視図である。
〔トルクセンサの全体構成〕
図1及び図2において、符号1で示すトルクセンサは、トルク検出対象としての軸体2を構成する2つの軸部3,4(入力軸3と出力軸4)を同軸上で連結する弾性体5と、磁束を周囲に発生する硬磁性体6と、弾性体5の捩れによって磁気抵抗を変化させる第1磁気回路H1(図3に示す)を硬磁性体6と共に形成するための1対の第1軟磁性体7,8と、磁気抵抗を一定とする第2磁気回路H2(図3に示す)を硬磁性体6と共に形成するための1対の第2軟磁性体9,10と、第1磁気回路H1及び第2磁気回路H2における磁力低下を防止するための第3軟磁性体11と、弾性体5の捩れ角度に応じて変化する第2磁気回路H2の磁束密度を検出する磁束検出手段12と、第1軟磁性体7−硬磁性体6−第3軟磁性体11が組み付けられて一体化される円筒状部材17と、出力軸4との取り付けに用いられるアダプタ18とを備えている。そして、弾性体5の捩れ角度を検出することにより、軸体2(入力軸3と出力軸4との間)に作用するトルクを検出するように構成されている。
(弾性体5の構成)
弾性体5は、図1に示すように、入力軸3を挿通するトーションバーからなり、両端部がピン(図示せず)等によってそれぞれ入力軸3と出力軸4に固定されている。そして、前述したように入力軸3と出力軸4とを同軸上で連結するように構成されている。
(硬磁性体6の構成)
硬磁性体6は、図1〜図3に示すように、N極及びS極が軸方向に着磁してなる無底円筒状の磁石からなり、第1軟磁性体7と第3軟磁性体11との間に配設され、かつ円筒状部材17の外周面に取り付けられている。なお、硬磁性体6については、同種の磁石を複数個用意し、これらを選択的に用いると、長寿命化を図ることができる。この場合、異種の磁石を選択的に用いると、各磁石の減磁特性を補完してセンサの温度特性を改善することができる。
(第1軟磁性体7,8の構成)
第1軟磁性体7,8は、図1〜図3に示すように、無底円筒状の磁気ヨークからなり、硬磁性体6の外周囲に軸方向に互いに並列して配設され、かつ、第1軟磁性体7は円筒状部材17に取り付けられ、及び第1軟磁性体8はアダプタ18を介して出力軸4に固着されている。そして、弾性体5の捩れによってそれぞれが周方向に相対的に変位して磁気抵抗を変化させる第1磁気回路H1を硬磁性体6及び第3磁性体11と共に形成するように構成されている。
第1軟磁性体7は、図2に示すように、下方に突出する複数の突子13Aからなる突子群13を有し、磁気ヨーク形成用の孔付き円筒体(図示せず)の下端部を周方向に間欠的に切り欠くことにより形成されている。複数の突子13Aは、正面矩形状の凸片からなり、第1軟磁性体7の周方向に等間隔をもって並列する位置に配置されている。突子13Aの先端面(自由端面)は、内外2つの曲線及び左右2つの直線によって囲まれた平面形状を有し、軸体2(第1軟磁性体7の軸線)に直角な扁平面で形成されている。
第1軟磁性体8は、図2に示すように、上方に突出する複数の突子14Aからなる突子群14を有し、磁気ヨーク形成用の孔付き円筒体(図示せず)の上端部を周方向に間欠的に切り欠くことにより形成されている。複数の突子14Aは、正面矩形状の凸片からなり、第1軟磁性体8の周方向に等間隔をもって並列する位置に配置されている。突子14Aの先端面(自由端面)は、突子13Aの先端面形状と同一の平面形状を有し、突子13Aの先端面と空隙を介して対向し、かつ軸体2(第1軟磁性体8の軸線)に直角な扁平面で形成されている。
(第2軟磁性体9,10の構成)
第2軟磁性体9,10は、図1〜図3に示すように、無底円筒状の磁気ヨークからなり、第1軟磁性体7,8の外周囲に軸方向に互いに並列して配設され、かつ図示しない固定系に配設されている。そして、磁気抵抗を一定とする第2磁気回路H2を硬磁性体6及び第3軟磁性体11と共に形成するように構成されている。
第2軟磁性体9は、図2に示すように、第1軟磁性体7の外周囲に空隙を介して配置されている。第2の軟磁性体9の外周面には、その軸方向(下方)に突出する垂直部15A及びこの垂直部15Aと直角な方向(第2軟磁性体9の径方向)に突出する水平部15Bからなる鉤形状の延在片15が一体に設けられている。
第2軟磁性体10は、図2に示すように、第1軟磁性体8の外周囲に空隙を介して配置されている。第2軟磁性体10の外周面には、第2軟磁性体9の延在片15と空隙をもって対向し、かつその軸方向(上方)に突出する垂直部16B及びこの垂直部16Bと直角な方向(第2軟磁性体10の径方向)に突出する水平部16Aからなる鉤形状の延在片16が一体に設けられている。
(第3軟磁性体11の構成)
