JP2003135775A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003135775A
JP2003135775A JP2001343497A JP2001343497A JP2003135775A JP 2003135775 A JP2003135775 A JP 2003135775A JP 2001343497 A JP2001343497 A JP 2001343497A JP 2001343497 A JP2001343497 A JP 2001343497A JP 2003135775 A JP2003135775 A JP 2003135775A
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Application number
JP2001343497A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Takada
哲也 高田
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技者の期待感を持続できる遊技機を提供す
る。 【解決手段】3つの表示位置24L〜24Rの図柄を一
旦仮停止させた後(図5(a))、告知モードを実行す
る。告知モード中は、3つの表示位置24L〜24Rの
図柄を1図柄ずつ計6回コマ送りさせた後(図5(b)
〜(g))、一斉に再変動させ(図5(h))、所定時
間経過後、3つの表示位置24L〜24Rに最終停止図
柄を停止させる。告知モード中、所定のタイミング(タ
イミングA〜D)で回転ドラムのバックライトを点灯さ
せたり、ドット表示器のLED素子を点灯させることに
より報知を行い、その報知のタイミングにより3つの表
示位置24L〜24Rに確率変動図柄が最終的に停止さ
れる確率を遊技者に告知する。 【効果】告知モード中、遊技者は報知が行われるタイミ
ングに注目する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機などの
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、始動口に遊技球が入るのに応答し
て大当たり抽選が行われ、この大当たり抽選の抽選結果
が大当たりであれば、遊技者が多数個の賞球(遊技球)
を獲得可能な大当たり遊技を実行できるパチンコ機が知
られている。この種のパチンコ機には、例えば大当たり
抽選の抽選結果を遊技者に報知するための大当たり抽選
結果表示器が備えられている。
【0003】大当たり抽選結果表示器は、例えば3つの
表示位置にそれぞれ図柄を表示できるようになってい
て、当該3つの表示位置に停止された図柄の組み合わせ
により大当たり抽選の抽選結果を遊技者に報知すること
ができるようになっている。始動口に遊技球が入ると、
3つの表示位置の図柄が変動を開始し、所定時間経過
後、所定の順序に従って停止されていく。大当たり抽選
の抽選結果が大当たりの場合は、例えば3つの表示位置
に同一図柄の組み合わせ(大当たり図柄)が停止され
る。一方、大当たり抽選の抽選結果がはずれの場合は、
例えば少なくとも1つの図柄が他の図柄とは異なる図柄
となる組み合わせ(はずれ図柄)が停止される。
【0004】一般的に、パチンコ機は、大当たり図柄の
中でも所定の図柄の組み合わせ(確率変動図柄)が3つ
の表示位置に停止した場合に、大当たり遊技終了後に大
当たり抽選の抽選結果が大当たりになる確率を予め定め
る高確率に変更する確率変動モードを有している。この
種のパチンコ機の中には、3つの表示位置に確率変動図
柄とは異なる大当たり図柄(非確率変動図柄)を一旦仮
停止させた後、当該3つの表示位置の図柄を再変動させ
ることができるようになっているものがある。非確率変
動図柄が一旦仮停止された後再変動することにより、確
率変動図柄が停止されて確率変動モードに突入するので
はないかという期待感を遊技者に与えることができるの
で、遊技の興趣を向上できる。
【0005】通常、再変動中は、例えば大当たり抽選結
果表示器の背景色が切り替わったり、一定のタイミング
で表示画面にキャラクターが登場したりするなどの演出
が行われ、その演出内容により、その後3つの表示位置
に確率変動図柄が最終的に停止されて確率変動モードに
突入する確率を遊技者に告知することができるようにな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような演出では、大当たり抽選結果表示器の背景色が切
り替わるタイミングや、表示画面にキャラクターが登場
するタイミングが一定であるため、遊技者は、それらの
タイミングで大当たり抽選結果表示器に注目すれば十分
であり、確率変動モード突入への遊技者の期待感を持続
することができないという問題があった。
【0007】本発明は、かかる背景のもとでなされたも
ので、遊技者の期待感を持続できる遊技機を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するための請求項1記載の発明は、開始信号に
