JP4310485B2 - ドラム式図柄表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドラム式図柄表示装置に関し、更に詳しくは、例えば遊技盤に構成された遊技領域内でパチンコゲームを展開し得るパチンコ機に用いられるドラム式図柄表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技機の代表例として、従来から知られているパチンコ機において、遊技中に発生される毎回の始動および停止を含む変動制御条件に基づいて図柄組合わせゲームを展開して、特別遊技状態に係る権利とされる組合わせ入賞条件を成立表示することのできる大型役物として、一般にドラム形式と称されている図柄可変表示装置が採用されている。この図柄可変表示装置では、対象のパチンコ機によってサイズや変動制御条件等に差異があっても、その基本的な形態として、合成樹脂成形された平プーリ形の図柄ドラム(ドラムの素地である回転体の外周に色彩区分された、例えば数字、アルファベット文字、その他の図形やマーク等の各種多様な識別用の図柄を配置したもの)と、該ドラムの回転駆動手段(一般にステッピングモータ)と、停止表示される各図柄用の位置決め検出手段および照明手段等を含めて1基毎に図柄表示ユニット化される。そして、この図柄表示ユニットが、1つのドラムケース内に複数基(通常では左列、中列、右列の3基)を組単位として縦列セットされている。
【0003】
前記図柄可変表示装置のドラムケースには、夫々の図柄表示ユニットに係る所要の入出力制御をなし得る各種電子部品を実装した表示制御基板を備える表示制御装置が配設され、パチンコゲーム中に発生した始動信号入力条件により、表示制御装置から発生される制御出力に基いて、各列の図柄表示ユニットの図柄ドラムが設定時間条件で回転・停止されて、各図柄を遊技盤前面の入賞ライン上に表示するよう構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記表示制御基板に配設されて、図柄表示ユニットとハーネスを介して電気的に接続するためのコネクタは、該基板に対して接続口が直交する方向を指向する姿勢で配設されていた。このような配設姿勢では、コネクタに対するハーネスの接続作業を容易に行なうことが可能である。しかるにこの場合には、コネクタが表示制御基板の配設面に対して大きく突出し、制御装置自体の厚み寸法が大きくなる問題がある。更に、表示制御基板の配設面から大きく突出するコネクタにハーネスを接続すると、該ハーネスも配設面に対して直交する方向に大きく突出することとなる。
【0005】
ここで、周知のようにパチンコ機は、遊技店内における設置枠台(通称「島」)に対し、一対のパチンコ機が、その後面が対向する状態で縦向きに整列設置されて遊技に供される。従って、図柄可変表示装置の後側に表示制御装置を配設した場合では、該制御装置の後方への突出寸法が大きく、島に設置した際に島内で対向する表示制御装置同士が干渉するおそれがある。すなわち、前記図柄ドラムを大型化して視覚的な装飾効果を高め、遊技者の注意を引き付ける構成を採用する場合は、表示制御装置による後方への突出量が大きいことに制約されて充分な大きさになし得ないのが実状である。
【0006】
また、コネクタが表示制御基板から大きく突出するため、パチンコ機の後側上部から落下するパチンコ球がコネクタやハーネス等に衝突するおそれがあり、コネクタやハーネス等が破損したりショートの原因となる問題を招く難点も指摘される。
【0007】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、図柄ドラムを大型化して迫力のある表示を可能とし、またコネクタが破損するのを防止し得るようにしたドラム式図柄表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係るドラム式図柄表示装置は、
モータが装着された駆動基盤およびモータで回転制御される図柄ドラムを備える複数の図柄表示ユニットが、横長の収容箱体内に長手方向に離間して並列に収容され、始動入賞具が配設された遊技盤の該始動入賞具の直上方に配置される遊技機用のドラム式図柄表示装置において、
前記収容箱体の上面側に臨む水平な上板および収容箱体の後面側に臨んで下端が収容箱体の後部下端まで延在する垂直な本体板からL字型に形成された第1ケース体と、水平な上板および垂直な本体板から第1ケース体と整合し得るL字型の箱枠状に形成されて第1ケース体に組付けることで収容室が内部画成される第2ケース体とからL字型に構成された基板ケースと、
