JP2002177598A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002177598A
JP2002177598A JP2000382156A JP2000382156A JP2002177598A JP 2002177598 A JP2002177598 A JP 2002177598A JP 2000382156 A JP2000382156 A JP 2000382156A JP 2000382156 A JP2000382156 A JP 2000382156A JP 2002177598 A JP2002177598 A JP 2002177598A
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board
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wiring
board mounting
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JP2000382156A
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Inventor
Kazuo Morioka
一男 森岡
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不足した中継基板の設置空間を確保し、或い
は増加した配線の接続間違いを防止し、或いは増加した
配線を整然とさせることができる遊技機を提供する。 【解決手段】 制御装置集約部45は、払出制御装置5
1,電源制御装置55及び基板搭載部材65から構成さ
れる。尚、基板搭載部材65は、中継基板59を備え
る。さらに、配線通路63が、払出制御装置51,電源
制御装置55及び基板搭載部材65から構成される。そ
して、基板搭載部材65は、配線通路63の一部を開閉
自在に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機に関し、特には複数の制御装置を備えた遊技機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機、例えばパチンコ機、パチ
コン機、回胴式遊技機等においては、その遊技動作を電
気的な制御回路によって制御されるものが主流となって
いる。そして、その制御回路の主な部分は、一つの制御
装置に集約され、遊技機の裏面側に設けられていた。し
かし、近年、不正改造防止の観点から制御装置のブラッ
クボックス化を回避するため、或いは制御装置の負担を
軽減するため、或いは修理交換の利便性のため、一つの
制御装置に集約されていた各種の制御回路を複数の制御
装置として別体に構成し遊技機の裏面側に設けられる傾
向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る制
御装置の増加により、これらの制御装置に接続され制御
回路の一部を成す中継基板を遊技機に設置する空間が不
足する問題があった。また、係る制御装置の増加に伴い
制御装置間の配線の増加により、遊技機の製造、設置、
修理等における配線の接続作業の際、配線の接続間違い
が増加する問題があった。また、係る制御装置の増加に
伴い制御装置間の配線の増加により、配線が乱雑となる
問題があった。そこで、本発明は上述の課題を解決する
ことにあり、不足した中継基板の設置空間を確保し、或
いは増加した配線の接続間違いを防止し、或いは増加し
た配線を整然とさせる手段を備えた遊技機を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明による遊技機は、複数の制御装
置と、中継基板を備えた基板搭載部材を有する遊技機で
あって、前記複数の制御装置と前記基板搭載部材により
配線通路が構成され、前記基板搭載部材は、前記配線通
路の一部を開閉自在に設けられていることを特徴とする
構成となっている。この構成の遊技機では、配線される
配線通路に重ねて基板搭載部材が構成されるため、制御
装置の増加により不足した中継基板の設置空間を確保で
きる。また、基板搭載部材は配線通路の一部を開閉自在
に設けられているため、基板搭載部材の閉状態では配線
通路の電線が整然と配線され、基板搭載部材の開状態で
は修理等の作業が容易となる。また、配線通路内及び基
板搭載部材上に配線コネクタを配置することにより、配
