JP2010088511A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が大当り遊技中に遊技履歴を見ることができ、しかも、大当り演出の効果を高めることができる、パチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】大当り抽選での各当選に関連する大当り履歴を含む遊技履歴の情報を記憶し、その遊技履歴の情報に基づいて、大当り遊技中に遊技履歴の一部又は全部を大当り遊技中遊技履歴として表示させる為の表示データを作成し、その表示データに基づいて、大当り遊技中に実行される大当り演出の一部として大当り遊技中遊技履歴を画像表示器に表示させる。
【選択図】 図14

Description

本発明はパチンコ遊技機に関し、特に、大当り遊技中に画像表示器に表示する大当り演出の一部として、大当り抽選での各当選に関連する大当り履歴を含む遊技履歴の一部又は全部を表示させることができるパチンコ遊技機に関するものである。
従来、主流のパチンコ遊技機では、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に大当り抽選が行われ、この大当り抽選で当選した場合に、大当り遊技として、大入賞口装置が作動して、通常は閉塞の大入賞口が複数ラウンド(例えば、15R)に亙って開閉される。各ラウンドは大入賞口を開放した後に規定数(例えば、10個)の遊技球の大入賞口への入賞又は規定時間(例えば、約30秒)の経過により大入賞口を閉塞して終了し、このラウンドを複数ラウンド継続させる開閉パターンとなるように大入賞口装置が制御される。
この種のパチンコ遊技機では、始動入賞口や大入賞口等と共に画像表示器が遊技盤に設けられ、この画像表示器には、大当り抽選演出が表示され、この大当り抽選演出では、演出図柄を用いて図柄変動や大当り抽選の結果が表示される。画像表示器には、例えば、演出図柄が3列で変動表示され、その後、変動停止した3列の停止図柄で大当り抽選の結果が表示され、大当り抽選で当選した場合に3列の停止図柄が同図柄で揃う当選図柄になり、大当り抽選で落選した場合に3列の停止図柄が同図柄で揃わない落選図柄になる。
大当り抽選で当選した場合、画像表示器では、当選図柄が表示される迄に、例えば、2列の停止図柄が同図柄で揃い且つ残り1列の演出図柄が変動中のリーチ状態になり、このリーチ状態において複数種類のリーチ演出の何れかが表示される。但し、大当り抽選で落選した場合、落選図柄が表示される迄にリーチ状態になる場合があり、このリーチ状態においても、前記同様の複数種類のリーチ演出の何れかが表示される。そして、大当り抽選で当選した場合、画像表示器には大当り遊技中に大当り演出が表示される。
また、主流のパチンコ遊技機は、大当り抽選で当選した場合に確変抽選が行われ、当該大当り遊技後の大当り抽選の当選確率を、確変抽選で落選した場合には低確率(例えば、1/300程度)に設定するが、確変抽選で当選した場合には、高確率(例えば、1/30程度)に設定する確変機能を搭載している。この確変機能を搭載したパチンコ遊技機では、大当り抽選で当選した場合、当選図柄として、確変抽選で当選した場合には確変当選図柄を表示し、確変抽選で落選した場合には通常当選図柄を表示するものが多い。
ところで、大当り抽選に伴う図柄が変動表示中でない場合、しかも、大当り遊技中でない場合に、遊技者が所定のボタン操作を行うことにより、大当り抽選での各当選に関連する大当り履歴として、各大当り抽選の当選から次の大当り抽選の当選間に行われた大当り抽選の回数(図柄の変動回数)や、各大当り抽選の当選時に行われたリーチ演出の種類等を、遊技盤に設けられた画像表示器に表示させるパチンコ遊技機が公知である。
特許文献1に記載のパチンコ遊技機では、遊技盤に第1表示器が設けられ、貯留皿に第2表示器と表示切換えボタンが設けられ、第1表示器に大当り抽選演出が表示され、第2表示器に大当り履歴が表示される。遊技者が表示切換えボタンを操作すると、図柄が変動表示中でない場合、しかも、大当り遊技中でない場合にのみ、第1表示器に大当り履歴を表示させることができる。
特開2008−104807号公報
大当り抽選で当選した場合に大当り遊技を行うパチンコ遊技機では、遊技盤に設けられた画像表示器に、大当り遊技中に大当り演出が表示されるが、その大当り演出は、大当り履歴には関係のない表示内容となり、いつ実行されても間違いのない表示内容で大当り遊技を演出できるように、その全てが予め設定されたもので、一部が大当り履歴に応じて変化するものでもないため、大当り演出の効果を高めるのに限界がある。
一方、遊技者が所定のボタン操作を行うことにより、遊技盤に設けられた画像表示器に大当り履歴を表示させるパチンコ遊技機が存在するが、大当り遊技中、つまり、大当り演出が画像表示器に表示されている場合、この大当り演出の表示が優先され、大当り履歴の表示は不可能になるため、遊技者が大当り遊技中に画像表示器で大当り履歴を見ることができず、故に、大当り演出の効果を高めることもできない。尚、特許文献1に記載のパチンコ遊技機でも、大当り遊技中には、遊技者が表示切換えボタンを操作しても、遊技盤に設けられた第1表示器に大当り履歴を表示させることはできない。
本発明の目的は、大当り遊技中に画像表示器に表示する大当り演出の一部として、大当り抽選での各当選に関連する大当り履歴を含む遊技履歴の一部又は全部を表示させて、遊技者が大当り遊技中に遊技履歴を見ることができ、しかも、大当り演出の効果を高めることができる、パチンコ遊技機を提供することである。
