JP5117046B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、点灯状態と消灯状態とに変化可能な表示部をマトリクス状に備え、表示部の表示状態によって画像を表示可能な二以上の表示手段を有する遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機等の遊技機においては、ドットマトリクス表示器を設けてドットマトリクス表示器に表示する画像によって遊技の演出を行うことがなされている。
しかし、従来の遊技機にあっては、複数のドットマトリクス表示器で画像を表示する場合にも、表示制御用に設けた1つのCPUで複数のドットマトリクス表示器の制御を行っているため、処理可能なデータ量が少ない(処理能力の低い)安価なCPUでは多彩な表示を行うことができず、処理可能なデータ量が多い(処理能力の高い)高価なCPUを使用しなければ多彩な表示を行うことができないという問題がある。
特開2005−40153号公報
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであり、制御可能なデータ量が少ない安価なCPUであっても多彩な表示を行うことが可能な遊技機の提供を目的とする。
請求項1の発明は、点灯状態と消灯状態とに表示状態が変化可能な表示部をマトリクス状に備え前記表示部の表示状態によって画像を表示可能な二以上の表示手段と、遊技の制御を行う主制御手段と、前記主制御手段からの信号にしたがい制御手順を実行して前記表示手段の表示を制御する表示制御手段と、前記表示制御手段が前記制御手順に従って前記表示手段で表示する表示態様に関する表示データが記憶された表示データ記憶手段と、を備え、それぞれの前記表示手段で表示される表示態様の組み合わせからなる組み合わせ表示態様を表示可能な遊技機において、前記表示手段毎に前記表示制御手段を備え、前記表示データ記憶手段は、少なくとも前記表示手段毎に異なる前記表示データが記憶されていると共に、それぞれの前記表示制御手段が同一信号に従って前記表示制御手段毎に異なる前記表示データを出力可能に構成され、前記同一信号に従って異なる前記表示データをそれぞれの前記表示手段へ出力するタイミングを前記表示制御手段間で同期させる同期手段を備え、前記表示制御手段毎に、表示用CPUと、該表示用CPUからのイネーブル信号が入力されるドライバと、を有し、前記同期手段は、前記表示制御手段毎のプログラムの実行開始時期を同期させるために前記表示制御手段毎の表示用CPUに接続した第1同期手段と、前記表示制御手段毎の前記イネーブル信号の入力部をAND回路で構成した第2同期手段と、を有し、
前記表示制御手段毎の各々の前記ドライバは、前記第2同期手段によって前記表示制御手段毎の前記イネーブル信号が入力されることで前記表示手段の表示を制御することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、それぞれの表示手段で表示される表示態様の組み合わせからなる組み合わせ表示態様を表示可能な遊技機において、表示手段毎に表示制御手段を備え、表示データ記憶手段は、少なくとも表示手段毎に異なる表示データが記憶されていると共に、それぞれの表示制御手段が同一信号に従って表示制御手段毎に異なる表示データを出力可能に構成され、前記同一信号に従って異なる表示データをそれぞれの表示手段へ出力するタイミングを表示制御手段間で同期させる同期手段を備えた構成としたことにより、処理可能なデータ量の多い高価なCPUを使用しなくても、処理可能なデータ量の少ない安価なCPUを複数用いて多彩な表示を行うことが可能である。また、CPUにより実行される制御プログラム(制御手順)を共通化することも可能なため、表示データを変更するのみでさらに多彩な表示が可能である。
そして、各表示制御手段の表示用CPUが異なるプログラム(制御手順)を実行する場合にも、各表示装置(表示手段)で時間的なずれを生じることなく表示態様をそれぞれ表示することが可能であり、正しく組み合わされた組み合わせ表示態様を表示手段で表示することができる。
以下添付の図面に基づき本発明の好適な実施形態を説明する。図1は本発明の実施例に係る遊技機の正面図、図2は同遊技機の背面図、図3は同遊技機の分解斜視図、図4は同遊技機の遊技盤の正面図、図5は同遊技機の表示装置の正面図および右側面図、図6は同遊技機の表示装置による組み合わせ表示態様の表示を説明する図、図7は同遊技機の制御基板や装置等の接続を簡略に示すブロック図、図8は同遊技機の第1表示制御回路と第2表示制御回路の主要部の構成を示すブロック図である。
図1から図3に示す実施例の遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であり、外枠F1内に機構板F2とその前面側に遊技盤3が収納配置されると共に外枠F1の前面側には前枠F3とガラス枠Gが取り付けられ、前記ガラス枠Gのガラス面を通して遊技機前方側の遊技者から前記遊技盤3の前面が透視可能となっている。
前記遊技盤3の前面には、図4にも示すように、縁に遊技球の外側ガイドレール4及び内側ガイドレール5が略円形に立設され、前記内側ガイドレール5によって囲まれた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かって順に表示装置8、上側始動入賞口9、下側始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口17が配設されている。符号Jは遊技盤3に立設された誘導釘である。前記表示装置8の左方には小当たり変動開始用ゲート19が設けられ、その下方に風車20が設けられている。その下方における遊技領域9の左右には、左袖入賞口23と右袖入賞口25、その下方には左落とし入賞口27と右落とし入賞口29がそれぞれ設けられている。前記種々の入賞口に遊技球が入賞すると所定数の遊技球が賞品球として払い出される。なお、後に詳述する大当たりになると大入賞口15が開放され、遊技球が入賞し易い大当たり遊技(特別遊技)が実行される。
前記遊技機1の前面側には、左サイドランプ35a、右サイドランプ35bからなるランプ装置が設けられ、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿36、該上側球受け皿36の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、効果音等を発するスピーカ38(音声発生装置)、遊技者の発射操作に応じて遊技球を遊技領域6に向けて弾発発射する発射装置53等がそれぞれ組み付けられている。符号54発射装置53の操作レバーである。以下、所要の各部についてさらに詳述する。
前記表示装置8は、図5に示すように、本実施例では第1表示装置81と第2表示装置91とよりなり、前後に配置されている。前記第1表示装置81および第2表示装置91は、本発明において、それぞれ点灯状態と消灯状態とに表示状態が変化可能な表示部82,92をマトリクス状に備え前記表示部82,92の表示状態によって画像を表示可能な表示手段に相当する。マトリクス状とは、前記複数の表示部82,92が左右方向の行と縦方向の列に配置された状態をいう。前記表示部82,92は16行×16列のマトリクス状に256個配列されている。本実施例では、前記第1表示装置81および第2表示装置91は、表示部82,92をLEDとするドット表示器で構成され、表示される画像としては、文字、図柄等を挙げることができる。前記第1表示装置81および第2表示装置91は、それぞれ基板83,93に前記表示部82,92がマトリクス状に設けられている。
前記基板83,93は、少なくとも前側の表示装置の基板、本実施例では第1表示装置81の基板83が透光可能な透明または半透明で構成され、後側に位置する第2表示装置91の表示部92の光が前記第1表示装置81の基板83を通って遊技機の前方へ届き、遊技者から視認可能となっている。なお、前記前側の第1表示装置81の基板83における表示部82間に透光用孔を形成して、前記後側の第2表示装置91の表示部92が前記基板81を透光可能としてもよい。また、前記第1表示装置81および第2表示装置91は透光可能な透明または半透明なカバー84,94で前面側が覆われている。また、前側の第1表示装置81の表示部82間に、後側の第2表示装置91の表示部92が位置し、これによって遊技者が第1表示装置81を介して第2表示装置の91の表示部92を視認容易とされている。また、遊技者は、単独で前記第1表示装置81の表示部82が点灯した場合と、単独で前記第2表示装置91の表示部92が点灯した場合と、前記第1表示装置81の表示部82と前記第2表示装置91の表示部92が双方共点灯した場合と、前記第1表示装置81の表示部82と前記第2表示装置91の表示部92が双方共消灯した場合との4通りの表示態様を見ることができる。
前記表示装置8は、前記第1表示装置81で表示される表示態様と前記第2表示装置91で表示される表示態様との組み合わせからなる組み合わせ表示態様を表示可能となっている。前記組み合わせ表示態様とは、前記第1表示装置81で表示される表示態様と前記第2表示装置91で表示される表示態様との組み合わせによって、文字や語句等の画像となったり、まとまりのある語句や、まとまりのある画像、あるいは第1表示装置81および第2表示装置91個々の表示態様よりも装飾性や美観等が向上したりするもの等を挙げることができる。例えば、前側の第1表示装置81の表示部82で文字や図等を部分的に表示し、後側の第2表示装置91の表示部92で前記文字の欠けた部分や図を表示して、前記第1表示部81と第2表示部91の表示態様の組み合わせにより、完成した文字や図からなる組み合わせ表示態様としたり、前側の第1表示装置81と後側の第2表示装置91とで表示部82,92の点灯時の表示色を異ならせて、前記第1表示装置81における表示部82の点灯による表示態様と、前記第2表示装置91における表示部92の点灯による表示態様との異なる色同士の表示態様の組み合わせによって、装飾性や美観等の向上した組み合わせ表示態様としたりすることができる。
