JP6217608B2 - 磁気検出装置、および、これを用いたトルクセンサ - Google Patents

磁気検出装置、および、これを用いたトルクセンサ Download PDF

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Description

本発明は、磁気検出装置、および、これを用いたトルクセンサに関する。
従来、トーションバーの捩れ変位に伴って変化する磁束密度を検出することによりトルクを検出する非接触式のトルクセンサが知られている。例えば、特許文献1では、磁気検出器を回路基板に支持するためのサポート部材を備える。
特開2014−14918号公報
磁気検出器を基板に対して表面実装せず、基板表面に対して垂直等に設ける場合、磁気検出器が傾くことにより、検出誤差を生じる虞がある。また、特許文献1のように、磁気検出器を基板に支持するための部材を別途設けると、部品点数が増大する。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、検出精度を向上可能な磁気検出装置、および、これを用いたトルクセンサを提供することにある。
本発明の磁気検出装置は、第1集磁部材と、第2集磁部材と、基板と、磁気センサと、集磁部保持部材と、基板保持部材と、を備える。
第1集磁部材は、第1集磁部を有する。第2集磁部材は、第1集磁部と所定の間隔で対向する第2集磁部を有する。
基板には、外縁に開口する切欠部が形成される。
磁気センサは、磁気検出素子、封止部、および、端子部を有する。磁気検出素子は、第1集磁部と第2集磁部とで形成される磁界を検出する。封止部は、磁気検出素子を封止する。端子部は、封止部から突出して形成され、基板と接続される。磁気センサは、封止部の少なくとも一部が切欠部と重複する箇所に表面実装される。
集磁部保持部材は、第1集磁部材、および、第2集磁部材を保持する。基板保持部材は、基板を保持する。
第1集磁部は、磁気センサの基板と反対側の面である素子表面と対向する箇所に配置される。
第2集磁部は、磁気センサの基板側の面である素子裏面と対向する箇所であって、少なくとも一部が切欠部に配置される。
集磁部保持部材には、基板保持部材を収容する収容部が形成される。
本発明では、磁気センサを基板に表面実装することにより、磁気センサを保持する部材を別途に設けることなく、第1集磁部と第2集磁部との間に配置することができるので、部品点数を低減することができる。また、磁気センサを基板に表面実装せずに設ける場合と比較し、素子面積の大型化が可能であるので、磁気センサに磁気検出素子以外の演算回路等の回路を一体に設けることができる。
また本発明では、基板に切欠部を設け、第2集磁部が切欠部に配置される。これにより、切欠部を設けない場合と比較し、第1集磁部と第2集磁部との間の距離である磁気回路ギャップを小さくすることができるので、漏れ磁束を低減可能であり、検出精度が向上する。
また、トルクセンサは、磁気検出装置と、トーションバーと、多極磁石と、磁気ヨークとを備える。
トーションバーは、第1の軸と第2の軸とが同軸となるように連結し、第1の軸と第2の軸との間に加わるトルクを捩れ変位に変換する。
多極磁石は、第1の軸またはトーションバーの一端に固定される。
磁気ヨークは、第2の軸またはトーションバーの他端に固定され、多極磁石が発生する磁界内に磁気回路を形成する。
第1集磁部材および第2集磁部材は、磁気ヨークからの磁束を第1集磁部および第2集磁部に集める。
これにより、磁気検出装置は、第1の軸と第2の軸との間に加わるトルクを適切に検出することができる。
本発明の第1実施形態のトルクセンサが適用されるステアリングシステムの概略構成図である。 本発明の第1実施形態によるトルクセンサの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による多極磁石、磁気ヨーク、および、磁気検出装置の位置関係を説明する分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による磁気検出装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態による磁気検出装置を示す側面図である。 図5のVI方向矢視図である。 図6のVII−VII線断面図である。 本発明の第1実施形態による集磁ユニットの断面図である。 本発明の第1実施形態による集磁ユニットとセンサユニットとの組み付けを説明する斜視図である。 本発明の第1実施形態による集磁リングと基板との組み付けを説明する斜視図である。 本発明の第1実施形態による集磁リング、集磁リング保持部材、および、基板を説明する模式的な側面図である。 本発明の第1実施形態による集磁部と基板との位置関係を説明する平面図である。 本発明の第1実施形態によるセンサユニットを示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による基板および磁気センサを示す側面図である。 図14のXV方向矢視図である。 図14のXVI方向矢視図である。 図14のXVII方向矢視図である。 本発明の第1実施形態による基板を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態による基板を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による磁気センサの構成を説明するブロック図である。 本発明の第2実施形態による基板を示す平面図である。 本発明の第3実施形態による基板を示す平面図である。 本発明の第4実施形態による基板を示す平面図である。 本発明の第5実施形態による集磁リング、集磁リング保持部材、および、基板を説明する模式的な側面図である。 本発明の第6実施形態による集磁リング、集磁リング保持部材、および、基板を説明する模式的な側面図である。 本発明の第7実施形態による集磁リング、集磁リング保持部材、および、基板を説明する模式的な側面図である。 本発明の第8実施形態による集磁リング、および、基板を説明する模式的な側面図である。 本発明の参考例による基板および磁気センサを示す側面図である。
