JP4780456B2 - 発射ハンドル及び遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機の発射ハンドル及び当該発射ハンドルを備えた遊技機に関し、詳細には内部に発光体を備えた発射ハンドル及び当該発射ハンドルを備えた遊技機に関する。
従来、遊技機の一種であるパチンコ機においては、装飾性を高めるために遊技盤面上やパチンコ機本体の正面の枠上に電飾ランプ等を設けて点滅又は点灯するようにしている。また、パチンコ機の本体の正面に設けられる発射ハンドルにも発光手段を内蔵したものが提案されている。例えば、特許文献1に記載の発明では、発射ハンドルのキャップは、半透明な合成樹脂材料から構成された半球形状に形成され、当該キャップ内に5個の発光ダイオードを備えている。
また、特許文献2に記載の発明では、発射ハンドル本体内にパチンコ機の本体方向に向けた発光ダイオードを備え、当該発光ダイオードの発光により、発射ハンドルの後部及び発射ハンドルが取り付けられたパチンコ機の本体を照らすようになっている。
特開2006−26444号公報 特開2002−21922号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、発射ハンドルの前面のキャップを発光させることができるだけであり、発射ハンドルのレバーを発光させることができないという問題点があった。また、特許文献2に記載の発明では、発射ハンドルの後部側を発光させることができるだけであり、やはり、発射ハンドルのレバーを発光させることができないという問題点があった。従って、光による発射ハンドルの装飾効果を十分高めることができないという問題点があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、光による装飾効果を高めることができる発射ハンドル及び遊技機を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、請求項1に係る発明の発射ハンドルは、遊技機の本体の正面に設けられる発射ハンドルであって、遊技者が回動するレバーと、前記遊技機の本体に固定され、前記レバーを回動可能に支持するハンドル基部と、前記レバーの遊技者に対向する前端部に設けられたキャップ部材と、前記ハンドル基部において前記レバーよりも遊技機の本体側に設けられた発光体とを備え、前記レバー及び前記キャップ部材は光透過性を有し、当該発光体の発光により、前記レバー及び前記キャップ部材が発光されることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の発射ハンドルは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記発光体は、発光ダイオードであり、当該発光ダイオードが複数設けられた回路基板が前記ハンドル基部において前記レバーよりも遊技機の本体側に設けられ、前記キャップ部材と前記回路基板との間には、光が通過する貫通孔が前記発光ダイオードの数よりも多く形成された装飾部材が設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の発射ハンドルは、請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記装飾部材の前記貫通孔には、レンズが設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の発射ハンドルは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記発射ハンドルの軸芯方向において、前記レバーの前後には、導電性を有する部材が各々設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の発射ハンドルは、請求項2乃至4の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記発射ハンドルの軸芯方向において、前記レバーの後側には、前記導電性を有する部材としての背面タッチ部材が設けられ、当該背面タッチ部材と前記回路基板との間に、当該背面タッチ部材と当該回路基板との沿面距離を拡大する絶縁性部材が設けられていることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の発射ハンドルは、請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記背面タッチ部材には、ねじを挿入可能な挿入孔が穿設され、前記ハンドル基部には、前記ねじが螺入されるねじ孔が穿設され、前記ねじ孔に前記ねじを螺入して当該背面タッチ部材と前記ハンドル基部とを螺着した場合に、当該ねじと前記回路基板との間に、前記絶縁性部材が設けられていることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明の発射ハンドルは、請求項5又は6に記載の発明の構成に加えて、前記絶縁性部材は、前記回路基板を覆う合成樹脂製のカバーであることを特徴とする。
また、請求項8に係る発明の発射ハンドルは、請求項7に記載の発明の構成に加えて、前記合成樹脂製のカバーは、光透過性を有することを特徴とする。
また、請求項9に係る発明の遊技機は、前記請求項1乃至8の何れかに記載の発射ハンドルを備えている。
請求項1に係る発明の発射ハンドルでは、ハンドル基部においてレバーよりも遊技機の本体側に設けられた発光体の発光により、光透過性を有したレバー及び光透過性を有したキャップ部材を発光させることができる。従って、レバー及キャップ部材に発光体を各々別に設けなくてもレバー及キャップ部材を発光させることができ、発射ハンドルの装飾効果を高めることができる。
また、請求項2に係る発明の発射ハンドルでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、発光体としての発光ダイオードが複数設けられた回路基板がハンドル基部においてレバーよりも遊技機の本体側に設けられ、キャップ部材と回路基板との間には、光が通過する貫通孔が発光ダイオードの数よりも多く形成された装飾部材が設けられているので、回路基板に設けられた発光ダイオードにより、レバーとキャップ部材の両方を発光させることができる。また、キャップ部材と回路基板との間に設けられた装飾部材は、光が通過する貫通孔が発光ダイオードの数よりも多く形成されているので、キャップ部材において発光ダイオードの数よりも多く発光させることができる。また、貫通孔の個数に対して、発光ダイオードの個数を減らすことができるので、貫通孔及び発光ダイオードが同じ個数であった場合よりも、発光ダイオードのコストを削減できる。
また、請求項3に係る発明の発射ハンドルでは、請求項2に記載の発明の効果に加えて、装飾部材の貫通孔には、レンズが設けられているので、キャップ部材の内部に於いて、発光ダイオードによりレンズの部分を発光させることができる。
また、請求項4に係る発明の発射ハンドルでは、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の効果に加えて、発射ハンドルの軸芯方向において、レバーの前後には、導電性を有する部材が各々設けられているので、当該導電性を有する部材をタッチセンサーとして、遊技者が発射ハンドルを握っていることを検出することができる。従って、レバーをタッチセンサーにする必要がないので、当該レバーを光透過性を有する合成樹脂から構成することができる。よって、レバーを発光させることができる。
また、請求項5に係る発明の発射ハンドルでは、請求項2乃至4の何れかに記載の発明の効果に加えて、発射ハンドルの軸芯方向において、レバーの後側には、導電性を有する部材としての背面タッチ部材が設けられ、当該背面タッチ部材と回路基板との間に、背面タッチ部材と回路基板との沿面距離を拡大する絶縁性部材が設けられているので、背面タッチ部材と回路基板との間の絶縁強度を高めることができる。
また、請求項6に係る発明の発射ハンドルでは、請求項5に記載の発明の効果に加えて、背面タッチ部材には、ねじを挿入可能な挿入孔が穿設され、ハンドル基部には、ねじが螺入されるねじ孔が穿設され、前記ねじ孔に前記ねじを螺入して当該背面タッチ部材と前記ハンドル基部とを螺着した場合に、当該ねじと前記回路基板との間に、前記絶縁性部材が設けられているので、背面タッチ部材をねじ止めしても背面タッチ部材と回路基板との間の絶縁強度を高めることができる。
