JP2009168727A - トルク検出器、その製造方法および電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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淳愛 浅賀
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Abstract

【課題】トルク検出器の製造歩留まりを向上させる。
【解決手段】連結軸を介して同軸に連結された第1の軸及び第2の軸と、第1の軸または連結軸の一端に固定された永久磁石と、第2の軸または連結軸の他端に固定され、永久磁石と共に磁気回路を形成する一対のセンサヨークと、永久磁石及びセンサヨークと共に磁気回路を形成する一対の集磁ヨークと、センサヨーク及び集磁ヨークが誘導した磁束を検出する磁束検出器と、を有し、前記第1の軸及び第2の軸のうちいずれか一方へ加えられたトルクを磁束検出器の出力に基づいて検出するトルク検出器の製造方法であって、一対のセンサヨークの製造ステップは、平板部材から一対の帯状のセンサヨーク部材をそれぞれ打ち抜くステップと、一対の帯状のセンサヨーク部材を各々環状に湾曲させるステップと、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、トルク検出器、トルク検出器の製造方法および電動パワーステアリング装置にかかり、例えば、自動車の電動パワーステアリング装置等に用いられるトルク検出器およびその製造方法の改良に関する。
従来のトルク検出器として、特許文献1に開示されたようなトルク検出器が知られている。特許文献1に開示されたトルク検出器は、周方向に多極着磁されたリング状の永久磁石の周側面と対向するように一対のセンサ部材が設けられ、センサ部材間に配置された磁気センサ(磁束検出器)により検出された磁束に基づいて、永久磁石側またはセンサ部材側に生じたトルクを検出するようになっている。
特開平2−162211号公報
しかしながら、このようなトルク検出器では、一対のセンサ部材が環状であり製造時にセンサ部材をそのまま打ち抜いて製造すると、その内側が残材として残り、歩留まりが悪くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、トルク検出器の製造歩留まりを向上させることにある。
前記目的を達成するために、本発明は、同軸上に配置された永久磁石、一対のセンサヨーク及び一対の集磁ヨークにより磁気回路を形成し、前記センサヨーク及び前記集磁ヨークが誘導した磁束を検出する磁束検出器を有するトルク検出器の製造方法であって、前記一対のセンサヨークの製造ステップは、平板部材から一対の帯状のセンサヨーク部材をそれぞれ打ち抜くステップと、前記一対の帯状のセンサヨーク部材を各々環状に湾曲させるステップと、を有するトルク検出器の製造方法を構成したものである。
また、本発明の他の構成によれば、連結軸を介して同軸に連結された第1の軸及び第2の軸と、前記第1の軸または前記連結軸の一端に固定された永久磁石と、前記第2の軸または前記連結軸の他端に固定され、前記永久磁石と共に磁気回路を形成する一対のセンサヨークと、前記永久磁石及び前記センサヨークと共に磁気回路を形成する一対の集磁ヨークと、前記センサヨーク及び前記集磁ヨークが誘導した磁束を検出する磁束検出器と、を有し、前記第1の軸及び第2の軸のうちいずれか一方へ加えられたトルクを前記磁束検出器の出力に基づいて検出するトルク検出器の製造方法であって、前記一対のセンサヨークの製造ステップは、平板部材から一対の帯状のセンサヨーク部材をそれぞれ打ち抜くステップと、前記一対の帯状のセンサヨーク部材を各々環状に湾曲させるステップと、を有するトルク検出器の製造方法を構成したものである。
上記構成によれば、一対の帯状センサヨーク部材を環状に湾曲させてセンサヨークが形成されるので、残材を減少させ、歩留まりを飛躍的に向上させることができる。
また、上記構成において、前記帯状のセンサヨーク部材は、複数のセンサヨーク構成部材が連結して構成されており、前記センサヨーク構成部材は、前記帯状のセンサヨーク部材の短手方向に突出する凸部と、前記凸部から前記帯状のセンサヨーク部材の長手方向に湾曲して延在する円弧部と、前記円弧部から前記長手方向に延在し、前記円弧部よりも前記短手方向幅が小さい楔部と、を有し、各々の前記センサヨーク構成部材が、前記楔部にて互いに連結しているようにしてもよい。