応じて大当たり抽選を行い、図柄表示部(13)の複数
の表示位置(24L〜24R)で変動する図柄を停止さ
せて、停止した図柄の組み合わせにより大当たり抽選の
抽選結果を遊技者に知らせる遊技機であって、大当たり
抽選の抽選結果を遊技者に知らせるために上記複数の表
示位置の図柄が最終的に停止されるまでの間に、複数の
報知タイミング(タイミングA〜D)のうち少なくとも
いずれかのタイミングで所定の報知を行い、その報知タ
イミングにより抽選結果に関する情報を遊技者に告知す
るための告知制御手段(31、S9)を含むことを特徴
とする遊技機である。
【0009】なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態
における対応構成要素等を表す。以下、この項において
同じ。例えば、上記遊技機は、遊技盤に向けて遊技球を
発射して遊技を行うパチンコ機である。遊技盤には、遊
技球が入球可能な始動口が配置されており、この始動口
に遊技球が入ることに応答して、大当たり抽選が実行さ
れる。遊技盤には、例えば左の表示位置、中央の表示位
置、右の表示位置の3つの表示位置を有する大当たり抽
選結果表示器(図柄表示部)が配置されている。大当た
り抽選結果表示器には、各表示位置に1つの図柄を停止
させることにより、3つの図柄を組み合わせて表示でき
るようになっており、大当たり抽選の抽選結果が大当た
りである場合には、例えば同一図柄の組み合わせ(大当
たり図柄)が停止されるようになっている。
【0010】3つの表示位置に停止された図柄の組み合
わせが、大当たり図柄の中でも所定の確率変動図柄であ
る場合には、その後大当たり抽選の抽選結果が大当たり
になる確率を予め定める高確率に変更する確率変動モー
ドが実行される。本発明の構成によれば、上記告知制御
手段により複数のタイミングのうち少なくともいずれか
のタイミングで報知が行われ、その報知タイミングによ
り抽選結果に関する情報(例えば確率変動モードに突入
する確率)を遊技者に告知することができる。これによ
り、上記告知制御手段により告知が行われ得る期間(告
知モード)中、遊技者は報知が行われるタイミングに注
目することとなるので、遊技者の期待感を持続すること
ができる。
【0011】この場合、請求項2記載の発明のように、
上記告知制御手段(31、S9)は、上記複数の表示位
置の図柄を視認可能な速度で変動させ、その変動してい
る図柄の表示態様を上記複数の報知タイミングのうち少
なくともいずれかのタイミングで変更するものであれ
ば、遊技者に分かりやすく、興趣ある報知を行うことが
できる。また、請求項3記載の発明のように、上記告知
制御手段(31、S9)は、遊技者に有利な特別遊技モ
ードに突入する確率を遊技者に報知するものであっても
よい。
【0012】請求項4記載の発明のように、上記特別遊
技モードは、大当たり抽選の抽選結果が大当たりになる
確率を予め定める高確率に変更する確率変動モードであ
ってもよいし、例えば各表示位置の変動時間を短縮す
る、いわゆる時短モードであってもよい。請求項5記載
の発明は、上記告知制御手段(31、S9)は、報知タ
イミングが遅いほど、上記特別遊技モードに突入する確
率が高い旨を遊技者に告知するものであることを特徴と
する請求項3または4記載の遊技機である。
【0013】この構成によれば、報知のタイミングが遅
いほど確率変動モードに突入する確率が高いので、告知
モードが終了するまで、遊技者に確率変動モード突入へ
の期待感を十分に抱かせることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、本発
明の実施形態に係るパチンコ機について具体的に説明す
る。本発明の一実施形態としてパチンコ機について説明
するが、本発明はパチンコ機に限らず、アレンジボール
機などの遊技機にも適用することができる。図1は、本
発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図である。こ
のパチンコ機は、その外形を区画するベース枠2と、ベ
ース枠2に開閉自在に取り付けられた正面扉3とを有し
ている。
【0015】正面扉3には、ほぼ円形の開口4が形成さ
れている。ベース枠2には、開口4に対向する位置に例
えばガラス板などの透明板(図示せず)が取り付けられ
ており、この透明板を介して、その奥側に設けられた遊
技盤5を視認できるようになっている。開口4の下方に
は、遊技に使用する遊技球(パチンコ球)を貯留してお
くための球皿6が設けられている。球皿6の前面は、手
前に張り出すように湾曲したカバー7で覆われている。
【0016】カバー7の右下隅には、凹部8が形成され
ており、この凹部8内には、遊技の際に操作されるハン
ドル9が配設されている。ハンドル9は、ほぼ円柱状の
グリップ10と、このグリップ10の中心軸線まわりに
回動自在に設けられた回転操作部材11とを有してい
る。球皿6内に遊技球が貯留された状態で、回転操作部
材11が回転操作されると、機内に設けられた発射装置
(図示せず)が作動し、球皿6内の遊技球が発射装置に
取り込まれて、発射装置から遊技盤5の盤面に向けて発
