JP5860349B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、スピーカを備えた遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の設置枠台に固定される固定枠としての外枠と、該外枠に対して開閉可能に支持されて遊技盤を着脱可能に保持する本体枠としての中枠と、該中枠の前側に開閉可能に支持されてパチンコ機前面を装飾すると共に遊技盤を透視保護する装飾枠としての前枠とを基本的に備えている。またパチンコ機では、前記遊技盤の盤面に画成した遊技領域の略中央位置に枠状の装飾部材(所謂センター役物)が配設されて、該装飾部材の開口から液晶式やドラム式等の図柄表示装置を臨ませ、この図柄表示装置で図柄組み合わせゲームやリーチ演出等の遊技演出を行なうよう構成されている。
前記パチンコ機では、各種効果音を出力するスピーカを配設し、図柄表示装置で行なわれる遊技演出に合わせて各種効果音をスピーカから出力することで、遊技の臨場感や興趣を高めるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−65722号公報
前記スピーカは、遊技者にその出力部(振動板)から出力される効果音をより鮮明に伝えるためには、出力部をできる限り遊技機の前面近傍に位置するように配設するのが望ましい。しかし、出力部をそのまま外部に露出させると、遊技者の悪戯等により出力部が損傷されるおそれがある。そこで、従来は、出力部の開口寸法に合わせた大きさのカバー部材に、効果音の通過を許容し得る多数の通孔を形成し、該カバー部材で出力部の前側を覆って保護する構成が採られている。
しかしながら、出力部の開口寸法に合わせた大きさのカバー部材で該出力部を覆う構成では、該カバー部材に多数の通孔を形成したとしても、出力部の開口面積に対してカバー部材に形成した全ての通孔を総合した開口面積は小さくなるため、出力部から出力される音量が低下したり音質が劣化してしまう問題が指摘される。
すなわち本発明は、従来の技術に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、スピーカの音量や音質を低下することなく出力部を保護し得る遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、
フレーム(29)に設けられて音の出力方向に開口された放音口(29a)と、該放音口(29a)の内側を覆う出力部(30)とを備えるスピーカ(25,26)を、機前面側を構成する前面部材(15)に配設した遊技機において、
前記出力部(30)の前側に配設され、開口面積が出力部(30)側の入口開口(39a)から出口開口(39b)に向かって拡がる導音路(39)が形成されたホーン(36)と、
前記ホーン(36)の導音路(39)を前記放音口(29a)より開口面積が大きな部位で塞ぐように設けられ、前記放音口(29a)から放出される音の通過を許容する同一開口面積に設定された円形の通孔(41a)が複数前後方向に貫通して形成された保護部材(41)とを備え、
前記ホーン(36)は、前記導音路(39)の延在方向の前後に組み付けられた第1ホーン部材(37)および第2ホーン部材(38)から構成され、
前記保護部材(41)は、前記第1ホーン部材(37)と第2ホーン部材(38)とで外周縁部が挟持されて前記導音路(39)を塞ぐようにホーン(36)に設けられ、
前記保護部材(41)は、前記導音路(39)に臨む通孔形成領域に、前記通孔(41a)が略均等な間隔で開設され
前記放音口(29a)の開口面積をM、前記保護部材(41)に対する通孔(41a)の開口率をP、前記保護部材(41)が導音路(39)を塞いでいる位置の該導音路(39)の開口面積をNとした場合に、開口率P、開口面積Nおよび開口面積Mの関係を、P×N≧0.7×Mとなるよう設定したことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、スピーカの音量や音質を低下することなく出力部を保護することができる。また、ホーンを構成する第1ホーン部材と第2ホーン部材とで保護部材を挟持するよう構成したので、保護部材の取り付け部を遊技機の前側に露出させないようにすることができ、保護部材が簡単に取り外されるのを防ぐことができる。
本発明に係る遊技機によれば、スピーカの音量や音質を低下することなく出力部を保護することができる。
