JP2010094390A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストをかけずに、多彩な演出を可能とするパチンコ機を提供する。
【解決手段】パチンコ機は大入賞口を開閉するアタッカ30を備えている。アタッカ30の上側端部には、発光素子L〜L30が並べて配置されている。各発光素子L〜L30は、点灯制御部に接続されている。点灯制御部は、アタッカ30が閉じ位置から開き位置へ移動したときに発光素子L〜L30の移動経路上に「大当たり」の文字が表示されるように、アタッカ30が閉じ位置から開き位置へ移動する間、アタッカ30が所定量移動する毎に各発光素子L〜L30の点灯パターンを変化させる。アタッカ30に発光素子L〜L30を配列したので、発光素子を配列するための専用の移動部材を設ける場合と比較してコストを抑えることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場で用いられるパチンコ機に関するものである。
パチンコ機では、遊技者の発射操作に応じて遊技盤上に遊技球が打ち出される。遊技盤には、通常入賞口、始動入賞口、大入賞口などの各種入賞口が設けられており、遊技球がいずれかの入賞口に入賞すると、入賞した入賞口に対応付けされた個数の遊技球が賞球として払い出される。
また、始動入賞口に遊技球が入賞すると、当たり抽選が行われて当たりまたはハズレが決定される。当たり抽選の結果当たりとなると大入賞口を開閉するアタッカが開き位置へ移動されて大入賞口へ遊技球を入賞させることが可能となる。大入賞口は、通常入賞口や始動入賞口と比較して、入賞した際に払い出される賞球の個数が多く設定されており、大入賞口へ遊技球を入賞させることで遊技者は大量の賞球得ることができる。
パチンコ機では、当たりの種類を複数設け、当たりの種類に応じてアタッカの開閉態様を変化させている。アタッカの開閉態様としては、当たりとなった際にこれを報知するために、所定回数だけアタッカを開閉させるものや、当たりの種類によって、アタッカの開閉回数を異ならせるものなどが広く知られている。
ところで、パチンコ機の中には、下記非特許文献1に記載されているように、移動部材の移動方向とは垂直な方向に複数の発光素子を並べて配置し、移動部材の位置に応じて各発光素子の点灯制御を行って、発光素子の移動経路上に画像を形成することによって遊技を演出するものもある。こうすることによって、多彩な演出を行うことができる。
奥村遊機株式会社、"CR 大阪プロレス"、スイングライト、[online]、[2008年8月27日検索]、<URL:http://www.monako.co.jp/products/2007/details_op/index.html>
しかしながら、上記非特許文献1記載のパチンコ機では、多彩な演出が可能となるものの、発光素子を配置するための専用の移動部材を設けているためコストがかかってしまうといった問題があった。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、コストをかけずに、多彩な演出を可能とするパチンコ機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技盤上に打ち出された遊技球が入賞口に入賞した際に、賞球として所定個数の遊技球が払い出されるパチンコ機において、前記入賞口を開放する開き位置と、前記入賞口を閉じる閉じ位置との間で移動自在に設けられるとともに、移動方向とは略垂直な方向に複数の発光素子が並べて配置された開閉部材と、開閉部材を移動させる開閉制御手段と、開閉部材の移動に伴って発光素子の移動経路上に画像が形成されるように、開閉部材の移動に同期して発光素子の点灯制御を行う点灯制御手段とを備えたことを特徴としている。
前記開閉制御手段は、遊技状態が遊技者にとって有利な状態である期待度が高いほど前記開閉部材の移動速度を速くして、前記発光素子の移動経路上に形成される画像の視認度を高くするものでもよい。
また、前記入賞口は、遊技盤に形成された略矩形の開口からなる大入賞口であり、前記開閉部材は、矩形板状に形成され、下端部が前記大入賞口の入口の下端近傍に軸着されて回動自在に保持されたアタッカであり、前記発光素子は、前記アタッカの上端部に並べて配置されるものでもよい。
さらに、前記アタッカは、閉じ位置に移動された際に前記遊技盤と略面一となって前記大入賞口の前方を流下する遊技球を通過させるとともに、開き位置に移動された際に前記遊技盤と略垂直となって前記大入賞口の前方を流下する遊技球を前記大入賞口へ案内するものでもよい。