本実施例では、前記第1表示装置81の表示部82と第2表示装置91の表示部92は、点灯時の表示色が互いに異なっている。これによって、前記第1表示装置81と第2表示装置91を前後に配置した場合に、前記表示部82,92の表示色が重複して装飾性や美観等の向上性が損なわれることを防ぐことができる。また、本実施例では、図6に示すように、前側の第1表示装置81による表示態様は、点灯した表示部82aで数字等の実像部分を表示する表示態様からなり、それに対して後側の第2表示装置91による表示態様は、点灯した表示部92aで数字等の影部分を表示する表示態様からなり、両表示態様の組み合わせによる組み合わせ表示態様を、実像部分とその影の部分が一体となった立体感のある数字等からなる表示態様としている。
また、前記表示装置8は、遊技の当たり外れを判定する当否判定手段による判定結果を表示する表示部とされている。本実施例の表示装置8には、左側に左特別図柄、中央に中特別図柄、右側に右特別図柄が、前記第1表示装置81および第2表示装置91における複数の所定位置の表示部82,92を点灯、消灯させることにより、それぞれ変動表示(特別図柄が順次変化する表示)及び停止表示(一定の特別図柄の表示維持)可能とされ、停止表示された左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄の組み合わせによって、当否判定結果が示される。また、前記表示装置8には、前記特別図柄に加えて演出画像(キャラクタ,文字等を含む。)が表示されることもあり、該演出画像が特別図柄の変動開始等の所定条件に起因して変動表示可能となっていてもよい。なお、本実施例における前記左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄は、それぞれ『1,2,3,4,5,6,7,8,9』の9通りの図柄とされている。また、前記第1表示装置81の左下部および中央下部に配置された複数の表示部は小当たり変動保留球数表示部86および特別図柄変動保留球数表示部87とされ、さらに前記第1表示装置81および第2表示装置91の右下部に配置された複数の表示部82,92は小当たり表示部85となっている。
前記小当たり表示部85は、2個の表示部82からなって2個の表示部82が点滅状態(交互に点灯と消灯を繰り返す状態)、2個共点灯状態、2個共消灯状態に変化する。前記小当たり変動保留球数表示部86および特別図柄変動保留球数表示部87は、それぞれ4個の表示部82で構成されている。
前記上側始動入賞口9は、上方が遊技球入球口として開口している。また、前記下側始動入賞口10は上側始動入賞口9の真下に設けられ、2つの可動片10a,10bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で入賞し難い狭小開放状態と略V字形(逆ハの字形)の入賞し易い拡開開放状態間を変化可能に制御されている。前記下側始動入賞口10の拡開開放は、前記小当たり表示部85で2個の表示部82が点滅した後、2個共点灯して小当たり(小当たり当たり)が成立した時に行われる。
また、前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10の裏側(背面)には、前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10に入賞(入球)した遊技球を検出する始動入賞口検出スイッチ(始動入賞口センサ)が入賞球用通路に設けられており、本実施例では、前記始動入賞口検出スイッチによる入賞球の検出が、大当たりの当否(遊技の当否)判定に対する起因及び前記特別図柄の変動表示開始に対する起因に設定されている。また、前記表示装置8で特別図柄の変動表示中に、前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10に遊技球が入賞しても、直ちに新たな特別図柄の変動表示を開始することができないため、始動入賞口検出スイッチによる遊技球検出数を予め設定された設定数まで特別図柄用保留球数として記憶して大当たりの当否(遊技の当否)判定及び特別図柄の変動表示を一旦保留し、順次大当たりの当否判定及び特別図柄の変動表示を行うことによって記憶されている特別図柄用保留球数の数を減らしている。前記特別図柄用保留球数の値は、前記特別図柄変動保留球数表示部87における表示部82の点灯数によって表示される。なお、前記始動入賞口検出スイッチによる遊技球検出数が設定数まで記憶されている(すなわち特別図柄用最大保留球数となっている)時には、前記始動入賞口検出スイッチがそれ以上入賞遊技球を検出しても、保留球数としては記憶されない無効球とされ、その無効球については図柄の変動及び当否判定を行うことなく、入賞に対する賞球遊技球が所定数払い出される。また、本実施例では、前記特別図柄用保留球数に関して設定されている前記設定数(すなわち最大保留球数)は4個とされている。
前記小当たり変動開始用ゲート19は、前記小当たり変動開始用ゲート19の背面に設けられた小当たり変動開始スイッチで小当たり変動開始用ゲート19を通過する遊技球を検出することによって前記小当たり表示部85で2個の表示部82が点滅するようになっている。また、前記小当たり表示部85の点滅表示中に、前記小当たり変動開始用ゲート19を遊技球が通過することによって発生する小当たり表示部85の点滅を、最高4回小当たり用保留球数として記憶し、小当たり表示部85の点滅開始により小当たり用保留球数を減らすようになっている。前記小当たり用保留球数の値は、前記小当たり変動保留球数表示部86における表示部82の点灯数によって表示される。さらにまた、前記左袖入賞口23と右袖入賞口25の入賞球を検出する左袖入賞口用検出スイッチと右袖入賞口用検出スイッチ、前記左落とし入賞口27と右落とし入賞口29の入賞球を検出する左落とし入賞口用検出スイッチと右落とし入賞口用検出スイッチが、それぞれ対応する遊技盤背面に設けられている。
前記大入賞口15は、前記遊技盤3の背面に設けられた大入賞口開放用ソレノイドによって開閉する開閉板16を備えている。この大入賞口15は、通常は開閉板16が閉じた状態とされ、当該大入賞口15内の一部には、該大入賞口15が開いた際に開口して入賞可能にする特定領域入賞口52を有する。さらに、該特定領域入賞口52には、所定条件時に特定領域開放用ソレノイドにより開閉される開閉扉が設けられている。また、前記特定領域入賞口52には特定入賞球を検出する特定入賞球検出スイッチ(特定領域センサ)が設けられ、該入賞球の検出により大入賞口15を再度開ける継続権利が成立し、本実施例では最高16ラウンド繰り返し可能にされている。また、前記大入賞口15内の略中央には、大入賞口15に入賞し、かつ前記特定領域入賞口52に入賞しなかった入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチ(カウントセンサ)が設けられている。
前記発射装置53は、操作レバー54の操作により駆動する発射モータを裏側に有し、該発射モータの駆動により遊技球を弾発発射するようになっている。前記発射装置53により発射された発射球は、前記遊技盤面に立設された外側誘導レール4と内側誘導レール5間で構成される発射球誘導路を介して遊技領域6に誘導される。前記遊技領域6に誘導された遊技球は、転動しつつ下方へ落下し、前記各装置及び各入賞口に入賞するか、あるいは何処にも入賞しなければ前記アウト口17から遊技盤3の裏側へ排出される。
また、前記遊技機1の裏側には、遊技を制御するための複数の制御基板や球の誘導装置等が設けられている。図2は遊技機1の裏側を示すものであり、制御基板の主なものとして、主制御基板200、表示制御基板210、音声制御基板220、ランプ制御基板230、払出制御基板240、電源基板250、発射制御基板260等が示されている。符号265は外部端子、281は払出装置(賞球払出装置と貸球払出装置)、289は球貯留タンク、291は球誘導樋を示す。なお各制御基板および基板には制御回路が設けられている。また、一部の制御基板等は、図3に示すように背面側がカバー体200Aで覆われている。制御基板等の電気的接続を、図7のブロック図を用いて簡略に示す。
主制御基板200は、CPU,RAM,ROM,複数のカウンタを備えたワンチップマイクロコンピュータと、該ワンチップマイクロコンピュータと表示制御基板210や音声制御基板220およびランプ制御基板230等を結ぶ入出力回路と、前記ワンチップマイクロコンピュータと中継回路(中継回路には大入賞口15等が接続される。)及び払出制御基板240等を結ぶ入出力回路を備え、遊技に関わる主制御を行う。前記CPUは、制御部,演算部,各種カウンタ,各種レジスタ,各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、大当たりや小当たり(下側始動入賞口10の拡開開放を行う小当たりに関する乱数等も生成し、また前記各基板にコマンド(制御信号)を出力(送信)可能に構成されている。前記RAMは、始動入賞口検出スイッチで検出された前記特別図柄用保留球数及び小当たり変動開始スイッチで検出された小当たり用保留球数の記憶領域、CPUで生成される各種乱数値用の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、CPUの作業領域を備える。また、前記ROMには、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれている他、大当たり及び小当たりの判定値、前記表示装置8における画像の変動態様として複数の変動パターン等が書き込まれている。前記主制御基板200は、電源基板250から電源供給を受けて作動する。なお、前記主制御基板200は、遊技の当否を判定する当否判定手段としても機能する。