射される。
【0017】図2は、遊技盤5の構成を示す正面図であ
る。遊技盤5の周縁には、発射装置から発射された遊技
球を遊技盤5の左側上部に導くための略円弧状のガイド
レール12が配置されている。遊技盤5には、多数本の
障害釘(図示せず)が配設されており、ガイドレール1
2に沿って遊技盤5の左側上部から上方に放たれた遊技
球は、遊技盤5の盤面に沿って多数本の障害釘の間を通
って下方へと落下していく。
【0018】遊技盤5のほぼ中央には、大当たり抽選結
果表示器13が配置されている。大当たり抽選結果表示
器13は、左右に設けられた2つの回転ドラム13L、
13Rと、これら2つの回転ドラム13L、13Rの間
に配設された1つのドット表示器13Cとを含む。各回
転ドラム13L、13Rは円筒状であって、その軸線回
りに回転可能に保持されている。各回転ドラム13L、
13Rの外周面には、例えば「7」、「Y」、「3」、
「R」、「5」、「A」の6つの図柄がこの順序(表示
図柄配列)で描かれている(図2では、図柄を省略して
いる)。各回転ドラム13L、13Rを停止させること
により、左の表示位置24Lおよび右の表示位置24R
に、それぞれ上記6つの図柄のうち1つの図柄を表示す
ることができるようになっている。
【0019】ドット表示器13Cは、その表面が上下方
向に半円筒面状に凸湾曲しており、その外周面には、そ
れぞれ多数個のLED素子が格子状に配設されている。
ドット表示器13Cは、多数個のLED素子のうち所定
のものを所定の色で点灯させることにより、例えば
「7」、「Y」、「3」、「R」、「5」、「A」の6
つの図柄をこの順序(表示図柄配列)で上下方向にスク
ロール表示可能である。上記6つの図柄は、それぞれ所
定の色(例えば「7」は赤色、「Y」はピンク色、
「3」は橙色、「R」は緑色、「5」は紫色、「A」は
青色)で表示される。ドット表示器13Cのスクロール
表示を停止させることにより、中央の表示位置24Cに
上記6つの図柄のうち1つの図柄を表示することができ
るようになっている。
【0020】2つの回転ドラム13L、13Rおよびド
ット表示器13Cにより、大当たり抽選結果表示器13
には3つの図柄の組み合わせを表示できるようになって
いる。大当たり抽選結果表示器13の下方には、遊技球
が入球可能な始動口14が配置されている。始動口14
には、電動チューリップ役物15が関連して設けられて
いる。通常時には、電動チューリップ役物15の羽根1
51、152が互いに近接して窄められ、羽根151、
152の先端が始動口14との間に所定の隙間をあけて
近接した状態になっていて、始動口14に遊技球が入り
にくくなっている。
【0021】遊技盤5左部のガイドレール12近傍に
は、例えばほぼ上下方向に並べて配置された2つのラン
プ161、162により構成された役物開閉抽選結果表
示器16が配置されている。2つのランプ161、16
2のうち上側のランプ161は、例えば赤色に点灯可能
であり、下側のランプ162は、例えば緑色に点灯可能
である。始動口14の左側に配置された通過ゲート17
を遊技球が通過すると、例えば上下のランプ161、1
62が交互に点灯することにより、役物開閉抽選結果表
示器16の表示が変動される。
【0022】通過ゲート17を遊技球が通過すると、電
動チューリップ役物15を開くか否かを決定するための
役物開閉抽選が行われ、その抽選結果が役物開閉抽選結
果表示器16に表示される。具体的には、役物開閉抽選
の抽選結果が当選の場合は、役物開閉抽選結果表示器1
6の表示が所定時間変動した後、最終的に上側のランプ
161が点灯する。そして、電動チューリップ役物15
の羽根151、152が所定時間だけ両側に大きく開か
れて、始動口14が遊技球を受け入れやすくなる。
【0023】一方、役物開閉抽選の抽選結果が非当選の
場合は、役物開閉抽選結果表示器16の表示が所定時間
変動した後、最終的に下側のランプ162が点灯する。
このとき、電動チューリップ役物15は開かれない。始
動口14に遊技球が入ると、図示しない賞球払出装置か
ら予め定める個数の賞球(遊技球)が球皿6に払い出さ
れると共に、遊技者が多数個の賞球を獲得可能な大当た
り遊技を実行できるか否かを決定するための大当たり抽
選が行われる。
【0024】大当たり抽選の抽選結果は、大当たり抽選
結果表示器13に表示される。3つの表示位置24L〜
24Rの図柄は、始動口14に遊技球が入るのに応答し
て一斉に変動を開始し、通常、所定時間が経過した後、
例えば左の表示位置24L、右の表示位置24R、中央
の表示位置24Cの順序で停止されていく。大当たり抽
選の抽選結果が大当たりの場合、3つの表示位置24L
〜24Rには、例えば同一図柄の組み合わせ(大当たり
図柄)が停止され、大当たり遊技に突入する。一方、大
当たり抽選の抽選結果がはずれの場合、3つの表示位置
24L〜24Rには、例えば少なくとも1つの図柄が他
の図柄とは異なるような組み合わせ(はずれ図柄)が停
止される。
【0025】本実施形態では、大当たり図柄の中でも例
えば「333」、「555」、「777」のいずれかの