本発明によれば、発光素子の移動経路上に画像を形成することによって多彩な演出を行うことができる。また、発光素子を、入賞口を開閉する開閉部材に配置したので、発光素子を配置するための専用の移動部材を設ける場合と比較して、コストを抑えることができる。
図1に示すように、パチンコ機10は、前面扉12とパチンコ機本体14とから構成される。前面扉12は、透明なガラス窓16を有し、パチンコ機本体14の前面に回動自在に保持されている。パチンコ機本体14には、遊技球を発射する際に操作される発射ハンドル18、パチンコ機本体14から払い出された遊技球を受ける受け皿19が設けられている。
また、パチンコ機本体14には、前面扉12の背後に遊技盤20が配置されている。遊技盤20は、略円形の遊技領域22を備え、ガラス窓16を介して遊技領域22を視認できるようになっている。遊技領域22には、各種演出画像の表示や図柄の変動表示を行う液晶ディスプレイ24、始動入賞口26や大入賞口28などの入賞口、大入賞口28を開閉するアタッカ30が設けられている。
パチンコ機10では、発射ハンドル18が回動されると、これに応じて遊技領域22に遊技球が打ち出される。打ち出された遊技球が始動入賞口26に入賞すると、所定個数の遊技球が賞球として受け皿19に払い出される。また、遊技球が始動入賞口26に入賞すると、当たり抽選が実行されて、当たりまたはハズレが決定されるとともに、液晶ディスプレイ24において図柄の変動表示が開始される。そして、変動表示後に停止表示する図柄の組合せによって当たり抽選の結果が報知される。
当たり抽選の結果、当たりとなるとパチンコ機10は大当たりモードへと移行する。大当たりモードではアタッカ30が開閉されて大入賞口28へと遊技球を入賞させることが可能となる。大入賞口28は、遊技球が入賞した際に払い出される賞球の個数が始動入賞口26よりも多く設定されており、大当たりモードでは大量の賞球を得ることができる。
なお、大当たりモードの遊技態様としては各種態様が考えられ、適宜設定することができるが、本実施形態では、大当たりモードにおいて、所定個数(例えば、10個)の遊技球が大入賞口28へ入賞するか、所定時間(例えば、30秒)が経過することで終了するラウンドが所定回数(例えば、15回)繰り返される例で説明を行う。また、大当たりモードにおけるアタッカの開閉態様も各種態様が考えられ、適宜設定できるが、本実施形態では、各ラウンドの開始時に、所定回数(例えば、5回)アタッカを開閉させた後、このラウンドの終了までアタッカを継続して開放する例で説明を行う。
図2(A)、並びに、同図(B)に示すように、遊技盤20には、矩形の開口32が形成されており、この開口32が大入賞口28の入口となっている。アタッカ30は、開口32よりも僅かに小さい矩形の板状に形成されており、下側端部に沿って設けられた回転軸34が、開口32の下端近傍に軸着されて、図2(A)に示す閉じ位置と、同図(B)に示す開き位置との間で回動自在に保持されている。閉じ位置は、アタッカ30が遊技盤20の盤面と略面一となり、大入賞口28の前方を流下する遊技球を大入賞口28に入賞させることなく通過させる位置である。また、開き位置は、アタッカ30が遊技盤20の盤面と略垂直となり、大入賞口28の前方を流下する遊技球を大入賞口28へ向けて案内し、大入賞口28へ入賞させる位置である。
図3(A)、並びに、同図(B)に示すように、アタッカ30の背後にはソレノイド40が配置されている。ソレノイド40は、図3(A)に示すように、ソレノイド本体42から引き出された引き出し位置と、同図(B)に示すように、ソレノイド本体42の内部に引き込まれた引き込み位置との間で移動自在の駆動軸44を備えている。駆動軸44は、バネ46の付勢により引き出し位置へ向けて付勢されている。また、ソレノイド40には、開閉制御部(開閉制御手段)50が接続されており、ソレノイド40は、開閉制御部50から駆動電圧を印加されると、バネ46の付勢に抗して駆動軸44を引き込み位置へと移動させる。
駆動軸44の先端部44aには、溝44bが形成されている。また、アタッカ30には、駆動レバー30aが一体に形成されており、駆動レバー30aは、溝44bと係合されている。これにより、駆動軸44が引き出し位置に移動されると、駆動レバー30aが下方に移動し、アタッカ30が閉じ位置に移動する。また、駆動軸44が引き込み位置に移動されると、駆動レバー30aが上方に移動し、アタッカ30が開き位置に移動される。
図2(A)、並びに、同図(B)に戻り、アタッカ30の上側端部には、30個の発光素子L〜L30が並べて配置されている。発光素子L〜L30としては、例えば、LEDが使用される。また、各発光素子L〜L30は、上端面、及び、上端面と隣接した前面及び背面が露呈されており、各発光素子L〜L30が発光すると、発光した光が拡散されて、上端面、前面、背面のそれぞれから光が放射されるようになっている。これにより、遊技者は、アタッカ30の位置によらず各発光素子L〜L30が発光したことを視認できる。