以下、本発明による磁気検出装置、および、これを用いたトルクセンサを図面に基づいて説明する。なお、以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図20に示す。なお、各図はいずれも模式的な図である。後述の実施形態に係る図面についても同様である。図1に示すように、トルクセンサ10は、例えば車両のステアリング操作を補助するための電動パワーステアリング装置80に適用される。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置80を備えたステアリングシステム90の全体構成を示す。ハンドル91は、ステアリングシャフト92と接続される。
ステアリングシャフト92は、第1の軸としての入力軸11および第2の軸としての出力軸12を有する。入力軸11は、ハンドル91と接続される。入力軸11と出力軸12との間には、ステアリングシャフト92に加わるトルクを検出するトルクセンサ10が設けられる。出力軸12の入力軸11と反対側の先端には、ピニオンギア96が設けられる。ピニオンギア96はラック軸97に噛み合っている。ラック軸97の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪98が連結される。
これにより、運転者がハンドル91を回転させると、ハンドル91に接続されたステアリングシャフト92が回転する。ステアリングシャフト92の回転運動は、ピニオンギア96によってラック軸97の直線運動に変換され、ラック軸97の変位量に応じた角度に一対の車輪98が操舵される。
電動パワーステアリング装置80は、運転者によるハンドル91の操舵を補助する補助トルクを出力するモータ81、減速ギア82、および、制御装置(以下、「ECU」という。)85等を備える。図1では、モータ81とECU85とが別体となっているが、一体としてもよい。
減速ギア82は、モータ81の回転を減速してステアリングシャフト92に伝達する。すなわち本実施形態の電動パワーステアリング装置80は、所謂「コラムアシストタイプ」であるが、モータ81の回転をラック軸97に伝える所謂「ラックアシストタイプ」としてもよい。
ECU85は、トルクセンサ10から出力される操舵トルクを取得し、検出された操舵トルクに応じ、モータ81の駆動を制御する。
図2に示すように、トルクセンサ10は、入力軸11、出力軸12、トーションバー13、多極磁石15、磁気ヨーク16、および、磁気検出装置1等を備える。図2においては、後述するヨーク保持部材19、集磁リング保持部材25、および、基板保持部材31等を省略した。
トーションバー13は、一端側が入力軸11に、他端側が出力軸12に、それぞれ固定ピン14で固定され、入力軸11と出力軸12とを回転軸Oの同軸上に連結する。トーションバー13は、棒状の弾性部材であり、ステアリングシャフト92に加わるトルクを捩れ変位に変換する。
多極磁石15は、円筒状に形成され、入力軸11に固定される。多極磁石15は、N極とS極とが周方向に交互に着磁される。本実施形態では、N極およびS極の数は12対、計24極である。
図2および図3に示すように、磁気ヨーク16は、樹脂等の非磁性材により形成されるヨーク保持部材19に保持され、多極磁石15が発生する磁界内に磁気回路を形成する本実施形態では、磁気ヨーク16は、ヨーク保持部材19にインサート成形される。
磁気ヨーク16は、入力軸11側に設けられる第1ヨーク17および出力軸12側に設けられる第2ヨーク18を有する。第1ヨーク17および第2ヨーク18は、ともに軟磁性体により環状に形成され、多極磁石15の径方向外側にて、出力軸12に固定される。
第1ヨーク17は、リング部171および爪175を有する。爪175は、リング部171の内縁に沿って全周に等間隔で設けられる。第2ヨーク18は、リング部181および爪185を有する。爪185は、リング部181の内縁に沿って全周に等間隔で設けられる。
爪175、185は、多極磁石15の極対数と同数(本実施形態では12)であり、爪175と爪185とは、周方向にずれて交互に配置され、第1ヨーク17と第2ヨーク18とがエアギャップを介して対向している。
トーションバー13に捩れ変位が生じていない場合、すなわちステアリングシャフト92に操舵トルクが加わっていないとき、爪175、185の中心と、多極磁石15のN極とS極との境界とが一致するように配置される。
図4〜図13に示すように、磁気検出装置1は、集磁ユニット20、および、センサユニット30を備える。
集磁ユニット20は、第1集磁部材としての第1集磁リング21、第2集磁部材としての第2集磁リング22、および、集磁部保持部材としての集磁リング保持部材25を有する。
図2および図3に示すように、集磁リング21、22は、磁気ヨーク16の径方向外側に配置され、磁気ヨーク16からの磁束を集める。第1集磁リング21は入力軸11側に設けられ、第2集磁リング22は出力軸12側に設けられる。第1集磁リング21および第2集磁リング22は、インサート成形等により、集磁リング保持部材25に保持される。
図10等に示すように、第1集磁リング21は、軟磁性体で形成され、略環状に形成されるリング部211、および、リング部211から径方向外側に突出した2つの集磁部215から構成される。第2集磁リング22は、第1集磁リング21と同様、軟磁性体で形成され、略環状に形成されるリング部221、および、リング部221から径方向外側に突出した2つの集磁部225から構成される。本実施形態では、第1集磁リング21と第2集磁リング22とは、略同様の形状であり、集磁部215が「第1集磁部」に対応し、集磁部225が「第2集磁部」に対応する。