図柄の組み合わせ(確率変動図柄)で大当たりとなった
場合には、大当たり遊技終了後に大当たり抽選の抽選結
果が大当たりになる確率(大当たり確率)を予め定める
高確率に変更する、いわゆる確率変動モードに突入す
る。具体的には、確率変動モードに突入すると、通常モ
ードでは約1/300であった大当たり確率が、例えば
約1/60の確率になる。確率変動モードは、大当たり
抽選結果表示器13に「RRR」、「AAA」、「YY
Y」のいずれかの図柄の組み合わせ(非確率変動図柄)
が停止された時点で終了する。
【0026】始動口14の下方には、例えば左右に長い
長方形状に形成され、複数個の遊技球が同時に入球可能
な大入賞口18が配置されている。この大入賞口18に
関連して、大入賞口18に遊技球を案内する開状態およ
び大入賞口18に遊技球が入るのを阻止する閉状態に開
閉可能な開閉板19が設けられている。すなわち、開閉
板19は、遊技盤5の盤面に沿った状態で大入賞口18
を閉塞して、大入賞口18に遊技球が入るのを阻止する
ことができ、また、この状態から、大入賞口18の下端
縁に沿って配置された回動軸(図示せず)を中心に手前
側に倒伏することにより、大入賞口18を開放して、大
入賞口18上に落下してくる遊技球を大入賞口18内に
導き入れることができる。
【0027】大当たり遊技では、所定時間または所定個
数の遊技球が大入賞口18に入るまで開閉板19を開状
態にするといった動作を1ラウンドとし、この1ラウン
ド中に大入賞口18に入った遊技球のうち少なくとも1
個が大入賞口18内の特別領域(いわゆるVゾーン)を
通過していれば、次のラウンドを実行するといったよう
にして、開閉板19による大入賞口18の開放動作が所
定の最大継続ラウンド数だけ行われる。大入賞口18へ
の遊技球の入球に対しては、賞球払出装置から予め定め
る個数の賞球が球皿6に払い出されるようになってい
る。大当たり遊技では、容易に遊技球が大入賞口18に
入るので、遊技者は多数個の賞球を獲得することができ
る。
【0028】本実施形態では、大当たり抽選結果表示器
13の変動中や大当たり遊技中に始動口14に遊技球が
入った場合、その入球に対する大当たり抽選結果表示器
13の変動動作を例えば4回まで保留しておくことがで
きるようになっている。大当たり抽選結果表示器13の
上方には、保留された変動動作の回数(保留数)を表示
するための保留数表示器25が配置されている。保留数
表示器25は、例えば左右方向に並べて配置された4つ
のランプを有しており、保留数と同数のランプが点灯さ
れることにより、保留数を遊技者に報知できるようにな
っている。保留された変動動作は、大当たり抽選結果表
示器13の変動が終了した後、または大当たり遊技が終
了した後に実行される。
【0029】大当たり抽選結果表示器13の左右両側に
は、遊技球の流れに影響を与えるための風車20が2つ
ずつ(計4つ)配置されている。また、遊技盤5の下部
には、遊技球の入球に対して賞球が付与されるだけの一
般入賞口21が、左右両側に2つずつ(計4つ)配置さ
れている。始動口14、大入賞口18および一般入賞口
21のいずれにも入らなかった遊技球(アウト球)は、
遊技盤5の最下部に形成されたアウト球回収口22から
機内に回収される。
【0030】図3は、大当たり抽選結果表示器13の構
成を示す図である。図3(a)は、大当たり抽選結果表
示器13の正面図であって、左側の回転ドラム13Lの
周壁の一部を切り欠いた状態を示している。また、図3
(b)は、大当たり抽選結果表示器13の左側面図であ
って、各回転ドラム13L、13Rおよびドット表示器
13Cを囲むケーシング131の左側面の一部を切り欠
いた状態を示している。なお、図3では、左側の回転ド
ラム13Lに関連する構成について説明するが、右側の
回転ドラム13Rも同様の構成であるので、その説明を
省略する。
【0031】図3を参照して、回転ドラム13Lの内側
には、例えばバックライト26が配設されている。バッ
クライト26の投光面26Aは、回転ドラム13Lの内
周面に沿った曲面となっており、例えば上下方向に4つ
の発光領域27に分割されている(図3(a)参照)。
各発光領域27には、それぞれ例えば赤色、緑色および
青色の3種類のLED素子(図示せず)が備えられてお
り、これらのLED素子による発光の組み合わせによ
り、各発光領域27を例えば、赤色、橙色、黄色、緑
色、青色、藍色、紫色および白色に多色発光できるよう
になっている。
【0032】回転ドラム13Lの周壁は、図柄が描かれ
た部分以外が透明になっていて、バックライト26が点
灯することにより、図柄が照らし出されて遊技者に分か
りやすく表示されるようになっている。また、回転ドラ
ム13Lには、モータ133の回転軸133Aが連結さ
れており、このモータ133が回転駆動することによ
り、回転ドラム13Lは、その軸線を中心に図3(b)
における時計回りに回転されるようになっている。
【0033】ケーシング131の左側面の上部後方に
は、コネクタ132が配置されており、このコネクタ1
32を介してパチンコ機内部に設けられた制御部(図示
せず)がバックライト26およびモータ133と電気的