また、請求項7に係る発明の発射ハンドルでは、請求項5又は6に記載の発明の効果に加えて、絶縁性部材は、回路基板を覆う合成樹脂製のカバーであるので、回路基板の絶縁強度を高めることが出来る。
また、請求項8に係る発明の発射ハンドルでは、請求項7に記載の発明の効果に加えて、合成樹脂製のカバーは、光透過性を有するので、回路基板に設けられた発光ダイオードの光をレバー及びキャップ部材方向に透過することができる。従って、回路基板の絶縁強度を高めつつ、レバー及びキャップ部材方向に発光ダイオードの光を透過することができる。
また、請求項9に係る発明の遊技機では、請求項1乃至8の何れかに記載の発射ハンドルを備えているので、遊技機においても、上記請求項1乃至8の何れかに記載の効果を奏することができる。
以下、本発明に係る発射ハンドルを備えた遊技機の一実施の形態であるパチンコ機1について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、パチンコ機1の表枠14及び中枠13が開いた状態の斜視図であり、図2は、パチンコ機1の正面図である。
はじめに、パチンコ機1の概略構成について説明する。図1に示すように、パチンコ機1は、遊技場の島設備(図示外)に配設され、パチンコ機1の本体を支持する正面視略長方形状の枠部材である外枠12を備えている。この外枠12は、外枠上柱部12a,外枠右柱部12b,外枠左柱部12c,外枠下柱部12dからなり、正面視略長方形状の枠を構成している。そして、外枠下柱部12dは他の3つの柱部材である外枠上柱部12a、外枠右柱部12b、外枠左柱部12cよりもやや前方へ突出した形状を有している。このため、外枠下柱部12dは他の3本の枠部材よりも高い強度を有し、土台としての機能も担っている。さらに、図2に示すように、外枠下柱部12dの遊技者に対向する正面側には、合成樹脂で形成された黒色の薄板である化粧板(図示外)が張られている。そして、このような構成からなる外枠12の外枠左柱部12c近傍に、中枠13における中枠左柱部近傍が軸支されるようになっている。
この中枠13は正面視略長方形状の金属製のアングル部材からなる。この中枠13の左柱部は、上ヒンジ26及び下ヒンジ25を介して外枠12の外枠左柱部12c近傍に軸支されることにより、中枠13が外枠12に対して略水平方向に回動可能(開閉可能)となっている。そして中枠13の開閉によって中枠13の中枠右柱部13bで外枠12に着脱可能となっている。
一方、中枠13の上半分には遊技盤2が固定されるための正面視略長方形状の遊技盤用開口部が形成され、当該遊技盤用開口部に遊技盤2が配設されている。さらに中枠13の正面側において、遊技盤2の下方には発射機に遊技球を供給し、かつ賞品球を受け入れる上皿5が設けられており、上皿5の直下には賞品球を受ける下皿6が設けられている。当該下皿6の右側には遊技者により操作され、発射機による遊技球の発射を調節する発射ハンドル7が設けられている。また、当該遊技盤2の正面側には正面視略矩形状の表枠14が設けられている。
そして、図1及び図2に示すように、中枠13において上皿5の右側には鍵穴33が設けられており、この鍵穴33の背後にはシリンダ錠(図示外)が設けられている。この鍵穴33に鍵(図示外)を挿入し、挿入された鍵を反時計回りに回転させることにより、外枠12に対して固定されていた中枠13が略水平方向に回動可能となる。一方、挿入された鍵を時計回りに回転させることにより、中枠13に対して表枠14が略水平方向に回動可能となる。また、図1に示すようにパチンコ機1の中枠13の背面側には、当該パチンコ機1を構成する各部を制御するための、主基板や音基板、電飾基板、サブ統合基板など多数の制御装置を配設した機構セット盤(図示外)等が組み付けられており、それら基盤は合成樹脂製の透明な板材からなるセンターカバー27や基盤ボックス28で保護されている。また、センターカバー27の上方には、遊技機設置島から供給される遊技球を貯留する遊技球タンク29が設けられている。
ここで、遊技盤2について説明する。発射ハンドル7の操作により、発射手段である発射機(図示外)から発射された遊技球が遊技盤2及びガラス窓23によって形成された空間を流下する。この遊技盤2は、中枠13の裏面側に固定された遊技盤固定枠の遊技盤用開口部(図示外)の正面側に支持され、ガラス窓23を略中央に保持した表枠14によって保護されている。図2に示すように、この遊技盤2は正面視略長方形状の板部材であり、3枚の板部材が積層されて1枚の板部材を形成している。図1に示すように、遊技盤2の正面には外レール3及び内レール9に囲まれ、発射手段によって発射された遊技球が流下する正面視略円形状の遊技領域4が設けられている。
