JP2011072331A - 遊技機用発光装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

遊技機用発光装置及びそれを備えた遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011072331A
JP2011072331A JP2009223780A JP2009223780A JP2011072331A JP 2011072331 A JP2011072331 A JP 2011072331A JP 2009223780 A JP2009223780 A JP 2009223780A JP 2009223780 A JP2009223780 A JP 2009223780A JP 2011072331 A JP2011072331 A JP 2011072331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light
board
substrate
curved surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009223780A
Other languages
English (en)
Inventor
Giichi Adachi
義一 足立
Yuji Kato
雄二 加藤
Masahiro Yamamoto
真裕 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pachinko Parts Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pachinko Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pachinko Parts Co Ltd filed Critical Nippon Pachinko Parts Co Ltd
Priority to JP2009223780A priority Critical patent/JP2011072331A/ja
Publication of JP2011072331A publication Critical patent/JP2011072331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】部品点数が少なくしかも任意の装飾スペースに合わせて成形して組み付けできる装飾性の高い遊技機用発光装置及びそれを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】耐熱性熱可塑性樹脂基材を用いた高さ方向に起伏を有する立体形状を有する立体基板18に配線部が形成され、該配線部に少なくとも発光素子25a,25bが基板実装された遊技機用発光基板を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばパチンコ機に用いられる遊技機用発光装置及びそれを備えた遊技機に関する。
パチンコ機などの遊技機には、外枠に対して内枠が開閉可能に設けられ、該内枠には遊技盤が着脱可能に組み付けられている。また、内枠に対して前面枠が開閉可能に設けられている。遊技盤には遊技領域を形成する遊技盤レール(内外レール)が設けられており、その遊技領域には図柄表示装置(液晶表示装置)、遊技釘、入賞口、大入賞口、電動チューリップなどの盤面部品やアウト口などが設けられている。
近年、パチンコ機の図柄表示装置の大画面化にともなってセンター役物が大型化する傾向にある。センター役物が大型化すると遊技球が流下する遊技領域が狭くなるため遊技領域を拡大したいというニーズがある。遊技盤を上下方向に大型化すると遊技領域を覆う前面枠の透明板(複層ガラス、透明樹脂板等)の遊技機前面に占める占有面積も上下方向に拡大する。このため、透明板の窓枠周辺に設けられる装飾領域が縮小してしまいトップランプやスピーカーなどの装飾部材のレイアウトの自由度が制約を受けてしまう。また、パチンコ機の奥行き方向においても透明板と遊技盤や内枠などが対向配置されているため、装飾領域が確保し難い。
遊技盤やその周辺部に設けられる発光装置は、前方に配置した光透過性の樹脂ケースやフィギュアやキャラクターなどを後面側に設けた発光基板より光照射して発光させるものが多く、設置面積を要するとともに部品点数も多く、装飾レイアウトの制約を受けやすい。
また、発光基板としてリジッドな樹脂基板を用いることなく、比較的自由度の高い三次元形状に成形できる汎用の回路基板も提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−81237号公報