に接続されるようになっている。コネクタ132を介し
て送られてくる制御部からの信号に基づいて、バックラ
イト26が点灯/消灯され、モータ133が回転/停止
される。図4は、このパチンコ機の電気的構成を示すブ
ロック図である。このパチンコ機の制御回路は、マイク
ロコンピュータで構成される制御部30を備えている。
制御部30は、制御の中枢となるCPU31、制御時に
必要なデータが書き込まれるRAM32、プログラムソ
フトが記憶されたROM33などを含む。
【0034】CPU31には、始動口14に入る遊技球
を検知して検出信号を出力する始動口センサ141が接
続されていて、始動口センサ141が出力する検出信号
が入力されるようになっている。また、CPU31に
は、大当たり抽選結果表示器13および賞球払出装置2
3などが制御対象として接続されており、CPU31
は、始動口センサ141などからの入力信号に基づいて
これらの制御対象の動作を制御する。
【0035】制御部30は、大当たり抽選に用いられる
乱数を発生する大当たり抽選用乱数カウンタ34と、3
つの表示位置24L〜24Rに組み合わせて表示する大
当たり図柄を決定するための大当たり図柄決定抽選に用
いられる乱数を発生する大当たり図柄決定用乱数カウン
タ35と、3つの表示位置24L〜24Rにそれぞれ表
示するはずれ図柄を決定するためのはずれ図柄決定抽選
に用いられる乱数を発生するはずれ図柄決定用乱数カウ
ンタ36L、36C、36Rと、後述する告知モードに
突入する前に3つの表示位置24L〜24Rに仮停止さ
せる図柄を決定するための仮停止図柄決定抽選に用いら
れる乱数を発生する仮停止図柄決定用乱数カウンタ37
とを含む。
【0036】上記大当たり図柄決定抽選およびはずれ図
柄決定抽選で決定される図柄の組み合わせは、3つの表
示位置24L〜24Rに最終的に停止される図柄の組み
合わせ(最終停止図柄)である。各乱数カウンタ34、
35、36L〜36R、37は、それぞれCPU31に
接続されており、各乱数カウンタが発生した乱数はCP
U31に与えられる。ROM33には、各乱数カウンタ
が発生する乱数に対応するテーブルが記憶されており、
CPU31は、各乱数カウンタから取得した乱数値をこ
れらのテーブルと照らし合わせることにより、各種抽選
を行うことができるようになっている。
【0037】本実施形態では、大当たり抽選の抽選結果
が大当たりの場合、3つの表示位置24L〜24Rに確
率変動図柄が最終的に停止されて確率変動モードに突入
する確率を遊技者に告知するための告知モードが実行さ
れるようになっている。図5は、告知モードが実行され
る場合の大当たり抽選結果表示器13の表示態様の流れ
を説明するための図である。図5において、各表示位置
24L〜24Rに示す「↓」は、その表示位置の図柄が
変動していることを示している。
【0038】大当たり抽選の抽選結果が大当たりの場
合、変動開始してから所定時間が経過した後、左の表示
位置24L、右の表示位置24R、中央の表示位置24
Cの順序で仮停止図柄(例えば「AAA」)が仮停止さ
れる(図5(a)参照)。このとき、各回転ドラム13
L、13Rのバックライト26は消灯される。その後、
3つの表示位置24L〜24Rの図柄が揃った状態のま
ま、表示図柄配列に従って1図柄ずつ視認可能な速度で
コマ送りされる(図5(b)〜(g)参照)。コマ送り
が6回行われ、図5(g)に示すように表示図柄配列が
一巡すると、その後3つの表示位置24L〜24Rの図
柄は一斉に再変動される(図5(h)参照)。そして、
所定時間が経過した後、3つの表示位置24L〜24R
にほぼ同時に最終停止図柄(大当たり図柄)が停止され
ると共に、各回転ドラム13L、13Rのバックライト
26が再び通常どおり点灯される。
【0039】告知モード中は、所定のタイミングで各回
転ドラム13L、13Rのバックライト26が点灯され
たり、ドット表示器13CのLED素子が点灯されるな
どの報知が行われ、その報知のタイミングにより3つの
表示位置24L〜24Rに確率変動図柄が最終的に停止
される確率が遊技者に告知されるようになっている。具
体的には、2回目のコマ送り開始時(タイミングA)に
報知が行われた場合は例えば30%、4回目のコマ送り
開始時(タイミングB)に報知が行われた場合は例えば
70%、6回目のコマ送り開始時(タイミングC)に報
知が行われた場合は例えば100%の確率で3つの表示
位置24L〜24Rに確率変動図柄が最終的に停止され
る。これらのタイミングA〜Cにおける報知は、例えば
各回転ドラム13L、13Rのバックライト26の4つ
の発光領域27を全て瞬間的に白色に点灯させると同時
に、ドット表示器13CのLED素子のうち図柄を表示
するために点灯しているもの以外のLED素子を瞬間的
に白色に点灯させることにより行われる。
【0040】本実施形態では、さらに、再変動中(タイ
ミングD)にも報知が行われる場合がある。具体的に
は、再変動中の各回転ドラム13L、13Rのバックラ
イト26の4つの発光領域27が、上側の発光領域から
下側の発光領域に向かって、虹色(赤色、橙色、黄色、
