JP2003117089A - 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体

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JP2003117089A
JP2003117089A JP2001318984A JP2001318984A JP2003117089A JP 2003117089 A JP2003117089 A JP 2003117089A JP 2001318984 A JP2001318984 A JP 2001318984A JP 2001318984 A JP2001318984 A JP 2001318984A JP 2003117089 A JP2003117089 A JP 2003117089A
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game
gaming machine
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JP2001318984A
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Masahiro Takagi
正宏 高木
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当りが発生したときに開放動作して大入賞
口を形成する開閉部材に対する光の演出を行うことがで
きる遊技機を実現する。 【解決手段】 普通電動役物29の内部には、青色光を
照明するLED81と、黄色光を照明するLED82
と、赤色光を発光するLED83とが設けられている。
各LEDは、大当り遊技のときに開閉した開閉部材41
の遊技球の受止め面41aを照明する。開閉部材41の
開放時間が20秒を経過したときに、大入賞口への入賞
数が10個に達していない場合は、各LEDが点滅し、
残り時間が少ないことを遊技者に報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定の遊技条件にな
ると入賞口を形成し、その入賞口に遊技球が入賞した場
合に賞球を払出す遊技機、この遊技機をコンピュータに
より機能させるためのコンピュータプログラムおよびそ
のコンピュータプログラムが記録された記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機として、たとえば
図15に示すパチンコ機が知られている。図15は従来
のパチンコ機を正面から見た概略説明図である。パチン
コ機500に設けられた操作ハンドル501を操作して
発射された遊技球が、第1種始動口502、あるいは、
両翼を開放した普通電動役物503に入賞すると、図柄
表示装置504が画面上の横方向3個所において複数の
図柄(たとえば、0〜9)を上下方向にスクロール表示
する。そして、所定時間経過後に3個所におけるスクロ
ールが停止し、そのときの3つの停止図柄が大当り図柄
(たとえば、図15に示すように777)の場合に大当
りが発生し、扉式の開閉部材505が開作動し、大入賞
口506が形成される。このとき、サイド飾り509や
大入賞口506の周囲などに設けられたLEDが点滅
し、大当りの発生を演出する。そして、大入賞口506
に遊技球が入賞すると、入賞球1個に付き、所定個数
(たとえば、15個)の賞球が上受け皿508に払出さ
れる。また、大入賞口506に入賞した入賞球の数が所
定数(たとえば、10個)に達するか、あるいは、大入
賞口506が開口してから所定時間(たとえば、30
秒)経過するか、いずれかの条件が満たされると、開閉
部材505が閉作動し、大入賞口506が閉口する。さ
らに、大入賞口506に入賞した遊技球が大入賞口50
6の内部に設けられた特定領域507を通過すると、大
入賞口506が連続して開口する権利が発生する。この
ように、大入賞口506が開口してから閉口するまでを
1ラウンドとし、遊技球が特定領域507を通過するこ
とを条件として、複数のラウンド(たとえば、16ラウ
ンド)の遊技を行うことができる。また、各ラウンド中
には、図柄表示装置504により、アニメーションなど
の演出画面が表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
パチンコ機500は、サイド飾り509や大入賞口50
6の周囲などに設けられたLEDを点滅させたり、図柄
表示装置504により演出画面を表示したりすることに
より、遊技者を飽きさせない工夫がなされている。しか
し、開閉部材505は、流下してきた遊技球を受止め、
それを大入賞口506の内部へ導くという重要な役割を
しており、遊技者が最も関心を集める部分であるにもか
かわらず、光による演出が施されておらず、非常に地味
な扱いになっており、他の装飾個所とのバランスが採れ
ていない。また、特定領域507は、次のラウンドに進
むことができるか否かを決定する重要な個所であるにも
かかわらず、大入賞口506の内部をのぞき込まないと
特定領域507の位置が分からないという問題もある。
【0004】そこで、この発明は、上記問題を解決する
ためになされたものであり、所定の遊技状態になると開
放動作して入賞口を形成する開閉部材に対する光の演出
を行うことができる遊技機を実現することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明
では、遊技盤に設けられており、所定の遊技状態になる
と開放動作して入賞口を形成する開閉部材と、前記入賞
口に入賞して前記遊技盤の内部に流下する遊技球を検出
する検出手段と、この検出手段により遊技球が検出され
た場合に賞球を払出す賞球払出手段とを備えた遊技機に
おいて、開放動作した前記開閉部材の遊技球を受け止め
る受止め面を照明する照明手段を備えたという技術的手
段を用いる。
【0006】所定の遊技状態になると開放動作する開閉
部材の遊技球を受け止める受止め面面を照明することが
できるため、開閉部材に対する光の演出を行うことがで
きる。したがって、他の装飾個所とのバランスを採るこ
とができる。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の遊技機において、前記開閉部材は、前記受け止めら
れた遊技球が、その遊技球の流下方向に設けられた特定
の領域を通過したことを条件として再度開放可能とな
り、前記照明手段は、前記受止め面のうち、前記特定の
領域に対応する部分を照明するという技術的手段を用い
る。
【0008】つまり、開閉部材の受止め面により受け止
められた遊技球が流下し、その流下方向に設けられた特
定の領域を通過したことを条件として、開閉部材が再度
開放する場合において、開放動作した開閉部材の遊技球
を受け止める面のうち、特定の領域に対応する部分を照
明することができる。したがって、遊技者は、上記の照
明が当たった部分に対応する位置に特定の領域が存在す
ることを推定することができるため、従来のように、大
入賞口(入賞口)の内部を覗き込んで特定の領域の位置
を探す必要がない。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の遊技機において、前記条件が成立しない一般の領域
が前記受け止められた遊技球の流下方向に設けられてお
り、前記照明手段は、複数色の光を照明可能であり、前
記受止め面のうち、前記特定の領域に対応する部分およ
び前記一般の領域に対応する部分をそれぞれ異なる色で
照明するという技術的手段を用いる。
【0010】つまり、遊技球が特定の領域を通過したこ
とを条件として開閉部材が再度開放し、上記条件が成立
しない一般の領域が前記受け止められた遊技球の流下方