この構成によれば、帯状のセンサヨーク部材を環状に湾曲させる際、変形部位すなわち応力が集中する部位を楔部に限定することができる。これにより変形による磁気特性の悪化を最小限に抑えることができる。またセンサヨーク構成部材に円弧部を設けることにより、帯状のセンサヨークを湾曲させてセンサヨークを形成した際、形成されるセンサヨークの外周または内周を円または円状(略円状も含む)とすることができる。
また、上記構成において、前記センサヨークの製造ステップは、前記湾曲された一対のセンサヨーク部材を互いに径方向に対向させて非磁性体で一体化させるステップをさらに有するようにしてもよい。
この構成によれば、センサヨークが互いに径方向で対向するためトルク検出器の軸方向寸法を小さくことができ、ひいては、トルク検出器を小型化することができる。
また、上記構成において、前記センサヨークの製造ステップは、前記湾曲された一対のセンサヨーク部材を各々の楔部を除去した後に互いに径方向に対向させて非磁性体で一体化させるステップをさらに有するようにしてもよい。
この構成によれば、帯状のセンサヨーク部材を環状に湾曲させた際の変形により楔部に過度の応力が集中したとしても、この楔部を切り離すことによって、センサヨークの磁気特性が悪化してしまうことを防止することができる。また、センサヨークが互いに径方向で対向するためトルク検出器の軸方向寸法を小さくことができ、ひいては、トルク検出器を小型化することができる。
また、上記構成において、前記センサヨークの製造ステップは、前記湾曲された一対のセンサヨーク部材を互いに径方向に対向させ、前記センサヨーク構成部材の楔部を露出するようにして非磁性体で一体化させるステップと、前記露出したセンサヨーク構成部材の楔部を切り離すステップと、をさらに有するようにしてもよい。
この構成によれば、帯状のセンサヨーク部材を環状に湾曲させた際の変形により楔部に過度の応力が集中したとしても、この楔部を切り離すことによって、センサヨークの磁気特性が悪化してしまうことを防止することができる。そしてこの切り離しの際にセンサヨークが非磁性体により固定され、かつ楔部が露出されているので、前もって切断した場合に比べて加工の手間を格段に少なくすることができる。すなわち、前もって切断した場合は分離したセンサヨーク構成部材を並べて位置合わせする必要があるが、本構成ではその必要がなく組立工程を簡略化することができる。また、センサヨークが互いに径方向で対向するためトルク検出器の軸方向寸法を小さくことができ、ひいては、トルク検出器を小型化することができる。
また、上記構成において、前記非磁性体は樹脂であるようにしてもよい。
この構成によれば、樹脂により容易にセンサヨークを固定することができるとともに、磁気回路に対する影響を低く抑えることができる。
また、上記構成において、前記センサヨークは、軟磁性材料から形成されているようにしてもよい。
軟磁性材料は保磁力が小さく透磁率が大きいのでセンサヨークのヒステリシスを小さくすることができる。ここで、例えばパーマロイといったFe−Ni系の軟磁性材料は一般に高価であるため、残材が抑制されることにより歩留まりが向上する本発明の構成によるメリットは大きい。
また、上記構成において、前記一対の集磁ヨークが筒状であり互いに径方向に対向するとともに、前記集磁ヨークと前記センサヨークとが互いに径方向に対向するようにしてもよい。
この構成によれば、集磁ヨーク及びセンサヨークの軸方向寸法を小さくすることができ、ひいては、トルク検出器を小型化することができる。
また、本発明の他の態様によれば、連結軸を介して同軸に連結された第1の軸及び第2の軸と、前記第1の軸または前記連結軸の一端に固定された永久磁石と、前記第2の軸または前記連結軸の他端に固定され、前記永久磁石と共に磁気回路を形成する一対の環状のセンサヨークと、前記永久磁石及び前記センサヨークと共に磁気回路を形成する一対の集磁ヨークと、前記センサヨーク及び前記集磁ヨークが誘導した磁束を検出する磁束検出器と、を有し、前記第1の軸及び第2の軸のうちいずれか一方へ加えられたトルクを前記磁束検出器の出力に基づいて検出するトルク検出器であって、前記環状のセンサヨークは、複数のセンサヨーク構成部材が連結して構成されており、前記センサヨーク構成部材は、前記センサヨークの径方向に突出する凸部と、前記凸部から前記センサヨークの周方向に湾曲して延在する円弧部と、前記円弧部から前記周方向に延在し、前記円弧部よりも前記径方向幅が小さい楔部と、を有し、各々の前記センサヨーク構成部材が、前記楔部にて互いに連結しているトルク検出器を構成してもよい。
この構成によれば、たとえ加工等によりセンサヨークに変形力か加わったとしても、楔部に応力が集中するので磁気特性の悪化を最小限に抑えることができる。また、センサヨークを形成する際に、楔部を有する帯状部材を環状に湾曲させて形成すれば、残在を減少させ、歩留まりを飛躍的に向上させることができる。
