JP2003130159A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JP2003130159A
JP2003130159A JP2001322335A JP2001322335A JP2003130159A JP 2003130159 A JP2003130159 A JP 2003130159A JP 2001322335 A JP2001322335 A JP 2001322335A JP 2001322335 A JP2001322335 A JP 2001322335A JP 2003130159 A JP2003130159 A JP 2003130159A
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rotating shaft
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pressing device
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功久 小林
Shinji Miyata
慎司 宮田
Takashi Imanishi
尚 今西
Hideki Hashiya
秀樹 橋谷
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    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
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    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/664Friction gearings
    • F16H61/6649Friction gearings characterised by the means for controlling the torque transmitting capability of the gearing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧式の押圧装置34を有する構造で、入力
側回転軸1aに入力側ディスク2aを支持する為のボー
ルスプライン4aを構成する為のボール7、7の組込み
を容易に行なえる様にする。 【解決手段】 上記押圧装置34に組み込んだ、予圧付
与の為の皿板ばね30の自由状態で、上記入力側ディス
ク2aの内端面59を、上記入力側回転軸1aの外周面
に形成した雄スプライン溝5の有効溝部58の周囲に位
置させる。この構成により、上記皿板ばね30を押し潰
す事なく、上記ボール7、7の組み込み作業が可能にな
り、上記課題を解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明に係るトロイダル型無段
変速機は、自動車用自動変速装置を構成する変速ユニッ
トとして、或はポンプ等の各種産業機械の運転速度を調
節する為の変速機として利用する。 【0002】 【従来の技術】自動車用変速機を構成する変速ユニット
の一種としてトロイダル型無段変速機が知られ、一部で
実施されている。この様な既に一部で実施されているト
ロイダル型無段変速機は、従来から特開平2−2839
49号公報、同8−4869号公報、同8−61453
号公報等、多数の公報に記載されて周知であるが、その
基本構造に就いて、図3により説明する。この図3に示
した構造は、入力部から出力部への動力の伝達を、互い
に平行な2系統に分けて行なう、所謂ダブルキャビティ
型である。これに対して、動力の伝達を1系統のみで行
なう、所謂シングルキャビティ型のトロイダル型無段変
速機も、多数の公報に記載されて周知である。図3に示
したダブルキャビティ型のトロイダル型無段変速機の場
合、請求項に記載した回転軸に相当する入力側回転軸1
の中間部基端寄り(図3の左寄り)部分の周囲に、請求
項に記載した第一ディスクである入力側ディスク2a
を、同じく先端寄り(図3の右寄り)部分の周囲に別の
入力側ディスク2bを、それぞれがトロイド曲面である
入力側内側面3、3同士を互いに対向させた状態で、そ
れぞれボールスプライン4、4を介して支持している。
従って上記両入力側ディスク2a、2bは、上記入力側
回転軸1の周囲に、この入力側回転軸1の軸方向の変位
自在に、且つ、この入力側回転軸1と同期した回転自在
に支持されている。 【0003】上記各ボールスプライン4、4は、それぞ
れ上記入力側回転軸1の外周面に形成した雄スプライン
溝5、5と上記各入力側ディスク2a、2bの内周面に
形成した雌スプライン溝6、6との間にボール7、7
を、それぞれ複数個ずつ転動自在に設けて成る。又、こ
の入力側回転軸1の基端部と上記第一ディスクである入
力側ディスク2aの外側面との間に、転がり軸受8と、
ローディングカム式の押圧装置9とを設けている。そし
て、この押圧装置9を構成するカム板10を、駆動軸1