前記収容箱体の上面側に対向位置するように前記基板ケースの収容室に収容され、前記第1ケース体における上板の上面四隅に突設された各ボスに対応する通孔に挿通したネジを該ボスのネジ孔に螺挿することでネジ止めされると共に、大型の電子部品が実装された第1基板部と、収容箱体の後面側に対向位置するように前記基板ケースの収容室に収容され、前記第1ケース体における本体板の後面四隅に突設された各ボスに対応する通孔に挿通したネジを該ボスのネジ孔に螺挿することでネジ止めされると共に、小型の電子部品が実装された第2基板部とからL字型に構成された制御基板
前記各駆動基盤の下端後部に形成されて前記収容箱体の下面後部から下方に突出する突片における収容箱体の下面に近接する位置に、接続口が収容箱体の側方に向けて開口する姿勢で配設される基盤用のコネクタと、
前記第2基板部の下端部における各図柄表示ユニットと対応する位置の夫々に、接続口が下方に向けて開口する姿勢で配設される基板用のコネクタと、
前記第2ケース体の本体板の下部における前記第2基板部に配設された各基板用のコネクタと対応する位置に夫々形成され、各コネクタの上方および両側方を夫々覆う壁部と当該本体板とから個々のコネクタを、接続口を除く部分を覆って下方に開口する下保護凹部とを備え、
前記各駆動基盤基盤用のコネクタおよび前記第2基板部の対応する基板用のコネクタハーネスを介して夫々接続され
前記収容箱体は、前後に開放する角筒状の前ケースと、該前ケースと同一外形寸法で前方に開放する箱状の後ケースとからなり、前ケースの後端と後ケースの前端とを対向当接することで、前記複数の図柄表示ユニットを収容セットするための収容室が内部画成され、
前記前ケースの下枠材における後端部には、図柄表示ユニットの並列方向に離間して図柄表示ユニットと同数の前後方向に延在する前切欠が後側に開放するよう形成されると共に、前記後ケースの下枠材における前端部には、前ケースの各前切欠と対応する位置に、前側に開放する後切欠が夫々前切欠より長く前後方向に延在するよう形成され、前後のケースを対向当接した状態で、両切欠により前記駆動基盤の突片が下方に突出する逃し口が開口するよう構成され、
前記各駆動基盤の突片が前記収容箱体の対応する切欠に嵌挿された状態で、前記収容室内において各図柄表示ユニットが互いに等間隔で整列保持されることを特徴とする。
【0009】
【作用】
図柄表示ユニットを電気的に制御する制御基板に対し、図柄表示ユニットに接続されるコネクタは、その接続口が下方に向けて開口する姿勢で配設されるから、制御基板の配設面に対するコネクタの突出寸法は小さくなる。すなわち、制御基板の厚み寸法を小さくすることができるので、該制御基板に制約されることなく図柄ドラムを大型化することが可能となる。また、コネクタは基板ケースで覆われているから、パチンコ球等が衝突して破損したりショートが発生するのは防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るドラム式図柄表示装置について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、本実施例に係るドラム式の図柄可変表示装置(単に図柄装置とも略称する)を、パチンコ機に配設されるものとして説明する。
【0011】
(パチンコ機)
そこで、先ず本実施例の図柄可変表示装置が実施されるパチンコ機について、図2および図3を参照して要約説明する。本実施例のパチンコ機Pは、その基本的な概略構成として、外枠Aの開口前面側に対して前枠Bが、連結支持手段および施錠手段を利用して着脱および開放可能に組付けられている。そして前枠Bの内外部分に、横開き式のガラス扉Dを組付けた窓枠Cと、ガラス扉Dの下部において窓枠Cに対して着脱および開放可能に組付けられる開閉セット板の前側にセットされた上球皿Eおよび後側にセットされた電動式の球送り装置(図示せず)と、下段に位置する下球皿Fおよび打球発射装置Hと、後側に位置する機構セット盤G等が夫々装備されている一方、前枠B後側の収容枠体の正面内部に所要の遊技領域Iを構成した遊技盤Jが着脱交換可能にセットされる。
【0012】
(遊技盤)
前記遊技盤Jは、図4に示すように、略円形状に湾曲形成したレール10により囲まれた遊技領域Iの前側において、縦央やや下部に配設されてセーフ球をスイッチで検出し得る始動入賞具11と、この始動入賞具11の直上方に配置された後述の図柄可変表示装置Kと、風車とも称されて遊技球用の流下方向を任意に変向する電飾案内車12および普通案内車13と、始動入賞具11の直下方に設置された前記大型電動式の入賞装置Lと、遊技状態に応じて照射パターンが変更制御される電飾装置14等を備えている。また遊技盤Jの後側には、図3に示すように、セーフ球を機構セット盤G側に通出案内させるセーフ球案内部材15が装着されている。そして、このセーフ球案内部材15には、該案内部材15に開設した透視窓部15aの後側に合わせて図柄可変表示装置Kが装備セットされる。なお、図4中の符号16はアウト口を示す。
【0013】
