JP2004020527A - トルクセンサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トルクセンサ1は、入力軸2と出力軸3とを同軸上に連結するトーションバー4、入力軸2の端部に取り付けられるリング状の磁石5、出力軸3の端部に取り付けられる一組の磁気ヨーク6及び磁気ヨーク6間に生じる磁束密度を検出する磁気センサ7等から構成される。磁気ヨーク6は、磁石5を軸方向に両側から挟み込むように設けられ、磁石5のN極及びS極と同数の凸部6a及び凹部6bが全周に等間隔に設けられている。磁気ヨーク6と磁石5とは、トーションバー4が捩じれていない状態で、磁気ヨーク6の凸部6aの周方向の中心位置と磁石5のN極及びS極の境界とが略一致するように配置されている。磁気センサ7は、軸方向に対向する磁気ヨーク6間に設けられるギャップ内に挿入されて磁束密度を検出する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電動パワーステアリング装置等の回転動力を伝達する機構における軸トルクを検出するトルクセンサに関する。
【0002】
【従来技術】
磁石と磁気センサを使った従来技術としては、特開平8−159887号公報に示される方式(従来技術▲1▼とする)が考えられる。これは、磁石と磁気センサとをトーションバーの両端に固定し、トルクが印加された際に、トーションバーが捩じれることによって磁石と磁気センサとの位置関係が変化し、磁気センサからトルクに比例した出力を得るものである。
【0003】
また、特開平6−281513号公報に示される方式(従来技術▲2▼とする)は、磁石と磁気センサとトーションバーとを使用する点で上記の従来技術▲1▼と同じであるが、トーションバーの捩じれをギヤを使って軸方向の運動に変える機構にしたため、磁気センサをハウジングに固定できるので、磁気センサへの電力供給と信号の取り出しを行う電気的接触部が不要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来技術▲1▼の方式では、磁石と磁気センサとがトーションバーに固定されているため、磁気センサへの電力供給と信号との取り出しを行うために電気的な接触部が必要となり、具体的にはスリップリングとブラシとを使用しているため、接触部の信頼性が懸念される。
【0005】
また、従来技術▲2▼の方式では、トーションバーの捩じれを軸方向の運動に変換するギヤ機構を有しているため、構造が複雑になり、且つギヤ機構のバックラッシやギヤの摩耗等により、誤差及び応答遅れ等が生じるため、性能面での懸念点がある。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、構造がシンプルで電気的な接触部を持たないトルクセンサを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1では、第1の軸(2)と第2の軸(3)とを同軸上に連結し、第1の軸と第2の軸との間に捩じれトルクが入力されると、自身に捩じれを生じる弾性部材(4)と、第1の軸又は弾性部材の一端側に連結されて、周囲に磁界を形成する硬磁性体(5)と、第2の軸又は弾性部材の他端側に連結され、且つ硬磁性体により形成される磁界内に配置されて磁気回路を形成し、弾性部材の捩じれによって硬磁性体との相対位置が変化すると、磁気回路に発生する磁束密度が変化する構造を有する軟磁性体(6)と、軟磁性体と非接触に設置され、軟磁性体の磁気回路に発生する磁束密度を検出する磁気センサ(7)とを備えたトルクセンサ(1)において、硬磁性体は、連結された第1の軸又は弾性部材の軸方向に着磁されており、軟磁性体は、一方の軟磁性体(6A)と他方の軟磁性体(6B)とを有し、一方の軟磁性体と他方の軟磁性体とは、硬磁性体をその着磁方向に両側から挟み込むように配置され、且つ軟磁性体の内周には、凸部(6a)と凹部(6b)とが周方向に交互に設けられ、且つ一方の軟磁性体に設けられる凸部と他方の軟磁性体に設けられる凸部とが着磁方向に対向して配置され、磁気センサは、軟磁性体間のギャップ(G)内に挿入されて、一方の軟磁性体と他方の軟磁性体との間に生じる磁束密度を検出することを特徴としている。
【0008】
この構成により、弾性部材の捩じれによって硬磁性体と軟磁性体との相対位置が変化すると、一方の軟磁性体に設けられた凸部が硬磁性体の一方の極性に近接し、他方の軟磁性体に設けられた凸部が硬磁性体の他方の極性に近接する。これにより、一方の軟磁性体と他方の軟磁性体とには、それぞれ逆の極性を有する磁束が流れる。そのため、一方の軟磁性体と他方の軟磁性体との間のギャップには、弾性部材の捩じれ量に略比例した正負の磁束密度が発生する。そして、この磁束密度をギャップ内に挿入された磁気センサで検出することにより、第1の軸と第2の軸との間に印加される捩じれトルクを求めることができる。
