JP5187099B2 - 磁歪式応力センサ - Google Patents

磁歪式応力センサ Download PDF

Info

Publication number
JP5187099B2
JP5187099B2 JP2008247742A JP2008247742A JP5187099B2 JP 5187099 B2 JP5187099 B2 JP 5187099B2 JP 2008247742 A JP2008247742 A JP 2008247742A JP 2008247742 A JP2008247742 A JP 2008247742A JP 5187099 B2 JP5187099 B2 JP 5187099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generating portion
strain
sensor
target member
stress
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008247742A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010078480A (ja
Inventor
宗勝 島田
敏光 松岡
光昭 藤田
政夫 相原
清弘 浦本
隆司 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2008247742A priority Critical patent/JP5187099B2/ja
Publication of JP2010078480A publication Critical patent/JP2010078480A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5187099B2 publication Critical patent/JP5187099B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、磁歪の逆効果を利用して応力を検出する磁歪式応力センサに関する。
弾性を有する部材に負荷される応力を検出する方法としては、歪ゲージを貼る方法が一般によく知られている。しかし、自動車等の足回り部材に負荷される応力(引張応力および圧縮応力)をモニタするためには、ロバスト性が要求されるため、歪ゲージによる方法は、問題を有する。
そのため、磁歪の逆効果を利用した応力センサ(磁歪式応力センサ)が、提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
Garshelis, Ivan J.,「New types of Magnetoelastic Transducers for Sensing Force Related Parameters」,「SAE Paper」,No.910856,「Sensors and Actuators」,1991年
しかし、従来の磁歪式応力センサは、応力を精度良く的確に検出して実用化を図る上では十分なものではない。
本発明は、応力を精度良く的確に検出し得る磁歪式応力センサを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題の解決に向けて鋭意検討した結果、歪を生じる起歪部を対象部材に接続するための構造を所定の構造とすることによって、応力を精度良く的確に検出できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は上記知見に基づくものであり、本発明の磁歪式応力センサは、磁歪を有する材
料から形成され歪を生じる起歪部と、応力が作用する対象部材に起歪部を接続するための
接続部材と、起歪部に近接して配置された永久磁石と、起歪部に対して永久磁石と反対側
における漏れ磁束を検知する磁気センサと、を備えている。この磁歪式応力センサは、対
象部材から接続部材を経由して起歪部に作用する応力に依存して変化する漏れ磁束の変化
を磁気センサによって検知することによって、起歪部に作用する応力を検出する。ここで
、接続部材は、起歪部に設けられた対をなす脚部と、脚部のそれぞれの先端に設けられた
取り付け板と、を含んでいる。さらに、取り付け板は、取り付け板面に平行な断面における脚部の断面積よりも大きな面積を有し、かつ、対象部材に設けた突起部をカシメて対象部材に対して固定されている。
本発明の磁歪式応力センサは、起歪部を対象部材に接続するための構造として、「カシメ」という機械的な固定手法を採用しているので、溶接やロー付けなどによって接合するときのような熱が起歪部に加わらず、磁歪式応力センサの感度特性の劣化を招くことがない。さらに、「カシメ」という機械的な固定手法を採用しているので、溶接などの接合手法に比べて、起歪部を対象部材に接続するための構造が量産化に適したものとなる。また、脚部の先端に脚部の断面積よりも大きい面積の取り付け板を設け、この取り付け板を対象部材に固定しているので、脚部をしっかり接合したのと同様な効果を実現できることになる。したがって、本発明の磁歪式応力センサによれば、応力を精度良く的確に検出して実用化を図ることが可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