前記始動入賞具11内に配設された図示しないスイッチは、各セーフ球の検出毎に図柄可変表示装置Kを1回ずつ作動スタートさせるための始動入力手段として利用される。また前記入賞装置Lは、図柄可変表示装置Kの大当り成立時に対する特別遊技状態として、開成作動条件が付与される大型の入賞装置であって、図4に示されるように、特別入賞口17に対設された扉状の開閉板18が、後側の電磁ソレノイドに係る設定駆動条件に基づいて、通常の閉鎖状態から開放状態に変化されるようになっている。そして、特別入賞口17の後側内部にセーフ球用のカウントスイッチと、開放作動継続用の特別スイッチ(Vスイッチ)が組込まれている(何れも図示せず)。なお、入賞装置Lの左右両側に普通入賞口19,19が設けられている。
【0014】
(図柄可変表示装置)
実施例に係るドラム式の図柄可変表示装置Kは、前記遊技盤Jの後側にセットされるセーフ球案内部材15に装備される前提にあって、基本的な構成として図1に示すように、セーフ球案内部材15の後面側に装着セットされる透視表示体20と、この透視表示体20の後面側に装着される収容箱体21内に縦列収容セットされる複数基(図示3基)の図柄表示ユニットUと、収納箱体21に対して後面側から装着されて透視表示体20との間で該収容箱体21を挟持する金属枠22と、夫々の図柄表示ユニットUに係る所要の入出力制御をなし得る表示制御装置(制御装置)Mとを備え、パチンコゲーム中に発生した始動信号入力条件により、表示制御装置Mから発生される制御出力に基いて、各列の図柄表示ユニットUの図柄ドラム33(後述)が設定時間条件で回転・停止されて、各図柄を遊技盤Jの前面の入賞ライン上に表示し得るようになっている。
【0015】
そこで、実施例の図柄可変表示装置Kにおける前記各構成部材毎について説明する。
【0016】
(透視表示体について)
前記透視表示体20は、装置自体の前位置決め部材としても機能するものであって、図1に示すように、透明合成樹脂材により後側に開放する箱蓋形に形成されると共に、その中央部には、前向きの凸円弧形に膨出するレンズ兼用の透視部23が形成されており、この透視部23に左、中、右の3列の表示窓24が区画形成されている。また透視表示体20の左右の側縁部には、ピン孔25aを有する連結支片25が夫々形成され、各連結支片25には施錠具26(図3参照)が予め装着されている。なお、前記セーフ球案内部材15には、前記透視窓口15aの左右両側に、後方に突出するピン27aおよび連結孔27bを形成した支持部27が夫々形成されており、透視表示体20の各連結支片25のピン孔25aに対応するピン27aを嵌挿したもとで、施錠具26を対応する連結孔27bに係着することで、透視表示体20はセーフ球案内部材15に連結状態で施錠されるようになっている。
【0017】
また、前記透視表示体20の上下内周面の所要位置に複数のボス28が形成され、各ボス28には後側に開放するネジ孔28aが形成される。そして、該ネジ孔28aに螺挿されるネジ(図示せず)を介して、前記金属枠22が透視表示体20に位置決め固定されるよう構成される。
【0018】
(収容箱体について)
前記収容箱体21は、図8および図9に示す如く、前後に開放する角筒状の前ケース29と、該前ケース29と同一外形寸法で前方に開放する箱状の後ケース30とからなり、前ケース29の後端と後ケース30の前端とを対向当接することで、前記3基の図柄表示ユニットUを収容セットするための前方に開放する収容室が内部画成される。そして、前ケース29の前部を、前記透視表示体20の後面側に嵌合位置決めすることで(図7参照)、前開口部が前記透視部23に整合されるようになっている。
【0019】
前記前ケース29の下枠材29aにおける後端部には、幅方向に離間して3つの前切欠29bが後側に開放するよう形成される。また後ケース30の下枠材30aにおける前端部には、前ケース29の各前切欠29bと対応する位置に、前側に開放する後切欠30bが夫々形成され、前後のケース29,30を対向当接した状態で、両切欠29b,30bにより逃し口が下方に開口するよう構成される(図7参照)。
【0020】
(図柄表示ユニット)
前記各図柄表示ユニットUは、図8および図9に示す如く、矩形状の駆動基盤31と、この基盤31中央部に装着されたステッピングモータ32で回転制御される表示手段としての図柄ドラム33とから構成されている。また各駆動基盤31の下端後部に、下方に突出する位置決め突片34が形成され、該突片34のモータ装着面側に、コネクタ35が接続口35aを側方に向く横向き(駆動基盤31に対する直交する向き)とした姿勢で配設されている。そして各図柄表示ユニットUは、位置決め突片34が前記収容箱体21における前後のケース29,30の切欠29b,30bに嵌挿されたもとで、収容室内において各図柄表示ユニットUが互いに等間隔で整列保持される。なお、収容箱体21の逃し口から下方に突出する位置決め突片34に配設されるコネクタ35は、前記表示制御装置Mのコネクタ52(後述)に対してハーネス36を介して接続できるようになっている。