本発明の好適な実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 図1のA−A線で示す要部断面図である。 図1のB−B線で示す要部断面図である。 実施例の前枠の上枠部から第1スピーカ、取着部材、保護部材、発光基板、ホーンおよび後カバーを分解して前側から見た状態で示す概略斜視図である。 実施例の第1スピーカ、取着部材、保護部材、発光基板およびホーンを分解して後側から見た状態で示す概略斜視図である。 実施例の第1スピーカとホーンとの関係を示す説明断面図である。 図1のC−C線で示す要部断面図である。 実施例の前枠の上枠部から第2スピーカ、取着部材、保護部材、発光基板、ホーンおよび後カバーを分解して前側から見た状態で示す概略斜視図である。 実施例の第2スピーカ、取着部材、保護部材、発光基板およびホーンを分解して後側から見た状態で示す概略斜視図である。 実施例の第2スピーカとホーンとの関係を示す説明断面図である。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行なうパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明では、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機10を正面側(遊技者側)から見た状態で指称するものとする。
(パチンコ機10について)
実施例に係るパチンコ機10は、図1または図2に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤12を着脱可能に保持する本体枠としての中枠13が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤12の裏側に、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置14が着脱可能に配設されている。また、前記中枠13の前面側には、前記遊技盤12を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透明部材20で前後に開口する窓口15aを覆うよう構成された装飾枠としての前枠(機前面側を構成する前面部材)15が開閉可能に組み付けられる。前枠15の下部位置には、パチンコ球を貯留する上球受け皿16および下球受け皿17が上下に離間して前枠15と一体的に開閉可能に設けられている。また前枠15には、下球受け皿17の側方に、前記中枠13に配設された打球発射装置(図示せず)を作動する操作ハンドル18が設けられ、該操作ハンドル18の回動操作によって打球発射装置が作動されて、前記上球受け皿16に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤12に向けて発射されるようになっている。なお、実施例では、前記図柄表示装置14としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の図柄表示装置を採用し得る。
(外枠11および中枠13について)
前記外枠11は、4つの枠部材を相互に組み付けることで縦長の矩形枠体として構成されている。また、前記中枠13は、上下左右の各枠部を相互に組み付けることで枠状に構成されたものであって、全体が外枠11の開口領域に整合する大きさに形成される。そして、外枠11に対して中枠13は、左側枠部がヒンジ機構(図示せず)を介して回動自在に支持され、外枠11に対して中枠13を左側枠部側を中心として回動して閉成することで、外枠11の内側に中枠13が収容されるよう構成される。中枠13の右側枠部には施錠装置(図示せず)が設けられ、外枠11に対して中枠13を閉成した状態で、該施錠装置により右側枠部が外枠11に対して施錠されるようになっている。また、中枠13には、上下左右の枠部を組み付けることで前後に開口する遊技盤保持部が画成され、該遊技盤保持部に遊技盤12が着脱自在にセット保持される。
(遊技盤12について)
前記遊技盤12は、合板等の木製板部材の表面にセル板を配設したもの、あるいはアクリル板等の透明な合成樹脂材等からなる平板状の板部材で構成される。遊技盤12の前面には、案内レール19によって遊技領域12aが画成され、前記中枠13に配設された打球発射装置から発射されたパチンコ球が遊技領域12a内に打ち出され、該遊技領域12a内をパチンコ球が流下して遊技が行なわれる。また遊技盤12の前面には、図1では図示省略してあるが、遊技領域12a内に枠状装飾部材、パチンコ球が入賞可能な始動入賞装置、特別入賞装置、普通入賞装置等の各種入賞装置および多数本の遊技釘や風車等の各種遊技部品が配設されている。遊技盤12の裏側には、図柄表示装置14、可動演出装置および発光装置等の各種の遊技部品が配設される合成樹脂材で形成された設置部材(図示せず)が配設される。そして、設置部材に形成された前後に開口する開口部および枠状装飾部材に形成した開口部を介して図柄表示装置14の表示部を前面側から視認し得るよう構成されている。