現状の遊技機においては、遊技盤に設けられるセンター役物や遊技領域の拡大にともない、省スペースでも装飾領域を確保して装飾性の高い多彩な演出を行うための有効な解決策が見出されていない。また、発光装置に用いられる発光基板として、任意のサイズで立体形状をした発光基板は未だ用いられていない。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、部品点数が少なくしかも任意の装飾スペースに合わせて成形して組み付けできる装飾性の高い遊技機用発光装置及びその遊技機用発光装置を用いることで立体的で奥行き感のある多彩な演出が行なえる遊技機を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備えることを特徴とする。
耐熱性熱可塑性樹脂基材を用いた曲面部を有する立体基板に配線部が形成され、該配線部に少なくとも発光素子が基板実装された遊技機用発光基板を備えたことを特徴とする。
前記遊技機用発光基板は、前記曲面部に配線部が形成され、該配線部に複数の発光素子が異なる高さとなるように基板実装されていることを特徴とする。
前記遊技機用発光基板は、前記曲面部に配線部が形成され、該配線部に複数の発光素子の発する光の光軸が異なる方向となるように基板実装されていることを特徴とする。
遊技機用発光基板は、曲面部とその周囲に設けられた平坦部を含む立体基板に配線部が形成され、前記平坦部に形成された配線部に発光素子が基板実装されていることを特徴とする。
前記曲面部に形成された配線部に基板実装された第一の発光素子と前記平坦部に形成された配線部に基板実装された第二の発光素子から照射される光が混じりあって遊技者に視認されることを特徴とする。
前記曲面部には面取りされた面取り部が形成されており、該面取り部に設けられた配線部に発光素子が基板実装されていることを特徴とする。
前記立体基板の後面側に設けられたリジッド基板に基板実装された発光素子からの照射光が前記立体基板の曲面部を透過して点灯表示されることを特徴とする。
前記曲面部の後面側には立体形状を保持する補強部材が重ね合わせて設けられていることを特徴とする。
遊技機用発光基板は、凹面部に設けられた配線部に電気部品が基板実装され、前記凹面部の周囲の平坦部に設けられた配線部に発光素子が基板実装されていることを特徴とする。
また、遊技機においては上述したいずれかの遊技機用発光装置を備えたことを特徴とする。
上述した遊技機用発光装置は、耐熱性熱可塑性樹脂基材を用いた高さ方向に起伏を有する立体形状を有する立体基板に配線部が形成され、該配線部に少なくとも発光素子が基板実装された遊技機用発光基板を備えているので、部品点数が少なくしかも任意の装飾スペースに合わせて基板を立体形状に成形して組み付けできるので、省スペースでも装飾性の高い遊技機用発光装置を提供することができる。
また、遊技機用発光基板は、曲面部に配線部が形成され、該配線部に複数の発光素子が異なる高さとなるように基板実装されているので、立体的で奥行き感のある装飾効果が得られる。
また、遊技機用発光基板は、曲面部に配線部が形成され、該配線部に複数の発光素子の発する光の光軸が異なる方向となるように基板実装されているので、照射対象となる光透過性を有するレンズが複数存在したり、レンズに照射面が複数形成されていたりしても照射光を確実にそれぞれのレンズに照射することができ、装飾性を高めることができる。
遊技機用発光基板は、曲面部とその周囲に設けられた平坦部を含む立体基板に配線部が形成され、前記曲面部と平坦部の両方に発光素子が基板実装されるので、平板状の基板に比べて基板実装可能な発光素子の数を増やすことができ、装飾効果を高めることができる。
また、曲面部に形成された配線部に基板実装された第一の発光素子と平坦部に形成された配線部に基板実装された第二の発光素子から照射される光が混じりあって遊技者に視認されるので、輝度が増大すると共に色彩が変化し、装飾効果を高めた多彩な演出を行うことができる。
また、曲面部には面取りされた面取り部が形成されており、該面取り部に設けられた配線部に発光素子が基板実装されていると、面取り部に対する発光素子の実装作業が容易に行なえるうえに、実装不良が発生し難くなる。また、発光素子より照射される照射光の方向性を確実に定めることができる。
また、立体基板の後面側に設けられたリジッド基板に基板実装された発光素子からの照射光が立体基板の曲面部を透過して点灯表示されると、発光基板の後面側の光源により基板面も装飾面として利用できるので、より複雑で多彩な演出が行える。
また、立体基板の曲面部の後面側には立体形状を保持する補強部材が重ね合わせて設けられていると、曲面部の変形やこれに伴う配線部と発光素子の電気的接続性が損なわれて信頼性が低下するのを防ぐことができる。尚、補強部材はリジッド基板と一体に組み付けられていると、例えば立体基板が変形した際にリジッド基板との配線部どうしが接触して電気的接続不良が発生するのを防ぐことができる。