また、上記構成において、前記センサヨークは、軟磁性材料から形成されているようにしてもよい。
軟磁性材料は保磁力が小さく透磁率が大きいのでセンサヨークのヒステリシスを小さくすることができる。ここで、例えばパーマロイといったFe−Ni系の軟磁性材料は一般に高価であるため、残在が抑制されることにより歩留まりが向上する本発明の構成によるメリットは大きい。
また、上記構成において、前記一対の集磁ヨークが筒状であり互いに径方向に対向するとともに、前記集磁ヨークと前記センサヨークとが互いに径方向に対向するようにしてもよい。
この構成によれば、集磁ヨーク及びセンサヨークの軸方向寸法を小さくすることができ、ひいては、トルク検出器を小型化することができる。
また、上記構成のトルク検出器を備えた電動パワーステアリング装置を構成してもよい。
この構成によれば、軸方向寸法の小さな上記トルク検出器を組み込むことで、衝突時の衝撃吸収のためのEAストローク量を十分に確保することができる。
本発明によれば、トルク検出器の製造歩留まりを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて以下の順番で説明する。
1.本発明の実施の形態にかかるトルク検出器の全体構成:
2.同実施の形態にかかるトルク検出器のセンサヨークの製造方法:
3.同実施の形態に掛かるトルク検出器の電動パワーステアリング装置への適用例:
4.同実施の形態にかかるトルク検出器および製造方法の変形例:
なお、各図面において、同一の部品には同一の符号を付している。
1.本発明のトルク検出器の全体構成:
はじめに、図1乃至図3を用いて、本発明の実施の形態にかかるトルク検出器の全体構成について示す。ここで、図1は、本発明の実施の形態にかかるトルク検出器の概略構成を模式的に示す断面図、図2は、同トルク検出器の要部斜視図、図3は、かかる要部の分解斜視図である。
図1において、1は全体として本実施形態によるトルク検出器を示す。このトルク検出器1は、ねじり要素であるトーションバー(連結軸)2で連結された第1の軸11および第2の軸12を備える。第1の軸11および第2の軸12は円柱状に構成されており、その中心軸およびトーションバー2の中心軸が一直線上に延在している。
第1の軸11には、その径方向外側に延在して、センサヨーク14が樹脂18でモールドされた状態で取り付けられている。第2の軸12には、周方向に多極着磁されたリング状の永久磁石16が、バックヨーク17を介してセンサヨーク14と当該永久磁石16の軸方向片面とが面対向(アキシアル対向)するように、固定配置されている。
センサヨーク14は、複数のセンサヨーク構成部材、例えば複数対の斜極(クローポール)ないしはつめ型極によって構成されている。具体的には、図2に示すように、環状に配置された複数のクローポール(以下、センサヨーク部という)14A、14Bが設けられている。
第1のセンサヨーク部14Aは、径方向内側に向かって突出した矩形上の凸部140A、該凸部140Aの両端からそれぞれ周方向に沿って延在した円弧部141Aを有し、空隙部142Aを介して環状に例えば合計8個配置されている。
第2のセンサヨーク部14Bは、径方向外側に向かって突出した矩形上の凸部140B、該凸部140Bの両端からそれぞれ周方向に沿って延在した円弧部141Bを有し、空隙部142Bを介して、環状に例えば合計8個配置されている。第1のセンサヨーク部14Aの凸部140Aと第2のセンサヨーク部14Bの凸部140Bとは周方向に沿って交互に配置されている。これら第1及び第2のセンサヨーク部14A及び14Bの数は、それぞれ後述する永久磁石16の極数の半数と同じ数に選定されている。
また、これら第1及び第2のセンサヨーク部14A、14Bは、同一または略同一平面上に、同一または略同一の厚みで形成配置されている。これにより、軸方向寸法を小さく形成することができる。これにより、センサヨーク14の軸方向の長さを短くすることができ、その分、装置全体を小型化することができる。また、センサヨークに対して曲げ加工を行う必要があるタイプに対し、軸方向寸法を小さくすることができるため、その分少ない樹脂18で一体化することができ、コストを低減させることができる。センサヨーク14の製造方法は、本発明の特徴的な部分であり詳細は後述する。
永久磁石16は、環状の硬磁性体を周方向に所定角度間隔で交互にN極又はS極に着磁することにより構成されている。本実施の形態の場合、永久磁石16は、22.5〔°〕間隔でN極およびS極に着磁されている。従って、永久磁石16は、合計16極の極数を有している。なお、永久磁石16を構成する磁石材料としては、フェライト磁石や希土類磁石、金属磁石、焼結磁石、プラスチック磁石、ゴム磁石などを使用可能である。