【0009】
また、請求項2では、第1の軸(2)と第2の軸(3)とを同軸上に連結し、第1の軸と第2の軸との間に捩じれトルクが入力されると、自身に捩じれを生じる弾性部材(4)と、第1の軸又は弾性部材の一端側に連結されて、周囲に磁界を形成する硬磁性体(5)と、第2の軸又は弾性部材の他端側に連結され、且つ硬磁性体により形成される磁界内に配置されて磁気回路を形成し、弾性部材の捩じれによって硬磁性体との相対位置が変化すると、磁気回路に発生する磁束密度が変化する構造を有する軟磁性体(6)と、軟磁性体と非接触に設置され、軟磁性体の磁気回路に発生する磁束密度を検出する磁気センサ(7)とを備えたトルクセンサ(1)において、硬磁性体は、連結された第1の軸又は弾性部材の軸方向に対して径方向に着磁されており、軟磁性体は、一方の軟磁性体(6A)と他方の軟磁性体(6B)とを有し、一方の軟磁性体と他方の軟磁性体とは、硬磁性体の外周に配置され、且つ軟磁性体の内周には、凸部(6a)と凹部(6b)とが周方向に交互に設けられ、且つ一方の軟磁性体に設けられる凸部と他方の軟磁性体に設けられる凹部とが弾性部材の一端から弾性部材の他端への方向に対向して配置され、磁気センサは、軟磁性体間のギャップ(G)内に挿入されて、一方の軟磁性体と他方の軟磁性体との間に生じる磁束密度を検出することを特徴としている。
【0010】
この構成により、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0011】
また、請求項3では、硬磁性体の極数と軟磁性体に設けられた凸部及び凹部を合わせた数とは、同じであることを特徴としている。
【0012】
この構成により、軟磁性体の凸部及び凹部と硬磁性体のN極及びS極とをそれぞれ対向させ易くすることができる。
【0013】
また、請求項4では、凸部及び凹部と硬磁性体に着磁されたN極及びS極とは、周方向に等間隔に設けられ、且つ周方向の幅は、略同じであることを特徴としている。
【0014】
この構成により、弾性部材の捩じれによって硬磁性体と軟磁性体との相対位置が変化した際に、軟磁性体の凸部もしくは凹部と硬磁性体の極性との位置関係の誤差を低減できる。
【0015】
また、請求項5では、軟磁性体と硬磁性体とは、弾性部材の捩じれが生じていない時に、軟磁性体に設けられた凸部及び凹部の周方向の中心位置と硬磁性体に着磁されたN極及びS極の境界とが略一致するように配置されていることを特徴としている。
【0016】
この構成により、温度変化による硬磁性体の減磁特性の影響を受け難くできる。
【0017】
また、請求項6では、一方の軟磁性体と他方の軟磁性体との間、且つ硬磁性体の外周に非磁性材のスペーサを設けることによりギャップが形成されていることを特徴としている。
【0018】
この構成により、一方の軟磁性体と他方の軟磁性体との間に発生する磁束は、スペーサに流れることがない。そのため、その磁束を一方の軟磁性体と他方の軟磁性体との間に挿入された磁気センサにより検出することができる。また、スペーサは、硬磁性体の外周に設けられているため、例えば外部からの鉄粉等を硬磁性体に付着させることを抑制できる。これにより、硬磁性体の磁束の低下を抑制することができる。
【0019】
また、請求項7では、第1の軸(2)と第2の軸(3)とを同軸上に連結し、第1の軸と第2の軸との間に捩じれトルクが入力されると、自身に捩じれを生じる弾性部材(4)と、第1の軸又は弾性部材の一端側に連結されて、周囲に磁界を形成する硬磁性体(5)と、第2の軸又は弾性部材の他端側に連結され、且つ硬磁性体により形成される磁界内に配置されて磁気回路を形成し、弾性部材の捩じれによって硬磁性体との相対位置が変化すると、磁気回路に発生する磁束密度が変化する構造を有する軟磁性体(6)と、軟磁性体と非接触に設置され、軟磁性体の磁気回路に発生する磁束密度を検出する磁気センサ(7)とを備えたトルクセンサ(1)において、硬磁性体は、連結された第1の軸又は弾性部材の軸方向に着磁されており、軟磁性体は、一方の軟磁性体(6A)と他方の軟磁性体(6B)とを有し、一方の軟磁性体と他方の軟磁性体とは、硬磁性体をその着磁方向に両側から挟み込むように配置され、且つ軟磁性体の内周から外周までの間には、孔(6c)が周方向に交互に設けられ、且つ一方の軟磁性体に設けられる孔と他方の軟磁性体に設けられる孔とが着磁方向に対向して配置され、磁気センサは、軟磁性体間のギャップ(G)内に挿入されて、一方の軟磁性体と他方の軟磁性体との間に生じる磁束密度を検出することを特徴としている。