【0021】
(金属枠について)
前記金属枠22は、図8および図9に示す如く、矩形状に形成された本体板37の上端部に、前方に向けて水平に延出する上板38が形成されると共に、本体板37の下端部には、幅方向に離間して複数(実施例では3枚)の下板39が前方に向けて水平に延出するよう形成される。そして、前記収容箱体21に対して金属枠22は、収容箱体21における後ケース30の後面に本体板37を対向当接すると共に、上板38と下板39とで前後のケース29,30を上下から挟持する状態で装着される。なお、各下板39は、収容箱体21の下面に形成される各逃し口から下方に突出するコネクタ35とは干渉しない位置に設けられる。
【0022】
前記上板38の前端部には、幅方向に離間して複数(実施例では2つ)の当接片38aが上方に向けて略直角に折曲形成されると共に、前記各下板39の前端部には、下方に向けて当接片39aが略直角に折曲形成されており、各当接片38a,39aは、前記収容箱体21に金属枠22を装着した状態で、前記透視表示体20に形成された対応のボス28の後端に当接するよう設定される。また上下に位置する各当接片38a,39aにはスリット38b,39bが形成され、各スリット38b,39bに後側から挿通されたネジを対応のネジ孔28aに螺挿することで、当該金属枠22が透視表示体20に位置決め固定される。すなわち、前記前後のケース29,30に分割されている収容箱体21は、透視表示体20と金属枠22とにより挟持された状態で位置決めされている。
【0023】
前記上板38における左右の側端部には、上方に向けて略直角に折曲された支持片40が夫々形成される。また、本体板37の左右の両側端部における一方の対角近傍に、後方に延出するT字状の第1位置決め片41が夫々形成されると共に、他方の対角近傍には後方に延出する第2位置決め片42が夫々形成される。そして、これら4つの位置決め片41,41,42,42および前記一対の支持片40,40により、前記表示制御装置Mを好適に支持するよう構成される。更に、上板38の前端部には、前記両当接片38a,38aの間に、ネジ孔43aが形成された取付片43が上方に向けて所要長さで延在するよう略直角に折曲形成され、該取付片43を介して表示制御装置Mがネジ止めされるようになっている(図6参照)。なお、本体板37における左右の側端部には、前記後ケース30を幅方向両側から挟持する挟持片37aが夫々形成されている。
【0024】
(表示制御装置)
前記表示制御装置Mは、前記図柄表示ユニットUに関する各種電子部品が実装される表示制御基板(制御基板)44と、該基板44を収容する基板ケース45とから基本的に構成される。表示制御基板44は、図10および図11に示す如く
、前記収容箱体21の上面側に位置する第1基板部46と、収容箱体21の後面側に位置する第2基板部47とから構成され、全体としてL字型を呈している。所要の回路パターンが形成された第1基板部46には、大型であったり、重量が大きかったり、発熱あるいはノイズの発生因となる、放熱板を有するトランスやレギュレータ等の電源部品48やコンデンサ49等の大型部品(電子部品)が実装される。また第1基板部46の四隅には、後述する第1ケース体54に突設したボス57に対応する通孔46aが夫々形成されている。
【0025】
これに対して所要の回路パターンが形成された第2基板部47には、小型部品(電子部品)であるCPU50やIC51等が実装され、表示制御装置自体の前後方向の厚み寸法を小さくし得るよう構成される(図5,図7参照)。また第2基板部47の後面(配設面)には、前記各図柄表示ユニットUに対するコネクタ52が、その接続口52aを下向きとした姿勢(接続口が制御基板の配設面に沿う方向に向けて開口する姿勢)で下端部に配設されると共に、該第2基板部47の左側部(図10において)には、図示しない主制御装置に対するコネクタ53が、その接続口53aを側方に向けた姿勢(接続口が制御基板の配設面に沿う方向に向けて開口する姿勢)で配設してある。なお、第2基板部47の四隅に、後述する第2ケース体55に突設したボス62に対応する通孔47aが夫々形成されている。
【0026】
前記表示制御基板44が収容される基板ケース45は、透明合成樹脂材によりL字型に形成された第1ケース体54と、同じく透明合成樹脂材により該第1ケース体54と整合し得るL字型の箱枠形に形成された第2ケース体55とから構成され、両ケース体54,55を組付けることにより内部画成された収容室56に、表示制御基板44が収容されるようになっている(図7参照)。
【0027】