表示制御基板210は、前記主制御基板200からの制御信号(コマンド)に基づき前記表示装置8の制御を行う従制御基板である。前記表示制御基板210は、第1表示制御回路と第2表示制御回路を備える。前記第1表示制御回路は前記第1表示装置81の表示を制御する表示制御手段に相当し、前記主制御基板(主制御回路)200からの信号にしたがいプログラム(制御手順)を実行して前記第1表示装置81の表示を制御する。一方、前記第2表示制御回路は前記第2表示装置91の表示を制御する表示制御手段に相当し、前記主制御基板(主制御回路)200からの信号にしたがいプログラム(制御手順)を実行して前記第2表示装置91の表示を制御する。
前記第1表示制御回路および第2表示制御回路は、前記第1表示装置81および第2表示装置91で画像を表示するため、プログラム(制御手順)等の制御データを記憶する制御データROM、前記主制御基板(主制御回路)200から送られた変動態様(変動パターン)を一時記憶する制御データRAM、特別図柄、文字、キャラクタ等の画像データ等の表示データを記憶する表示データROM、前記主制御基板(主制御回路)200からの制御信号(コマンド)に基づき制御データROMから所定のデータを読み出し、制御データRAMの記憶領域で制御用データを生成する表示制御用CPUをそれぞれ備える。前記第1表示制御回路の表示データROMと第2表示制御回路の表示データROMは、本発明における表示データ記憶手段に相当し、前記第1表示制御回路の表示データROMに記憶された表示データは前記第1表示装置81の表示態様の表示データであり、一方、前記第2表示制御回路の表示データROMに記憶された表示データは前記第2表示装置91の表示態様の表示データであり、互いに異なる表示データからなる。
表示手段毎(第1表示装置および第2表示装置毎)にそれぞれ備えられた表示制御手段である表示制御用CPUは、それぞれ前記主制御基板(主制御回路)200から受信した同一のコマンド(制御信号、本発明における信号)に基づき、それぞれの表示制御回路の前記制御データROMに記憶されているプログラム(制御手順)を実行し、前記プログラム(制御手順)にしたがって、それぞれの前記表示データROMから必要な表示データを読み出し、前記第1表示装置81と第2表示装置91にそれぞれ出力する。また、前記同一のコマンド(制御信号、本発明における信号)は、前記主制御基板200からそれぞれの前記表示制御手段(第1表示制御回路および第2表示制御回路)に対して同一契機で送信される構成となっている。なお、本実施例のように、前記主制御基板200から表示制御基板210へ送信される前記同一のコマンド(制御信号、本発明における信号)を並列分岐する構成を備えた中継基板を有する構成としてもよい。
前記第1表示制御回路の表示制御用CPUと前記第2表示制御回路の表示制御用CPUは、本実施例の参考例では図8に示すようにそれぞれ同一の構成部分を有し、前記第1表示装置81の表示部82と第2表示装置91の表示部92を、前記表示データにしたがって点灯させるためのドライバがそれぞれ備えられている。前記ドライバは、行信号用のドライバと列信号用のドライバからなる。前記第1表示制御回路および第2表示制御回路における行信号用のドライバでは、それぞれの前記表示制御用CPUから入力されたシリアル信号によってシフトレジスタのデータが入力され、クロック信号の立ち上がりで入力されたデータがパラレル信号に変換されて出力される。その際、前記第1表示装置81および第2表示装置91におけるマトリクス状に配置された複数の表示部82,92のうち、点灯対象とする表示部の行位置を指定する行信号(ROW1〜ROW16)は、第1表示制御回路における出力端子の1〜16が使用されて出力される。一方、列信号用ドライバでは、前記行信号用のドライバから出力されたシフトレジスタのデータがシリアル信号で入力され、クロック信号の立ち上がりで入力されたデータがパラレル信号に変換されて、前記第1表示装置81および第2表示装置91におけるマトリクス状に配置された複数の表示部82,92のうち、点灯対象とする表示部の列位置を指定する列信号が出力される。
前記第1表示装置81および第2表示装置91では、前記行信号によって点灯対象となった行の表示部のうち、前記列信号で点灯対象となった列の表示部が点灯する。なお、前記LEDからなる表示部82,92は、遊技者の残像現象が有効な期間内に表示データに基づく点灯が行われるように構成されている。
また、前記表示制御基板210には、前記主制御基板(主制御回路)200から受信した同一のコマンド(制御信号)にしたがって前記表示データ(行信号と列信号)を第1表示装置81と第2表示装置91へ出力するタイミングを、前記第1表示制御回路と第2表示制御回路間で同期させる同期回路が、前記第1表示制御回路と第2表示制御回路に接続して設けられている。本実施例の参考例の同期回路は、前記クロック信号を発生する水晶発振子あるいはセラミック発振子を用いた発振回路で構成され、前記第1表示制御回路の表示制御用CPUと前記第2表示制御回路の表示制御用CPUと接続されている。前記第1表示制御回路の表示制御用CPUと前記第2表示制御回路の表示制御用CPUは、内部クロックを備え、前記同期回路で生成されたクロック信号(クロックパルス)が各表示制御回路の表示制御用CPUへ所定周期毎に入力されて、前記第1表示制御回路および第2表示制御回路からの出力が同期される。前記同期回路によって、前記第1表示制御回路および第2表示制御回路から前記第1表示装置81と第2表示装置への出力タイミングが同期されるため、前記第1表示装置81の表示と前記第2表示装置91の表示タイミングがずれて遊技者に映ることがない。なお、前記同期回路は、出力する場合だけ出力タイミングを同期させるために作用させるものであってもよいし、前記第1表示制御回路および第2表示制御回路に共通のクロックを発生させるために常に作用するものであってもよい。
また、本実施例では、前記第1表示装置81の表示部82と第2表示装置91の表示部92は、点灯時の表示色が、互いに異なる色の単色で構成されているが、単色のものに限られず、例えば前記第1表示装置81の表示部82を赤と緑の2色発光可能なものとし、前記第2表示装置91の表示部92を青と紫の2色発光可能なものとしてもよい。その場合には、該当する色用のドライバが追加される。
本実施例では、前記第1表示制御回路の表示制御用CPUと前記第2表示制御回路の表示制御用CPUが制御するデータ量は、前記第1表示装置81および第2表示装置91が、表示部82,92を単色とすると共に16行×16列に配置したものからなるため、それぞれ16×2の32データである。そのため、前記第1表示装置81および第2表示装置91を制御する第1表示制御回路および第2表示制御回路の表示制御用CPUは、それぞれ32データを制御可能なCPUであればよい。なお、前記第1表示装置81と第2表示装置91を一つの表示制御用CPUで制御するには16×3の48データを制御可能なCPUが必要となる。しかしながら、本実施例のように、各表示装置に対応させてそれぞれ表示制御用CPUを設けることにより、複数の表示装置の制御に必要な多量のデータを、制御可能なデータ量が少ないCPUを複数用いて制御することができる。したがって、制御可能なデータ量が少ないCPUに複数の在庫がある場合などの場合には、制御可能なデータ量が多い高価なCPUをわざわざ購入することなく在庫の安価なCPUで間に合わせることができる。
前記第1表示制御回路の表示データROMには、前記第1表示装置81で表示するための表示データが記憶され、一方、前記第2表示制御回路の表示データROMには、前記第2表示装置91で表示するための表示データが記憶されている。前記第1表示制御回路の表示データROMおよび前記第2表示制御回路の表示データROMにおける表示データ記憶領域のうち、同じアドレスには、前記第1表示装置81および第2表示装置91の組み合わせ表示態様が表示されるように、前記第1表示装置81および第2表示装置91の各表示装置で表示する表示態様に関する表示データが記憶されている。前記第1表示制御回路の表示データROMおよび前記第2表示制御回路の表示データROMに記憶されている表示データは、それぞれの表示制御装置専用となっているため、本実施例では図9に示すように互いに異なっている。
図9における0〜9FFFは表示データROM内のアドレスを示している。前記第1表示制御回路の表示データROMは、0〜1FFFの番地(アドレス)の領域に特別図柄における「1の実像部分」を表示するデータ、1FFF〜2000の番地の領域に特別図柄における「2の実像部分」を表示するデータ、2000〜3FFFの番地の領域に特別図柄における「3の実像部分」を表示するデータ、3FFF〜4000の番地の領域に特別図柄における「4の実像部分」を表示するデータ、4000〜5FFFの番地の領域に特別図柄における「5の実像部分」を表示するデータ、5FFF〜6000の番地の領域に特別図柄における「6の実像部分」を表示するデータ、6000〜7FFFの番地の領域に特別図柄における「7の実像部分」を表示するデータ、7FFF〜8000の番地の領域に特別図柄における「8の実像部分」を表示するデータ、8000〜9FFFの番地の領域に特別図柄における「9の実像部分」を表示するデータが記憶されている。
一方、前記第2表示制御回路の表示データROMは、0〜1FFFの番地(アドレス)の領域に特別図柄における「1の影部分」を表示するデータ、1FFF〜2000の番地の領域に特別図柄における「2の影部分」を表示するデータ、2000〜3FFFの番地の領域に特別図柄における「3の影部分」を表示するデータ、3FFF〜4000の番地の領域に特別図柄における「4の影部分」を表示するデータ、4000〜5FFFの番地の領域に特別図柄における「5の影部分」を表示するデータ、5FFF〜6000の番地の領域に特別図柄における「6の影部分」を表示するデータ、6000〜7FFFの番地の領域に特別図柄における「7の影部分」を表示するデータ、7FFF〜8000の番地の領域に特別図柄における「8の影部分」を表示するデータ、8000〜9FFFの番地の領域に特別図柄における「9の影部分」を表示するデータが記憶されている。