【0020】
この構成により、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0021】
また、請求項8では、孔の外周までの長さ(h1)は、孔の内周までの長さ(h2)よりも長いことを特徴としている。
【0022】
この構成により、軟磁性体の孔から外周までの対向面は、軟磁性体の孔から内周までの対向面よりも大きくなる。そのため、軟磁性体の孔から外周までの対向面の間に流れる磁束密度は、軟磁性体の孔から内周までの対向面の間に流れる磁束密度よりも大きくなる。これにより、磁気センサは、軟磁性体の孔から外周までの対向面の間に設けられることから、磁束密度を精度良く検出することができる。
【0023】
また、請求項9では、軟磁性体の近接する位置には、軟磁性体から磁束を導くと共に、その磁束を集める集磁部(10a)を有する集磁リング(10)が設けられ、磁気センサは、集磁部間に挿入されて、集磁部間に生じる磁束密度を検出することを特徴としている。
【0024】
この構成により、硬磁性体から発生した磁束は、軟磁性体を通って集磁リングに導かれ、その集磁リングに設けられた集磁部に優先的に集まる。この集磁部間に発生する磁束密度を磁気センサで検出することにより、軟磁性体の全周で発生する磁束密度の平均を取ることができる。これにより、磁気センサの検出誤差を抑制することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施形態について説明する。
【0026】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るトルクセンサの分解斜視図である。図2は、本実施形態に係るトルクセンサの軸方向断面図である。図3は、本実施形態に係る磁石の着磁方向を示した図であり、(a)は、磁石の平面図、(b)は、磁石の側面図である。図4は、本実施形態に係る磁気ヨークの位置関係を示した斜視図である。図5、図6及び図7は、本実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。図8は、トーションバーの捩じれ角(磁石と磁気ヨークとのずれ角)と磁気ヨークに生じる磁束密度との関係を表すグラフである。
【0027】
図1に示すように、本実施形態のトルクセンサ1は、例えば車両の電動パワーステアリング装置に用いられるもので、ステアリングシャフトを構成する入力軸2と出力軸3との間に設けられ、ステアリングシャフトに加わる操舵トルクを検出している。
【0028】
そのトルクセンサ1は、第1の軸をなす入力軸2と第2の軸をなす出力軸3とを同軸上に連結するトーションバー4(弾性部材)、入力軸2の端部に取り付けられる磁石5(硬磁性体)、出力軸3の端部に取り付けられる一組の磁気ヨーク6(軟磁性体)及びこの一組の磁気ヨーク6間に生じる磁束密度を検出する磁気センサ7等から構成されている。
【0029】
トーションバー4は、図2に示すように、両端がそれぞれピン8により入力軸2と出力軸3とに固定され、目的に応じた捩じれ/トルク特性を持たせてある。従って、入力軸2と出力軸3とは、トーションバー4が捩じれることで相対的に回転することができる。
【0030】
磁石5は、図3(a)及び図3(b)に示すように、リング状であって、軸方向にN極とS極とが着磁され、周方向に交互に設けられている。また、磁石5は、例えば12極に形成されている。
【0031】
一組の磁気ヨーク6(6A、6B)は、図1に示すように、磁石5を軸方向に両側から挟み込むように配置され、リング状を呈している。この磁気ヨーク6の内周には、凸部6a及び凹部6bが全周に渡り等間隔に設けられている。また、凸部6a及び凹部6bを合わせた数と磁石5のN極及びS極の数(12個)とは、同じである。さらに、凸部6a及び凹部6bの周方向の幅は、磁石5のN極及びS極の周方向の幅とほぼ同じである。また、図4に示すように、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとは、互いの凸部6a及び凹部6bが軸方向にそれぞれ対向するように配置されている。また、図2に示すように、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間、且つ磁石5の外周には、非磁性材であってリング状のスペーサ9が設けられている。これにより、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間には、ギャップGが形成されている。