1により回転駆動自在としている。これに対して、上記
入力側回転軸1の先端部と上記別の入力側ディスク2b
の外側面との間に、ローディングナット12と、大きな
弾力を有する皿板ばね13とを設けている。 【0004】上記入力側回転軸1の中間部は、トロイダ
ル型無段変速機を収納したケーシング内に設けた隔壁部
14に設けた通孔15を挿通している。この通孔15の
内径側には円筒状のスリーブ16を、1対の転がり軸受
17、17により回転自在に支持しており、このスリー
ブ16の中間部外周面に、出力歯車18を固設してい
る。又、このスリーブ16の両端部で上記隔壁部14の
両外側面から突出した部分に、それぞれ出力側ディスク
19a、19bを、スプライン係合により、上記スリー
ブ16と同期した回転自在に支持している。この状態
で、それぞれがトロイド曲面である上記各出力側ディス
ク19a、19bの出力側内側面20、20が、前記各
入力側内側面3、3に対向する。又、これら両出力側デ
ィスク19a、19bの内周面のうちで上記スリーブ1
6の端縁よりも突出した部分と上記入力側回転軸1の中
間部外周面との間に、それぞれニードル軸受21、21
を設けて、上記各出力側ディスク19a、19bに加わ
る荷重を支承しつつ、上記入力側回転軸1に対するこれ
ら各出力側ディスク19a、19bの回転及び軸方向変
位を自在としている。尚、これら両出力側ディスク19
a、19bのうち、上記押圧装置9に近い側(図3の左
側)の出力側ディスク19aが、請求項に記載した第二
ディスクに相当する。 【0005】又、上記入力側回転軸1の周囲で上記入力
側、出力側両内側面3、20同士の間部分(キャビテ
ィ)に、それぞれ複数個(一般的には2個又は3個)ず
つのパワーローラ22、22を配置している。これら各
パワーローラ22、22はそれぞれ、上記入力側、出力
側両内側面3、20に当接する周面を球状凸面とされた
もので、トラニオン23、23の内側面部分に、変位軸
24、24と、ラジアルニードル軸受25、25と、ス
ラスト玉軸受26、26と、スラストニードル軸受2
7、27とにより、回転及び若干の揺動変位自在に支持
されている。即ち、上記各変位軸24、24は基半部と
先半部とが互いに偏心した偏心軸であり、このうちの基
半部を上記各トラニオン23、23の中間部に、図示し
ない別のラジアルニードル軸受により、揺動変位自在に
支持している。 【0006】上記各パワーローラ22、22は、この様
な変位軸24、24の先半部に、上記ラジアルニードル
軸受25、25と上記スラスト玉軸受26、26とによ
り、回転自在に支持している。又、構成各部材の弾性変
形に基づく、上記入力側回転軸1の軸方向に関する上記
各パワーローラ22、22の変位を、上記別のラジアル
ニードル軸受と上記各スラストニードル軸受25、25
とにより、自在としている。更に、上記各トラニオン2
3、23は、(図3で表裏方向の)両端部に設けた枢軸
により、図3の時計方向及び反時計方向の変位自在に支
持すると共に、図示しないアクチュエータにより、上記
枢軸の軸方向(図3の表裏方向)に変位させられる様に
している。 【0007】上述の様に構成するトロイダル型無段変速
機の運転時には、前記駆動軸11により前記第一ディス
クに相当する入力側ディスク2aを、前記押圧装置9を
介して回転駆動する。この押圧装置9は、軸方向の推力
を発生させつつ上記入力側ディスク2aを回転駆動する
ので、上記入力側ディスク2aを含む1対の入力側ディ
スク2a、2bが、前記各出力側ディスク19a、19
bに向け押圧されつつ、互いに同期して回転する。この
結果、上記各入力側ディスク2a、2bの回転が、上記
各パワーローラ22、22を介して上記各出力側ディス
ク19a、19bに伝わり、前記スリーブ16を介して
これら各出力側ディスク19a、19bと結合された、
前記出力歯車18が回転する。 【0008】運転時には上記押圧装置9が発生する推力
により、上記各パワーローラ22、22の周面と上記入
力側、出力側両内側面3、20との各当接部の面圧が確
保される。又、この面圧は、上記駆動軸11から上記出
力歯車18に伝達する動力(トルク)が大きくなる程高
くなる。この為、トルク変化に関わらず、良好な伝達効
率を得られる。又、伝達すべきトルクが0若しくは僅少
の場合にも、上記押圧装置9の内径側に設けた予圧ばね
28により、上記各当接部の面圧を或る程度確保する。
従って、上記各当接部でのトルク伝達は、起動直後か
ら、過大な滑りを伴う事なく、円滑に行なわれる。 【0009】上記駆動軸11とこの出力歯車18との間
の変速比を変える場合には、図示しないアクチュエータ
により上記各トラニオン23、23を、図3の表裏方向
に変位させる。この場合、図3の上半部のトラニオン2
3、23と下半部のトラニオン23、23とは、互いに
逆方向に、同じ量だけ変位させる。この変位に伴って、
上記各パワーローラ22、22の周面と上記入力側、出
力側両内側面3、20との当接部の接線方向に加わる力
の向きが変化する。そして、この接線方向の力によっ