本発明のパチンコ遊技機は、遊技盤に設けられた始動入賞口と、遊技盤に設けられた大入賞口を開閉する大入賞口装置と、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に大当り抽選を行うとともに、この大当り抽選で当選した場合に大当り遊技として大入賞口を開閉させるように大入賞口装置を制御するメイン制御装置と、遊技盤に設けられた画像表示器と、大当り遊技中に画像表示器に大当り演出を表示させる演出制御装置とを備えている。
請求項1の発明は、前記演出制御装置は、前記大当り抽選での各当選に関連する大当り履歴を含む遊技履歴の情報を記憶する遊技履歴記憶手段と、前記遊技履歴記憶手段に記憶された情報に基づいて、大当り遊技中に前記遊技履歴の一部又は全部を大当り遊技中遊技履歴として表示させる為の表示データを作成する遊技履歴表示データ作成手段と、前記遊技履歴表示データ作成手段で作成された表示データに基づいて、前記大当り遊技中に実行される大当り演出の一部として前記大当り遊技中遊技履歴を画像表示器に表示させる遊技履歴表示制御手段とを備えたことを特徴としている。
ここで、請求項1の従属請求項として次の構成を採用可能である。
前記遊技履歴表示データ作成手段は、最新の大当り遊技における大当り履歴を含む大当り遊技中遊技履歴を表示させる為の表示データを作成する(請求項2)。前記大当り履歴は、各大当り抽選の当選から次の大当り抽選の当選間に行われた大当り抽選の回数と、各大当り抽選の当選時に行われたリーチ演出の種類とを含む(請求項3)。前記メイン制御装置は、大当り抽選の当選時に確変抽選を行うとともに、大当り抽選の当選確率を確変抽選で落選した場合に所定の低確率に設定し且つ確変抽選で当選した場合に前記低確率よりも高い高確率に設定するように構成され、前記大当り履歴は、前記確変抽選の結果を含む(請求項4)。
前記遊技履歴表示制御手段は、前記大当り遊技中遊技履歴を表現する文章を画像表示器に表示させる(請求項5)。前記遊技履歴表示データ作成手段は、前記遊技履歴記憶手段に記憶された情報に基づいて、前記大当り遊技中遊技履歴を表現する文章を作成する文章作成手段を有する(請求項6)。前記文章は、文章ベースと複数の履歴文章部から構成され、前記文章作成手段は、文章ベースデータと複数種類の履歴文章部データを記憶した文章データ記憶手段とを有するとともに、画像表示器に表示させる文章のデータを、文章ベースデータと前記大当り遊技中遊技履歴に応じて選択された複数の履歴文章部データとを組合わせて作成する(請求項7)。
請求項1のパチンコ遊技機によれば、演出制御装置に、大当り抽選での各当選に関連する大当り履歴を含む遊技履歴の情報を記憶する遊技履歴記憶手段、遊技履歴記憶手段に記憶された情報に基づいて、大当り遊技中に遊技履歴の一部又は全部を大当り遊技中遊技履歴として表示させる為の表示データを作成する遊技履歴表示データ作成手段、遊技履歴表示データ作成手段で作成された表示データに基づいて、大当り遊技中に実行される大当り演出の一部として大当り遊技中遊技履歴を画像表示器に表示させる遊技履歴表示制御手段を設けたので、大当り遊技中に、画像表示器に大当り遊技中遊技履歴を表示させて、遊技者が遊技履歴を見ることができ、しかも、遊技履歴は全体的に逐次最新のものに更新されていくが、大当り演出の一部として、この遊技履歴を組込んで表示させることができるので、大当り演出の効果を高めることができる。
請求項2のパチンコ遊技機によれば、遊技履歴表示データ作成手段は、最新の大当り遊技における大当り履歴を含む大当り遊技中遊技履歴を表示させる為の表示データを作成するので、遊技者は現在の大当り遊技中にその大当り遊技における大当り履歴を見ることができ、故に、現在の大当り遊技に関する分析を行ったり優越感を得たりすることもでき、大当り演出の効果を大きく高めることができる。
請求項3のパチンコ遊技機によれば、大当り履歴は、各大当り抽選の当選から次の大当り抽選の当選間に行われた大当り抽選の回数と、各大当り抽選の当選時に行われたリーチ演出の種類とを含むので、大当り遊技中、この大当り抽選の回数とリーチ演出の種類を画像表示器に表示させることで、遊技者が大当り履歴を詳細に知ることができ、大当り履歴の分析も行い易くなる。
請求項4のパチンコ遊技機によれば、メイン制御装置は、大当り抽選の当選時に確変抽選を行うとともに、大当り抽選の当選確率を確変抽選で落選した場合に所定の低確率に設定し且つ確変抽選で当選した場合に前記低確率よりも高い高確率に設定するように構成され、大当り履歴は、確変抽選の結果を含むので、大当り遊技中、この確変抽選の結果を大当り抽選の回数とリーチ演出の種類と共に画像表示器に表示させることで、遊技者が大当り履歴をより詳細に知ることができ、大当り履歴の分析も行い易くなる。
請求項5のパチンコ遊技機によれば、遊技履歴表示制御手段は、大当り遊技中遊技履歴を表現する文章を画像表示器に表示させるので、大当り遊技中遊技履歴を、文章でもって、誰かが感情移入した表現にしたり、また、面白おかしくした表現にしたりして、遊技者に伝えることができ、こうして、大当り演出の効果を一層高めることができる。
請求項6のパチンコ遊技機によれば、遊技履歴表示データ作成手段は、遊技履歴記憶手段に記憶された情報に基づいて、大当り遊技中遊技履歴を表現する文章を作成する文章作成手段を有するので、大当り遊技中遊技履歴を文章で確実に表現して、遊技者に伝えることができる。