向に設けられている場合に、前記受止め面のうち、特定
の領域に対応する部分および一般の領域に対応する部分
をそれぞれ異なる色で照明することができるため、遊技
者は、受止め面に照明されている色の違いにより、特定
の領域および一般の領域の位置を特定することができ
る。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項2に記
載の遊技機において、前記条件が成立しない一般の領域
が前記受け止められた遊技球の流下方向に設けられてお
り、前記照明手段は、前記受止め面のうち、前記特定の
領域に対応する部分を点滅する光で照明し、前記一般の
領域に対応する部分を点滅しない光で照明するという技
術的手段を用いる。
【0012】つまり、遊技球が特定の領域を通過したこ
とを条件として開閉部材が再度開放し、上記条件が成立
しない一般の領域が前記受け止められた遊技球の流下方
向に設けられている場合に、前記受止め面のうち、特定
の領域に対応する部分を点滅する光で照明し、一般の領
域に対応する部分を点滅しない光で照明することができ
るため、遊技者は、受止め面に照明されている光が点滅
しているか否かにより、特定の領域および一般の領域の
位置を特定することができる。
【0013】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し請求項4のいずれか1つに記載の遊技機において、遊
技状態に対応して前記照明手段による照明内容を制御す
る制御手段を備えたという技術的手段を用いる。
【0014】つまり、遊技状態に対応して照明手段によ
る照明内容を制御することができるため、その照明内容
を識別することにより、遊技状態を判断することができ
る。
【0015】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の遊技機において、前記開閉部材は、開放動作してか
らの経過時間が一定時間に達したときに閉口動作し、前
記制御手段は、前記経過時間が所定時間に達したとき
に、前記照明手段から出射されている光が変化するよう
に前記照明手段を制御するという技術的手段を用いる。
【0016】つまり、開閉部材は、開放動作してからの
経過時間が一定時間に達したときに閉口動作する場合
に、上記経過時間が所定時間に達したときに、照明手段
から出射されている光が変化するように照明手段を制御
することができるため、開閉部材の閉口動作する時間が
近づいていることを報知することができる。
【0017】請求項7に記載の発明では、請求項5また
は請求項6に記載の遊技機において、前記開閉部材は、
前記検出手段により検出された遊技球の数が所定数に達
したときに閉口動作し、前記制御手段は、前記経過時間
が所定時間に達したときに、前記検出手段により検出さ
れた遊技球の数が前記所定数に達していない場合は、前
記照明手段から出射されている光が変化するように前記
照明手段を制御するという技術的手段を用いる。
【0018】つまり、開閉部材は、この開閉部材の開放
動作により形成された入賞口に入賞した遊技球を検出す
る検出手段により検出された遊技球の数が、所定数に達
したときに閉口動作する場合に、経過時間が所定時間に
達したときに、検出手段により検出された遊技球の数が
所定数に達していない場合は、照明手段から出射されて
いる光が変化するように照明手段を制御することができ
るため、時間切れとなって開閉部材が閉口動作するタイ
ミングが近づいていることを報知することができる。
【0019】請求項8に記載の発明では、請求項5ない
し請求項7のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記照明手段は、複数色の光を照明可能であり、前記制御
手段は、前記照明手段から出射されている光の色が変わ
るように前記照明手段を制御するという技術的手段を用
いる。
【0020】つまり、開閉部材の受止め面を照明してい
る光の色が複数色に変わるようにすることができるた
め、単一色で照明する場合よりも開閉部材に対する光の
演出効果を上げることができる。
【0021】請求項9に記載の発明では、請求項5ない
し請求項8のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記照明手段は、点滅した光を照明可能であり、前記制御
手段は、前記照明手段から出射されている光が点滅する
ように前記照明手段を制御するという技術的手段を用い
る。
【0022】つまり、開閉部材の受止め面を照明してい
る光を点滅させることができるため、点滅しない光のみ
を用いる場合よりも開閉部材に対する光の演出効果を上
げることができる。
【0023】請求項10に記載の発明では、遊技盤に設
けられており、所定の遊技状態になると開放動作して入
賞口を形成する開閉部材と、この開放動作した開閉部材
によって受け止められ、前記遊技盤の内部に流下する遊
技球を検出する検出手段と、この検出手段により遊技球
が検出された場合に賞球を払出す賞球払出手段と、開放
動作した前記開閉部材の遊技球を受け止める面を照明す
る照明手段とを備えた遊技機をコンピュータにより機能
させるためのコンピュータプログラムであって、前記コ
ンピュータが、遊技状態に対応して前記照明手段による
照明内容を制御する制御処理を含む処理を実行するため
のコンピュータプログラムという技術的手段を用いる。
【0024】つまり、請求項1に記載の遊技機は、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、パ
チンコ機(遊技機)に内蔵されたCPU(コンピュー
タ)により機能するため、上記コンピュータプログラム
をROMなどの記録媒体に記憶しておき、その記憶され
たコンピュータプログラムを上記CPU(コンピュー
タ)が実行することにより、上記パチンコ機(遊技機)
を機能させることができる。
【0025】請求項11に記載の発明では、遊技盤に設
けられており、所定の遊技状態になると開放動作して入
賞口を形成する開閉部材と、この開放動作した開閉部材
によって受け止められ、前記遊技盤の内部に流下する遊
技球を検出する検出手段と、この検出手段により遊技球
が検出された場合に賞球を払出す賞球払出手段と、開放
動作した前記開閉部材の遊技球を受け止める面を照明す
る照明手段とを備えた遊技機をコンピュータにより機能
させるためのコンピュータプログラムが記録された記録
媒体であって、前記コンピュータが、遊技状態に対応し
て前記照明手段による照明内容を制御する制御処理を含
む処理を実行するためのコンピュータプログラムが記録
された記録媒体という技術的手段を用いる。
【0026】つまり、コンピュータにより遊技を制御す
る遊技機にあっては、たとえば、後述する発明の実施の
形態に記載するように、パチンコ機(遊技機)に設けら
れたROMなどの記録媒に記録されたコンピュータプロ
グラムをCPU(コンピュータ)が実行することにより
機能することから、上記コンピュータプログラムを記録
したROMなどの記録媒体を使用することにより、請求
項1に記載の遊技機を実現できる。
【0027】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、この発明
に係る遊技機の実施形態について図を参照して説明す
る。なお、以下に記載する各実施形態では、この発明に
係る遊技機として第1種のパチンコ機を例に挙げて説明
する。 [全体の主要構成]まず、この実施形態に係るパチンコ
機の主要構成について、その外観を示す斜視説明図であ
る図1を参照して説明する。パチンコ機1には、前枠2
が開閉可能に備えられており、その前枠2には、ガラス
枠4が開閉可能に取付けられている。前枠2の右側に