このように、前記第1表示制御回路の表示データROMに記憶された表示データと、前記第2表示制御回路の表示データROMに記憶された表示データは、それぞれ単独で表示された場合にも表示内容を認識できる場合があるが、表示されたものが互いに組み合わされることによって、一つの表示内容として遊技者に認識されるように構成されている。
音声制御基板220は、前記主制御基板200におけるCPUの制御により音声信号を合成し、アンプに出力する。アンプは音声信号を増幅してスピーカ38に出力する。
ランプ制御基板230は、前記主制御基板200におけるCPUの制御によりランプ装置を発光させる。
払出制御基板240は、前記主制御基板200から出力されるコマンドを受信して前記払出装置(賞球及び貸球払出装置)281を制御する。なお、前記払出装置281への遊技球の供給は、前記球貯留タンク289に貯留された遊技球が前記球誘導樋291を通り、球供給樋(図示せず)を経て行われる。前記払出装置281は、払出モータが回転することにより、回転球受け体(例えばスクリュー形式のもの)を回転し、回転球受け体の球受部に受け入れた遊技球を回転球受体の回転により球送りして1球ずつ排出する公知のものである。
また、発射制御基板260は、前記発射装置53における発射モータの制御を行う。
ここで前記遊技機1における遊技について簡略に説明する。前記遊技機1においては、前記遊技領域6へ向けて前記発射装置53により発射された遊技球が、前記種々の入賞口に入賞すると入賞口に応じた所定数の遊技球が賞球として上側球受け皿36に払い出される。また、前記小当たり変動開始用ゲート19を遊技球が通過すると、小当たり判定乱数値が取得され、その取得乱数値に基づいて小当たり判定が行われ、前記小当たり表示部85で点滅を開始し、所定時間点滅を続ける。そして、前記小当たり判定結果が小当たりの場合には、前記小当たり表示部85の表示部82が2個点灯し、前記下側始動入賞口10の2つの可動片10a,10bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で入賞し難い狭小開放状態(通常状態)から略V字形(逆ハの字形)の入賞し易い拡開開放状態に変化し、遊技球が入賞し易くなる。そして、前記下側始動入賞口10に遊技球が入賞すると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。
また、前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10に遊技球が入賞すると、大当たり当否判定乱数値及び大当たり確定特別図柄の組合せ決定用大当たり図柄乱数値が取得され、前記取得された大当たり当否判定乱数値に基づいて大当たりの当否判定が行われ、前記表示装置8の第1表示装置81および第2表示装置91の組み合わせ表示態様で実像と影とよりなる特別図柄が変動(他の特別図柄に所定時間で順次変化)を開始し、所定時間変動(変化)後に停止する。
前記大当たりの当否判定結果が大当たりの場合には、前記表示装置8に大当たり確定特別図柄組合せ、この例では『1,1,1』(いわゆる‘1’のぞろ目)や『2,2,2』(いわゆる‘2’のぞろ目)等、同一数字の組合せ)で停止表示され、遊技者に有利な大当たり遊技(特別遊技)に移行する。前記特別遊技状態になると、前記大入賞口15の開閉板16が開いて遊技領域6の表面を落下してくる遊技球を受け止め易くして、大入賞口15へ入賞可能にし、該大入賞口15への入賞があると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。前記開閉板16は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされている。また、前記大入賞口15の開放中又は大入賞口15が閉じてから約2秒以内に、大入賞口内の特定領域入賞口52への入賞球が検出されると、前記大当たりを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回数(例えば最高16回)、前記開閉板16の開放を繰り返すようになっている。一方、前記大当たり判定結果が外れの場合には、大当たり遊技(特別遊技)が行われない。
次に、前記遊技機1の制御処理に関して説明する。本実施例の遊技機1には、遊技状態として低確率状態と高確率状態が設けられ、前記大当たりとなる確率が低確率時には1/315、高確率状態時には5/315に設定されている。本実施例では、前記表示装置8に停止表示された大当たり図柄が確変図柄、本実施例では奇数のぞろ目(‘1,1,1’等)の場合、大当たり遊技終了後に高確率状態に移行し、次に大当たりとなるまで高確率状態が継続する。それに対し、前記表示装置8に停止した大当たり図柄が通常図柄、本実施例では偶数のぞろ目(‘2,2,2’等)の場合には、低確率状態とされる。
前記主制御基板200に設けられる乱数用カウンタとして、大当たり当否判定乱数用カウンタ、大当たり図柄乱数用カウンタ、リーチ乱数用カウンタ、特別図柄データ乱数用カウンタ、演出乱数用カウンタ、小当たり判定用カウンタ等がある。
大当たり当否判定乱数用カウンタは、当否判定手段による大当たりの当否判定に用いられ、‘0’〜‘629’の乱数からなる。前記大当たり当否判定乱数用カウンタにおける大当たり当否判定乱数値は、遊技機の電源投入時‘0’から始まって後述の特別図柄主要乱数更新処理ごとに1加算され、‘629’に至ると次には‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。大当たり当否判定乱数値は前記始動入賞口10への入賞に起因して取得され、その取得値が前記低確率状態時には大当たり成立数値として設定されている‘3’,‘397’の何れかと一致すれば大当たりとなり、一方高確率状態時には、大当たり成立数値として設定されている‘3’,‘53’,‘113’,‘173’,‘227’,‘281’,‘337’,‘397’,‘449’,‘503’の何れかと一致すれば大当たりとなる。
大当たり図柄乱数用カウンタは、前記当否判定結果が当たりの場合に、前記表示装置8に確定停止して揃う大当たり図柄組合せを決定するものであり、‘0’〜‘8’の乱数からなる。この大当たり図柄乱数値は、電源投入時に‘0’から始まって後述の特別図柄主要乱数更新処理ごとに1加算され、‘8’に至ると次には‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。大当たり図柄乱数は前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10への入賞に起因して取得される。前記大当たり図柄乱数には、大当たりの当否判定結果が当たりの場合に、前記表示装置8で停止表示される大当たり図柄組合せが割り当てられている。本実施例では、‘0’の場合には大当たり図柄組合せが‘1,1,1’となる1のぞろ目(全図柄同一)、‘1’の場合には‘2,2,2’となる2のぞろ目、‘2’の場合には‘3,3,3’となる3のぞろ目、‘3’の場合には‘4,4,4’となる4のぞろ目、‘4’の場合には‘5,5,5’となる5のぞろ目、‘5’の場合には‘6,6,6’となる6のぞろ目、‘6’の場合には‘7,7,7’となる7のぞろ目、‘7’の場合には‘8,8,8’となる8のぞろ目、‘8’の場合には‘9,9,9’となる9のぞろ目からなる大当たり図柄組合せが割り当てられている。
リーチ乱数用カウンタは、前記大当たり当否判定乱数値による当否判定結果が外れとなる場合において、リーチ状態を経るか否かを決めるリーチ有無決定用のものであり、‘0’〜‘126’の乱数からなる。本実施例におけるリーチ状態は、前記表示装置8で変動停止表示される左特別図柄、中特別図柄及び右特別図柄のうち、最後に停止表示される特別図柄(例えば中特別図柄)を除いて他の特別図柄(例えば左特別図柄と右特別図柄)が同一となる状態(最終停止図柄を除いて大当たりの特別図柄組み合わせと等しくなる状態であり、最終的に大当たりとなる場合と外れとなる場合が含まれる状態)をいう。このリーチ乱数は、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まり、後述の特別図柄主要乱数更新処理ごとに1ずつ加算され、数値が‘126’に至ると、次に‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。リーチ乱数は、前記始動入賞口10への入賞に起因して取得され、当否判定結果が外れの場合に、その数値が予め決定されているリーチ成立数値と対比されてリーチ有無が判断される。本実施例ではリーチ成立数値は、‘5’,‘17’,‘28’,‘40’,‘51’,‘63’,‘74’,‘86’,‘97’,‘109’,‘120’に設定されている。なお、本実施例では、前記大当たり当否判定用乱数による当否判定結果が当たりとなる場合には、必ずリーチになるため、リーチの有無に関してこのリーチ乱数は使用されない。
特別図柄データ乱数用カウンタは、前記大当たり当否判定乱数値による当否判定結果が外れとなる場合において、前記表示装置8に確定停止表示する外れ図柄組合せ(外れ判定図柄)の決定に用いられるものであり、前記表示装置8に停止表示する左特別図柄を決定する特別図柄データ1の乱数用カウンタと、中特別図柄を決定する特別図柄データ2の乱数用カウンタと、右特別図柄を決定する特別図柄データ3の乱数用カウンタとより構成され、各特別図柄データ乱数用カウンタは、‘0’〜‘8’の乱数からなる。
前記特別図柄データ1の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって後述の特別図柄主要乱数更新処理ごとに