まず、図10を参照して、前述した非特許文献1により提案されている磁歪式応力センサの構造および原理について説明する。
図10(A)において、201は永久磁石、202は磁気センサであり、中央に位置するコア203は磁歪を有している。永久磁石201の磁束は図示のように分布し、コア203を矢印で示すように磁化する。永久磁石201の磁束は、コア203をも通っている。
コア203に引張応力が働くと、永久磁石201の磁束がコア203をより多く通るようになるために、磁気センサ202を通過する磁束が減少する。一方、コア203に圧縮応力が作用すると、磁束はコア203を通り難くなるため、磁気センサ202を通過する磁束が増加する。このようにして、磁気センサ202からの信号の大きさはコア203に働く応力の大きさを反映することになる。
以上が提案されている磁歪式応力センサの原理である。磁束を発生させるのに電源がいらない点が特徴である。磁気センサ202の位置としては、図10(B)に示すように、AまたはBの位置でもよいことが述べられている。
引張応力と圧縮応力では、磁気センサ202の信号の変化の仕方は、圧縮の方が大きく、そのセンサの定格の範囲において、圧縮にて30から80%の変化があることがデータで示されている。
しかしながら、上記提案においては、パイプ状のコア203の中に円柱状のアルニコ磁石を配置し、パイプの表面に、リニアホールICを置いてデータが取られているものの、原理確認段階の域を出ないものである。応力を精度良く的確に検出して磁歪式応力センサの実用化を図るためには、磁歪を有する材料から形成され歪を生じる起歪部を、対象部材に接続するための構造など、実装上の種々の問題点を解決することが重要である。
起歪部を対象部材に接続するための構造として、起歪部に設けた脚部と対象部材とを、電子ビームによる溶接や、ロー付けなどによって接合する構造が考えられる。しかしながら、磁歪を有する材料によっては、起歪部を対象部材に接合するときの熱によって、起歪部の磁気特性や磁歪特性が低下し、磁歪式応力センサの感度特性の劣化を招くことがある。また、起歪部を対象部材に接続するための構造が量産化に適していることも、磁歪式応力センサの実用化を図る上で重要である。
そこで、本発明の磁歪式応力センサにあっては、応力を精度良く的確に検出して実用化を図り得るように、以下のように構成されている。
(第1の実施形態)
図1(A)は、本発明の第1の実施形態に係る磁歪式応力センサ11を、対象部材50に取り付けた状態を示す平面図、図1(B)は、図1(A)の1B−1B線に沿う断面図である。図2(A)は、図1(A)の2A−2A線に沿う断面図、図2(B)は、図1(A)の2B−2B線に沿う断面図である。
図1(A)(B)および図2(A)(B)を参照して、磁歪式応力センサ11は、概説すれば、磁歪を有する材料から形成され歪を生じる起歪部22と、応力が作用する対象部材50に起歪部22を接続するための接続部材25と、起歪部22に近接して配置された永久磁石30と、起歪部22に対して永久磁石30と反対側における漏れ磁束を検知する磁気センサ40と、を備えている。対象部材50から接続部材25を経由して起歪部22に作用する応力に依存して漏れ磁束が変化するが、その漏れ磁束の変化を磁気センサ40によって検知することによって、起歪部22に作用する応力を検出する。接続部材25は、起歪部22に設けられた対をなす脚部23と、脚部23のそれぞれの先端に設けられた取り付け板24と、を含んでいる。そして、取り付け板24は、脚部23の断面積よりも大きな面積を有し、かつ、対象部材50に設けた突起部51をカシメて対象部材50に対して固定している。磁歪式応力センサ11はさらに、永久磁石30に向かい合わせて配置したヨーク60と、磁気センサ40に向かい合わせて配置したヨーク70と、を備える。以下、詳述する。
対象部材50は、例えば、自動車の足回り部品である。足回り部品の一つであるディスクブレーキのキャリパサポートに適用することにより、ブレーキ力を検知することができる。
起歪部22は、板形状を有している。起歪部22を板形状とすることによって、実応力が高くでき、対象部材50に働く応力の検知を感度よく行うことができる。
起歪部22には、応力の方向に対して直交する断面形状における両端部の厚みが中央部に比べて厚いフランジ部26を設けている(図2(B)参照)。圧縮力が働いても板が座屈することがないから、板を薄くでき、圧縮の応力レベルを上げ得る。したがって、引張力ばかりでなく圧縮力をも感度よく検知することができ、圧縮力にも高感度なセンサを得ることができる。
対象部材50への応力の入力に対して、起歪部22が有効に歪むためには、取り付け板24が、脚部23をしっかり固定していることが必要である。対象部材50の微少な変形を起歪部22に忠実に伝えなければ、感度的に不利となるからである。このため、接続部材25における脚部23および取り付け板24は次のように構成している。
