JP2009183321A - 遊技機用発光装置及びこれを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の形状に制約がなく可撓性を利用した組み付けの自由度が高く、しかも組み付け工数を簡素化できる遊技機用発光装置を提供する。
【解決手段】電子部品が実装される複数の部品実装部18A,18Bと、該部品実装部18A,18Bに給電する配線パターン20が集約された基板端子部21と、これらを連結し電子部品と電気的に接続する配線パターン20が形成された連結部22が単一のフレキシブル基板18によって一体に形成され、少なくともいずれか一の部品実装部には発光素子19が実装され、連結部22で任意の角度に折り曲げて組み付けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機用発光装置及びこれを備えた遊技機に関する。
パチンコ機などの遊技機には、外枠に対して開閉可能に設けられた内枠に遊技盤が着脱可能に組み付けられている。内枠には前面枠が開閉可能に設けられている。
前面枠の中央部には窓部が形成され、該窓部には透明板(ガラス板、透明樹脂板など)が設けられている。また窓部の周囲には、前面枠を発光するための発光手段を備えた枠装飾部が設けられている。また、遊技盤において、図柄表示装置の周囲のセンター枠や釘が設けられていないスペースにはサイドランプなどの遊技盤装飾部が設けられている。
これらの装飾部は、遊技機の遊技状態に伴って発光状態が変化し視覚的な演出効果を高め、遊技者のみならず、周囲の遊技者や遊技台を選定している者などが興味を引くようになっている。
装飾部の一例について説明すると、複数の発光素子が配置された可撓性を有する回路基板本体を対向する一対の対辺を曲げて当該対向辺を保持部材にビス止めして保持させ、回路基板側接合部と保持部材側接合部にて電気的に接合させて保持部材側に設けられたコネクタより給電するようになっている。これにより湾曲した複数の発光素子から放射状に発光させて遊技機正面の遊技者のみならず周辺にいる者に対しても発光素子の光を視認させるようにしている(特許文献1参照)。
或いは、曲面形状のレンズ部を有する環状枠に沿って、可撓性を有する光源回路基板を配置して、レンズ部の曲面形状に沿って一定間隔を保って配置された発光素子からレンズ部に均一に照射する電飾装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開2004−290295号公報 特開2001−259125号公報
しかしながら、上述した特許文献1の装飾部は基板実装された複数の発光素子の光軸を拡散させて周囲に視認させる構成である。回路基板が対向する対向辺を有し該対向辺どうしが対向した形態のみで回路基板を湾曲配置する構成であるため、装飾部に用いられる回路基板の形状が限られる。また、対向辺近傍に設けられた回路基板側接合部と保持部材に設けられた保持部材側接合部にて電気的に接合させて給電するようになっている。よって、湾曲した回路基板の回路基板側接合部と保持部材接合部との接合信頼性を確保するためのビス止めなど組み付け工程が煩雑になってしまうという課題がある。
また、特許文献2の電飾装置においても、曲面形状のレンズ部を有する環状枠に沿って、可撓製を有する光源回路基板を配置しており、光源回路基板の撓みを利用したレンズの曲面形状にならった配置構成を採用しているのみであり、装飾部として回路基板の形状は限定される。また、LEDチップをガラスエポキシ基板に実装して透光性樹脂によってモールドされたものが用いられるため、基板の厚みがあり剛性も高く狭いスペースに任意の形状に変形させて組み付けることはできない。
本発明の目的は、基板の形状に制約がなく可撓性を利用した組み付けの自由度が高く、しかも組み付け工数を簡素化できる遊技機用発光装置及びこれを用いた遊技機を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
遊技機に組み付けられる遊技機用発光装置であって、電子部品が実装される複数の部品実装部と、前記部品実装部に給電する配線パターンが集約された基板端子部と、前記部品実装部どうし若しくは部品実装部と基板端子部を連結し、電子部品と電気的に接続する配線パターンが形成された連結部とが単一のフレキシブル基板によって一体に形成されており、少なくともいずれか一の部品実装部には発光素子が実装され、前記連結部で任意の角度に折り曲げて組み付けられることを特徴とする。