前記始動入賞装置には、遊技領域12aを流下するパチンコ球が入賞可能な始動入賞口が設けられ、該始動入賞口へ入賞したパチンコ球が始動入賞センサで検出されることで、図柄表示装置14の表示部で図柄変動が開始されると共に、所定数(例えば5個)のパチンコ球が賞球として前記上下の球受け皿16,17に払い出される。また、前記特別入賞装置は、入賞口が開閉扉で常には閉鎖されており、前記図柄表示装置14での図柄変動の結果、図柄表示装置14に所定の図柄組み合わせ(例えば同一図柄の三つ揃い等)で図柄が停止表示されることで所謂「大当り」が発生し、これにより開閉扉が開放するよう作動制御されて、入賞口への入賞により多数の賞球を獲得し得る機会が遊技者に与えられるようになっている。
(前枠15について)
前記前枠15は、全体が合成樹脂により前記中枠13の外形サイズに成形され、前記遊技盤12の遊技領域12aを前側から視認し得る前記窓口(可視部)15aが開設される。また、前枠15の裏側に保持した透明部材20によって、遊技盤12の遊技領域12aを透視可能に保護するよう構成される。前枠15は、上縁をなす上枠部21aと、下縁をなす下枠部21bと、左縁(一方の側縁)をなす左枠部21cと、右縁(他方の側縁)をなす右枠部21dが一体的に成形され、下枠部21bの前面に前記上下の球受け皿16,17が設けられている。そして、中枠13に対して前枠15は、左枠部21cがヒンジ機構(図示せず)を介して回動自在に支持され、中枠13に対して前枠15を左枠部21c側を中心として回動して閉成することで、中枠13の前側が前枠15で覆われる。また、中枠13に対して前枠15を閉成した状態で、前記施錠装置を利用して右枠部21dが中枠13に対して施錠されるようになっている。なお、実施例では前枠15に上下の球受け皿16,17を一体的に設けるようにしたが、下球受け皿17を中枠13に対して開閉自在に配設する構成を採用し得る。また、球受け皿については、上下2枚の球受け皿16,17を備えるものに限らず、1枚の球受け皿のみを設ける構成であってもよい。
前記前枠15の上枠部21aに、後述するスピーカ25,26が配設されている(図3,図7参照)。なお、前枠15の各枠部21a,21b,21c,21dには、LED等の発光体を実装した発光基板を備える照明装置(図示せず)が配設され、該照明装置は、対応する枠部21a,21b,21c,21dの前面に着脱自在に配設される光透過性の装飾カバー22によって覆われている。そして、前枠15の上下左右の枠部21a,21b,21c,21dに配設された装飾カバー22によって、前記窓口15aが画成される。
(スピーカ設置部23,24について)
前記前枠15の上側の左右両角隅部には、図4または図8に示す如く、スピーカ設置部23,24が設けられ、該スピーカ設置部23,24にスピーカ25,26が着脱自在に取り付けられるよう構成される。なお、両スピーカ設置部23,24を区別する場合は、正面右側のスピーカ設置部23を第1スピーカ設置部と指称すると共に、正面左側のスピーカ設置部24を第2スピーカ設置部と指称する。また、スピーカ25,26についても、両スピーカ25,26を区別する場合は、第1スピーカ設置部23に取り付けられるものを第1スピーカと指称し、第2スピーカ設置部24に取り付けられるものを第2スピーカと指称する。
前記左右のスピーカ設置部23,24の構成は基本的には左右対称であるので、右側の第1スピーカ設置部23の構成について説明し、左側の第2スピーカ設置部24の同一部位には同じ符号を付して詳細説明は省略する。
前記第1スピーカ設置部23は、図2〜図4に示す如く、前側を向く面が平らに形成された取着部27に、前後方向に開口する挿通孔27aが形成され、前記第1スピーカ25は、後述する取着部材33を介して取着部27に着脱自在に取り付けられる。そして、第1スピーカ設置部23に取り付けられた第1スピーカ25は、該スピーカ25の後部分が、挿通孔27aを介して取着部27の裏側に突出するよう構成される。また、取着部27の裏側には、挿通孔27aから裏側に突出する第1スピーカ25の後部分を被覆する後カバー28が着脱自在に取り付けられ、該後カバー28と第1スピーカ設置部23との間に、第1スピーカ25の後部分を収容する音響空間S1を画成するよう構成される。なお、取着部27の前面は、斜め下方であって前記窓口15aの正面中央を向くよう設定され、該取着部27に取り付けられた第1スピーカ25の後述する放音口29aおよび第1スピーカ25の前側に配設された後述するホーン36の出口開口39bが、窓口15aの正面中央を向くように構成されている。より具体的には、図1に示に示す如く、右側のホーン36の出口開口39b(後述する第1ホーン部材37の前端側の開口37c)は左斜め下方を向くと共に、左側のホーン36の出口開口39b(後述する第1ホーン部材37の前端側の開口37c)は右斜め下方を向くよう構成されて、前枠15の上部左右の角隅部に位置するホーン36,36の出口開口39b,39bからは、窓口15aの正面中央に向けて効果音が放出されるようになっている。
(スピーカ25,26について)