緑色、青色、藍色、紫色の7色)に順次切り替えられる
ことにより、虹色が上から下に流れるようなイメージで
報知が行われる。この報知が行われた場合、3つの表示
位置24L〜24Rに確率変動図柄が最終的に停止され
る確率は例えば100%である。
【0041】本実施形態によれば、報知が行われるタイ
ミングが一定でなく、複数のタイミングA〜Dのいずれ
かで報知が行われ、その報知のタイミングにより3つの
表示位置24L〜24Rに確率変動図柄が最終的に停止
される確率が異なるため、告知モード中、遊技者は報知
が行われるタイミングに注目することとなる。これによ
り、確率変動モード突入への遊技者の期待感を持続する
ことができる。特に、報知のタイミングが遅いほど、3
つの表示位置24L〜24Rに確率変動図柄が最終的に
停止される確率が高いので、告知モードが終了するま
で、遊技者に確率変動モード突入への期待感を十分に抱
かせることができる。
【0042】報知のタイミングは、複数のタイミングA
〜Dのいずれか1つで行われる構成に限らず、複数回報
知が行われるような構成であってもよい。この場合、後
で行われた報知が有効となるようになっていてもよい。
そうすれば、遊技者が告知モード中常に大当たり抽選結
果表示器13に注目し、期待感が次第に高められるよう
にすることができる。一方、タイミングA〜Dで報知が
行われなかった場合、3つの表示位置24L〜24Rに
は、その後必ず非確率変動図柄が停止されるようになっ
ている。上記タイミングDにおいて報知が実行される確
率は極めて低く設定されており、通常、タイミングCで
報知が行われなかった場合には、遊技者の確率変動モー
ド突入への期待感は断たれるようになっている。したが
って、タイミングDで報知が行われた場合には、遊技者
が確率変動モード突入への期待感を再び抱くこととなる
ので、遊技の興趣がさらに向上される。
【0043】図6は、CPU31による制御の内容につ
いて説明するためのフローチャートである。図6を参照
して、遊技者によってハンドル9が操作されて遊技が行
われている間、CPU31は、始動口センサ141から
の検出信号の入力の有無を常に監視している(ステップ
S1)。始動口14に遊技球が入ることに応答して、始
動口センサ141から検出信号が入力されると(ステッ
プS1でYES)、CPU31は、その信号入力時にお
ける大当たり抽選用乱数カウンタ34の発生乱数を読み
込んで、大当たり抽選を行う(ステップS2)。
【0044】その後、CPU31は、各図柄決定用乱数
カウンタ35、36L〜36Rの発生乱数を読み込ん
で、3つの表示位置24L〜24Rに停止させる最終停
止図柄を決定する(ステップS3)。すなわち、大当た
り抽選の抽選結果が大当たりの場合は、大当たり図柄決
定用乱数カウンタ35の発生乱数を読み込んで大当たり
図柄決定抽選を行うことにより、3つの表示位置24L
〜24Rに停止するための大当たり図柄を決定し、大当
たり抽選の抽選結果がはずれの場合は、はずれ図柄決定
用乱数カウンタ36L〜36Rの各発生乱数を読み込ん
ではずれ図柄決定抽選を行うことにより、3つの表示位
置24L〜24Rに停止するためのはずれ図柄を決定す
る。
【0045】そして、大当たり抽選の抽選結果がはずれ
の場合は(ステップS4でNO)、3つの表示位置24
L〜24Rの図柄を一斉に変動開始させる一方(ステッ
プS6)、大当たりの場合は(ステップS4でYE
S)、告知モード中の報知パターン、すなわち回転ドラ
ム13L、13Rのバックライト26およびドット表示
器13CのLED素子の点灯タイミングなどを設定(報
知パターン設定処理)した後(ステップS5)、3つの
表示位置24L〜24Rの図柄を一斉に変動開始させる
(ステップS6)。
【0046】図7は、報知パターン設定処理時のCPU
31による制御の内容について説明するためのフローチ
ャートである。図7を参照して、報知パターン設定処理
が開始すると、まず、CPU31は、大当たり図柄決定
抽選で決定された大当たり図柄をチェックして(ステッ
プT1)、その大当たり図柄が確率変動図柄であるか否
かを判定する(ステップT2)。決定された大当たり図
柄が確率変動図柄である場合(ステップT2でYE
S)、CPU31は、仮停止図柄決定抽選を行い、全て
の大当たり図柄(「777」、「YYY」、「33
3」、「RRR」、「555」、「AAA」)の中から
仮停止図柄を決定する(ステップT3)。その後、CP
U31は、制御部30のROM33に記憶された確変突
入用テーブル(図示せず)を参照して、点灯タイミング
を図5におけるタイミングA〜Dの4パターンのうちの
いずれかに決定する(ステップT4)。
【0047】このとき、決定された仮停止図柄が確率変
動図柄(「777」、「333」、「555」)の場合
は、点灯タイミングはタイミングCに決定されるように
なっている。これにより、確率変動図柄で仮停止された
場合は、必ずタイミングCで報知が行われ、100%の
確率で3つの表示位置24L〜24Rに確率変動図柄が
最終的に停止される。一方、決定された仮停止図柄が非
確率変動図柄(「YYY」、「RRR」、「AAA」)
の場合は、点灯タイミングはタイミングA〜Dのうちの