第1集磁リング21の集磁部215と、第2集磁リング22の集磁部225とは、対向する面が略平行となるように設けられる。集磁部215、225の間には、後述する磁気センサ45が配置される。
図4〜図9に示すように、集磁リング保持部材25は、樹脂等の非磁性材により形成され、リング保持部251、収容部としてのセンサユニット収容部255、および、取付部258から構成される。
リング保持部251は、略環状に形成される。リング保持部251の径方向内側には、集磁リング21、22の集磁部215、225の間隔が所定の間隔となるように、リング部211、221が離間して埋設される。このとき、少なくとも集磁部215、225の互いに対向する面は、集磁リング保持部材25から露出する。図8に示すように、第1集磁リング21の集磁部215は、集磁部225と反対側がリング保持部251に埋設され、第2集磁リング22の集磁部225は、集磁部215から所定距離だけ離間するようにリング保持部251の内部にて突出して配置される。リング保持部251の径方向外側には、外部からの磁気を遮蔽するための磁気遮蔽部材26が設けられる。
センサユニット収容部255には、センサユニット30が収容される。図7〜図9に示すように、センサユニット収容部255には、リング保持部251と反対側に開口256が形成される。図9に示すように、開口256は、集磁リング21、22の径方向外側に向くように形成される。
図8に示すように、センサユニット収容部255の内壁には、センサユニット30の挿入方向に沿って形成されるリブ257が設けられる。
図4、図5および図6に示すように、センサユニット収容部255の外周には、外部からの磁気を遮蔽するための磁気遮蔽部材27が設けられる。
なお、図8は、図7の集磁ユニット20を示す図である。
取付部258は、リング保持部251とセンサユニット収容部255との間に設けられる。取付部258は、集磁リング21、22のリング部211、221の接線方向に延びて形成される。取付部258には、孔部259が形成される。孔部259には図示しないねじ等が挿入され、このねじ等により、磁気検出装置1がハウジング等の他の部材に固定される。
図9、図12および図13に示すように、センサユニット30は、基板保持部材31、蓋部材32、配線部材35、基板40、および、磁気センサ45等を有し、矢印Y1で示すように、開口256側からセンサユニット収容部255に挿入、固定される。換言すると、図10および図11に示すように、磁気センサ45は、集磁リング21、22の径方向外側から、集磁部215、225の間に挿入される。なお、図11においては、集磁リング保持部材25を模式的に記載している。
基板保持部材31は、樹脂等の非磁性材により形成される。基板保持部材31の基板40が固定される側の面である基板固定面311には、柱状部312が形成される。また、基板保持部材31の側面315には、位置決め溝316が形成される。位置決め溝316には、センサユニット収容部255のリブ257が挿入される。これにより、センサユニット収容部255に対して、センサユニット30が位置決めされる。
図7に示すように、基板保持部材31には、配線部材35を開口256と反対側へ誘導する配線誘導部318が形成される。
図12および図13に示すように、蓋部材32は、樹脂等の非磁性材により、センサユニット収容部255の開口を覆うように形成される。蓋部材32は、嵌合等により、基板保持部材31と固定される。蓋部材32には、配線取出部321、および、配線誘導部328が形成される。
図7および図13等に示すように、配線部材35は、基板接続部351、緩衝部352、および、集合部355から構成される。基板接続部351は、基板40の配線挿通孔42(図15等参照)に挿入される。
緩衝部352は、配線誘導部318に引っ掛けられ、センサユニット収容部255の開口256と反対側に導かれる。また、緩衝部352は、配線誘導部328に引っ掛けられ、開口256側に取り出される。基板接続部351よりも奥側に配線誘導部328を設け、センサユニット30を挿抜する際の引っ張り荷重を配線誘導部328にて受けることにより、基板接続部351と基板40との接続箇所に引っ張り荷重が作用することによる配線部材35と基板40との電気的接続の破損を抑制することができる。
複数の配線部材35は、集合部355にて集合して配線取出部321から取り出される。配線部材35の基板接続部351と反対側の端部は、ECU85と接続される。
図9〜図19に示すように、基板40は、略矩形の平板状に形成され、外縁に開口する切欠部41が形成される。本実施形態では、切欠部41は、集磁ユニット20に挿入するときに先端側となる一端401に開口する。切欠部41は、磁気センサ45の個数に応じて形成される。本実施形態では、切欠部41は、略矩形状に、2つ形成される。
また、基板40には、配線挿通孔42、および、固定孔43が形成される。配線挿通孔42には、配線部材35の基板接続部351が挿入され、はんだ等により電気的に接続される。固定孔43には、基板保持部材31の柱状部312が挿入され、熱かしめ等により固定される。これにより、基板40は、基板保持部材31に固定される。
基板40には、チップコンデンサ44、および、磁気センサ45が表面実装される。チップコンデンサ44は、ノイズ除去等に用いられる。
磁気センサ45は、後述する回路部50を封止する封止部46、および、端子部47を有し、基板40の切欠部41が形成される箇所に表面実装される。詳細には、磁気センサ45は、封止部46の少なくとも一部が、切欠部41と重複するように基板40に実装される。磁気センサ45は基板40に表面実装されるので、磁気センサ45を保持するための部材を設けることなく、集磁部215、225の間の所望の箇所に配置することができる。また、磁気センサ45を表面実装することにより、磁気センサ45のチップ面積の大型化が可能であるので、後述する磁気検出素子511、521以外の回路部品を一体に設けることができる。