前記前枠15のスピーカ設置部23,24に取り付けられる左右のスピーカ25,26および該スピーカ25,26に関連する部品の基本構成は同じであるので、第1スピーカ側の構成について説明し、第2スピーカ側の同一部品および部位には同じ符号を付して詳細説明は省略し、異なる部分については別途説明する。
(第1スピーカ25について)
前記第1スピーカ25は、図2〜図6に示す如く、前方に向けて放音口29aを開口したフレーム29と、放音口29aの内側を覆うようにフレーム29に支持された振動板からなる出力部30と、フレーム29に支持された駆動部31とから構成される。放音口29aは、正面視において円形に形成されると共に、フレーム29の前面には、放音口29aの周縁を囲むように前方に突出する区画壁32がリング状に立設されている。そして、第1スピーカ25は、フレーム29における区画壁32から外方に延出するフランジ部29bの複数箇所が、取着部材33の後側にネジ止め固定されるようになっている。
(取着部材33について)
前記取着部材33は、図4および図5に示す如く、リング状に形成された部材であって、その中央部には、前記放音口29aと略同一直径の円形の中心通孔33aが形成されている。また、取着部材33の裏面には、中心通孔33aの周縁に沿って前側に凹む後周溝33bが形成される。そして、後周溝33bに前記区画壁32を嵌合して第1スピーカ25の放音口29aと中心通孔33aとが前後に整列した状態で、該第1スピーカ25が取着部材33にネジ止め固定される。取着部材33には、後方に突出するフック34および前後方向に貫通するネジ用孔35が夫々複数設けられており、該取着部材33は、フック34およびネジ用孔35に前側から挿通したネジを介して前記第1スピーカ設置部23の取着部27に前側から取り付けられるよう構成される。そして、取着部27の前側に取着部材33を取り付けた状態で、前記挿通孔27aから裏側に突出する第1スピーカ25の後部分が前記音響空間S1に収容されるようになっている(図2,図3参照)。また、取着部材33の前面には、後述するホーン36の第1ホーン部材37との間に収容空間S2を画成する後側に凹む前周溝33cが形成されている。
(ホーン36について)
前記第1スピーカ設置部23に取り付けられた取着部材33の前側に、ホーン36が配設され、該ホーン36の前端部が、前枠15の前側に露出するよう構成される。なお、前枠15の前側に露出するホーン36の周囲は、前記装飾カバー22で覆われている。
前記ホーン36は、図2,図3および図6に示す如く、第1ホーン部材(ホーン)37と第2ホーン部材38とを前後の関係で組み付けることで構成されて、両ホーン部材37,38によって前後方向に開口する導音路39が形成される。導音路39における後端の開口(第1ホーン部材37の後端側の開口)である入口開口39aおよび前端の開口(第2ホーン部材38の前端側の開口)である出口開口39bは、何れも円形に開口すると共に、入口開口39aから出口開口39bに向かって開口面積が漸次拡がるように形成されて、該出口開口39bが前枠15の前側で開口している。実施例では、第1ホーン部材37の前端側の開口(出口開口)37cと、第2ホーン部材38の後端側の開口38cとが後述する保護部材41を介して連通されており、第1ホーン部材37は、後端側の開口(入口開口39a)から前端側の開口(保護部材41が塞ぐように設けられる出口開口)37cに向けて開口面積が漸次拡がるように形成されている。また実施例では、右側に配設されるホーン36の導音路39は、入口開口39aから出口開口39bに向かって直線的に拡がるように形成されると共に、導音路39における第1ホーン部材37で画成される第1導音部(導音路)37dと、第2ホーン部材38で画成される第2導音部(導音路)38dとでは、後側から前側への拡開角度が異なるよう設定される。すなわち、図6に示す如く、導音路39における第1ホーン部材37で画成される第1導音部37dの後側から前側への拡開角度より、第2ホーン部材38で画成される第2導音部38dの後側から前側への拡開角度が大きくなっている。
前記導音路39における入口開口39aの直径は、前記第1スピーカ25の放音口29aおよび取着部材33の中心通孔33aと同一か僅かに大きく設定されており、入口開口39aから開口面積が漸次拡がるように形成された導音路39における出口開口39bの開口面積は、前記放音口29aより大きくなっている。実施例では、後述するように第1ホーン部材37と第2ホーン部材38とで保護部材41を挟持する部位(第1ホーン部材37の前端側の開口37c(出口開口)の開口面積も、放音口29aより大きくなっている。第1ホーン部材37は、円盤状の本体部37aの内周縁および外周端から後方に向けて縁壁37bが夫々突設されており、該第1ホーン部材37は、縁壁37bの後端を前記取着部材33の前端に当接した状態で配置される。そして、取着部材33の前側に第1ホーン部材37を配置した状態で、前記入口開口39aが、取着部材33の中心通孔33aと略整合するよう構成されている。すなわち、前記第1スピーカ25の放音口29aの前側において、ホーン36の入口開口39aが放音口29aと略一致する状態でホーン36(第1ホーン部材37)が配置されて、放音口29aから放出される音がホーン36の導音路39に円滑に導入されるようになっている。