対をなす脚部23は、起歪部22の長手方向の両端に設けている。起歪部22が一対の脚部23を介して対象部材50に接合されるため、対象部材50の変形が不均一であっても、起歪部22には、平均的な応力を負荷することになる。脚部23同士の間には、内方空間27を形成している。
取り付け板24は、脚部23のそれぞれの先端に設けている。図1から明らかなように、取り付け板24は、脚部23の断面積よりも大きな面積を有している。図1(A)に左手側に示される取り付け板24は、対象部材50の突起部51をカシメることによって、図において上側に示される辺、左側に示される辺、および下側に示される辺の三辺を押さえつけて、対象部材50に対して固定している。図1(A)に右手側に示される取り付け板24は、対象部材50の突起部51をカシメることによって、図において上側に示される辺、右側に示される辺、および下側に示される辺の三辺を押さえつけて、対象部材50に対して固定している。
脚部23の断面積よりも大きい面積の取り付け板24を備えることから、脚部23を対象部材50にしっかり接合したのと同様な効果を実現できる。また、固定方法が「カシメ」という機械的な手段であることから、固定を短時間で達成できる。さらに、対象部材50には機械的にカシメて固定するための突起部51を設けていることから、固定を容易に達成できる。
取り付け板24は、板形状の起歪部22と平行をなし、対象部材50に設けた平坦部52に固定することが好ましい。取り付け板24を平坦部52に密着させることによって、カシメの際に起歪部22が塑性変形することを避けることができる。起歪部22の塑性変形は、逆磁歪特性を劣化させるので、避けなければならない。感度が低下するばかりでなく、ヒステリシス、直線性が悪化してしまうからである。
取り付け板24は、その一部を脚部23同士の間の内方空間27に伸びるように設けている(図1(A)(B)参照)。図1(B)において左右方向から起歪部22に圧縮力が作用した場合、この圧縮力は、起歪部22の中央部分を図中上方に湾曲させようと働く。しかしながら、カシメられた突起部51は、取り付け板24のうち脚部23よりも内方空間27に位置する部分をも押さえつけている。したがって、取り付け板24の浮き上がりを押えて、センサの性能劣化を防止することができる。
取り付け板24は、対象部材50に設けた嵌合部53に嵌り合って固定している。対象部材50に組み付けるときの磁歪式応力センサ11の位置決めが容易になり、かつ、カシメによる固定をさらに確実なものとすることができる。嵌合部53は、例えば、対象部材50に形成した凹所54から形成している。カシメられる突起部51は、凹所54の縁辺に沿って出っ張るように形成している。磁歪式応力センサ11を対象部材50に組み付けるときの向きの間違いを防止する観点から、取り付け板24および凹所54の一部に、正しい向きのときにのみ嵌まり合う形状を付加してもよい。
起歪部22の材料は、例えば、18%Ni系マルエージング鋼(例えば18%Ni−9%Co−5%Mo−Fe)であって時効処理したもの、18%Ni系マルエージング鋼、または、マルエージング鋼である。マルエージング鋼は高強度であるため、応力レベルを高くでき、十分な検出感度を得ることができるからである。また、同材を用いると、ヒステリシスのない良好なセンサ特性である磁歪式応力センサ11とすることができるからである。このように、マルエージング鋼の適用は、磁歪式応力センサ11のロバスト性、感度およびセンサ特性に関して好ましい。
起歪部22は、マルエージング鋼に限定されず、例えば、良好な磁歪効果を有するFeAl合金(例えば、アルフェル)、FeCoV合金(例えば、パーメンデュール)、FeGa合金、FeGaAl合金(例えば、ガルフェノール)を適用することも可能である。
第1の実施形態では、起歪部22、対をなす脚部23、および取り付け板24は一体的に形成されている。したがって、対をなす脚部23、および取り付け板24も、起歪部22と同じ材料から形成されている。
着磁方向に直交する永久磁石30の両端面のうち一方の端面が起歪部22に向かい合っている。永久磁石30は、起歪部22に接した状態で配置している。
本発明では、起歪部22に作用する応力の方向と、永久磁石30の着磁方向との関係は特に限定されるものではない。ただし、磁歪式応力センサ11によって応力を精度よく的確に検出し、磁歪式応力センサ11の小型化を図るためには、起歪部22に作用する応力の方向(図1の矢印21参照)と、永久磁石30の着磁方向(矢印31参照)とが、ほぼ直交していることが好ましい。
板状の起歪部22の磁化は、永久磁石30の磁界によって拘束されている。対象部材50に圧縮が作用すると、起歪部22には、接続部材25を経由して圧縮応力が作用する。起歪部22に圧縮力が働くと、磁歪の逆効果によって、板面に垂直な磁化が増え(磁歪が正の場合、負の場合は逆となる)、漏れ磁束が増加する。逆に、起歪部22に引張力が働くと、板面に平行な磁化が増えるため、漏れ磁束が減少する。漏れ磁束の増加または減少によって、応力を検知できる。