は、ガラス枠4開閉用の鍵を差し込む鍵穴3が設けられ
ている。ガラス枠4の内部には、遊技盤5が設けられて
おり、前枠2の右側下方には、遊技球を遊技盤5へ発射
する発射モータ(図6において符号15eで示す)を操
作するための発射ハンドル15aが回動可能に取付けら
れている。
【0028】ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給
される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞
球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給
口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上
受け皿6が取り付けられている。上受け皿6の下方に
は、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上
受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排
出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されて
いる。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排
出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設け
られている。また、遊技盤5の上方には、枠ランプ9が
設けられており、下受け皿7の左側には、灰皿7bが設
けられている。
【0029】[遊技盤5の主要構成]次に、遊技盤5の
主要構成についてそれを示す図2を参照して説明する。
遊技盤5の略中央には、センターケース30が備えられ
ている。センターケース30には、3個のLEDからな
る普通図柄表示装置33と、この普通図柄表示装置33
の始動可能な回数を4個のLEDにより表示する普通図
柄始動記憶表示LED34と、複数の図柄、たとえば
「0」〜「9」の数字を示す特別図柄や背景画像などを
液晶で表示する特別図柄制御装置32と、この特別図柄
制御装置32の始動可能な回数を4個のLEDにより表
示する特別図柄始動記憶表示LED35とが備えられて
いる。センターケース30の左右斜め上には、LEDに
より装飾された装飾風車21がそれぞれ設けられてい
る。右側の装飾風車21の右斜め下方には、遊技球の通
過により普通図柄表示装置33を作動させる機能を有す
る普通図柄作動右ゲート26が設けられており、左側の
装飾風車21の左斜め下方には、同じ機能を有する普通
図柄作動左ゲート27が設けられている。普通図柄作動
右ゲート26の下方には、右袖入賞口22が設けられて
おり、普通図柄作動左ゲート27の下方には、左袖入賞
口23が設けられている。センターケース30の下方に
は、遊技球の入賞により特別図柄制御装置32を作動さ
せる機能を有する第1種始動口28が設けられており、
この第1種始動口28の下方には普通図柄表示装置33
の停止図柄が当たり図柄となった場合に両翼を開放する
普通電動役物29が設けられている。両翼を開放した普
通電動役物29は、第1種始動口28と同様に特別図柄
制御装置32を作動開始させる機能を備えている。
【0030】特別図柄制御装置32の停止図柄が大当り
図柄となった場合に作動する変動入賞装置40が設けら
れている。この変動入賞装置40には、大当りの発生時
に開放動作して横長の大入賞口43を開口する扉式の開
閉部材41が開閉可能に取り付けられている。開閉部材
41の右側には、右下入賞口24が設けられており、左
側には、左下入賞口25が設けられている。また、遊技
盤5には、発射された遊技球を遊技領域へ案内するレー
ル13が取付けられており、遊技盤5の上方左角部から
右角部にかけてコーナー飾り11がそれぞれ設けられて
おり、遊技盤5の右側および左側には、サイド飾り20
がそれぞれ設けられている。さらに、遊技盤5には、4
つの普通の風車12と、入賞しなかった遊技球をアウト
球として回収するアウト口14とが設けられている。そ
して、遊技盤5には、多くの釘(図示省略)が打ち込ま
れており、遊技盤5に発射された遊技球は、釘の間を乱
舞しながら落下し、各入賞口に入賞したり、始動口を通
過したり、あるいはアウト口14から回収されたりす
る。
【0031】(普通電動役物29および変動入賞装置4
0の構造)次に、普通電動役物29および変動入賞装置
40の構造について図3ないし図5を参照して説明す
る。図3は、普通電動役物29および変動入賞装置40
の正面図と、その正面図のA−A矢視断面図と、B−B
矢視断面図とを示す説明図である。図4(A)は、普通
電動役物29の構造を示す説明図であり、図4(B)
は、図3に示す正面図のC−C矢視断面図である。図5
は、変動入賞装置40の表機構および裏機構を示す説明
図である。図5(A)は、振分け部材が特定領域側に傾
いた状態を示し、図5(B)は、振分け部材が一般領域
側に傾いた状態を示す。なお、以下の説明において、遊
技盤5の表面からパチンコ機1の前に座った遊技者に向
かう方向を前方と称し、その逆方向を後方と称する。
【0032】図3に示すように、普通電動役物29は、
右側に開放動作する右羽根部材29aと、左側に開放動
作する左羽根部材29bとを備えており、その前面に
は、不透光性材料により形成されたカバー29cが取付
けられている。カバー29cの下面は、開口形成されて
いる。図4(A)に示すように、カバー29cの内側に
は、赤色光を照明するLED81と、黄色光を照明する
LED82と、青色光を照明するLED83とが設けら
れている。左側のLED81は、開放した開閉部材41
の遊技球を受け止める面である受止め面41aのうち、
左側を照明し、中央のLED82は、受止め面41aの
中央を照明し、左側のLED83は、受止め面41aの
右側を照明する。以下、LED81〜83によりそれぞ
れ照明される領域を、順に照明領域81a,82a,8
3aと称する。図4(A)に示すように、LED82か
ら出射された出射光は、受止め面41aにて反射し、矢
印F2で示す光路をたどって遊技者の目に届く。他のL
ED81,83から出射した出射光も受止め面41aに
て反射し、遊技者の目に届く。つまり、LED81〜8
3から出射された出射光は、それぞれ受止め面41aに
て反射し、遊技者の目に届く。このため、遊技者の目に
は、照明領域81aは赤色に、照明領域82aは黄色
に、照明領域83aは青色に映る。
【0033】図5に示すように、変動入賞装置40は、
遊技盤5の表面に設けられる表機構40aと、遊技盤5
の裏面に設けられる裏機構40bとから構成される。表
機構40aには、横長のハウジング47が備えられてお
り、そのハウジング47の上部には、横長の開閉部材4
1が回動軸41bを軸にして回動可能に取付けられてい
る。開閉部材41は、大当りの発生していない通常時で
は、図3のB−B矢視断面図において矢印R3で示す方
向に閉作動しており、大入賞口43は閉口した状態にな
っている。また、大当りが発生したときは、図3ないし
図5に示すように、開放動作し、大入賞口43が開口す
る。ハウジング47の周囲には、表機構40aを遊技盤
5の盤面に取り付けるための釘を挿通するための挿通孔
47aが複数貫通形成されている。
【0034】開閉部材41の受止め面41aは、平面に
形成されており、各LED81〜83から照明された光
を良く反射する性質を有する。たとえば、レンズ状にカ
ットされた部材により受止め面41aの内側を形成し、
受止め面41aから入射した光が内部で乱反射して受止
め面41aから出射するように構成する。また、鏡面状
にコーティングされた部材を開閉部材41の上面に取付
け、その部材の上面を受止め面41aに設定することも