て、上記各トラニオン23、23が、それぞれの両端部
に設けた枢軸を中心として揺動する。この揺動に伴っ
て、上記各パワーローラ22、22の周面と上記入力
側、出力側両内側面3、20との当接部の、これら両内
側面3、20の径方向に関する位置が変化する。これら
各当接部が、上記入力側内側面3の径方向外側に、上記
出力側内側面20の径方向内側に、それぞれ変化する
程、上記変速比は増速側に変化する。これに対して、上
記各当接部が、上記入力側内側面3の径方向内側に、上
記出力側内側面20の径方向外側に、それぞれ変化する
程、上記変速比は減速側に変化する。 【0010】上述した従来構造の場合、各パワーローラ
22、22の周面と入力側、出力側両内側面3、20と
の各当接部の面圧を確保する為の押圧装置9として、機
械式のローディングカム装置を使用していた。この様な
機械式の押圧装置9の場合には、伝達すべきトルクに応
じて上記面圧を調節できる反面、他の要素によりこの面
圧を調節する事はできない。これに対して、トロイダル
型無段変速機の伝達効率や耐久性をより一層向上させる
為には、例えば、トラクションオイルの粘度変化に結び
付く温度変化によって上記面圧を変化させる事が考えら
れる。更には、トロイダル型無段変速機と遊星歯車機構
とを組み合わせた無段変速装置の実現には、上記面圧
を、トルク以外の要素も加えて調節する事が必要にな
る。 【0011】例えば、この様な無段変速装置としては、
高速運転時の伝達効率及び耐久性を飛躍的に向上させ
る、パワー・スプリット型と呼ばれる無段変速装置が、
多くの特許公報の他、日経BP社が2001年9月1日
に発行した技術雑誌「日経メカニカル」第564号(2
001年9月号)の第76〜77頁に記載される等によ
り、従来から知られている。又、やはりトロイダル型無
段変速機と遊星歯車機構とを組み合わせる事により、入
力軸を回転させたまま出力軸の回転速度を0にできる、
ギーヤード・ニュートラルと呼ばれる無段変速装置も、
多くの特許公報等に記載されて、従来から知られてい
る。この様な無段変速装置の場合、低速モードと高速モ
ードとを含めた複数のモードを切り替えるが、このモー
ドの切換時に運転者に与える違和感を解消乃至は緩和す
る為には、この切換時に押圧装置が発生する推力を、ト
ルクとは別に調節する事が有効である。 【0012】 【先発明の説明】この様な場合に有効な構造として、特
願2001−208835号に開示されたものがある。
図4は、この先発明に即した構造の1例を示している。
本発明は、この図4に示した様な先願に係る構造の改良
に関するものであるから、先ず、この図4に示した構造
に就いて説明する。尚、上記特願2001−20883
5号に開示された構造は、対となる入力側、出力側両デ
ィスクの内側面同士の間にパワーローラを3個ずつ、合
計6個設けた、ダブルキャビティ型である。これに対し
て図4に示した構造は、対となる入力側、出力側両ディ
スクの内側面同士の間にパワーローラを2個ずつ、合計
4個設けた、ダブルキャビティ型である。但し、この様
な構造の相違は、本発明との関係に於いて本質的なもの
ではない。本発明は、図4に示した構造に限らず、合計
6個のパワーローラを設けた構造も、或は1対の入力
側、出力側両ディスクの内側面同士の間にパワーローラ
を2個又は3個設けた、シングルキャビティ型の構造
も、何れも対象となり得る。 【0013】上記図4に示した構造の場合、請求項に記
載した回転軸に相当する入力側回転軸1aの両端部に1
対の入力側ディスク2a、2bを、互いの入力側内側面
3、3同士を対向させた状態で、上記入力側回転軸1a
と同期した回転自在に支持している。このうち、請求項
に記載した第一ディスクに相当する、先端側(駆動源か
ら遠い側で、図4の右側)の入力側ディスク2aは上記
入力側回転軸1aの先端部に、ボールスプライン4aを
介して、軸方向の変位自在に、且つ、この入力側回転軸
1aと同期した回転自在に支持している。これに対し
て、基端側(駆動源側で、図4の左側)の入力側ディス
ク2bは、上記入力側回転軸1aの基端部にスプライン
係合させた状態でその背面をローディングナット12a
で抑える事により、上記入力側回転軸1aに固定してい
る。尚、このローディングナット12aと上記入力側デ
ィスク2bとの間にはシム板29を挟持している。この
シム板29は、予圧付与の為に後述する油圧式の押圧装
置に内蔵した、請求項に記載した予圧ばねに相当する皿
板ばね30の弾力を調整する為に、厚さの異なる複数種
類の中から選択した、適正厚さを有するものを使用す
る。 【0014】そして、上記入力側回転軸1aの中間部周
囲で上記1対の入力側ディスク2a、2b同士の間部分
に1対の出力側ディスク19a、19bを、それぞれの
出力側内側面20、20を上記各入力側ディスク2a、
2bの入力側内側面3、3に対向させた状態で、互いに
同期した回転自在に支持している。又、上記各入力側デ
ィスク2a、2bと上記各出力側ディスク19a、19
bとの入力側、出力側各内側面3、20同士の間に、そ
れぞれがトラニオン23、23の内側面に回転自在に支