第3軟磁性体11は、図1,図2に示すように、無底円筒状の磁気ヨークからなり、或いは、図3に示すように、両端部にそれぞれフランジ11A,11Bを有する無底円筒状の磁気ヨークからなり、第1軟磁性体7,8の内周囲に配設され、かつ硬磁性体6の下端面に固着されている。変形例である図3に示す第3軟磁性体11のフランジ11Bと第1軟磁性体8の内面との間には空隙が形成されている。本実施の形態では、第3軟磁性体11を硬磁性体6と第1軟磁性体8との間に配設したが、硬磁性体6と第1軟磁性体7との間に配設してもよい。なお、第3軟磁性体11は、硬磁性体6と第1軟磁性体8との間に形成される空隙が磁気抵抗を大きく(長期的に見て磁力低下)しないような寸法であれば不要である。
(磁束検出手段12の構成)
磁束検出手段12は、図1及び図3に示すように、非接触型の磁束検出器からなり、第2軟磁性体9,10の延在片15,16間に配設され、弾性体5の捩れ角度に応じて変化する第2磁気回路H2の磁束密度を検出するように構成されている。
(円筒状部材17の構成)
円筒状部材17は、図1及び図2に示すように、上部に鍔部(フランジ部)17Aを有する無底円筒形状の部材であり、第1軟磁性体7と第3軟磁性体11が円筒状部材17に組付けられて硬磁性体6とともに一体的部品を構成して、入力軸3に固定されている。鍔部17Aは、第1軟磁性体7に接しており、硬磁性体6および第1軟磁性体7の軸方向への移動を拘束する。
円筒状部材17と硬磁性体6、第1軟磁性体7および第3軟磁性体11の組み付けは、円筒状部材17と第3軟磁性体11の嵌合部において、塑性変形用の冶具(図示していない)を用い、この冶具を円筒状部材17に押しつけるように力を加えることで、円筒状部材17の嵌合入口付近のごく一部を加圧することで円筒状部材17を変形させて塑性流動せしめることで(いわゆる、コイニング)、円筒状部材17の一部が第3軟磁性体11に接触することとなり、円筒状部材17と第3軟磁性体11の間に摩擦力を生じせしめて円筒状部材17と第3軟磁性体11の締結が行われることで製造される。
(アダプタ18の構成)
アダプタ18は、図1及び図2に示すように、一端面に円筒状の突出部を有する円柱形状の部材であり、非磁性体(黄銅、SUS304等)からなる。第1軟磁性体8の取り付けに用いられるとともに、出力軸4との取り付けに用いられる。
次に、本発明の実施の形態に係るトルクセンサの動作につき、図1、図3及び図4を用いて説明する。
〔トルクセンサ1の動作〕
図4は、本発明の実施の形態に係るトルクセンサの動作を説明するために示す斜視図である。図4(a)は、弾性体の捩れ変形前のトルクセンサを示す斜視図である。図4(b)は、弾性体の捩れ変形後のトルクセンサを示す斜視図である。
本実施の形態に示すトルクセンサ1においては、図1及び図3に示すように、硬磁性体6(N極)−第1軟磁性体7−空隙−第1軟磁性体8−空隙−第3軟磁性体11−硬磁性体6(S極)からなる第1磁気回路H1が、また硬磁性体6(N極)−第1軟磁性体7−空隙−第2軟磁性体9−空隙G4−第2軟磁性体10−空隙−第1軟磁性体8−空隙−第3軟磁性体11−硬磁性体6(S極)からなる第2磁気回路H2がそれぞれ形成されている。なお、本実施の形態では、硬磁性体6のN極から出る磁束のうち磁気回路H1,H2を経由せずにS極に戻る磁束は無視できる程小さい。
ここで、軸体2(入力軸3)にトルクが作用して弾性体5に捩れが生じると、この捩れ角度に応じて第1軟磁性体7が図4(a)に示す位置から周方向に変位して図4(b)に示す位置に配置される。
この場合、第1軟磁性体7が変位すると、突子13Aと突子14Aとが周方向に相対的にずれ、その各先端面の対向面積が互いに減少する。このため、第1軟磁性体7,8間(第1磁気回路H1内)の磁気抵抗が大きくなり、第1磁気回路H1を流れる磁束が少なくなる。これに対し、第2軟磁性体9,10間(第2磁気回路H2内)の磁気抵抗が軸体2に作用するトルクの有無に関係なく一定であるため、第2磁気回路H2を流れる磁束が多くなる。
一方、突子13Aと突子14Aとが周方向に相対的にずれ、その各先端面の対向面積が互いに増加すると、第1軟磁性体7,8間(第1磁気回路H1内)の磁気抵抗が小さくなり、第1磁気回路H1を流れる磁束が多くなる。また、第2磁気回路H2を流れる磁束が少なくなる。
このようにして、弾性体5に生じた捩れ量(捩れ角度)は第2磁気回路H2を流れる磁束の変化量として検出することができ、この検出量をトルク検出量として磁束検出手段12によって求めることができる。
[第1の実施の形態の効果]
以上説明した第1の実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
(1)弾性体5の捩れによって硬磁性体6と第2軟磁性体磁石9,10との間に相対的な位置変化がないため、硬磁性体6と第2軟磁性体9,10との間の寸法精度には厳密性が要求されることはない。これにより、硬磁性体6や第2軟磁性体9,10を含む構成部品の加工・組立精度を緩和することができ、加工・組立時間を短縮することができるとともに、加工・組立コストの低廉化を図ることができる。