また、補強部材は光透過性を有する合成樹脂で形成されていてもよい。これにより、リジット基板に実装された発光素子の照射光により立体基板の基板面を装飾面として利用できる。また、補強部材自体に光透過性がなくても、装飾性のある形態、たとえば星型の貫通孔等が形成されていると、リジット基板に実装された発光素子の照射光が貫通孔等を通じて立体基板の基板面にその形態を投影することができ、装飾性を高めることができる。
また、遊技機用発光基板は、凹面部に設けられた配線部に電気部品が基板実装され、前記凹面部の周囲の平坦部に設けられた配線部に発光素子が基板実装されていると、光学式センサなどの電気部品を凹面部に基板実装することで周囲の平坦部に設けられた発光素子の発光による影響を受け難くなるので、装飾効果を高めると共に誤動作を防止することができる。
また、遊技機に上述した遊技機用発光装置を備えたことにより、パチンコ機の図柄表示装置の大画面化やセンター役物が大型化にともなって遊技領域が拡大しても、発光装置を狭い装飾領域や、遊技盤に設けられる盤面部品や役物にも設けることができ、装飾領域を新たに確保しなくても遊技領域内外や発射ハンドルのカバーにいたるまで、電気部品が配置可能な領域に発光装置を設けて立体的で奥行き感のある多彩な演出を行うことができる。
パチンコ機の斜視図である。 発射ハンドルの斜視図である。 発射ハンドルの前方側分解斜視図である。 発射ハンドルの後方側分解斜視図である。 発射ハンドルの正面図、側面図である。 図5の矢印A−A断面図及び部分拡大断面図である。 他例にかかる遊技機用発光装置の説明図である。 他例にかかる遊技機用発光装置の説明図である。 他例にかかる遊技機用発光装置の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施例としては、遊技機の一例としてパチンコ機について説明するものとする。
先ずパチンコ機1の概略構成について説明する。図1において、パチンコ機1の外形をなす外枠2に対してヒンジ部4により内枠3が開閉可能に取り付けられ、該内枠3の前面を覆う前面枠5が図示しないヒンジ部を中心に開閉可能に取り付けられている。内枠3には遊技領域が形成される遊技盤が設けられると共に該遊技盤の下方には遊技領域へ向かって遊技球を発射する球発射装置が組み付けられている。
また、図1において、前面枠5の下方には貸球や賞球等の遊技球を一時的に貯留し、該遊技球を球発射装置へ誘導する上球受け皿6が一体に設けられている。球受け皿6の右側には、球発射装置によって遊技領域へ発射される遊技球の発射力を調節するための発射ハンドル7が設けられている。発射ハンドル7は、前面枠5の枠体に設けられる装着部に装着される。上球受け皿6の上端部には遊技状態に応じて遊技者が操作する操作スイッチ8、上球受け皿6を開口させて遊技球を下球受け皿10に排出する球抜きレバー9、下球受け皿10を開口させて遊技球をドル箱等に排出する球抜きレバー11などが設けられている。内枠3の後面側上部には貯留タンク12が設けられている。この貯留タンク12にはパチンコ機1が配置されたホールの島から遊技球が供給されるようになっている。
次に遊技機用発光装置が設けられる発射ハンドル7の構成について図2乃至図6を参照して説明する。
図2及び図5において、発射ハンドル7は、ハンドル軸部13、遊技者が回転操作する操作部材14、キャップ15が一体に組み付けられている。発射ハンドル7は、ハンドル軸部13が固定板金13aにより前面枠5に対してビス13bにより止められて組み付けられる(図3参照)。キャップ15は光透過性を有する樹脂材により形成されており、後述する内部に装着された立体基板18やガラスエポキシ樹脂基板等のリジッド基板19(これらを総称して遊技機用発光基板という;図3参照)に実装された発光素子の発光により発射ハンドル7が装飾表示されるようになっている。
図3に示すように、ハンドル軸部13の前面側には、発射停止スイッチ16及び該発射停止スイッチ16をON/OFFする停止レバー17がビス16a,17aによって組み付けられる。停止レバー17は、ハンドル軸部13と操作部材14との境界部に設けられ、遊技者により停止レバー17が操作されると発射停止スイッチ16が停止レバー17の操作を検知し、球発射装置からの遊技球の発射を停止するようになっている。
図3において、ハンドル軸部13の前方側には、操作部材14が当該ハンドル軸部13に対して予め定められた回転基準位置から所定範囲で回転可能に軸支されている。操作部材14は、図示しないタッチセンサと接続された板金20を介してハンドル軸部13に組み付けられる。板金20はビス20aによりハンドル軸部13に組み付けられる。板金20にはアース線21が接続されている。操作部材14は導電性を有しており(例えば樹脂材をめっきコーティングされている)、その外周部には遊技者が把持したまま回転できるように複数の指掛突起14aが設けられている。コイルばね22の両端部は、ハンドル軸部13のボス部13cと操作部材14の係止部14bの各々係止しており、操作部材14をハンドル軸部13に対して所定位置(回転基準位置)に留まるように付勢している。操作部材14は、ボス部13dが長孔14dを挿通するようにハンドル軸部13に対して組み付けられる(図4参照)。