また、前記連結部は前記部品実装部より幅狭となる基板くびれ部であり、該基板くびれ部を境界にして部品実装部を任意の角度に折り曲げて組み付けられることを特徴とする。
また、前記フレキシブル基板が連結部にて折り曲げられた当該折曲げ形状を保持する保持部材を備え、該保持部材を部品実装部に重ね合わせて発光ユニットが形成されていることを特徴とする。
或いは、前記発光ユニットは、部品実装部どうしが連結部を境界にして発光素子実装面を外向きにして二つ折りして絶縁部材を介して重ね合わされ、各基板発光部を保持部材により挟みこんで互いに係止することにより折り曲げ形状が保持されていることを特徴とする。
また、遊技機においては、上述した遊技機用発光装置が、遊技盤若しくは該遊技盤を透視する窓部の周囲に設けられる装飾部の一部として前面枠に組み付けられていることを特徴とする。
上述した遊技機用発光装置を用いれば、電子部品が実装される複数の部品実装部と、前記部品実装部に給電する配線パターンが集約された基板端子部と、前記部品実装部どうし若しくは部品実装部と基板端子部を連結し、電子部品と電気的に接続する配線パターンが形成された連結部とが単一のフレキシブル基板によって一体に形成されており、少なくともいずれか一の部品実装部には発光素子が実装され、連結部で任意の角度に折り曲げて組み付けられるので、発光素子の光軸を任意の方向に向けて遊技機に設置することができ、しかも発光素子以外の電子部品を実装する部品実装部を連結部で折り曲げ配置することで発光素子実装部の設置スペースを減らすことができる。また、発光素子以外の電子部品を実装する部品実装部を遊技者から視認し難い位置に配置することが可能となる。
また、部品実装部や基板端子部が連結部を境界にして任意の角度に折り曲げて組み付けることができるので組み付け性が良く、しかも基板形状に制約がないので汎用性を向上できる。また、部品実装部には電子部品や配線パターンは存在するがコネクタは存在せず、配線パターンが集約された基板端子部も一体に形成されるので、部品点数は少なく、基板の薄型化を図ることができる。
更には、フレキシブル基板は連結部で複数回折り曲げて使用しても電気的接続信頼性を維持できるので、発光装置を着脱して再利用することも可能であり、汎用性が高く、製造コスト低減に寄与することもできる。
また、前記連結部は前記部品実装部より幅狭となる基板くびれ部であり、該基板くびれ部を境界にして部品実装部を任意の角度に折り曲げて組み付けられるので、基板設置面に対する自由度が高く、組み付け性を向上できる。また、基板くびれ部により折り曲げ位置が明確になるとともに、折り曲げる範囲が限られるので薄型の基板のゆがみが少なく折り曲げることができる。
また、フレキシブル基板が連結部にて折り曲げられた当該折曲げ形状を保持する保持部材を備え、該保持部材を部品実装部に重ね合わせて発光ユニットが形成されていると、折り曲げ形状に合った保持部材を用いることで部品実装部の折り曲げ形状を保つことができ、組み付け性が向上する。
また、発光ユニットは、部品実装部どうしが連結部を境界にして発光素子実装面を外向きにして二つ折りして絶縁部材を介して重ね合わされ、各基板発光部を保持部材により挟みこんで互いに係止することにより折り曲げ形状が保持されていると、部品実装部の折り曲げ状態を保持して組み付けが行えるので、取り扱い性、作業性がよい。また、省スペースで発光面が基板両面に形成でき、発光素子を含む電子部品が片面実装されたフレキシブル基板を用いて発光装置が製造できるので、基板製造工程を簡略化することができる。
上述した遊技機用発光装置が、遊技盤若しくは該遊技盤を透視する窓部の周囲に設けられる装飾部の一部として前面枠に組み付けられていると、様々な箇所に任意の光軸方向に向けて設置して、装飾性や演出効果を高めることができる。また、複数の部品実装部のそれぞれに発光素子が実装されている場合、連結部にて折り曲げると各々の発光素子の光軸に傾きを持たせることができるので、複数基板を設ける必要がない。よって、遊技機に用いる部品点数を削減し、組み付け工程を簡略化して製造コストを低減することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施形態では遊技機の一例としてパチンコ機を例示して説明するものとする。遊技機1は、外枠2と遊技盤3が設けられた内枠(図示せず)と、該内枠を覆う前面枠4を備えている。図示しない内枠はヒンジ5により外枠2に対して開閉可能に取り付けられている。また、前面枠4は内枠に対して開閉可能に取り付けられている(ヒンジ部図示せず)。前面枠4の中央部には遊技者が遊技盤3を透視できる窓部6が設けられている。該窓部6の周囲には図示しない装飾部やスピーカーなどが設けられる。また、遊技盤3の中央部には、センター枠3aに囲まれて図柄表示装置(液晶表示装置)3bが設けられている。
