JP2018109571A - 集磁リング及びトルクセンサ - Google Patents

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Yukio Ikeda
幸雄 池田
隆徳 小室
Takanori Komuro
隆徳 小室
雅春 山本
Masaharu Yamamoto
雅春 山本
将幸 横田
Masayuki Yokota
将幸 横田
旭令 橋本
Akinori Hashimoto
旭令 橋本
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Abstract

【課題】製造が容易であり、かつ、精度良くトルクを検出可能な集磁リング及びトルクセンサを提供する。【解決手段】帯状の金属板7の長さ方向の両端部を接触させてリング状に構成されており、帯状の金属板7は、長さ方向の一端部に形成された切欠き部8aと、長さ方向の他端部に長さ方向外方に突出するように形成された突出部9bと、を有し、突出部9bを切欠き部8aに収容した状態で、長さ方向の両端部が接触されている。【選択図】図3

Description

本発明は、集磁リング及びトルクセンサに関する。
従来、車両の電動パワーステアリング装置には、操舵トルクを検出可能なトルクセンサが設けられている。
トルクセンサは、ステアリングシャフトの入力軸と出力軸とを連結するトーションバーの捩れ角度を検出することで、操舵トルクを検出するように構成されている。
このようなトルクセンサとして、入力軸に周方向に沿って極性の異なる複数の磁極が形成された環状のリング磁石を設けると共に、出力軸にトーションバーの捩じれ応じてリング磁石との相対的な角度が変化し、当該相対的な角度の変化に伴って磁極との位置関係が変化し伝達する磁束が変化するように構成された磁路形成部材を設け、磁路形成部材により導かれた磁束を一対の集磁リングで集め、集磁リング間の磁束の変化を磁気検出素子で検出することで、トーションバーの捩れ角度、すなわち操舵トルクを検出するものが知られている。
このトルクセンサでは、一対の集磁リングは、リング磁石と同軸上に配置された環状部と、環状部の周方向における同じ位置から径方向外方に突出し、軸方向に対向するように設けられた対向部と、をそれぞれ有しており、両対向部の間に磁気検出素子が配置されている。
特開2011−232318号公報
しかしながら、リング状の環状部から突出するように対向部を設けた集磁リングは、製造が困難であり、例えば絞り加工等により製造する必要があるため、製造コストが高くなってしまうという問題がある。
特許文献1では、C字状の集磁リングを用いることが提案されている。しかしながら、C字状の集磁リングは欠損部分が存在するために、複数の磁路形成部材を互いに磁気的に結合しない状態(すなわち、複数の磁路形成部材をリング状のヨークで互いに接続していない状態)で周方向に離間して配置した場合には、C字状の集磁リングの欠損部分が磁路形成部材と対向した際に、安定して磁路が形成されなくなり、精度良くトルクを検出できなくなるという問題が生じる。例えば、リング磁石の周囲に磁路形成部材や集磁リングを取り付けるスペースが確保できない場合や、リング磁石の周囲に操舵角検出用の磁気検出素子を別途設けることが要求される場合等、リング磁石と軸方向に離れた位置に集磁リングを配置し、リング磁石と集磁リング間を磁路形成部材で磁気的に結合しなければならない場合がある。このような場合、対となる集磁リングの一方に磁気的に結合させた磁路形成部材と、集磁リングの他方に磁気的に結合させた磁路形成部材とを周方向に交互に配置する必要が生じ、複数の磁路形成部材を互いに磁気的に結合しない状態で周方向に離間して配置しなければならなくなる。このような場合であっても、精度良くトルクを検出することが可能であり、かつ製造が容易な集磁リングが望まれている。