封止部46は、平面視略矩形に形成される。図17に示すように、封止部46の幅(図17の紙面左右方向の長さ)は、切欠部41の幅よりも大きく形成される。すなわち、封止部46の端子部47側の端部465は、切欠部41の端部よりも、長さLの分、切欠部41の外側に形成される。
端子部47は、封止部46の長辺側から突出して形成され、はんだ等により基板40と電気的に接続される。本実施形態では、封止部46の幅が切欠部41の幅より大きく形成されるので、端子部47と基板40との接続に用いるはんだのスペースが確保され、接続の信頼性を向上することができる。
図17は、図14のXVII方向矢視図であって、時計方向に90°回転されている。また、図17において、1つの磁気センサ45に係る箇所を記載し、他の部分の記載を省略した。
図12、図14〜図16に示すように、磁気センサ45の基板40と反対側の面である素子表面451と対向する箇所には、第1集磁リング21の集磁部215が配置される。素子表面451と集磁部215との間には、接触しない程度の隙間G1が形成される(図14参照)。
また、切欠部41には、第2集磁リング22の集磁部225が挿入される。磁気センサ45の基板40側の面である素子裏面452と集磁部225との間には、接触しない程度の隙間G2が形成される(図14参照)。なお、隙間G1、G2は、等しくてもよいし、異なっていてもよい。
図28に示す参考例では、基板49には切欠部41が形成されていないので、基板49と集磁部225との間には、接触しない程度の隙間G3を設ける必要がある。ここで、磁気センサ45の厚みをD1、基板の厚みをD2とすると、集磁部215、225間の距離である磁気回路ギャップGは、D1+D2+G1+G3となり、磁気センサを表面実装しない場合と比較し、基板49の厚みD2の分、大きくなり、漏れ磁束が増加する。
そこで本実施形態では、基板40に切欠部41を設け、切欠部41に集磁部225を挿入しているので、磁気回路ギャップGは、D1+G1+G2となる。すなわち、切欠部41に集磁部225を配置することにより、図28に示す参考例と比較して基板の厚みD2の分、磁気回路ギャップGを小さくできるので、磁気センサを表面実装しない場合と同程度の磁気回路を形成できる。
図20に示すように、磁気センサ45は、回路部50を有する。
回路部50は、第1回路510、第2回路520、および、チェック回路530を有する。
第1回路510は、磁気検出素子(図中「Hall」と記す。)511、A/D変換部512、演算部(図中「DSP」と記す。)513、D/A変換部514、3つの記憶部(図中「EEPROM1〜3」と記す。)515、516、517を有する。
第2回路520は、磁気検出素子521、A/D変換部522、演算部523、D/A変換部524、3つの記憶部525、526、527を有する。
本実施形態では、第1回路510を出力用、第2回路520を比較用とする。第1回路510と第2回路520とは、下1桁の数字が同じである場合、実質的に同様の構成であるので、第1回路510を中心に説明し、第2回路520に係る説明は適宜省略する。
磁気検出素子511は、ホール素子であって、集磁部215、225間の磁束を検出する。図12、図15および図16に示すように、磁気検出素子511、521は、素子表面451側から見たとき、集磁部215、225が配置される領域内に配置される。これにより、集磁部215、225間の磁束を適切に検出することができる。
ここで、磁気検出素子511による操舵トルクの検出について説明する。
本実施形態では、集磁部215、225の間に磁気検出素子511、521が配置される。入力軸11と出力軸12との間に操舵トルクが印加されていないとき、第1ヨーク17の爪175および第2ヨーク18の爪185の中心が、多極磁石15のN極とS極との境界に一致するように配置される。このとき、爪175、185には、多極磁石15のN極およびS極から同数の磁力線が出入りするため、第1ヨーク17と第2ヨーク18との内部で、それぞれ磁力線が閉ループを形成する。そのため、ヨーク17、18間のギャップに磁束が漏れることがなく、磁気検出素子511が検出する磁束密度はゼロとなる。
入力軸11と出力軸12との間に操舵トルクが印加されてトーションバー13に捩れ変位が生じると、入力軸11に固定された多極磁石15と、出力軸12に固定されたヨーク17、18との相対位置が周方向にずれる。その結果、磁気検出素子511を通過する磁束密度は、トーションバー13の捩れ変位量に略比例し、かつ、トーションバー13の捩れ方向に応じて極性が反転する。磁気検出素子511は、磁気センサ45の厚み方向(例えば図14の紙面左右方向)、すなわち集磁部215、225の面と直交する方向に通る磁界の強さを検出する。磁気検出素子511は、検出した磁界の強さを電圧信号してA/D変換部512へ出力する。
A/D変換部512は、磁気検出素子511から入力された電圧信号をA/D変換し、演算部513へ出力する。
演算部513は、例えばデジタルシグナルプロセッサ等のコンピュータにより構成され、記憶部515、516、517に記憶された情報、および、A/D変換部512から入力された信号を用い、入力軸11および出力軸12に生じるトルクを演算する。
D/A変換部514は、演算部513の演算結果をD/A変換し、チェック回路530へ出力する。
記憶部515、516、517は、EEPROM等の不揮発性メモリにより構成される。記憶部515、516、517には、磁気検出素子511の温度補正のためのパラメータ等が記憶されている。記憶部515、516、517には、正常であれば同一のデータが記憶されている。