線コネクタを階層状に設置できるため、同一面に配線コ
ネクタを配置した場合と比較し、配線の接続の間違いを
防止できる。また、配線通路は複数の制御装置と基板搭
載部材により構成されるため、制御装置毎に基板搭載部
材を構成する必要がなく安価に遊技機を作ることがで
き、或いは配線通路が集約され中継基板の設置空間を節
約できる。
【0005】また、請求項2に係る発明による遊技機
は、請求項1に係る発明の構成に加え、前記基板搭載部
材は、前記複数の制御装置のいずれかに設けられている
ことを特徴とする構成となっている。この構成の遊技機
では、上記請求項1に係る発明の作用に加えて、基板搭
載部材が複数の制御装置のいずれかに設けられて、基板
搭載部材と制御装置とが一体に集約された制御装置集約
部としてユニット化できる。そのため、遊技機の製造時
には、別工程で作られた前記ユニットを遊技機本体に組
み付けることにより、製造作業の効率化を図ることがで
きる。或いは遊技機の修理時において、故障した前記ユ
ニットを容易に交換することができる。
【0006】また、請求項3に係る発明による遊技機
は、請求項1又は2に係る発明の構成に加え、前記基板
搭載部材は、端縁を軸とし片開き可能に設けられている
ことを特徴とする構成となっている。この構成の遊技機
では、上記請求項1又は2に係る発明の作用に加えて、
基板搭載部材は端縁を軸とし片開き可能に設けられてい
るため、基板搭載部材を傾斜状態で保持するだけで配線
通路内の作業を容易に行うことができる。或いは、基板
搭載部材が遊技機から分離されることなく、配線通路が
開放されるため、基板搭載部材を紛失することがない。
【0007】また、請求項4に係る発明による遊技機
は、請求項1乃至3に係る発明の構成に加え、前記基板
搭載部材は、透明な樹脂材料で成形されていることを特
徴とする構成となっている。この構成の遊技機では、上
記請求項1乃至3に係る発明の作用に加えて、基板搭載
部材が透明な樹脂材料で作られているため、基板搭載部
材が閉じられた状態であっても、基板搭載部材の上から
配線通路内の状態を確認することができ、異常若しくは
不正改造の発見が容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機の一実
施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】まず始めに、図8及び図9を参照して、本
発明を適用したパチンコ機の機械的構成の概略について
説明する。図8はパチンコ機1の正面図であり、図9は
パチンコ機1の背面図である。パチンコ機1は、長方形
状に枠組み形成される外枠3と、その外枠3の内側に開
閉可能に軸支されるミドル枠5から構成されている。
尚、ミドル枠5には、パチンコ機1の主要構成部のほぼ
全てが集約されている。そして、ミドル枠5の正面上方
には、各種の入賞装置等を配置した遊技盤7と、その遊
技盤7の前方に開閉可能であるガラス枠9が構成されて
いる。さらに、ミドル枠5の正面下方には、発射装置1
1に遊技球を供給し且つ賞品球を受ける上皿13、賞品
球を受ける下皿15、遊技者の操作により遊技球を発射
可能な発射ハンドル17、各種の遊技音を発生するスピ
ーカ19が構成されている。一方、ミドル枠5の背面側
には、払出前の遊技球を貯留させる遊技球タンク21、
遊技球を整列誘導させる整列樋23及び流下樋25、遊
技球の払出を行う賞品球払出装置27が構成されてい
る。さらに、ミドル枠5の背面下部には、セーフ球通路
及びアウト球通路、賞品球通路等が設けられた機構板2
9が構成されている。
【0010】さらに、ミドル枠5の背面側には、各種の
電気制御装置が構成されている。まず、機構板29の背
面側には、主制御装置31、音制御装置33、払出制御
装置51及び電源制御装置55が構成されている。ここ
で、主制御装置31にはパチンコ機1の主制御を行う主
基板が収納され、音制御装置33にはスピーカ19を制
御する音基板が収納され、払出制御装置51には賞品球
払出装置27を制御する払出基板53が収納され、電源
制御装置55には各基板に直流電源を供給する電源基板
57が収納されている。尚、払出制御装置51と電源制
御装置55は、制御装置取付台61に取り付けられ、制
御装置集約部45を構成している。ここで、制御装置取
付台61にはひんじピン41が設けられ、機構板29に
はひんじ孔43が設けられている。そして、ひんじピン
41をひんじ孔43に嵌合することにより、制御装置取
付台61は、ひんじピン41を軸として片開き可能に取