前記第1ケース体54の水平な上板54aの上面には、ネジ孔57aを形成したボス57が四隅に突設され、前記表示制御基板44の第1基板部46は、前記各通孔46aを対応するボス57と一致させた状態で載置され、図示しないネジを上方からネジ孔57aに螺挿することでネジ止めされる。また第1ケース体54の垂直な本体板54bの後面には、ネジ孔58aを形成したボス58が四隅に突設され、前記表示制御基板44の第2基板部47は、前記各通孔47aを対応するボス58と一致させた状態で位置決めされ、図示しないネジを第2ケース体55の後方からネジ孔58aに螺挿することでネジ止めされる。
【0028】
なお、前記第1ケース体54における上板54aの前端部(基板ケースの上部)には、所定高さで上方に立上がる立上がり壁59が形成され、該壁59には多数個の放熱孔59aが形成されている。また、立上がり壁59の幅方向の略中央に、所定長さの凹部59bが形成されると共に、該壁59の後面には、幅方向に離間して一対の位置決め用の突起60,60が形成されている。
【0029】
前記第2ケース体55は、前述したようにL字型の箱枠形に形成されたものであって、略水平な上板55aの前端部に、上方に向けて所定高さで立上がる立上がり壁61が形成される。この立上がり壁61には、前方に突出する所定幅寸法の凸部61aが形成され、該凸部61aを前記第1ケース体54の立上がり壁59における凹部59bに嵌合して位置決めするよう構成される。また立上がり壁61の幅方向略中央に通孔61bが形成され、図6に示す如く、該通孔61bに後方から挿通したネジ66を、前記金属枠22の取付片43のネジ孔43aに螺挿することで、当該の表示制御装置Mが金属枠22、すなわち収容箱体21の後側に配設固定されるようになっている。なお、上板55aの幅方向両端縁から垂下する上部側板55b,55bは、第2ケース体55を第1ケース体54に組付けた状態で、その内面が第1ケース体54の突起60,60に当接することで位置決めされる。
【0030】
前記第2ケース体55の垂直な本体板55cの前面には、前記第1ケース体54に位置決めされた第2基板部47の各通孔47aと対応する位置に、所定長さのボス62が夫々突設され、該ボス62が第2基板部47に当接している。またボス62には通孔62aが形成され、該通孔62aに後側から挿通したネジを、前記第1ケース体54のボス58に形成したネジ孔58aに螺挿することで、当該の第2ケース体55は第1ケース体54に配設固定される。なお、第2ケース体55における本体板55cの上部に、多数個の放熱孔55dが形成されている。
【0031】
前記第2ケース体55の下部には、図7および図12に示す如く、前記第2基板部47に配設された各図柄表示ユニットUに対する各コネクタ52と対応する位置に、該コネクタ52の裏面側を覆って下方に開口する下保護凹部63が夫々形成される。また同様に第2ケース体55の左側部には、第2基板部47に配設された主制御装置に対するコネクタ53と対応する位置に、該コネクタ53の裏面側を覆って側方に開口する側保護凹部64が形成されている。
【0032】
前記第2ケース体55における本体板55cの幅方向両端縁から前方に延出する下部側板55e,55eの外面には、前記金属枠22に形成されたT字形の各第1位置決め片41と対応する位置に、上下に離間する一対の爪片65,65が突設され、両爪片65,65の間に第1位置決め片41が係合することで、金属枠22に対する表示制御装置Mの確実な位置決めが行なわれる。
【0033】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る図柄可変表示装置の作用につき説明する。前記図柄装置Kでは、前記透視表示体20の後面側に、収容箱体21の前ケース29を嵌合位置決めし、この前ケース29に対して各図柄表示ユニットUを、駆動基盤31の位置決め突片34が前切欠29bに嵌挿される状態で組付けセットする。3基の図柄表示ユニットUが組付けられた前ケース29に対し、前記後ケース30を、各後切欠30bに対応する駆動基盤31の位置決め突片34を嵌挿した状態でセットする。これにより、3基の図柄表示ユニットUは、前後のケース29,30により画成される収容室内に位置決め状態で収容される(図7参照)。このとき、各図柄表示ユニットUの図柄ドラム33は、透視表示体20における各対応の表示窓24に臨んでいる。また、位置決め突片34に配設されているコネクタ35は、収容箱体21の後部側の下方において、側方に接続口35aを向けた姿勢で臨む。
【0034】
前記収容箱体21に対し、前記金属枠22を後側から装着し、上下の当接片38a,39aのスリット38b,39bに後側から挿通したネジを、前記透視表示体20の対応するネジ孔28a,28aに螺挿することで、収容箱体21は透視表示体20と金属枠22とで前後から挟持された状態で位置決めされる。なお、金属枠22の幅方に離間する一対の挟持片37a,37aが、後ケース30の幅方向両側面に当接することで幅方向の位置決めがなされる。