(2)円周方向での磁極変化がないため、磁気ヨークの組立作業を簡単に行うことができ、トルクセンサ全体の良好な組立性を得ることができる。
(3)磁石(硬磁性体6)部分に長さ方向の圧力および内径を大きくする方向の力は加わらないため、磁石(硬磁性体6)を破損することはない。
(4)円筒状部材17を用いることにより、弾性体5に圧入するような磁石(硬磁性体6)の寸法精度も不用となる。これらの部材間に磁石(硬磁性体6)を設け、面的に押さえて固定することで、磁石(硬磁性体6)に高い寸法精度が必要でなくなり、また、引張力が加わることもない。
(5)円筒状部材17と軟磁性体11の結合は、硬磁性体6、軟磁性体7、軟磁性体11を円筒状部材17に嵌合せ、その嵌合部において、塑性変形用の冶具(図示していない)を用い、この冶具を円筒状部材17に押しつけるように力を加えることで、円筒状部材17の嵌合入口付近のごく一部を加圧することで円筒状部材17を変形させて塑性流動せしめることで(いわゆる、コイニング)、円筒状部材17の一部が軟磁性体11に接触することとなり、円筒状部材17と軟磁性体11の間に摩擦力を生じせしめて円筒状部材17と軟磁性体11とを締結する方法により、長さ方向の圧力および内径を大きくする方向の力は加わらず、安全で安価で精度のよい組立てができる。
(6)加工や組立てが容易であり、弾性部材等に経済的で精度のよい組立てが可能な磁石(硬磁性体6)の取付方法を提供することができる。
(7)円筒状部材17と軟磁性材7、軟磁性体11、および、磁石(硬磁性体6)も含めて1部品化したため、一体的部品にした円筒状部材17の内面と入力軸3等の外面が接するように固定することで磁石(硬磁性体6)および軟磁性材7、軟磁性体11を容易に一括して組付けることが可能となる。
(8)自動車の使用環境である温度変化や振動が加わった場合でも、円筒状部材17と硬磁性体6、軟磁性体7、軟磁性体11が外れることのない十分な強度が得られる。
[本発明の第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品を説明するために示す縦断面図である。以下に説明する事項以外は、上述の第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品は、円筒状部材21に軟磁性部材22、磁石23、軟磁性部材24を組付け、結合して、これらを一体化したものである。円筒状部材21は、磁石(硬磁性体)23および軟磁性部材22,24を組付け可能な形状、寸法および構造に予め設定されている。また、円筒状部材21は、非磁性、または、飽和磁束密度の低い(例えば、オーステナイト系ステンレス鋼)材料からなり、その伸びは2.5%以上あることが望ましく、円筒状に切削またはプレスで加工されたものである。
軟磁性部材22,24は、磁石23の両側を挟むように組付けられる。円筒状部材21に磁石23とその両側の軟磁性部材22,24を組付け後、円筒状部材21と軟磁性部材22,24の結合を行う。
円筒状部材21と軟磁性部材22の結合は、円筒状部材21と軟磁性部材22の嵌合部において、塑性変形用の冶具(図示していない)を用い、この冶具を円筒状部材21に押しつけるように力を加えることで、円筒状部材21の嵌合入口付近のごく一部を加圧することで円筒状部材21を変形させて塑性流動せしめることで(いわゆる、コイニング)、円筒状部材21の一部が軟磁性部材22に接触することとなり、円筒状部材21と軟磁性部材22の間に摩擦力を生じせしめて円筒状部材21と軟磁性部材22の締結が行われる。
その後、同様に、円筒状部材21と他の軟磁性部材24の結合は、円筒状部材21と軟磁性部材24の嵌合部において、塑性変形用の冶具を用い、この冶具を円筒状部材21に押しつけるように力を加えることで、円筒状部材21の嵌合入口付近のごく一部を加圧することで円筒状部材21を変形させて塑性流動せしめることで(いわゆる、コイニング)、円筒状部材21の一部が軟磁性部材24に接触することとなり、円筒状部材21と軟磁性部材24の間に摩擦力を生じせしめて円筒状部材21と軟磁性部材24の締結が行われる。符号25,26は、コイニングの跡である。なお、これらの構成部品の組付け順序は任意に設定し得るものである。
以上により、円筒状部材21と軟磁性部材22,24、および、磁石23も含めて1部品化することが可能となる。
このように円筒状部材21に軟磁性部材22,24を結合して、円筒状部材21、軟磁性部材22、磁石23、軟磁性部材24で一体的部品を構成して、この円筒状部材21の内面と軸(図示していない)等の外面が接するように固定することで、磁石および軟磁性部材を一括して軸等に組付けることが可能となる。
[本発明の第3の実施の形態]
図6は、本発明の第3の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品を説明するために示す縦断面図である。以下に説明する事項以外は、第2の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品と同様である。
本実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品は、円筒の一端に鍔部27Aのある円筒状部材27に軟磁性部材22、磁石23を組付け、結合して、これらを一体化したものである。円筒状部材27は、磁石(硬磁性体)23および軟磁性部材22を組付け可能な形状、寸法および構造に予め設定されている。また、鍔部27Aは、磁石23に接しており、磁石23の軸方向への移動を拘束する。
円筒状部材27に磁石23と軟磁性部材22を組付け後、円筒状部材27と軟磁性部材22の結合を行う。
円筒状部材27と磁石23および軟磁性部材22の結合は、円筒状部材27と軟磁性体22の嵌合部において、塑性変形用の冶具(図示していない)を用い、この冶具を円筒部材27に押しつけるように力を加えることで、円筒状部材27の嵌合入口付近のごく一部を加圧することで円筒状部材27を変形させて塑性流動せしめることで(いわゆる、コイニング)、円筒状部材27の一部が軟磁性部材22に接触することとなり、円筒状部材27と軟磁性部材22の間に摩擦力を生じせしめて円筒状部材27と軟磁性部材22の締結が行われる。符号28は、コイニングの跡である。
以上により、円筒状部材27と軟磁性部材22、および、磁石23も含めて1部品化することが可能となる。
このように鍔部27Aのある円筒状部材27に軟磁性部材22を結合して、円筒状部材27、軟磁性部材22、磁石23で一体的部品を構成して、この円筒状部材27の内面と軸(図示していない)等の外面が接するように固定することで、磁石および軟磁性部材を一括して軸等に組付けることが可能となる。
(第3の実施の形態の変形例)
鍔部の形状は、図7、図8に示した円筒状部材29,30のような形状でもよい。
すなわち、図7に示される円筒状部材29は、鍔部29Aが円筒の端部以外の部分に設けられており、図8に示される円筒状部材30は、直径の異なる部分を有するように段部が形成された円筒状部材の当該段部に鍔部30Aが設けられている。
[本発明の第4の実施の形態]
図9は、本発明の第4の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品を説明するために示す縦断面図である。以下に説明する事項以外は、第2の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品と同様である。
本実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品は、円筒の一端に鍔部31Aのある円筒状部材31に軟磁性部材22、磁石23、軟磁性部材24を組付け、結合して、これらを一体化したものである。円筒状部材31は、磁石(硬磁性体)23および軟磁性部材22,24を組付け可能な形状、寸法および構造に予め設定されている。また、鍔部31Aは、軟磁性部材24に接しており、軟磁性部材24の軸方向への移動を拘束する。
円筒状部材31に軟磁性部材22、磁石23、軟磁性部材24を組付け、結合する方法・手順は、上述の第2の実施の形態と同様である。
以上により、円筒状部材31と軟磁性部材22,24、および、磁石23も含めて1部品化することが可能となる。
このように円筒状部材31に軟磁性部材22,24を結合して、円筒状部材31、軟磁性部材22、磁石23、軟磁性部材24で一体的部品を構成して、この円筒状部材31の内面と軸(図示していない)等の外面が接するように固定することで、磁石および軟磁性部材を一括して軸等に組付けることが可能となる。
(第4の実施の形態の変形例)
鍔部の形状は、図10、図11に示した円筒状部材32,33のような形状でもよい。
すなわち、図10に示される円筒状部材32は、鍔部32Aが円筒の端部以外の部分に設けられており、図11に示される円筒状部材33は、直径の異なる部分を有するように段部が形成された円筒状部材の当該段部に鍔部33Aが設けられている。
以上、本発明のトルクセンサを上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。
(1)本実施の形態では、突子13A,14Aの正面形状が矩形である場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、略鋸歯形であってもよい。この場合、正面略鋸歯形状の突子13A,14Aは、正面矩形状の突子にその自由端縁の周方向端部を切り欠いて傾斜面を設けることにより形成することが可能である。これにより、両傾斜面間に形成される空隙寸法が大きくなり、それだけ磁気抵抗が大きくなる。このため、磁束検出手段12による検出磁束が両傾斜面間で弾性体5の捩れ変位に対して大きく変化して感度の高いトルクセンサを得ることができる。
(2)本実施の形態では、突子13A,14Aの断面形状が矩形である場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、略楔形であってもよい。この場合、断面略楔形状の突子13A,14Aは、断面矩形状の突子にその自由端縁の径方向端部を切り欠いて傾斜面を設けることにより形成することが可能である。これにより、突子13A,14Aの対向面積を大きい面積とすることができ、同一の対向面積を確保する場合には第1軟磁性体7,8の径方向寸法を短縮することができ、センサ全体の小型化を図ることができる。
(3)本実施の形態では、突子13A,14Aの先端面形状が左右対称な形状ある場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、左右非対象な先端面形状をもつ突子13A,14Aであってもよい。すなわち、本発明における突子13A,14Aの先端面形状は、弾性体5の捩れ角度に応じて先端面の対向面積変化量を変化させるような形状であってもよい。これにより、突子13A,14A(先端面)の面積変化が弾性体5の捩れ変位に対して大きく変化して感度の高いトルクセンサを得ることができる。
(4)本実施の形態では、突子13A,14Aの先端面が互いに対向する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、突子13Aの内面又は外面が突子14Aの外面又は内面に対向するものであってもよい。この場合、突子13Aの内面および突子14Aの外面に段部がそれぞれ設けられているものでもよい。これにより、突子13A,14Aの対向面積を大きい面積とすることができ、同一の対向面積を確保する場合には第1軟磁性体7,8の径方向寸法を短縮することができ、センサ全体の小型化を図ることができる。
(5)本実施の形態では、突子13A,14Aがそれぞれ第1軟磁性体7,8の周方向に等間隔をもって並列する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、突子群13,14の突子13A,14Aのうち互いに隣り合う2つの突子間寸法を周方向に沿って異なる寸法に設定してもよい。これにより、弾性体5の捩れ角度に応じて感度の異なるトルクセンサを得ることができる。
(6)本実施の形態では、磁束検出器が非接触型である場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、接触型であってもよい。
(7)本実施の形態では、磁束検出手段12が単一の磁束検出器からなる場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、各温度特性を互いに異にする複数の磁束検出器からなるものでもよい。この場合、複数の磁束検出器は第2磁気回路H2内に選択的に配置される。
本発明の第1の実施の形態に係るトルクセンサを説明するために示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るトルクセンサを説明するために示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るトルクセンサの磁気回路を説明するために示す斜視図である。 (a)及び(b)は、本発明の第1の実施の形態に係るトルクセンサの動作を説明するために示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品を説明するために示す縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品を説明するために示す縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品の変形例を説明するために示す縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品の変形例を説明するために示す縦断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品を説明するために示す縦断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品の変形例を説明するために示す縦断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るトルクセンサ用の一体化部品の変形例を説明するために示す縦断面図である。 特許文献3に記載の図5と同一であり、永久磁石を軸に固定する際の圧入部位を指し示す縦断面図である。
符号の説明
1:トルクセンサ
2:軸体
3:入力軸
4:出力軸
5:弾性体
6:硬磁性体
7,8:第1軟磁性体
9,10:第2軟磁性体
11:第3軟磁性体
12:磁束検出手段
13,14:突子群
13A,14A:突子
15,16:延在片
15A,16B:垂直部
15B,16A:水平部
17:円筒状部材
17A:鍔部
18:アダプタ
21、27、29、30、31、32、33:円筒状部材
21A、27A、29A、30A、31A、32A、33A:鍔部
22:軟磁性部材
23:磁石
24:軟磁性部材
25,26,28:コイニング跡
40:入力軸
41:プレート
42:永久磁石
43:ホルダ
H1:第1磁気回路
H2:第2磁気回路

Claims (10)

  1. トルク検出対象としての軸体を構成する2つの軸部を同軸上で連結する弾性体の捩れ角度を検出することにより、前記軸体に作用するトルクを検出するトルクセンサ用の一体化部品であって、
    硬磁性体と、該硬磁性体とともに磁気回路を形成するための第1の軟磁性部材と、前記軸体又は前記弾性体に固定される円筒状部材とを備え、前記硬磁性体および前記第1の軟磁性部材は、前記円筒状部材の外周面に組付けられ一体化されていることを特徴とするトルクセンサ用の一体化部品。
  2. 前記第1の軟磁性部材は、その外周囲に第2の軟磁性部材が配設されることを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ用の一体化部品。
  3. 前記一体化部品は、前記第1の軟磁性部材の内周囲に前記硬磁性体と隣接して第3の軟磁性部材を備え、該第3の軟磁性部材も前記円筒状部材の外周面に組付けられ一体化されていることを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ用の一体化部品。
  4. 前記円筒状部材は、前記硬磁性体、前記第1の軟磁性部材、または前記第3の軟磁性部材と接する鍔部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトルクセンサ用の一体化部品。
  5. 前記鍔部は、前記円筒状部材の外周面の軸方向端部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のトルクセンサ用の一体化部品。
  6. 前記鍔部は、前記円筒状部材の外周面(軸方向端部以外の部位)に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のトルクセンサ用の一体化部品。
  7. 前記鍔部は、直径の異なる部分を有するように段部が形成された前記円筒状部材の当該段部の外周面に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のトルクセンサ用の一体化部品。
  8. 前記円筒状部材と前記第1の軟磁性部材または前記第3の軟磁性部材との嵌合部において、該嵌合部の嵌合入口付近を加圧して塑性変形させることにより前記円筒状部材の一部を前記第1の軟磁性部材または前記第3の軟磁性部材に接触させて摩擦力を生じせしめ、前記円筒状部材と前記第1の軟磁性部材または前記第3の軟磁性部材を結合することで一体化されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のトルクセンサ用の一体化部品。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のトルクセンサ用の一体化部品を備えたことを特徴とするトルクセンサ。
  10. 前記硬磁性体は、前記2つの軸部のうちいずれか一方の軸部に固着され、N極及びS極が軸方向に着磁してなる円筒体であり、前記第1の軟磁性部材は、前記硬磁性体の周囲に軸方向に並列して配設され、かつ、前記弾性体の捩れによってそれぞれが周方向に相対的に変位して磁気抵抗を変化させる第1磁気回路を前記硬磁性体と共に形成するための1対の円筒体であり、
    さらに、前記1対の第1の軟磁性部材の周囲に軸方向に並列して配設され、磁気抵抗を一定とする第2磁気回路を前記硬磁性体と共に形成するための円筒体である1対の第2の軟磁性部材と、前記1対の第2の軟磁性部材間に配設され、前記弾性体の捩れ角度に応じて変化する前記第2磁気回路の磁束密度を検出する磁束検出手段とを備えたことを特徴とする請求項9に記載のトルクセンサ。
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