図4において、ハンドル軸部13の後面側から可変抵抗器(若しくはポテンショメータ)23が組み付けられ、止めねじ23bにより組み付けられる。これにより軸端部にスリットが形成されたスリット軸23aが操作部材14の回転中心(中心軸部14cの後面側)に設けられた係止部14eと係止する。操作部材14を回転操作するとスリット軸23aが回転して、可変抵抗器23は操作部材14の回転基準位置からの回転量を検出する。
操作部材14の前面側にはリジッド基板19、立体基板18が重ね合わせてハンドル軸部13の後面側より嵌合する固定ねじ24により組み付けられる。また、立体基板18の前面側は、キャップ15により覆われる。
発射停止スイッチ16、可変抵抗器23等の電気部品は、発射制御基板と電気的に接続されている。発射制御基板は、発射ハンドル7の操作により球発射装置の駆動源へ印加する印加電圧がリニアに変化するようになっている。
ここで立体基板18の一例について説明する。
図2において、立体基板18には配線部(導体パターン;図示せず)が形成され、該配線部に少なくとも発光素子が基板実装されている。具体的には、立体基板18は、高さ方向に起伏を有する立体形状(例えばドーム形状)をした曲面部18aとその周囲の平坦部18bを有し、各曲面部18aに第一の発光素子(LED)25aが、平坦部18bに第二の発光素子(LED)25bが各々基板実装されている。また、平坦部18bにはコネクタ26が設けられている。曲面部18aには複数の第一の発光素子(LED)25aが、異なる高さとなるように基板実装されているとともに各第一の発光素子(LED)25aから照射される光の光軸が異なる方向となるように基板実装されている。
立体基板18を構成する基材は、耐熱性熱可塑性樹脂基材である、この耐熱性熱可塑性樹脂基材は耐熱性の熱可塑性樹脂材をベースとしており、例えば、熱変形可能な温度が130℃以上のものであることが好ましい。回路基板に電子機器を搭載する際には、種々の工程において基板に熱がかかるため、これに耐え得る程度の耐熱性が要求される。
耐熱性熱可塑性樹脂基材の素材に好適な樹脂材としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアリレート、サーモトロピック液晶ポリエステル、その他の芳香族ポリエステルなどのポリエステル系樹脂;ナイロン6、ナイロン66などのポリアミド系樹脂;液晶ポリエステルアミド;環状ポリオレフィンコポリマー、ポリメチルペンテンなどのポリオレフィン系樹脂;ポリエーテルスルホン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトンなどのポリエーテル系樹脂;ポリサルホン;ポリカーボネート;ポリフェニレンスルフィド;熱可塑性ポリイミドなどが挙げられる。これらの樹脂は1種単独で用いられる他に、2種以上の樹脂材を組み合わせて使用することもできる。これらの中でも、上記のサーモトロピック液晶ポリエステルや液晶ポリエステルアミド(サーモトロピック液晶ポリエステルアミド)などの液晶ポリマー(サーモトロピック液晶ポリマー)が好適である。
なお、上記のサーモトロピック液晶ポリマー(以下、単に「液晶ポリマー」という)とは、例えば、芳香族ジカルボン酸と芳香族ジオールや芳香族ヒドロキシカルボン酸などのモノマーを主体として合成される芳香族ポリエステルや液晶ポリエステルアミドであって、溶融時に液晶性を示すものをいう。
また配線部を構成する導体金属としては、例えば、銅、アルミニウム、スズ、銀、金、白金、亜鉛、鉄等、これらの金属を含む合金[ステンレス鋼(SUS)、42アロイ、銅合金など]などが挙げられる。
金属層は単層構造でもよく、異なる2種以上の金属を組み合わせた積層構造であってもよい。積層の方法も特に制限はなく、例えば、耐熱性熱可塑性樹脂基材と金属板を貼り合わせた後、該金属板表面に真空蒸着法やスパッタリング法、イオンプレーティング法、めっき法、CVD法などで、金属板の構成金属とは異なる種類から構成される金属層を設ける方法などが採用できる。また、金属層は、耐熱性熱可塑性樹脂基材の片面にのみ設けられていてもよく、耐熱性熱可塑性樹脂基材の両面に設けられていてもよい。
上記立体基板18を用いることで、部品点数が少なくしかも任意の装飾スペースに合わせて立体形状に成形して組み付けできるので、省スペースでも装飾性の高い遊技機用発光装置を提供することができる。
立体基板18は、曲面部18aに配線部が形成され、該配線部に複数の発光素子25aが異なる高さとなるように基板実装されているので、立体的で奥行き感のある装飾効果が得られる。
また、立体基板18は、曲面部18aに配線部が形成され、該配線部に複数の発光素子25aの発する光の光軸が異なる方向となるように基板実装されているので、曲面部18aに基板実装された発光素子からの照射光を半球状のキャップ15に均一に照射することができ、装飾性を高めることができる。