そして、図2に示すようにこの遊技領域4の略中央には、LCDから構成され、各種図柄を可変表示して所要の遊技演出を行う特別図柄表示画面や各種ランプ及びLEDを備えた特別図柄表示装置8が設けられている。また、この特別図柄表示装置8の下側には特別図柄始動電動役物15が設けられており、当該特別図柄始動電動役物15の左右には普通入賞口19,20がそれぞれ設けられている。そして、普通入賞口19の左方には普通図柄始動ゲート11が設けられている。さらに、特別図柄始動電動役物15の下方には大入賞口16が設けられており、当該大入賞口16の下方には、何れの入賞口にも入賞しなかった遊技球が回収されるアウト口30が設けられている。
次に、図1及び図2を参照して表枠14について説明する。表枠14は、正面視略長方形状であり、中枠13に固定された遊技盤2の配設領域に略整合する外形サイズに成形されている。また、遊技盤2の遊技領域4を前側から視認し得るように略中央に開口部が開設されている。この開口部には透明板であるガラス窓23が嵌め込まれており、当該ガラス窓23を介して遊技領域4を視認可能となっている。表枠14の表枠左側端部14aが中枠の左柱部の近傍に軸支されることにより、表枠14が中枠13に対して略水平方向に回動可能(開閉可能)となっており、表枠14の開閉によって表枠右側端部14bで中枠13に着脱可能となっている。表枠14の右上部と左上部には、それぞれスピーカー51およびスピーカー52が設置されており、当該スピーカー51及びスピーカー52は配線によって機構セット盤における音基板(図示外)と接続されており、音基板はさらにサブ統合基板により制御されている。すなわちスピーカー51及びスピーカー52からはサブ統合基板による制御により様々な音が発生する。
次に、図3乃至図5を参照して、発射ハンドル7について説明する。図3は発射ハンドル7の斜視図であり、図4は発射ハンドル7の横断面図であり、図5は発射ハンドル7の分解斜視図である。尚、図3乃至図5において、遊技者側を前側、パチンコ機1側を後側と言う。
まず、図3乃至図5を参照して、発射ハンドル7の外観構成について説明する。図3乃至図5に示すように、発射ハンドル7は、パチンコ機1の中枠13(図1参照)の正面の右下部に挿入固定される半径の異なる3つの円筒形を組み合わせたハンドル基部70を備えている。このハンドル基部70は、中枠13方向に向かって径が細くなっており、合成樹脂から構成された半円筒の下部ハンドル基部71及び上部ハンドル基部72をねじ104によりねじ止めして構成されている。
また、図3に示すように、ハンドル基部70の前側には、合成樹脂のリングに鍍金を行って導電性を持たせた背面タッチ部材73が、下部ハンドル基部71及び上部ハンドル基部72の端部を膨らませた取り付け部71a,72aに嵌装されている。さらに、背面タッチ部材73の前側には、レバー75が発射ハンドル7の軸芯周りに回動可能に設けられており、レバー75の前側には、中央部に開口部が形成された円盤である板金部78が設けられ、板金部78の前側には、中央部に開口部が形成された合成樹脂の円盤に鍍金を行って導電性を持たせた前面タッチ部材76が板金部78に嵌合して設けられている。そして、前面タッチ部材76の前側には、光透過性を有する合成樹脂のドーム形状のキャップ部材77が設けられている。尚、キャップ部材77の一例としては、透明な合成樹脂から構成されたドーム形状のキャップを用いればよいが、スモーク等の着色がされていても光透過性があればよい。
次に、図4及び図5を参照して、発射ハンドル7の内部構造を説明する。図4及び図5に示すように、発射ハンドル7の内部の最後端側には、ハンドル中継基板86及びLED中継基板87が設けられ、ハンドル中継基板86は、ハーネス88によりレバー75の回転角を検出する発射ボリューム85に接続され、LED中継基板87は、発光ダイオード素子92a,92b,92cが設けられたLED基板92にハーネス93で接続されている。
