JP2006292423A - 回転角度センサ及びこれを用いたトルクセンサ、操舵角センサ、ステアリング装置並びにパワーステアリング装置 - Google Patents

回転角度センサ及びこれを用いたトルクセンサ、操舵角センサ、ステアリング装置並びにパワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 操舵力検出や操舵角検出に好適な回転角度センサを提供する。
【解決手段】 径方向外方に向いた複数のN極とS極とが周方向に交互に並ぶよう円筒状に形成された磁石1と、磁石1から間隔を隔てて磁石1を囲むよう環状に形成され磁石1の軸方向の異なる位置に配置された2つの磁気ヨーク2,3と、一方の磁気ヨーク2の内周から径方向内方に突き出て磁石1のN極に臨むN極突起4と、他方の磁気ヨーク3の内周から径方向内方に突き出て磁石1のS極に臨むS極突起5と、2つの磁気ヨーク2,3間に挟まれて配置され両磁気ヨーク2,3と磁石1とが相対的に回転することにより変化する両磁気ヨーク2,3間の磁束密度を検出する検出素子6とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転角度センサ及びこれを用いたトルクセンサ、操舵角センサ、ステアリング装置並びにパワーステアリング装置に関する。
車両のステアリング装置あるいはこれに電動式や油圧式の補助動力を付加したパワーステアリング装置において、ステアリングシャフトに生じているトルクを検出することと操舵角を検出することは、いずれも重要なことである。
ステアリング装置は、入力軸と出力軸とが弾性部材であるトーションバーを介して連結され、これら入力軸と出力軸間のトルク差によりトーションバーが捩れて入力軸と出力軸の回転角度が相対的に変化する構造を有する。
ステアリング装置に使用されるトルクセンサにおいては、従来、図10に示されるように、トーションバー101には軸方向に並んだ互いに径の等しい3つの検出リング102,103,104が固定されている。これら検出リング102,103,104はいずれも鉄製であり、鉄製ケースとも呼ばれる。
第一検出リング102は出力軸105に近い位置に、第二検出リング103は中央に、第三検出リング104は入力軸106に近い位置に配置されてい1る。第一検出リング102には、入力軸側端に軸方向入力軸側に突き出た複数の突起107が周方向に所定のピッチで形成されている。突起107と突起107の間を谷と呼ぶことにする。第二検出リング103には、出力軸側端に軸方向出力軸側に突き出た複数の突起108が周方向に所定のピッチで形成されている。双方のリングの突起107,108は同一ピッチであるので、互いの1個の突起同士がずれなく対向しているとすると、他の突起同士も同じようにずれなく対向している。第三検出リング104の出力軸側端にも同様の突起109が形成されているが、第二検出リング103の入力軸側端には突起は形成されていない。
第一検出リング102と第二検出リング103との境界部(それぞれの突起がある部分)の外周を囲んで検出コイル110が設けられ、第二検出リング103と第三検出リング104との境界部の外周を囲んで補償コイル111が設けられている。
検出コイル110に電流を流すと、軸方向に磁界が発生するので、検出コイル110の入力軸側端から出た磁束は第二検出リング103から第一検出リング102を経由して検出コイル110の出力軸側端に戻るという磁気回路が形成される。このとき、第一検出リング102と第二検出リング103の突起107,108同士がずれなく対向していると、磁束がよく導かれるので、磁気回路の磁気抵抗が小さい。しかし、トーションバー101が捩れると、トーションバー101に固定されている第一検出リング102と第二検出リング103は、それぞれ異なった回転角度を持つことになり、突起107,108同士がずれてくる。このため、磁気回路の磁気抵抗が大きくなる。このような磁気抵抗の変化からトーションバー101の捩れ角を知り、入力軸105と出力軸106間のトルク差を知ることができる。
上記の磁気抵抗は、トルクセンサの構成部品の温度により変化してしまうので、補償コイル111の働きで温度変化による磁気抵抗変化を補償するようになっている。
特開平5−149805号公報 特開2004−020527号公報 特開2003−149062号公報