いずれかに決定されるようになっている。
【0048】決定された大当たり図柄が確率変動図柄で
ない場合には(ステップT2でNO)、CPU31は、
仮停止図柄決定抽選を行い、非確率変動図柄(「YY
Y」、「RRR」、「AAA」)の中から仮停止図柄を
決定する(ステップT5)。その後、CPU31は、制
御部30のROM33に記憶された確変非突入用テーブ
ル(図示せず)を参照して、点灯タイミングを図5にお
けるタイミングAまたはB、もしくは報知を全く行わな
いパターンの計3パターンのうちのいずれかに決定する
(ステップT6)。
【0049】決定された点灯タイミングのパターンが、
タイミングA〜Dのいずれかである場合には(ステップ
T7でYES)、CPU31は、決定された点灯タイミ
ングで回転ドラム13L、13Rのバックライト26ま
たはドット表示器13CのLED素子が点灯するようセ
ットする(ステップT8)。一方、決定された点灯タイ
ミングのパターンが、タイミングA〜Dのいずれでもな
い場合、すなわち報知を全く行わないパターンの場合に
は(ステップT7でNO)、点灯タイミングのセットは
行われずに報知パターン設定処理が終了する。
【0050】再び図6を参照して、3つの表示位置24
L〜24Rの図柄が変動開始した後(ステップS6)、
CPU31は、大当たり抽選の抽選結果が大当たりであ
るか否かを判定する(ステップS7)。大当たり抽選の
抽選結果が大当たりでないはずれの場合(ステップS7
でNO)、CPU31は、左の表示位置24L、右の表
示位置24R、中央の表示位置24Cの順序ではずれ図
柄を停止させて(ステップS12)、処理が終了する。
【0051】一方、大当たり抽選の抽選結果が大当たり
の場合(ステップS7でYES)、CPU31は、左の
表示位置24L、右の表示位置24R、中央の表示位置
24Cの順序で仮停止図柄決定抽選で決定した仮停止図
柄を一旦仮停止させた後(ステップS8)、告知モード
を実行する(ステップS9)。告知モードが終了して所
定時間が経過すると、CPU31は、再変動している3
つの表示位置24L〜24Rの図柄をほぼ同時に停止さ
せ、大当たり図柄決定抽選で決定された大当たり図柄
(最終停止図柄)を表示させた後(ステップS10)、
大当たり遊技を実行する(ステップS11)。
【0052】図8は、告知モード中のCPU31による
制御の内容について説明するためのフローチャートであ
る。図5および図8を参照して、告知モードに突入する
と、CPU31は、3つの表示位置24L〜24Rに仮
停止された図柄を、図柄が揃った状態のまま表示図柄配
列に従って1図柄分だけ視認可能な速度でコマ送りさせ
る(ステップE1、図5(a)、(b)参照)。このコ
マ送り開始時、CPU31は、報知パターン設定処理で
セットされた点灯タイミングA〜Cのいずれかであるか
否かを判定する(ステップE2)。
【0053】1回目のコマ送り時には、報知が行われる
ことはないので(ステップE2でNO)、CPU31
は、1図柄分のコマ送りが終了した後、6回分のコマ送
りが終了したか否かを判定する(ステップE4)。この
時点では、まだ6回分のコマ送りが終了していないので
(ステップE4でNO)、ステップE1に戻り、CPU
31は、再び3つの表示位置24L〜24Rの図柄を1
図柄分コマ送りさせる。このようにして、6回分のコマ
送りが終了するまで、ステップE1〜E4の制御が繰り
返され(図5(b)〜(g)参照)、2回目、4回目、
6回目のコマ送り開始時に点灯タイミングA〜Cのいず
れかがセットされている場合には(ステップE2でYE
S)、CPU31は、上述のように、各回転ドラム13
L、13Rのバックライト26の4つの発光領域27を
全て瞬間的に白色に点灯させると同時に、ドット表示器
13CのLED素子のうち図柄を表示するために点灯し
ているもの以外のLED素子を瞬間的に白色に点灯させ
ることにより報知動作を行う(ステップE3)。
【0054】6回分のコマ送りが終了し、表示図柄配列
が一巡すると(ステップE4でYES)、CPU31
は、3つの表示位置24L〜24Rの図柄を一斉に再変
動させる(ステップE5、図5(h)参照)。点灯タイ
ミングDがセットされている場合には(ステップE6で
YES)、CPU31は、再変動中、上述のように、各
回転ドラム13L、13Rのバックライト26の4つの
発光領域27を、上側の発光領域から下側の発光領域に
向かって、虹色(赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍
色、紫色の7色)に順次切り替えることにより報知動作
を行う(ステップE7)。
【0055】再変動が開始してから所定時間が経過し
て、3つの表示位置24L〜24Rにほぼ同時に大当た
り図柄(最終停止図柄)が停止された時点で(図6のス
テップS10)、告知モードが終了する。本発明は、以
上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項
記載の範囲内において種々の変更が可能である。例え
ば、点灯タイミングは、2パターン以上であれば、タイ