【0032】
また、図5(a)に示すように、一組の磁気ヨーク6と磁石5とは、トーションバー4に捩じれが生じていない状態(入力軸2と出力軸3との間に捩じれトルクが加わっていない時)で、磁気ヨーク6に設けられた凸部6a及び凹部6bの周方向の中心位置と磁石5のN極及びS極の境界とが一致するように配置されている。
【0033】
磁気センサ7は、図2に示すように、軸方向に対向する一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間に設けられるギャップG内に挿入され、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間に生じる磁束密度を検出する。但し、この磁気センサ7は、磁気ヨーク6と接触することなく、図示しないハウジング等に固定されて、定位置に設けられている。
【0034】
また、磁気センサ7としては、例えばホール素子、ホールIC、磁気抵抗素子等を使用することができ、検出した磁束密度を電圧信号に変換して出力する。
【0035】
次に、本実施形態の作動について説明する。
【0036】
入力軸2と出力軸3との間に捩じれトルクが印加されていない状態、つまりトーションバー4が捩じれていない中立位置では、図5(a)に示すように、磁気ヨーク6に設けられた凸部6a及び凹部6bの周方向の中心位置と磁石5のN極及びS極の境界とが一致している。この場合、図5(b)に示すように、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの凸部6aには、磁石5のN極とS極とから同数の磁力線が出入りするため、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの内部でそれぞれ磁力線が短絡されている。従って、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間(ギャップG)に磁束が流れることはなく、磁気センサ7で検出する磁束密度は0となる。
【0037】
そして、入力軸2と出力軸3との間に捩じれトルクが印加されて、トーションバー4に捩じれが生じると、入力軸2に固定された磁石5と出力軸3に固定された一組の磁気ヨーク6との相対位置が周方向に変化する。これにより、図6(a)もしくは図7(a)に示すように、磁気ヨーク6に設けられた凸部6a及び凹部6bの周方向の中心位置と磁石5のN極及びS極の境界とが一致しなくなる。そのため、一方の磁気ヨーク6A及び他方の磁気ヨーク6Bには、N極又はS極を有する磁力線が増加する。
【0038】
例えば、磁石5と一組の磁気ヨーク6との相対位置が図6(a)のように変化した場合、一方の磁気ヨーク6Aの凸部6aは、磁石5のN極と軸方向に対向する面積が増加する。そのため、一方の磁気ヨーク6Aには、N極を有する磁力線が増加する。また、他方の磁気ヨーク6Bの凸部6bは、磁石5のS極と軸方向に対向する面積が増加する。そのため、他方の磁気ヨーク6Bには、S極を有する磁力線が増加する。なお、磁石5と一組の磁気ヨーク6との相対位置が図7(a)のように変化した場合、一方の磁気ヨーク6Aには、S極を有する磁力線が増加し、他方の磁気ヨーク6Bには、N極を有する磁力線が増加する。
【0039】
この時、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとは、それぞれ逆の極性を有する磁力線が増加するので、図6(b)もしくは図7(b)に示すように、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間(ギャップG)に磁束密度が発生する。この磁束密度は、図8に示すように、トーションバー4の捩じれ量に略比例し、且つトーションバー4の捩じれ方向に応じて方向に応じて極性が反転する。この磁束密度を磁気センサ7で検出し、電圧信号として取り出すことができる。その結果、ステアリングの回転方向とステアリングへの運転者のトルクがわかる。
【0040】
(本実施形態の効果)
本実施形態のトルクセンサ1は、トーションバー4に捩じれが生じて、磁石5と一組の磁気ヨーク6との相対位置が周方向に変化すると、一組の磁気ヨーク6間(ギャップG)の全周で磁束密度が変化する。即ち、一組の磁気ヨーク6間の全周で同一強度の磁束密度を検出できる。従って、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとが対向するギャップG内に磁気センサ7を挿入することで、磁気ヨーク6に接触することなく、磁気ヨーク6間の磁束密度を検出することができる。これにより、磁気センサ7に対し電気的な接触部(例えばスリップリングとブラシ)を設ける必要がないので、信頼性の高いトルクセンサ1を提供することができる。
