JP2006162557A - トルクセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気回路部の磁場を変化させる手段として1対の磁性リングの互いに対向する端面のぞれぞれに円周方向へ等間隔かつ交互に形成される凹凸部を備えるトルクセンサにおいて、凹凸部の表面からの漏れ磁束の影響が抑えられ、シャフトに加わる捩りトルクを精度よく検出しえるようにする。
【解決手段】磁束密度の検出位置を1対の磁性リング12a,12bの互いに対向する端面(凹凸部17a,16aと凹凸部17b,16bとの)間の中心Pからシャフト11の軸方向へオフセットする。
【選択図】図1

Description

この発明は、回転するシャフトの捩りからトルクを検出する非接触タイプのトルクセンサに関する。
車両のステアリング系に設けられるトルクセンサは、歪みゲージ式トルクセンサが一般的に用いられる。この歪みゲージ式トルクセンサにあっては、トルクセンサおよび配線がステアリングシャフトと一緒に回転するため、トルクセンサから延びる配線をステアリングシャフトに巻き付けておく必要があり、この配線が絡みすいという問題点が考えられる。
この対策として、図6のような非接触タイプのトルクセンサが開示される(特許文献1)。これは、シャフト1の捩りに伴って相対回転位置が変化する1対の磁性リング2a,2bと、1対の磁性リング2a,2bと共に磁気回路部3を構成する手段と、磁気回路部3の磁束密度を検出する手段4(磁気センサ)と、1対の磁性リング2a,2bの相対回転位置が変化するのに伴って磁気回路部3の磁場を変化させる手段と、から構成される。
磁気回路部3を構成する手段としては、1対の磁性リング2a,2bの各端面3a,3bに軸方向から対峙して固定されるL字形の磁石5a,5bが備えられる。磁気回路部3の磁場を変化させる手段としては、1対の磁性リング2a,2bの互いに対向する端面8a,8bのぞれぞれに凹凸部7a,6a、7b,6bがリング2a,2bの円周方向へ等間隔かつ交互に形成される。
このトルクセンサにおいては、回転するシャフト1が捩れると、1対の磁性リング2a,2bの間に相対回転が生じるため、互いの凸部6a,6b間の対向する面積の変化に伴って磁気回路部3の磁場が変化する。この変化は、磁気センサ4(ホール素子)により、L字形の磁石5a,5bの互いに対峙する磁極9a,9b間の磁束密度から検出され、シャフト1に加わる捩りトルクが求められるのである。
シャフト1が回転すると、これに伴って1対の磁性リング2a,2bは回転するが、磁気回路部3および磁気センサ4は定位置に固定することが可能となり、磁気センサ4の配線がシャフトの回転により絡まることもない。
特開2002−310819
ところが、このような非接触タイプのトルクセンサにあっては、シャフト1が回転すると、磁気回路10の磁路断面に対して1対の磁性リング2a,2bの互いに対向する端面8a,8bの凹凸部7a,6a、7b,6bが断続的に面するため、シャフト1の捩り角(捩りトルク)が一定にも拘わらず、磁気回路部3の磁束密度が周期的に変化してしまう。このため、シャフト1に加わる捩りトルクの検出に誤差を発生しやすいという問題点が考えられる。
そのため、本出願人により、1対の磁性リングと共にシャフトを中心とする環状の磁気回路部を設けるようにしたものが提案されている(特願2004−230792,特願2004−233227、参照)。環状の磁気回路部は、1対の磁性リングの外周に対向する1組のリング状ヨークが備えられ、これらのリング状ヨークの互いに対峙する端面間に磁気センサが介装される。これによると、1対の磁性リングの互いに対向する端面間の全周で発生する磁束密度が検出されるので、シャフトの回転に伴って磁気回路部の磁束密度が周期的に変化するのを防止しえるようになる。
1対の磁性リングにおいては、互いに対向する端面の凹凸部により、これら表面からの漏れ磁束についても、リングの円周方向へ濃淡が生じる可能性が考えられる。既述の先願例においても、この漏れ磁束が磁気センサに影響すると、シャフトの回転に伴って磁気センサの近くを通過する漏れ磁束の濃淡により、磁気センサの検出が周期的に変化してしまう。つまり、環状の磁気回路部により、1対の磁性リングの全周で発生する磁束密度が検出され、シャフトの回転に伴って磁気回路部の磁束密度が周期的に変化するのを防止しえるものの、凹凸部による漏れ磁束の濃淡により、シャフトに加わる捩りトルクの検出に誤差が発生しかねないのである。