ミングA〜Dの4パターンに限らず、各コマ送り開始時
(計6回)に点灯タイミングを設けるような構成であっ
てもよい。
【0056】上記実施形態では、報知のタイミングが遅
いほど3つの表示位置24L〜24Rに最終的に確率変
動図柄が停止される確率が高い旨を遊技者に告知する構
成について説明したが、例えば報知のタイミングが早い
ほど確率が高い旨を遊技者に告知するような構成であっ
てもよい。また、上記実施形態では、告知モードにより
確率変動モードに突入する確率を告知する構成について
説明したが、例えば各表示位置の変動時間を短縮する、
いわゆる時短モードなどの他の特別遊技モードに突入す
る確率を告知するような構成であってもよい。
【0057】さらに、上記実施形態では、大当たり図柄
が仮停止された後、再変動して確率変動図柄が最終的に
停止される確率を告知モードで告知する構成について説
明したが、例えば大当たり遊技以外に大入賞口18が1
回だけ開放される中当たり遊技を設けて、大当たり図柄
とは異なる中当たり図柄が仮停止された後、再変動して
大当たり図柄や確率変動図柄が最終的に停止される確率
を告知するような構成であってもよい。また、はずれ図
柄が仮停止された後、再変動して大当たり図柄や確率変
動図柄が最終的に停止される確率を告知するような構成
であってもよい。
【0058】告知モード中の報知は、遊技者が認識可能
なものであれば、所定のタイミングで回転ドラム13
L、13Rのバックライト26またはドット表示器13
CのLED素子を点灯させる構成に限らず、例えば所定
のタイミングでバックライト26やドット表示器13C
のLED素子を消灯させたり、大当たり抽選結果表示器
13の背景色を変えたり、図柄の色を変えたりするもの
であってもよいし、例えば音により報知を行う構成であ
ってもよい。また、正面扉3や遊技盤5に配設された遊
技の雰囲気を盛り上げるための遊技ランプ(図示せず)
が発光されるような構成であってもよい。
【0059】大当たり抽選結果表示器は、3つの表示位
置24L〜24Rを有する構成に限らず、4つ以上の表
示位置を有する構成であってもよい。大当たり抽選結果
表示器は、数字や文字を表示するものに限らず、絵柄な
どを表示するものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図
である。
【図2】遊技盤の構成を示す正面図である。
【図3】大当たり抽選結果表示器の構成を示す図であ
る。
【図4】このパチンコ機の電気的構成を示すブロック図
である。
【図5】告知モードが実行される場合の大当たり抽選結
果表示器の表示態様の流れを説明するための図である。
【図6】CPUによる制御の内容について説明するため
のフローチャートである。
【図7】報知パターン設定処理時のCPUによる制御の
内容について説明するためのフローチャートである。
【図8】告知モード中のCPUによる制御の内容につい
て説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
13 大当たり抽選結果表示器 24L〜24R 表示位置 31 CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開始信号に応じて大当たり抽選を行い、図
    柄表示部の複数の表示位置で変動する図柄を停止させ
    て、停止した図柄の組み合わせにより大当たり抽選の抽
    選結果を遊技者に知らせる遊技機であって、 大当たり抽選の抽選結果を遊技者に知らせるために上記
    複数の表示位置の図柄が最終的に停止されるまでの間
    に、複数の報知タイミングのうち少なくともいずれかの
    タイミングで所定の報知を行い、その報知タイミングに
    より抽選結果に関する情報を遊技者に告知するための告
    知制御手段を含むことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】上記告知制御手段は、上記複数の表示位置
    の図柄を視認可能な速度で変動させ、その変動している
    図柄の表示態様を上記複数の報知タイミングのうち少な
    くともいずれかのタイミングで変更するものであること
    を特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】上記告知制御手段は、遊技者に有利な特別
    遊技モードに突入する確率を遊技者に報知するものであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】上記特別遊技モードは、大当たり抽選の抽
    選結果が大当たりになる確率を予め定める高確率に変更
    する確率変動モードであることを特徴とする請求項3記
    載の遊技機。
  5. 【請求項5】上記告知制御手段は、報知タイミングが遅
    いほど、上記特別遊技モードに突入する確率が高い旨を
    遊技者に告知するものであることを特徴とする請求項3
    または4記載の遊技機。
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