請求項7のパチンコ遊技機によれば、文章は、文章ベースと複数の履歴文章部から構成され、文章作成手段は、文章ベースデータと複数種類の履歴文章部データを記憶した文章データ記憶手段とを有するとともに、画像表示器に表示させる文章のデータを、文章ベースデータと前記大当り遊技中遊技履歴に応じて選択された複数の履歴文章部データとを組合わせて作成するので、大当り遊技中遊技履歴を表現する文章を表示させるために、この文章のデータを簡単に確実に作成することができる。
本発明のパチンコ遊技機は、遊技盤に設けられた始動入賞口と、遊技盤に設けられた大入賞口を開閉する大入賞口装置と、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に大当り抽選を行うとともに、この大当り抽選で当選した場合に大当り遊技として大入賞口を開閉させるように大入賞口装置を制御するメイン制御装置と、遊技盤に設けられた画像表示器と、大当り遊技中に画像表示器に大当り演出を表示させる演出制御装置とを備えたパチンコ遊技機に適用されるものである。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールに取付けられる外枠に開閉枠2が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉枠2には遊技盤4が装着され、その遊技盤4の前面側に遊技領域5が形成されている。開閉扉3には窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着され、その透明板3bにより遊技領域5の前側が覆われている。
開閉扉3の窓3aの下側に、遊技球を貯留する貯留皿6と、遊技者が操作する発射ハンドル7が装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿6から発射位置に導入された遊技球が発射され、ここで、貯留皿6に複数の遊技球が存在する場合には、例えば、複数の遊技球が約0.6秒間隔で連続発射される。発射された遊技球は、ガイドレール8で案内されて遊技領域5の上部に投入される。
図2、図3に示すように、遊技盤4には、多数の障害釘10、始動入賞口装置11、ゲート12、大入賞口装置13、普通入賞口15、画像表示器16、センタ役物17が遊技領域5に装着され、遊技領域5外に遊技表示盤18が装着され、遊技盤4の裏面側に制御装置20が装着されている。
始動入賞口装置11は、センタ役物17の下側に配置され、所謂電チューを含む構成で、上始動入賞口11a、下始動入賞口11b、下始動入賞口11bを開閉する開閉部材11c、始動入賞口11a,11bに入賞した遊技球を検出する始動口SW11d、開閉部材11cを開閉駆動する電チューソレノイド11eを有する。開閉部材11cは、左右対称の2つの短い羽根部材が盤面直角方向の軸回りに動作するように構成され、閉塞位置で下始動入賞口11bへの遊技球の入賞を不可能にし、開放位置で下始動入賞口11bへの遊技球の入賞を可能にする。図2の開閉部材11cは閉塞位置にある。
ゲート12はセンタ役物17の左側に配置され、このゲート12を通過した遊技球を検出するゲートSW12aが付設されている。ゲート12を遊技球が通過することを契機に行われる当り抽選で当選した場合に、補助遊技が発生し、始動入賞口装置11が作動して、通常は閉塞の下始動入賞口11bが開閉するように開閉部材11cを動作させる。
大入賞口装置13は、始動入賞口装置11の下側に配置され、大入賞口13a、大入賞口13aを開閉する開閉部材13b、大入賞口13aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW13c、開閉部材13bを開閉駆動する大入賞口ソレノイド13dを有する。開閉部材13bは、盤面平行方向の軸回りに動作するように構成され、閉塞位置で大入賞口13aへの遊技球の入賞を不可能にし、開放位置で大入賞口13aへの遊技球の入賞を可能にする。図2の開閉部材13bは開放位置にある。
始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に行われる大当り抽選で当選した場合に、大当り遊技が発生し、大入賞口装置13が作動して、通常は閉塞の大入賞口13aが開閉するように開閉部材13bを動作させる。普通入賞口15は複数設けられ、この普通入賞口15に入賞した遊技球を検出する普通入賞口SW15aが付設されている。
画像表示器16は、液晶ディスプレイからなり、センタ役物17に大きく配置されている。この画像表示器16には、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に大当り抽選演出が表示され、その大当り抽選演出では、例えば、演出図柄を用いて図柄変動や大当り抽選の結果が表示され、また、大当り遊技中には大当り演出が表示される。センタ役物17には、画像表示器16の他に種々の電飾も設けられている。
遊技表示盤18は、遊技領域5の下部右側に前方へ向けて配置され、7セグメントの特別図柄表示器18a、○×で表示する普通図柄表示器18b、4つの特別図柄保留ランプ18c、4つの普通図柄保留ランプ18dを備え、これら表示器18a〜18dはLEDを発光源としている。特別図柄表示器18aでは、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に行われる大当り抽選の結果が変動表示後に表示され、普通図柄表示器18bでは、ゲート12を遊技球が通過することを契機に行われる抽選の結果が変動表示後に表示される。