り付けられた構造となっている。また、遊技盤7の背面
側には、図柄制御装置35及び電飾制御装置37が構成
されている。ここで、図柄制御装置35には遊技盤7の
正面側に設けられた液晶表示装置の表示を制御する図柄
基板が収納され、電飾制御装置37にはパチンコ機1の
正面側に設けられた各種LEDの表示を制御する電飾基
板が収納されている。また、その他、ミドル枠5の裏面
側には、各種の基板、スイッチ、ソレノイド及びLED
等との配線の中継を行う各種の中継基板39a,39
b,59等が構成されている。
【0011】次に、図1乃至図7を参照して、本発明の
要部であるパチンコ機1の制御装置集約部45の機械的
構成について説明する。図1はパチンコ機1の制御装置
集約部45の分解斜視図であり、図2は制御装置集約部
45の斜視図であり、図3は制御装置集約部45を構成
する制御装置取付台61に電源制御装置55を装着する
状態を示す斜視図であり、図4は配線通路63の一部を
基板搭載部材65により開状態とした制御装置集約部4
5を示す正面図であり、図5は配線通路63の一部を基
板搭載部材65により開状態とした制御装置集約部45
を示す右側面図であり、図6は配線通路63の一部を基
板搭載部材65により閉状態とした制御装置集約部45
を示す正面図であり、図7は配線通路63の一部を基板
搭載部材65により閉状態とした制御装置集約部45を
示す右側面図である。以下、主として図1を参照して制
御装置集約部45の構成について説明するが、他の図面
は説明に必要な都度、明示する。
【0012】制御装置集約部45は、払出制御装置5
1、電源制御装置55、制御装置取付台61及び基板搭
載部材65によって構成され、そのように構成された制
御装置集約部45は、前述のように機構板29に装着さ
れる。
【0013】そこで、まず、払出制御装置51の構成に
ついて説明する。払出制御装置51は、払出基板53を
収納支持する箱体70aと、該箱体70aの上面を閉塞
する蓋体71aにより組付構成される。まず、箱体70
aは、硬い透明の合成樹脂等によって上面が開放された
箱状に形成される。そして、箱状内部の底面には、払出
基板53と蓋体71aをビス72aにて止着し且つ払出
基板53を支持するための取付ボス73aが突設されて
いる。また、箱状外部の底面には、制御装置取付台61
への取付用部材として、嵌合部材74aが突設され、係
止孔75aが形成されている。また、蓋体71aは、硬
い透明の合成樹脂等によって、払出基板53を覆い且つ
箱体70aと重ね合わせ可能に形成される。そして、そ
の底面には、箱体70aの取付ボス73aとビス72a
にて止着するための取付孔76a及び、払出基板53に
設けられている配線コネクタ81aを挿通させるコネク
タ孔77aが形成されている。また、その外壁部には、
払出基板53から発生される熱を外部に放出するための
スリット孔78aが多数形成されている。尚、蓋体71
aの上部には、ひんじ保持部材79が形成されている。
ひんじ保持部材79には基板搭載部材65が片開き可能
に取り付けられるように孔が設けられている。また、払
出基板53には、箱体70aの取付ボス73aとビス7
2aにて止着するための取付孔80aが形成されてい
る。そして、払出制御装置51を組み立てるには、払出
基板53の底面を取付ボス73aの上部に当接させると
ともに、取付孔80aを取付ボス73aに合わせ、払出
基板53を箱体70aに収納支持させる。次に、取付孔
76aを取付孔80a及び取付ボス73aに合わせると
ともに、コネクタ孔77aに配線コネクタ81aを挿通
させ、蓋体71aにて箱体70aの上面を閉塞する。次
に、取付孔76a,80aを介して取付ボス73aにビ
ス72aを止着することにより、払出制御装置51を組
み立てることができる。尚、払出制御装置51におけ
る、配線コネクタ81aの位置する近傍は、凹状に形成
され、配線通路63の一部として構成される。
【0014】次に、電源制御装置55の構成について説
明する。電源制御装置55は、電源基板57を収納支持
する箱体70bと、該箱体70bの上面を閉塞する蓋体
71bにより組付構成される。まず、箱体70bは、硬
い透明の合成樹脂等によって上面が開放された箱状に形
成される。そして、箱状内部の底面には、電源基板57
と蓋体71bをビス72bにて止着し且つ電源基板57
を支持するための取付ボス73bが突設されている。ま
た、箱状外部の底面には、制御装置取付台61への取付
用部材として、嵌合部材74bが突設され、係止孔75