また、前面枠4の下方には貸球や賞球を貯留し図示しない発射装置へ球を誘導する上球受け皿8a、その下方には上受け皿8aの余剰球を貯留する下球受け皿8b、下球受け皿8bの左側にタバコの吸殻を収容する灰皿9、下球受け皿8bの右側に遊技盤3に遊技球を打ち出すためのハンドル10が各々設けられている。
遊技盤3には、センター枠3aの上縁部に装飾部7aを有するセンター役物7b、図示しない釘、スルーチャッカー11、風車12、電動チューリップ13、アタッカー14、レール15、サイドランプ16などの盤面部品やアウトロ17などが設けられている。
ここで、上記遊技機に用いられる発光装置の一例について、図2乃至図12を参照して説明する。発光装置は、装飾部7aやサイドランプ16などの発光素子を備えた装飾部に広く用いられる。一例として、装飾部7aの一部に組み付けられる装飾ケースに収納されて設けられる発光装置を例示して説明する。
図2及び図3において、単一のフレキシブル基板(FPC)18には、電子部品(発光素子,抵抗,IC等)が実装されるリング形状をした複数の部品実装部18A,18Bと、該部品実装部18A,18Bに給電する配線パターン20が集約された基板端子部21と、部品実装部18A,18Bどうし若しくは部品実装部18B(18A)と基板端子部21を連結し、電子部品と電気的に接続する配線パターン20が形成された連結部(後述する基板くびれ部22)が一体に形成されている。連結部としては、例えば部品実装部18A,18B又は基板端子部21より幅狭となる基板くびれ部22が形成されている。部品実装部18A,18Bには発光素子(LED)19が実装され、基板くびれ部22で任意の角度に折り曲げて組み付けられる。発光素子(LED)19は単色であってもフルカラーであってもいずれでもよい。
部品実装部18Aと部品実装部18Bは、配線パターン20が形成された基板くびれ部22を介して形成され、該基板くびれ部22を境界にして部品実装部18A、18Bを任意の角度に折り曲げて組み付けられる。また、部品実装部18Bには、基板くびれ部22を介して基板端子部21が連続して形成されている。基板端子部21は部品実装部18Aと連続して形成されていてもよい。基板端子部21は所定の長さを有し部品実装部18A,18Bに対して幅狭な形状をしており、基板くびれ部22を境界にして任意の角度に折り曲げて配線できる。
尚、部品実装部18A,18Bの形状は、リング形状に限らず平板状であってもよいし、外形も円形に限らず多角形状や楕円形状など任意の形状を採用できる。また、図3において、フレキシブル基板18は、基板くびれ部22を境界にして繰り返し折り曲げて使用できるが、接続信頼性を維持するためには、当該基板くびれ部22を通過する配線パターン20の本数は可能な限り少ないほうが好ましい。
また、リング状の部品実装部18A,18Bの外周部には位置決め用の凹部23が複数箇所(本実施例では3箇所)に設けられている。また、部品実装部18A,18Bどうしを重ね合わせた状態でねじ止めされるねじ孔(貫通孔)24が基板くびれ部22を中心とした対称位置に各々形成されている。
次に、フレキシブル基板18を用いた発光ユニットの構成例について説明する。
図4において、フレキシブル基板18を構成する部品実装部18Aと部品実装部18Bは基板くびれ部22で二つ折りにされ、部品実装部18Bと基板端子部21が例えば90°に折り曲げられる。
部品実装部18Aと部品実装部18Bの間には、リング形状の絶縁部材(絶縁板、絶縁シートを含む)25が挿入されて重ね合わされる。絶縁部材25は部品実装部18A,18Bと同様にリング形状をしており、外周部に位置決め凹部25a、基板側のねじ孔24に対応するねじ孔25bが設けられている。また、絶縁部材25の外周部には、基板くびれ部22を当接して折り曲げる面取り部25cが形成されている。