持されたパワーローラ22、22を挟持している。図4
の構造の場合、これら各パワーローラ22、22を上記
各トラニオン23、23の内側面に支持する構造、及び
これら各トラニオン23、23をケーシング内に揺動及
び軸方向の変位自在に支持する部分の構造は、後述する
様に、前述の図3に示した構造を含め、従来から広く知
られている構造と同様である。 【0015】又、トロイダル型無段変速機を収納する為
に設けた図示しないケーシングの内部で、上記1対の出
力側ディスク19a、19b同士の間に存在するギヤハ
ウジング31の内径側に出力スリーブ32を、1対の転
がり軸受33、33により回転自在に支持している。そ
して、この出力スリーブ32の中間部外周面に固設した
出力歯車18aを、上記ギヤハウジング31内に回転自
在に支持している。又、上記出力スリーブ32の軸方向
両端縁部と上記各出力側ディスク19a、19bの外側
面内周寄り部分とを、円周方向に関し凹凸係合させて、
これら両出力側ディスク19a、19bと上記出力歯車
18aとを、互いに同期した回転自在に結合している。
又、これら両出力側ディスク19a、19bの内周面と
上記入力側回転軸1aの中間部外周面との間にニードル
軸受21a、21aを設けて、この入力側回転軸1aの
周囲に上記両出力側ディスク19a、19bを、この入
力側回転軸1aに対する回転及び軸方向の変位自在に支
持している。 【0016】又、上記入力側回転軸1aの周囲で上記入
力側、出力側両内側面3、20同士の間部分に、それぞ
れ2個ずつ配置したパワーローラ22、22を、それぞ
れトラニオン23、23の内側面部分に、変位軸24、
24と、ラジアルニードル軸受25、25と、スラスト
玉軸受26、26と、スラストニードル軸受27、27
とにより、回転及び若干の揺動変位自在に支持してい
る。更に、上記各トラニオン23、23は、両端部に設
けた枢軸により、図4の時計方向及び反時計方向の変位
自在に支持すると共に、図示しないアクチュエータによ
り、上記枢軸の軸方向に変位させられる様にしている。
そして、上記各パワーローラ22、22の周面と、前記
各ディスク2a、2b、19a、19bの入力側、出力
側各内側面3、20とを当接させている。又、先端側の
入力側ディスク2aと前記入力側回転軸1aとの間に、
油圧式の押圧装置34を組み付けて、上記内側面3、2
0と上記各パワーローラ22、22の周面との当接部
(トラクション部)の面圧を確保し、トロイダル型無段
変速機による動力の伝達を効率良く行なえる様にしてい
る。 【0017】上記押圧装置34を構成する為に、上記入
力側回転軸1aの外周面の先端寄り部分に、外向フラン
ジ状の鍔部35を固設すると共に、上記先端側の入力側
ディスク2aにシリンダ筒36を、この入力側ディスク
2aの外側面(図4の右面)から軸方向に突出する状態
で、油密に外嵌支持している。上記シリンダ筒36の内
径は、軸方向中間部で小さく、両端部で大きくなってお
り、上記入力側ディスク2aは、このうちの基端側の大
径部分に、油密に且つ軸方向の変位自在に内嵌してい
る。又、上記シリンダ筒36の中間部内周面に、内向フ
ランジ状の仕切板部37を設け、更に、このシリンダ筒
36の内周面と上記入力側回転軸1aの外周面との間
に、第一ピストン部材38を設けている。 【0018】この第一ピストン部材38は、上記入力側
回転軸1aに外嵌自在な支持筒部39の中間部外周面
に、外向フランジ状の隔壁板40を形成したもので、こ
の隔壁板40の外周縁を上記シリンダ筒36の内周面中
間部の小径部分に、油密に且つ軸方向の変位自在に摺接
させている。又、この状態で上記仕切板部37の内周縁
を、上記支持筒部39の外周面に、油密に且つ軸方向の
変位自在に摺接させている。更に、上記支持筒部39の
先端部外周面と上記シリンダ筒36の先端部内周面との
間には、円輪状の第二ピストン部材41を設けている。
この第二ピストン部材41は、その先端側側面を上記鍔
部35に当接させる事により軸方向の変位を阻止すると
共に、内外両周縁と上記支持筒部39の先端部外周面及
び上記シリンダ筒36の先端部内周面との間の油密を保
持している。 【0019】又、上記仕切板部37を備えた上記シリン
ダ筒36は、この仕切板部37と上記第二ピストン部材
41との間に設けた皿板ばね30により、上記入力側デ
ィスク2aに向け押圧している。従ってこの入力側ディ
スク2aは、少なくとも(前記押圧装置34内に圧油を
導入していない状態でも)上記皿板ばね30の弾力に見
合う押圧力により押圧され、前記入力側、出力側各内側
面3、20と前記各パワーローラ22、22の周面との
当接部に、この弾力に見合う面圧を付与する。従って、
この弾力は、トロイダル型無段変速機により極く小さな
動力の伝達を行なう際に、上記入力側、出力側各内側面
3、20と前記各パワーローラ22、22の周面との当
接部で(不可避であるスピンを除く)滑りが生じない程
度に規制する。 【0020】この様な目的で行なう、上記皿板ばね30
の弾力の調整は、前記ローディングナット12aと前記