そこで、本発明は、製造が容易であり、かつ、精度良くトルクを検出可能な集磁リング及びトルクセンサを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、帯状の金属板の長さ方向の両端部を接触させてリング状に構成されており、前記帯状の金属板は、長さ方向の一端部に形成された切欠き部と、長さ方向の他端部に長さ方向外方に突出するように形成された突出部と、を有し、前記突出部を前記切欠き部に収容した状態で、長さ方向の両端部が接触されている、集磁リングを提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、トーションバーによって連結された第1回転部材と第2回転部材の連結部に配置されたトルクセンサであって、前記第1回転部材及び前記第2回転部材の回転軸線を中心とした周方向に沿って極性の異なる複数の磁極が形成され、前記第1回転部材と共に回転する環状のリング磁石と、前記トーションバーの捩じれに応じて前記磁極との位置関係が変化し伝達する磁束が変化するように構成された複数の磁路形成部材と、前記複数の磁路形成部材の磁束を集める一対の集磁リングと、前記一対の集磁リングの間の磁界の強度を検出可能な磁気検出素子と、を備え、前記複数の磁路形成部材は、周方向に互いに離間して配置されており、前記集磁リングは、帯状の金属板の長さ方向の両端部を接触させてリング状に構成されており、前記帯状の金属板は、長さ方向の一端部に形成された切欠き部と、長さ方向の他端部に長さ方向外方に突出するように形成された突出部と、を有し、前記突出部を前記切欠き部に収容した状態で、長さ方向の両端部が接触されている、トルクセンサを提供する。
本発明によれば、製造が容易であり、かつ、精度良くトルクを検出可能な集磁リング及びトルクセンサを提供できる。
本発明の一実施の形態に係るトルクセンサを示す図であり、(a)は側面図、(b)は下面図である。 (a)は、第1回転部材と第2回転部材とを省略したトルクセンサの斜視図であり、(b)はその第1磁気ヨークを示す斜視図、(c)は、その第2磁気ヨークを示す斜視図である。 集磁リングを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は帯状の金属板の両端部を接続した接続部分の拡大図である。 集磁リングに用いる帯状の金属板の展開図である。 集磁リングの一変形例を示す図であり、帯状の金属板の両端部を接続した接続部分の拡大図である。 集磁リングの一変形例を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は帯状の金属板の両端部を接続した接続部分の拡大図である。 集磁リングの一変形例を示す図であり、帯状の金属板の両端部を接続した接続部分の拡大図である。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係るトルクセンサを示す図であり、(a)は側面図、(b)は下面図である。
図1および図2に示すように、トルクセンサ1は、図示しないトーションバーによって連結された第1回転部材10と第2回転部材11の連結部に配置されている。第1回転部材10と第2回転部材11は、例えば、車両のステアリングシャフトを構成するものであり、第1回転部材10はステアリングホイール側に、第2回転部材11はインタミディエイトシャフト側に配置される。
トルクセンサ1は、例えば車両の電動パワーステアリング装置に搭載され、ステアリングホイールの操舵操作に際してステアリングシャフトに付与される操舵トルクを検出するものである。なお、以下では、説明の便宜上、両回転部材10,11の軸方向における第1回転部材10側(ステアリングホイール側)を「上」とし、その反対側(インタミディエイトシャフト側)を「下」として説明するが、この「上」又は「下」は、トルクセンサ1の使用状態における鉛直方向の上下を限定するものではない。
第1回転部材10及び第2回転部材11は、回転軸線Oを共有し、ステアリングホイールと共に回転する。第1回転部材10と第2回転部材11とは、ステアリングホイールの操舵トルクに応じて捩れ角度を生じるトーションバー(不図示)によって連結されている。トーションバーは、その軸方向における一方の端部が第1回転部材10に相対回転不能に連結され、他方の端部が第2回転部材11に相対回転不能に連結されている。トルクセンサ1は、例えば、両回転部材10,11をチルト調整可能に保持するコラムハウジング(不図示)に収容されている。