また、立体基板18の曲面部18aに形成された配線部に基板実装された第一の発光素子25aと平坦部18bに形成された配線部に基板実装された第二の発光素子25bから照射される光が混じりあって遊技者に視認されるので、輝度が増大すると共に色彩が変化し、装飾効果を高めた多彩な演出を行うことができる。
また、立体基板18の後面側に設けられたリジッド基板19の前面側(立体基板18と対向する側)に基板実装された発光素子27(図3参照)からの照射光が立体基板18の曲面部18aを透過して点灯表示されると、立体基板18の後面側の光源による基板面も装飾面として利用できるので、より複雑で多彩な演出が行える。リジッド基板19の後面側にはコネクタ28が設けられている(図4参照)。
図6において、上述した発射ハンドル7は、ハンドル軸部13の前面側に発射停止スイッチ16、停止レバー17、板金20、操作部14を重ね合わせ、操作部14の中心軸部14cにコイルばね22を嵌め込んでその端部を、ハンドル軸部13と操作部材14に各々係止させる。そして、操作部材14の上にリジッド基板19と立体基板18(平坦部18b)をボス部13dに位置合わせして重ね合わせ、キャップ15が立体基板18を覆うように嵌め込まれる。
また、ハンドル軸部13の後面側より可変抵抗器23が嵌め込まれて止め輪23bに固定され、スリット軸23aが操作部材14の回転中心(中心軸部14cの後面側)に設けられた係止部14e(図4参照)と係止するように嵌め込まれる。また、ボス部13dのねじ孔13eに固定ねじ24を後面側より嵌め込んで、キャップ15の後面側に形成されたねじ孔15aに嵌め込む。これにより、ボス部13dとキャップ15との間にリジッド基板19と立体基板18(平坦部18b)が挟み込まれたまま組み付けられる(図6拡大図参照)。
上述した遊技機用発光装置は、パチンコ機1の図柄表示装置(液晶表示装置)が大画面化し、センター役物が大型化して遊技領域が拡大しても、遊技盤に設けられる盤面部品や役物にも立体基板18を任意の形状に成形して狭い装飾領域設けることができ、装飾領域を新たに確保しなくても、電気部品が配置可能な領域に配置して立体的で奥行き感のある多彩な演出を行うことができる。
次に、遊技機用発光装置の他例について図7及び図8を参照して説明する。
遊技機用発光基板である立体基板18は、曲面部18aが曲面に形成されていたが、図7に示すように面取り部18cが形成された平面部に第一の発光素子25aが基板実装されていてもよい。この場合には、面取り部18cに対する第一の発光素子25aの実装作業が容易に行なえるうえに、実装不良が発生し難くなる。また、第一の発光素子25aより照射される照射光の方向性を確実に定めることができる。尚、立体基板18に形成される凸面部の形状は曲面に限らず、多面体形状であってもよい。
また、図8において、立体基板18に設けられた凹面部18dにフォトセンサ29が設けられ、凹面部の周囲の平坦部18bに設けられた配線部に発光素子(LED)25bが実装されている。立体基板18の前方には可動部30が設けられ、該可動部30には遮光部30aが設けられている。
この場合には、フォトセンサ29などの光学式センサを凹面部18dに基板実装することで周囲の平坦部18bに設けられた発光素子25bの発光による影響を受け難くなるので、装飾効果を高めると共に誤動作を防止することができる。
また、立体基板18はその可撓性を有するが故の変形し易さや立体形状であるが故の強度低下が懸念される。そこで、図9に示すように、曲面部18aの後面側に立体形状を保持するカップ状の補強部材18eが重ね合わせてハンドル軸部13等に組み付けられていてもよい。この補強部材18eの存在により、曲面部18aの変形やこれに伴うリジッド基板19との配線部どうしの接触により第1の発光素子25aや発光素子27の電気的接続性が損なわれて信頼性が低下するのを防ぐことができる。また、図9に示すように補強部材18eがリジッド基板19に一体に組み付けられていてもよい。具体的には、補強部材18eにはねじ孔18fが設けられており、リジッド基板19のねじ孔19aと位置合わせして重ね合わせ、固定ねじ31により固定されている。これにより、例えば立体基板18の前方に凸となるように湾曲形成された曲面部18aが陥没する変形やこれに伴うリジッド基板19との配線部どうしが接触することにより電気的接続不良が発生するのを防ぐことができる。
また、補強部材18eは光透過性のある合成樹脂で形成されていてもよい。これにより、リジット基板19に実装された発光素子27の照射光により立体基板18の基板面を装飾面として利用できる。また、補強部材18e自体に光透過性がなくても、装飾性のある形態、たとえば星型の貫通孔18g等(図9破線部参照)が形成されていると、リジット基板19に実装された発光素子27の照射光により立体基板18の基板面に貫通孔18e等を通じてその形態を投影することができ、装飾性を高めることができる。