前記取着部材33の前側にホーン36の第1ホーン部材37を配置した状態で、両部材33,36間に環状の収容空間S2が画成され、該収容空間S2に略環状に形成した発光基板40が収容される。すなわち、取着部材33における前記前周溝33cの前側を塞ぐように第1ホーン部材37が配設されて、該前周溝33cの前側に収容空間S2が画成される。この発光基板40の前面には、複数のLED40aが実装されている。また、第1ホーン部材37は、光透過性を有し、前記発光基板40のLED40aから照射された光を前側に透過可能に構成されている。前記収容空間S2は、ホーン36における導音路39の外側に画成されて、該収容空間S2に収容された発光基板40は、前記放音口29aの前側に重ならないようになっている。
前記ホーン36の第2ホーン部材38は、図2,図3,図5,図6に示す如く、前記導音路39を画成する筒状の内壁38aと、該内壁38aの外側に離間して設けられて前端で内壁38aに接続する筒状の外壁38bとを備える。第2ホーン部材38は、内壁38aの後端を前記第1ホーン部材37の本体部37aにおける前端の内周側に、後述する保護部材41を介して当接すると共に、外壁38bの後端を第1ホーン部材37の本体部37aにおける前端の外周側に臨ませて配置され、前記発光基板40のLED40aから照射されて第1ホーン部材37を透過した光が内壁38aと外壁38bとの間の空間に導入可能に構成されている。第2ホーン部材38は、光透過性を有すると共に、内壁38aの外周面および外壁38bの内周面には光拡散処理が施されており、前記LED40aから照射された光を拡散して、第1スピーカ25の前側周囲を光によって効果的に装飾し得るよう構成される。
(保護部材41について)
前記ホーン36には、前記導音路(内部空間)39を前後方向に仕切る保護部材41が配設されている。この保護部材41は、図4および図5に示す如く、円盤状の部材であって、前記第2ホーン部材38と第1ホーン部材37とによって外周縁部が前後から挟持された状態でホーン36に配設されて、導音路39の途中(放音口29aより開口面積が大きな部位)で該導音路39を塞ぐように設けられる。すなわち、実施例では、第1ホーン部材37の前端側の開口(出口開口)37cが、保護部材41で塞がれるようになっている。保護部材41における導音路39に臨む部分(以後、通孔形成領域という)には、前後方向に貫通して音の通過を許容する複数の通孔41aが形成されており、前記第1スピーカ25の出力部30から出力された音(放音口29aから放出された音)は、これら複数の通孔41aを通って前方に放出されるよう構成される。この保護部材41は、実施例ではパンチングメタル等の多孔金属板が採用され、外部(導音路39の出口開口39b)から挿入された異物が第1スピーカ25の出力部30に至るのを防ぐことができるよう構成される。また、実施例の通孔41aは、同一開口面積に設定された円形の孔であって、保護部材41の通孔形成領域において、複数の通孔41aは略均等な間隔で開設されている。
前記保護部材41の通孔形成領域の面積は、放音口29aの開口面積よりも大きく設定されると共に、該通孔形成領域に開設された通孔41aの総開口面積Lは、前記第1スピーカ25における放音口29aの開口面積Mの70%以上に設定される。すなわち、通孔41aの総開口面積Lは、L≧0.7×Mの範囲で設定される。そして、通孔41aの総開口面積Lを放音口29aの開口面積Mの70%以上とすることで、放音口29aから放出される音を、前記窓口15aの正面に位置する遊技者に対して体感的に劣化していない音量および音質で聞かせることができるようになっている。なお、保護部材41に対する通孔41aの開口率をP、保護部材41が導音路39を仕切っている位置の該導音路39の開口面積(実施例では第1ホーン部材37の前端側の開口37cの開口面積)をNとすると、保護部材41の開口率P、導音路39の開口面積Nおよび放音口29aの開口面積Mの関係は、P×N≧0.7×Mの関係となるよう設定される。また保護部材41は、図6に示す如く、通孔形成領域の中央部分が、後方に向けて凸となるドーム状に形成されて保護部材41の表面積を大きくすることで、通孔41aの総開口面積Lを稼ぐことができるようになっている。
(第2スピーカ26の前側に配設されるホーン36について)
前記第2スピーカ26の前側に配設されるホーン36について、第1スピーカ25の前側に配設されるホーン36と異なる構成について説明する。ここで、第1スピーカ25の前側に配設されるホーン36を第1ホーンと指称すると共に、第2スピーカ26の前側に配設されるホーン36を第2ホーンと指称して区別することとする。