センサヨーク14と径方向に対向するように、集磁ヨーク25が配置されている。集磁ヨーク25は、それぞれ円筒状の第1の集磁ヨーク部25Aと、第1の集磁ヨーク部25Aよりも小径であって当該第1の集磁ヨーク部25Aと同軸に配置された円筒状の第2の集磁ヨーク部25Bとから構成される。
集磁ヨーク25は、円筒状の第1の集磁ヨーク部25Aの一部例えば端面が第1のセンサヨーク部14Aの外周部と周方向に面対向(ラジアル対向)し、同様に第2の集磁ヨーク部25Bの一部例えば端面が第2のセンサヨーク部14Bの内周部と周方向に面対向(ラジアル対向)するように、図示しない静止部材(例えばハウジング(図11の符号106参照))に固定されている。このように、第1及び第2のセンサヨーク部14A,14Bの全周に渡って集磁ヨーク25を配置することにより、センサヨーク14及び集磁ヨーク25間の相対角度変動に起因する測定誤差の発生を防止することができる。
集磁ヨーク25には、磁束集中部26が設けられている。より詳細には、第1の集磁ヨーク部25Aの一部から径方向外側に向けて磁束集中部26の構成要素である第1の磁束集中部構成部26Aが形成されると共に、これと空隙を介して対向するように、第2の集磁ヨーク部25Bから径方向外側に向けて磁束集中部26のもう一方の構成要素である第2の磁束集中部構成部26Bが形成されている。そして第1の磁束集中部構成部26Aと第2の磁束集中部構成部26Bとの間には、磁束検出器27が2つ配置されている。
このように集磁ヨーク25に磁束集中部26を設けることによって、集磁ヨーク25を通る磁束を磁束集中部26に集中させることができ、さらに後述のような磁束検出器27による磁束の検出を行い易くすることができる。また、かかる第1および第2の磁束集中部構成部26A,26Bを設けることにより、磁束検出器27を設置し易くすることができる。
磁束検出器27としては、ホール素子、MR素子、MI素子など、磁束を検出できるものが用いられる。なかでもホール素子は、出力信号を補正する回路を内蔵したホールICを使用すると、磁石の熱減磁やオフセット、ゲイン補正などができるので好ましい。本実施形態の場合、2つの磁束検出器27を用いている。これは、2つの磁束検出器27を用いることにより、出力の差をとることで感度を2倍にすることができ、ゼロ点のドリフトをキャンセルすることができるからである。また磁束検出器27を2つ用いることにより、センサ信号を2重化することができ、信頼性を向上させることができる。
さらに磁束検出器27を3つ以上用いるようにすれば、磁束検出器27が1つ故障した場合においても、残りの正常な2つ以上の磁束検出器27によって信頼性の高いデータを得ることができる。
以上のようにトルク検出器1を構成することで、第1の軸11および第2の軸12間にねじりトルクが作用した場合、そのねじりトルクの大きさ(ねじりトルク量)および向きが、センサヨーク14および永久磁石16間の相対角度(向きも含む)として表れることとなり、このとき磁束検出器27により検出される磁束数およびその向きに基づいて、第1の軸11および第2の軸12間に作用したねじりトルクの大きさおよび向きを検出することができる。
2.本発明の実施の形態にかかるトルク検出器のセンサヨークの製造方法:
次に、上述したトルク検出器の製造方法について、センサヨーク14の製造ステップを中心に図4乃至図11を用いて説明する。
ここで、図4及び図5は、本発明の実施の形態にかかる第1のセンサヨーク部の製造ステップを説明する図である。図6及び図7は、同実施の形態にかかる第2のセンサヨーク部の製造ステップを説明する図である。図8及び図9は、同実施の形態に係るセンサヨークの製造ステップを説明する図である。
(1)第1のセンサヨーク部の打ち抜き、湾曲ステップ
はじめに、図4の(A1)及び(B1)に示すように、板状部材15Aから、第1の帯状センサヨーク部材150Aを打ち抜く(打ち抜きステップ)。第1の帯状センサヨーク部材150Aは、複数のセンサヨーク構成部材が連結して長手方向に延びて構成されている。このセンサヨーク構成部材は、第1の帯状センサヨーク部材150Aの短手方向に突出する凸部140Aと、この凸部から長手方向に湾曲して延在する円弧部141Aと、この円弧部141Aからさらに長手方向に延在する楔部151Aとを有している。楔部151Aは、短手方向の幅が凸部140A及び円弧部141Aに比べて十分小さくなっており、センサヨーク構成部材同士を連結している。