‘1’ずつ加算され、‘8’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。また、前記特別図柄データ2の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって、前記特別図柄データ1の乱数が‘0’に書き換えられる際に‘1’ずつ加算され、‘8’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。さらに、前記特別図柄データ3の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって、前記特別図柄データ2の乱数が‘0’に書き換えられる際に‘1’ずつ加算され、‘8’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。これによって、特別図柄データ1〜3の乱数範囲が同一であっても、当該特別図柄データ1〜3の乱数が同期(同一の組合せで加算)するのを避けることができる。
前記特別図柄データ1〜3の各乱数は‘0’の場合には1、‘1’の場合には2、‘2’の場合には3というように、当否判定結果の外れ時に前記表示装置8に停止表示される左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄からなる判定図柄が割り当てられている。前記特別図柄データ1〜3の乱数は、前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10への入賞に起因して取得され、取得した特別図柄データ1〜3の乱数の組合せによって、外れ時に前記表示装置8に表示される左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄からなる判定図柄が定まる。
演出乱数用カウンタは、予め設定されているテーブルパターンから変動パターン(動作態様)を選択する際に用いられるものであり、‘0’〜‘198’の演出乱数を備える。この演出乱数は、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まり、後述の特別図柄主要乱数更新処理ごとに1ずつ加算され、数値が‘198’に至ると、次に‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。演出乱数は、前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10への入賞に起因して取得される。
取得された大当たり当否判定乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、特別図柄データ乱数、演出乱数については、それぞれ最大4個、前記主制御基板200のRAMにおける該当領域に、前記保留球数と対応させて格納され、順次使用される。
小当たり判定乱数用カウンタは、小当たりを判定するもので、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まって後述の特別図柄主要乱数更新処理ごとに
‘1’ずつ加算され、‘9’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。この小当たり判定乱数は、前記小当たり変動開始用ゲート19を通過した遊技球を前記小当たり変動開始スイッチで検出するごとに取得され、最大4個まで前記主制御基板200のRAMの小当たり乱数値記憶領域に格納される。
また、前記小当たり判定乱数には、小当たり表示部85の表示状態が予め割り当てられている。実施例においては、小当たり判定乱数値が‘0’,‘2’等のように偶数のときは表示部82が2個共消灯状態となり、‘1’,‘3’等のように奇数のときは小当たり表示部85が2個共点灯状態となるように割り当てられている。
なお、本実施例では、小当たりの当たり確率は1/2となっており、具体的には、前記小当たり判定乱数の取得乱数値が奇数である場合、小当たりになる。小当たりになると、前記小当たり表示部85で表示部82が2個共点灯状態となり、前記上側始動入賞口10の拡開開放を行うようになっている。また、前記小当たり判定乱数の取得乱数値がその他の場合には小当たりとならず、前記小当たり表示部85で表示部82が2個共消灯状態となり、前記下側始動入賞口10が前記入賞し難い狭小開放状態のままとされる。
前記主制御基板(主制御回路)200に設けられる主なフラグとして、この実施例では大当たりフラグ、大当たり終了フラグ、確変フラグ等が挙げられる。これらのフラグは、初期設定時には全てOFF(セットされていない状態)にされる。
次に、前記遊技機1の主制御基板(主制御回路)200が実行する処理について説明する。前記主制御基板200のCPUは、前記主制基板200のROMに記憶されている各プログラムに従いメイン処理Mを行う。図10はメイン処理Mのフローチャートである。
メイン処理Mでは、初期設定処理(S10)、割り込み禁止処理(S20)、特別図柄主要乱数更新処理(S30)、割り込み許可処理(S40)、割り込み処理(S100)が行われる。
初期設定処理(S10)では、スタックの設定、割り込み時間の設定、CPUの設定、SIO、PIO、CTCの設定等が行われる。このメイン処理Mは割り込み時間ごとに繰り返し行われるが、初期設定処理(S10)については、電源投入時のみに必要な処理であり、最初の1巡目のみに実行され、その後は実行されないが、周知であるので詳細は省略する。割り込み禁止処理(S20)では、4msecごとに割り込み処理(S100)が入ってきても、割り込み許可となるまで、割り込みを禁止する。特別図柄主要乱数更新処理(S30)では、種々の乱数が特別図柄主要乱数更新処理(S30)ごとに1加算され、前記のように各乱数の設定上限値に至ると次に‘0’に戻って再び加算が行われる。更新された乱数は前記主制御基板200のRAMに記憶される。割り込み許可処理(S40)では、4msecごとに入ってくる割り込み処理(S100)に対して許可をする。
割り込み処理(S100)では、図11に示すように、まず出力処理(S110)が行われる。出力処理(S110)では、各処理により前記主制御基板200の出力バッファに記憶されたコマンド(制御信号)が、対応する制御基板等へ出力される。続く入力処理(S120)では、遊技機1に設けられている種々のセンサ(各入賞口の検出スイッチ等)が検知した場合の信号入力が行われる。また、次の特別図柄主要乱数更新処理(S130)では、前記メイン処理Mにおけるループ処理内で行われている特別図柄主要乱数更新処理(S30)と同様の処理が行われる。
始動入賞口スイッチ検出処理(S140)では、図12に示すように、まず前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10に遊技球が入賞したか否か、すなわち前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10に遊技球の入球があって前記始動入賞口検出スイッチで遊技球が検出されたか否か判断され(S140−1)、前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10に入賞していなければ、この始動入賞口スイッチ検出処理(S140)を終了する。一方、前記上側始動入賞口9および下側始動入賞口10に入賞している場合には、次に前記主制御基板200のRAMに記憶されている前記特別図柄用保留球数が設定数の4以上か確認される(S140−2)。前記特別図柄用保留球数が4以上であれば、この始動入賞口スイッチ検出処理(S140)を終了し、それに対して4未満であれば、前記特別図柄用保留球数に前記始動入賞口スイッチで検出された遊技球検出数1が加算される(S140−3)。続いて、特別図柄関係乱数取得処理(S140−4)が行われ、その後にこの始動入賞口スイッチ検出処理(S140)が終了する。前記特別図柄関係乱数取得処理(S140−4)では、前記RAMに記憶されている特別図柄関係の更新乱数が取得され、現在の特別図柄用保留球数と対応するRAMアドレスに取得乱数がセーブ(記憶)される。ここで取得される乱数は、大当たり当否判定乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、特別図柄データ乱数、演出乱数である。なお、現在の特別図柄用保留球数と対応するRAMアドレスに取得乱数がセーブされるとは、例えば現在の特別図柄用保留球数が1の場合には特別図柄用保留球数1と対応するRAMアドレスに取得乱数がセーブされ、特別図柄用保留球数が2の場合には特別図柄用保留球数2と対応するRAMアドレスに取得乱数がセーブされることを意味する。
小当たり動作処理(S150)では、前記更新されてRAMに記憶されている小当たり判定乱数が取得されて、小当たりの判定や小当たり表示部85で表示部82の点滅、点灯あるいは消灯表示、下側始動入賞口10の開閉等、小当たりに関する処理が行われるが、本発明を理解する上で重要ではないため、詳細な説明を省略する。