本実施形態では、1つの磁気検出素子511に対して記憶部515〜517が3つ設けられており、記憶部についても冗長構成となっている。具体的には、演算部513において、記憶部515〜517から読み出したデータを比較し、多数決により用いるパラメータを決めることで、記憶部515〜517内のパラメータの冗長性を確保している。記憶部515から読み出されたパラメータをP1、記憶部516から読み出されたパラメータをP2、記憶部517から読み出されたパラメータをP3とすると、例えば、P1≠P2=P3であれば、演算部513では、P1を異常判定し、P2、P3を用いて演算を行う。
チェック回路530は、判定部531、および、出力部532を有する。
判定部531では、第1回路510から出力された演算結果である第1演算結果E1、および、第2回路520から出力された演算結果である第2演算結果E2について、異常判定を行う。
出力部532は、判定部531の判定結果に応じた出力信号をECU85へ出力する。第1演算結果E1が正常である場合、出力部532は、第1演算結果E1を出力する。第1演算結果E1または第2演算結果E2の一方が正常であり、他方が異常であると判定された場合、出力部532は、正常である第1演算結果E1または第2演算結果E2の一方に応じた信号を出力部532へ出力する。
また、第1演算結果E1および第2演算結果E2が共に異常であると判定された場合、出力部532は、磁気センサ45から通常出力されない電圧信号を出力信号としてECU85へ出力する。これにより、磁気センサ45内にて自身の異常を判定するとともに、磁気センサ45に異常が生じていることをECU85へ通知することができる。
以上詳述したように、本発明の第1実施形態による磁気検出装置1は、第1集磁リング21と、第2集磁リング22と、基板40と、磁気センサ45と、を備える。
第1集磁リング21は、集磁部215を有する。
第2集磁リング22は、集磁部215と所定の間隔で対向する集磁部225を有する。
基板40は、外縁401に開口する切欠部41が形成される。
磁気センサ45は、磁気検出素子511、521、封止部46、および、端子部47を有する。磁気検出素子511、421は、集磁部215、225とで形成される磁界を検出する。封止部46は、磁気検出素子511、521を封止する。端子部47は、封止部46から突出して形成され、基板40と接続される。磁気センサ45は、封止部46の少なくとも一部が切欠部41と重複する箇所に表面実装される。
集磁部215は、磁気センサ45の基板40と反対側の面である素子表面451と対向する箇所に配置される。集磁部225は、磁気センサ45の基板40側の面である素子裏面452と対向する箇所であって、少なくとも一部が切欠部41に配置される。
本実施形態では、磁気センサ45を基板40に表面実装することにより、磁気センサ45を保持する部材を別途に設けることなく、集磁部215、225間に配置することができるので、部品点数を低減することができる。また、磁気センサ45を基板40に表面実装せずに設ける場合と比較し、素子面積の大型化が可能であるので、磁気センサ45に磁気検出素子511、521以外の演算回路等の回路を一体に設けることができる。
また、本実施形態では、基板40に切欠部41を設け、集磁部225が切欠部41に配置される。これにより、切欠部41を設けない場合と比較し、集磁部215、225間の距離である磁気回路ギャップGを小さくすることができるので、漏れ磁束を低減可能であり、検出精度が向上する。
磁気検出素子511、521は、素子表面451側または素子裏面452側から見たとき、集磁部215、225と重複する領域に設けられる。これにより、集磁部215、225の磁界の強さを適切に検出することができる。
なお、換言すると、磁気センサ45の磁気検出素子511、521が設けられる以外の領域は、集磁部215、225と重複する領域に設ける必要はない。
端子部47が突出して形成される側の封止部46の端部465は、切欠部41の外側に配置される。
これにより、例えば端子部47と基板40とをはんだ等の接続部材により接続する場合、接続部材のスペースを確保することができるので、基板40と磁気センサ45との接続不良を低減することができる。
磁気検出装置1は、第1集磁リング21および第2集磁リング22を保持する集磁リング保持部材25をさらに備える。本実施形態では、集磁リング保持部材25は、第1集磁リング21および第2集磁リング22を一体に保持する。これにより、第1集磁リング21を保持する部材と、第2集磁リング22を保持する部材とを別体とする場合と比較し、部品点数を低減することができる。
磁気検出装置1は、基板40を保持する基板保持部材31をさらに備える。
集磁リング保持部材25には、基板保持部材31を収容するセンサユニット収容部255が形成される。また、センサユニット収容部255は、第1集磁リング21および第2集磁リング22の外側(本実施形態では径方向外側)に設けられ、第1集磁リング21および第2集磁リング22と反対側に開口256が形成される。
基板保持部材31は、開口256からセンサユニット収容部255に挿入される。
これにより、基板40が固定された基板保持部材31を集磁リング保持部材25に適切に組み付けることができる。
磁気検出装置1は、配線部材35をさらに備える。配線部材35は、基板40と接続される基板接続部351を有し、基板40と他の装置(本実施形態ではECU85)とを接続する。
配線部材35は、基板接続部351よりも開口256と反対側に形成される配線誘導部328に引っ掛けられ、基板接続部351と反対側の端部が開口256から取り出される。
配線部材35を配線誘導部328に引っ掛けることにより、配線誘導部328が基板保持部材31を収容部に挿抜する際の引っ張り荷重を受ける。これにより、配線部材35と基板40との接続箇所にかかる引っ張り荷重を低減することができるので、配線部材35と基板40との接続箇所の破損を防止することができる。