前記第2ホーン36の導音路39は、図10に示す如く、入口開口39aから出口開口39bに向かうにつれて拡開するように湾曲して形成されている。すなわち、実施例では、右側の第1ホーン36の導音路39が直線状に拡開するメガホン型としてあるのに対し、左側の第2ホーン36の導音路39が曲線状に拡開するラッパ型(エクスポネンシャル型)として、左右のホーン36,36における音響特性を異ならせるよう構成される。また、第2ホーン36の導音路39における第1ホーン部材37で画成される第1導音部37dと、第2ホーン部材38で画成される第2導音部38dとは略同じ曲率に設定されている。
前記第2ホーン36を構成する第1ホーン部材37は、図7〜図10に示す如く、円盤状の本体部37aの内周縁のみから後方に向けて縁壁37bが突設されており、該第1ホーン部材37は、縁壁37bの後端を前記取着部材33の前端に当接した状態で配置される。なお、第2ホーン36の第1ホーン部材37には、本体部37aの外周縁から後方に突出する縁壁37bは設けられていないが、取着部材33の前側に第1ホーン部材37を配置した状態で、図7および図10に示す如く、本体部37aの内周縁に突設した縁壁37bの外側に画成された環状の収容空間S2に発光基板40が収容され、該発光基板40に実装したLED40aから照射される光で第2ホーン部材38を照らし得るよう構成される。
前記第2ホーン36の第2ホーン部材38における外壁38bは、その後部開口が前記取着部材33の外径寸法より大きく設定されて、図7,図10に示す如く、前記取着部材33の前側に第2ホーン36を配設した状態で、該外壁38bの内側に取着部材33が臨むようになっている。すなわち、前記発光基板40が収容される収容空間S2は、第2ホーン36の外壁38b、第1ホーン部材37および取着部材33によって画成される。また、第2ホーン36の外壁38bの表面には、第1ホーン36の外壁38bとは異なる意匠が施されており、前記LED40aから照射された光によって、第2スピーカ26の前側周囲を第1ホーン36とは異なる形態で効果的に装飾し得るよう構成される。
(実施例の作用)
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
前記中枠13の前面側に設けた前記操作ハンドル18を遊技者が回転操作すると、前記打球発射装置から発射されたパチンコ球が前記遊技盤12の遊技領域12a内に打ち出される。遊技領域12aを流下するパチンコ球が前記始動入賞装置に入賞することを契機として、前記図柄表示装置14での図柄変動演出が開始され、図柄変動演出の結果、図柄表示装置14の表示部に所定の図柄組み合わせが表示されると大当りが発生する。大当りが発生すると、図柄表示装置14に表示された図柄組み合わせに応じて、前記遊技盤12に設けられた特別入賞装置が開放されると共に、図柄表示装置14において大当り演出が行なわれる。また、パチンコ機10では、図柄表示装置14での演出や各種遊技状態に応じて、前記前枠15の上枠部21aに設けたスピーカ25,26から各種効果音が出力されたり、前枠15に配設した各照明装置および前記スピーカ25,26の前側周囲に配設したLED40aが点灯・点滅するよう制御されることで、遊技の臨場感や興趣が高められる。
前記前枠15の窓口15aより上側の左右角隅部に配設されている各スピーカ25,26の前側に配置された各ホーン36の出口開口39bは、図1に示す如く、窓口15aの正面中央を向いているから、前記スピーカ25,26の出力部30から出力されて放音口29aを通過した音は、遊技を行なっている遊技者の頭部近傍に向けてホーン36を介して放出され、前記図柄表示装置14の表示部を注視している遊技者に対して効果音を効果的に聞かせることができ、演出効果を向上し得る。また、スピーカ25,26における放音口29aの前側に、入口開口39aから出口開口39bに向かって開口面積が拡がる導音路39を画成したホーン36を配設してあるので、該放音口29aから放出される効果音を効果的に外部に放出することができる。しかも、実施例では、左右のホーン36における導音路39の形状を異なるように構成してあるので、各ホーン36から放出される音の特性を異ならせることができ、効果音による興趣をより高めることができる。