入力側ディスク2bとの間に挟持する、前記シム板29
の厚さを変える事により行なう。即ち、上記ローディン
グナット12aを螺合させる為、前記入力側回転軸1a
の基端部に形成した雄ねじ部42の外径は、上記入力側
ディスク2bを係止した雄スプライン部43の外径より
も小さい。従って、この雄スプライン部43と上記雄ね
じ部42との間には段差が存在する。トロイダル型無段
変速機19aの組立時に上記ローディングナット12a
は、上記段差に突き当たるまで上記雄ねじ部42に螺合
し更に緊締する。この状態で上記皿板ばね30の弾力
が、上記予圧付与の為の適正値になる様に、上記シム板
29として適切な厚さ寸法を有するものを選択し使用す
る。尚、上記ローディングナット12aを緊締した状態
では、上記皿板ばね30が圧縮され切らない(皿板ばね
30が完全に平坦にならない)様に、上記シム板29の
厚さを選定する。従って、上記ローディングナット12
aの緊締に伴って、上記入力側、出力側各内側面3、2
0と上記各パワーローラ22、22の周面との当接部の
面圧が過大になる事はなく、これら各面に圧痕等の損傷
が発生する事を確実に防止できる。 【0021】又、前記隔壁板40と上記入力側ディスク
2aとの間に存在する第一油圧室44と、上記第二ピス
トン部材41と上記仕切板部37との間に存在する第二
油圧室45との内部に、上記入力側回転軸1aの中心孔
46を介して、油圧を導入自在としている。この為に、
上記入力側回転軸1aの中間部に径方向に形成した分岐
孔47、47により、上記中心孔46の奥端部と上記入
力側回転軸1aの中間部外周面とを連通させている。
又、前記支持筒部39の内周面で上記各分岐孔47、4
7の外径側開口と整合する部分の全周に環状凹部48を
形成している。更に、この環状凹部48にそれぞれの一
端を通じさせた第一、第二各連通孔49、50の他端
を、上記第一、第二各油圧室44、45に通じさせてい
る。一方、上記中心孔46は、図示しない油圧調整弁を
介して、やはり図示しない、加圧ポンプ等の油圧源に通
じている。トロイダル型無段変速機の運転時には、伝達
すべき動力の大きさやモードの切換状況等に応じて上記
油圧調整弁により調整された油圧を、上記第一、第二各
油圧室44、45内に導入し、上記入力側ディスク2a
を押圧して、上記入力側、出力側各内側面3、20と上
記各パワーローラ22、22の周面との当接部に、上記
動力の大きさやモードの切換状況等に見合う面圧を付与
する。 【0022】又、図示の例では、駆動軸51から前記入
力側回転軸1aへの回転力の伝達を、この入力側回転軸
1aの基端部に支持した、前記入力側ディスク2bを介
して行なう様にしている。この為に、この入力側ディス
ク2bの外側面(図4の左側面)の一部で、径方向に関
してこの外側面の中央部よりも外径寄り半部に、複数の
凸部52、52を突設している。これら各凸部52、5
2は、それぞれ円弧状で、上記入力側ディスク2bの中
心軸をその中心とする同一円弧上に、間欠的に且つ等間
隔に配置している。そして、円周方向に隣り合う凸部5
2、52の円周方向端面同士の間を、係止切り欠き部5
3、53としている。言い換えれば、上記入力側ディス
ク2bの外側面に突設した短円筒部を等間隔で除去する
事により上記各係止切り欠き部53、53を形成し、円
周方向に隣り合う係止切り欠き部53、53同士の間
を、上記各凸部52、52としている。 【0023】一方、上記駆動軸51の先端部には、円す
い筒状の伝達筒部54を介して、伝達フランジ55を設
けている。そして、この伝達フランジ55の外周縁部
に、上記各係止切り欠き部53、53と同数の伝達用突
片56、56を、円周方向に関して等間隔に形成してい
る。そして、これら各伝達用突片56、56と上記各係
止切り欠き部53、53とを係合させて、上記入力側デ
ィスク2bと上記駆動軸51との間でのトルク伝達を可
能にしている。上記各伝達用突片56、56と上記各係
止切り欠き部53、53との係合部の径は十分に大きい
ので、上記駆動軸51と上記入力側ディスク2bとの間
で、十分に大きなトルクを伝達自在である。 【0024】上述の様に構成する、先発明に即した構造
を有するトロイダル型無段変速機が、上記駆動軸51と
前記出力歯車18aとの間で動力を伝達する際の基本的
な作用に関しては、前述の図3に示した構造を含め、従
来から広く知られているトロイダル型無段変速機の場合
と同様である。特に、図4に示したトロイダル型無段変
速機の場合には、油圧式の押圧装置34を使用している
為、前記入力側、出力側各内側面3、20と前記各パワ
ーローラ22、22の周面との当接部の面圧を、伝達す
べきトルクに応じて調節できる他、温度やトロイダル型
無段変速機を組み込んだ無段変速装置のモード切換状況
等に応じて調節できる。この為、トロイダル型無段変速
機の効率のより一層の向上を図れる他、モード切換に伴
う構成各部材の弾性変形量の急変動を抑え、この急変動
に基づく変速比のふらつきを抑える制御が可能になる。 【0025】 【発明が解決しようとする課題】図4に示す様な構造を