このように、磁歪式応力センサ11では、起歪部22に対して永久磁石30と反対側における漏れ磁束の、応力に依存する変化分を検知している。起歪部22に作用する応力方向と永久磁石30の着磁方向とがほぼ直交するレイアウトとすることによって、永久磁石30が発生している磁束のレベルに比べて、漏れ磁束のレベルが低くなる。この状態で、応力に依存する変化分を磁気センサ40によって検知することになるので、起歪部22に作用している応力を精度よく的確に検出することができる。また、上記のレイアウトにあっては、永久磁石30の磁極端面が起歪部22に近く、起歪部22を有効に磁化することができる。このため、永久磁石30単体を小型化することができ、磁歪式応力センサ11の小型化を図ることができる。
なお、本明細書において、「応力方向と着磁方向とがほぼ直交する」とは、図10の従来の磁歪式応力センサとの対比において用いた概念であり、応力方向と着磁方向とが厳密に直交する場合のほか、図10の磁歪式応力センサとの対比において応力を精度よく的確に検出できる範囲である限りにおいて、若干傾斜する場合も含まれると理解されなければならない。
永久磁石30としては、サマリウムコバルト(SmCo)磁石が好適であるが、これに限定されるものではない。永久磁石30は、磁束を発生させるための電源および巻き線が不要であり、省電力化、小型化およびコスト低減の点で好ましい。
ヨーク60は、永久磁石30を覆っている。ヨーク60は、起歪部22における歪みを阻害することがないように配置する。ヨーク60を形成する材料は、例えば、パーメンデュール、またはマルエージング鋼である。
永久磁石30にヨーク60を設けることによって、磁石のパーミアンスを上げることと等価になるため、パーミアンスが高い状態で永久磁石30を利用でき、安定した磁石特性を利用できる。したがって、薄い磁石を用いることができ、磁歪式応力センサ11の小型化を図ることができる。
磁気センサ40は、例えばリニアホールICである。リニアホールICは省電力で小型であり、センサ特性が良好な磁歪式応力センサ11となるからである。
磁気センサ40は、リニアホールICに限定されず、省電力化および小型化の観点から、ホール素子やGMR(Giant Magneto Resistance Effect)センサを適用することも可能である。
ヨーク70は、磁気センサ40を覆っている。ヨーク70は、起歪部22における歪を阻害することがないように配置する。ヨーク70を形成する材料は、軟磁性材料である。軟磁性材料としては、保磁力が小さい材料である、電磁鋼板、電磁軟鉄、ソフトフェライト、パーマロイなどを用いることができる。
磁気センサ40にヨーク70を設けることによって、集磁効果があるので、磁歪式応力センサ11の感度を約倍程度に高めることができる。また、磁気センサ40の位置設定に対して磁気センサ40特性が鈍感になるというメリットがある。さらに、外部からの磁界に対して、磁気センサ40をシールドすることになるから、外部磁界に対する耐性を向上させることができる。
図3は、組み立てられた磁歪式応力センサ11の外観の一例を示す斜視図である。
組み立てられた磁歪式応力センサ11は、その取り付け板24の部位において、対象部材50に固定する。図示してないが、磁歪式応力センサ11からはセンサケーブルを引き出している。磁歪式応力センサ11を対象部材50にカシメにより固定し、センサケーブルを結線するだけで、センサとして機能する。
起歪部を対象部材に接続するための構造として、起歪部に設けた脚部と対象部材とを溶接などによって接合する構造の場合には、前述したように、起歪部を対象部材に接合するときの熱によって、磁歪式応力センサの感度特性の劣化を招くことがある。例えば、マルエージング鋼を起歪部に適用した場合に、起歪部に設けた脚部を電子ビーム溶接や銀ロー付けによって対象部材に接合すると、起歪部の磁気特性や磁歪特性が低下する。これによって、磁歪式応力センサの感度特性が半分程度以下に劣化することがある。さらに、溶接箇所がセンサ内部に位置する場合には、組み立てが完了した磁歪式応力センサを溶接などによって接合することができない。このため、磁歪式応力センサの一部の部品を対象部材に接合し、接合した部品に磁歪式応力センサの残りの部品を組み付ける、という工順を採用することが必要になる。工順がよくないため、量産化が難しく、製造コストの増加を招き、磁歪式応力センサの実用化が阻害される結果となる。
本実施形態の磁歪式応力センサ11によれば、センサの作製業者は磁歪式応力センサ11を完成品として組み立て、対象部品の作製業者は磁歪式応力センサ11を取り付け可能な加工を対象部品に施す。例えば、ブレーキ力を検知するために、ディスクブレーキのキャリパサポートに磁歪式応力センサ11を適用する場合には、キャリパサポートの作製業者が、磁歪式応力センサ11を取り付け可能な加工をキャリパサポートに施しておけば足りる。そして、その後は、組み立て場所にて、磁歪式応力センサ11を対象部品に取り付けて、カシメて固定すればよい。磁歪式応力センサ11を完成品として取り扱って対象部品に固定できるので、工順が良くなり、量産化が容易になり、製造コストの増加を抑えて、磁歪式応力センサ11の実用化を図ることが可能となる。