【0041】
また、入力軸2に固定された磁石5と出力軸3に固定された一組の磁気ヨーク6とがトーションバー4に捩じれが生じていない状態で、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとに設けられた凸部6aの周方向の中心位置と磁石5のN極及びS極の境界とが一致するように配置されている。この構成により、例えば温度変化により磁石5の強さが変動する場合でも、磁気センサ7の中立点がずれることがないので、中立点付近の精度を良くすることができる。
【0042】
また、磁石5の極数と一組の磁気ヨーク6に設けられた凸部6a及び凹部6bを合わせた数とは、同じであるため、一組の磁気ヨーク6に設けられた凸部6a及び凹部6bと磁石5のN極及びS極とをそれぞれ対向させ易くすることができる。
【0043】
また、磁気ヨーク6に設けられた凸部及び凹部と磁石5に着磁されたN極及びS極とは、周方向に等間隔に設けられ、且つ周方向の幅は、略同じであるため、トーションバー4の捩じれによって磁石5と磁気ヨーク6との相対位置が変化した際に、磁気ヨークに設けられた凸部もしくは凹部と磁石のN極もしくはS極との位置関係の誤差を低減することができる。
【0044】
また、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間、且つ磁石5の外周に非磁性材のスペーサ9を設けているため、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間に発生する磁束は、スペーサ9に流れることがない。そのため、その磁束を一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間に挿入された磁気センサ7により検出することができる。
【0045】
また、スペーサ9は、磁石5の外周に設けられているため、例えば外部からの鉄粉等を磁石5に付着させることを抑制できる。これにより、磁石5の磁束の低下を抑制することができる。
【0046】
また、磁気ヨーク6に設けられる凸部6aと凹部6bとを形成する際に、例えば曲げ加工などを行う必要がないため、容易に磁気ヨーク6を製造することができる。
【0047】
また、一組の磁気ヨーク6は、磁石5を両側から軸方向に挟み込むように配置しているため、磁気ヨーク6の径方向の長さを増大させることを抑制できる。これにより、トルクセンサ1の大型化を招くことを抑制できる。
【0048】
なお、本実施形態の一組の磁気ヨーク6は、内周に凸部6aと凹部6bとが周方向に交互に設けられているが、図9に示すように、内周から外周までの間に孔6cを周方向に交互に設けてもよい。この場合、磁気ヨーク6の孔6cの外周までの長さh1を磁気ヨーク6の内周までの長さh2よりも長くすることで、孔6cから外周までの対向面は、孔6cから内周までの対向面よりも大きくなる。そのため、孔6cから外周までの対向面の間に流れる磁束密度は、孔6cから内周までの対向面の間に流れる磁束密度よりも大きくなる。これにより、磁気センサ7は、孔6cから外周までの対向面の間に設けられることから、磁束密度を精度良く検出することができる。
【0049】
(第2実施形態)
図10は、本実施形態に係るトルクセンサの分解斜視図である。図11、図12及び図13は、本実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。ここでは、第1実施形態と同様な箇所は省略し、相違する箇所についてのみ説明する。
【0050】
本実施形態のトルクセンサ1は、第1実施形態の構成に対し、一組の集磁リング10を加えた一例である。
【0051】
一組の集磁リング10(10A、10B)は、磁気ヨーク6と同じ軟磁性体であり、図10に示すように、リング状に設けられ、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの外周に近接して配置されている。
【0052】
この集磁リング10には、周方向の一箇所に平板状の集磁部10aが設けられ、互いの集磁部10a同士が軸方向に対向して配置されている。但し、集磁部10aは、集磁リング10の他の部位より軸方向に接近して設けられている。
【0053】