前述したトルクセンサは、当然のことながらトルクしか検出できず、車両のステアリング装置に適用して操舵力を検出できても操舵角は検出できない。
また、従来技術に用いている鉄製ケース(検出リング)には、磁気抵抗に関していくつかの問題がある。つまり、磁気抵抗は、鉄製ケースの材料の特性(成分組成、組成%、加工度など)に影響を受けるので、材料管理に注意を払わねばならない。また、鉄製ケースは、加工後、材料特性が変化してしまうので、加工後熱処理をしなければならない。磁気抵抗は、鉄製ケースの寸法精度に影響を受けるので、高い加工精度が要求される。鉄製ケースは、本体と蓋に分かれている。本体と蓋ギャップは磁気抵抗に大きく影響するので、鉄製ケース組立時ギャップ管理が必要になる(加工精度が必要)。
また、従来技術は、コイルにより磁界を発生させているため、コイル製造時のインダクタンスの微小な変化によって検出感度が大幅にずれてしまう。また、1つのコイルが起磁力を与える部分と検出を行う部分とを同時に兼ねているため、インダクタンスの変化による影響が非常に大きい。
こうした背景の中で、本出願人は、以下のような回転角度センサを実現することを目指した。
トルクだけでなく操舵角も検出できる回転角度センサ。
温度等の周囲環境に影響されにくい回転角度センサ。
センサの特性が材料等に影響されにくい回転角度センサ。
信頼性の高いトルク(操舵力)と操舵角が検出できる回転角度センサ。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、操舵力検出や操舵角検出に好適な回転角度センサを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の回転角度センサは、径方向外方に向いた複数のN極とS極とが周方向に交互に並ぶよう円筒状に形成された磁石と、上記磁石から間隔を隔てて上記磁石を囲むよう環状に形成され上記磁石の軸方向の異なる位置に配置された2つの磁気ヨークと、一方の磁気ヨークの内周から径方向内方に突き出て上記磁石のN極に臨むN極突起と、他方の磁気ヨークの内周から径方向内方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起と、上記2つの磁気ヨーク間に挟まれて配置され両磁気ヨークと上記磁石とが相対的に回転することにより変化する両磁気ヨーク間の磁束密度を検出する検出素子とを備えたものである。
また、本発明の回転角度センサは、径方向内方に向いた複数のN極とS極とが周方向に交互に並ぶよう円筒状に形成された磁石と、上記磁石の径方向内側であって上記磁石の軸方向の異なる位置に配置され上記磁石から間隔を隔てた2つの磁気ヨークと、一方の磁気ヨークの外周から径方向外方に突き出て上記磁石のN極に臨むN極突起と、他方の磁気ヨークの外周から径方向外方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起と、上記2つの磁気ヨーク間に挟まれて配置され両磁気ヨークと上記磁石とが相対的に回転することにより変化する両磁気ヨーク間の磁束密度を検出する検出素子とを備えたものである。
上記磁石、上記2つの磁気ヨーク及び上記検出素子が磁気シールドで覆われていてもよい。
また、本発明のトルクセンサは、入力軸と出力軸とが弾性部材を介して連結され、上記入力軸と上記出力軸間のトルク差により上記弾性部材が変形して上記入力軸と上記出力軸の回転角度が相対的に変化する構造における上記トルク差を検出するトルクセンサにおいて、上記回転角度センサを構成する上記磁石と上記2つの磁気ヨークのうち、上記磁石が上記入力軸か上記出力軸のうちの一方の軸に取り付けられ、上記2つの磁気ヨークが他方の軸に取り付けられ、これら2つの磁気ヨーク間に上記検出素子が配置され、この検出素子が検出する磁束密度の変化として表れる上記回転角度の相対的変化と上記弾性部材の弾性とから上記トルク差を求める演算回路を有するものである。
また、本発明の操舵角センサは、車両のステアリングシャフトの回転角度から操舵角を検出する操舵角センサにおいて、上記回転角度センサを構成する上記磁石と上記2つの磁気ヨークのうちいずれか一方が上記ステアリングシャフトに取り付けられ、他方が上記ステアリングシャフトを支持する車両内固定部に取り付けられ、これら2つの磁気ヨーク間に上記検出素子が配置され、この検出素子が検出する磁束密度の周期的変化の繰り返し回数を計数して上記ステアリングシャフトの回転角度を操舵角として求める演算回路を有するものである。