組み立てる場合、各部の形状を工夫しない限り、入力側
回転軸1aの先端部に入力側ディスク2aを支持する為
のボールスプライン4aの組立作業が面倒になり、トロ
イダル型無段変速機の製造コストが嵩んでしまう。この
理由に就いて、図4に図5〜6を加えて説明する。 【0026】図4に示したトロイダル型無段変速機を組
み立てる場合、油圧式の押圧装置34の構成各部材、即
ち、シリンダ筒36と、第一、第二両ピストン部材3
8、41と、皿板ばね30とを予め組み立ててから、上
記入力側回転軸1aの先端部で鍔部35の内側部分に外
嵌する。次いで、図5に示す様に、入力側ディスク2a
をこの入力側回転軸1aの先端寄り部分に外嵌すると共
に、この入力側ディスク2aの外周縁部を上記シリンダ
筒36に内嵌する。上記ボールスプライン4aを構成す
るボール7、7は、上記各部材1a、36、38、4
1、30を図5に示す様に組み立てた後、上記入力側回
転軸1aの外周面先端寄り部分に形成した雄スプライン
溝5と、上記入力側ディスク2aの内周面に形成した雌
ボールスプライン溝6との間に組み付ける。 【0027】この組み付け作業は、図5に示す様に各部
材を、上記入力側回転軸1aの先端部を下側に位置さ
せ、この入力側回転軸1aを直立させた状態で行なう。
そして、矢印αで示す様に、これら両スプライン溝5、
6同士の間に上記各ボール7、7を、上記入力側ディス
ク2aの内端面59側、上記入力側回転軸1aの中央側
の開口部(上方開口)から挿入する。従って、上記両ス
プライン溝5、6により囲まれる空間60の上端の開口
部61の幅が、上記各ボール7、7の直径以上である事
が、上記ボールスプライン4aの組立作業の円滑化の為
に必要である。 【0028】一方、上記入力側回転軸1aの外周面先端
寄り部分に形成した雄スプライン溝5、5の両端部は、
図5に示す様に、次第に浅くなる不完全溝部57、57
であり、これら両不完全溝部57、57の間部分が、深
さが変化しない有効溝部58である。上記ボールスプラ
イン4aの組立作業を、図5(A)に示す様に、前記皿
板ばね30を圧縮せずに(自由状態のまま)行なうと、
上記入力側ディスク2aの内端面59は、比較的上記入
力側回転軸1aの中央寄りに位置する。この状態でこの
内端面59の軸方向位置が、図5(A)及び図6に示す
様に、上記不完全溝部57に位置すると、上記空間60
の上端の開口部61の幅Wが、上記各ボール7、7の直
径Dよりも小さく(W<D)なり、上記各ボール7、7
の挿入作業を行なえなくなる。 【0029】この場合でも、図5(B)に示す様に、上
記皿板ばね30を弾性的に圧縮しつつ上記入力側ディス
ク2aを上記入力側回転軸1aの先端側に変位させる事
により、上記内端面59を上記雄スプライン溝5の有効
溝部58にまで移動させれば、上記各ボール7、7の挿
入作業を行なう事は、一応可能にはなる。但し、上記皿
板ばね30を圧縮する為には、例えば9.8kN(1t
f)程度の大きな力を要する為、この皿板ばね30を圧
縮しつつ上記各ボール7、7の挿入作業を行なう事は面
倒で、組立作業に要するコストを高くする原因となる
為、好ましくない。本発明のトロイダル型無段変速機
は、この様な事情に鑑みて発明したものである。 【0030】 【課題を解決するための手段】本発明のトロイダル型無
段変速機は、回転軸と、第一ディスクと、第二ディスク
と、複数個のトラニオンと、複数本の変位軸と、複数個
のパワーローラと、押圧装置と、予圧ばねとを備える。
このうちの第一ディスクは、ボールスプラインを介して
この回転軸の周囲に、この回転軸の軸方向の変位及びこ
の回転軸と同期した回転を自在として支持されている。
又、上記第二ディスクは、上記第一ディスクと同心に配
置されてこの第一ディスクとは独立した回転を自在とさ
れている。又、上記トラニオンは、上記第一、第二両デ
ィスク同士の間に設けられ、これら両ディスクの中心軸
に対し捩れの位置にある枢軸を中心として揺動する。
又、上記各変位軸は、上記各トラニオンの内側面から突
出した状態で、これら各トラニオン毎に1本ずつ設けら
れている。又、上記各パワーローラは、上記各変位軸に
回転自在に支持された状態で、上記両ディスクの内側面
同士の間に挟持されたもので、上記各トラニオン毎に1
個ずつ設けられている。又、上記押圧装置は、上記回転
軸と上記第一ディスクとの間に設けられたもので、圧油
の送り込みによってこの第一ディスクを上記第二ディス
クに向け押圧する油圧式のものである。更に、上記予圧
ばねは、上記回転軸と上記第一ディスクとの間に設けら
れたもので、上記押圧装置の非作動時にもこの第一ディ
スクを上記第二ディスクに向け押圧するものである。 【0031】特に、本発明のトロイダル型無段変速機に
於いては、上記ボールスプラインを構成する為に上記回
転軸の外周面に形成した、雄スプライン溝の有効溝部の
端部の軸方向位置を規制して、上記ボールスプラインの
組立作業の容易化を図っている。即ち、上記回転軸の周
囲に上記押圧装置と上記予圧ばねと上記第一ディスクと
を組み付け、このうちの押圧装置に圧油を送り込まず、