できる。図5に示すように、裏機構40bには、ハウジ
ング52が備えられており、そのハウジング52の内部
両側には、特定領域53と、一般領域64とが設けられ
ている。特定領域53を通過した遊技球は、特定領域ス
イッチ53aにより検出され、一般領域64を通過した
遊技球は、大入賞口スイッチ64aにより検出される
(図3)。
【0035】また、特定領域53および一般領域64の
前面には、振分け部材42が設けられている。振分け部
材42は、横長の板状に形成されており、その底面の略
中央は、円筒形状の支持部材42bが取付けられてい
る。支持部材42bには、軸部材42dが挿通されてお
り、振分け部材42は、支持部材42bを支点にしてシ
ーソーのように上下動するようになっている。また、振
分け部材42の右端には、振分け部材ソレノイド42a
のプランジャに連結された連結部材42cが挿通されて
いる。つまり、振分け部材ソレノイド42aの駆動によ
り連結部材42cが上昇すると、図5(A)に示すよう
に振分け部材42の左端が下降し、連結部材42cが下
降すると、図5(B)に示すように振分け部材42の右
端が下降する。また、振分け部材42は、右端が下降し
た状態では、上昇した左端により特定領域53への流下
経路が塞がれた状態になる。なお、振分け部材42は、
振分け部材ソレノイド42aの間欠動作により、シーソ
ーの動きをする。
【0036】したがって、図5(A)に示すように振分
け部材42の左端が下降した状態において、受止め面4
1aの照明領域81aまたは82a、あるいはそれらの
近傍に受け止められた遊技球P1,P2は、大入賞口4
3から後方の大入賞口室43a(図4)へ流下し、さら
に振分け部材42の上面を左端に向けて転がり、特定領
域53を通過し(図5(A)において矢印R1で示す方
向)、特定領域スイッチ53aにより検出される。ま
た、照明領域83aまたはその近傍に受け止められた遊
技球P3は、一般領域64を通過し(図5(A)におい
て矢印R2で示す方向)、大入賞口スイッチ64aによ
り検出される。また、図5(B)に示すように振分け部
材42の右端が下降した状態において、受止め面41a
の照明領域81a,82a,83a、あるいはそれらの
近傍に受け止められた遊技球P1は、大入賞口43から
後方の大入賞口室43aへ流下し、さらに振分け部材4
2の上面を右端に向けて転がり、一般領域64を通過し
(図5(B)において矢印R2で示す方向)、大入賞口
スイッチ64aにより検出される。
【0037】つまり、振分け部材42の左端が下降して
いる場合は、受止め面41aの中央および中央から左側
の部分で受け止められた遊技球は、特定領域53を通過
し、振分け部材42の右端が下降している場合は、受止
め面41aの全面で受け止められた遊技球は、総て一般
領域64を通過する。また、ハウジング52には、開閉
部材41を開閉動作させる大入賞口ソレノイド59が設
けられており、開閉部材41は、大入賞口ソレノイド5
9のプランジャと連結された連結部材を介して大入賞口
ソレノイド59の駆動により開閉動作する。
【0038】[パチンコ機1の電気的構成]次に、パチ
ンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示
す図6を参照して説明する。パチンコ機1には、主基板
100が設けられており、この主基板100には、マイ
クロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプロ
セッサ110には、大当りの判定、ラウンドの制御、L
ED81〜83の制御など、遊技の主な制御を実行する
メインCPU112と、このメインCPU112が各種
制御を実行するための各種制御プログラムなどが記録さ
れたROM114と、遊技球が第1種始動口28または
開放動作した普通電動役物29に入賞したことの検出結
果などの遊技中に発生する各種データ、ROM114か
ら読出された制御プログラムなどを一時的に格納するR
AM116とが搭載されている。主基板100には、次
に記載するものが電気的に接続されている。遊技球が第
1種始動口28または開放動作した普通電動役物29に
入賞したことを検出する第1種始動口スイッチ28a、
特別図柄制御装置32、LEDやランプ類を制御するラ
ンプ制御装置300、電源基板80、賞球の払出しなど
を制御する払出制御基盤200、遊技中の効果音などを
制御する音声制御装置79、入賞や大当りなどに関する
遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられた
コンピュータ(図示省略)へ送信するための遊技枠情報
端子基板72、盤面中継基板71、遊技枠中継基板73
である。
【0039】払出制御基盤200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU
212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの
制御を実行するための各種制御プログラムが記録された
ROM214と、サブCPU212が各種制御プログラ
ムを実行する際にROM214から読出された制御プロ
グラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種デ
ータを一時的に格納するRAM216とが搭載されてい
る。また、払出制御基盤200には、電源基板80、発
射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板1
5c、遊技枠情報端子基板72および払出中継基板75
が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15c
には、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15e
へ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接
続されている。
【0040】遊技枠中継基板73には、賞球切れスイッ
チ51、満杯検出スイッチ77およびセンサ中継基板7
4が電気的に接続されている。センサ中継基板74は、
賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ62a,
62bおよび払出中継基板75と電気的に接続されてい
る。払出中継基板75には、貸球切れスイッチ76、賞
球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が電気的に
接続されている。盤面中継基板71には、普通電動役物
29を駆動する普通電動役物ソレノイド29e、普通図
柄表示装置33、普通図柄作動右ゲート26を通過した
遊技球を検出する右ゲートスイッチ26a、普通図柄作
動左ゲート27を通過した遊技球を検出する左ゲートス
イッチ27a、右袖入賞口22に入賞した遊技球を検出
する右袖入賞口スイッチ22a、左袖入賞口23に入賞
した遊技球を検出する左袖入賞口スイッチ23a、右下
入賞口24に入賞した遊技球を検出する右下入賞口スイ
ッチ24a、左下入賞口25に入賞した遊技球を検出す
る左下入賞口スイッチ25aおよび大入賞口中継基板7
0である。大入賞口中継基板70には、大入賞口ソレノ
イド59、振分け部材ソレノイド42a、特定領域スイ
ッチ53aおよび大入賞口スイッチ64aが電気的に接
続されている。電源基板80は、AC24V(50Hz
/60Hz)の主電源78から電源の供給を受け、各基
板および装置へ必要電源を供給する。
【0041】[ランプ制御装置300の電気的構成]次
に、ランプ制御装置300の主な電気的構成について、
それをブロックで示す図7を参照して説明する。ランプ