上記磁石1つに対して上記2つの磁気ヨークと上記検出素子の組が2組になるよう、これら4つの磁気ヨークが上記1つの磁石の軸方向に並べられ、一方の組の上記N極突起及びS極突起と他方の組の上記N極突起及びS極突起とが上記磁石におけるN極とS極の配置ピッチの1/4ずれて配置され、各組の検出素子が検出する磁束密度の変化の組み合わせから上記ステアリングシャフトの回転方向を求める演算回路を有してもよい。
また、本発明のステアリング装置は、車両のステアリングシャフトの入力軸に、径方向外方に向いた複数のN極及びS極が周方向に交互に並ぶよう円筒状に形成された磁石を取り付け、上記入力軸に弾性部材を介して連結された出力軸に、上記磁石から間隔を隔てて上記磁石を囲むよう環状に形成され上記磁石の軸方向の異なる位置に配置された2つのトルク検出用磁気ヨークを取り付け、一方のトルク検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出てN極に臨むN極突起を形成し、他方のトルク検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起を形成し、上記2つのトルク検出用磁気ヨーク間に挟んでトルク検出用検出素子を配置し、さらに、上記ステアリングシャフトを支持する車両内固定部に、上記磁石から間隔を隔てて上記磁石を囲むよう環状に形成され上記磁石の軸方向の異なる位置に配置された2つの回転角度検出用磁気ヨークを取り付け、一方の回転角度検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出てN極に臨むN極突起を形成し、他方の回転角度検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起を形成し、上記2つの回転角度検出用磁気ヨーク間に挟んで回転角度検出用検出素子を配置し、上記トルク検出用検出素子が検出する磁束密度の変化として表れる上記2つのトルク検出用磁気ヨークと上記磁石との回転角度の相対的変化と上記弾性部材の弾性とから上記入力軸と上記出力軸間のトルク差を求めると共に上記回転角度検出用検出素子が検出する磁束密度の周期的変化の繰り返し回数を計数して上記ステアリングシャフトの回転角度を操舵角として求める演算回路を設けたものである。
また、本発明のパワーステアリング装置は、車両のステアリングシャフトの入力軸と出力軸とのトルク差に応じて上記出力軸に補助動力を加えるようにしたパワーステアリング装置において、上記トルクセンサにより上記トルク差を求め、このトルク差により補助動力を制御する制御回路を設けたものである。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)操舵力検出にも操舵角検出にも適用できる。
(2)構成が簡素である。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る回転角度センサは、径方向外方に向いた複数のN極とS極とが周方向に交互に並ぶよう円筒状に形成された永久磁石(以下、単に磁石という)1と、磁石1から間隔を隔てて磁石1を囲むよう環状に形成され磁石1の軸方向の異なる位置に配置された2つの磁気ヨーク2,3と、一方の磁気ヨーク2の内周から径方向内方に突き出て磁石1のN極に臨むN極突起4と、他方の磁気ヨーク3の内周から径方向内方に突き出て磁石1のS極に臨むS極突起5と、2つの磁気ヨーク2,3間に挟まれて配置され両磁気ヨーク2,3と磁石1とが相対的に回転することにより変化する両磁気ヨーク2,3間の磁束密度を検出する検出素子6とを備えたものである。
この回転角度センサは、2つの磁気ヨーク2,3と磁石1との相対回転角度を検出するものである。詳しい構造は図示していないが磁気ヨーク2と磁気ヨーク3は一体的に回転し、磁石1は2つの磁気ヨーク2,3とは独立に回転する。一方が固定系であってもよい。