尚、この打ち抜きステップにおいて、図5に示すように2つの第1の帯状センサヨーク部材150Aを、それぞれの凸部140Aが互い違いになるようにして打ち抜いてもよい。このようにすれば、同じ面積の板状部材15Aから取り出せる第1の帯状センサヨーク部材150Aを増加させることができ、歩留まりを飛躍的に向上させることができる。
次に、図4の(C1)に示すように、楔部151Aを曲げることで第1の帯状センサヨーク部材150Aを環状に湾曲させる(湾曲ステップ)。このとき変形力(応力)は、楔部151Aに集中する。湾曲ステップにより、センサヨーク構成部材の凸部140Aの突出方向が径方向内側となり、円弧部141Aが周方向に沿って延びるようになる。尚、第1の帯状センサヨーク部材150Aの両端部は、互いに接合してもよいし、空隙を介して近接させるようにしてもよい。
(2)第2のセンサヨーク部の打ち抜き、湾曲ステップ
第2のセンサヨーク部の製造ステップも第1のセンサヨークの製造ステップと同様である。以下、具体的に説明する。
はじめに、図6の(A2)及び(B2)に示すように、板状部材15Bから、第2の帯状センサヨーク部材150Bを打ち抜く(打ち抜きステップ)。第2の帯状センサヨーク部材150Bは、複数のセンサヨーク構成部材が連結して長手方向に延びて構成されている。このセンサヨーク構成部材は、第2の帯状センサヨーク部材150Bの短手方向に突出する凸部140Bと、この凸部から長手方向に湾曲して延在する円弧部141Bと、この円弧部141Bからさらに長手方向に延在する楔部151Bとを有している。楔部151Bは、短手方向の幅が凸部140B及び円弧部141Bに比べて十分小さくなっており、センサヨーク構成部材同士を連結している。
尚、この打ち抜きステップにおいて、図7に示すように2つの第2の帯状センサヨーク部材150Bを、それぞれの凸部140Bが互い違いになるようにして打ち抜いてもよい。このようにすれば、同じ面積の板状部材15Bから取り出せる第2の帯状センサヨーク部材150Bを増加させることができ、歩留まりを飛躍的に向上させることができる。
次に、図6の(C2)に示すように、楔部151Bを曲げることで第2の帯状センサヨーク部材150Bを環状に湾曲させる(湾曲ステップ)。このとき変形力(応力)は、楔部151Bに集中する。湾曲ステップにより、センサヨーク構成部材の凸部140Bの突出方向が径方向外側となり、円弧部141Aが周方向に沿って延びるようになる。尚、第2の帯状センサヨーク部材150Bの両端部は、互いに接合してもよいし、空隙を介して近接させるようにしてもよい。
(3)第1、第2のセンサヨーク部の固定ステップ
続いて、図8のステップ(D)に示すように、上記(1)(2)において形成された第1、第2のセンサヨーク部14A、14Bを、同一または略同一平面状に互いに対向して固定する。より具体的には、第1のセンサヨーク部14Aの凸部140Aと第2のセンサヨーク部14Bの凸部140Bとを周方向に沿って交互に配置し、樹脂18によって固定する。このとき、楔部151A,151Bは、いずれも樹脂18により覆わず露出させる。
(4)楔部の切り離しステップ
続いて、図9のステップ(E)に示すように、露出された楔部151A,151Bを除去することにより、空隙142A、142Bを形成する。これらの工程により、センサヨーク14が形成される。
以上説明したように、第1、第2の帯状センサヨーク部材150A、150Bを環状に湾曲させてセンサヨーク14が形成されるので、最初から環状のセンサヨークを板上部材から取り出した場合に比べて、残在が減少し、歩留まりを飛躍的に向上させることができる。
また、折り曲げステップにおいて、楔部151A、151Bを変形させることで第1、第2の帯状センサヨーク部材150A、150Bを環状に湾曲させているので、応力が楔部151A,151Bに集中し、その余の部分すなわち凸部140A、140B、円弧部141A,141Bの磁気特性の悪化を防止することができる。このとき、楔部150A、150Bに過度の応力が集中したとしても、この楔部151A、151Bを除去しているので、センサヨークの磁気特性が悪化してしまうことを防止することができる。そしてこの切り離しの際に第1、第2のセンサヨーク部14A、14Bが樹脂18により固定され、かつ楔部151A、151Bが露出されているので、加工の手間を格段に少なくすることができる。すなわち、前もって楔部151A、151Bを切断した場合は分離したセンサヨーク構成部材を並べて位置合わせする必要があるが、本構成ではその必要がなく組立工程を簡略化することができる。
3.本発明の実施の形態にかかるトルク検出器の適用例:
次に、本発明の実施の形態にかかるトルク検出器を、車両に用いられる電動パワーステアリング装置に適用した例を示す。
はじめに、図10を用いて、この電動パワーステアリング装置の構成概要を示す。図10に示すように、電動パワーステアリング装置30は、ハンドル31に接続されたステアリング軸(図示せず)、このステアリング軸を回動自在に支持するステアリングコラム32、ステアリング軸に補助操舵トルクを付与する電動モータ33、電動モータ33を制御するコントロールユニット(以下、ECUともいう)42等を備えている。
ステアリングコラム32の内部に配置されるステアリング軸は、ユニバーサルジョイント35a・35b及びピニオンラック機構36等を介して、走行車両のタイロッド37に連結されている。ステアリング軸には、ハンドル31の操舵トルクを検出するトルク検出器100が設けられている。また、電動モータ33は、減速ギア38を介してステアリング軸に接続されている。
電動モータ33を制御するECU42には、イグニションキー39がONとされることによりバッテリ40からリレー41を経て電力が供給される。ECU42は、PCB(Printed circuit board;図示せず)を収容している。かかるPCBは、CPU、入出力等の周辺回路およびRAMやROM等のメモリを備えものであり、トルク検出器100で検出された操舵トルクT及び車速センサ34で検出された車速Vに基づいて、アシスト指令の操舵補助指令値の演算を行ない、演算された操舵補助指令値に基づいて電動モータ33に供給する電流を制御する。
次に、上記トルク検出器100について図11乃至図14を用いて説明する。ここで、図11は、本発明の実施の形態に係るトルク検出器周辺を示す断面図、図12は、同センサヨークアッセンブリの斜視図、図13は、同集磁ヨークアッセンブリの斜視図、図14は、磁石アッセンブリの斜視図である。尚、センサヨーク等の構成部材及びその製造方法の詳細については上記トルク検出器1と同様でありここでは説明は省略する。
図11に示すように、トルク検出器100は、第2の軸101、センサヨークアッセンブリ102、第1の軸103、磁石アッセンブリ104、シャフトアッセンブリ105、ハウジング106、集磁ヨークアッセンブリ107等を備える。そして、センサヨークアッセンブリ102がステアリングホイール側の第2の軸101に圧入等により固定され、磁石アッセンブリ104がインターミッション側の第1の軸103に圧入等で固定されている。また、第2の軸101と第1の軸103からなるシャフトアッセンブリ105がハウジング106に固定された集磁ヨークアッセンブリ107の内側へ挿入されている。
図12に示すように、センサヨークアッセンブリ102は、一対のセンサヨークを覆う合成樹脂109と、一対のセンサヨークを第2の軸101へ圧入固定するためのカラー108とを有する。センサヨークは集磁ヨークアッセンブリ107に対してラジアル対向し、かつ磁石アッセンブリ104に対してアキシアル対向するように、それぞれ対向面は合成樹脂109から露出している。
図13に示すように、集磁ヨークアッセンブリ107は一対の集磁ヨークを合成樹脂110でモールドしている。但し、磁束検出器27の磁気検出素子が磁束集中部へ挿入できるように、磁気検出素子を挿入するための孔111が開いている。
図14に示すように、磁石アッセンブリ104はセンサヨークに対応した極数を持ったリング磁石112と、それを固定する磁石ハウジング113からなる。リング磁石112は通常の焼結磁石でも良いが、ボンド磁石やプラマグを用いて磁石ハウジング113と一体成形してもよい。また、磁石ハウジング113を磁性体とすることで磁石のバックヨークとすることもできる。
このように、電動パワーステアリング装置30にトルク検出器100を適用することにより、電動パワーステアリング装置30を小型化できる。すなわち衝突時の衝撃吸収のためのEAストローク量を十分に取ることができる等の利点が得られ、電動パワーステアリング装置の性能を向上させることができる。
4.本発明の実施の形態にかかるトルク検出器および製造方法の変形例:
以上、本発明の実施の形態を示したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において様々な態様での実施が可能である。たとえば、以下のような変形例が可能である。
上述の実施の形態において、第1、第2のセンサヨーク部14A、14Bを位置あわせして樹脂18により固定した後に、センサヨーク14の楔部を切り離すようにしているが、図15、図16に示すように、折り曲げステップ(図4(C1)、図6(C2))の次に、楔部151A、151Bを除去して、その後に樹脂18により固定してもよい。この場合は、楔部151A,151Bを露出させて固定する必要がないので、樹脂18による固定が容易になる。