制御装置300は、分配基板301が設けられており、
この分配基板301には、次に記載するものが電気的に
接続されている。ハウジング47に設けられた大入賞口
LED302、LED81〜83、センターケース30
に設けられたセンターケースLED303、特別図柄始
動記憶表示LED35、普通図柄始動記憶表示LED3
4、コーナー飾り11に設けられたコーナーLED11
a、右側の装飾風車21に設けられた右装飾風車21
a、左側の装飾風車21に設けられた左装飾風車LED
21b、右側のサイド飾り20に設けられた右サイド飾
りLED20a、左側のサイド飾り20に設けられた左
サイド飾りLED20b、普通図柄作動右ゲート26に
設けられた右ゲートLED26b、普通図柄作動左ゲー
ト27に設けられた左ゲートLED27b、枠ランプ9
に設けられたランプ本体である枠ランプ9a。
【0042】また、ランプ制御装置300には、分配基
板301と電気的に接続されたランプ制御基板305が
設けられており、ランプ制御基板305には、サブCP
U306と、ROM307と、RAM308とが搭載さ
れている。サブCPU306は、メインCPU112か
ら送信されたランプ制御コマンドを入力し、ROM30
7に記録されたコンピュータプログラムに従って上記ラ
ンプ制御コマンドの内容を解析し、その解析結果をRA
M308に一時的に格納する。続いてサブCPU306
は、点灯すべきLED、点灯間隔、発光色および点灯時
間などを決定し、その決定に対応した信号を分配基板3
01に送出する。そして、分配基板301に接続された
所定のLEDが点灯または点滅あるいは消灯する。
【0043】[遊技の主な流れ]次に、遊技の主な流れ
について図8ないし図11を参照して説明する。図8
は、メインCPU112が実行する第1種始動口処理の
流れを示すフローチャートである。図9は、メインCP
U112が実行する特別図柄制御の流れを示すフローチ
ャートである。図10は、メインCPU112が実行す
るラウンド制御の流れを示すフローチャートである。図
11は、サブCPU306が実行するLED制御の流れ
を示すフローチャートである。
【0044】(第1種始動口処理)メインCPU112
は、第1種始動口スイッチ27a(図6)がONしたと
判定すると(図8のS10:Yes)、特別図柄始動記
憶数U1が「4」未満であるか否かを判定する(S1
2)。ここで、「4」未満と判定した場合は(S12:
Yes)、特別図柄始動記憶数U1に「1」を加算し
(S14)、大当りカウンタがカウントしたカウント値
を1つ取得し(S16)、その取得したカウント値をR
AM116に一時的に格納する(S18)。大当りカウ
ンタは、複数の数、たとえば0〜255の計256の数
をカウントする。また、大当りカウンタがカウントする
数のうち、通常確率時では、1つの数(たとえば、
「7」)が大当り値として大当り値テーブルに設定され
ており、高確率時(確変時)では、複数の数(たとえ
ば、「7」、「77」、「117」、「177」、「2
17および「247」の計6つ)が大当り値として大当
り値テーブルに設定されている。なお、上記の第1種始
動口処理は、ROM114に記録されたコンピュータプ
ログラムにより実行される。
【0045】(特別図柄制御)メインCPU112は、
特別図柄制御装置32を制御するための制御コマンドを
特別図柄制御装置32へ出力しているか否か、つまり特
別図柄が変動中であるか否かを判定し(図9のS2
0)、変動中でないと判定すると(S20:No)、特
別図柄始動記憶数U1が「1」以上であるか否かを判定
する(S22)。ここでメインCPU112は、特別図
柄始動記憶数U1が「1」以上であると判定すると(S
22:Yes)、特別図柄始動記憶数U1から「1」を
減算し(S24)、前述の第1種始動口処理のS18に
おいてRAM116に一時的に格納したカウント値を読
出す(S26)。続いてメインCPU112は、確変が
設定されていることを示す確変フラグがセットされてい
るか否か(確変フラグ=1か0か)を判定する(S2
8)。ここで確変とは、特定の特別図柄で大当りし、大
当りの遊技が終了した次の遊技状態が、大当りの発生す
る確率の高い高確率状態に変化することをいう。
【0046】ここでメインCPU112は、確変フラグ
がセットされていると判定した場合は(S28:Ye
s)、高確率時の大当り値テーブルを参照し(S3
0)、S26で読出したカウント値と同一の大当り値が
設定されているか否かに基いて、大当りか否かを判定す
る(S34)。たとえば、S26で読出したカウント値
が「77」であった場合は、大当りと判定する(S3
4:Yes)。また、確変フラグがセットされていない
場合は(S28:No)、通常確率時の大当り値テーブ
ルを参照し(S32)、S26で読出したカウント値と
同一の大当り値が設定されているか否かに基いて、大当
りか否かを判定する(S34)。たとえば、S26で読
出したカウント値が「7」であった場合は、大当りと判
定する(S34:Yes)。
【0047】続いてメインCPU112は、大当りと判
定した場合は(S34:Yes)、大当りが発生したこ
とを示す大当りフラグをセットし(S36)、大当り図
柄を決定する大当り図柄テーブルを参照して大当り図柄
を決定し(S38)、その選択した大当り図柄が確変図
柄であるか否かを判定する(S40)。ここで、確変図
柄とは、大当り図柄のうち、確変になることが約束され
る特定の図柄(たとえば、奇数の大当り図柄)のことを
意味する。ここで、確変図柄である場合は(S40:Y
es)、確変フラグをセットする(S42)。またメイ
ンCPU112は、大当りではない、つまりハズレと判
定した場合は(S34:No)、ハズレ図柄を決定する
ハズレ図柄テーブルを参照して左図柄、中図柄および右
図柄のハズレ図柄をそれぞれ決定する(S44)。な
お、大当り図柄テーブルは、複数の乱数(たとえば、0
〜9)と複数の特別図柄(たとえば、000〜999)
とを対応付けて構成されており、メインCPU112が
無作為に選択した乱数に対応付けられている特別図柄が
大当り図柄に決定される。また、ハズレ図柄テーブル
は、複数の乱数(たとえば、0〜9)と複数の特別図柄
(たとえば、0〜9)とを対応付けて構成されており、
メインCPU112が無作為に選択した乱数に対応付け
られている特別図柄がハズレ図柄に決定される。決定し
たハズレ図柄が大当り図柄と同一であった場合は、再
度、ハズレ図柄を決定する。
【0048】続いてメインCPU112は、特別図柄の
変動パターンを決定する変動パターンテーブルを参照し
て特別図柄の変動パターンを決定する(S46)。変動
パターンには、特別図柄の変動時間、リーチを行う場合
のリーチの種類、リーチを行わない場合の通常停止パタ
ーンなどが含まれる。続いてメインCPU112は、S
46において決定した変動パターン、S38において決
定した大当り図柄またはS44において決定したハズレ
図柄を示す変動開始コマンドを特別図柄制御装置32へ
送信する(S48)。続いてメインCPU112は、S
46において決定した変動パターンにより示される特別
図柄の変動時間の計測を開始する(S50)。また、メ
インCPU112は、特別図柄制御装置32へ変動パタ
ーン指定コマンドを送信すると同時に、変動パターン指
定コマンドを音声制御装置79へ送信する。これによ
り、音声制御装置79は、受信した変動パターン指定コ
マンドに対応したパターンにて効果音を出力する。な
お、上記特別図柄制御は、ROM114に記録されたコ
ンピュータプログラムに従って実行される。
【0049】(LED制御)また、メインCPU112
は、特別図柄制御装置32へ変動パターン指定コマンド
を送信すると同時に、変動パターン指定コマンドをラン