磁気センサ7は、図11(b)、図12(b)及び図13(b)に示すように、軸方向に対向する集磁部10a同士の間に挿入され、その両集磁部10a間に発生する磁束密度を検出する。
【0054】
この構成により、集磁リング10が磁気回路の一部を形成するため、図12(a)及び図13(a)に示すように、磁石5から発生した磁束が磁気ヨーク6を通って集磁リング10に導かれ、その集磁リング10に設けられた集磁部10aに優先的に集まる。この集磁部10a間に発生する磁束密度を磁気センサ7で検出することにより、磁気ヨーク6の全周で発生する磁束密度の平均を取ることができるので、磁気回路を構成する部品の製造ばらつき、組み付け精度及び入力軸2と出力軸3とのセンタずれ等による検出誤差を抑制することができる。
【0055】
(第3実施形態)
図14は、本実施形態に係るトルクセンサの分解斜視図である。図15は、本実施形態に係るトルクセンサの軸方向断面図である。図16は、本実施形態に係る磁石の着磁方向を示した図であり、(a)は、磁石の側面図、(b)は、磁石の平面図である。図17、図18及び図19は、本実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。
【0056】
本実施形態の磁石5は、図16(a)に示すように、径方向にN極とS極とが交互に着磁されている。
【0057】
また、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとは、図15に示すように、磁石5の外周に設けられている。また、図14に示すように、一方の磁気ヨーク6Aの凸部6aと他方の磁気ヨーク6Bの凹部6aとが軸方向に対向するように配置されている。また、本実施形態の磁気ヨーク6は、第1実施形態の磁気ヨーク6よりも厚く形成されている。
【0058】
次に、本実施形態の作動について説明する。
【0059】
入力軸2と出力軸3との間に捩じれトルクが印加されていない状態、つまりトーションバー4が捩じれていない中立位置では、図17(a)に示すように、磁気ヨーク6に設けられた凸部6a及び凹部6bの周方向の中心位置と磁石5のN極及びS極の境界とが一致している。この場合、図17(b)に示すように、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの凸部6aには、磁石5のN極とS極とから同数の磁力線が出入りするため、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの内部でそれぞれ磁力線が短絡されている。従って、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間(ギャップG)に磁束が流れることはなく、磁気センサ7で検出する磁束密度は0となる。
【0060】
そして、入力軸2と出力軸3との間に捩じれトルクが印加されて、トーションバー4に捩じれが生じると、入力軸2に固定された磁石5と出力軸3に固定された一組の磁気ヨーク6との相対位置が周方向に変化する。これにより、図18(a)もしくは図19(a)に示すように、磁気ヨーク6に設けられた凸部6a及び凹部6bの周方向の中心位置と磁石5のN極及びS極の境界とが一致しなくなる。そのため、一方の磁気ヨーク6A及び他方の磁気ヨーク6Bには、N極又はS極を有する磁力線が増加する。
【0061】
例えば、磁石5と一組の磁気ヨーク6との相対位置が図18(a)のように変化した場合、一方の磁気ヨーク6Aの凸部6aは、磁石5のN極と径方向に対向する面積が増加する。そのため、一方の磁気ヨーク6Aには、N極を有する磁力線が増加する。また、他方の磁気ヨーク6Bの凸部6bは、磁石5のS極と径方向に対向する面積が増加する。そのため、他方の磁気ヨーク6Bには、S極を有する磁力線が増加する。なお、磁石5と一組の磁気ヨーク6との相対位置が図19(a)のように変化した場合、一方の磁気ヨーク6Aには、S極を有する磁力線が増加し、他方の磁気ヨーク6Bには、N極を有する磁力線が増加する。
【0062】
この時、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとは、それぞれ逆の極性を有する磁力線が増加するので、図18(b)もしくは図19(b)に示すように、一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの間(ギャップG)に磁束密度が発生する。この磁束密度は、図8に示すように、トーションバー4の捩じれ量に略比例し、且つトーションバー4の捩じれ方向に応じて方向に応じて極性が反転する。この磁束密度を磁気センサ7で検出し、電圧信号として取り出すことができる。