また、絶縁部材25を挟み込む部品実装部18A及び部品実装部18Bの外側には折曲げ形状を保持する保持部材26A,26Bが重ね合わせて組み付けられる。保持部材26A,26Bは、部品実装部18A,18Bと同様にリング形状をしており、外周部に位置決め凹部27、基板側のねじ孔24に対応するねじ孔28が各々設けられている。また、保持部材26Aの内周側にはリブ29aが起立形成されており部品実装部18A,18B、絶縁部材25との位置ずれを防いでいる。保持部材26Bの外周部には、部品実装部18Bに対して90度に折り曲げられた基板端子部21を当接してガイドする面取り部30が形成されている。また、保持部材26A,26Bには、発光素子19を露出させる露出孔(貫通孔)31が各々周方向に形成されている。
図5において、部品実装部18Aと部品実装部18Bは基板くびれ部22を境界にして180度折り曲げられて絶縁部材25を挟み込み、その両側を保持部材26A,26Bにより挟み込まれて発光ユニットUが形成される。このとき部品実装部18A,18B、絶縁部材25、保持部材26A,26Bは、外周部に設けられた位置決め凹部どうし(27,23,25a,27)、ねじ孔どうし(28,24,25b,24,28)、露出孔31と発光素子19が互いに位置合わせされて重ね合わせられている。
図5のように形成された発光ユニットUは、図6に示すケース体32に一体に組み付けられる。発光ユニットUは、ケース体32の開口部に設けられた載置部に設けられ、内壁面に形成された凸部に位置決め凹部27(23,25a省略)を位置合わせし、後述するボス部43の端面に設けられたねじ孔33にねじ孔28(24,25b省略)を位置合わせして載置される。基板端子部21はケース体32に設けられたスリット孔34を通過してケース体32の背面側に引き出される(図7参照)。そして、発光ユニットUの上方からねじ35をねじ孔28,33に挿入してケース体32に固定される。
次いで図7において、ケース体32の端面に設けられたねじ孔36と蓋体37の端面に設けられたねじ孔38を位置合わせして、ケース体32の背面側よりねじ39をねじ孔36,38に嵌め込んで蓋体37とケース体32が一体に組み付けられる。蓋体37とケース体32により発光ユニットUを収納する収納ケース40が形成される(図8参照)。収納ケース40は、光透過性樹脂材(ポリカーボネイト樹脂材、アクリル樹脂材など)が好適に用いられる。
図8は、ケース体32の背面側に引き出された基板端子部21が、背面側に設けられた中継基板41に設けられたコネクタ42に接続されるレイアウト構成を示す。このように、発光ユニットUの発光素子実装部(部品実装部18A,18B)にはコネクタ42が存在しないので、発光面を広く確保することができ、かつフレキシブル基板18も小型化、薄型化することができる。
図9は、ねじ止めされた発光ユニットUの部分拡大断面図及び発光素子を含む部分拡大断面図である。ケース体32に内には複数箇所にボス部43が2箇所に設けられており、各ボス部43の端面にはねじ孔33が各々設けられている。発光ユニットUは、ねじ孔28,24,25b,24,28,33を通じてねじ35が嵌め込まれてケース体32に固定されている。また、部品実装部18Aに実装された発光素子19はケース体32側へ光照射し、部品実装部18Bに実装された発光素子19は蓋体37へ光照射して収納ケース40全体を発光させることができる。尚、収納ケース40の内部空間には、例えばスピーカーや他の発光装置、あるいは盤面部品を組み付けることが可能である。
次に発光ユニットUの他の構成について図10乃至図12を参照して説明する。
前述した実施態様と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
上述した発光ユニットUは、部品実装部18Aと部品実装部18Bが基板くびれ部22を境界に二つ折りされて絶縁部材25を挟み込み、その両側を保持部材26A,26Bにより挟み込まれたままの状態であった(図5参照)。