尚、図4に示すように、発射ボリューム85は中央部に回動する軸85aを備え、当該軸85aが貫通される貫通孔が形成された金属板であるボリューム板金89にワッシャ90及びナット91により発射ボリューム85の軸85aの外周基部が固定され、ボリューム板金89は、下部ハンドル基部71及び上部ハンドル基部72に固定されている。
また、図4及び図5に示すように、ボリューム板金89の前側には、タッチセンサー96及び発射装置停止スイッチ97が設けられている。タッチセンサー96及び発射装置停止スイッチ97は、ハーネス95によりハンドル中継基板86に接続されている。尚、前面タッチ部材76は、ハーネス100により背面タッチ部材73に接続されており、背面タッチ部材73はタッチセンサー96に図示外のハーネスにより接続されている。従って、導電性を有する前面タッチ部材76及び背面タッチ部材73は、タッチセンサー96に電気的に接続される。よって、遊技者が発射ハンドル7を握った場合には、前面タッチ部材76及び背面タッチ部材73の少なくとも一方には、手が接触するので、タッチセンサー96により遊技者が発射ハンドル7を握ったことを検出することができる。また、発射装置停止スイッチ97には、発射停止スイッチレバー98が接続されている。
尚、背面タッチ部材73は、ねじ102により下部ハンドル基部71の取り付け部71a及び上部ハンドル基部72の取り付け部72aに固定され、さらに、取り付け部71aには、内周方向に所定幅突出した鍔部である内部フランジ部71b及び71cが所定間隔開けて設けられており、内部フランジ部71b及び71cの隙間71dに、LED基板92を覆う、透明の絶縁性の合成樹脂材料から形成されたLED基板ケース94の外周のフランジ部94aが嵌合している。尚、取り付け部72a内も同様の構造になっている。また、背面タッチ部材73には、ねじ102を挿入可能な挿入孔73aが穿設され、下部ハンドル基部71には、ねじ102が螺入されるねじ孔71eが穿設され、上部ハンドル基部72には、ねじ102が螺入されるねじ孔72eが穿設され、当該ねじ孔71e,72eに前記ねじ102を螺入して背面タッチ部材73と下部ハンドル基部71及び上部ハンドル基部72とを螺着するようになっている。
従って、LED基板ケース94のフランジ部94a及び下部ハンドル基部71の内部の取り付け部71aの内部フランジ部71bにより、LED基板92と背面タッチ部材73との間の沿面距離が拡大され、LED基板92と背面タッチ部材73との間の絶縁強度を高めることができる。従って、背面タッチ部材73から静電気がLED基板92に放電されて、LED基板92上の発光ダイオード素子92a,92b,92cが故障することを防止できる。尚、LED基板92が請求項に言う「回路基板」に相当し、LED基板ケース94のフランジ部94aが、請求項に言う「背面タッチ部材と回路基板との沿面距離を拡大する絶縁性部材」に相当する。
次に、図4及び図5を参照して、レバー75の内部の構造について説明する。図4及び図5に示すように、レバー75の内部には、透明の合成樹脂部材から構成されレバー75を回動可能に保持するハンドルスライド部74が設けられ、レバー75は、巻きばね83によりハンドルスライド部74に対して、反時計回りに付勢されている。また、レバー75は、光透過性を有する乳白色の合成樹脂から構成され、その中心部には、ハンドルレバー軸82の前端が嵌合し、ハンドルレバー軸82の後端は、発射ボリューム85の軸85aに嵌合している。従って、レバー75が回動されると、同じ角度だけ発射ボリューム85の軸85aも回動されるようになっている。尚、レバー75の内面には、軸部75aの周りに、円弧状の貫通孔75b及び75cが設けられている。ここで、LED基板92上の発光ダイオード素子92a,92b,92cから出た光は、ハンドルスライド部74を透過して、貫通孔75b及び75cを通過する。尚、光がハンドルスライド部74を透過するときに、ハンドルスライド部74が導光板の働きをして、ハンドルスライド部74の全体も光るためにハンドルスライド部74が内部にあるレバー75も発光することになる。
次に、図4及び図5を参照して、板金部78からキャップ部材77の構造を説明する。板金部78には、真ん中に大きな開口部78aが設けられ、その周囲に2つの小さな円形の開口部78bが設けられている。そして、板金部78は前面タッチ部材76にねじ103により固定される。また、前面タッチ部材76には、中心に大きな円形の開口部76bが設けられ、その周りに5つの小さな円形の開口部76aが設けられている。