図3(A)、並びに、同図(B)に示すように、各発光素子L〜L30は、点灯制御部(点灯制御手段)60に接続されている。各発光素子L〜L30は、例えば、アタッカ30の内部、及び、回転軸34を経由するように設けられた配線により点灯制御部60と接続され、アタッカ30の位置によらず常に点灯制御部60との接続が維持されるようになっている。そして、各発光素子L〜L30は、点灯制御部60により個別に点灯及び消灯が制御される。
点灯制御部60には、開閉制御部50が接続されており、開閉制御部50がソレノイド40に電圧を印加すると(アタッカ30が閉じ位置から開き位置へ向けて移動を開始すると)、この旨を示す信号が点灯制御部60に入力される。点灯制御部60は、アタッカ30の閉じ位置から開き位置へ向けての移動に同期して、各発光素子L〜L30の点灯制御を行う。
図4に示すように、点灯制御部60は、アタッカ30が閉じ位置から開き位置へ移動したときに各発光素子L〜L30の移動経路上に「大当たり」の文字が表示されるように、アタッカ30が閉じ位置から開き位置へ移動する間、アタッカ30が所定量移動する毎に各発光素子L〜L30の点灯パターンを変化させる。
具体的には、アタッカ30が閉じ位置へ向けて移動を開始してから、開き位置に到達するまでの所要時間を予め測定しておき、アタッカ30が開き位置へ向けて移動を開始してから、所要時間を複数等分した分割時間が経過する毎、すなわち、アタッカ30が所定量移動する毎に、各発光素子L〜L30の点灯パターンを変化させることによって、各発光素子L〜L30の移動経路上に「大当たり」の文字を視認させる。
例えば、所要時間が0.5秒であり、分割時間が所要時間を10等分した0.05秒であり、アタッカ30が閉じ位置へ向けて移動を開始した時点からの経過時間をtとした場合、図5に示すように、各発光素子L〜L30の点灯パターン(各発光素子L〜L30のうちいずれを点灯させるか)を、経過時間tに基づいて変化させることによって、各発光素子L〜L30の移動経路上に「大当たり」の文字を視認させることができる(図4参照)。
以下、上記構成による本発明の作用について、図6に示すフローチャートをもとに説明する。パチンコ機10では、発射ハンドル18を操作すると遊技盤20の盤面に遊技球が打ち出される。打ち出された遊技球が始動入賞口26に入賞すると当たり抽選が行われ、当たり抽選において当たりとなると、パチンコ機10が大当たりモードへと移行する。
大当たりモードでは、複数回のラウンドが繰り返され、各ラウンド中はアタッカ30が開放されて大入賞口28へ遊技球を入賞させることができる。また、各ラウンドの開始時には、アタッカ30が5回開閉される。アタッカ30の上端部には、発光素子L〜L30が並べて配置されており、アタッカ30が閉じ位置から開き位置に移動されると、この間発光素子L〜L30が所定パターンで点灯され、各発光素子L〜L30の移動経路上に「大当たり」の文字が表示される。
このように、パチンコ機10では、アタッカの上端部に発光素子を配列し、アタッカの開放に同期させて各発光素子の点灯を制御して各発光素子の移動経路上に文字が表示されるようにしたので、発光素子を配列するための専用の移動部材を設ける場合と比較してコストを抑えることができる。
また、パチンコ機10では、アタッカを閉じ位置に移動させると遊技盤面と略面一となるので、遊技盤上を流下する遊技球が発光素子に衝突し難くなる。これにより、遊技球の衝突による発光素子の破損や傷の発生を防止できる。なお、発光素子をアタッカの上端部に配列する例で説明をしたが、発光素子をアタッカの上端面(アタッカが遊技盤面と平行となったとき(アタッカが閉じ位置に移動された際)に上を向く面)に配列してもよい。こうすれば、アタッカが閉じ位置に移動されて遊技盤面と略面一となった際に、少なくとも発光素子の上面は大入賞口内に収められるので、遊技球が衝突することがない。これにより、遊技球の衝突による発光素子の破損や傷の発生をより確実に防止できる。
さらに、本発明は、入賞口を開閉する開閉部材に発光素子を配列し、開閉部材の移動に伴って発光素子の移動経路上に画像が形成されればよいので、細部の構成は上記実施形態に限定されることなく適宜変更できる。例えば、上記実施形態では、発光素子の移動経路上に「大当たり」の文字を形成する例で説明をしたが、これ以外の文字や画像を形成してもよい。また、当たりとして、前述したラウンドの継続数の異なる複数種類の当たりを設け、いずれの当たりとなったかを発光素子の移動経路上に形成する文字や画像によって報知してもよい。もちろん、発光素子の移動経路上にキャラクタ画像など演出用の画像を形成することによって、遊技を演出してもよい。