本実施例は、リング形状をした保持部材26Aの内周側に形成されるリブ29aに保持部材26Bに向けて起立する係止爪44が複数箇所(図10では3箇所)に設けられている。また、リング形状をした保持部材26Bの内周側にも周方向に連続するリブ29bが形成され、該リブ29bには係止爪44が係止可能な切欠き部45が形成されている。また、保持部材26Aにはねじ孔28に代えてボス部46が突設されている。このボス部46はフレキシブル基板18(部品実装部18A,18B)、絶縁部材25、保持部材26Bの嵌合孔(ねじ孔28)24,25b,28と嵌合して回り止めがなされる(図12参照)。また、保持部材26Bの外周面には突出部47が複数箇所に設けられている。各突出部47にはねじ孔48が各々設けられている(図11参照)。
部品実装部18Aと部品実装部18Bの間には、リング形状の絶縁部材(絶縁板、絶縁シートを含む)25が挿入されて重ね合わされる。また、絶縁部材25を挟み込む部品実装部18A及び部品実装部18Bの外側には折曲げ形状を保持する保持部材26A,26Bが重ね合わせて組み付けられる。保持部材26Aと保持部材26Bは、リブ29aをリブ29bの内周側に嵌め合わせて係止爪44が切欠き部45に係止することで発光ユニットUは一体に形成される(図11参照)。
図11において、発光ユニットUは、部品実装部18Aと部品実装部18Bを基板くびれ部21を境界にして発光素子19を外向きにして二つ折りして絶縁部材25を介して重ね合わされ、各発光素子19を保持部材26A,26Bどうしで挟み込んだまま係止爪44により互いに係止して形態が保持される。このため、図12において発光ユニットUはケース体32及び蓋体37のねじ孔36,38と突出部47のねじ孔48が位置合わせして挟み込まれ、ケース本体32側よりねじ39を嵌め込むことで収納ケース40に一体に組み付けられる。
このように、発光ユニットUは、フレキシブル基板18を基板くびれ部22を境界にして発光素子19の実装面を外向きにして二つ折りしたまま絶縁部材25を介して重ね合わされ、保持部材26A,26Bに挟み込まれた形態を保持して取り扱えるため、収納ケース40への組み付け性がよい。
図12において、発光ユニットUは、省スペースで発光面が基板両面に形成でき、発光素子19が片面実装された単一のフレキシブル基板18を用いて発光装置が製造できるので、回路基板の製造工程を削減することができる。
また、フレキシブル基板18の他例について図13及び図14を参照して説明する。図13において、複数の発光素子19が基板実装された矩形状の単一のフレキシブル基板52に両側からスリット53が形成され、幅狭な基板くびれ部54を境界として左右に部品実装部52A,52Bが一体に形成されている。各部品実装部52A,52Bには発光素子19へ給電する配線パターンが形成され、配線パターンが集約された基板端子部55が部品実装部52Bに一体に形成されている。また、各部品実装部52A,52Bには、ねじ止め可能なねじ孔56が形成されている。
図14において、フレキシブル基板52は、例えば図1の前面枠4の装飾部に設けられる枠体57のコーナー部58に、基板くびれ部54を沿わせて90度に折り曲げ、その上からアングル材(保持部材)60で発光素子19を露出させてフレキシブル基板52を押えた後、ねじ孔61,56を通じて枠体57へねじ59を嵌め込んで組み付けられる。これにより、部品実装部52A,52Bに設けられた発光素子19を点灯させて、遊技機正面側のみならず側面側も発光させることができ、装飾効果や演出効果を高めることができる。
尚、基板端子部55は自由に折り曲げることができるので、枠体57の隙間を引き回して図示しないコネクタと接続することができる。また、アングル材60は、枠体57に対してねじ止めするかわりにフックなどにより係止して組み付けるようにしてもよい。
次にフレキシブル基板18のさらに他例について図15及び図16を参照して説明する。図13及び図14と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
図15において、矩形状の単一のフレキシブル基板52の形態は図13と同様である。しかしながら左右の部品実装部52A,52Bに実装される電子部品の種類が異なっている。本実施例では一方の部品実装部52Aには発光素子19が実装され、他方の部品実装部52Bには、発光素子19を点灯させる制御回路が組み込まれたIC62や抵抗63が実装され、配線パターンと接続されている。部品実装部52Bには、配線パターンが集約された基板端子部55が一体に形成されている。また、各部品実装部52A,52Bには、ねじ止め可能なねじ孔56が形成されている。