基板保持部材31のセンサユニット収容部255と対向する面である側面315には、位置決め溝316が形成される。また、センサユニット収容部255の基板保持部材31と対向する面には、位置決め溝316に挿入されるリブ257が形成される。
これにより、センサユニット収容部255と基板保持部材31とを適切に位置決めすることができる。
磁気センサ45は、複数(本実施形態では2つ)の磁気検出素子511、521、演算部513、523、および、判定部531を有する。
演算部513、523は、磁気検出素子511、521ごとに設けられる。
判定部531は、演算部513、523の演算結果に基づいて異常判定を行う。
本実施形態では、磁気センサ45が、演算部513、523および判定部531を有しているので、磁気センサ45自身で異常判定を行うことができる。また、磁気センサ45が、複数の磁気検出素子511、521および、これに対応して設けられる演算部513、523を有する冗長構成となっているので、演算回路の一部に異常が生じたとしても、正常である系統の検出値を用いた制御(本実施形態では、検出された操舵トルクに基づく電動パワーステアリング装置80の制御)を継続することができる。
また、磁気センサ45には、対応する演算部513、523での演算に用いられるパラメータが記憶される3以上の記憶部515〜517、525〜527が、演算部513、523ごとに設けられる。
本実施形態では、記憶部515〜517、525〜527も冗長構成となっている。すなわち、1つの演算部513、523に対して3つ以上の記憶部515〜517、525〜527を設けることで、多数決により、パラメータの冗長性を確保している。
トルクセンサ10は、磁気検出装置1と、トーションバー13と、多極磁石15と、磁気ヨーク16と、を備える。
トーションバー13は、入力軸11と出力軸12とが同軸となるように連結し、入力軸11と出力軸12との間に加わるトルクを捩れ変位に変換する。多極磁石15は、入力軸11またはトーションバー13の一端に固定される。磁気ヨーク16は、出力軸12またはトーションバー13の他端に固定され、多極磁石15が発生する磁界内に磁気回路を形成する。
第1集磁リング21および第2集磁リング22は、磁気ヨーク16からの磁束を集磁部215、225に集める。
これにより、磁気検出装置1は、入力軸11と出力軸12との間に加わるトルクを適切に検出することができる。
(第2、第3、第4実施形態)
本発明の第2実施形態〜第4実施形態は、基板の切欠部の形状が異なっている以外は上記実施形態と同様である。
図21に示す第2実施形態では、基板60の切欠部61は、円弧状に形成される。図21の例に限らず、切欠部を例えば半円形としてもよい。
図22に示す第3実施形態では、基板62の切欠部63は、三角形状に形成される。三角形に限らず、切欠部を多角形状としてもよい。
図23に示す第4実施形態では、基板64の切欠部65は、略長円形状に形成される。
切欠部について補足しておくと、切欠部は、集磁部215、225の少なくとも一部を収容可能な形状であれば、どのようであってもよく、1つの基板に形成される複数の切欠部の形状が異なっていてもよい。また、切欠部の数は、磁気センサ45の数に応じて形成され、2つに限らず、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。また、切欠部の位置は、第1実施形態〜第4実施形態に例示したように、一辺側に集中していてもよいし、多辺に分散していてもよい。なお、切欠部が複数の辺に分散して形成される場合、後述の第5実施形態等のように、磁気センサ45の両側から集磁リング21、22を挟み込んで組み付ける。
このように構成しても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態を図24に示す。図24は、第1実施形態の図11と対応する図である。後述の図25〜図27についても同様である。
図24に示すように、本実施形態の集磁リング保持部材125は、樹脂等の非磁性材により形成され、第1保持部材126と第2保持部材127とに分割されている。第1保持部材126には、第1集磁リング21が埋設され、第2保持部材127には、第2集磁リング22が埋設される。
図24中に矢印Y2で示すように、本実施形態では、第1保持部材126を磁気センサ45の素子表面451側から、第2保持部材127を磁気センサ45の素子裏面452側から挟み込むようにして組み付ける。このとき、上記実施形態と同様、第2集磁リング22の集磁部225が基板40の切欠部41に配置されるようにする。
本実施形態では、集磁リング保持部材125は、第1集磁リング21を保持する第1保持部材126と、第2集磁リング22を保持する第2保持部材127とに分割されている。
これにより、磁気センサ45を素子表面451側および素子裏面452側から挟んで組み付ける形態とすることができる。
また、上記実施形態と同様の効果を奏する。
本実施形態では、第1実施形態と同様の基板40を例として説明したが、第2実施形態〜第4実施形態のものを用いてもよい。後述の第6実施形態〜第8実施形態についても同様である。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態を図25に示す。
図25に示すように、本実施形態は、第1集磁部材としての第1集磁リング610、および、第2集磁部材としての第2集磁リング620の形状が上記実施形態と異なる。集磁リング610、620の機能等は、上記実施形態と同様である。後述の集磁リング650についても同様である。
第1集磁リング610は、軟磁性体で形成され、略環状に形成されるリング部611、リング部611から径方向外側に突出する中間部612、および、中間部612のリング部611と反対側から第2集磁リング620側に折り曲げて形成される集磁部615から構成される。本実施形態では、上記実施形態と同様、中間部612および集磁部615は、2つ形成される。