且つ、上記予圧ばねを弾性変形させない状態で、上記ボ
ールスプラインを構成する為に上記回転軸の外周面に形
成した雄スプライン溝の有効溝部の端部の軸方向位置
が、上記第一ディスクの内周面に形成した雌スプライン
溝の内端部の軸方向位置と同じか、この内端部の軸方向
位置よりも上記第二ディスク側に存在する様にしてい
る。 【0032】 【作用】上述の様に構成する本発明のトロイダル型無段
変速機の場合には、特に予圧ばねを圧縮しなくても、ボ
ールスプラインを構成するボールを、回転軸の外周面に
形成した雄スプライン溝と、第一ディスクの内周面に形
成した雌スプライン溝との間に容易に組み込める。 【0033】 【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の1例を示している。尚、本例の特徴は、請求項に記載
した回転軸である入力側回転軸1aの先端部外周面に形
成した雄スプライン溝5と、第一ディスクである入力側
ディスク2aの内周面に形成した雌スプライン溝6との
間へのボール7、7の挿入作業の容易化を図るべく、上
記雄スプライン溝5の寸法を、上記入力側ディスク2a
との関係で規制した点にある。その他の部分の構成及び
作用は、前述の図4に示した先発明に係る構造と同様で
あるから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略若
しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明
する。 【0034】図1(A)は、トロイダル型無段変速機を
組み立てるべく、予め組み立てられた油圧式の押圧装置
34の構成各部材、即ち、シリンダ筒36と、第一、第
二両ピストン部材38、41と、皿板ばね30とを、上
記入力側回転軸1aの先端部で鍔部35の内側部分に外
嵌し、更に上記入力側ディスク2aをこの入力側回転軸
1aの先端寄り部分に外嵌すると共に、この入力側ディ
スク2aの外周縁部を上記シリンダ筒36に内嵌した状
態を示している。この状態で、上記押圧装置34の第
一、第二両油圧室44、45には圧油を送り込まず、
又、上記皿板ばね30は圧縮されずに自由状態のままで
ある。従って、上記入力側ディスク2aは、上記皿板ば
ね30の弾力により、上記入力側回転軸1aの中央部に
変位させられた(上方に押し上げられた)状態となる。
上記入力側ディスク2aを上記入力側回転軸1aに支持
する為のボールスプライン4aを構成するボール7、7
は、上記各部材1a、36、38、41、30を図1
(A)に示す様に組み立てた後、上記入力側回転軸1a
の外周面先端寄り部分に形成した雄スプライン溝5と、
上記入力側ディスク2aの内周面に形成した雌スプライ
ン溝6との間に組み付ける。 【0035】本発明のトロイダル型無段変速機の場合に
は、構成各部材を上記図1(A)に示す様に組み合わせ
た状態で、上記ボールスプライン4aを構成する為に上
記入力側回転軸1aの外周面に形成した前記雄スプライ
ン溝5の有効溝部58の端部(有効溝部58と不完全溝
部57との境界)の軸方向位置αが、図2に詳示する様
に、上記入力側ディスク2aの内周面に形成した雌スプ
ライン溝6の内端部である、この入力側ディスク2aの
内端面59の軸方向位置よりも上記入力側回転軸1aの
中央側(図1の上側)に存在する。 【0036】尚、上記入力側ディスク2aに、この入力
側回転軸1aの先端部に向く方向の大きなスラスト荷重
を加え、図1(B)に示す様に上記皿板ばね30を、ト
ロイダル型無段変速機の組立完了の状態(図4に示す様
に、上記入力側ディスク2aの入力側内側面2に、パワ
ーローラ22、22の周面を押し付けた状態)まで押し
潰したと仮定すると、上記雌スプライン溝6の内端部で
ある上記入力側ディスク2aの内端面59が、上記雄ス
プライン溝5の有効溝部58の中央に寄った部分の周囲
に位置する。この状態で、この有効溝部58の端部と上
記内端面59との軸方向距離は、L1 となる。この軸方
向距離L1 は、上記皿板ばね30の潰し代、即ち、この
皿板ばね30が自由状態にある場合から、組立完了の状
態までの上記入力側ディスク2aのストロークL2 より
も大きい(L1 >L2 )。 【0037】何れにしても、本例のトロイダル型無段変
速機の場合には、上記皿板ばね30の自由状態、即ち、
上記入力側ディスク2aがこの皿板ばね30により上記
入力側回転軸1aの中央寄りに変位させられた状態で、
上記入力側ディスク2aの内端面59が上記雄スプライ
ン溝5の有効溝部58の周囲に位置する。この為、この
雄スプライン溝5と上記雌スプライン溝6との間の空間
60の上端の開口部61aの幅Wa が、前記各ボール
7、7の直径Dと同じか、この直径Dよりも大きく(W
a ≧D)なり、上記空間60内への各ボール7、7の挿
入作業を容易に行なえる。 【0038】尚、図示の実施例では、第一、第二両ピス
トン部材38、41を組み込む事で、直径に比べて大き
な推力を発生させる事のできる押圧装置34を使用した
場合に就いて示した。これに対して本発明は、1個のピ
ストンのみを組み込んだ油圧式の押圧装置で実施する事