特別動作処理(S160)では、図13に示すように、まず特別外れ図柄作成処理(S160−1)が行われる。特別外れ図柄作成処理(S160−1)では、図14に示すように、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)において取得されてRAMに記憶されている特別図柄データ1のアドレス値が格納元アドレス値にセットされ(S160−1−1)、続いて、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)において取得されて前記RAMに記憶されている特別図柄データ3が判定値としてロードされ(S160−1−2)、前記判定値としての特別図柄データ3の乱数と前記格納元アドレス値に記憶されている特別図柄データ1の乱数が一致するか否か判断される(S160−1−3)。一致すればこの特別外れ図柄作成処理(S160−1)が終了して特別外れ図柄データが更新されず、一致しない場合には、前記RAMにおける特別外れ図柄のデータ格納先アドレス値と、特別外れ図柄として転送される特別図柄データ1〜3のアドレス値がセットされ(S160−1−4)、続いて前記特別図柄データ1〜3の乱数が前記特別外れ図柄のデータ格納先に転送されて特別外れ図柄1〜3として格納されることにより特別外れ図柄データが更新され(S160−1−5)、その後にこの特別外れ図柄作成処理(S160−1)が終了する。なお、特別外れ図柄1は当否判定結果が外れ時に前記表示装置8で停止表示される左特別図柄、特別外れ図柄2は当否判定結果が外れ時に前記表示装置8で停止表示される中特別図柄、特別外れ図柄3は当否判定結果が外れ時に前記表示装置8で停止表示される右特別図柄に対応する。
前記特別動作処理(S160)では、図13示すように、前記特別外れ図柄作成処理(S160−1)の後に特別動作ステータスが1〜4の何れであるか判断される(S160−2〜160−4)。前記特別動作ステータスが1の場合には特別図柄待機処理(S160−5)が行われ、それに対して前記特別動作ステータスが2の場合には特別図柄変動処理(S160−6)が行われ、前記特別動作ステータスが3の場合には特別図柄確定処理(S160−7)が行われ、前記特別動作ステータスが4の場合には特別電動役物処理(S160−8)が行われる。
前記特別図柄待機処理(S160−5)では、図15に示すように、前記特別図柄用保留球数が0か否か判断され(S160−5−1)、特別図柄用保留球数が0の場合には前記表示装置8が特別図柄の変動中ではない待機画面中か否か判断され(S160−5−7)、待機画面中であれば、この特別図柄待機処理(S160−5)が終了し、一方、待機画面中ではない場合には前記表示装置8を待機画面にする設定処理が行われ(S160−5−8)、その後にこの特別図柄待機処理(S160−5)が終了する。
それに対して前記S160−5−1で特別図柄用保留球数が0ではないと判断された場合には、特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)が行われる。特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)では、図16に示すように、まず、前記主制御基板(主制御回路)200のRAMに記憶されている前記更新大当たり当否判定乱数値が判定値としてロードされる(160−5−2−1)と共に、前記高確率時及び低確率時における大当たり成立数値を定めた大当たり判定値テーブルが格納されているRAMのアドレスがセットされる(S160−5−2−2)。続いて現在確変中(高確率状態中)か否かが判断される(S160−5−2−3)。前記確変中か否かは、前記主制御基板(主制御回路)200に設けられている確変フラグがON(高確率状態)かOFF(低確率状態)かによって判断される。前記確変中の場合には、高確率状態時における大当たり成立数値と前記ロードされた大当たり当否判定乱数体が一致するか否かにより大当たりか否か判断され(S160−5−2−4)、一方、確変中ではない、すなわち低確率状態時には、低確率状態時における大当たり成立数値と前記ロードされた大当たり当否判定乱数値が一致するか否かにより大当たりか否か判断され(S160−5−2−5)、一致すれば大当たりと判断されて、前記主制御基板(主制御回路)200に設けられている大当たりフラグがONにセットされる(S160−5−2−6)。その後、この特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)が終了する。なお、前記S160−5−2−4あるいはS160−5−2−5で大当たりではないと判断されると、大当たりフラグをONにすることなく、この特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)が終了する。
前記特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)の後、特別図柄選択処理(S160−5−3)が行われる。特別図柄選択処理(S160−5−3)では、図17に示すように、前記大当たりフラグがON(大当たり)か否か判断され(S160−5−3−1)、大当たりフラグがON(大当たり)の場合には、前記大当たり図柄乱数に基づく図柄が、前記表示装置8で停止表示する大当たり図柄としてセットされ(S160−5−3−2)、その後にこの特別図柄選択処理(S160−5−3)が終了する。
一方、大当たりフラグがOFF(外れ)の場合には、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)で取得されて前記主制御基板(主制御回路)200のRAMに記憶されているリーチ乱数がロードされて、前記リーチ成立数値と一致するか否か確認され(S160−5−3−4)、一致すればリーチ有りとなり、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)で取得されて前記主制御基板(主制御回路)200のRAMに記憶されている特別図柄データ1が前記表示装置8で停止表示される左右の特別図柄としてセットされ(S160−5−3−5)、続いて特別図柄データ1に1が加算され(S160−5−3−6)、加算後のものが前記表示装置8で停止表示される中特別図柄としてセットされる(S160−5−3−7)。その後、この特別図柄選択処理(S160−5−3)が終了する。
それに対して前記ロードされたリーチ乱数がリーチ成立数値と一致しない場合、すなわちリーチ無しと判断された場合には、前記特別外れ図柄作成処理(S160−1)において作成された特別外れ図柄1〜3のセット(格納)されているアドレス値が、格納元アドレス値としてセットされ(S160−5−3−8)、続いて格納先アドレス値として特別停止図柄1〜3のアドレスがセットされ(S160−5−3−9)、それぞれの格納元アドレスから対応する格納先アドレスにデータが転送され(S160−5−3−10)、その後にこの特別図柄選択処理(S160−5−3)が終了する。なお、特別停止図柄1は前記表示装置8で停止表示される左特別図柄、特別停止図柄2は前記表示装置8で停止表示される中特別図柄、特別停止図柄3は前記表示装置8で停止表示される右特別図柄に対応する。
前記特別図柄選択処理(S160−5−3)の次に行われる特別図柄変動パターン作成処理(S160−5−4)では、図18に示すように、まず大当たりフラグがONにセットされているか確認され(S160−5−4−1)、大当たりフラグがONの場合は第1変動パターンテーブルによるパターンが選択され(S160−5−4−2)、一方、大当たりフラグがOFFの場合は第2変動パターンテーブルによるパターンが選択され(S160−5−4−3)、その後にその他の処理(S160−5−4−4)が行われ、この特別図柄変動パターン選択処理(S160−5−4)が終了する。前記第1及び第2変動パターンテーブルには、変動時間が異なる複数のパターンがそれぞれ設けられ、また前記複数のパターンにはそれぞれ所定範囲の演出乱数値が設定されている。前記第1変動パターンテーブル及び第2変動パターンテーブルからのパターンの選択は、前記演出乱数用カウンタから取得された演出乱数値と、前記各パターンに設定されている演出乱数値と対比して、一致するパターンが選択される。
前記特別図柄変動パターン作成処理(S160−5−4)に次いで、特別図柄乱数シフト処理(S160−5−5)が行われる。この特別図柄乱数シフト処理(S160−5−5)では、前記RAMの特別図柄用保留球数のデータ記憶領域において、ロード(読み出し)順位一位のアドレスの記憶領域に記憶されていた特別図柄用保留球数のデータが、先の処理によりロードされて空席となることに起因して、ロード順位が二位以降のアドレスに記憶されている特別図柄用保留球数のデータについて、ロード順位を一つずつ繰り上げるアドレスのシフトが行われる。具体的には、図19に示すように、まず、前記主制御基板(主制御回路)200のRAMに記憶されている前記特別図柄用保留球数から1減算(例えば保留球数2のものは1にされ、3のものは2にされる等)され(S160−5−5−1)、次に各保留球数に対応するデータが各保留球数から1減算した保留球数のRAMアドレスにシフトされ(S160−5−5−2)、続いて最上位(ロード順位が最後、本実施例では4個目)の特別図柄用保留球数に対応するRAMアドレスに0がセットされる(S160−5−5−3)。
前記特別図柄乱数シフト処理(S160−5−5)に次いで、特別図柄変動開始処理(S160−5−6)が行われる。特別図柄変動開始処理(S160−5−6)では、特別動作ステータスが2に設定されると共にその他特別図柄の変動開始に必要な処理が行われる。前記特別図柄変動開始処理(S160−5−6)の後に、前記特別図柄待機処理(S160−5)が終了する。
前記特別動作ステータスが2の場合に行われる特別図柄変動処理(S160−6)では図20に示すように、まず特別図柄の変動時間が終了したか否か判断され(S160−6−1)、変動時間が終了していなければこの特別図柄変動処理(S160−6)が終了する。一方、変動時間が終了していれば変動停止図柄用のテーブルがセットされる(S160−6−2)と共に、変動停止図柄のデータが格納され(SS160−6−3)、続いて特別動作ステータスが3にセットされ(S160−6−4)、その他必要な処理(S160−6−5)が行われた後に、この特別図柄変動処理(S160−6)が終了する。