【0063】
この構成により、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0064】
また、本実施形態の磁気ヨーク6の厚さは、第1実施形態の磁気ヨーク6の厚さよりも厚く形成されているため、磁気ヨーク6を磁石5の外周に配置しても磁石5の磁束を磁気ヨーク6に通すことができる。
【0065】
また、一組の磁気ヨーク6は、磁石5の外周に配置しているため、磁気ヨーク6の軸方向の長さを増大させることを抑制できる。これにより、トルクセンサ1の大型化を招くことを抑制できる。
【0066】
なお、本実施形態でも集磁リング10を一方の磁気ヨーク6Aと他方の磁気ヨーク6Bとの外周に近接して配置することにより第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るトルクセンサの分解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るトルクセンサの軸方向断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る磁石の着磁方向を示した図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る磁気ヨークの位置関係を示した斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。
【図8】トーションバーの捩じれ角(磁石と磁気ヨークとのずれ角)と磁気ヨークに生じる磁束密度との関係を表すグラフである。
【図9】本発明の他の例を示した図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係るトルクセンサの分解斜視図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。
【図13】本発明の第2実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。
【図14】本発明の第3実施形態に係るトルクセンサの分解斜視図である。
【図15】本発明の第3実施形態に係るトルクセンサの軸方向断面図である。
【図16】本発明の第3実施形態に係る磁石の着磁方向を示した図である。
【図17】本発明の第3実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。
【図18】本発明の第3実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。
【図19】本発明の第3実施形態に係る磁石と磁気ヨークとの位置関係を示した図である。
【符号の説明】
1…トルクセンサ、
2…入力軸(第1の軸)、
3…出力軸(第2の軸)、
4…トーションバー(弾性部材)、
5…磁石(硬磁性体)、
6…磁気ヨーク(軟磁性体)、
6a…凸部、
6b…凹部、
7…磁気センサ、
10…集磁リング、
10a…集磁部。
Claims (9)
- 第1の軸(2)と第2の軸(3)とを同軸上に連結し、前記第1の軸と前記第2の軸との間に捩じれトルクが入力されると、自身に捩じれを生じる弾性部材(4)と、
前記第1の軸又は前記弾性部材の一端側に連結されて、周囲に磁界を形成する硬磁性体(5)と、
前記第2の軸又は前記弾性部材の他端側に連結され、且つ前記硬磁性体により形成される磁界内に配置されて磁気回路を形成し、前記弾性部材の捩じれによって前記硬磁性体との相対位置が変化すると、前記磁気回路に発生する磁束密度が変化する構造を有する軟磁性体(6)と、
前記軟磁性体と非接触に設置され、前記軟磁性体の磁気回路に発生する磁束密度を検出する磁気センサ(7)とを備えたトルクセンサ(1)において、
前記硬磁性体は、連結された前記第1の軸又は前記弾性部材の軸方向に着磁されており、
前記軟磁性体は、一方の軟磁性体(6A)と他方の軟磁性体(6B)とを有し、前記一方の軟磁性体と前記他方の軟磁性体とは、前記硬磁性体をその着磁方向に両側から挟み込むように配置され、且つ前記軟磁性体の内周には、凸部(6a)と凹部(6b)とが周方向に交互に設けられ、且つ前記一方の軟磁性体に設けられる前記凸部と前記他方の軟磁性体に設けられる前記凸部とが前記着磁方向に対向して配置され、
前記磁気センサは、前記軟磁性体間のギャップ(G)内に挿入されて、前記一方の軟磁性体と前記他方の軟磁性体との間に生じる磁束密度を検出することを特徴とするトルクセンサ。 - 第1の軸(2)と第2の軸(3)とを同軸上に連結し、前記第1の軸と前記第2の軸との間に捩じれトルクが入力されると、自身に捩じれを生じる弾性部材(4)と、