第2集磁リング620は、軟磁性体で形成され、略環状に形成されるリング部621、リング部621から径方向外側に突出する中間部622、および、中間部622のリング部621と反対側から第1集磁リング610側に折り曲げて形成される集磁部625から構成される。本実施形態では、上記実施形態と同様、中間部622および集磁部625は、2つ形成される。
第1集磁リング610の集磁部615と、第2集磁リング620の集磁部625とは、対向する面が略平行となるように設けられ、集磁部615、625の間には、磁気センサ45が配置される。本実施形態では、集磁部615が「第1集磁部」に対応し、集磁部625が「第2集磁部」に対応する。
第1集磁リング610の中間部612の長さと、第2集磁リング620の中間部622の長さとは、異なっている。本実施形態では、第1集磁リング610の中間部612の方が、第2集磁リング620の中間部622より長いが、中間部612よりも中間部622が長くなるように形成してもよい。
集磁リング610、620は、集磁リング保持部材630に一体に保持される。集磁リング保持部材630には、基板60が挿入される挿入部631が形成される。挿入部631は、集磁部615、625の間であって、第2集磁リング620側に開口するように形成される。
矢印Y3で示すように、基板40は第2集磁リング620側から挿入され、磁気センサ45が集磁部615、625の間に配置される。このとき、上記実施形態と同様、第2集磁リング620の集磁部625は、基板40の切欠部41に配置されるようにする。
このように構成しても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態は、第6実施形態の変形例である。
図26に示すように、本実施形態では、集磁リング保持部材640は、第5実施形態のように、第1保持部材641と第2保持部材642とに分割されている。第1保持部材641には、第1集磁リング610が埋設され、第2保持部材642には、第2集磁リング620が埋設される。
本実施形態では、矢印Y4で示すように、集磁部615を磁気センサ45の素子表面451側から、集磁部625を磁気センサ45の素子裏面452側から挟み込むようにして組み付ける。
このように構成しても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態を図27に示す。
図27に示すように、本実施形態の第1集磁部材としての第1集磁リング650は、2つに分割されており、本体部651と、分割部655と、を有する。本体部651は、略環状に形成されるリング部652、および、リング部652の径方向外側に突出して形成される突出部653から構成される。本実施形態では、突出部653は、2つ設けられる。
分割部655は、連結部656、および、第1集磁部としての集磁部657から構成され、全体として略L字状に形成される。分割部655は、突出部653のそれぞれに対応して設けられる。すなわち、本実施形態では、分割部655は、2つ設けられ、分割部保持部材659により保持される。
連結部656は、矢印Y5で示す方向に組み付けられると、突出部653と当接するように形成される。
集磁部657は、連結部656が突出部653と当接する側と反対側から折り曲げて形成される。第1集磁リング650の集磁部657と、第2集磁リング620の集磁部625とは、組み付けられたとき、対向する面が略平行となるように設けられ、集磁部657、625の間には、接触しない程度に離間して、磁気センサ45が配置される。
図27では、集磁リング保持部材の記載を省略しているが、第1集磁リング650の本体部651と第2集磁リング620とを第1実施形態のように1つの保持部材にて保持してもよいし、第5実施形態のように別個の保持部材にて保持してもよい。
このように構成しても、上記実施形態と同様に効果を奏する。
(他の実施形態)
(ア)磁気センサ
上記実施形態では、2つの磁気センサが設けられる。他の実施形態では、磁気センサは1つでもよいし、3つ以上であってもよい。また、基板の切欠部、ならびに、第1集磁部および第2集磁部は、磁気センサの個数、および、配置箇所に応じて形成される。
また、上記実施形態では、1つの磁気センサは、2つの磁気検出素子を有する。他の実施形態では、1つの磁気センサに設けられる磁気検出素子は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。また、演算部は、磁気検出素子ごとに設けられることが望ましいが、いくつであってもよい。
上記実施形態では、記憶部は、1つの演算部に対して3つ設けられる。他の実施形態では、1つの演算部に対して4つ以上設けてもよい。また、1つの演算部に対して1つまたは2つであってもよい。また、複数の演算部に対して、共通の記憶部を設けてもよい。
さらにまた、磁気センサは、磁気検出素子および出力部を有していればよく、演算部、記憶部、A/D変換部、D/A変換部、記憶部、および、判定部の少なくとも一部を省略してもよい。
(イ)基板保持部材、集磁部保持部材
第1実施形態では、センサユニット収容部の内壁にリブが形成され、基板保持部材の側壁に位置決め溝が形成される。他の実施形態では、センサユニット収容部側に位置決め溝を形成し、基板保持部材側にリブを形成してもよい。また、リブおよび位置決め溝は、センサユニットの挿抜方向に延びる形状に限らず、どのような形状としてもよい。
(ウ)トルクセンサ
上記実施形態のトルクセンサでは、第1の軸が入力軸であり、第2の軸が出力軸である。他の実施形態では、第1の軸を出力軸とし、第2の軸を入力軸としてもよい。すなわち、出力軸側に多極磁石を設け、入力軸側に磁気ヨークを設けてもよい。