特別図柄表示器18aの変動表示中に、始動入賞口11a,11bに入賞した遊技球の数であって、特別図柄表示器18aの変動に供しない(後で大当り抽選の結果が得られる)特別図柄の保留数が最大で4つまで保留され、特別図柄保留ランプ18cには、その特別図柄の保留数が表示される。同様に、普通図柄表示器18bの変動表示中に、ゲート12を通過した遊技球の数であって、普通図柄表示器18bの変動に供しない(後で当り抽選の結果が得られる)普通図柄の保留数が最大で4つまで保留され、普通図柄保留ランプ18dには、その普通図柄の保留数が表示される。
発射ハンドル7を回動操作することで、発射され遊技領域5の上部に投入された遊技球は、複数の障害釘10に当たって方向を変えながら落下して、入賞口11a,11b,13a,15の何れかに入賞した場合、そこから遊技領域5外へ排出され、入賞口11a,11b,13a,15の何れにも入賞しなかった場合には、最終的に、遊技領域5の下端部に形成されたアウト口19から遊技領域5外へ排出される。
図3に示すように、制御装置20は、メイン制御装置21とサブ制御装置25とで構成されている。メイン制御装置21は、メイン制御基板22にCPUとROMとRAMを備えて構成され、サブ制御装置25は、払出制御基板26、演出制御基板27、画像制御基板28、ランプ制御基板29を備え、この複数の制御基板26〜29は夫々CPUとROMとRAMを備えて構成されている。
メイン制御基板22が、始動口SW11d、ゲートSW12a、大入賞口SW13c、普通入賞口SW15aから検出信号を受けて、また、払出制御基板26から制御情報を受けて、電チューソレノイド11e、大入賞口ソレノイド13d、特別図柄表示器18a、普通図柄表示器18b、特別図柄保留ランプ18c、普通図柄保留ランプ18dを制御する。
メイン制御装置21は、始動入賞口11a,11bへの遊技球の入賞を契機に大当り抽選を行い、この大当り抽選で当選した場合に大当り遊技として大入賞口13aを所定の開閉パターンで開閉させるように大入賞口装置13を制御し、また、大当り抽選で当選した場合に確変抽選を行い、大当り抽選の当選確率を確変抽選で落選した場合に所定の低確率(例えば、約1/300)に設定し且つ確変抽選で当選した場合に低確率よりも高い高確率(例えば、約1/30)に設定するように構成されている。
払出制御基板26は、メイン制御基板22から制御情報を受けて、払出駆動モータ30を制御し、入賞口11a,11b,13a,15への遊技球の入賞1個について、入賞口11a,11b,13a,15毎に設定された数の遊技球を貯留皿6に払い出す。演出制御基板27は、メイン制御基板22から制御情報を受けて、また、演出ボタン31から入力信号を受けて、画像制御基板28とランプ制御基板29に夫々制御情報を出力する。
画像制御基板28は、演出制御基板27から制御情報を受けて、画像表示器16とスピーカ32を制御する。ランプ制御基板29は、演出制御基板27から制御情報を受けて、主に画像制御基板28による制御に同期させて、枠ランプ33と盤ランプ34と可動役物35を制御する。例えば、スピーカ32と枠ランプ33は開閉扉3に設けられ、盤ランプ34と可動役物35は遊技盤4に設けられている。
ここで、サブ制御装置25(演出制御基板27と画像制御基板28)が、大当り遊技中に画像表示器16に大当り演出を表示させる演出制御装置に相当し、大当り抽選での各当選に関連する大当り履歴を含む遊技履歴の情報をRAM(遊技履歴記憶手段)に記憶し、このRAMに記憶された情報に基づいて、大当り遊技中に遊技履歴の一部又は全部を大当り遊技中遊技履歴として表示させる為の表示データを作成する遊技履歴表示データ作成機能(遊技履歴表示データ作成手段)と、この遊技履歴表示データ作成機能で作成された表示データに基づいて、大当り遊技中に実行される大当り演出の一部として大当り遊技中遊技履歴を画像表示器16に表示させる遊技履歴表示制御機能(遊技履歴表示制御手段)とを備えている。
次に、図4〜図11に基づいてメイン制御装置21が実行する処理・制御について説明し、その後、図12〜図21に基づいてサブ制御装置25(演出制御基板27、画像制御基板28)が実行する処理・制御について説明する。
先ず、図4に示すように、メイン制御装置21のメイン処理では、乱数更新処理(S1)、始動口SW処理(S2)、ゲートSW処理(S3)、特別図柄処理(S4)、普通図柄処理(S5)、大入賞口処理(S6)、電チュー処理(S7)、賞球処理(S8)、出力処理(S9)が順次実行され、その後、S10の初期値乱数の更新とS11の変動パターン乱数の更新が繰り返し実行され、S1〜S9の処理については微小時間間隔毎の割込み処理にて実行される。
図5に示すように、図4のS2の始動口SW処理では、始動口SW11dがONになった場合(S20;Yes )、特別図柄の保留数Uが4未満の場合に(S21;Yes )、保留数UがU+1にインクリメントされ(S22)、大当り乱数、大当り図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数が取得格納され(S23)、リターンする。前記各乱数は図4のS1の乱数更新処理において所定範囲内において更新され、S23では始動口SW11dがONになった時に発生している乱数が取得格納される。