磁石1は、外部磁界によって磁化された後に外部磁界が無くても磁化を残す硬磁性体に着磁をして構成される。本発明に用いる磁石1は、多極着磁磁石と呼ばれるもので、この例では、径方向外方に向けて着磁されているので外周面に磁極が表れる。各磁極の幅(周方向)は同じであり、自然数n個のN極とn個のS極とが配置されるとすると、磁極幅を角度で表すと外周360°を2n等分したものとなり、磁極配置ピッチは外周360°をn等分したものとなる。例えば、n=4であれば磁極幅は45°、磁極配置ピッチは90°である。
磁気ヨーク2,3を構成するヨーク部材7は、外部磁界によって磁化された後に外部磁界が無くなると元に戻る軟磁性体で構成される。ヨーク部材7は、磁石1の外形よりも大きい内径を有し幅(径方向)が一定な環状部8と、その環状部と一体的に形成され環状部の内周から径方向内方に突き出て磁石1に近接するn個の突起部9とからなる。突起部9は、磁極幅と同等の幅(周方向)を有し、先端が磁石1の外周面に倣うよう円弧状に窪んでいる。
磁気ヨーク2,3は同じヨーク部材7を用いて構成される。磁気ヨーク2の配置角度と磁気ヨーク3の配置角度を磁極幅360°/2nだけずらすことにより、それぞれのヨーク部材7の突起部9は、N極に臨むN極突起4とS極に臨むS極突起5になる。もちろん、これらN極突起4、S極突起5は、磁石1との相対回転によりN極、S極から外れてくるが、ある瞬時にN極突起4がN極に正対しているとS極突起5がS極に正対するということである。N極突起4がN極から外れてくるとS極突起5もS極から外れてくる。N極突起4がN極から完全に外れるとN極突起4がS極に正対する。
検出素子6は、面を通過する磁束密度の増減に応じて電気量(電流、電圧、抵抗など)が増減する部材である。よって、磁束が通過する面を両磁気ヨーク2,3に向けて配置するとよい。また、図では検出素子6と磁気ヨーク3が離れているように描かれているが、検出素子6は2つの磁気ヨーク2,3に挟み付けるとよい。また、検出素子6は、図示しない演算回路に信号線で繋ぐために固定系に取り付けるとよい。
図1の回転角度センサの動作原理を説明する。
いま、磁気ヨーク2のN極突起4が磁石1のN極に正対しているとする。これをN極の割合が100%の状態と呼ぶことにする。N極から径方向外方に出た磁束はほぼ100%N極突起4に入る。磁気ヨーク2は、全てのN極突起4から磁束が入るので、磁気ヨーク2全体がN極性を帯びているとみなせる。このとき、磁気ヨーク3では、S極の割合が100%の状態となり、磁気ヨーク3全体がS極性を帯びているとみなせる。磁気ヨーク2の環状部8と磁気ヨーク3の環状部8が対向しているので、磁気ヨーク2,3間に磁場が発生し、磁束が検出素子6を通る。
その後、2つの磁気ヨーク2,3と磁石1とが相対回転すると、N極の割合、S極の割合が100%より減ってくる。これに応じて検出素子6を通る磁束が減少する。こうして検出素子6で検出する両磁気ヨーク2,3間の磁束密度が相対回転角度を表すことになる。検出素子6の出力信号の大きさは、N極突起4がN極に正対しているときを正の最大値とすると、N極突起4がS極に正対したときを負の最大値として、相対回転角度が磁極配置ピッチ360°/n進むごとに周期的に変化するので、この周期範囲内で回転角度を検出することができる。
なお、図1の形態では、磁極が磁石1の径方向外方に向くものとしたが、径方向内方に向くものであってもよい。この場合、2つの磁気ヨークを磁石1の径方向内側に配置して各突起を径方向外方に突き出すことになる。
すなわち、図示しないが本発明に係る回転角度センサは、径方向内方に向いた複数のN極とS極とが周方向に交互に並ぶよう円筒状に形成された磁石と、上記磁石の径方向内側であって上記磁石の軸方向の異なる位置に配置され上記磁石から間隔を隔てた2つの磁気ヨークと、一方の磁気ヨークの外周から径方向外方に突き出て上記磁石のN極に臨むN極突起と、他方の磁気ヨークの外周から径方向外方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起と、上記2つの磁気ヨーク間に挟まれて配置され両磁気ヨークと上記磁石とが相対的に回転することにより変化する両磁気ヨーク間の磁束密度を検出する検出素子とを備えたものである。
本発明の回転角度センサは次のような利点を有する。
トルク検出だけでなく操舵角検出にも適用できる。