以上説明したように、第1の実施形態の磁歪式応力センサ11によれば、接続部材25は、起歪部22に設けられた対をなす脚部23と、脚部23のそれぞれの先端に設けられた取り付け板24と、を含み、取り付け板24は、脚部23の断面積よりも大きな面積を有し、かつ、対象部材50に設けた突起部51をカシメて対象部材50に対して固定している。このように、起歪部22を対象部材50に接続するための構造として、「カシメ」という機械的な固定手法を採用しているので、溶接やロー付けなどによって接合するときのような熱が起歪部22に加わらず、磁歪式応力センサ11の感度特性の劣化を招くことがない。さらに、「カシメ」という機械的な固定手法を採用しているので、溶接などの接合手法に比べて、起歪部22を対象部材50に接続するための構造が量産化に適したものとなる。また、脚部23の先端に脚部23の断面積よりも大きい面積の取り付け板24を設け、この取り付け板24を対象部材50に固定しているので、脚部23をしっかり接合したのと同様な効果を実現できることになる。したがって、この磁歪式応力センサ11によれば、応力を精度良く的確に検出して実用化を図ることが可能となる。
起歪部22は、板形状を有し、取り付け板24は、起歪部22と平行をなし、対象部材50に設けた平坦部52に固定されることから、カシメ固定の際に起歪部22に塑性変形を与えることがなく、センサの性能劣化を招くことがない。
取り付け板24は、その一部が脚部23同士の間の内方空間27に伸びて設けられていることから、起歪部22に圧縮力が作用した場合でも、取り付け板24の浮き上がりを押えて、センサの性能劣化を防止することができる。
取り付け板24は、対象部材50に設けた嵌合部53に嵌り合って固定されことから、対象部材50に組み付けるときの磁歪式応力センサ11の位置決めが容易になり、かつ、カシメによる固定をさらに確実なものとすることができる。
起歪部22に作用する応力の方向と、永久磁石30の着磁方向とが、ほぼ直交していることから、磁歪式応力センサ11によって応力を精度よく的確に検出でき、磁歪式応力センサ11の小型化を図ることができる。
起歪部22の、応力の方向に対して直交する断面形状における両端部の厚みが中央部に比べて厚いことから、圧縮力が働いても板が座屈することがなく、圧縮力にも高感度なセンサを得ることができる。
なお、カシメにより固定する場合に、突起部の高さを大きくしておき、カシメた突起部によって、起歪部22の長手方向の端部、あるいは起歪部22に接続した脚部23の上部を押さえつける形態も考えることができる。しかしながら、このような形態の場合には、カシメ固定の際に起歪部22に塑性変形が生じてしまい、センサの性能劣化を招くことになる。したがって、脚部23の先端に設けた取り付け板24を対象部材50にカシメ固定することが必要となる。
(第1の実施形態の変形例)
図4は、取り付け板24の変形例を示す断面図である。
第1の実施形態では、取り付け板24の一部を脚部23同士の間の内方空間27に伸びるように設けた形態を示したが、本発明はこの場合に限定されるものではない。
図4に示すように、取り付け板24を、脚部23よりも外方に伸びるように設けても良い。この形態においても、カシメられた突起部51によって取り付け板24を十分に押さえつけることができる。したがって、起歪部22に圧縮力が作用した場合であっても、取り付け板24の浮き上がりを押えて、センサの性能劣化を防止することができる。
図5(A)(B)は、起歪部22および接続部材25の変形例を示す断面図である。
第1の実施形態では、起歪部22および接続部材25(脚部23および取り付け板24)を、磁歪を有する材料から一体的に作製した形態を示したが、本発明はこの場合に限定されるものではない。
図5(A)に示すように、起歪部22と、接続部材25とを別体にすることもできる。起歪部22のみを磁歪を有する材料から作製し、接続部材25(脚部23および取り付け板24)を他の材料から作製する。そして、両者を溶接などによって接合し、その後に熱処理を施してもよい。
図5(B)に示すように、起歪部22および接続部材25の脚部23を磁歪を有する材料から作製し、接続部材25の取り付け板24のみを他の材料から作製する。そして、両者を溶接などによって接合し、その後に熱処理を施してもよい。
図6は、対象部材50に設けた嵌合部53の変形例を示す断面図である。
第1の実施形態では、嵌合部53を、1つの凹所54から形成した形態を示したが、本発明はこの場合に限定されるものではない。
図6に示すように、対象部材50の平坦部52に凸状部55を設け、取り付け板24のそれぞれが嵌り合う複数個(図示例では2個)の凹所56、56から嵌合部53を形成してもよい。対象部材50に組み付けるときの磁歪式応力センサ11の位置決めが一層容易になる。しかも、それぞれの取り付け板24は図中左右方向から挟持されることになるので、取り付け板24を対象部材50に対して固定する力が増し、センサの性能を長期にわたって維持することができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態を示す断面図である。第1の実施形態と共通する部材には同一の符号を付し、その説明は一部省略する。
第2の実施形態は、対象部材50の本体部57とは別体に形成したセンサ受け部58に磁歪式応力センサ11を固定するようにした点で、対象部材50の本体部57に磁歪式応力センサ11を直接固定するようにした第1の実施形態と相違している。