【0035】
前記表示制御装置Mに関しては、前記基板ケース45における第1ケース体54の上板54aに、電源部品48やコンデンサ49等の大型部品が実装されている第1基板部46をネジ止め固定する。また、本体板54bに対してCPU50、IC51およびコネクタ52,53等の小型部品が実装されている第2基板部47を位置決めしたもとで、第1ケース体54に対して第2ケース体55を、前記凹部59bや突起60に対して対応する凸部61aや上部側板55bを係合当接することで位置決めした状態で組付ける。そして、第2ケース体55の本体板55cに形成した各通孔62aに後側から挿通したネジを、第1ケース体54の対応するネジ孔58aに螺挿することで、第1基板部46と第2基板部47とからなる表示制御基板44を収容した状態で両ケース体54,55が組付け固定される。なお、第2基板部47は、第1ケース体54のボス58と第2ケース体55のボス62とで四隅が前後から挟持された状態で位置決めされる。また、前記第2基板部47に配設されている各コネクタ52,53は、第2ケース体55に設けられている対応する保護凹部63,64により接続口52a,53aを除く部分が覆われる(図7参照)。
【0036】
前述したように組立てられた表示制御装置Mは、図7に示す如く、第1ケース体54の上板54aを金属枠22の上板38に載置すると共に、第1ケース54の本体板54bを金属枠22の本体板37の後面に当接した状態で位置決め載置される。このとき、基板ケース45の幅方向の両側部(上部側板55bや下部側板55e)が、金属枠22の前記支持片40,40や第2位置決め片42,42で挟持される。また金属枠22の各第1位置決め片41が、基板ケース45の爪片65,65に係合し、金属枠22に対して表示制御装置Mは確実に位置決めされる。そして、前記第2ケース体55に形成した通孔61bに後側から挿通したネジ66を、前記金属枠22の取付片43に形成したネジ孔43aに螺挿することで、当該の表示制御装置Mは金属枠22、すなわち収容箱体21の後側に配設固定される。
【0037】
前記表示制御装置Mにおいては、前記各図柄表示ユニットUのコネクタ35と、前記第2基板部47の対応するコネクタ52とがハーネス36を介して夫々接続される。
【0038】
このようにして組立てられた図柄可変表示装置Kは、前記透視表示体20の各連結支片25に形成されたピン孔25aに、前記セーフ球案内部材15の各支持部27に形成されたピン27aを嵌挿することで位置決めセットしたもとで、各施錠具26を対応する連結孔27bに係着することで、透視表示体20はセーフ球案内部材15の後側に連結状態で施錠される。このとき、透視表示体20の透視部23がセーフ球案内部材15の透視窓口15aから前面側に臨む。また前記表示制御装置Mの第2基板部47に配設されたコネクタ53は、図示しない主制御装置にハーネスを介して接続される。
【0039】
前述したように、実施例に係る図柄可変表示装置Kでは、各図柄表示ユニットUを電気的に制御する表示制御装置Mの表示制御基板44を2枚に分割し、前記収容箱体21の上面側に対向位置する第1基板部46には電子部品として大型の部品を実装し、収容箱体21の後面側に対向位置する第2基板部47には電子部品として小型の部品を実装した。これにより、表示制御装置Mにおける収容箱体21の後面側に臨む部分の前後方向の厚み寸法を小さくすることができ、図柄可変表示装置Kを装備したパチンコ機Pを遊技店内の島に設置した際に、後側への突出量を小さくすることができる。すなわち、表示制御装置Mの厚みを薄くした分だけ、図柄表示ユニットUの図柄ドラム33を大型化しても、島内で対向する図柄可変表示装置K,K同士が干渉することはない。従って、図柄ドラム33の大型化により迫力のある図柄表示が可能となり、ゲーム全体の興趣を高めると共に、パチンコ機全体のグレードアップをも図り得る。
【0040】
また表示制御装置Mでは、収容箱体21の上面側に臨む第1基板部46に、重量のある大型部品を実装したので、該表示制御装置Mを収容箱体21(金属枠22)に装着した際の安定性に優れ、実施例のように1本のネジにより確実かつ安定的に固定することができる。なお、第1基板部46に実装される大型部品は、発熱やノイズを発生するが、これらの部品は第2基板部47に実装されるCPU50やIC51とは離間しているので、該CPU50やIC51に対する熱やノイズの影響を低減することができる。しかも、基板ケース45の上部には多数の放熱孔55d,59aが形成してあるので、上部に配設されている大型部品から発する熱は効率的に外部に逃げ、ケース内にこもることはない。
【0041】