この発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、漏れ磁束の影響が抑えられ、シャフトに加わる捩りトルクを精度よく検出しえるようにしたトルクセンサの提供を目的とする。
この発明は、請求項1または請求項3に係るトルクセンサにおいて、磁束密度の検出位置を1対の磁性リングの互いに対向する端面間の中心からシャフトの軸方向へオフセットしたことを特徴的な構成とするものである。
請求項1に係るトルクセンサは、シャフトの捩りに伴って相対回転位置が変化する1対の磁性リングと、1対の磁性リングと共にシャフトを中心とする環状の磁気回路部を構成する手段と、磁気回路部の磁束密度を検出する手段と、1対の磁性リングの相対回転位置が変化するのに伴って磁気回路部の磁場を変化させる手段として1対の磁性リングの互いに対向する端面のぞれぞれに円周方向へ等間隔かつ交互に形成される凹凸部と、を備える。
請求項3に係るトルクセンサは、複数の棒状の磁石からシャフトを中心にこれを囲う環状体に構成してシャフトの一端側に取り付けられる磁石体と、磁石体の軸方向からこれを挟むように配置してシャフトの他端側に取り付けられる1対の磁性リングと、1対の磁性リングと共にシャフトを中心とする環状の磁気回路部を構成する手段と、磁気回路部の磁束密度を検出する手段と、1対の磁性リングと環状の磁石体との相対回転位置が変化するのに伴って磁気回路部の磁場を変化させる手段として1対の磁性リングの互いに対向する端面のぞれぞれに円周方向へ等間隔かつ交互に形成される凹凸部と、を備える。
この発明においては、1対の磁性リングの互いに対向する端面のぞれぞれに凹凸部が円周方向へ等間隔かつ交互に形成されるが、磁束密度の検出位置を1対の磁性リングの互いに対向する端面間の中心からシャフトの軸方向へオフセットしたので、磁性リングの凹凸部からの漏れ磁束が磁束密度の検出位置に影響するのを抑えられるのである。そのため、シャフトに加わる捩りトルクの検出精度を確保しつつ、磁束密度の検出位置をシャフトに近づけることにより、トルクセンサの小径化(磁気回路の短縮化)も可能となる。
図に基づいて、この発明の実施形態に係るトルクセンサを説明する。
図3は先願例(特願2004−230792)に係るトルクセンサを説明する参考図であり、トルクセンサは、シャフト11の捩りに伴って相対回転位置が変化する1対の磁性リング12a,12bと、1対の磁性リング12a,12bと共にシャフト11を中心とする環状の磁気回路部13を構成する手段と、磁気回路部13の磁束密度を検出する手段14(磁気センサ)と、1対の磁性リング12a,12bの相対回転位置が変化するのに伴って磁気回路部13の磁場を変化させる手段と、を備える。
環状の磁気回路部13を構成する手段としては、1対の磁性リング12a,12bの外周に対向する1組のリング状ヨーク20a,20bが設けられ、これらのリング状ヨーク20a,20bの一方に環状の磁石体21が磁気回路部13の一部を構成する具合に配置される。環状の磁石体21は、外周と内周が異なる磁極(図示の場合、外周がN極、内周がS極)となるように着磁される。1組のリング状ヨーク20a,20bの互いに対峙する端面19a,19bのぞれぞれに1対の集磁部22a,22bが突設され、これらの互いに対向する先端間に磁束密度を検出する磁気センサ14(ホールIC)が介装される。
磁気回路部13の磁場を変化させる手段としては、1対の磁性リング12a,12bの互いに対向する端面18a,18bのそれぞれに凹凸部17a,16a、17b,16bが円周方向へ等間隔かつ交互に形成される。23は1組のリング状ヨーク20a,20bと環状の磁石体21と磁気センサ14と、を互いに結合する非磁性部材である。