前記第1の軸又は前記弾性部材の一端側に連結されて、周囲に磁界を形成する硬磁性体(5)と、
前記第2の軸又は前記弾性部材の他端側に連結され、且つ前記硬磁性体により形成される磁界内に配置されて磁気回路を形成し、前記弾性部材の捩じれによって前記硬磁性体との相対位置が変化すると、前記磁気回路に発生する磁束密度が変化する構造を有する軟磁性体(6)と、
前記軟磁性体と非接触に設置され、前記軟磁性体の磁気回路に発生する磁束密度を検出する磁気センサ(7)とを備えたトルクセンサ(1)において、
前記硬磁性体は、連結された前記第1の軸又は前記弾性部材の軸方向に対して径方向に着磁されており、
前記軟磁性体は、一方の軟磁性体(6A)と他方の軟磁性体(6B)とを有し、前記一方の軟磁性体と前記他方の軟磁性体とは、前記硬磁性体の外周に配置され、且つ前記軟磁性体の内周には、凸部(6a)と凹部(6b)とが周方向に交互に設けられ、且つ前記一方の軟磁性体に設けられる前記凸部と前記他方の軟磁性体に設けられる前記凹部とが前記弾性部材の一端から前記弾性部材の他端への方向に対向して配置され、
前記磁気センサは、前記軟磁性体間のギャップ(G)内に挿入されて、前記一方の軟磁性体と前記他方の軟磁性体との間に生じる磁束密度を検出することを特徴とするトルクセンサ。 - 前記硬磁性体の極数と前記軟磁性体に設けられた前記凸部及び前記凹部を合わせた数とは、同じであることを特徴とする請求項1又は2記載のトルクセンサ。
- 前記凸部及び前記凹部と前記硬磁性体に着磁されたN極及びS極とは、周方向に等間隔に設けられ、且つ周方向の幅は、略同じであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のトルクセンサ。
- 前記軟磁性体と前記硬磁性体とは、前記弾性部材の捩じれが生じていない時に、前記軟磁性体に設けられた前記凸部及び前記凹部の周方向の中心位置と前記硬磁性体に着磁されたN極及びS極の境界とが略一致するように配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のトルクセンサ。
- 前記一方の軟磁性体と前記他方の軟磁性体との間、且つ前記硬磁性体の外周に非磁性材のスペーサを設けることにより前記ギャップが形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のトルクセンサ。
- 第1の軸(2)と第2の軸(3)とを同軸上に連結し、前記第1の軸と前記第2の軸との間に捩じれトルクが入力されると、自身に捩じれを生じる弾性部材(4)と、
前記第1の軸又は前記弾性部材の一端側に連結されて、周囲に磁界を形成する硬磁性体(5)と、
前記第2の軸又は前記弾性部材の他端側に連結され、且つ前記硬磁性体により形成される磁界内に配置されて磁気回路を形成し、前記弾性部材の捩じれによって前記硬磁性体との相対位置が変化すると、前記磁気回路に発生する磁束密度が変化する構造を有する軟磁性体(6)と、
前記軟磁性体と非接触に設置され、前記軟磁性体の磁気回路に発生する磁束密度を検出する磁気センサ(7)とを備えたトルクセンサ(1)において、
前記硬磁性体は、連結された前記第1の軸又は前記弾性部材の軸方向に着磁されており、
前記軟磁性体は、一方の軟磁性体(6A)と他方の軟磁性体(6B)とを有し、前記一方の軟磁性体と前記他方の軟磁性体とは、前記硬磁性体をその着磁方向に両側から挟み込むように配置され、且つ前記軟磁性体の内周から外周までの間には、孔(6c)が周方向に交互に設けられ、且つ前記一方の軟磁性体に設けられる前記孔と前記他方の軟磁性体に設けられる前記孔とが前記着磁方向に対向して配置され、
前記磁気センサは、前記軟磁性体間のギャップ(G)内に挿入されて、前記一方の軟磁性体と前記他方の軟磁性体との間に生じる磁束密度を検出することを特徴とするトルクセンサ。 - 前記孔の外周までの長さ(h1)は、前記孔の内周までの長さ(h2)よりも長いことを特徴とする請求項7記載のトルクセンサ。
- 前記軟磁性体の近接する位置には、前記軟磁性体から磁束を導くと共に、その磁束を集める集磁部(10a)を有する集磁リング(10)が設けられ、前記磁気センサは、前記集磁部間に挿入されて、前記集磁部間に生じる磁束密度を検出することを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載のトルクセンサ。
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