図2(a)は、トルクセンサ1の斜視図、図2(b)はその第1磁気ヨークを示す斜視図、図2(c)は、その第2磁気ヨークを示す斜視図である。なお、図2(a)では、第1回転部材10と第2回転部材11とを省略している。
図1,2に示すように、トルクセンサ1は、第1回転部材10と共に回転する環状のリング磁石3と、リング磁石3による磁束の磁路を形成する複数の磁路形成部材(リラクタ)4としての第1磁気ヨーク(第1リラクタ)41及び第2磁気ヨーク(第2リラクタ)42と、第1磁気ヨーク41及び第2磁気ヨーク42の磁束を集める1対の集磁リング5と、一対の集磁リング5の間の磁界の強度を検出可能な磁気検出素子6と、を有し、磁気検出素子6が検出した磁界の強度を基に第1回転部材10に付与されたトルク(ステアリングホイールの操舵トルク)を演算するように構成されている。
リング磁石3には、回転軸線Oを中心とした周方向に沿って磁性の異なる複数の磁極31が形成されている。本実施の形態では、4つのN極311及び4つのS極312からなる8つの磁極31がリング磁石3に形成されている。
一対の集磁リング5は、リング磁石3から軸方向(回転軸線方向)にずれた位置(ここでは下方)に配置されている。集磁リング5は、第1集磁リング51と、第1集磁リング51よりも上方に配置された第2集磁リング52と、を有し、両集磁リング51,52よりもさらに上方に、リング磁石3が配置されている。両集磁リング51,52は、両回転部材10,11の回転に伴って回転しないように、両回転部材10,11と離間して設けられており、コラムハウジング等の非回転部材に固定されている。
集磁リング51,52は、軸方向の幅が径方向の厚みよりも大きい円筒状に形成され、リング磁石3と同軸上に配置された環状部511,521と、環状部511,521に径方向外方に突出するように設けられた対向部513,523と、を有している。
ここでは、第1集磁リング51の環状部511の上端部から上方に延在するように連結部512が一体に設けられ、連結部512から径方向外方に突出するように対向部513が一体に設けられている。また、第2集磁リング52では、環状部521の下端部から下方に延在するように連結部522が一体に設けられ、連結部522から径方向外方に突出するように対向部523が一体に設けられている。両対向部513,523は、所定の間隔で軸方向に対向するように設けられており、両対向部513,523間に、磁気検出素子6が配置されている。
磁気検出素子6は、例えばホール効果を利用して磁界の強度を検出するホールICである。磁気検出素子6の出力信号は、例えば電動パワーステアリング装置の制御装置に出力され、当該制御装置にて、磁気検出素子6の出力信号を基に操舵トルクの演算がなされる。
磁路形成部材4としての第1磁気ヨーク41及び第2磁気ヨーク42は、樹脂等からなる保持部材(不図示)により保持され第2回転部材11に固定されており、第2回転部材11と共に回転するように設けられている。
第1磁気ヨーク41は、リング磁石3と第1集磁リング51とを磁気的に結合させるように構成され、第2磁気ヨーク42は、リング磁石3と第2集磁リング52とを磁気的に結合させるように構成されている。磁路形成部材4としての第1磁気ヨーク41と第2磁気ヨーク42とは、互いに磁気的に結合しない状態で周方向に離間して配置されており、かつ、第1磁気ヨーク41と第2磁気ヨーク42とが周方向に交互に配置されている。また、複数の第1の磁気ヨーク41は、互いに磁気的に結合しない状態で周方向に離間して配置されており、複数の第2の磁気ヨーク42は、互いに磁気的に結合しない状態で周方向に離間して配置されている。つまり、複数の第1の磁気ヨーク41及び複数の第2の磁気ヨーク42は、それぞれリング状の磁気ヨーク等により接続されてない状態で配置されている。