また、上記実施形態では、アタッカが閉じ位置から開き位置へ移動する間に発光素子の移動経路上に画像を形成する例で説明をしたが、アタッカが開き位置から閉じ位置へ移動する間に発光素子の移動経路上に画像を形成してもよい。この場合、アタッカが開き位置から閉じ位置へ到達するのに要する所要時間を予め測定しておき、アタッカが閉じ位置へ向けて移動を開始してから(ソレノイドへの電圧印加を停止してから)、所要時間を複数等分した分割時間が経過する毎に、各発光素子の点灯パターンを変化させればよい。
もちろん、アタッカが閉じ位置から開き位置へ移動する間と、開き位置から閉じ位置へ移動する間の両方で発光素子の移動経路上に画像を形成してもよい。また、アタッカが閉じ位置から開き位置へ移動する間に形成する画像と、開き位置から閉じ位置へ移動する間に形成する画像とを異ならせてもよい。さらに、所要時間を複数等分した時間を分割時間とする例、すなわち、各分割時間の長さが一定である例で説明をしたが、各分割時間の長さは一定である必要はなく、適宜設定できる。
また、上記実施形態では、アタッカが閉じ位置から開き位置(または、開き位置から閉じ位置)へ移動する際に要する所要時間を予め測定しておき、この所要時間を複数等分した分割時間が経過する毎に、各発光素子の点灯パターンを変化させる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。閉じ位置と開き位置との間に複数の分割地点を設定し、いずれの分割地点にアタッカが到達したかを、周知のロータリーエンコーダなどにより検知し、各分割時点に到達する毎に各発光素子の発光パターンを変化させて、発光素子の移動経路上に画像を形成してもよい。
さらに、上記実施形態では、バネによってアタッカを閉じ位置へ移動させ、ソレノイドによってアタッカを開き位置へ移動させる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、アタッカを開き位置へ移動させるソレノイドと、アタッカを閉じ位置へ向けて移動させるソレノイドとの2つのソレノイドを設け、バネを廃止してもよい。もちろん、アタッカを開き位置へ移動させる機能と、閉じ位置へ移動させる機能とを有するソレノイドを1つ設けることによってバネを廃止してもよい。
また、ソレノイドやバネによらず、モータやギアやカムなどからなる周知の駆動機構によってアタッカを開閉してもよい。なお、アタッカを、例えば、ステッピングモータにより開閉させる構成とした場合、ステッピングモータに供給した駆動パルスの個数に基づいてアタッカが閉じ位置と開き位置との間のいずれの地点(分割地点)に到達したかを検知できるので、ステッピングモータに供給した駆動パルス数に基づいてアタッカの位置を検知し、アタッカが各分割時点に到達する毎に各発光素子の発光パターンを変化させて、発光素子の移動経路上に画像を形成してもよい。
さらに、上記実施形態では、アタッカの開閉速度が一定である例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。アタッカの開閉速度を遊技状態に応じて変化させるとともに、アタッカが閉じ位置から開き位置へ(または、開き位置から閉じ位置へ)移動した際にアタッカの開閉速度によらず予め設定された画像が形成されるように、アタッカの開閉速度に応じて、発光素子の発光パターンを切り替えるタイミングを変化させてもよい。
この場合、遊技者にとって有利不利の異なる複数種類の当たりを設け、いずれの当たりとなったかによってアタッカの開閉速度を変化させたり、当たりへの期待度に応じて、アタッカの開閉速度を変化させればよい。当たりの種類によってアタッカの開閉速度を変化させる場合は、例えば、当たりとなったときに、当たりの種類を報知せずに、図7に示すように、当たりモードにおいて、当たりの種類に応じた速度でアタッカを開閉させるといったことが考えられる。
また、当たりへの期待度に応じて、アタッカの開閉速度を変化させる場合は、例えば、当たりである方がハズレであるよりもアタッカの開閉速度が速くなる確率が高くなるよう設定された抽選テーブルを設け、図8に示すように、当たり抽選が行われる毎にこの結果に基づいて抽選を行い、アタッカの開閉速度を決定する。そして、図柄の変動表示中、すなわち、当たり抽選の結果が報知される前に、所定回数(例えば、5回)だけ、決定された開閉速度でアタッカを開閉させるといったことが考えられる。なお、アタッカを開閉させるか否かを当たり抽選の結果や遊技状態に基づいて決定し、開閉させると決定された場合にのみアタッカの開閉速度を決定し、決定された速度でアタッカを開閉させてもよい。