また、上述の実施の形態において、楔部151A、151Bを除去したが、湾曲ステップにおける応力集中による磁気特性の悪化が顕著でなければ、楔部151A、151Bは除去せずともよい。
また、上述の実施の形態においては、第1および第2のセンサヨーク部14A、14Bの凸部140A,140Bを矩形状に形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、三角形状や台形状に形成するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、永久磁石16の極数を16とするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、16極以外の極数の永久磁石を適用するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、磁束を有効に利用するためにバックヨーク17を取り付けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、永久磁石16を第2の軸12に直接取り付けるようにしても良い。
また、上述の実施の形態においては、磁束検出器27として2つ以上の磁束検出器を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、磁束検出器27を1つのみ使用するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、センサヨーク14や集磁ヨーク25を樹脂でモールドしているが、プラスチックやアルミ等の非磁性体を組み込んで、一体構造としてもよい。
本発明の実施の形態にかかるトルク検出器の概略構成を模式的に示す断面図。 同トルク検出器の要部斜視図。 同トルク検出器の要部の分解斜視図。 同第1のセンサヨーク部の製造ステップを説明する図。 同第1のセンサヨーク部の製造ステップを説明する図。 同第2のセンサヨーク部の製造ステップを説明する図。 同第2のセンサヨーク部の製造ステップを説明する図。 同センサヨークの製造ステップを説明する図。 同センサヨークの製造ステップを説明する図。 同電動パワーステアリング装置の構成概要を示す図。 同トルク検出器周辺を示す断面図 同センサヨークアッセンブリの斜視図 同集磁ヨークアッセンブリの斜視図 同磁石アッセンブリの斜視図 同実施の形態の変形例に係るセンサヨークの製造ステップを説明する図 同実施の形態の変形例に係るセンサヨークの製造ステップを説明する図
符号の説明
1 ……トルク検出器
2 ……連結軸
11 ……第1の軸
12 ……第2の軸
14 ……センサヨーク
14A ……第1のセンサヨーク部
140A……凸部
141A……円弧部
142A……空隙部
14B ……第2のセンサヨーク部
140B……凸部
141B……円弧部
142B……空隙部
15A ……板状部材
150A……第1の帯状センサヨーク部材
151A……楔部
15B ……板状部材
150B……第2の帯状センサヨーク部材
151B……楔部
16 ……永久磁石
17 ……バックヨーク
18 ……樹脂
19 ……樹脂
25 ……集磁ヨーク
25A ……第1の集磁ヨーク部
25B ……第2の集磁ヨーク部
26 ……磁束集中部
26A ……第1の磁束集中部構成部
26B ……第2の磁束集中部構成部
27 ……磁束検出器
30 ……電動パワーステアリング装置
31 ……ハンドル
32 ……ステアリングコラム
33 ……電動モータ
34 ……車速センサ
35a ……ユニバーサルジョイント
35b ……ユニバーサルジョイント
36 ……ピニオンラック機構
37 ……タイロッド
38 ……減速ギア
39 ……イグニションキー
40 ……バッテリ
41 ……リレー
42 ……コントロールユニット(ECU)
100 ……トルク検出器
101 ……第2の軸
102 ……センサヨークアッセンブリ
103 ……第1の軸
104 ……磁石アッセンブリ
105 ……シャフトアッセンブリ
106 ……ハウジング
107 ……集磁ヨークアッセンブリ

Claims (13)

  1. 同軸上に配置された永久磁石、一対のセンサヨーク及び一対の集磁ヨークにより磁気回路を形成し、前記センサヨーク及び前記集磁ヨークが誘導した磁束を検出する磁束検出器を有するトルク検出器の製造方法であって、
    前記一対のセンサヨークの製造ステップは、
    平板部材から一対の帯状のセンサヨーク部材をそれぞれ打ち抜くステップと、