図6に示すように、図4のS4の特別図柄処理では、大当り中でない場合(S30;No)、特別図柄が変動中でない場合に(S31;No)、更に、特別図柄の保留数Uが1以上の場合に(S32;Yes )、保留数UがU−1にディクリメントされ(S33)、大当り判定処理(S34)が実行される。
図7に示すように、図6のS34の大当り判定処理では、図5のS23で取得格納された最も古い大当り乱数の判定が行われ(S50)、図10に示すように、その大当り乱数が、通常遊技状態の場合には1/300の割合で大当り特定乱数(例えば、「3」)と一致すると、確変遊技状態の場合には1/30の割合で大当り特定乱数(例えば、「3」、「7」、「37」・・)と一致すると、大当りと判定され、また、小当り特定乱数(例えば、「0」、「50」、「100」・・)と一致すると、小当りと判定される。
そして、大当りの場合(S51;Yes )、図5のS23で取得格納された最も古い大当り図柄乱数の判定が行われ(S52)、図11に示すように、その大当り図柄乱数が、例えば、4/10の割合で「4」〜「7」の何れかと一致した場合(S53;Yes )、確変図柄Aがセットされ(S54)、2/10の割合で「8」〜「9」の何れかと一致した場合(S53;No、S55;Yes )、確変図柄Bがセットされ(S56)、4/10の割合で「0」〜「3」の何れかと一致した場合(S53;No、S55;No)、通常図柄がセットされ(S57)、リターンする。
一方、S51;No、つまり、大当りでない場合、大当り図柄乱数に基づいて、小当りの場合には(S58;Yes )、小当り図柄がセットされ(S59)、小当りでない場合には(S58;No)、ハズレ図柄がセットされ(S60)、リターンする。ここで、S23、S52等が確変抽選に相当し、通常図柄が選択されると、確変抽選で落選して、当該大当り遊技後に通常遊技状態が設定されて、大当り抽選の当選確率が低確率の1/300になり、確変図柄A又は確変図柄Bが選択されると、確変抽選で当選して、当該大当り遊技後に確変遊技状態が設定されて、大当り抽選の当選確率が高確率の1/30になる。
図6に示すように、S34の大当り判定処理の後、変動パターン選択処理(S35)が実行されて、図5のS23で取得格納された大当り乱数、大当り図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数等に基づいて変動パターン(変動時間)が選択され、次に、S35で選択された変動パターンとS34でセットされた図柄と遊技状態の情報を含む変動開始コマンドがセットされ(S36)、続いて、特別図柄表示器18aで特別図柄の変動が開始され(S37)、その変動時間の計測が開始され(S38)、リターンする。尚、S36でセットされたコマンド、また、後の説明でセットされるコマンドは、図4のS9の出力処理において、サブ制御装置25に出力される。
一方、S31;Yes 、つまり、特別図柄が変動中の場合、S38から計測開始された変動時間が所定時間に達して、変動時間終了の場合には(S39;Yes )、変動停止コマンドがセットされ(S40)、特別図柄表示器18aで特別図柄が変動停止されて(S41)、図7のS54、S56、S57でセットされた図柄が抽選結果として表示され、変動時間がリセットされ(S42)、停止中処理(S43)が実行されて、リターンする。
図8に示すように、図4のS6の大入賞口処理では、大当たり中の場合(S80;Yes )、大当たりの最初に大入賞口13aが開放する前のオープニング中の場合に(S81;Yes )、そのオープニング時間が経過した場合(S82;Yes )、S83へ移行する。S82;Noの場合、つまり、オープニング時間が経過していない場合には、リターンする。一方、S81;No、つまり、オープニング中でない場合、図9に示すように、大入賞口13aが開放中でない場合に(S95;No)、大当たりの最後に大入賞口13aが閉塞した後のエンディング中でない場合(S96;No)、更に、ラウンド間のインターバル時間が経過した場合(S97;Yes )、S83へ移行する。
図8に示すように、S83では、RがR+1にインクリメントされる。このRは大当たり開始時には0にリセットされている。その後、大入賞口13aが開放され(S84)、次に、S85において、大入賞口13aの開放時から規定時間経過した否か判定され、S85;Noの場合、S86において、このRで入賞した遊技球数Cが規定入賞数の9個であるか否か判定され、S86;Noの場合、リターンする。S85とS86の何れかが肯定判定された場合(S85;Yes 又はS86;Yes )、開放している大入賞口13aが閉塞される(S87)。
次に、現在のR(S83で更新されたR)が最大Rであるか否か判定され(S88)、S88;Noの場合、リターンし、S88;Yes の場合、Rが0にリセットされ(S89)、エンディングが開始され(S90)、S91へ移行する。一方、エンディング中の場合(S81;No、図9のS95;No、図9のS96;Yes )にも、S91へ移行する。S91では、エンディング時間が経過した否か判定され、S91;Noの場合、リターンし、S91;Yes の場合、大当たりが終了して(S92)、リターンする。一方、S80;Noの場合、小当たり中でない場合(S93;No)、リターンし、小当たり中の場合(S93;Yes )、小当たり処理(S94)が実行され、リターンする。