bが形成されている。また、蓋体71bは、硬い透明の
合成樹脂等によって、電源基板57を覆い且つ箱体70
bと重ね合わせ可能に形成される。そして、その底面に
は、箱体70bの取付ボス73bとビス72bにて止着
するための取付孔76b及び、電源基板57に設けられ
ている配線コネクタ81bを挿通させるコネクタ孔77
bが形成されている。また、その外壁部には、電源基板
57から発生される熱を外部に放出するためのスリット
孔78bが多数形成されている。また、電源基板57に
は、箱体70bの取付ボス73bとビス72bにて止着
するための取付孔80bが形成されている。そして、電
源制御装置55を組み立てるには、電源基板57の底面
を取付ボス73bの上部に当接させるとともに、取付孔
80bを取付ボス73bに合わせ、電源基板57を箱体
70bに収納支持させる。次に、取付孔76bを取付孔
80b及び取付ボス73bに合わせるとともに、コネク
タ孔77bに配線コネクタ81bを挿通させ、蓋体71
bにて箱体70bの上面を閉塞する。次に、取付孔76
b,80bを介して取付ボス73bにビス72bを止着
することにより、電源制御装置55を組み立てることが
できる。尚、電源制御装置55における、配線コネクタ
81bの位置する近傍は、凹状に形成され、配線通路6
3の一部として構成される。
【0015】次に、払出制御装置51と制御装置取付台
61との取付け構成について説明する。まず、払出制御
装置51を構成する箱体70aの底面には、嵌合爪74
a及び円形の係止孔75aが構成されている。尚、嵌合
爪74aは、略「L」字形の断面に成形され、上下逆向
きに対となって構成されている。また、制御装置取付台
61には、嵌合孔82a、係止凸部83a及び境界凸部
84が構成されている。尚、嵌合孔82aは、孔の幅が
広い広幅部と孔の幅が狭い狭幅部から成り、嵌合爪74
aに対応して上下逆向きに対となって構成されている。
また、係止凸部83aは、係止孔75aに対応して半球
状に形成され、その周囲は略「コ」字形に孔が形成され
ている。また、境界凸部84は、払出制御装置51及び
電源制御装置55が取付けられる表面の中央に構成さ
れ、取付け時の位置決めを補助する。そして、払出制御
装置51を制御装置取付台61に取付けるには、図3
(A)に示すように図中の矢印方向へ嵌合爪74aを嵌
合孔82aの広幅部に挿入し、図3(B)に示すように
払出制御装置51の底面を制御装置取付台61の表面に
当接させる。次に図3(B)に示すように図中の矢印方
向へ払出制御装置51をスライド移動させることによ
り、図3(C)に示すように嵌合爪74aが嵌合孔82
aの狭幅部に嵌合されると伴に、係止凸部83aが係止
孔75aに係止される。これにより、金属ネジ等を使用
することなく、払出制御装置51を制御装置取付台61
に取付けることができる。
【0016】次に、電源制御装置55と制御装置取付台
61との取付け構成について説明する。まず、電源制御
装置55を構成する箱体70bの底面には、嵌合爪74
b及び円形の係止孔75bが構成されている。尚、嵌合
爪74bは、略「L」字形の断面に成形され、上下逆向
きに対となって構成されている。また、制御装置取付台
61には、嵌合孔82b、係止凸部83b及び境界凸部
84が構成されている。尚、嵌合孔82bは、孔の幅が
広い広幅部と孔の幅が狭い狭幅部から成り、嵌合爪74
bに対応して上下逆向きに対となって構成されている。
また、係止凸部83bは、係止孔75bに対応して半球
状に形成され、その周囲は略「コ」字形に孔が形成され
ている。また、境界凸部84は、払出制御装置51及び
電源制御装置55が取付けられる表面の中央に構成さ
れ、取付け時の位置決めを補助する。そして、電源制御
装置55を制御装置取付台61に取付けるには、前述し
た払出制御装置51の取付けと同様に、嵌合爪74bを
嵌合孔82bの広幅部に挿入し、電源制御装置55の底
面を制御装置取付台61の表面に当接させる。電源制御
装置55をスライド移動させることにより、嵌合爪74
bが嵌合孔82bの狭幅部に嵌合されると伴に、係止凸
部83bが係止孔75bに係止される。これにより、金
属ネジ等を使用することなく、電源制御装置55を制御
装置取付台61に取付けることができる。
【0017】次に、基板搭載部材65の構成について説
明する。基板搭載部材65は硬い透明の合成樹脂等によ
って板状に形成されている。基板搭載部材65の中央部
には、中継基板59を保持する基板係止爪66及び基板