前記特別動作ステータスが3の場合に行われる特別図柄確定処理(S160−7)では図21に示すように、まず大当たりフラグがONか否か、すなわち大当たりか否か判断される(S160−7−1)。大当たりフラグがON、すなわち大当たりの場合には、ラウンドカウンタがセットされ(S160−7−2)、特別動作ステータスが4にセットされた(S160−7−3)後、この特別図柄確定処理(S160−7)が終了する。一方、大当たりフラグがOFF、すなわち外れの場合には、特別動作ステータスが1にセットされた(S160−7−4)後、この特別図柄確定処理(S160−7)が終了する。
前記特別動作ステータスが4の場合に行われる特別電動役物処理(S160−8)では、図22及び図23に示すように、まず確変フラグがOFFにリセットされた(S160−8−1)後に、大当たり終了フラグがON(大当たり遊技終了)か否か判断される(S160−8−2)。そして、大当たり終了フラグがONではない、すなわち大当たり遊技終了ではない場合には現在大入賞口15が開放中か否か判断され(S160−8−3)、開放中ではなく閉鎖中の場合には大入賞口15の開放時間か否か判断される(SS160−8−4)。大入賞口15の開放時間の場合には大入賞口の開放処理が行われて(S160−8−5)、その後にこの特別電動役物処理(S160−8)が終了する。それに対して大入賞口15の開放時間となっていないときには、この特別電動役物処理(S160−8)が終了する。
一方、前記S160−8−3で大入賞口15が開放中と判断されると、大入賞口15に10個遊技球が入賞(S160−8−6)、若しくはラウンド終了時間(本実施例では30秒)経過(S160−8−7)の何れかであるか否か判断され、何れでもない場合にはそのままこの特別電動役物処理(S160−8)が終了し、それに対して大入賞口15に10個遊技球が入賞、若しくはラウンド終了時間経過の何れかである場合には、大入賞口閉鎖処理(S160−8−8)とラウンドカウンタの値から1減算する処理(S160−8−9)が行われる。なお、前記大入賞口閉鎖処理(S160−8−8)では、大入賞口閉鎖のコマンドが前記表示制御基板210へも送信されるように出力バッファにセットされる。続いて、ラウンドカウンタが0か否か判断され(S160−8−10)、ラウンドカウンタが0ではない場合には、そのままこの特別電動役物処理(S160−8)が終了し、それに対してラウンドカウンタが0の場合には、大当たり終了処理(S160−8−11)が行われ、前記RAMの特別図柄用保留球数記憶領域に記憶されている大当たり乱数データが、大当たり終了コマンドと共に前記表示制御基板210へ送信されるように出力バッファにセットされる。その後、大当たり終了フラグがONにされ(S160−8−12)、この特別電動役物処理(S160−8)が終了する。
それに対し、前記S160−8−2で大当たり終了フラグがON、すなわち大当たり終了と判断されると、大当たり終了フラグをOFFにセットする処理(S160−8−13)と、大当たりフラグをOFFにする処理(S160−8−14)が行われ、その後に停止図柄が確変図柄(本実施例では奇数のぞろ目)か否か判断される(S160−8−15)。そして、確変図柄の場合には、確変フラグがONにされる(S160−8−16)と共に、特別動作ステータスが1にセットされ(S160−8−17)、一方、停止図柄が確変図柄とは異なる場合には前記確変フラグをONにする処理(S160−8−16)をジャンプして特別動作ステータスが1にセットされる(S160−8−17)。その後、この特別電動役物処理(S160−8)が終了する。
保留球数処理(S170)では、図24に示すように保留球数がロードされ(S170−1)、保留球数が出力バッファにセットされる(S170−2)。
その他の処理(S180)では、遊技に必要なその他の様々な処理が行われるが、本発明で特に関わりのない処理についての説明は省略する。
前記表示制御基板(表示制御回路)210が行う表示制御処理Kでは、図25に示すように、ストローブ信号受信(S501)が行われ、ストローブ信号が入力されている場合にはコマンド受信処理(S502)が行われる。コマンド受信処理(S502)では、前記主制御御基板(主制御回路)200から送信されるコマンド(制御信号)を受信し、次いで出力処理(S503)が行われる。
出力処理(S503)では、図26に示すように、まず受信したコマンドを解析するコマンド処理(S503−1)が行われる。コマンド処理(S503−1)では、前記第1表示制御回路と第2表示制御回路が、前記主制御基板200から受信した同一のコマンド(信号)にしたがい、それぞれの表示制御回路で表示制御用CPUが制御データROMからプログラム(制御手順)を読み出してプログラム(制御手順)を実行する。そして、前記プログラム(制御手順)の実行過程において、前記表示データROMの番地(アドレス)を指定し、前記指定した番地(アドレス)から前記表示データをそれぞれ読み出し、出力バッファにセットする(S503−2)。これによって、前記主制御基板200からのコマンド(信号)に従った表示データがセットされ、続いて前記第1表示制御回路および第2表示制御回路から前記第1表示装置81と第2表示装置91へ表示データが出力され(S503−3)、前記第1表示装置81と第2表示装置91で表示データにしたがう表示態様が、所定位置の表示部82,92の点灯により表示される。その後、その他の処理(S504)が行われるが、本発明で特に関わりのない処理についての説明は省略する。
前記第1表示制御回路で実行されるプログラム(制御手順)と第2表示制御回路で実行されるプログラム(制御手順)は同一の内容とされ、それぞれの表示データROMに対して指定する番地(アドレス)も同一とされているが、前記第1表示制御回路の表示データROMと第2表示制御回路の表示データROMには、図9に示したように同一の番地(アドレス)に互いに異なる表示データが記憶されているため、同一の信号に従って第1表示装置81と第2表示装置91へは異なる表示データが出力される。また、前記表示制御基板210に設けられた前記同期回路によって、前記第1表示装置81と第2表示装置91へは互いの表示データが同期して出力される。
前記第1表示制御回路と第2表示制御回路における前記出力処理(S503)について具体的な例を示す。例えば、前記表示装置8に特別図柄「1」を表示する場合、前記主制御基板200からコマンドが前記表示制御基板210へ送信され、前記表示制御基板210の第1表示制御回路及び第2表示制御回路でそれぞれ同一のコマンドを受信する。第1表示制御回路および第2表示制御回路では、それぞれ表示制御用CPUが制御データROMからプログラムを読み出して実行する。その際、プログラムに「3秒後に0000〜1FFF番地のアドレスに記憶されている表示データを読み出す」と設定されている場合、前記第1表示装置81を制御する第1表示制御回路では、プログラムの実行過程で表示データROMから「1の実像部分」のデータが読み出され、一方、前記第2表示装置91を制御する第2表示制御回路では、プログラムの実行過程において表示データROMから「1の影部分」のデータが読み出される。なお、「1の実像部分」のデータは、前記第1表示装置81に対する前記行信号と列信号で構成され、一方「1の影部分」のデータは前記第2表示装置91に対する前記行信号と列信号で構成されている。そして、読み出された表示データが出力され、図6の中段に示したように、前記第1表示装置81および第2表示装置91において、前記表示データで指定される位置の表示部82,92が3秒後に点灯する。これにより、前記第1表示装置81には赤色の「1」の実像部分が表示され、一方、前記第2表示装置91には青色で「1」の影の部分が表示される。その結果、図6の下段に示すように、前側の前記第1表示装置81で表示される赤色の「1」の実像と、後側の前記第2表示装置91で表示される青色の「1」の影とが組み合わされて、赤色の「1」に青色の影がついた組み合わせ表示態様が前記表示装置80に表示される。
前記実施例の参考例では、前記第1表示制御回路と第2表示制御回路は、それぞれ処理能力の等しいCPUを用いて、それぞれにおいて同一の構成のプログラム(制御手順)を実行している。その際、前記第1表示制御回路と第2表示制御回路は共通の前記同期回路によってプログラムの実行開始を同期させている。しかし、前記第1表示装置81および第2表示装置91で表示する表示態様によっては、前記第1表示制御回路で実行するプログラムと第2表示制御回路で実行するプログラムを互いに異ならせる場合がある。その場合、前記第1表示制御回路と第2制御回路にそれぞれ処理能力の等しいCPUを設けてプログラムの実行を行うと、プログラムの実行に必要な時間が第1表示制御回路と第2表示制御回路とで異なることがあり、前記実施例の参考例のように第1表示制御回路と第2表示制御回路間に設けた共通の一つの同期回路では、第1表示制御回路から第1表示装置81への出力タイミングと第2表示制御回路から第2表示装置91への出力タイミングにずれを生じるおそれがある。
前記の事態を防ぐため、以下に示す実施例では、前記第1表示制御回路と第2表示制御回路に前記実施例の参考例と同様の共通の同期回路を第1同期手段として設けて前記共通の同期回路でプログラムの実行開始時期を同期させると共に、前記第1表示制御回路におけるプログラムの処理時間と前記第2表示制御回路におけるプログラムの処理時間が異なる場合の出力の同期のために、第1表示装置および第2表示装置に対するドライバに第2同期手段を設けている。すなわち、実施例では、図27および図28に示すように、前記第1表示制御回路と第2表示制御回路に前記実施例の参考例と同様の構成からなる共通の同期回路を第1同期手段として設け、前記第1表示制御回路と第2表示制御回路でプログラムが異なっていてもその実行開始時期を同期させると共に、前記第1表示装置に対するドライバにおける前記表示制御用CPUからのイネーブル信号の入力部と前記第2表示装置91に対するドライバにおける前記第2表示制御回路からのイネーブル信号の入力部をAND回路で構成した第2同期手段を設け、何れのドライバでもイネーブル信号を受信した場合にのみ、前記第1表示装置81および第2表示装置91へ表示データを出力する構成とした。