図16において、フレキシブル基板52は、枠体57のコーナー部58に基板くびれ部54を沿わせて90°に折り曲げ、その上からアングル材(保持部材)60で発光素子19を露出させてフレキシブル基板52を押えた後、ねじ孔61,56を通じて枠体57へねじ59を嵌め込んで組み付けるようにしてもよい。
このように、発光素子19を実装した部品実装部52Aと発光素子19以外の電子部品(抵抗、IC等)を実装する部品実装部52Bが連結部54を境界にして折り曲げられて組み付けられるので、発光素子実装部の設置スペースを減らすことができる。尚、アングル材60は、枠体57に対してねじ止めするかわりにフックなどにより係止して組み付けるようにしてもよい。
上記発明実施の態様では遊技機の一例としてパチンコ遊技機について説明したが、他に例えばアレンジボール遊技機、パチスロ遊技機、雀球遊技機等の他の遊技機にも適用できる。
遊技機の正面図である。 フレキシブル基板の外形を示す平面図である。 図2の基板の配線パターンの一例を示す部分破断図である。 発光ユニットの分解斜視図である。 発光ユニットの斜視図である。 発光ユニットのケース体への組み付けを示す分解斜視図である。 収納ケースの組立てを示す分解斜視図である。 収納ケースからの基板端子部の引きまわしを説明する透視図である。 収納ケースの断面図及び部分拡大断面図である。 他例に係る発光ユニットの分解斜視図である。 他例に係る発光ユニットの斜視図である。 他例に係る収納ケースの断面図及び部分拡大断面図である。 他例に係るフレキシブル基板の平面図である。 図13の基板の組み付け状態を示す断面図である。 他例に係るフレキシブル基板の平面図である。 図15の基板の組み付け状態を示す断面図である。
符号の説明
1 遊技機
2 外枠
3 遊技盤
3a センター枠
3b 図柄表示装置
4 前面枠
5 ヒンジ
6 窓部
7a 装飾部
7b センター役物
8a 上受け皿
8b 下受け皿
9 灰皿
10 ハンドル
11 スルーチャッカー
12 風車
13 電動チューリップ
14 アタッカー
15 レール
16 サイドランプ
17 アウトロ
18,52 フレキシブル基板
19 発光素子
20 配線パターン
21,55 基板端子部
22,54 基板くびれ部
23,25a,27 位置決め凹部
24,25b,28,33,36,38,48,56、61 ねじ孔
25 絶縁部材
25c,30 面取り部
26A,26B 保持部材
29a,29b リブ
31 露出孔
32 ケース体
34 スリット孔
35,39,59 ねじ
37 蓋体
40 収納ケース
41 中継基板
42 コネクタ
44 係止爪
45 切欠き部
43,46 ボス部
47 突出部
53 スリット
57 枠体
58 コーナー部
60 アングル材
62 IC
63 抵抗

Claims (5)

  1. 遊技機に組み付けられる遊技機用発光装置であって、
    電子部品が実装される複数の部品実装部と、
    前記部品実装部に給電する配線パターンが集約された基板端子部と、
    前記部品実装部どうし若しくは部品実装部と基板端子部を連結し、電子部品と電気的に接続する配線パターンが形成された連結部とが単一のフレキシブル基板によって一体に形成されており、
    少なくともいずれか一の部品実装部には発光素子が実装され、前記連結部で任意の角度に折り曲げて組み付けられる遊技機用発光装置。
  2. 前記連結部は前記部品実装部より幅狭となる基板くびれ部であり、該基板くびれ部を境界にして部品実装部を任意の角度に折り曲げて組み付けられる請求項1記載の遊技機用発光装置。
  3. 前記フレキシブル基板が連結部にて折り曲げられた当該折曲げ形状を保持する保持部材を備え、該保持部材を部品実装部に重ね合わせて発光ユニットが形成されている請求項1記載の遊技機用発光装置。
  4. 前記発光ユニットは、部品実装部どうしが連結部を境界にして発光素子実装面を外向きにして二つ折りして絶縁部材を介して重ね合わされ、各基板発光部を保持部材により挟みこんで互いに係止することにより折り曲げ形状が保持されている請求項3記載の遊技機用発光装置。
  5. 請求項1乃至請求項4記載のいずれか1項の遊技機用発光装置が、遊技盤若しくは該遊技盤を透視する窓部の周囲に設けられる装飾部の一部として前面枠に組み付けられている遊技機。
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