温度等の周囲環境に影響されにくい。すなわち、従来はコイルと鉄製ケースで磁気回路を発生させていたので、コイルのインピーダンスが温度によって変化することの影響を受けたが、本発明では永久磁石と磁気ヨークで磁気回路を発生させているので、温度の影響が抑えられ、温度特性が改善される。
センサの特性が材料等に影響されにくい。これは、コイルを使用しないため、部品点数が少なくなり、それだけ特性の変動要因が減ったことによる。
信頼性が高い。これは、コイルを使用しないため、断線の心配がなくなったことによる。
また、本発明の回転角度センサは、磁界を発生させる磁石1と、磁界を検出する検出素子6とが別部材であるため、磁石1と検出素子6との相互干渉による精度の減少を抑えることができる。
磁石1、2つの磁気ヨーク2,3及び検出素子6を図示しない磁気シールドで覆うとよい。
次に、図1の回転角度センサをトルクセンサに応用した例を説明する。
図示しないが、トルクセンサは、入力軸と出力軸とが弾性部材を介して連結され、上記入力軸と上記出力軸間のトルク差により上記弾性部材が変形して上記入力軸と上記出力軸の回転角度が相対的に変化する構造において、上記トルク差を検出するものである。ここでは、車両のステアリング装置を例に取り、入力軸の軸延長上に出力軸があり、両軸を連結する弾性部材はトーションバーである。
このトルクセンサにあっては、図1の回転角度センサを構成する磁石1と2つの磁気ヨーク2,3のうち、磁石1が出力軸に取り付けられ、2つの磁気ヨーク2,3が入力軸に取り付けられ、これら2つの磁気ヨーク2,3間に検出素子6が配置され、この検出素子が検出する磁束密度の変化として表れる上記回転角度の相対的変化と上記弾性部材の弾性とから上記トルク差を求める演算回路を有する。磁石1を入力軸に、2つの磁気ヨーク2,3を出力軸に取り付けてもよい。
このトルクセンサの動作を説明する。
入力軸と出力軸の回転角度が相対的に変化すると、磁気ヨーク2,3と磁石1とが相対回転することになり、前述の原理により相対回転角度を表す出力信号が検出素子6から出力される。演算回路は、既知であるトーションバーの捩りの弾性係数と相対回転角度とからトーションバーを捩っているトルク、すなわち入力軸と出力軸間のトルク差を求める。
次に、図1の回転角度センサを車両のステアリング装置における操舵角センサに応用した例を説明する。
図示しないが、本発明の操舵角センサは、図1の回転角度センサを構成する磁石1と2つの磁気ヨーク2,3のうち、磁石1がステアリングシャフトに取り付けられ、2つの磁気ヨーク2,3がステアリングシャフトを支持する車両内固定部に取り付けられ、これら2つの磁気ヨーク間に検出素子6が配置され、この検出素子6が検出する磁束密度の周期的変化の繰り返し回数を計数してステアリングシャフトの回転角度を操舵角として求める演算回路を有する。磁石1を車両内固定部に、2つの磁気ヨーク2,3をステアリングシャフトに取り付けてもよい。
なお、ここでは、ステアリングシャフトが入力軸から出力軸まで一体のステアリング装置を例に取ったが、入力軸と出力軸とが弾性部材を介して連結されたステアリング装置については、運転者がステアリングを操作している角度、すなわち操舵角を検出したい方の軸に磁石1又は2つの磁気ヨーク2,3を取り付ければよい。
この操舵角センサの動作を説明する。
図1の回転角度センサの説明で述べたように、検出素子6の出力信号の大きさは、相対回転角度が磁極配置ピッチ360°/n進むごとに周期的に変化し、この周期範囲内で回転角度を検出することができる。この操舵角センサでは、演算回路が周期的変化の繰り返し回数を計数しているので、周期範囲を越えて、1回転分でも多回転分でも回転角度を検出することができる。
次に、これまで説明した本発明のトルクセンサと操舵角センサを複合して備えたステアリング装置を説明する。
図2(a)及び図2(b)に、本発明に係るステアリング装置に用いる磁石と磁気ヨークを取り出した図を示す。図示のように、これまで説明したのと同様の磁石1が1つに対して6つのヨーク部材7が組み合わされている。左の2つのヨーク部材7は操舵角検出A相用磁気ヨーク21,22を構成し、中の2つのヨーク部材7は操舵角検出B相用磁気ヨーク23,24を構成し、右の2つのヨーク部材7はトルク検出用磁気ヨーク25,26を構成するものである。また、図示していないが、それぞれの磁気ヨーク間に検出素子が設けられている。図2(b)には、最も手前にあるトルク検出用磁気ヨーク26のみを示しているので、複数のS極突起5が磁石1のS極に正対していることだけ表れているが、トルク検出用磁気ヨーク25のN極突起はS極突起5間に位置し、また、操舵角検出A相用磁気ヨーク21,22のS極突起及びN極突起がトルク検出用磁気ヨーク25,26のS極突起及びN極突起と同じ円周角上の位置にあるとすると、操舵角検出B相用磁気ヨーク23,24のS極突起及びN極突起は突起ひとつの半分だけずれたところに位置する。