ここで、前記導音路39は、保護部材41によって前後に仕切られているので、外部から挿入される異物を出力部30にまで至るのを該保護部材41で阻止することができ、出力部30が破損されるのを防止し得る。また、保護部材41における導音路39に臨む通孔形成領域の面積は、放音口29aの開口面積Mよりも大きく、該領域に形成されている通孔41aの総開口面積Lは、放音口29aの開口面積Mの70%以上に設定されている。言い替えるなら、実施例では導音路39を、入口開口39aから出口開口39bに向かって開口面積が拡がるように形成し、該導音路39を途中で前後に仕切るように保護部材41を配設したことにより、該保護部材41における導音路39に臨む部分(通孔形成領域)の面積を、放音口29aの開口面積よりも大きくすることができ、これによって該通孔形成領域に形成する通孔41aの総開口面積Lを放音口29aの開口面積Mの70%以上にすることが可能になったものである。そして、このように保護部材41に形成した通孔41aの総開口面積Lを放音口29aの開口面積Mの70%以上に設定することで、放音口29aから放出される音量の低下や音質の劣化を小さく抑えたもとで、出力部30を保護することができる。また、実施例では、ホーン36における導音路39の途中に保護部材41を配設したので、放音口29aおよび第1ホーン部材37の第1導音部37dに導びかれて保護部材41に至った音が、該保護部材41の通孔41aを通過した後に拡散することなく、第2ホーン部材38の第2導音部38dによって案内されることで指向性を保つことができ、意図した部分(窓口15aの正面中央)に向けて効果的に効果音を放出し得る。
実施例の保護部材41は、通孔形成領域の中央部分をドーム状に形成したので、該領域の表面積を、放音口29aの開口面積に対してより大きくすることができ、通孔41aの総開口面積Lを稼ぐことが可能となる。また、実施例の保護部材41を多孔金属板で構成したので、異物によって該保護部材41が破損されるのを防ぐことができると共に、該保護部材41の製造が容易でコストも低廉に抑えることができる。更に、ホーン36における導音路39の入口開口39aを、スピーカ25,26の放音口29aと前後方向に整列するよう構成したので、該放音口29aから放出される音を導音路39に円滑に導びくことができ、ホーン36によって効果音を効率的に外部に放出し得る。実施例の保護部材41は、ホーン36を構成する第2ホーン部材38と第1ホーン部材37とで前後から挟持するよう構成して、パチンコ機10の前側に保護部材41の取り付け部が露出しないようにしてあるので、保護部材41が簡単に取り外されるのを防ぐことができる。
前記スピーカ25,26の前面に設けた区画壁32を、取着部材33の後周溝33bに嵌合して出力部30の前面側と背面側とを該区画壁32によって確実に仕切るようにしたので、出力部30から前面側に出る音が背面側に出る音によって打ち消されて音質が劣化したり音量が小さくなるのを防止することができる。また、スピーカ25,26の後部分を、空間容積の大きな音響空間S1に収容してあるので、小型のスピーカ25,26を用いて音質のよい効果音を出すことができる。
前記ホーン36における導音路39の外側に配設した前記発光基板40に実装したLED40aを発光すると、該光は光透過性を有する第2ホーン部材38に向けて照射され、第2ホーン部材38が明輝する。すなわち、スピーカ25,26による音響効果と併せて光による装飾効果により遊技演出の興趣を向上し得る。また、ホーン36における第2ホーン部材38の内壁38aおよび外壁38bに光拡散処理を施してあるので、LED40aから照射された光を拡散してホーン36の第2ホーン部材38の全体を明輝することができ、光装飾効果をより向上し得る。更に、前記発光基板40をホーン36における導音路39の外側に配置して前記放音口29aの前側に重ならないようにしたので、前記出力部30から出力される音に影響を与えることはなく、スピーカ25,26の音量や音質を低下することなく前記LED40aでの光装飾により演出効果を高めることができる。
(変更例)
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例では、ホーンを第2ホーン部材と第1ホーン部材とから構成したが、単一の部材から構成したものであってもよい。
(2) 実施例では、放音口およびホーンの導音路の開口形状を円形としたが、開口形状は円形に限らず楕円形や角形、その他の形状であってもよい。
(3) 実施例では、スピーカのフレームが取り付けられる取着部材の前側にホーンを配設した場合で説明したが、取着部材を省略してホーンをフレームの前側に直接配設する構成を採用し得る。
(4) 実施例では、導音路の途中に保護部材を配設したが、該導音路の出口開口を保護部材で塞ぐようにしてもよい。すなわち、実施例において第2ホーン部材の前端側の開口(出口開口)に、該開口を塞ぐように保護部材を配設した構成や、実施例のホーンを第1ホーン部材のみから構成した構成を採用し得る。
(5) 実施例では、保護部材を後方に向けて凸となるドーム状に形成したが、前方に向けて凸となるドーム状としてもよく、または平らであってもよい。
(6) 実施例では、保護部材としてパンチングメタル等の多孔金属板を挙げたが、金網や樹脂製のスクリーンであってもよい。また、保護部材に形成する通孔の形状は、円形に限らず楕円形や角形、その他の形状であってもよい。更には、全ての通孔が同一形状や同一開口面積でなくてもよい。