プ制御装置300へ送信する。これにより、ランプ制御
装置300のサブCPU306は、メインCPU112
から送信されてきたコマンドを受信すると(図11のS
100:Yes)、その受信したコマンドを解析し(S
102)、受信したコマンドは、変動パターン指定コマ
ンドであるか否かを判定する(S104)。ここでサブ
CPU306は、変動パターン指定コマンドであると判
定すると(S104:Yes)、その変動パターン指定
コマンドに対応する発光パターンでサイド飾りLED2
0a,20b、コーナーLED11aおよび大入賞口L
ED302などを点灯する(S106)。また、メイン
CPU112は計測時間がタイムアップすると(図9の
S52:Yes)、3個所で変動している全図柄の停止
を指示する全図柄停止コマンドを特別図柄制御装置32
へ送信し(S54)、計測時間をリセットする(S5
6)。なお、メインCPU112は全図柄停止コマンド
を特別図柄制御装置32へ送信すると同時に、変動停止
コマンドを音声制御装置79およびランプ制御装置30
0へ送信する。これにより、音声制御装置79は効果音
の出力を停止する。また、サブCPU306は、変動停
止コマンドを受信すると(図11のS116:Ye
s)、S106において発光を開始した各種LEDの発
光を停止する(S118)。
【0050】(ラウンド制御)メインCPU112は、
前述の特別図柄制御のS36において大当りフラグがセ
ットされているか否かを判定し(S60)、セットされ
ていると判定すると(S60:Yes)、実行されたラ
ウンドの数を示すラウンド数Rに「1」を加算する(S
62)。続いてメインCPU112は、開放コマンドを
大入賞口ソレノイド59へ出力し、開閉部材41を開放
動作させ、大入賞口43を開口する(S64)。そし
て、図5示したように、開閉部材41の受止め面41a
により受け止められた遊技球P1〜P3は、大入賞口4
3から後方へ流下し、振分け部材42によって左右に振
分けられ、特定領域53または一般領域64を通過し、
特定領域スイッチ53aまたは大入賞口スイッチ64a
により検出され、賞球ユニット62により所定個数(た
とえば、15個)の賞球が払出される。
【0051】そしてメインCPU112は、開閉部材4
1が開放動作している時間(以下、開放時間という)T
の計測を開始し(S66)、その開放時間Tが、予め設
定されている20秒を経過したか否かを判定する(S6
8)。ここでメインCPU112は、開放時間Tが20
秒を経過したと判定すると(S68:Yes)、大入賞
口43への入賞数N、つまり特定領域スイッチ53aお
よび大入賞口スイッチ64aにより検出した遊技球の数
が10に達したか否かを判定する(S70)。ここでメ
インCPU112は、入賞数Nが10に達していないと
判定すると(S70:No)、LED81〜83の点滅
を指令する点滅指令コマンドをランプ制御装置300へ
送信する(S72)。
【0052】一方、サブCPU306は、メインCPU
112から送信されてきたLED81の点滅指令を受信
すると(図11のS108:Yes)、LED81〜8
3の点滅を開始する(S110)。これにより、LED
81により照明されている照明領域81a(図5)が赤
色で点滅し、LED82により照明されている照明領域
82aが黄色で点滅し、LED83により照明されてい
る照明領域83aが青色で点滅するため、遊技者の視線
が受止め面41aに集中する。つまり、開閉部材41が
開放動作してから20秒経過しても大入賞口43への入
賞数が10に満たない場合には、LED81〜83によ
り照明されている照明領域をそれぞれ点滅させることに
より、大入賞口43が閉口するまで残り10秒しかない
ことを遊技者に報知する。これにより、遊技者は、大入
賞口43への入賞数が増加するように発射ハンドル15
a(図1)を操作して遊技球の流下方向が大入賞口43
へ集中するようにするなどの対策を施すことができる。
【0053】そしてメインCPU112は、開放時間T
が30秒に達したか否かを判定し(S74)、達してい
ない場合は(S74:No)、大入賞口43への入賞数
Nが10に達したか否かを判定する(S76)。そして
メインCPU112は、開放時間Tが30秒に達したと
判定した場合(S74:Yes)、あるいは大入賞口4
3への入賞数Nが10に達したと判定した場合は(S7
6:Yes)、閉口コマンドを大入賞口ソレノイド59
へ出力し、開閉部材41を閉動作させ、大入賞口43を
閉口する(S78)。続いてメインCPU112は、L
ED81〜83の点滅の停止を指令する点滅停止コマン
ドをランプ制御装置300へ送信する(S80)。一
方、サブCPU306は、メインCPU112から送信
されてきたコマンドが点滅停止コマンドであると判定す
ると(図11のS112:Yes)、LED81〜83
の点滅を停止する(S114)。
【0054】続いてメインCPU112は、開放時間T
をリセットし(図10のS82)、実行したラウンド数
Rが16に達したか否かを判定し(S84)、達してい
ない場合は(S84:No)、特定領域スイッチ53a
がONしたか否かを判定する(S86)。つまり、大入
賞口43に入賞した遊技球が特定領域53を通過し、次
のラウンドに進む権利が発生したか否かを判定する。こ
こで、特定領域スイッチ53aがONしたと判定すると
(S86:Yes)、入賞数Nをリセットし(S8
8)、次のラウンドに進む(S60〜S86)。またメ
インCPU112は、ラウンド数Rが16に達したと判
定すると(S84:Yes)、あるいは、特定領域スイ
ッチ53aがONしていないと判定すると(S86:N
o)、ラウンド数Rおよび入賞数Nをリセットし(S9
0)、大当りフラグをリセットする(S92)。
【0055】[第1実施形態の効果] (1)以上のように、第1実施形態のパチンコ機1を使
用すれば、大当りが発生すると、普通電動役物29に設
けられたLED81〜83により、開放動作する開閉部
材41の遊技球を受け止める受止め面41aを照明する
ことができるため、開閉部材41に対する光の演出を行
うことができる。したがって、他の装飾個所とのバラン
スを採ることができる。 (2)しかも、開放動作した開閉部材41の受止め面4
1aのうち、特定領域53に対応する部分(照明領域8
1a)をLED81により赤色で照明することができ
る。したがって、遊技者は、上記の照明が当たった部分
(照明領域81a)に対応する位置に特定領域53が存
在することを推定することができるため、従来のよう
に、大入賞口43の内部を覗き込んで特定領域53の位
置を探す必要がない。
【0056】(3)また、受止め面41aのうち、特定
領域に対応する部分(照明領域81a)を赤色で照明
し、一般領域64に対応する部分(照明領域83a)を
青色で照明することができるため、遊技者は、受止め面
41aに照明されている色の違いにより、特定領域53
および一般領域64の位置を特定することができる。 (4)さらに、開閉部材41の開放動作してからの経過
時間が20秒に達したときに、LED81〜83から出
射されている光を点滅させることができるため、開閉部
材41の閉口動作する時間が近づいていることを報知す
ることができる。 (5)開閉部材41の受止め面41aを照明している光
を点滅させることができるため、点滅しない光のみを用
いる場合よりも開閉部材41に対する光の演出効果を上
げることができる。
【0057】<第2実施形態>次に、この発明の第2実
施形態について図12および図13を参照して説明す
る。図12(A)は、LED81〜83に代えて用いる
LEDの外観を示す斜視説明図であり、図12(B)
は、図12(A)に示すLEDを側面から見た場合に各
素子から光りが出射される様子を模式的に示す説明図で
ある。図13(A)は、メインCPU112が実行する