図示しないが、本発明のステアリング装置は、車両のステアリングシャフトの入力軸に、径方向外方に向いた複数のN極及びS極が周方向に交互に並ぶよう円筒状に形成された磁石を取り付け、上記入力軸に弾性部材を介して連結された出力軸に、上記磁石から間隔を隔てて上記磁石を囲むよう環状に形成され上記磁石の軸方向の異なる位置に配置された2つのトルク検出用磁気ヨークを取り付け、一方のトルク検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出てN極に臨むN極突起を形成し、他方のトルク検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起を形成し、上記2つのトルク検出用磁気ヨーク間に挟んでトルク検出用検出素子を配置し、さらに、上記ステアリングシャフトを支持する車両内固定部に、上記磁石から間隔を隔てて上記磁石を囲むよう環状に形成され上記磁石の軸方向の異なる位置に配置された2つの回転角度検出用磁気ヨークを取り付け、一方の回転角度検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出てN極に臨むN極突起を形成し、他方の回転角度検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起を形成し、上記2つの回転角度検出用磁気ヨーク間に挟んで回転角度検出用検出素子を配置し、上記トルク検出用検出素子が検出する磁束密度の変化として表れる上記2つのトルク検出用磁気ヨークと上記磁石との回転角度の相対的変化と上記弾性部材の弾性とから上記入力軸と上記出力軸間のトルク差を求めると共に上記回転角度検出用検出素子が検出する磁束密度の周期的変化の繰り返し回数を計数して上記ステアリングシャフトの回転角度を操舵角として求める演算回路を設けたものである。
さらに、ここでは、上記回転角度検出用の構成において、磁石1の1つに対して2つの磁気ヨークと検出素子の組が2組になるよう、これら4つの磁気ヨーク(操舵角検出A相用磁気ヨーク21,22と操舵角検出B相用磁気ヨーク23,24)が1つの磁石1の軸方向に並べられ、一方の組のn個のN極突起及びn個のS極突起と他方の組のn個のN極突起及びn個のS極突起とが磁石1におけるn個のN極とn個のS極の配置ピッチ360°/nの1/4ずれて配置され、各組の検出素子が検出する磁束密度の変化の組み合わせから上記ステアリングシャフトの回転方向を求める演算回路を設けたものである。
次に、本発明のトルクセンサと操舵角センサを複合して備えた別のステアリング装置を図2(a)、図2(b)により説明する。
このステアリング装置の動作のうち、トルク検出用の部分については、既に説明済みのトルクセンサと同じである。また、操舵角検出用の部分については、A相用又はB相用を既に説明済みの操舵角センサとして使用すればよい。そこで、以下ではA相用とB相用とを用いて行う回転方向検出に絞って説明する。
操舵角検出A相用磁気ヨーク21,22と操舵角検出B相用磁気ヨーク23,24とが配置ピッチ360°/nの1/4ずれて配置されていることにより、操舵角検出A相用磁気ヨーク21においてN極突起4がN極に正対している状態から磁極配置ピッチ360°/n進んで隣のN極に正対すると、操舵角検出A相用検出素子の出力信号SAが正の最大値から次の正の最大値まで1周期分変化し、一方、操舵角検出B相用検出素子の出力信号SBはその周期の1/4ずれて変化する。つまり位相が1/4ずれる。
磁石1の回転方向がある方向(正転とする)のときに、出力信号SBが出力信号SAに対して位相が1/4遅れているとすると、逆転のときには出力信号SBが出力信号SAに対して位相が1/4進むことになる。よって、位相の進み・遅れから回転方向を検出することができる。