なお、実施例に示した内容に限定されるものではなく、立体基板18の形状は、任意に成形することが可能であり、発射ハンドル7に限らず、盤面部品の一部に組み付けられていてもよい。
また、遊技機用発光装置は、パチンコ機1に備えたものについて説明したが、他の遊技機、例えば雀球遊技機やアレンジボール遊技機などに備えてもよい。
1 パチンコ機
2 外枠
3 内枠
4 ヒンジ部
5 前面枠
6 上球受け皿
7 発射ハンドル
8 操作スイッチ
9,11 球抜きレバー
10 下球受け皿
12 貯留タンク
13 ハンドル軸部
13a 固定板金
13b,16a,17a,20a ビス
13c,13d ボス部
13e,15a,18f,19a ねじ孔
14 操作部材
14a 指掛突起
14b 係止部
14c 中心軸部
14d 長孔
14e 係止部
15 キャップ
16 発射停止スイッチ
17 停止レバー
18 立体基板
18a 曲面部
18b 平坦部
18c 面取り部
18d 凹面部
18e 補強部材
18g 貫通孔
19 リジッド基板
20 板金
21 アース線
22 コイルばね
23 可変抵抗器
23a スリット軸
23b 止めねじ
24,31 固定ねじ
25a 第一の発光素子
25b 第二の発光素子
26,28 コネクタ
27 発光素子
29 フォトセンサ
30 可動部
30a 遮光部

Claims (10)

  1. 耐熱性熱可塑性樹脂基材を用いた曲面部を有する立体基板に配線部が形成され、該配線部に少なくとも発光素子が基板実装された遊技機用発光基板を備えたことを特徴とする遊技機用発光装置。
  2. 前記遊技機用発光基板は、前記曲面部に配線部が形成され、該配線部に複数の発光素子が異なる高さとなるように基板実装されている請求項1記載の遊技機用発光装置。
  3. 前記遊技機用発光基板は、前記曲面部に配線部が形成され、該配線部に複数の発光素子の発する光の光軸が異なる方向となるように基板実装されている請求項1又は2記載の遊技機用発光装置。
  4. 遊技機用発光基板は、曲面部とその周囲に設けられた平坦部を含む立体基板に配線部が形成され、前記平坦部に形成された配線部に発光素子が基板実装されている請求項1乃至3記載の遊技機用発光装置。
  5. 前記曲面部に形成された配線部に基板実装された第一の発光素子と前記平坦部に形成された配線部に基板実装された第二の発光素子から照射される光が混じりあって遊技者に視認される請求項4記載の遊技機用発光装置。
  6. 前記曲面部には面取りされた面取り部が形成されており、該面取り部に設けられた配線部に発光素子が基板実装されている請求項1乃至5のいずれか1項記載の遊技機用発光装置。
  7. 前記立体基板の後面側に設けられたリジッド基板に基板実装された発光素子からの照射光が前記立体基板の曲面部を透過して点灯表示される請求項1乃至6のいずれか1項記載の遊技機用発光装置。
  8. 前記曲面部の後面側には立体形状を保持する補強部材が重ね合わせて設けられている請求項1乃至7のいずれか1項記載の遊技機用発光装置。
  9. 遊技機用発光基板は、凹面部に設けられた配線部に電気部品が基板実装され、前記凹面部の周囲の平坦部に設けられた配線部に発光素子が基板実装されている請求項1記載の遊技機用発光装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載の遊技機用発光装置を備えた遊技機。
JP2009223780A 2009-09-29 2009-09-29 遊技機用発光装置及びそれを備えた遊技機 Pending JP2011072331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009223780A JP2011072331A (ja) 2009-09-29 2009-09-29 遊技機用発光装置及びそれを備えた遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009223780A JP2011072331A (ja) 2009-09-29 2009-09-29 遊技機用発光装置及びそれを備えた遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011072331A true JP2011072331A (ja) 2011-04-14

Family

ID=44017006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009223780A Pending JP2011072331A (ja) 2009-09-29 2009-09-29 遊技機用発光装置及びそれを備えた遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011072331A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5357971A (en) * 1976-11-05 1978-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Production of semiconductor device