    前記一対の帯状のセンサヨーク部材を各々環状に湾曲させるステップと、を有するトルク検出器の製造方法。
  2. 連結軸を介して同軸に連結された第1の軸及び第2の軸と、
    前記第1の軸または前記連結軸の一端に固定された永久磁石と、
    前記第2の軸または前記連結軸の他端に固定され、前記永久磁石と共に磁気回路を形成する一対のセンサヨークと、
    前記永久磁石及び前記センサヨークと共に磁気回路を形成する一対の集磁ヨークと、
    前記センサヨーク及び前記集磁ヨークが誘導した磁束を検出する磁束検出器と、を有し、
    前記第1の軸及び第2の軸のうちいずれか一方へ加えられたトルクを前記磁束検出器の出力に基づいて検出するトルク検出器の製造方法であって、
    前記一対のセンサヨークの製造ステップは、
    平板部材から一対の帯状のセンサヨーク部材をそれぞれ打ち抜くステップと、
    前記一対の帯状のセンサヨーク部材を各々環状に湾曲させるステップと、を有するトルク検出器の製造方法。
  3. 前記帯状のセンサヨーク部材は、複数のセンサヨーク構成部材が連結して構成されており、
    前記センサヨーク構成部材は、
    前記帯状のセンサヨーク部材の短手方向に突出する凸部と、
    前記凸部から前記帯状のセンサヨーク部材の長手方向に湾曲して延在する円弧部と、
    前記円弧部から前記長手方向に延在し、前記円弧部よりも前記短手方向幅が小さい楔部と、を有し、
    各々の前記センサヨーク構成部材が、前記楔部にて互いに連結している請求項1または請求項2に記載のトルク検出器の製造方法。
  4. 前記センサヨークの製造ステップは、前記湾曲された一対のセンサヨーク部材を互いに径方向に対向させて非磁性体で一体化させるステップをさらに有する請求項1から請求項3いずれかに記載のトルク検出器の製造方法。
  5. 前記センサヨークの製造ステップは、
    前記湾曲された一対のセンサヨーク部材を各々の楔部を除去した後に互いに径方向に対向させ非磁性体で一体化させるステップをさらに有する請求項3に記載のトルク検出器の製造方法。
  6. 前記センサヨークの製造ステップは、
    前記湾曲された一対のセンサヨーク部材を互いに径方向に対向させ、前記センサヨーク構成部材の楔部を露出するようにして非磁性体で一体化させるステップと、
    前記露出したセンサヨーク構成部材の楔部を切り離すステップと、
    をさらに有する請求項3に記載のトルク検出器の製造方法。
  7. 前記非磁性体は樹脂である請求項4から請求項6に記載のトルク検出器の製造方法。
  8. 前記センサヨークは、軟磁性材料から形成されている請求項1から請求項7に記載のトルク検出器の製造方法。
  9. 前記一対の集磁ヨークが筒状であり互いに径方向に対向するとともに、
    前記集磁ヨークと前記センサヨークとが互いに径方向に対向する請求項1から請求項8に記載のトルク検出器の製造方法。
  10. 連結軸を介して同軸に連結された第1の軸及び第2の軸と、
    前記第1の軸または前記連結軸の一端に固定された永久磁石と、
    前記第2の軸または前記連結軸の他端に固定され、前記永久磁石と共に磁気回路を形成する一対の環状のセンサヨークと、
    前記永久磁石及び前記センサヨークと共に磁気回路を形成する一対の集磁ヨークと、
    前記センサヨーク及び前記集磁ヨークが誘導した磁束を検出する磁束検出器と、を有し、
    前記第1の軸及び第2の軸のうちいずれか一方へ加えられたトルクを前記磁束検出器の出力に基づいて検出するトルク検出器であって、
    前記環状のセンサヨークは、複数のセンサヨーク構成部材が連結して構成されており、
    前記センサヨーク構成部材は、
    前記センサヨークの径方向に突出する凸部と、
    前記凸部から前記センサヨークの周方向に湾曲して延在する円弧部と、
    前記円弧部から前記周方向に延在し、前記円弧部よりも前記径方向幅が小さい楔部と、を有し、
    各々の前記センサヨーク構成部材が、前記楔部にて互いに連結しているトルク検出器。
  11. 前記センサヨークは、軟磁性材料から形成されている請求項10に記載のトルク検出器。
  12. 前記一対の集磁ヨークが筒状であり互いに径方向に対向するとともに、
    前記集磁ヨークと前記センサヨークとが互いに径方向に対向する請求項10または請求項11に記載のトルク検出器。
  13. 請求項12に記載のトルク検出器を備える電動パワーステアリング装置。
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