ホルダ69が構成されている。尚、基板ホルダ69には
中継基板59の3辺を保持する溝が構成されている。ま
た、基板搭載部材65の端部には、ひんじピン67が構
成されている。ひんじピン67は、対とされ互いが外側
凸状に構成され、蓋体71aのひんじ保持部材79に片
開き可能に取り付けられるよう構成されている。また、
ひんじピン67側とは逆の端部には、突起68が構成さ
れている。突起68は、基板搭載部材65により配線通
路63が閉状態とされたときに電源制御装置55のスリ
ット孔78cに当接し、基板搭載部材65を保持する。
そして、中継基板59を基板搭載部材65に取付けるに
は、基板係止爪66を下方向へ弾性変形させつつ、中継
基板59を基板ホルダ69に横方向へスライドさせ挿入
する。そして、中継基板59が基板ホルダ69の奥まで
挿入され、基板係止爪66の弾性変形が元に戻ることに
より、中継基板59が基板搭載部材65に固定される。
尚、中継基板59と基板搭載部材65との取付け構成に
ついては、前記以外にネジ、接着材等を利用した構成で
あっても良い。尚、中継基板59上には、配線コネクタ
81cが構成されている。
【0018】次に、基板搭載部材65の制御装置集約部
45への取付け構成について説明する。前述の通り、蓋
体71aの上部には、ひんじ保持部材79が構成されて
いる。また、基板搭載部材65の端部には、ひんじピン
67が構成されている。そして、基板搭載部材65を制
御装置集約部45に取付けるには、対に構成されている
ひんじ保持部材79の内側から、基板搭載部材65のひ
んじピン67を内側へ弾性変形させつつ、ひんじ保持部
材79の孔へ挿入する。すると、図4乃至図7に示すよ
うに基板搭載部材65は、ひんじピン67を軸として片
開き可能に取り付けられる。さらに、基板搭載部材65
が閉状態においては、突起68がスリット孔78cに支
持されることにより、基板搭載部材65が保持される。
そして、図2,図6及び図7に示すように基板搭載部材
65は、配線通路63の一部として構成される。尚、基
板搭載部材65の取付け部位については、前記以外に他
の制御装置又は他の構造物であっても良い。また、基板
搭載部材65の取付け構成については、前記以外にスラ
イド移動により開閉可能な構造としても良い。
【0019】以上説明したように、払出制御装置51及
び電源制御装置55が制御装置取付台61に取り付けら
れ、図2及び図4に示すように、配線通路63が、払出
制御装置51及び電源制御装置55の一部により配線が
可能な凹部として構成される。
【0020】次に、制御装置集約部45の配線構成につ
いて説明する。図4に示すように、配線ケーブル91a
は、払出基板53の配線コネクタ81a及び電源基板5
7の配線コネクタ81bに接続される。これにより、払
出基板53及び電源基板57は、制御装置集約部45以
外の遊技機の制御装置と電気的に接続される。また、配
線ケーブル91bは、払出基板53の配線コネクタ81
aと電源基板57の配線コネクタ81bに接続される。
これにより、払出基板53と電源基板57は、電気的に
接続される。さらに、図5に示すように、配線ケーブル
91cは、払出基板53の配線コネクタ81aと中継基
板59の配線コネクタ81cとに接続される。これによ
り、払出基板53と中継基板59は、電気的に接続され
る。また、配線ケーブル91dは、中継基板59の配線
コネクタ81cとパチンコ機1とは他の装置の配線コネ
クタと接続される。これにより、パチンコ機1は、中継
基板59を介して、他の装置と電気的に接続される。
【0021】次に、本発明の要部であるパチンコ機1の
制御装置集約部45の動作について説明する。まず、制
御装置集約部45に配線作業を行う場合には、図4及び
図5に示すように、基板搭載部材65をひんじピン67
を軸として片開きさせる。これにより、配線通路63の
一部が開放され、配線コネクタ81a及び配線コネクタ
81bへの配線ケーブル91a,91b,91cの接続
作業及び配線通路63内の配線作業が可能となる。次
に、配線作業が完了し、遊技機を使用する場合には、図
6及び図7に示すように、基板搭載部材65をひんじピ
ン67を軸として閉状態とする。これにより、配線ケー
ブル91a,91b,91c及び配線コネクタ81a,
81bは、基板搭載部材65により覆われ保護される。
【0022】尚、本発明は、パチンコ機に限られず、パ
チコン機、パチスロ機等の複数の制御装置を備えた各種