JP2003281905A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Toshiba Lighting & Technology Corp 光源ユニット及びフラッドライト
JP2004223094A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Adachi Light Co Ltd 遊技機における電飾用発光ダイオードの取付構造
JP2004290295A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Ace Denken:Kk 遊技機装飾用発光素子の回路基板
JP2006043044A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Ace Denken:Kk 光装飾装置およびこれを有する遊技機
JP2006192195A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Daiman:Kk 遊技機
JP2008161484A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sansei R & D:Kk 遊技機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5357971A (en) * 1976-11-05 1978-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Production of semiconductor device
JP2003281905A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Toshiba Lighting & Technology Corp 光源ユニット及びフラッドライト
JP2004223094A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Adachi Light Co Ltd 遊技機における電飾用発光ダイオードの取付構造
JP2004290295A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Ace Denken:Kk 遊技機装飾用発光素子の回路基板
JP2006043044A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Ace Denken:Kk 光装飾装置およびこれを有する遊技機
JP2006192195A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Daiman:Kk 遊技機
JP2008161484A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sansei R & D:Kk 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4780456B2 (ja) 発射ハンドル及び遊技機
JP2006223586A (ja) 遊技機
JP4925411B2 (ja) 遊技機
TWI465670B (zh) 可組合發光體
JP5336928B2 (ja) 可動役物装置
JP2009183321A (ja) 遊技機用発光装置及びこれを備えた遊技機
JP2011072331A (ja) 遊技機用発光装置及びそれを備えた遊技機
JP6254892B2 (ja) 遊技機
JP6697121B1 (ja) 遊技機
JP2004167140A (ja) 遊技機
JP3649637B2 (ja) 電子機器の照光構造
JP5544368B2 (ja) 電気スイッチ
JP4519528B2 (ja) 遊技機
JP2015118764A (ja) 装飾照明装置
JP6508607B1 (ja) 電子部品搭載容器及び電子部品実装構造
JP6102664B2 (ja) 操作レバー装置
JP2008264215A (ja) 遊技機
JP2016144506A (ja) 遊技機
JP6744473B1 (ja) 遊技機
JP5593706B2 (ja) 高周波加熱装置
JP7021173B2 (ja) 遊技機
JP7021171B2 (ja) 遊技機
JP2009066081A (ja) プリント配線基板、遊技盤、及びパチンコ遊技機
JP7466215B2 (ja) ボタンの供給
JP2005087600A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140819