ラウンド制御の一部を省略して示すフローチャートであ
り、図13(B)は、サブCPU306が実行するLE
D制御の一部を省略して示すフローチャートである。な
お、この実施形態のパチンコ機1は、LED81〜83
および図13に示す処理以外は、前述の第1実施形態と
同一であるため、その同一部分の説明を省略する。
【0058】LED81〜83として図12に示すLE
D90を使用する。図12(A)に示すように、LED
90は、赤色発光素子92、緑色発光素子93および青
色発光素子94の3つの発光素子を、透明の樹脂97に
よりケース91内にモールドすることによりチップ化さ
れている。図12(B)に示すように、各素子から出射
された光は、樹脂97内を拡散し、相互に混じり合い、
赤、緑および青以外の光を作り出すことができる。つま
り、赤色発光素子92、緑色発光素子93および青色発
光素子94が、光の3原色に対応しており、点灯させる
発光素子の選択により、光の3原色以外にも複数種類の
色の光を作り出すことができる。また、上記発光素子の
選択に加えて、各発光素子の点灯のタイミングおよび点
灯時間の少なくとも一方を組み合わせて設定することに
より、光の残像現象を利用することができるため、見た
目の発光色を様々に変化させることができる。なお、こ
の実施形態では、LED81〜83は、通常、青色を発
光しているものとする。
【0059】メインCPU112は、ラウンド制御にお
いて開放時間Tが20秒を経過しても大入賞口43への
入賞数Nが10に達していない場合は(図13(A)の
S70:No)、LED81〜83の発光色を青色から
赤色に変更する指令コマンドをランプ制御装置300へ
送信する(S72)。一方、サブCPU306は、メイ
ンCPU112から送信されてきた上記指令コマンドを
受信したと判定すると(図13(B)のS112:Ye
s)、LED81〜83の発光色を青色から赤色に変更
する(S114)。
【0060】[第2実施形態の効果] (1)以上のように、第2実施形態のパチンコ機1を使
用すれば、大当りのラウンドを実行する場合に、開閉部
材41の開放動作してからの経過時間が20秒に達した
ときに、LED81〜83から出射されている光の色を
青色から赤色に変更させることができるため、開閉部材
41の閉口動作する時間が近づいていることを報知する
ことができる。 (2)しかも、開閉部材41の受止め面41aを照明し
ている光の色が変化するため、単一色で照明する場合よ
りも開閉部材41に対する光の演出効果を上げることが
できる。
【0061】<他の実施形態> (1)図14は、メインCPU112が実行するラウン
ド制御の一部を省略して示すフローチャートである。メ
インCPU112は、ラウンド制御において開放時間T
が20秒を経過した場合は(S68:No)、入賞数N
に関係なくLED81〜83を点灯状態から点滅状態に
変更する指令コマンドをランプ制御装置300へ送信す
る(S72)。この指令コマンドを受信したサブCPU
306は、LED81〜83を点灯状態から点滅状態に
変更する。この構成を備えたパチンコ機1を使用すれ
ば、大当りのラウンドを実行する場合に、開閉部材41
の開放動作してからの経過時間が20秒に達したとき
に、LED81〜83を点灯状態から点滅状態に変更す
ることができるため、入賞数Nに関係なく開閉部材41
の閉口動作する時間が近づいていることを報知すること
ができる。
【0062】(2)開閉部材41の開放時間Tが20秒
を経過しても遊技球が特定領域53を通過していない場
合は、LED81〜83を点滅させることもできる。ま
た、LED81のみを点滅させ、特定領域53に対応す
る照明領域81aが目立つようにすることもできる。こ
の構成によれば、遊技者は、受止め面41aに照明され
ている光が点滅しているか否かにより、特定領域53お
よび一般領域64の位置を特定することができる。な
お、この構成を備えたパチンコ機が請求項4に係る遊技
機に対応する。 (3)開閉部材41の開放時間Tが20秒を経過しても
遊技球が特定領域53を通過していない場合は、LED
81〜83の発光色を青色から赤色に変更することもで
きる。また、LED81のみを赤色に変更し、特定領域
53に対応する照明領域81aが目立つようにすること
もできる。 (4)開閉部材41の開放時間Tの経過時間に対応して
LED81〜83の点滅速度を速くすることもできる。
これによれば、LED81〜83の点滅速度が速くなる
のを見た遊技者は、開放時間Tが短くなったことを知る
ことができる。
【0063】(5)開閉部材41の開放時間Tの経過時
間に対応してLED81〜83の発光色を変更すること
もできる。これによれば、LED81〜83の発光色が
変更されたのを見た遊技者は、開放時間Tが短くなった
ことを知ることができる。たとえば、信号機のように、
青色、黄色、赤色の順に発光色を変更する。 (6)大入賞口43への入賞数Nの増加に対応して、L
ED81〜83の点滅速度を速くすることもできる。こ
れによれば、LED81〜83の点滅速度が速くなるの
を見た遊技者は、入賞数Nが10に近くなったことを知
ることができる。 (7)大入賞口43への入賞数Nの増加に対応して、L
ED81〜83の発光色を変更することもできる。これ
によれば、LED81〜83の発光色が変更されたのを
見た遊技者は、入賞数Nが10に近くなったことを知る
ことができる。
【0064】(8)LED81〜83を右袖入賞口22
の左下角部と、左袖入賞口23の右下角部とにそれぞれ
設け、各LEDにより、開放した開閉部材41の受止め
面41aを照明することもできる。また、LED81〜
83を取付ける個所は、受止め面41aを照明できれ
ば、遊技盤5のどの個所でもよい。 (9)LED81〜83の発光色は、青色、黄色および
赤色の他、橙色、緑色、紫色など、光の三原色を使用し
て得られる色に変化させることができる。 (10)LEDの数は、2つでもよいし、4つ以上でも
よい。また、LED90を1つのみ使用することもでき
る。 (11)図10および図14のS68において判定の基
準となった20秒、図10および図13(A)のS70
において判定の基準となった10個、図10のS74に
おいて判定の基準となった30秒、S84において判定
の基準となった16ラウンドは、それぞれ他の数値に変
更することができる。 (12)この発明は、前述の第1種パチンコ機の他、第
2種パチンコ機および第3種パチンコ機などにも適用す
ることもできる。
【0065】[請求項と実施形態との対応関係]大当り
が発生した遊技状態が請求項1に記載の所定の遊技状態
に対応し、特定領域スイッチ53aおよび大入賞口スイ
ッチ64aが検出手段に対応する。賞球ユニット62が
賞球払出手段に対応し、LED81〜83が照明手段に
対応する。特定領域53が請求項2に記載の特定の領域
に対応し、一般領域64が請求項3に記載の一般の領域
に対応する。メインCPU112が請求項5に記載の制
御手段に対応する。そして、サブCPU306が実行す
るLED制御(図11)のS108〜S114が、照明
手段として機能する。また、メインCPU112が実行
するラウンド制御(図10)のS60〜S82が、請求
項5に記載の制御手段として機能するとともに、請求項
10および請求項11に記載の制御処理に対応する。ま
た、図10に示すフローチャートが、請求項10に係る
コンピュータプログラムに対応し、それが記録されたR
OM114が請求項11に係る記録媒体い対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るパチンコ機1の外観
を示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機1に設けられた遊技盤5