次に、サブ制御装置25(演出制御基板27、画像制御基板28)が実行する処理・制御について説明する。ここで、演出制御基板27(又は画像制御基板28)のRAMには、図15に示すように、遊技履歴として、図柄の総変動回数(つまり、大当り抽選の総回数)、最新の大当りからの図柄の変動回数(つまり、最新の大当り抽選の当選からの大当り抽選の回数)、大当り回数、確変回数、大当り履歴の情報が記憶されている。この遊技履歴の情報は、電源投入時、或いは、電源投入時のRAMクリア処理によってリセットされる。尚、大当り履歴は大当り回数が0のときには存在してない。
図16に示すように、大当り履歴は、例えば、第1大当り履歴、第2大当り履歴・・・、第N(最新の)大当り履歴のように、大当り毎に区分され、大当り発生の度にその大当りに対応する1つ大当り履歴が追加される。各大当りに対応する大当り履歴は、前回の大当りから今回の大当り迄の図柄の変動回数、当選図柄の種類、リーチ演出の種類、大当り継続回数からなる。即ち、大当り履歴は、各大当り抽選の当選から次の大当り抽選の当選間に行われた大当り抽選の回数(図16に示す変動回数)、各大当り抽選の当選時に行われたリーチ演出の種類、確変抽選の結果(図16に示す当選図柄の種類)を含んでいる。
さて、図12に示すように、サブ制御装置25の遊技履歴更新処理では、先ず、メイン制御装置21から例えば変動開始コマンドを受けて、図柄変動開始となった場合(S101;Yes )、図柄の変動回数AがA+1にインクリメントされ(S102)、最新の大当りからの図柄の変動回数BがB+1にインクリメントされる(S103)。次に、メイン制御装置21から例えば変動停止コマンドを受けて、図柄変動停止となった場合(S104;Yes )、例えばメイン制御装置21から受けた変動開始コマンドの停止図柄の情報に基づいて、大当りでない場合は(S105;No)、リターンする。
一方、大当りの場合は(S105;Yes )、大当り回数CがC+1にインクリメントされ(S106)、次に、例えば前記停止図柄の情報に基づいて、確変の場合(S107;Yes )、つまり、確変抽選で当選した場合には、確変回数DがD+1にインクリメントされる(S108)。S108の後、又は、S107;Noの場合、第N(=C)の大当り履歴を作成する大当り履歴作成処理(S109)が実行され、リターンする。
図13に示すように、S109の大当り履歴作成処理では、先ず、前回大当りから今回大当り迄の図柄の変動回数E(=B)が記憶され(S110)、当選図柄(例えば、画像表示器16に停止表示された演出図柄)の種類が記憶され(S112)、リーチ演出の種類が記憶される(S112)。ここで、実行されるリーチ演出は、図17に示す予め設定された複数種類のリーチ演出(第1リーチ演出、第2リーチ演出、第3リーチ演出・・・、第Mリーチ演出)の中から、例えばメイン制御装置21から受けた変動開始コマンドの変動パターン(変動時間)の情報に基づいて択一的に選択される。
次に、大当り連続性が有るか否か判定され(S113)、ここで、今回の大当りが確変遊技状態又は時短遊技状態で発生した場合、大当り連続性有りと判定される。そして、大当り連続性が有る場合(S113;Yes )、前回の大当りの大当り継続回数Fが取得され(S114)、大当り継続回数FがF+1にインクリメントされ(S115)、一方、大当り連続性が無い場合(S113;No)、大当り継続回数Fが1にセットされる(S116)。その後、S115又はS116で設定された大当り継続回数Fが記憶され(S117)、リターンする。
次に、図14に示すサブ制御装置25の遊技履歴表示処理について説明する。
ここで、画像制御基板28のROM等の表示データ記憶部(文章データ記憶手段を含む)には、図18に示すように、大当り演出表示データ、遊技履歴表ベース表示データ、遊技履歴文章表示データ、履歴対応絵表示データが記憶され、遊技履歴文章表示データとして、文章ベースデータ、複数種類の履歴文章部データ(履歴文章部データa-1、履歴文章部データa-2・・・、履歴文章部データd-1、履歴文章部データd-2・・・)が記憶され、履歴対応絵表示データとして、複数種類の履歴対応絵データ(履歴対応絵データI、履歴対応絵データII・・・)が記憶されている。
図14に示すように、サブ制御装置25の遊技履歴表示処理では、大当りの場合(S120;Yes )、今回及び過去4回の大当りに対応する5つの大当り履歴の情報が取得され(S121)、大当り遊技中遊技履歴表示データが作成され(S122)、複数の履歴文章部データが選択され(S123)、遊技履歴文章のデータが作成される(S124)。
次に、大当り遊技の1R実行中の場合(S125;Yes )、例えば、図19に示す遊技履歴表が、S122で作成された表示データに基づいて、RAMに記憶された遊技履歴の一部を有する大当り遊技中遊技履歴として画像表示器16に表示され(S126)、S122では、この遊技履歴表を表示させる為の大当り遊技中遊技履歴表示データが、遊技履歴表ベース表示データとS121で取得された大当り履歴の情報に基づいて作成される。
次に、大当り遊技の2R実行中の場合(S127;Yes )、前記遊技履歴表に代えて、遊技履歴文章と履歴対応絵が、S124で作成された文章のデータに基づいて、画像表示器16に表示され(S128)、この表示は2R終了時に終了し、リターンする。ここで、遊技履歴文章は、大当り遊技中遊技履歴を表現する文章であり、例えば、図20に示すように、文章ベース(斜線で示す)と、複数の履歴文章部(履歴文章部a〜d)から構成されている。