もできる。更には、前述した様に、シングルキャビティ
型のトロイダル型無段変速機で実施する事もできる。 【0039】 【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、入力側、出力側各ディスクの内側面と各パ
ワーローラの周面との当接部の面圧を、運転状況に応じ
て最適の値に迅速に調整でき、しかも小型且つ軽量なト
ロイダル型無段変速機の組立作業の容易化により、この
様なトロイダル型無段変速機の実現に寄与できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の1例を、予圧ばねの自由
状態と、同じく圧縮した状態とで示す要部断面図。 【図2】図1のA部拡大図。 【図3】従来から広く知られているトロイダル型無段変
速機の基本構成の1例を示す断面図。 【図4】先発明に即したトロイダル型無段変速機の構造
の1例を示す断面図。 【図5】図4に示した構造から本発明に関する要部を取
り出して、予圧ばねの自由状態と、同じく圧縮した状態
とで示す断面図。 【図6】図5のB部拡大図。 【符号の説明】 1、1a 入力側回転軸 2a、2b 入力側ディスク 3 入力側内側面 4、4a ボールスプライン 5 雄スプライン溝 6 雌スプライン溝 7 ボール 8 転がり軸受 9 押圧装置 10 カム板 11 駆動軸 12、12a ローディングナット 13 皿板ばね 14 隔壁部 15 通孔 16 スリーブ 17 転がり軸受 18、18a 出力歯車 19a、19b 出力側ディスク 20 出力側内側面 21、21a ニードル軸受 22 パワーローラ 23 トラニオン 24 変位軸 25 ラジアルニードル軸受 26 スラスト玉軸受 27 スラストニードル軸受 28 予圧ばね 29 シム板 30 皿板ばね 31 ギヤハウジング 32 出力スリーブ 33 転がり軸受 34 押圧装置 35 鍔部 36 シリンダ筒 37 仕切板部 38 第一ピストン部材 39 支持筒部 40 隔壁板 41 第二ピストン部材 42 雄ねじ部 43 雄スプライン部 44 第一油圧室 45 第二油圧室 46 中心孔 47 分岐孔 48 環状凹部 49 第一連通孔 50 第二連通孔 51 駆動軸 52 凸部 53 係止切り欠き部 54 伝達筒部 55 伝達フランジ 56 伝達用突片 57 不完全溝部 58 有効溝部 59 内端面 60 空間 61、61a 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今西 尚 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 橋谷 秀樹 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J051 AA03 AA08 BA03 BB02 BD01 BE09 CA05 CB07 EC01 FA02 FA04 FA07

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転軸と、ボールスプラインを介してこ
    の回転軸の周囲に、この回転軸の軸方向の変位及びこの
    回転軸と同期した回転を自在として支持された第一ディ
    スクと、この第一ディスクと同心に配置されてこの第一
    ディスクとは独立した回転を自在とされた第二ディスク
    と、これら第一、第二両ディスク同士の間に設けられ、
    これら両ディスクの中心軸に対し捩れの位置にある枢軸
    を中心として揺動する複数個のトラニオンと、これら各
    トラニオンの内側面から突出した、これら各トラニオン
    毎に1本ずつの変位軸と、これら各変位軸に回転自在に
    支持された状態で、上記両ディスクの内側面同士の間に
    挟持された、上記各トラニオン毎に1個ずつのパワーロ
    ーラと、上記回転軸と上記第一ディスクとの間に設けら
    れて、圧油の送り込みによってこの第一ディスクを上記
    第二ディスクに向け押圧する油圧式の押圧装置と、上記
    回転軸とこの第一ディスクとの間に設けられて、この押
    圧装置の非作動時にもこの第一ディスクを上記第二ディ
    スクに向け押圧する予圧ばねとを備えたトロイダル型無
    段変速機に於いて、上記回転軸の周囲に上記押圧装置と
    上記予圧ばねと上記第一ディスクとを組み付け、このう
    ちの押圧装置に圧油を送り込まず、且つ、上記予圧ばね
    を弾性変形させない状態で、上記ボールスプラインを構
    成する為に上記回転軸の外周面に形成した雄スプライン
    溝の有効溝部の端部の軸方向位置が、上記第一ディスク
    の内周面に形成した雌スプライン溝の内端部の軸方向位
    置と同じか、この内端部の軸方向位置よりも上記第二デ
    ィスク側に存在する事を特徴とするトロイダル型無段変
    速機。
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