の主要構成を示す説明図である。
【図3】普通電動役物29および変動入賞装置40の正
面図と、その正面図のA−A矢視断面図と、B−B矢視
断面図とを示す説明図である。
【図4】図4(A)は、普通電動役物29の構造を示す
説明図であり、図4(B)は、図3に示す正面図のC−
C矢視断面図である。
【図5】変動入賞装置40の表機構および裏機構を示す
説明図である。図5(A)は、振分け部材が特定領域側
に傾いた状態を示し、図5(B)は、振分け部材が一般
領域側に傾いた状態を示す。
【図6】図1に示すパチンコ機1の主な電気的構成をブ
ロックで示す説明図である。
【図7】図6に示すランプ制御装置300の主な電気的
構成をブロックで示す説明図である。
【図8】メインCPU112が実行する第1種始動口処
理の流れを示すフローチャートである。
【図9】メインCPU112が実行する特別図柄制御の
流れを示すフローチャートである。
【図10】メインCPU112が実行するラウンド制御
の流れを示すフローチャートである。
【図11】サブCPU306が実行するLED制御の流
れを示すフローチャートである。
【図12】図12(A)は、第2実施形態においてLE
D81〜83に代えて用いるLEDの外観を示す斜視説
明図であり、図12(B)は、図12(A)に示すLE
Dを側面から見た場合に各素子から光りが出射される様
子を模式的に示す説明図である。
【図13】図13(A)は、メインCPU112が実行
するラウンド制御の一部を省略して示すフローチャート
であり、図13(B)は、サブCPU306が実行する
LED制御の一部を省略して示すフローチャートであ
る。
【図14】他の実施形態においてメインCPU112が
実行するラウンド制御の一部を省略して示すフローチャ
ートである。
【図15】従来のパチンコ機を正面から見た概略説明図
である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機) 41 開閉部材 41a 受止め面 53 特定領域(特定の領域) 53a 特定領域スイッチ(検出手段) 62 賞球ユニット(賞球払出手段) 64 一般領域(一般の領域) 64a 大入賞口スイッチ(検出手段) 81〜83 LED(照明手段) 112 メインCPU(制御手段) P1〜P3 遊技球

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に設けられており、所定の遊技状
    態になると開放動作して入賞口を形成する開閉部材と、 前記入賞口に入賞して前記遊技盤の内部に流下する遊技
    球を検出する検出手段と、 この検出手段により遊技球が検出された場合に賞球を払
    出す賞球払出手段とを備えた遊技機において、 開放動作した前記開閉部材の遊技球を受け止める受止め
    面を照明する照明手段を備えたことを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記開閉部材は、前記受け止められた遊
    技球が、その遊技球の流下方向に設けられた特定の領域
    を通過したことを条件として再度開放可能となり、 前記照明手段は、前記受止め面のうち、前記特定の領域
    に対応する部分を照明することを特徴とする請求項1に
    記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記条件が成立しない一般の領域が前記
    受け止められた遊技球の流下方向に設けられており、 前記照明手段は、複数色の光を照明可能であり、前記受
    止め面のうち、前記特定の領域に対応する部分および前
    記一般の領域に対応する部分をそれぞれ異なる色で照明
    することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記条件が成立しない一般の領域が前記
    受け止められた遊技球の流下方向に設けられており、 前記照明手段は、前記受止め面のうち、前記特定の領域
    に対応する部分を点滅する光で照明し、前記一般の領域
    に対応する部分を点滅しない光で照明することを特徴と
    する請求項2に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 遊技状態に対応して前記照明手段による
    照明内容を制御する制御手段を備えたことを特徴とする
    請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の遊技
    機。
  6. 【請求項6】 前記開閉部材は、開放動作してからの経
    過時間が一定時間に達したときに閉口動作し、 前記制御手段は、前記経過時間が所定時間に達したとき
    に、前記照明手段から出射されている光が変化するよう
    に前記照明手段を制御することを特徴とする請求項5に
    記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記開閉部材は、前記検出手段により検
    出された遊技球の数が所定数に達したときに閉口動作
    し、 前記制御手段は、前記経過時間が所定時間に達したとき
    に、前記検出手段により検出された遊技球の数が前記所
    定数に達していない場合は、前記照明手段から出射され
    ている光が変化するように前記照明手段を制御すること
    を特徴とする請求項5または請求項6に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記照明手段は、複数色の光を照明可能
    であり、 前記制御手段は、前記照明手段から出射されている光の
    色が変わるように前記照明手段を制御することを特徴と
    する請求項5ないし請求項7のいずれか1つに記載の遊
    技機。
  9. 【請求項9】 前記照明手段は、点滅した光を照明可能
    であり、 前記制御手段は、前記照明手段から出射されている光が
    点滅するように前記照明手段を制御することを特徴とす
    る請求項5ないし請求項8のいずれか1つに記載の遊技
    機。
  10. 【請求項10】 遊技盤に設けられており、所定の遊技
    状態になると開放動作して入賞口を形成する開閉部材
    と、前記入賞口に入賞して前記遊技盤の内部に流下する
    遊技球を検出する検出手段と、この検出手段により遊技
    球が検出された場合に賞球を払出す賞球払出手段と、開
    放動作した前記開閉部材の遊技球を受け止める面を照明
    する照明手段とを備えた遊技機をコンピュータにより機
    能させるためのコンピュータプログラムであって、 前記コンピュータが、遊技状態に対応して前記照明手段
    による照明内容を制御する制御処理を含む処理を実行す
    るためのコンピュータプログラム。
  11. 【請求項11】 遊技盤に設けられており、所定の遊技
    状態になると開放動作して入賞口を形成する開閉部材
    と、前記入賞口に入賞して前記遊技盤の内部に流下する
    遊技球を検出する検出手段と、この検出手段により遊技
    球が検出された場合に賞球を払出す賞球払出手段と、開
    放動作した前記開閉部材の遊技球を受け止める面を照明
    する照明手段とを備えた遊技機をコンピュータにより機
    能させるためのコンピュータプログラムが記録された記
    録媒体であって、 前記コンピュータが、遊技状態に対応して前記照明手段
    による照明内容を制御する制御処理を含む処理を実行す
    るためのコンピュータプログラムが記録された記録媒
    体。
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