第1磁気ヨーク41は、リング磁石3の軸方向端面に平行に対向する対向片411と、第1集磁リング51の環状部511との間で磁束を受け渡しする受け渡し部413と、対向片411と受け渡し部413との間で磁束を伝達する伝達部412とを有している。伝達部412は、回転軸線Oと平行な軸方向伝達部412aと、軸方向伝達部412aの下端部から第1集磁リング51の環状部511に向かって径方向に延びる径方向伝達部412bとからなる。受け渡し部413は、第1集磁リング51の環状部511の内周面511aと径方向に対向する板状に形成されている。
第2磁気ヨーク42は、リング磁石3の軸方向端面に平行に対向する対向片421と、第2集磁リング52の環状部521との間で磁束を受け渡しする受け渡し部423と、対向片421と受け渡し部423との間で磁束を伝達する伝達部422とを有している。伝達部422と受け渡し部423とは、一枚の平板からなり、このうち第2集磁リング52の環状部521の内周面521aと対向する部分が受け渡し部423であり、受け渡し部423よりもリング磁石3側の部分が伝達部422である。つまり、受け渡し部423は、第2集磁リング52の環状部521の内周面521aと径方向に対向する板状に形成されている。
両磁気ヨーク41,42は、第1回転部材10にトルクが付与されていないとき(ステアリングシャフトに操舵トルクが付与されていないとき)に、対向片411,421の中央部が、リング磁石3のN極311とS極312との境界部に向かい合うように設けられている。この状態では、磁気検出素子6で検出される磁界の強度は実質的にゼロとなる。
ここで、第1回転部材10にトルクが付与されてトーションバーが捩じれると、この捩じれによって、リング磁石3と第1及び第2磁気ヨーク41,42とが相対回転し、リング磁石3の磁極31(N極311及びS極312)に対する第1及び第2磁気ヨーク41,42の対向片411,421の対向位置がリング磁石3の周方向にずれる。
例えばリング磁石3が第1及び第2磁気ヨーク41,42に対して図2(a)の矢印A方向に所定角度(例えば5°)回転すると、第1磁気ヨーク41の対向片411と軸方向に対向するリング磁石3の磁極31のうち、N極311が占める割合がS極312よりも高くなる。また、第2磁気ヨーク42の対向片421と軸方向に対向するリング磁石3の磁極31のうち、S極312が占める割合がN極311よりも高くなる。これにより、N極311から放出される磁束の一部が第1磁気ヨーク41及び第1集磁リング51を経て磁気検出素子6を通過し、第2集磁リング52及び第2磁気ヨーク42を経てS極312に戻る。
一方、リング磁石3が第1及び第2磁気ヨーク41,42に対して矢印A方向とは逆方向に回転した場合には、第1磁気ヨーク41の対向片411と軸方向に対向するリング磁石3の磁極31のうち、S極312が占める割合がN極311よりも高くなり、第2磁気ヨーク42の対向片421と軸方向に対向するリング磁石3の磁極31のうち、N極311が占める割合がS極312よりも高くなる。これにより、磁気検出素子6を上記とは逆方向に磁束が通過する。
磁気検出素子6で検出される磁界の強度(絶対値)は、トーションバーの捩じれ量、すなわちリング磁石3と磁気ヨーク41,42の相対的な角度(以下、リラクタ角度という)が大きくなるほど強くなる。このように、トーションバーの捩じれに応じてリラクタ角度が変化し、当該リラクタ角度の変化に伴って、磁気ヨーク41,42の磁極31との位置関係が変化し、集磁リング51,52に伝達する磁束が変化する。その結果、磁気検出素子6で検出される磁界の強度が変化し、その磁界の方向がトーションバーの捩じれ方向に応じて切り替わることになる。
よって、磁気検出素子6が検出した磁界の強度を基に、リング磁石3と磁路形成部材4(磁気ヨーク41,42)との相対的な角度であるリアクタ角度を求め、求めたリアクタ角度を基に、第1回転部材10に付与されたトルク(ステアリングホイールの操舵トルク)を演算することができる。
(集磁リング5の説明)
図3は、集磁リング5を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は帯状の金属板の両端部を接続した接続部分の拡大図である。また、図4は、集磁リング5に用いる帯状の金属板の展開図である。