このトルクセンサにおいては、回転するシャフト11が捩れると、1対の磁性リング12a,12bとの間に相対回転が生じるため、互いの凸部16a,16b間の対向する面積の変化に伴って磁気回路部13の磁場が変化する。凸部16a,16b間の対向する面積が増えるのに伴って磁気回路部13の磁場が強くなり、凸部16a,16b間の対向する面積が減るのに伴って磁気回路部13の磁場が弱くなる。この変化は、磁気センサ14により、1組のリング状ヨーク20a,20bの互いに対向する集磁部22a,22b間の磁束密度から検出され、シャフト1に加わる捩りトルクが求められるのである。
1対の磁性リング12a,12bにおいて、互いに対向する端面18a,18bの磁束密度は、凹凸部17a,16a、17b,16bによりリング12a,12bの円周方向へ周期的な変化(疎密)を生じるが、環状の磁気回路部13(環状の磁石体21を含む)により、1対の磁性リング12a,12b間の全周で発生する磁束密度が磁気センサ14で検出されるため、シャフト11の回転に伴って磁気回路部13の磁束密度が周期的に変化するのを防止しえる。その一方、凹凸部17a,16a、17b,16bによる漏れ磁束の濃淡により、凹凸部17a,16a、17b,16bに因る漏れ磁束の濃淡により、シャフト11の回転に伴って磁気センサ14の検出が周期的に増減(変化)しかねない。
この発明は、図3のトルクセンサにおいて、凹凸部17a,16a、17b,16bに因る漏れ磁束の影響を受けてシャフト11に加わる捩りトルクの検出に誤差が生じるのを防止する手段が備えられる。具体的には、図1のように磁束密度の検出位置が1対の磁性リング12a,12bの互いに対向する端面18a,18b(凹凸部)間の中心Pからシャフト11の軸方向へオフセットされる。1組のリング状ヨーク20a,20bの各々は、軸方向部分と径方向部とから断面が略L字形に形成され、環状の磁石体21を持つ一方のリング状ヨーク20aの軸方向部分を長く、他方のリング状ヨーク20bの軸方向部分を短く形成することにより、1組のリング状ヨーク20a,20bの互いに対峙する端面(集磁部22a,22b)間に設定される磁束密度の検出位置が1対の磁性リングの互いに対向する端面18a,18b(凹凸部)間の中心Pからシャフト11の軸方向へオフセットしえるのである。
これにより、1対の磁性リング12a,12bの凹凸部17a,16a、17b,16bからの漏れ磁束が磁束密度の検出位置(磁気センサ14)に影響するのを抑えられ、シャフト11の回転に伴って磁気センサ14の近くを通過する漏れ磁束の濃淡による磁気センサ14の検出の周期的な変化(検出誤差)を緩和しえることになる。このため、磁束密度の検出位置をシャフト11に近づけることにより、シャフト11に加わる捩りトルクの検出精度を確保しつつ、トルクセンサの小径化(磁気回路の短縮化)も可能となる。
図4は、先願例(特願2004−233227)に係るトルクセンサを説明する参考図であり、トルクセンサは、複数の棒状の磁石35a(図5、参照)からシャフト31を中心にこれを囲う環状体に組成してシャフト31の一端側に取り付けられる磁石体35と、磁石体35の軸方向からこれを挟むように配置してシャフト31の他端側に取り付けられる1対の磁性リング33a,33bと、1対の磁性リング32a,32bと共にシャフト31を中心とする環状の磁気回路部33を構成する手段と、磁気回路部33の磁束密度を検出する手段34(磁気センサ)と、1対の磁性リング32a,32bと環状の磁石体35との相対回転位置が変化するのに伴って磁気回路部33の磁場を変化させる手段と、を備える。
環状の磁気回路部33を構成する手段としては、1対の磁性リング32a,32bの外周に対向する1組のリング状ヨーク33a,33bが設けられる。1組のリング状ヨーク33a,33bの互いに対峙する端面39a,39bのぞれぞれに1対の集磁部42a,42bが突設され、これらの互いに対向する先端間に磁束密度を検出する磁気センサ34(ホールIC)が介装される。
環状の磁石体35を構成する各磁石35aは、両端の磁極(N極,S極)が隣接する磁石の両端の磁極(S極、N極)と異なるように配置される(図5、参照)。磁気回路部33の磁場を変化させる手段としては、1対の磁性リング32a,32bの互いに対向する端面38a,38bのそれぞれに凹凸部37a,36a、37b,36bが円周方向へ等間隔かつ交互に形成される。凸部36a,36bの個数については、磁石体35を構成する磁石の個数の1/2に設定される。