図18のROM等に記憶された複数種類の履歴文章部データa-1、a-2・・・、d-1、d-2・・・は、複数の履歴文章部a〜dの各々に複数ずつ対応しており、S124では、RAMに記憶された(S121で取得された)遊技履歴の情報に基づいて、文章ベースデータとS123で選択された複数の履歴文章部データとを組合わせて、遊技履歴文章のデータが作成される。また、表示される履歴対応絵については、遊技履歴文章を適切に表す履歴対応絵を表示させる為の履歴対応絵データが、図18の複数の履歴対応絵データから選択される。
図21に示すように、画像表示器16には、具体的に図示の遊技履歴文章が表示され、この遊技履歴文章のうち仮想線で囲んだ所が履歴文章部となり、この履歴文章部が遊技履歴に応じて可変に選択されることになる。この遊技履歴文章を表示した左側の枠で囲んだ領域が、履歴対応絵を表示させる絵表示領域16aである。
以上説明したパチンコ遊技機1の作用・効果について説明する。
サブ制御装置25において、大当り抽選での各当選に関連する大当り履歴を含む遊技履歴の情報を記憶し、その遊技履歴の情報に基づいて、大当り遊技中に遊技履歴の一部を大当り遊技中遊技履歴として表示させる為の表示データを作成し、その表示データに基づいて、大当り遊技中に実行される大当り演出の一部として大当り遊技中遊技履歴を画像表示器16に表示させるので、大当り遊技中に、画像表示器16に大当り遊技中遊技履歴を表示させて、遊技者が遊技履歴を見ることができ、しかも、遊技履歴は全体的に逐次最新のものに更新されていくが、大当り演出の一部として、この遊技履歴を組込んで表示させることができるので、大当り演出の効果を高めることができる。
しかも、最新の大当り遊技における大当り履歴を含む大当り遊技中遊技履歴を表示させる為の表示データを作成するので、遊技者は現在の大当り遊技中にその大当り遊技における大当り履歴を見ることができ、故に、現在の大当り遊技に関する分析を行ったり優越感を得たりすることもでき、大当り演出の効果を大きく高めることができる。
また、大当り履歴は、各大当り抽選の当選から次の大当り抽選の当選間に行われた大当り抽選の回数と、各大当り抽選の当選時に行われたリーチ演出の種類と、確変抽選の結果を含むので、大当り遊技中、この大当り抽選の回数とリーチ演出の種類と確変抽選の結果を画像表示器16に表示させることで、遊技者が大当り履歴を詳細に知ることができ、大当り履歴の分析も行い易くなる。
更に、大当り遊技中遊技履歴を表現する遊技履歴文章を画像表示器に表示させるので、大当り遊技中遊技履歴を、遊技履歴文章でもって、誰かが感情移入した表現にしたり、また、面白おかしくした表現にしたりして、遊技者に伝えることができ、こうして、大当り演出の効果を一層高めることができる。この場合、遊技履歴の情報に基づいて、大当り遊技中遊技履歴を表現する遊技履歴文章を作成するので、大当り遊技中遊技履歴を遊技履歴文章で確実に表現して、遊技者に伝えることができる。
しかも、遊技履歴文章は、文章ベースと複数の履歴文章部から構成され、文章ベースデータと複数種類の履歴文章部データを記憶し、画像表示器16に表示させる遊技履歴文章のデータを、文章ベースデータと大当り遊技中遊技履歴に応じて選択された複数の履歴文章部データとを組合わせて作成するので、大当り遊技中遊技履歴を表現する遊技履歴文章を表示させるために、この遊技履歴文章のデータを簡単に確実に作成することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1)大当り演出の一部として、遊技履歴文章の表示を省略、遊技履歴表のみを表示させてもよい。逆に、遊技履歴文章のみを大当り遊技中遊技履歴として表示させ、遊技履歴表の表示を省略してもよい。
2)大当り遊技中、大当り遊技中遊技履歴(遊技履歴表、遊技履歴文章)を表示させるタイミングについては、前記実施例のように1R、2Rに限定されず、その他のラウンドで、また、複数ラウンドに亙って表示させてもよい。
3)大当り遊技中遊技履歴として、その他の遊技履歴(例えば、図柄の総変動数、大当り回数、確変回数等)を表示させてもよい。
4)前記実施例では、大当り遊技中、大当り遊技中遊技履歴を自動的に表示させるが、表示させるか否かを遊技者が決定できるようにしてもよい。例えば、所定ラウンドで履歴表示可能な指示が表示され、ここで、遊技者が演出ボタン31を押した場合にのみ、大当り遊技中遊技履歴を表示させてもよい。
5)現在遊技中の遊技者に対応する遊技履歴のみを表示させる、或いは、現在遊技中の遊技者に対応する遊技履歴を他の遊技履歴と識別可能に表示させてもよい。この場合、遊技者が遊技を開始することを、遊技者が演出ボタン31等を用いた何らかの操作でサブ制御装置25に入力し、サブ制御装置25はその入力を遊技者が代わって遊技を開始した情報として、現在遊技中の遊技者に対応する遊技履歴を他の遊技履歴と識別する処理を行う。
6)遊技履歴文章のデータを、文章ベースデートと複数の履歴文章部データとを組合わせて作成するのではなく、予め複数種類の履歴文章部データを記憶しておき、その中から表示に使用する1つの履歴文章部データを選択してもよい。
7)遊技者が演出図柄では確変抽選で当選したか否か判らないようにし、大当り遊技中に確変有無を示唆する遊技履歴文章を表示させてもよい。
8)大当り遊技で実行する大入賞口13aを開閉させる開閉パターンを、複数種類の開閉パターン(遊技者に有利不利がある開閉パターン)の中から選択するようにし、大当り遊技中にどの開閉パターンを実行するか示唆する遊技履歴文章を表示させてもよい。