アタッカの開閉速度が速くなるほど、1枚の画像を形成するときに要する時間が短縮されるため、遊技者はどのような画像が形成されたかをより認識し易くなる(画像の視認度が向上する)。このため、遊技状態に応じてアタッカの開閉速度を変化させることによって、発光素子の移動経路上に形成される画像の視認度により遊技状態を推測または報知できるといった新たな遊技性を提供できる。
なお、アタッカの開閉速度を変化させる機構は、周知の各種機構を用いることができるが、例えば、ソレノイドでアタッカを開閉させる場合は、ソレノイドを駆動する駆動電圧を複数段階に変化させるといったことが考えられる。また、ステッピングモータによりアタッカを開閉させる場合は、ステッピングモータに供給する駆動パルスの供給タイミングを複数段階に変化させるといったことが考えられる。さらに、ソレノイドやモータから供給される駆動力をギアやカムなどの伝達機構によりアタッカに伝達させるとともに、伝達機構においてギアの種類(ギア比)などを切り替えることによって、アタッカの開閉速度を変化させてもよい。
さらに、アタッカの開閉速度を変化させずに、発光素子の発光強度を変化させることによって発光素子の移動経路上に形成される画像の視認度を変化させてもよい。もちろん、アタッカの開閉速度と発光素子の発光強度の両方を変化させてもよい。なお、アタッカの開閉速度を速くした場合は、画像が薄く視認されてしまう傾向にあるため、アタッカの開閉速度を速くした場合は、これに合わせて、発光素子の発光強度を強くすることが好ましい。
また、上記実施形態では、大入賞口を開閉するアタッカに発光素子を配列する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、始動入賞口を開閉する電動チューリップなど、大入賞口以外の入賞口を開閉する開閉部材に発光素子を配列してもよい。
パチンコ機の外観を示す斜視図である。 アタッカにより大入賞口が開閉される様子を示す説明図である。 アタッカの開閉、及び、各発光素子の点灯制御を行う機構の構成図である。 発光素子の移動経路上に画像が形成される様子を示す説明図である。 アタッカが開き位置へ向けて移動を開始してからの経過時間と、発光素子の点灯パターンとの関係を示す説明図である。 発光素子の移動経路上に画像を形成する手順を示すフローチャートである。 当たりの種類に応じてアタッカの開閉速度を変化させる手順を示すフローチャートである。 当たり抽選の結果に基づいてアタッカの開閉速度を変化させる手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 パチンコ機
20 遊技盤
28 大入賞口
30 アタッカ
32 開口(大入賞口の入口)
40 ソレノイド
50 開閉制御部(開閉制御手段)
60 点灯制御部(点灯制御手段)
〜L30 発光素子

Claims (4)

  1. 遊技盤上に打ち出された遊技球が入賞口に入賞した際に、賞球として所定個数の遊技球が払い出されるパチンコ機において、
    前記入賞口を開放する開き位置と、前記入賞口を閉じる閉じ位置との間で移動自在に設けられるとともに、移動方向とは略垂直な方向に複数の発光素子が並べて配置された開閉部材と、
    開閉部材を移動させる開閉制御手段と、
    開閉部材の移動に伴って発光素子の移動経路上に画像が形成されるように、開閉部材の移動に同期して発光素子の点灯制御を行う点灯制御手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記開閉制御手段は、遊技状態が遊技者にとって有利な状態である期待度が高いほど前記開閉部材の移動速度を速くして、前記発光素子の移動経路上に形成される画像の視認度を高くすることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  3. 前記入賞口は、遊技盤に形成された略矩形の開口からなる大入賞口であり、
    前記開閉部材は、矩形板状に形成され、下端部が前記大入賞口の入口の下端近傍に軸着されて回動自在に保持されたアタッカであり、
    前記発光素子は、前記アタッカの上端部に並べて配置されることを特徴とする請求項1または2記載のパチンコ機。
  4. 前記アタッカは、閉じ位置に移動された際に前記遊技盤と略面一となって前記大入賞口の前方を流下する遊技球を通過させるとともに、開き位置に移動された際に前記遊技盤と略垂直となって前記大入賞口の前方を流下する遊技球を前記大入賞口へ案内することを特徴とする請求項3記載のパチンコ機。
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