(7) 実施例では、前枠における上部の角隅部にスピーカを取り付けた場合で説明したが、該スピーカを取り付ける位置(スピーカ設置部を設ける位置)はこれに限られるものでなく、例えば前枠の上部中央や側部に設けるものであってもよい。そして、前枠に対するスピーカの取り付け位置に応じて、該スピーカの前側に配設されるホーンの出口開口の向きを設定すればよい。
(8) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
なお、実施例には、以下のような技術思想が含まれている。
〔付記1〕
請求項1に記載の遊技機において、
前記フレーム(29)に、前記放音口(29a)の周縁を囲むように突出する区画壁(32)が設けられ、
前記スピーカ(25,26)を前面部材(15)に取り付ける取着部材(33)に、前記放音口(29a)と略同一直径で中心通孔(33a)が形成されると共に、該中心通孔(33a)の周縁に沿って周溝(33b)が形成され、
前記スピーカ(25,26)は、前記周溝(33b)に前記区画壁(32)を嵌合した状態で前記取着部材(33)に固定され、
前記ホーン(36)は、前記導音路(39)の入口開口(39a)が前記放音口(29a)に略一致する状態で前記取着部材(33)を挟んで前記出力部(30)の前側に配設されていることを要旨とする。
これによれば、放音口から放出される音をホーンによって効率的に外部に放出し得る。また、スピーカを前面部材に取り付ける取着部材に対してスピーカを嵌合構造により固定するよう構成したので、出力部の前面側と背面側とを確実に仕切ることができ、スピーカの出力部から前面側に出る音が背面側に出る音によって打ち消されて音質が劣化したり音量が小さくなるのを防止することができる。
〔付記2〕
請求項1または付記1に記載の遊技機において、
前記保護部材(41)は、中央部が前方または後方に向けて凸となるドーム状に形成されると共に、該ドーム状部分の周囲が逆方向に凸となるように形成されていることを要旨とする。
これによれば、通孔による開口面積を稼ぐことができる。
〔付記3〕
請求項1、付記1または付記2の何れかに記載の遊技機において、
前記前面部材(15)に設けられ、各種図柄を変動表示可能な図柄表示装置(14)を前側から視認可能な可視部(15a)と、
前記前面部材(15)における可視部(15a)より外側に設けられ、挿通孔(27a)が前後方向に開口するように形成されたスピーカ設置部(23,24)とを備え、
前記スピーカ(25,26)は、該スピーカ(25,26)の後部分が前記挿通孔(27a)から裏側に突出すると共に、該挿通孔(27a)から裏側に突出したスピーカ(25,26)の後部分が音響空間(S1)に収容された状態で前記スピーカ設置部(23,24)に取り付けられ、
前記スピーカ設置部(23,24)に取り付けられたスピーカ(25,26)は、前記出力部(30)の前側に配設されたホーン(36)における導音路(39)の出口開口(39b)が、前記可視部(15a)の正面中央側を向く斜めの姿勢となっていることを要旨とする。
これによれば、遊技盤の正面に位置する遊技者に効果音を効果的に聞かせることができる。また、スピーカの後部を音響空間に収容することで、小型のスピーカを用いて音質のよい効果音を出すことができる。
5 前枠(前面部材)
5 第1スピーカ(スピーカ)
26 第2スピーカ(スピーカ)
9 フレーム
29a 放音口
30 出力
6 ホーン
37 第1ホーン部材
38 第2ホーン部材
39 導音路
39a 入口開口
39b 出口開口
41 保護部材
41a 通孔
M 放音口の開口面積
N 保護部材が導音路を塞いでいる位置の該導音路の開口面積
P 保護部材に対する通孔の開口率

Claims (1)

  1. フレームに設けられて音の出力方向に開口された放音口と、該放音口の内側を覆う出力部とを備えるスピーカを、機前面側を構成する前面部材に配設した遊技機において、
    前記出力部の前側に配設され、開口面積が出力部側の入口開口から出口開口に向かって拡がる導音路が形成されたホーンと、
    前記ホーンの導音路を前記放音口より開口面積が大きな部位で塞ぐように設けられ、前記放音口から放出される音の通過を許容する同一開口面積に設定された円形の通孔が複数前後方向に貫通して形成された保護部材とを備え、
    前記ホーンは、前記導音路の延在方向の前後に組み付けられた第1ホーンおよび第2ホーンから構成され、
    前記保護部材は、前記第1ホーンと第2ホーンとで外周縁部が挟持されて前記導音路を塞ぐようにホーンに設けられ、
    前記保護部材は、前記導音路に臨む通孔形成領域に、前記通孔が略均等な間隔で開設され
    前記放音口の開口面積をM、前記保護部材に対する通孔の開口率をP、前記保護部材が導音路を塞いでいる位置の該導音路の開口面積をNとした場合に、開口率P、開口面積Nおよび開口面積Mの関係を、P×N≧0.7×Mとなるよう設定した
    ことを特徴とする遊技機。
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