9)大当り遊技中に、大当り遊技中遊技履歴として記憶された遊技履歴の全部を表示させてもよい。この場合、遊技履歴の全部を複数ラウンドに亙って表示させる。
10)図柄が変動中でない場合、しかも、大当り遊技中でない場合、演出ボタン31の操作で、画像表示器16に遊技履歴を表示させてもよい。この場合の表示形態は、大当り遊技中のものと同様してもよいし異ならしてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。また、本発明は、大入賞口装置として2つの大入賞口を設けているパチンコ遊技機等、種々のパチンコ遊技機に適用できる。
パチンコ遊技機の正面図である。 遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 メイン制御装置が実行するメイン処理のフローチャートである。 始動口SW処理のフローチャートである。 特別図柄処理のフローチャートである。 大当り判定処理のフローチャートである。 大入賞口処理のフローチャートである。 大入賞口処理のフローチャートである。 大当り抽選用のテーブルである。 大当り図柄抽選用のテーブルである。 サブ制御装置が実行する遊技履歴更新処理のフローチャートである。 大当り履歴作成処理のフローチャートである。 サブ制御装置が実行する遊技履歴表示処理のフローチャートである。 遊技履歴を示す図である。 大当り履歴を示す図である。 リーチ演出の種類を示す図である。 サブ制御装置に記憶された表示データを示す図である。 画像表示器に表示された遊技履歴表である。 遊技履歴文章の構成を示す図である。 画像表示器に表示された遊技履歴文章である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
11a,11b 始動入賞口
13 大入賞口装置
13a 大入賞口
16 画像表示器
21 メイン制御装置
25 サブ制御装置

Claims (7)

  1. 遊技盤に設けられた始動入賞口と、遊技盤に設けられた大入賞口を開閉する大入賞口装置と、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に大当り抽選を行うとともに、この大当り抽選で当選した場合に大当り遊技として大入賞口を開閉させるように大入賞口装置を制御するメイン制御装置と、遊技盤に設けられた画像表示器と、大当り遊技中に画像表示器に大当り演出を表示させる演出制御装置とを備えたパチンコ遊技機において、
    前記演出制御装置は、
    前記大当り抽選での各当選に関連する大当り履歴を含む遊技履歴の情報を記憶する遊技履歴記憶手段と、
    前記遊技履歴記憶手段に記憶された情報に基づいて、大当り遊技中に前記遊技履歴の一部又は全部を大当り遊技中遊技履歴として表示させる為の表示データを作成する遊技履歴表示データ作成手段と、
    前記遊技履歴表示データ作成手段で作成された表示データに基づいて、前記大当り遊技中に実行される大当り演出の一部として前記大当り遊技中遊技履歴を画像表示器に表示させる遊技履歴表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記遊技履歴表示データ作成手段は、最新の大当り遊技における大当り履歴を含む大当り遊技中遊技履歴を表示させる為の表示データを作成することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記大当り履歴は、各大当り抽選の当選から次の大当り抽選の当選間に行われた大当り抽選の回数と、各大当り抽選の当選時に行われたリーチ演出の種類とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記メイン制御装置は、大当り抽選の当選時に確変抽選を行うとともに、大当り抽選の当選確率を確変抽選で落選した場合に所定の低確率に設定し且つ確変抽選で当選した場合に前記低確率よりも高い高確率に設定するように構成され、
    前記大当り履歴は、前記確変抽選の結果を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記遊技履歴表示制御手段は、前記大当り遊技中遊技履歴を表現する文章を画像表示器に表示させることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記遊技履歴表示データ作成手段は、前記遊技履歴記憶手段に記憶された情報に基づいて、前記大当り遊技中遊技履歴を表現する文章を作成する文章作成手段を有することを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機。
  7. 前記文章は、文章ベースと複数の履歴文章部から構成され、
    前記文章作成手段は、文章ベースデータと複数種類の履歴文章部データを記憶した文章データ記憶手段とを有するとともに、画像表示器に表示させる文章のデータを、文章ベースデータと前記大当り遊技中遊技履歴に応じて選択された複数の履歴文章部データとを組合わせて作成することを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機。
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