さらに、図5に示すように、前面タッチ部材76の前側には、透明の合成樹脂製のリングにより形成された発光部プレート79が設けられている。この発光部プレート79には、5つの小さな凸レンズ79aが前側に設けられている。また、発光部プレート79とキャップ部材77との間には、発光ダイオード素子92a〜92cの数より多い5つの貫通孔を備え、中央が盛り上がった円盤状(ドーム形状)の装飾部材80が設けられている。尚、発光部プレート79の5つの小さな凸レンズ79aは、装飾部材80の5つの貫通孔に嵌合するので、装飾部材80の5つの貫通孔80aに、各々5つの凸レンズ79aが設けられることになる。
この装飾部材80は、透明の合成樹脂製のキャップ部材77によりカバーされ、キャップ部材77の外周部は、前面タッチ部材76に嵌合する。尚、ハンドルスライド部74は、ねじ101により前面タッチ部材76に固定され、ハンドルスライド部74には、レバー75が回動可能に保持され、レバー75の軸部75aには、ブッシュ81が外嵌される。従って、ハンドルスライド部74からキャップ部材77までが一体構造となる。尚、ハンドルスライド部74に設けられた図示外の貫通孔にねじ105を挿入して、ハンドルスライド部74と下部ハンドル基部71とが螺着される。
以上説明したように、本実施の形態のパチンコ機1では、発射ハンドル7が、上記の構成を有するので、LED基板92上の3つの発光ダイオード素子92a,92b,92cから出た光は、透明の合成樹脂からなるLED基板ケース94及び透明の合成樹脂からなるハンドルスライド部74を透過して、板金部78の開口部78a及び開口部78b、レバー75の貫通孔75b,75c、及び前面タッチ部材76の開口部76aを通過して発光部プレート79の凸レンズ79aに到達する。このときに、ハンドルスライド部74は、光を拡散するので、3つの発光ダイオード素子92a,92b,92からの光により、レバー75と装飾部材80の5つの貫通孔80a(凸レンズ79a)とを光らせることができる。従って、3つの発光ダイオード素子92a,92b,92により、レバー75と、キャップ部材77の両方を発光させることができ、発射ハンドル7の光の装飾効果を少ない発光ダイオード素子で高めることができる。
また、LED基板92にはLED基板ケース94がかぶせられ、ねじ102により背面タッチ部材73が下部ハンドル基部71及び上部ハンドル基部72に固定されることで、LED基板ケース94も下部ハンドル基部71及び上部ハンドル基部72に固定されるので、LED基板ケース94のフランジ部94aにより、背面タッチ部材73からLED基板92までの沿面距離を長くすることができる。従って、背面タッチ部材73からLED基板92まで絶縁強度を高めることができる。
尚、本実施の形態の発射ハンドル7は、上記実施の形態に限定されずに、各種の変形が可能である。例えば、レバー75は光透過性を有すれば、必ずしも乳白色の合成樹脂でなくてもよく、透明性、半透明性を有していればよい。透明性、半透明性を有していない部材でも、多数の孔を有したもの(例えば、網状)のものを用いてもよい。また、合成樹脂に限られず、ガラスなどの光透過性を有するものでもよい。また、キャップ部材77は、透明でなくても光透過性があれば、各種の色の合成樹脂を用いることができ、必ずしも合成樹脂を用いなくてもよい。例えば、ガラスなどの光透過性があるものを用いてもよい。透明性、半透明性を有していない部材の場合には、多数の孔を有したもの(例えば、網状)のものを用いて光りが透過するようにしてもよい。また、発光ダイオード素子は、3個に限られず、1個、2個、4個、5個等任意の数でよい。また、装飾部材80の貫通孔80aも5個には、必ずしも限られない。
また、装飾部材80の貫通孔80aの大きさは、必ずしも1種類だけでなく、大きい孔、小さい孔など、複数の種類の大きさの孔を用いて構成してもよい。さらに、貫通孔80aにレンズを設ける場合には、ポリカーボネートに限られず、各種の合成樹脂を用いることができる。また、合成樹脂でなくても、ガラス等の光透過性のあるものであればよい。
さらに、発光ダイオード素子及びレンズを複数個で構成し、当該発光ダイオード素子を所定の1色の発光のものとした場合には、レンズを少なくとも2色以上のものを用いることで、複数色の光を発光することができる。発光ダイオード素子の発光色を特定の1色にすることで、発光ダイオードのコストを削減することができる。