前記第2基板部47に配設されるコネクタ52,53の配設姿勢を、その接続口52a,53aが、該基板部47の配設面(制御基板の配設面)に沿う方向に向けて開口するよう設定したので、これによっても表示制御装置Mにおける収容箱体21の後面側に臨む部分の前後厚みを小さくすることができる。また、各図柄表示ユニットUのコネクタ35が収容箱体21の後部下方に臨むと共に、表示制御装置Mの対応するコネクタ52が第2基板部47の下部に配設されるので、両コネクタ35,52を接続するハーネス36を短かくすることができる。すなわち、材料費を低減し得ると共に、ハーネス36が長くなることに起因するノイズからの影響を抑制することができる。
【0042】
また実施例の図柄可変表示装置Kでは、前記第2基板部47に配設されるコネクタ52を下向きにすると共に、第2ケース体55で保護するよう構成したので、パチンコ機Pが設置される島内において該パチンコ機Pの後側を落下するパチンコ球が、コネクタ52に衝突して破損させたりショートの原因となるのを未然に防止することができる。更に、コネクタ52に対してハーネス36を下方から接続することとなるから、該ハーネス36も第2基板部47の配設面から後方に突出することはなく、ハーネス36にパチンコ球が衝突するのも防止し得る。
【0044】
前述した実施例では、表示制御基板を2枚に分割した場合で説明したが、1枚の基板を折曲形成したものであってもよい。更に、基板ケースに設けられる放熱孔に関しては、第2ケース体の上板や上部側板等に設けてもよい。なお、前記収容箱体としては2つに分割した場合で説明したが、前後方向に開放する1つの箱体であってもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係るドラム式図柄表示装置によれば、図柄表示ユニットを電気的に制御する制御基板に対し、図柄表示ユニットに接続されるコネクタを、その接続口が下方に向けて開口する姿勢で配設したから、制御基板の配設面に対するコネクタの突出寸法を小さくすることができる。すなわち、制御基板の厚み寸法を小さくすることができるので、該制御基板に制約されることなく、図柄表示ユニットの図柄ドラムを大型化することが可能となり、迫力のある図柄表示を可能としてゲーム全体の興趣を高めると共に、パチンコ機全体のグレードアップを図ることができる。
【0046】
また制御基板の下部にコネクタを配設することで、図柄表示ユニットに対する接続距離を短かくすることができ、ハーネス等の接続具の長さを短かくして材料費を低減し得ると共に、ハーネスが長くなることでノイズの影響が増えるのを防止し得る。更に、コネクタを基板ケースで覆っているから、パチンコ球等が衝突して破損したりショートが発生するのは未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る図柄可変表示装置を分解した状態で後側から視た概略斜視図である。
【図2】実施例に係る図柄可変表示装置が装備されるパチンコ機の全体を示す正面図である。
【図3】実施例に係る図柄可変表示装置が装備されるパチンコ機の全体を示す背面図である。
【図4】実施例に係る図柄可変表示装置が配設された遊技盤を示す正面図である。
【図5】実施例に係る図柄可変表示装置を組付け状態で示す概略斜視図である。
【図6】実施例に係る図柄可変表示装置の表示制御装置を収容箱体に組付ける状態で示す概略斜視図である。
【図7】実施例に係る図柄可変表示装置の縦断側面図である。
【図8】実施例に係る収容箱体、図柄表示ユニットおよび金属枠を分解した状態で後側から視た概略斜視図である。
【図9】実施例に係る収容箱体、図柄表示ユニットおよび金属枠を分解した状態で前側から視た概略斜視図である。
【図10】実施例に係る表示制御装置を分解した状態で後側から視た概略斜視図である。
【図11】実施例に係る表示制御装置を分解した状態で前側から視た概略斜視図である。
【図12】実施例に係る表示制御装置を一部切欠いて示す背面図である。
【符号の説明】
11 始動入賞具
21 収容箱体
29 前ケース
29a 下枠材
29b 前切欠
30 後ケース
30a 下枠材
30b 後切欠
31 駆動基盤
32 モータ
33 図柄ドラム
34 位置決め突片(突片)
35 コネクタ
44 表示制御基板(制御基板)
45 基板ケース
46 第1基板部
46a 通孔
47 第2基板部
47a 通孔
48 電源部品(大型の電子部品)
49 コンデンサ(大型の電子部品)
50 CPU(小型の電子部品)
51 IC(小型の電子部品)
52 コネクタ
52a 接続口
53 コネクタ
53a 接続口
54 第1ケース体
54a 上板
54b 本体板
55 第2ケース体
55a 上板
55c 本体板
56 収容室
57 ボス
57a ネジ孔
58 ボス
58a ネジ孔
63 下保護凹部
64 側保護凹部
J 遊技盤
U 図柄表示ユニット

Claims (2)

  1. モータ(32)が装着された駆動基盤(31)およびモータ(32)で回転制御される図柄ドラム(33)を備える複数の図柄表示ユニット(U)が、横長の収容箱体(21)内に長手方向に離間して並列に収容され、始動入賞具(11)が配設された遊技盤(J)の該始動入賞具(11)の直上方に配置される遊技機用のドラム式図柄表示装置において、
    前記収容箱体(21)の上面側に臨む水平な上板(54a)および収容箱体(21)の後面側に臨んで下端が収容箱体(21)の後部下端まで延在する垂直な本体板(54b)からL字型に形成された第1ケース体(54)と、水平な上板(55a)および垂直な本体板(55c)から第1ケース体(54)と整合し得るL字型の箱枠状に形成されて第1ケース体(54)に組付けることで収容室(56)が内部画成される第2ケース体(55)とからL字型に構成された基板ケース(45)と、
    前記収容箱体(21)の上面側に対向位置するように前記基板ケース(45)の収容室(56)に収容され、前記第1ケース体(54)における上板(54a)の上面四隅に突設された各ボス(57)に対応する通孔(46a)に挿通したネジを該ボス(57)のネジ孔(57a)に螺挿することでネジ止めされると共に、大型の電子部品(48,49)が実装された第1基板部(46)と、収容箱体(21)の後面側に対向位置するように前記基板ケース(45)の収容室(56)に収容され、前記第1ケース体(54)における本体板(54b)の後面四隅に突設された各ボス(58)に対応する通孔(47a)に挿通したネジを該ボス(58)のネジ孔(58a)に螺挿することでネジ止めされると共に、小型の電子部品(50,51)が実装された第2基板部(47)とからL字型に構成された制御基板(44)
    前記各駆動基盤(31)の下端後部に形成されて前記収容箱体(21)の下面後部から下方に突出する突片(34)における収容箱体(21)の下面に近接する位置に、接続口(35a)が収容箱体(21)の側方に向けて開口する姿勢で配設される基盤用のコネクタ(35)と、
    前記第2基板部(47)の下端部における各図柄表示ユニット(U)と対応する位置の夫々に、接続口(52a)が下方に向けて開口する姿勢で配設される基板用のコネクタ(52)と、
    前記第2ケース体(55)の本体板(55c)の下部における前記第2基板部(47)に配設された各基板用のコネクタ(52)と対応する位置に夫々形成され、各コネクタ(52)の上方および両側方を夫々覆う壁部と当該本体板(55c)とから個々のコネクタ(52)を、接続口(52a)を除く部分を覆って下方に開口する下保護凹部(63)とを備え、
    前記各駆動基盤(31)基盤用のコネクタ(35)および前記第2基板部(47)の対応する基板用のコネクタ(52)がハーネス(36)を介して夫々接続され
    前記収容箱体(21)は、前後に開放する角筒状の前ケース(29)と、該前ケース(29)と同一外形寸法で前方に開放する箱状の後ケース(30)とからなり、前ケース(29)の後端と後ケース(30)の前端とを対向当接することで、前記複数の図柄表示ユニット(U)を収容セットするための収容室が内部画成され、
    前記前ケース(29)の下枠材(29a)における後端部には、図柄表示ユニット(U)の並列方向に離間して図柄表示ユニット(U)と同数の前後方向に延在する前切欠(29b)が後側に開放するよう形成されると共に、前記後ケース(30)の下枠材(30a)における前端部には、前ケース(29)の各前切欠(29b)と対応する位置に、前側に開放する後切欠(30b)が夫々前切欠(29b)より長く前後方向に延在するよう形成され、前後のケース(29,30)を対向当接した状態で、両切欠(29b,30b)により前記駆動基盤(31)の突片(34)が下方に突出する逃し口が開口するよう構成され、
    前記各駆動基盤(31)の突片(34)が前記収容箱体(21)の対応する切欠(29b,30b)に嵌挿された状態で、前記収容室内において各図柄表示ユニット(U)が互いに等間隔で整列保持される
    ことを特徴とするドラム式図柄表示装置。
  2. 前記第2基板部(47)の側部には、主制御装置に接続されるコネクタ(53)が、接続口(53a)を側方に向けて開口する姿勢で配設され、
    前記第2ケース体(55)の本体板(55c)における第2基板部(47)に配設されて主制御装置に接続されるコネクタ(53)と対応する位置に、該コネクタ(53)の上下両方および収容室(56)側の側方を夫々覆う壁部と当該本体板(55c)とから主制御装置に接続されるコネクタ(53)を、接続口(53a)を除く部分を覆って側方に開口する側保護凹部(64)が形成される請求項記載のドラム式図柄表示装置。
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