図3,4に示すように、本実施の形態では、集磁リング5は、帯状の金属板7の長さ方向の両端部を接触させてリング状に構成されている。帯状の金属板7は、例えば、プレス加工により1枚の金属板を打ち抜いて形成される。帯状の金属板7は、例えばパーマロイからなる。
帯状の金属板7は、長さ方向の一端部に少なくとも長さ方向外方に開口する第1切欠き部8aが形成されると共に、長さ方向の他端部に長さ方向外方に突出する第2突出部9bが形成され、第2突出部9bを第1切欠き部8aに収容することで、長さ方向の両端部を接触させるように構成されている。
一般に、帯状の金属板7を形成する場合には、長さ方向の加工精度よりも幅方向の加工精度の方が高くなる(製造公差が小さくなる)傾向がある。そのため、第2突出部9bを第1切欠き部8aに収容する構成とし、金属板7の両端部が幅方向に組み合わせるように(嵌め合わせるように)構成することで、金属板7の両端部を接触させ易くなり、伝達する磁束に影響が生じることを抑制することが可能になる。
帯状の金属板7の長さ方向の一端部には、幅方向の一方および長さ方向外方に開口する略矩形状の第1切欠き部8aが形成されている。第1切欠き部8aと幅方向に隣り合う位置の金属板7には、長さ方向外方に突出する第1突出部9aが形成されている。
同様に、帯状の金属板7の長さ方向の他端部には、幅方向の他方および長さ方向外方に開口する略矩形状の第2切欠き部8bが形成されている。第2切欠き部8bと幅方向に隣り合う位置の金属板7には、長さ方向外方に突出する幅狭の第2突出部9bが形成されている。
本実施の形態では、第2突出部9bを第1切欠き部8aに、第1突出部9aを第2切欠き部8bにそれぞれ収容することで、帯状の金属板7の長さ方向の両端部を接触させるように構成されている。帯状の金属板7の両端部をより確実に接触させるため、第1切欠き部8aは第2突出部9bと略同じ形状に形成され、第2切欠き部8bは第1突出部9aと略同じ形状に形成されることが望ましい。
さらに、本実施の形態では、第1突出部9aの先端部には、幅方向の一方(第1切欠き部8a側)に突出する第1係止突起91aが形成され、第2突出部9bの先端部には、幅方向の他方(第2切欠き部8b側)に突出する第2係止突起91bが形成されており、帯状の金属板7は、第1係止突起91aと第2係止突起91bとを係止させることで、長さ方向の両端部を接触させるように構成されている。
両係止突起91a,91bを形成することにより、帯状の金属板7を湾曲させてリング状とする際に、帯状の金属板7が平板状に戻ろうとする弾性を利用して両係止突起91a,91bを係止させることが可能になり、金属板7の両端部をより確実に接触させ、かつ、両係止突起91a,91bの係止により金属板7をリング状に容易に保つことが可能になる。
金属板7の幅Wは例えば3mmであり、両突出部9a,9bの長さLは例えば4mm、係止突起91a,91bを形成した部分の両突出部9a,9bの幅Dは例えば2mmである。また、金属板7の板厚は例えば1mmである。また、両突出部9a,9bにおける係止突起91a,91bを形成した部分の長さL1は例えば1.9mm、係止突起91a,91bを形成していない部分の長さL2は2.1mmである。
さらに、帯状の金属板7は、その長さ方向における任意の位置から幅方向に突出するように帯状の金属板7と一体に設けられた板状の対向部用突出部7aを有している。集磁リング5の環状部511,521は、帯状の金属板7をリング状として構成され、対向部513,523は、環状部511,521の径方向外方に突出するように対向部用突出部7aを90度折り曲げて構成される。対向部用突出部7aのうち、折り曲げられた部分が対向部513,523となり、対向部513,523と環状部511,521の間の部分が連結部512,522となる。