演算回路は、デジタル処理を行うマイコンで構成することができる。この場合、各検出素子の出力信号はA/D変換器によりA/D変換する。また、演算回路では、出力信号値を用いて数値演算により検出結果を出してもよいが、メモリ上にあらかじめ調べた出力信号値対検出値(回転角度値、トルク値、操舵角値)のテーブルを用意しておき、このテーブルから検出結果を出してもよい。
次に、本発明のパワーステアリング装置を説明する。
図3に示されるように、本発明に係るパワーステアリング装置は、車両のステアリングシャフトの入力軸106と出力軸105とのトルク差に応じて出力軸105に補助動力を加えるようにしたパワーステアリング装置において、既に説明したトルクセンサ11により入力軸106と出力軸105とのトルク差を求め、このトルク差により補助動力を制御する制御回路12を設けたものである。
詳しく述べると、このパワーステアリング装置は、ハンドル31と、このハンドル31の回転を伝達する入力軸106と、この入力軸106に連結されたトーションバー(図示せず)と、このトーションバーに連結された出力軸105と、補助動力源としてのモータ32と、このモータの駆動力を出力軸105に伝える減速機33と、出力軸105の先端に設けられたピニオン34と、このピニオンに噛み合うラック35と、このラック35の両端に連結された左右の操舵輪36,37とを有する。
制御回路12は、トルクセンサの演算回路を含んでおり、トルクセンサに入っている検出素子からの出力信号線が接続されている。また、制御回路12からモータ32へ補助動力制御線が接続されている。
図3のパワーステアリング装置の動作を説明する。
ハンドル31をある方向(正転とする)に回転させると、これに伴って入力軸106が回転する。しかし、出力軸105は間接的に地面と操舵輪36,37との摩擦抵抗を受けているので、入力軸106とは同じに回転せず、トーションバーが捩れて、入力軸106と出力軸105とにトルク差が表れる。このトルク差がトルクセンサ11により検出されることは既に説明した。
制御回路12は、トルクセンサ11の演算回路が求めたトルク差に応じてモータ32への補助動力制御信号を調節する。すなわち、トルク差が大きいときには、モータ32を正転方向に強く回し、トルク差が小さければモータ32の力を弱めればよい。逆転のときも同様である。
この結果、運転者が操舵角を大きくとろうとしてハンドル31を大きく回せば、減速機33が出力軸105を回す補助動力も大きくなって出力軸105が強力に回転するので、運転者の負担が軽減される。
本発明の一実施形態を示す回転角度センサの斜視図である。 本発明のステアリング装置に用いる磁石と磁気ヨークを取り出して示した図であり、(a)は側面図、(b)は端面図である。 本発明の一実施形態を示すパワーステアリング装置の構成図である。 従来のトルクセンサの斜視図である。
符号の説明
1 磁石
2,3 磁気ヨーク
4 N極突起
5 S極突起
6 検出素子
7 ヨーク部材
8 環状部
9 突起部

Claims (8)

  1. 径方向外方に向いた複数のN極とS極とが周方向に交互に並ぶよう円筒状に形成された磁石と、上記磁石から間隔を隔てて上記磁石を囲むよう環状に形成され上記磁石の軸方向の異なる位置に配置された2つの磁気ヨークと、一方の磁気ヨークの内周から径方向内方に突き出て上記磁石のN極に臨むN極突起と、他方の磁気ヨークの内周から径方向内方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起と、上記2つの磁気ヨーク間に挟まれて配置され両磁気ヨークと上記磁石とが相対的に回転することにより変化する両磁気ヨーク間の磁束密度を検出する検出素子とを備えたことを特徴とする回転角度センサ。
  2. 径方向内方に向いた複数のN極とS極とが周方向に交互に並ぶよう円筒状に形成された磁石と、上記磁石の径方向内側であって上記磁石の軸方向の異なる位置に配置され上記磁石から間隔を隔てた2つの磁気ヨークと、一方の磁気ヨークの外周から径方向外方に突き出て上記磁石のN極に臨むN極突起と、他方の磁気ヨークの外周から径方向外方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起と、上記2つの磁気ヨーク間に挟まれて配置され両磁気ヨークと上記磁石とが相対的に回転することにより変化する両磁気ヨーク間の磁束密度を検出する検出素子とを備えたことを特徴とする回転角度センサ。