シャフト31の捩れが0の中立位置においては、図5(a)のように1対の磁性リング32a,32bの互いに対向する凸部36a,36bの中心が磁石体35の隣接する磁石35a間の中心(N極とS極との境界)と一致するようになっている。この場合、磁性リング32a,32bの各凸部36a,36bを磁石体35のN極とS極とから同数の磁力線が出入りするため、磁石体35と磁性リング32a,32bとの間で磁束が閉じられ、磁気回路部33の磁束密度は0となる。
シャフト31が捩れると、磁石体35とこれを挟む1対の磁性リング32a,32bとの間に相対回転が生じる。このため、図5(b)のように各凸部36a,36bの中心が磁石体35のN極とS極との境界からずれるので、1対の磁性リング32a,32bにおいて、互いに極性の異なる磁力線が増加することになり、1組のリング状ヨーク33a,33bの互いに対峙する端面(集磁部42a,42b)間に磁束密度が発生する。この磁束密度を磁気センサ14で検出することにより、シャフト31に加わる捩りトルクが求められるのである。
1対の磁性リング32a,32bにおいて、互いに対向する端面38a,38bの磁束密度は、凹凸部37a,36a、37b,36bによりリング32a,32bの円周方向へ周期的な変化(疎密)を生じるが、環状の磁気回路部33(環状の磁石体35を含む)により、1対の磁性リング32a,32b間の全周で発生する磁束密度が磁気センサ34で検出されるため、シャフト31の回転に伴って磁気回路部33の磁束密度が周期的に変化するのを防止しえる。その一方、凹凸部37a,36a、37b,36bに因る漏れ磁束の濃淡により、シャフト31の回転に伴って磁気センサ34の検出が周期的に増減(変化)しかねない。
この発明は、図4のトルクセンサにおいて、凹凸部37a,36a、37b,36bに因る漏れ磁束の影響を受けてシャフト31に加わる捩りトルクの検出に誤差が生じるのを防止する手段が備えられる。具体的には、図2のように磁束密度の検出位置が1対の磁性リング32a,32bの互いに対向する端面38a,38b(凹凸部)間の中心Pからシャフト31の軸方向へオフセットされる。1組のリング状ヨーク33a,33bの各々は、軸方向部分と径方向部とから断面が略L字形に形成され、一方のリング状ヨーク33aの軸方向部分を長く、他方のリング状ヨーク33bの軸方向部分を短く形成することにより、1組のリング状ヨーク33a,33bの互いに対峙する端面(集磁部42a,42b)間に設定される磁束密度の検出位置が1対の磁性リング32a,32bの互いに対向する端面38a,38b(凹凸部)間の中心Pからシャフト31の軸方向へオフセットしえるのである。
これにより、1対の磁性リング32a,32bの凹凸部37a,36a、37b,36bからの漏れ磁束が磁束密度の検出位置(磁気センサ34)に影響するのを抑えられ、シャフト31の回転に伴って磁気センサ34の近くを通過する漏れ磁束の濃淡による磁気センサ34の検出の周期的な変化(検出誤差)を緩和しえることになる。このため、磁束密度の検出位置をシャフト31に近づけることにより、シャフト31に加わる捩りトルクの検出精度を確保しつつ、トルクセンサの小径化(磁気回路の短縮化)も可能となる。
1対の磁性リング32a,32bの間にシャフト31の軸方向から挟まれる環状の磁石体35についても、シャフト32の回転に伴って回転するので、磁気センサ34に影響する漏れ磁束の濃淡を生じる要因と考えられるが、磁束密度の検出位置と1対の磁性リング32a,32bの互いに対向する端面38a,38b(凹凸部)間の中心Pとのオフセットにより、磁束密度の検出位置が1対の磁性リング32a,32bの互いに対向する端面38a,38b間に挟まれる磁石体35からシャフト31の軸方向へ大きく離されるため、磁石体35の漏れ磁束が磁気センサ34に影響するのも抑えられるのである。