具体的には、前記第1表示装置81および第2表示装置91の表示部82,92を点灯させるための行信号および列信号を出力するドライバに対し、前記第1表示制御回路の表示制御用CPUおよび前記第2表示制御回路の表示制御用CPUからイネーブル信号がそれぞれのプログラムの処理に応じて出力される。前記各ドライバは、前記第1表示制御回路の表示制御用CPUからのイネーブル信号と、前記第2表示制御回路の表示制御用CPUからのイネーブル信号との両方が入力されて初めて表示データに基づき行データと列データを前記第1表示装置81および第2表示装置91へ出力する。これにより、前記第1表示装置81および第2表示装置91は、表示データに対応する位置の表示部82,92が点灯してそれぞれの表示態様を表示し、前記第1表示装置81の表示態様と前記第2表示装置91の表示態様の組み合わせからなる組み合わせ表示態様を前記表示装置80で表示する。したがって、各表示制御回路の表示制御用CPUが異なるプログラム(制御手順)を実行する場合にも、各表示装置(表示手段)で時間的なずれを生じることなく表示態様をそれぞれ表示することが可能であり、正しく組み合わされた組み合わせ表示態様を前記表示装置80で表示することができる。
なお、組み合わせ表示態様については前記の実施例のように実像部分と影の部分からなる数字に限られるものではなく、文字や図、背景画像等を複数の表示装置で分けて表示するものでもよく、前記表示データROMに記憶させる表示データを任意のもので予め構成しておけば、任意の画像を表示装置8で表示することができる。例えば、前記第1表示装置81の表示部82を馬の形に点灯させ、一方、前記第2表示装置91では全面で表示部92を点灯させた場合には、組み合わせ表示態様として「青色の背景の中に紫色の馬がいる」画像を表示することができる。すなわち、前記第1表示装置81では赤色の馬の表示態様、一方、前記第2表示装置91では全面青色の表示態様に過ぎないが、前記表示装置8の全体では、前記第1表示装置81の表示態様と第2表示装置91の表示態様が組み合わされて「青色の背景の中に紫色の馬がいる」画像を表示することができる。このように、表示データROMに記憶させる表示データを変更するのみで、より多彩な組み合わせ表示態様を表示することができる。
また、前記の実施例では前記第1表示装置81および第2表示装置91は、その表示部が遊技者方向(遊技盤の前方)へ向けられて前後に重ねられていたが、各表示装置(表示手段)で表示する表示態様を組み合わせて一つの組み合わせ表示態様となるように表示装置が配置されていればよく、前記実施例のように表示装置が重ねて配置するものに限られず、上下方向あるいは左右方向に配置してもよい。
図29の(29−A)に示す表示装置800は、第1表示装置810と第2表示装置910を左右方向に並べて配置した例であり、(29−B)は前記組み合わせ表示態様で表示する語句を、前記第1表示装置910と第2表示装置910で分けて表示した例である。図30は図29の(29−B)のように語句を分けて表示する場合において、前記第1表示制御回路の表示データROMと前記第2表示制御回路の表示データROMに記憶されているデータを示す概略図である。図30において、表示データROMの0〜7FFFに記憶された表示データは、前記第1表示装置810と第2表示装置910に「大当り」、「ハズレ」、「激アツ」、「当たるかも」、「残念」、「やったね」を分けて表示するためのデータであり、一方、7FFF〜8000に記憶されたデータは第1表示装置810では語句を表示せず、第2表示装置910のみに「×」を表示するためのデータであり、8000〜9FFFに記憶されたデータは第1表示装置810および第2表示装置910の何れにも表示しないようにするデータである。
なお、本発明は、前記の実施例に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、前記表示装置(表示手段)は実施例のような2つに限られず、3以上であってもよい。また、前記マトリクス状は16行×16列に限られるものではなく、他の行数、列数からなるものであってもよい。さらに、前記主制御基板と表示制御基板は、同一の基板上に主制御回路と表示制御回路を分けて形成してもよい。また、前記の実施例では高確率状態と低確率状態(通常確率状態)の発生比率が5:4となっているが、1:1としてもよい。例えば、前記大当たり図柄乱数用カウンタを‘0’〜‘9’とし、‘0’の場合には大当たり図柄組合せが‘1,1,1’となる1のぞろ目(全図柄同一)、‘1’の場合には‘2,2,2’となる2のぞろ目、‘2’の場合には‘3,3,3’となる3のぞろ目、‘3’の場合には‘4,4,4’となる4のぞろ目、‘4’の場合には‘5,5,5’となる5のぞろ目、‘5’の場合には‘6,6,6’となる6のぞろ目、‘6’の場合には‘7,7,7’となる7のぞろ目、‘7’の場合には‘8,8,8’となる8のぞろ目、‘8’の場合には‘9,9,9’となる9のぞろ目、‘9’の場合には‘2,2,2’等の偶数のぞろ目からなる大当たり図柄組合せを割り当てることにより、高確率状態と低確率状態(通常確率状態)の発生比率を1:1とすることができる。
本発明の実施例に係る遊技機について遊技盤の釘を省略して示す正面図である。 同遊技機の背面図である。 同遊技機の分解斜視図である。 同遊技機の遊技盤の正面図である。 同遊技機の表示装置の正面図および右側面図である。 同遊技機の表示装置による組み合わせ表示態様の表示を説明する図である。 同遊技機の制御基板や装置等の接続を簡略に示すブロック図である。 同遊技機の第1表示制御回路と第2表示制御回路の主要部の構成を示すブロック図である。 同遊技機における表示データROMの表示データ記憶状態を簡略に示す図である。 同遊技機における主制御基板が行うメイン処理のフローチャートである。 同メイン処理用割り込み処理のフローチャートである。 同割り込み処理における始動入賞口スイッチ検出処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別動作処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別外れ図柄作成処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄待機処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄大当たり判定処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄選択処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄変動パターン作成処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄乱数シフト処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄変動処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄確定処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別電動役物処理の第1フローチャートである。 同割り込み処理における特別電動役物処理の第2フローチャートである。 同割り込み処理における保留球数処理のフローチャートである 表示制御処理のフローチャートである。 同表示制御処理における出力処理のフローチャートである。 実施例の第1表示制御回路の主要部を示すブロック図である。 実施例の第2表示制御回路の主要部を示すブロック図である。 第1および第2表示装置を並べて配置する場合を示す図である。 第1および第2表示装置を並べて配置する場合の表示データROMの表示データ記憶状態を簡略に示す図である。
符号の説明
1 遊技機
3 遊技盤
8,800 表示装置
81,810 第1表示装置
82,820 第1表示装置の表示部
91,910 第2表示装置
92,920 第2表示装置の表示部

Claims (1)

  1. 点灯状態と消灯状態とに表示状態が変化可能な表示部をマトリクス状に備え前記表示部の表示状態によって画像を表示可能な二以上の表示手段と、
    遊技の制御を行う主制御手段と、
    前記主制御手段からの信号にしたがい制御手順を実行して前記表示手段の表示を制御する表示制御手段と、
    前記表示制御手段が前記制御手順に従って前記表示手段で表示する表示態様に関する表示データが記憶された表示データ記憶手段と、
    を備え、
    それぞれの前記表示手段で表示される表示態様の組み合わせからなる組み合わせ表示態様を表示可能な遊技機において、
    前記表示手段毎に前記表示制御手段を備え、
    前記表示データ記憶手段は、少なくとも前記表示手段毎に異なる前記表示データが記憶されていると共に、それぞれの前記表示制御手段が同一信号に従って前記表示制御手段毎に異なる前記表示データを出力可能に構成され、
    前記同一信号に従って異なる前記表示データをそれぞれの前記表示手段へ出力するタイミングを前記表示制御手段間で同期させる同期手段を備え
    前記表示制御手段毎に、表示用CPUと、該表示用CPUからのイネーブル信号が入力されるドライバと、を有し、
    前記同期手段は、前記表示制御手段毎のプログラムの実行開始時期を同期させるために前記表示制御手段毎の表示用CPUに接続した第1同期手段と、前記表示制御手段毎の前記イネーブル信号の入力部をAND回路で構成した第2同期手段と、を有し、
    前記表示制御手段毎の各々の前記ドライバは、前記第2同期手段によって前記表示制御手段毎の前記イネーブル信号が入力されることで前記表示手段の表示を制御することを特徴とする遊技機。
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