の遊技機に適用可能なことは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の遊技機では、配線される配線通路に重ねて基板搭載
部材が構成されるため、制御装置の増加により不足した
中継基板の設置空間を確保できる。また、基板搭載部材
は配線通路の一部を開閉自在に設けられているため、基
板搭載部材の閉状態では配線通路の電線が整然と配線さ
れ、基板搭載部材の開状態では修理等の作業が容易とな
る。また、配線通路内及び基板搭載部材上に配線コネク
タを配置することにより、配線コネクタを階層状に設置
できるため、同一面に配線コネクタを配置した場合と比
較し、配線の接続の間違いを防止できる。また、配線通
路は複数の制御装置と基板搭載部材により構成されるた
め、制御装置毎に基板搭載部材を構成する必要がなく安
価に遊技機を作ることができ、或いは配線通路が集約さ
れ中継基板の設置空間を節約できる。
【0024】また、請求項2に係る発明の遊技機では、
上記請求項1に係る発明の効果に加えて、基板搭載部材
が複数の制御装置のいずれかに設けられて、基板搭載部
材と制御装置とが一体に集約された制御装置集約部とし
てユニット化できる。そのため、遊技機の製造時には、
別工程で作られた前記ユニットを遊技機本体に組み付け
ることにより、製造作業の効率化を図ることができる。
或いは遊技機の修理時において、故障した前記ユニット
を容易に交換することができる。
【0025】また、請求項3に係る発明の遊技機では、
上記請求項1又は2に係る発明の効果に加えて、基板搭
載部材は端縁を軸とし片開き可能に設けられているた
め、基板搭載部材を傾斜状態で保持するだけで配線通路
内の作業を容易に行うことができる。或いは、基板搭載
部材が遊技機から分離されることなく、配線通路が開放
されるため、基板搭載部材を紛失することがない。
【0026】また、請求項4に係る発明の遊技機では、
上記請求項1乃至3に係る発明の効果に加えて、基板搭
載部材が透明な樹脂材料で作られているため、基板搭載
部材が閉じられた状態であっても、基板搭載部材の上か
ら配線通路内の状態を確認することができ、異常若しく
は不正改造の発見が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に適用されるパチンコ機の制
御装置集約部の分解斜視図である。
【図2】制御装置集約部の斜視図である。
【図3】制御装置集約部を構成する制御装置取付台に制
御装置を装着する状態を示す斜視図である。
【図4】配線通路の一部を基板搭載部材により開状態と
した制御装置集約部を示す正面図である。
【図5】配線通路の一部を基板搭載部材により開状態と
した制御装置集約部を示す右側面図である。
【図6】配線通路の一部を基板搭載部材により閉状態と
した制御装置集約部を示す正面図である。
【図7】配線通路の一部を基板搭載部材により閉状態と
した制御装置集約部を示す右側面図である。
【図8】本発明の一実施例に適用されるパチンコ機を示
す正面図である。
【図9】本発明の一実施例に適用されるパチンコ機を示
す背面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 45 制御装置集約部 51 払出制御装置(制御装置) 55 電源制御装置(制御装置) 63 配線通路 65 基板搭載部材 59 中継基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の制御装置と、中継基板を備えた基板
    搭載部材を有する遊技機であって、 前記複数の制御装置と前記基板搭載部材により配線通路
    が構成され、 前記基板搭載部材は、前記配線通路の一部を開閉自在に
    設けられていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記基板搭載部材は、前記複数の制御装置
    のいずれかに設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記基板搭載部材は、端縁を軸とし片開き
    可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記基板搭載部材は、透明な樹脂材料で成
    形されていることを特徴とする請求項1乃至3記載の遊
    技機。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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