以上のとおり、図3または図4のトルクセンサにおいては、1対の磁性リング12a,12bまたは32a,32bの外周に環状の磁気回路部13または33を構成すると共に磁束密度の検出位置を1対の磁性リング12a,12bまたは32a,32bの互いに対向する端面間の中心Pからオフセットするにより、磁気回路部13または33の磁束密度(シャフトの捩りトルク)の検出精度を飛躍的に高めることができる。
この発明に係る構成(磁束密度の検出位置を1対の磁性リングの互いに対向する端面間の中心からシャフトの軸方向へオフセットする)については、磁気回路部の磁場を変化させる手段として1対の磁性リングのそれぞれにその円周方向へ等間隔かつ交互に形成される凹凸部を備えるトルクセンサに広く適用可能となる。
この発明の実施形態に係るトルクセンサの平面図である。 同じく別の実施形態に係るトルクセンサの平面図である。 この発明の実施形態を説明するトルクセンサの一部断面斜視図(参考図)である。 この発明の実施形態を説明するトルクセンサの軸方向断面図(参考図)である。 図4のトルクセンサに係る作用説明図(参考図)である。 従来技術を説明するトルクセンサの斜視構成図である。
符号の説明
11、31 シャフト
12a,12b、32a,32b 1対の磁性リング
13,33 磁気回路部
14、34 磁気センサ
17a,16a、17b,16b、37a,36a、37b,36b 凹凸部
20a,20b,33a,33b 1組のリング状ヨーク
21、35 環状の磁石体
22a,22b、42a,42b 集磁部

Claims (5)

  1. シャフトの捩りに伴って相対回転位置が変化する1対の磁性リングと、1対の磁性リングと共にシャフトを中心とする環状の磁気回路部を構成する手段と、磁気回路部の磁束密度を検出する手段と、1対の磁性リングの相対回転位置が変化するのに伴って磁気回路部の磁場を変化させる手段として1対の磁性リングの互いに対向する端面のぞれぞれに円周方向へ等間隔かつ交互に形成される凹凸部と、を備えるトルクセンサにおいて、磁束密度の検出位置を1対の磁性リングの互いに対向する端面間の中心からシャフトの軸方向へオフセットしたことを特徴とするトルクセンサ。
  2. 環状の磁気回路部を構成する手段は、1対の磁性リングの外周に対向する1組のリング状ヨークと、これらのリング状ヨークの一方に磁気回路部の一部を構成する具合に配置される環状の磁石体と、を備えてなり、1組のリング状ヨークの互いに対峙する端面間に磁束密度を検出する手段を介装したことを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
  3. 複数の棒状の磁石からシャフトを中心にこれを囲う環状体に構成してシャフトの一端側に取り付けられる磁石体と、磁石体の軸方向からこれを挟むように配置してシャフトの他端側に取り付けられる1対の磁性リングと、1対の磁性リングと共にシャフトを中心とする環状の磁気回路部を構成する手段と、磁気回路部の磁束密度を検出する手段と、1対の磁性リングと環状の磁石体との相対回転位置が変化するのに伴って磁気回路部の磁場を変化させる手段として1対の磁性リングの互いに対向する端面のぞれぞれに円周方向へ等間隔かつ交互に形成される凹凸部と、を備えるトルクセンサにおいて、磁束密度の検出位置を1対の磁性リングの互いに対向する端面間の中心からシャフトの軸方向へオフセットしたことを特徴とするトルクセンサ。
  4. 環状の磁気回路部を構成する手段は、1対の磁性リングの外周に対向する1組のリング状ヨークを備えてなり、1組のリング状ヨークの互いに対峙する端面間に磁束密度を検出する手段を介装したことを特徴とする請求項3に記載のトルクセンサ。
  5. 1組のリング状ヨークの各々については、軸方向部分と径方向部とから断面が略L字形に形成され、一方のリング状ヨークの軸方向部分を他方のリング状ヨークの軸方向部分よりも長く形成することにより、1組のリング状ヨークの互いに対峙する端面間に設定される磁束密度の検出位置を1対の磁性リングの互いに対向する端面間の中心からシャフトの軸方向へオフセットしたことを特徴とする請求項2または請求項4に記載のトルクセンサ。
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