図7に示すように、取り付け板24は、対象部材50の本体部57とは別体に形成されるとともに本体部57に一体的に接合されたセンサ受け部58に固定する形態でもよい。センサ受け部58に、カシメられる突起部51を設けている。本体部57には、センサ受け部58を嵌め込む凹所57aを設けている。センサ受け部58は、溶接などによって本体部57に接合する。
第2の実施形態では、センサ受け部58を対象部材50の本体部57とは別体に作製し、センサ受け部58を本体部57に接合し、その後、センサ受け部58に磁歪式応力センサ11をカシメにより機械的に固定する。
上記のように、取り付け板24は、対象部材50の本体部57とは別体に形成されるとともに本体部57に一体的に接合されたセンサ受け部58に固定されることから、突起部51を備えるセンサ受け部58の加工が容易になり、本体部57の加工も簡易なものとなる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態を示す断面図である。第1の実施形態と共通する部材には同一の符号を付し、その説明は一部省略する。
第3の実施形態に係る磁歪式応力センサ12は、起歪部22に作用する応力の方向(図8の矢印21参照)と、永久磁石33の着磁方向(矢印34参照)とが平行である点で、起歪部22に作用する応力の方向と、永久磁石30の着磁方向とが、ほぼ直交している第1の実施形態に係る磁歪式応力センサ11と相違している。
前述したように、起歪部22に作用する応力の方向と、永久磁石の着磁方向との関係は特に限定されるものではない。図8に示すように、起歪部22に作用する応力の方向と、永久磁石33の着磁方向とが平行をなすように、永久磁石33を配置しても、磁歪式応力センサとして十分に機能する。
永久磁石33は矢印34のように平行に着磁されている。板状の起歪部22の裏側にはヨーク71、71が対をなして設けてある。リニアホールICなどから構成した磁気センサ40は、起歪部22と平行な磁束を検知するように、ヨーク71、71間に配置している。このように構成すると、感度のよい応力センサとなる。
以上説明してきたように、本発明の磁歪式応力センサ11、12によれば、センサ特性が確保され、かつ、センサの対象部材50への取り付けが簡単になり、かつ工順も良くなることから、その有用性は飛躍的に向上している。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。なお、本発明は、これらの実施例のみに限定されるものではないことは言うまでもない。
(実施例1)
図1および図2に示した、起歪部22および接続部材25(脚部23および取り付け板24)をパーメンデュール(Fe49Co49V2合金)を用いて機械加工にて一体的に作製した。図2(B)において、起歪部22の板厚さは0.7mm、薄板部の幅は7mm、フランジ部26を含む全幅は8mmである。両端部フランジ部26の厚さは1.0mmである。接続部材25の脚部23の断面は3mm×11mmである。脚部23の高さは4.5mmである。脚部23に設けた取り付け板24の厚さは1.5mm、面の大きさは5.5mm×13mmである。すなわち、脚部断面に対して長手方向(センサ外方向)以外は1.0mm大きく、長手方向(センサ外方向)には1.5mm大きい。機械加工した起歪部22は、熱処理(水素中840℃で2hr保持、100℃/hrで400℃以下まで炉冷)を行った。
対象部材50は、SUS304を用いて、突起部51および平坦部52も図示のような形状に機械加工にて作製した。
そして、対象部材50の突起部51をカシメることによって、取り付け板24を押さえつけて、対象部材50に対して固定した。
永久磁石33用のヨーク60は、パーメンデュールから作製し、起歪部22と同じ熱処理を行ったものを用いた。磁気センサ40用のヨーク70は、PBパーマロイから作製し、機械加工後、1200℃で2hr、純水素中にて熱処理を行ったものを用いた。
永久磁石33には、φ6mm、長さ1.8mmのSmCo磁石を用いた。10Tのパルス磁界によって磁石を着磁した後、200℃で1時間、熱枯らしを行った。その後の磁石単体での端面の漏れ磁界は、約4.1kGであった。
磁気センサ40として、InAs高感度ホール素子を内蔵したリニアホールICを用いた。磁気感度は、約7mV/Gであった。
圧縮力を与えて、このセンサの感度を調べた。圧縮応力感度は100MPaで、約100Gであった。なお、この応力感度とは、起歪部22における応力をもって定義している。また、感度は磁束密度の変化代で定義している。
(比較例)
図9は、比較例に係る磁歪式応力センサ100を、対象部材50に取り付けた状態を示す断面図である。第1の実施形態と共通する部材には同一の符号を付してある。
図9に示した比較例に係る磁歪式応力センサ100を、実施例1と同様にして作製した。すなわち、起歪部22および脚部23を図示される形状にパーメンデュールを用いて機械加工にて一体的に作製した。取り付け板は設けていない。熱処理の後、銀ロー付け101にて脚部23を対象部材50に接合した。それ以外はすべて実施例1と同様にした。応力感度も実施例1と同じであった。
この比較例および実施例1の結果から、カシメによる機械的な固定構造であっても、センサとして十分な機能を発揮することを確認した。