上記実施形態では、磁気検出装置は、トルクセンサに適用される。他の実施形態では、磁気検出装置をトルクセンサ以外の装置に適用してもよい。また、上記実施形態では、トルクセンサは、電動パワーステアリング装置に適用され、操舵トルクを検出する。他の実施形態では、トルクセンサを電動パワーステアリング装置以外の装置に適用してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1・・・磁気検出装置
10・・・トルクセンサ
21、610、650・・・第1集磁リング(第1集磁部材)
215、615、657・・・集磁部(第1集磁部)
22、620・・・第2集磁リング(第2集磁部材)
225、625・・・集磁部(第2集磁部)
40、60、62、64・・・基板
41、61、63、65・・・切欠部
45・・・磁気センサ

Claims (11)

  1. 第1集磁部(215、615、657)を有する第1集磁部材(21、610、650)と、
    前記第1集磁部と所定の間隔で対向する第2集磁部(225、625)を有する第2集磁部材(22、620)と、
    外縁(401)に開口する切欠部(41、61、63、65)が形成される基板(40、60、62、64)と、
    前記第1集磁部と前記第2集磁部とで形成される磁界を検出する磁気検出素子(511、521)、前記磁気検出素子を封止する封止部(46)、および、前記封止部から突出して形成され前記基板と接続される端子部(47)を有し、前記封止部の少なくとも一部が前記切欠部と重複する箇所に表面実装される磁気センサ(45)と、
    前記第1集磁部材、および、前記第2集磁部材を保持する集磁部保持部材(25、125、630、640)と、
    前記基板を保持する基板保持部材(31)と、
    を備え、
    前記第1集磁部は、前記磁気センサの前記基板と反対側の面である素子表面(451)と対向する箇所に配置され、
    前記第2集磁部は、前記磁気センサの前記基板側の面である素子裏面(452)と対向する箇所であって、少なくとも一部が前記切欠部に配置され
    前記集磁部保持部材には、前記基板保持部材を収容する収容部(255)が形成されることを特徴とする磁気検出装置(1)。
  2. 前記磁気検出素子は、前記素子表面側または前記素子裏面側から見たとき、前記第1集磁部および前記第2集磁部と重複する領域に設けられることを特徴とする請求項1に記載の磁気検出装置。
  3. 前記端子部が突出して形成される側の前記封止部の端部(465)は、前記切欠部の外側に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気検出装置。
  4. 前記集磁部保持部材(25、630)は、前記第1集磁部材および前記第2集磁部材を一体に保持することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁気検出装置。
  5. 前記集磁部保持部材(125、640)は、前記第1集磁部材を保持する第1保持部材(126、641)と、前記第2集磁部材を保持する第2保持部材(127、642)とに分割されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁気検出装置。
  6. 前記収容部は、前記第1集磁部材および前記第2集磁部材の外側に設けられ、前記第1集磁部材および前記第2集磁部材と反対側に開口(256)が形成され、
    前記基板保持部材は、前記開口から前記収容部に挿入されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の磁気検出装置。
  7. 前記基板と接続される基板接続部(351)を有し、前記基板と他の装置(85)とを接続する配線部材(35)をさらに備え、
    前記配線部材は、前記基板接続部よりも前記開口と反対側に形成される配線誘導部(328)に引っ掛けられ、前記基板接続部と反対側の端部が前記開口から取り出されることを特徴とする請求項に記載の磁気検出装置。
  8. 前記収容部の前記基板保持部材と対向する面、または、前記基板保持部材の前記収容部と対向する面の一方には、位置決め溝(316)が形成され、他方には前記位置決め溝に挿入されるリブ(257)が形成されることを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の磁気検出装置。
  9. 前記磁気センサは、複数の前記磁気検出素子、および、前記磁気検出素子ごとに設けられる演算部(513、523)、および、前記演算部の演算結果に基づいて異常判定を行う判定部(531)を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の磁気検出装置。
  10. 前記磁気センサには、対応する前記演算部での演算に用いられるパラメータが記憶される3以上の記憶部(515〜517、525〜527)が、前記演算部ごとに設けられることを特徴とする請求項に記載の磁気検出装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の磁気検出装置と、
    第1の軸(11)と第2の軸(12)とが同軸となるように連結し、前記第1の軸と前記第2の軸との間に加わるトルクを捩れ変位に変換するトーションバー(13)と、
    前記第1の軸または前記トーションバーの一端に固定される多極磁石(15)と、
    前記第2の軸または前記トーションバーの他端に固定され、前記多極磁石が発生する磁界内に磁気回路を形成する磁気ヨーク(16)と、
    を備え、
    前記第1集磁部材および前記第2集磁部材は、前記磁気ヨークからの磁束を前記第1集磁部および前記第2集磁部に集めることを特徴とするトルクセンサ(10)。
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