  3. 上記磁石、上記2つの磁気ヨーク及び上記検出素子が磁気シールドで覆われていることを特徴とする請求項1又は2記載の回転角度センサ。
  4. 入力軸と出力軸とが弾性部材を介して連結され、上記入力軸と上記出力軸間のトルク差により上記弾性部材が変形して上記入力軸と上記出力軸の回転角度が相対的に変化する構造における上記トルク差を検出するトルクセンサにおいて、請求項1〜3いずれか記載の回転角度センサを構成する上記磁石と上記2つの磁気ヨークのうち、上記磁石が上記入力軸か上記出力軸のうちの一方の軸に取り付けられ、上記2つの磁気ヨークが他方の軸に取り付けられ、これら2つの磁気ヨーク間に上記検出素子が配置され、この検出素子が検出する磁束密度の変化として表れる上記回転角度の相対的変化と上記弾性部材の弾性とから上記トルク差を求める演算回路を有することを特徴とするトルクセンサ。
  5. 車両のステアリングシャフトの回転角度から操舵角を検出する操舵角センサにおいて、請求項1〜3いずれか記載の回転角度センサを構成する上記磁石と上記2つの磁気ヨークのうちいずれか一方が上記ステアリングシャフトに取り付けられ、他方が上記ステアリングシャフトを支持する車両内固定部に取り付けられ、これら2つの磁気ヨーク間に上記検出素子が配置され、この検出素子が検出する磁束密度の周期的変化の繰り返し回数を計数して上記ステアリングシャフトの回転角度を操舵角として求める演算回路を有することを特徴とする操舵角センサ。
  6. 上記磁石1つに対して上記2つの磁気ヨークと上記検出素子の組が2組になるよう、これら4つの磁気ヨークが上記1つの磁石の軸方向に並べられ、一方の組の上記N極突起及びS極突起と他方の組の上記N極突起及びS極突起とが上記磁石におけるN極とS極の配置ピッチの1/4ずれて配置され、各組の検出素子が検出する磁束密度の変化の組み合わせから上記ステアリングシャフトの回転方向を求める演算回路を有することを特徴とする請求項5記載の操舵角センサ。
  7. 車両のステアリングシャフトの入力軸に、径方向外方に向いた複数のN極及びS極が周方向に交互に並ぶよう円筒状に形成された磁石を取り付け、上記入力軸に弾性部材を介して連結された出力軸に、上記磁石から間隔を隔てて上記磁石を囲むよう環状に形成され上記磁石の軸方向の異なる位置に配置された2つのトルク検出用磁気ヨークを取り付け、一方のトルク検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出てN極に臨むN極突起を形成し、他方のトルク検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起を形成し、上記2つのトルク検出用磁気ヨーク間に挟んでトルク検出用検出素子を配置し、さらに、上記ステアリングシャフトを支持する車両内固定部に、上記磁石から間隔を隔てて上記磁石を囲むよう環状に形成され上記磁石の軸方向の異なる位置に配置された2つの回転角度検出用磁気ヨークを取り付け、一方の回転角度検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出てN極に臨むN極突起を形成し、他方の回転角度検出用磁気ヨークには径方向内方に突き出て上記磁石のS極に臨むS極突起を形成し、上記2つの回転角度検出用磁気ヨーク間に挟んで回転角度検出用検出素子を配置し、上記トルク検出用検出素子が検出する磁束密度の変化として表れる上記2つのトルク検出用磁気ヨークと上記磁石との回転角度の相対的変化と上記弾性部材の弾性とから上記入力軸と上記出力軸間のトルク差を求めると共に上記回転角度検出用検出素子が検出する磁束密度の周期的変化の繰り返し回数を計数して上記ステアリングシャフトの回転角度を操舵角として求める演算回路を設けたことを特徴とするステアリング装置。
  8. 車両のステアリングシャフトの入力軸と出力軸とのトルク差に応じて上記出力軸に補助動力を加えるようにしたパワーステアリング装置において、請求項4記載のトルクセンサにより上記トルク差を求め、このトルク差により補助動力を制御する制御回路を設けたことを特徴とするパワーステアリング装置。
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