(実施例2)
起歪部および接続部材(脚部および取り付け板)を、マルエージング鋼(日立金属(株)製、商品名YAG300、18%Ni−9%Co−5%Mo−Fe)を用いて機械加工にて一体的に作製した。永久磁石用のヨークも、マルエージング鋼から作製した。これらを機械加工によって作製した後、固溶化および時効熱処理を施した。固溶化処理は真空中にて820℃×1時間保持し、その後、室温まで冷却した。その後、時効処理は真空中にて490℃×5時間保持し、その後、空冷した。これら以外は実施例1と同じとした。
圧縮感度を調べた結果、マルエージング鋼において期待される感度が得られた。具体的には、実施例1における場合の約1/3となっていた。
(実施例3)
図8に示したに第3の実施形態に係る磁歪式応力センサ12を作製した。すなわち、実施例2に対して、永久磁石33と磁気センサ40との向き、磁気センサ40用のヨーク71、71を変更した。永久磁石33はSmCoで、大きさは2.5mm×5mm×7mmである。7mmの方向が着磁方向である。磁気センサ40用のヨーク71、71は、PBパーマロイから作製した。
応力感度を調べたところ、実施例1に匹敵する感度となっていた。
図1(A)は、本発明の第1の実施形態に係る磁歪式応力センサを、対象部材に取り付けた状態を示す平面図、図1(B)は、図1(A)の1B−1B線に沿う断面図である。 図2(A)は、図1(A)の2A−2A線に沿う断面図、図2(B)は、図1(A)の2B−2B線に沿う断面図である。 組み立てられた磁歪式応力センサの外観の一例を示す斜視図である。 取り付け板の変形例を示す断面図である。 図5(A)(B)は、起歪部および接続部材の変形例を示す断面図である。 対象部材に設けた嵌合部の変形例を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す断面図である。 比較例に係る磁歪式応力センサを、対象部材に取り付けた状態を示す断面図である。 図10(A)(B)は、従来の磁歪式応力センサの構造および原理を示す説明図である。
符号の説明
11、12 磁歪式応力センサ、
21 起歪部に作用する応力の方向を示す矢印、
22 起歪部、
23 脚部、
24 取り付け板、
25 接続部材、
26 フランジ部、
27 内方空間、
30、33 永久磁石、
31、34 永久磁石の着磁方向を示す矢印、
40 磁気センサ、
50 対象部材、
51 突起部、
52 平坦部、
53 嵌合部、
54 凹所(嵌合部)、
55 凸状部、
56 凹所(嵌合部)、
57 本体部、
57a 凹所、
58 センサ受け部、
60 永久磁石用のヨーク、
70 磁気センサ用のヨーク、
71 磁気センサ用のヨーク。

Claims (7)

  1. 磁歪を有する材料から形成され歪を生じる起歪部と、応力が作用する対象部材に前記起歪部を接続するための接続部材と、前記起歪部に近接して配置された永久磁石と、前記起歪部に対して前記永久磁石と反対側における漏れ磁束を検知する磁気センサと、を備え、前記対象部材から前記接続部材を経由して前記起歪部に作用する応力に依存して変化する漏れ磁束の変化を前記磁気センサによって検知することによって、前記起歪部に作用する応力を検出する磁歪式応力センサであって、
    前記接続部材は、前記起歪部に設けられた対をなす脚部と、前記脚部のそれぞれの先端に設けられた取り付け板と、を含み、前記取り付け板は、取り付け板面に平行な断面における前記脚部の断面積よりも大きな面積を有し、かつ、前記対象部材に設けた突起部をカシメて前記対象部材に対して固定されてなる磁歪式応力センサ。
  2. 前記起歪部は、板形状を有し、
    前記取り付け板は、前記起歪部と平行をなし、前記対象部材に設けた平坦部に固定される請求項1に記載の磁歪式応力センサ。
  3. 前記取り付け板は、その一部が脚部同士の間の内方空間に伸びて設けられている請求項1または請求項2に記載の磁歪式応力センサ。
  4. 前記取り付け板は、前記対象部材に設けた嵌合部に嵌り合って固定される請求項1〜3のいずれか1つに記載の磁歪式応力センサ。
  5. 前記取り付け板は、前記対象部材の本体部とは別体に形成されるとともに前記本体部に一体的に接合されたセンサ受け部に固定される請求項1〜4のいずれか1つに記載の磁歪式応力センサ。
  6. 前記起歪部に作用する応力の方向と、前記永久磁石の着磁方向とが、ほぼ直交している請求項1〜5のいずれか1つに記載の磁歪式応力センサ。
  7. 前記起歪部の、前記応力の方向に対して直交する断面形状における両端部の厚みが中央部に比べて厚い請求項1〜6のいずれか1つに記載の磁歪式応力センサ。
JP2008247742A 2008-09-26 2008-09-26 磁歪式応力センサ Expired - Fee Related JP5187099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008247742A JP5187099B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 磁歪式応力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008247742A JP5187099B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 磁歪式応力センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010078480A JP2010078480A (ja) 2010-04-08