パチンコ機1の表枠14及び中枠13が開いた状態の斜視図である。 パチンコ機1の正面図である。 発射ハンドル7の斜視図である。 発射ハンドル7の横断面図である。 発射ハンドル7の分解斜視図である。
符号の説明
1 パチンコ機
2 遊技盤
4 遊技領域
5 上皿
6 下皿
7 発射ハンドル
12 外枠
13 中枠
14 表枠
70 ハンドル基部
71 下部ハンドル基部
71a,72a 取り付け部
71b,71c 内部フランジ部
71d 隙間
71e ねじ孔
72 上部ハンドル基部
72e ねじ孔
73 背面タッチ部材
73a 挿入孔
74 ハンドルスライド部
75 レバー
75a 軸部
75b,75c 貫通孔
76 前面タッチ部材
76a 開口部
76b 開口部
77 キャップ部材
78 板金部
78a 開口部
78b 開口部
79 発光部プレート
79a 凸レンズ
80 装飾部材
80a 貫通孔
81 ブッシュ
82 ハンドルレバー軸
85 発射ボリューム
85a 軸
86 ハンドル中継基板
87 LED中継基板
88 ハーネス
89 ボリューム板金
92 LED基板
92a,92b,92c 発光ダイオード素子
93 ハーネス
94 LED基板ケース
94a フランジ部
95 ハーネス
96 タッチセンサー
97 発射装置停止スイッチ

Claims (9)

  1. 遊技機の本体の正面に設けられる発射ハンドルであって、
    遊技者が回動するレバーと、
    前記遊技機の本体に固定され、前記レバーを回動可能に支持するハンドル基部と、
    前記レバーの遊技者に対向する前端部に設けられたキャップ部材と、
    前記ハンドル基部において前記レバーよりも遊技機の本体側に設けられた発光体とを備え、
    前記レバー及び前記キャップ部材は光透過性を有し、
    当該発光体の発光により、前記レバー及び前記キャップ部材が発光されることを特徴とする発射ハンドル。
  2. 前記発光体は、発光ダイオードであり、
    当該発光ダイオードが複数設けられた回路基板が前記ハンドル基部において前記レバーよりも遊技機の本体側に設けられ、
    前記キャップ部材と前記回路基板との間には、光が通過する貫通孔が前記発光ダイオードの数よりも多く形成された装飾部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発射ハンドル。
  3. 前記装飾部材の前記貫通孔には、レンズが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の発射ハンドル。
  4. 前記発射ハンドルの軸芯方向において、前記レバーの前後には、導電性を有する部材が各々設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の発射ハンドル。
  5. 前記発射ハンドルの軸芯方向において、前記レバーの後側には、前記導電性を有する部材としての背面タッチ部材が設けられ、
    当該背面タッチ部材と前記回路基板との間に、当該背面タッチ部材と当該回路基板との沿面距離を拡大する絶縁性部材が設けられていることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の発射ハンドル。
  6. 前記背面タッチ部材には、ねじを挿入可能な挿入孔が穿設され、
    前記ハンドル基部には、前記ねじが螺入されるねじ孔が穿設され、
    前記ねじ孔に前記ねじを螺入して当該背面タッチ部材と前記ハンドル基部とを螺着した場合に、当該ねじと前記回路基板との間に、前記絶縁性部材が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の発射ハンドル。
  7. 前記絶縁性部材は、前記回路基板を覆う合成樹脂製のカバーであることを特徴とする請求項5又は6に記載の発射ハンドル。
  8. 前記合成樹脂製のカバーは、光透過性を有することを特徴とする請求項7に記載の発射ハンドル。
  9. 前記請求項1乃至8の何れかに記載の発射ハンドルを備えた遊技機。
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