対向部用突出部7aは、帯状の金属板7の長さ方向における中央部に設けられていることが望ましい。対向部用突出部7aを帯状の金属板7の長さ方向における中央部に設けることで、対向部用突出部7aから長さ方向の一方および他方に突出する長さが等しくなり、これにより、帯状の金属板7を湾曲させてリング状とする際の弾性を左右で略等しくして、帯状の金属板7をリング状とする際の作業性を向上させることが可能になる。
図示していないが、集磁リング5では、帯状の金属板7をリング状とし、折り曲げ加工により対向部513,523を形成した後、金属板7の全体に樹脂を被覆することにより、形状の保持を行うように構成されている。
集磁リング5を形成する際には、まず、プレス加工等により帯状の金属板7を形成した後、金属板7の対向部用突出部7aを折り曲げて対向部513,523を形成し、その後、金属板7を湾曲させて両係止突起91a,91bを係止させることで、リング状として環状部511,521を形成する。その後、金属板7を金型にセットして金型に樹脂を流し込み、金属板7の周囲に樹脂を被覆すると、集磁リング5が得られる。なお、プレス加工時に、対向部用突出部7aを折り曲げる工程を同時に行うようにしてもよい。
(変形例)
本実施の形態では、図3(a),(b)に示したように、突出部9a,9bの先端に係止突起91a,91bを形成し、突出部9a,9bを全体としてL字状に形成したが、突出部9a,9bの形状はこれに限定されない。
例えば、図5に示すように、両係止突起91a,91bの先端から突出部9a,9bの基端側に突出する突起92a,92bをさらに設け、突出部9a,9bを全体として鉤状に形成してもよい。
また、図6(a),(b)に示すように、係止突起91a,91bを省略してもよい。この場合、例えば専用の治具等で帯状の金属板7の両端部を接触させた状態とし、この状態で樹脂を被覆することにより、金属板7の両端部を接触させた状態で維持するとよい。また、金属板7の両端部をかしめ固定した後に樹脂を被覆するように構成してもよい。
この場合、図3の場合と比較して、突出部9a,9bの長さLを短く(例えば2mmに)することができる。帯状の金属板7の幅Wは例えば3mmであり、突出部9a,9bの幅dは例えば1.5mmである。ただし、金属板7の両端部を接触させた状態で樹脂を被覆する必要があるため、図3の場合と比較して製造は若干困難になる。製造の容易さという観点からは、係止突起91a,91bを形成した図3の構成とすることがより望ましいといえる。
なお、図6(a),(b)では、突出部9a,9bを矩形状に形成する場合を示したが、図7に示すように、突出部9a,9b(および切欠き部8a,8b)を階段状に形成してもよい。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係るトルクセンサ1では、集磁リング5は、帯状の金属板7の長さ方向の両端部を接触させてリング状に構成されており、帯状の金属板7は、長さ方向の一端部に形成された第1切欠き部8aと、長さ方向の他端部に長さ方向外方に突出するように形成された第2突出部9bと、を有し、第2突出部9bを第1切欠き部8aに収容した状態で、長さ方向の両端部が接触されている。
このように構成することで、プレス加工等の比較的簡単な加工により集磁リング5を製造することが可能となり、容易に製造可能なトルクセンサ1を実現でき、製造コストを削減できる。また、比較的高い加工精度が得られる幅方向において金属板7の両端部を接触させるように構成することが可能になり、精度良くトルクを検出することが可能となる。また、集磁リング5に欠損部分が存在しないので、複数の磁路形成部材4を互いに磁気的に結合しないように周方向に離間して配置した場合であってもリング磁石3と集磁リング5間の磁路が安定して形成され、精度良くトルクを検出することが可能である。つまり、本実施の形態によれば、製造が容易であり、かつ、精度良くトルクを検出可能なトルクセンサ1を実現できる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]帯状の金属板(7)の長さ方向の両端部を接触させてリング状に構成されており、前記帯状の金属板(7)は、長さ方向の一端部に形成された切欠き部(8a)と、長さ方向の他端部に長さ方向外方に突出するように形成された突出部(9b)と、を有し、前記突出部(9b)を前記切欠き部(8a)に収容した状態で、長さ方向の両端部が接触されている、集磁リング(5)。
[2]トーションバーによって連結された第1回転部材(10)と第2回転部材(11)の連結部に配置されたトルクセンサ(1)であって、前記第1回転部材(10)及び前記第2回転部材(11)の回転軸線を中心とした周方向に沿って極性の異なる複数の磁極(31)が形成され、前記第1回転部材(10)と共に回転する環状のリング磁石(3)と、前記トーションバーの捩じれに応じて前記磁極(31)との位置関係が変化し伝達する磁束が変化するように構成された複数の磁路形成部材(4)と、前記複数の磁路形成部材(4)の磁束を集める一対の集磁リング(5)と、前記一対の集磁リング(5)の間の磁界の強度を検出可能な磁気検出素子(6)と、を備え、前記複数の磁路形成部材(4)は、周方向に互いに離間して配置されており、前記集磁リング(5)は、帯状の金属板(7)の長さ方向の両端部を接触させてリング状に構成されており、前記帯状の金属板(7)は、長さ方向の一端部に形成された切欠き部(8a)と、長さ方向の他端部に長さ方向外方に突出するように形成された突出部(9b)と、を有し、前記突出部(9b)を前記切欠き部(8a)に収容した状態で、長さ方向の両端部が接触されている、トルクセンサ(1)。
[3]前記帯状の金属板(7)の長さ方向の一端部には、幅方向の一方および長さ方向外方に開口する第1切欠き部(8a)が形成されると共に、前記第1切欠き部(8a)と幅方向に隣り合う第1突出部(9a)が形成され、前記帯状の金属板(7)の長さ方向の他端部には、幅方向の他方および長さ方向外方に開口する第2切欠き部(8b)が形成されると共に、前記第2切欠き部(8b)と幅方向に隣り合う第2突出部(9b)が形成され、前記帯状の金属(7)は、前記第2突出部(9b)を前記第1切欠き部(8a)に、前記第1突出部(9a)を前記第2切欠き部(8b)にそれぞれ収容した状態で、長さ方向の両端部が接触されている、[2]に記載のトルクセンサ(1)。
[4]前記第1突出部(9a)の先端部には、幅方向の一方に突出する第1係止突起(91a)が形成され、前記第2突出部(9b)の先端部には、幅方向の他方に突出する第2係止突起(91b)が形成され、前記帯状の金属板(7)は、前記第1係止突起(91a)と前記第2係止突起(91b)とを係止させた状態で、長さ方向の両端部が接触されている、[3]に記載のトルクセンサ(1)。
[5]前記一対の集磁リング(5)は、前記リング磁石(3)と同軸上に配置された環状部(511,521)と、前記環状部(511,521)に径方向外方に突出するように設けられた対向部(513,523)と、をそれぞれ有し、前記対向部が軸方向に対向するように構成されており、前記磁気検出素子(6)は、前記両対向部(513,523)の間に配置されており、前記帯状の金属板(7)は、その長さ方向における任意の位置から幅方向に突出するように前記帯状の金属板(7)と一体に設けられた板状の対向部用突出部(7a)を有し、前記環状部(511,521)は、前記帯状の金属板(7)をリング状として構成され、前記対向部(513,523)は、前記環状部(511,521)の径方向外方に突出するように前記対向部用突出部(7a)を折り曲げて構成されている、[2]乃至[4]の何れか1項に記載のトルクセンサ(1)。
[6]前記対向部用突出部(7a)は、前記帯状の金属板(7)の長さ方向における中央部に設けられている、[5]に記載のトルクセンサ(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態では、金属板7を1部材で構成したが、金属板7が2つ以上の部材で構成されていてもよく、例えば、長さ方向に2つの金属板をつなぎ合わせて構成されていてもよい。ただし、製造の容易さの観点からは、金属板7が1部材で構成されていることが望ましいといえる。
また、上記実施の形態では、集磁リング5をトルクセンサ1に適用する場合を説明したが、集磁リング5の用途はこれに限定されるものではない。例えば、電路を流れる電流により形成される磁界強度を磁気検出素子で測定することにより電流の大きさを検出する電流センサにおいて、電路からの磁束を磁気検出素子に導く磁路形成用の部材として集磁リング5を用いることも可能である。
1…トルクセンサ
3…リング磁石
31…磁極
4…磁路形成部材
5…集磁リング
6…磁気検出素子
7…金属板
8a…第1切欠き部
8b…第2切欠き部
9a…第1突出部
9b…第2突出部
91a…第1係止突起
91b…第2係止突起
10…第1回転部材
11…第2回転部材

Claims (6)

  1. 帯状の金属板の長さ方向の両端部を接触させてリング状に構成されており、
    前記帯状の金属板は、長さ方向の一端部に形成された切欠き部と、長さ方向の他端部に長さ方向外方に突出するように形成された突出部と、を有し、前記突出部を前記切欠き部に収容した状態で、長さ方向の両端部が接触されている、
    集磁リング。
  2. トーションバーによって連結された第1回転部材と第2回転部材の連結部に配置されたトルクセンサであって、
    前記第1回転部材及び前記第2回転部材の回転軸線を中心とした周方向に沿って極性の異なる複数の磁極が形成され、前記第1回転部材と共に回転する環状のリング磁石と、
    前記トーションバーの捩じれに応じて前記磁極との位置関係が変化し伝達する磁束が変化するように構成された複数の磁路形成部材と、
    前記複数の磁路形成部材の磁束を集める一対の集磁リングと、
    前記一対の集磁リングの間の磁界の強度を検出可能な磁気検出素子と、を備え、
    前記複数の磁路形成部材は、周方向に互いに離間して配置されており、
    前記集磁リングは、帯状の金属板の長さ方向の両端部を接触させてリング状に構成されており、
    前記帯状の金属板は、長さ方向の一端部に形成された切欠き部と、長さ方向の他端部に長さ方向外方に突出するように形成された突出部と、を有し、前記突出部を前記切欠き部に収容した状態で、長さ方向の両端部が接触されている、
    トルクセンサ。
  3. 前記帯状の金属板の長さ方向の一端部には、幅方向の一方および長さ方向外方に開口する第1切欠き部が形成されると共に、前記第1切欠き部と幅方向に隣り合う第1突出部が形成され、
    前記帯状の金属板の長さ方向の他端部には、幅方向の他方および長さ方向外方に開口する第2切欠き部が形成されると共に、前記第2切欠き部と幅方向に隣り合う第2突出部が形成され、
    前記帯状の金属は、前記第2突出部を前記第1切欠き部に、前記第1突出部を前記第2切欠き部にそれぞれ収容した状態で、長さ方向の両端部が接触されている、
    請求項2に記載のトルクセンサ。
  4. 前記第1突出部の先端部には、幅方向の一方に突出する第1係止突起が形成され、
    前記第2突出部の先端部には、幅方向の他方に突出する第2係止突起が形成され、
    前記帯状の金属板は、前記第1係止突起と前記第2係止突起とを係止させた状態で、長さ方向の両端部が接触されている、
    請求項3に記載のトルクセンサ。
  5. 前記一対の集磁リングは、前記リング磁石と同軸上に配置された環状部と、前記環状部に径方向外方に突出するように設けられた対向部と、をそれぞれ有し、前記対向部が軸方向に対向するように構成されており、
    前記磁気検出素子は、前記両対向部の間に配置されており、
    前記帯状の金属板は、その長さ方向における任意の位置から幅方向に突出するように前記帯状の金属板と一体に設けられた板状の対向部用突出部を有し、
    前記環状部は、前記帯状の金属板をリング状として構成され、
    前記対向部は、前記環状部の径方向外方に突出するように前記対向部用突出部を折り曲げて構成されている、
    請求項2乃至4の何れか1項に記載のトルクセンサ。
  6. 前記対向部用突出部は、前記帯状の金属板の長さ方向における中央部に設けられている、
    請求項5に記載のトルクセンサ。
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