JP5187099B2 true JP5187099B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=42209099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008247742A Expired - Fee Related JP5187099B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 磁歪式応力センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5187099B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6226171B2 (ja) * 2013-07-04 2017-11-08 ローム株式会社 応力センサ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57165717A (en) * 1981-04-03 1982-10-12 Yazaki Corp Detecting device for stress
JP2516489B2 (ja) * 1991-05-22 1996-07-24 住友軽金属工業株式会社 力センサ及び力測定装置
JPH11295170A (ja) * 1998-04-10 1999-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 荷重センサ
JP4042404B2 (ja) * 2001-12-25 2008-02-06 松下電工株式会社 力センサ
JP2004184127A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 K-Tech Devices Corp 応力センサ
JP2005037264A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Komatsu Ltd 力検出センサ
JP2006038648A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Tdk Corp センサ及び磁歪センサのセンシング方法
JP4993401B2 (ja) * 2005-06-29 2012-08-08 日産自動車株式会社 応力センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010078480A (ja) 2010-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5684442B2 (ja) 磁気センサ装置
JP4993401B2 (ja) 応力センサ
US20050237050A1 (en) Ring type current sensor
US20100127698A1 (en) Magnetostrictive stress sensor
US20200284672A1 (en) Magnetostriction type torque detection sensor
JP4042404B2 (ja) 力センサ
JP5187099B2 (ja) 磁歪式応力センサ
JP5136330B2 (ja) 磁歪式応力センサ
JP5119880B2 (ja) 磁歪式応力センサ
JP2010054238A (ja) トルクセンサ
JP2012088185A (ja) 磁気検知デバイス及び磁歪力センサ
JP2005265587A (ja) トルク検出装置
JP5007828B2 (ja) トルクセンサ及びその製造方法
JP2005274160A (ja) トルクセンサ
JP5177661B2 (ja) トルクセンサ
JP5440946B2 (ja) 磁歪力センサ
JP2009128181A (ja) トルク検出器、電動パワーステアリング装置及びクローポールの製造方法
JP2006300902A (ja) 応力検出方法及び装置
JPH11337424A (ja) トルクセンサ
JP5317027B2 (ja) トルクセンサ
JP5458473B2 (ja) 応力測定装置およびこれを用いた応力測定方法
JP2008304263A (ja) トルクセンサ用磁気コア、磁気コアユニット及びトルクセンサ
JP4905215B2 (ja) 磁歪式軸力センサ
JP6201883B2 (ja) 応力センサ
JP2641741B2 (ja) 力学量センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees