JP4526636B2 - 大型遊技装置およびその組付方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ遊技機における遊技盤の裏側に装着され、各図柄表示ユニットの図柄組み合わせによる特別遊技条件を現出し得る大型遊技装置と、この大型遊技装置の好適な組付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技機の代表例として、従来から知られているパチンコ機において、遊技中に発生される毎回の始動および停止を含む変動制御条件に基づいて図柄組合わせゲームを展開して、特別遊技状態に係る権利とされる組合わせ入賞条件を成立表示することのできる大型遊技装置として、ドラム形式やベルト形式と称されている各種の図柄可変表示装置が採用されている。このうち、例えばドラム形式の図柄可変表示装置では、対象のパチンコ機によってサイズや変動制御条件等に差異があっても、その基本的な形態として、図柄表示体として合成樹脂成形された平プーリ形の図柄ドラム(ドラムの素地である回転体の外周に色彩区分された、例えば数字、アルファベット文字、その他の図形やマーク等の各種多様な識別用の図柄を配置したもの)と、該図柄ドラムの回転駆動手段(一般にステッピングモータ)と、停止表示される各図柄用の位置決め検出手段および照明手段等を含めて1基毎に図柄表示ユニット化される。そして、この図柄表示ユニットが、1つのドラムケース内に複数基(通常では左列、中列、右列の3基)を組単位として並列セットされている。
【0003】
このような図柄可変表示装置は、例えば遊技盤の裏面に組付けて固定することにより、該遊技盤前面の中央に組付けた大型装飾部品に開口形成された透視窓状の可視表示部分に対し、前記各図柄表示ユニットの各図柄ドラムを臨ませた状態に固定される。なお、前記ドラムケースの前側には、前記図柄ドラムの図柄を透視可能とすると共に前記遊技盤の可視表示部分に臨む透明樹脂製の前カバー部材が装着される一方、該ドラムケースの後側には、内部に収容した前記図柄表示ユニットの保護や該ケースの補強を図るための後部材や、図柄表示ユニットの制御基板等が装着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで従来の図柄可変表示装置においては、前記前カバー部材は、ドラムケースの前部に対して前側から装着しかつ前側からネジ等で固定し、また前記後部材等は、該ドラムケースの後部に対して後側から装着しかつ後側からネジ等で固定する形態となっており、各部材毎に組付方向が異なるために組立工程の途中で仮組付けした部材を持ち上げて向きを変更する作業が伴い、組付作業が非効率的かつ面倒で時間がかかる問題を内在していた。また、前カバー部材の組付けのために複数の固定部材(ネジ)を使用し、また後部材の組付けのために別の複数のネジを使用するようになっており、これらネジのねじ込み作業工数が多いために更に組立作業に時間を要することとなり、組付作業の時間短縮化および合理化等が希求されていた。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、各部材を同一方向から組付け得るようにすると共に、組付けに供される固定部材の使用数を減らすことにより、組付作業の時間短縮化および合理化等を図り得る大型遊技装置およびその組付方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、パチンコ遊技機における遊技盤(J)の裏側に装着され、各図柄表示ユニット(U)の図柄組み合わせによる特別遊技条件を現出し得る大型遊技装置において、
前記遊技盤(J)の裏側に臨む前部材(20)と、
前後に開口した筒状に形成され、前記前部材(20)に後側から配設して該前部材(20)の後面側に前方開口部側を当接させ、後方開口部から前記各図柄表示ユニット(U)を内部に収容可能な収容箱体(21)と、
前記収容箱体(21)の後面を覆う形状をなして該後面に当接する本体板(37)と、前記本体板(37)の上端縁から該収納箱体(21)の上面に当接しながら前方へ延出して該上面を覆う形状の上板(38)と、前記本体板(37)の下端縁から該収納箱体(21)の下面に当接しながら前方へ延出する下板(39)とを備え、前記前部材(20)に配設した前記収容箱体(21)に後側から配設され、剛性を有する後部材(22)とからなり、
前記前部材(20)と前記後部材(22)とを該後部材(22)の後側から固定部材(69)で固定して、該後部材(22)の前記上板(38および下板(39)で前記収納箱体(21)を上下から挟持すると共に、これら前部材(20)および後部材(22)で前記収容箱体(21)および前記図柄表示ユニット(U)を前後から挟持するよう構成したことを特徴とする。
同じく前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため別の発明は、パチンコ遊技機における遊技盤(J)の裏側に装着され、各図柄表示ユニット(U)の図柄組み合わせによる特別遊技条件を現出し得る大型遊技装置において、
前記収容箱体(21)の後面を覆う形状をなして該後面に当接する本体板(37)と、前記本体板(37)の上端縁から該収納箱体(21)の上面に当接しながら前方へ延出して該上面を覆う形状の上板(38)と、前記本体板(37)の下端縁から該収納箱体(21)の下面に当接しながら前方へ延出する下板(39)とを備え、剛性を有する後部材(22)と、
前方に開放した箱体状または前後に開口した筒状に形成され、前記後部材(22)に前側から配設して該後部材(22)の前面側に後方側を当接させ、前方開口部から前記各図柄表示ユニット(U)を内部に収容可能な収容箱体(21)と、
前記後部材(22)に配設した前記収容箱体(21)に前側から配設され、前記遊技盤(J)の裏側に臨む前部材(20)とからなり、
前記後部材(22)と前記前部材(20)とを該前部材(20)の前側から固定部材(69′)で固定して、該後部材(22)の前記上板(38)および下板(39)で前記収納箱体(21)を上下から挟持すると共に、これら後部材(22)および前部材(20)で前記収容箱体(21)を前後から挟持するよう構成したことを特徴とする。
【0007】
同じく前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため別の発明は、パチンコ遊技機における遊技盤(J)の裏側に装着され、各図柄表示ユニット(U)の図柄組み合わせによる特別遊技条件を現出し得る大型遊技装置の組付方法において、
前記遊技盤(J)の裏側に臨む前部材(20)の後面側に収容箱体(21)を装着し、
前記収容箱体(21)の内部に、該箱体(21)の後側開口部を介して前記各図柄表示ユニット(U)を収容し、
前記収容箱体(21)の後側に、剛性を有する後部材(22)を装着し、
前記前部材(20)と前記後部材(22)とを、該後部材(22)の後側から係合した固定部材(69)により固定して、前記収容箱体(21)および前記図柄表示ユニット(U)を前後から挟持するようにしたことを特徴とする。
【0008】
また、同じく前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため別の発明は、パチンコ遊技機における遊技盤(J)の裏側に装着され、各図柄表示ユニット(U)の図柄組み合わせによる特別遊技条件を現出し得る大型遊技装置の組付方法において、
剛性を有する後部材(22)の前面側に、前記収容箱体(21)を整合セットし、
前記収容箱体(21)の内部に、該箱体(21)の前側開口部を介して前記各図柄表示ユニット(U)を収容し、
前記収容箱体(21)の前側に、前記遊技盤(J)の裏側に臨む前部材(20)を装着し、
前記後部材(22)と前記前部材(20)とを、該前部材(20)の前側から係合した固定部材(69′)により固定して、前記収容箱体(21)および前記図柄表示ユニット(U)を前後から挟持するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
大型遊技装置は、図柄表示ユニットを収容し得る収容箱体と、この収容箱体の前側に装着される前部材と、前記収容箱体の後側に装着される後部材の3部材から構成される。図柄表示ユニットおよび該ユニットを収容した収容箱体は、前側に装着した前部材と後側に装着された後部材とを固定部材で固定することで前後から挟持される。すなわち、前部材と収容箱体および後部材は、該前部材と後部材とを固定するだけで、前部材と収容箱体の連結と該収容箱体と後部材の連結が図られる。
【0010】
また、前記前部材、収容箱体、図柄表示ユニット、後部材は、同一方向からの組付けが可能となっている。すなわち、前部材を基準とした組付態様では、該前部材の後面側に収容箱体を装着し、該収容箱体の後側開口部から各図柄表示ユニットを収容し、次いで前記収容箱体に後部材を装着した後に該後部材の後側から前部材へ固定部材を係合させればよく、各部材の組付作業を後側の同一方向から行ない得る。一方、後部材を基準とした組付態様では、該後部材の前面側に収容箱体を装着し、該収容箱体の前側開口部から各図柄表示ユニットを収容し、次いで前記収容箱体に前部材を装着した後に該前部材の前側から後部材へ固定部材を係合すればよく、各部材の組付作業を前側の同一方向から行ない得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る大型遊技装置の組付方法につき、好適な実施例を挙げ、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、本実施例に係る大型遊技装置としては、ドラム式の図柄可変表示装置(単に図柄装置とも略称する)を例に挙げて、パチンコ機に配設されるものとして説明する。
【0012】
(パチンコ機)
そこで、先ず本実施例のパチンコ機について、図2および図3を参照して要約説明する。本実施例のパチンコ機Pは、その基本的な概略構成として、外枠Aの開口前面側に対して前枠Bが、連結支持手段および施錠手段を利用して着脱および開放可能に組付けられている。そして前枠Bの内外部分に、横開き式のガラス扉Dを組付けた窓枠Cと、ガラス扉Dの下部において窓枠Cに対して着脱および開放可能に組付けられる開閉セット板の前側にセットされた上球皿Eおよび後側にセットされた電動式の球送り装置(図示せず)と、下段に位置する下球皿Fおよび打球発射装置Hと、後側に位置する機構セット盤G等が夫々装備されている一方、前枠B後側の収容枠体の正面内部に所要の遊技領域Iを構成した遊技盤Jが着脱交換可能にセットされる。
【0013】
(遊技盤)
前記遊技盤Jは、図4に示すように、略円形状に湾曲形成したレール10により囲まれた遊技領域Iの前側において、縦央やや下部に配設されてセーフ球をスイッチで検出し得る始動入賞具11と、この始動入賞具11の直上方に配置され、後述する図柄可変表示装置(大型遊技装置)Kに組付けた透視表示体(前部材)20が整合すると共に内壁面をメッキ処理した可視表示部分67を形成した大型装飾部品Nと、風車とも称されて遊技球用の流下方向を任意に変向する電飾案内車12および普通案内車13と、始動入賞具11の直下方に設置された前記大型電動式の入賞装置Lと、遊技状態に応じて照射パターンが変更制御される電飾装置14等を備えている。また遊技盤Jの後側には、図3に示すように、セーフ球を機構セット盤G側に通出案内させるセーフ球案内部材15が装着されている。そして、このセーフ球案内部材15には、該案内部材15に開設した透視窓部15aの後側に合わせて図柄可変表示装置Kが装備セットされる。なお、図4中の符号16はアウト口を示す。
【0014】
前記始動入賞具11内に配設された図示しないスイッチは、各セーフ球の検出毎に図柄可変表示装置Kを1回ずつ作動スタートさせるための始動入力手段として利用される。また前記入賞装置Lは、図柄可変表示装置Kの大当り成立時に対する特別遊技状態として、開成作動条件が付与される大型の入賞装置であって、図4に示されるように、特別入賞口17に対設された扉状の開閉板18が、後側の電磁ソレノイドに係る設定駆動条件に基づいて、通常の閉鎖状態から開放状態に変化されるようになっている。そして、特別入賞口17の後側内部にセーフ球用のカウントスイッチと、開放作動継続用の特別スイッチ(Vスイッチ)が組込まれている(何れも図示せず)。なお、入賞装置Lの左右両側に普通入賞口19,19が設けられている。
【0015】
(図柄可変表示装置)
実施例に係るドラム式の図柄可変表示装置Kは、前記遊技盤Jの後側にセットされるセーフ球案内部材15に装備される前提にあって、基本的な構成として図1および図15に示すように、セーフ球案内部材15の後面側に装着セットされて前記大型装飾部品Nの可視表示部分67に臨む透視表示体(前部材)20と、この透視表示体20の後面側に装着される収容箱体21と、該収容箱体21内に縦列収容セットされる複数基(図示3基)の図柄表示ユニットUと、前記収容箱体21に対して後面側から装着されて透視表示体20との間で該収容箱体21を挟持する金属枠(後部材)22と、夫々の図柄表示ユニットUに係る所要の入出力制御をなし得る表示制御装置(制御装置)Mとを備え、全体が前後方向へ組付結合されて単一ユニット体として構成されている。そして、パチンコゲーム中に発生した始動信号入力条件により、前記表示制御装置Mから発生される制御出力に基いて、各列の図柄表示ユニットUの図柄ドラム33(後述)が設定時間条件で回転・停止されて、各図柄を遊技盤Jの前面の入賞ライン上に表示し得るようになっている。
【0016】
そこで、実施例の図柄可変表示装置Kにおける前記各構成部材毎について説明する。
【0017】
(透視表示体について)
前部材としての前記透視表示体20は、装置自体の前位置決め部材としても機能するものであって、図1,図13および図14に示すように、透明合成樹脂材により後側に開放する箱蓋形に形成されると共に、その中央部には、前向きの凸円弧形に膨出するレンズ兼用の透視部23が形成されており、この透視部23に左、中、右の3列の表示窓24が区画形成されている。また透視表示体20の左右の側縁部には、ピン孔25aを有する連結支片25が夫々形成され、各連結支片25には施錠具26(図3参照)が予め装着されている。なお、前記セーフ球案内部材15には、前記透視窓口15aの左右両側に、後方に突出するピン27aおよび連結孔27bを形成した支持部27が夫々形成されており、透視表示体20の各連結支片25のピン孔25aに対応するピン27aを嵌挿したもとで、施錠具26を対応する連結孔27bに係着することで、透視表示体20はセーフ球案内部材15に連結状態で施錠されるようになっている。
【0018】
また、図13および図14に示すように、前記透視表示体20の上下内周面の所要位置に複数のボス28が形成され、各ボス28には後側に開放するネジ孔28aが形成される。そして、該ネジ孔28aに螺挿されるネジ(固定部材)69(図15)を介して、前記金属枠22が透視表示体20に位置決め固定されるよう構成される。一方、前記透視部23の上下隣接部には、後述する各図柄表示ユニットUにおける駆動基盤31の位置決めおよび挟持を図る支持ガイド片71が横方向に離間して3個ずつ形成されており、上下に対向する一対の支持ガイド片71,71が1枚の駆動基盤31に対応するようになっている。更に、前記透視部23の外周隣接部には、前記収容箱体21における前ケース29の位置決めを図る枠状突片72が形成されている。なお、この枠状突片72の側部内方には、該突片72に整合した前記前ケース29の内側への変形を規制する変形規制ボス73が突設されている。このように構成された透視表示体20は、図柄可変表示装置Kの全重量を支えるために、所要位置に複数の補強リブを設けて剛性向上が図られている。
【0019】
(収容箱体について)
前記収容箱体21は、図8および図9に示す如く、前後に開放する角筒状の前ケース29と、該前ケース29と同一外形寸法で前方に開放する箱状の後ケース30との2部材から構成され、前ケース29の後端と後ケース30の前端とを対向当接することで、前記3基の図柄表示ユニットUを収容セットするための前方に開放する収容室が内部画成される。そして、前ケース29の前部を、前記透視表示体20の後面側に形成した前記枠状突片72に嵌合位置決めすることで(図7参照)、前開口部が前記透視部23に整合されるようになっている。このとき、前ケース29の左右の各側枠材29cにおける前部分は、前記枠状突片72および前記変形規制ボス73により内外両側から係止保持されており、内側および外側への変形(反りや歪み)が規制されている。
【0020】
前記前ケース29の下枠材29aにおける後端部には、幅方向に離間して3つの前切欠29bが後側に開放するよう形成される。また後ケース30の下枠材30aにおける前端部には、前ケース29の各前切欠29bと対応する位置に、前側に開放する後切欠30bが夫々形成され、前後のケース29,30を対向当接した状態で、両切欠29b,30bにより逃し口が下方に開口するよう構成される(図7参照)。なお前後のケース29,30には、切欠29b,30bの側方に、該切欠29b,30bに沿って延在する保護板29d,30dが垂下状態に立設され、逃し口から外方へ延出した前記駆動基盤31の位置決め突片34の裏面側に形成した電気回路(導通部)を保護し得るようになっている。
【0021】
また、前記後ケース30における左右の各側枠材30cには、該側枠材30cの前端から水平前方へ突出した変形規制ボス75が形成されており、該後ケース30に対向当接した前記前ケース29の側枠材29cにおける後部分は、該変形規制ボス75により内側から係止保持されており、内側への変形(反りや歪み)が規制されている。すなわち、前ケース29の左右の側枠材29cは、前記変形規制ボス73および前記変形規制ボス75により、前部分および後部分の内側への変形が規制される。一方、前記後ケース30における内部後上方の隅角部には、各図柄表示ユニットUにおける駆動基盤31の位置決めおよび固定保持を図る支持ガイド片76が、横方向に離間して3個形成されている。更に、前記各支持ガイド片76の成形部位、すなわち駆動基盤31の端部が整合する部位に、該基盤31の端部を視認し得る確認孔77が開設されており、各支持ガイド片76に対して対応の駆動基盤31が適切に整合しているか否かを、後ケース30の外側から確認し得るようになっている。
【0022】
(図柄表示ユニット)
前記各図柄表示ユニットUは、図8,図9および図14に示す如く、矩形状の駆動基盤31と、この基盤31中央部に装着されたステッピングモータ32で回転制御される表示手段としての図柄ドラム33と、入賞ラインに停止した図柄を内側から照明する照射ランプ79,79を有する照明具78と、図柄ドラム33の各図柄の位置検出の基準となるインデックス80を検出する検出具81とから構成されている。また各駆動基盤31の下端後部に、下方に突出する位置決め突片34が形成され、該突片34のモータ装着面側に、コネクタ35が接続口35aを側方に向く横向き(駆動基盤31に対する直交する向き)とした姿勢で配設されている。そして各図柄表示ユニットUは、位置決め突片34が前記収容箱体21における前後のケース29,30の切欠29b,30bに嵌挿されたもとで、収容室内において各図柄表示ユニットUが互いに等間隔で整列保持される。なお、収容箱体21の逃し口から下方に突出する位置決め突片34に配設されるコネクタ35は、前記表示制御装置Mのコネクタ52(後述)に対し、ハーネス36を介して最短距離で接続できるようになっている。
【0023】
(金属枠について)
前記金属枠22は、図8および図9に示す如く、矩形状に形成された本体板37の上端部に、前方に向けて水平に延出する上板38が形成されると共に、本体板37の下端部には、幅方向に離間して複数(実施例では3枚)の下板39が前方に向けて水平に延出するよう形成され、適宜の外力が付与されても容易に変形しない程度の剛性を有している。そして、前記収容箱体21に対して金属枠22は、収容箱体21における後ケース30の後面に本体板37を対向当接し、前ケース29および後ケース30の上面に上板38を沿設すると共に、前ケース29と後ケース30の下面に下板39を沿設することになり、これら本体板37と上板38および下板39とで前後のケース29,30を後側および上下から挟持して囲繞する状態で装着される。なお、各下板39は、収容箱体21の下面に形成される各逃し口から下方に突出するコネクタ35とは干渉しない位置に設けられる。
【0024】
前記上板38の前端部には、幅方向に離間して複数(実施例では2つ)の当接片38aが上方に向けて略直角に折曲形成されると共に、前記各下板39の前端部には、下方に向けて当接片39aが略直角に折曲形成されており、各当接片38a,39aは、前記収容箱体21に金属枠22を装着した状態で、前記透視表示体20に形成された対応のボス28の後端に当接するよう設定される。また上下に位置する各当接片38a,39aにはスリット38b,39bが形成され、各スリット38b,39bに後側から挿通されたネジ69を対応のネジ孔28aに螺挿することで、当該金属枠22が透視表示体20に位置決め固定される。すなわち、前記前後のケース29,30に分割されている収容箱体21は、透視表示体20と金属枠22とにより前後から挟持された状態で位置決めされている。これにより収容箱体21に収容セットされた前記各図柄表示ユニットUの重量および表示制御装置Mの重量は、前記透視表示体20および金属枠22に加わるようになり、該収容箱体21自体にはこれらの重量が加わらないので変形や破損等が発生することはない。
【0025】
前記上板38における左右の側端部には、上方に向けて略直角に折曲された支持片40が夫々形成される。また、本体板37の左右の両側端部における一方の対角近傍に、後方に延出するT字状の第1位置決め片41が夫々形成されると共に、他方の対角近傍には後方に延出する第2位置決め片42が夫々形成される。そして、これら4つの位置決め片41,41,42,42および前記一対の支持片40,40により、前記表示制御装置Mを好適に支持するよう構成される。更に、上板38の前端部には、前記両当接片38a,38aの間に、ネジ孔43aが形成された取付片43が上方に向けて所要長さで延在するよう略直角に折曲形成され、該取付片43を介して表示制御装置Mが後側からネジ66で固定されるようになっている(図6参照)。なお、本体板37における左右の側端部には、前記後ケース30を幅方向両側から挟持する挟持片37aが夫々形成されている。
【0026】
(表示制御装置)
前記表示制御装置Mは、前記図柄表示ユニットUに関する各種電子部品が実装される表示制御基板(制御基板)44と、該基板44を収容する基板ケース45とから基本的に構成される。表示制御基板44は、図10および図11に示す如く、前記収容箱体21の上面側に位置する第1基板部46と、収容箱体21の後面側に位置する第2基板部47とから構成され、全体としてL字型を呈している。所要の回路パターンが形成された第1基板部46には、大型であったり、重量が大きかったり、発熱あるいはノイズの発生原因となる、放熱板を備えたトランスやレギュレータ等の電源部品48やコンデンサ49等の大型部品(電子部品)が実装される。また第1基板部46の四隅には、後述する第1ケース体54に突設したボス57に対応する通孔46aが夫々形成されている。
【0027】
これに対して所要の回路パターンが形成された第2基板部47には、小型部品(電子部品)であるCPU50やIC51等が実装され、表示制御装置自体の前後方向の厚み寸法を小さくし得るよう構成される(図5,図7参照)。また第2基板部47の後面(配設面)には、前記各図柄表示ユニットUに対するコネクタ52が、その接続口52aを下向きとした姿勢(接続口が制御基板の配設面に沿う方向に向けて開口する姿勢)で下端部に配設されると共に、該第2基板部47の左側部(図10において)には、図示しない主制御装置に対するコネクタ53が、その接続口53aを側方に向けた姿勢(接続口が制御基板の配設面に沿う方向に向けて開口する姿勢)で配設してある。なお、第2基板部47の四隅に、後述する第2ケース体55に突設したボス62に対応する通孔47aが夫々形成されている。
【0028】
前記表示制御基板44が収容される基板ケース45は、透明合成樹脂材によりL字型に形成された第1ケース体54と、同じく透明合成樹脂材により該第1ケース体54と整合し得るL字型の箱枠形に形成された第2ケース体55とから構成され、両ケース体54,55を組付けることにより内部画成された収容室56に、表示制御基板44が収容されるようになっている(図7参照)。
【0029】
前記第1ケース体54の水平な上板54aの上面には、ネジ孔57aを形成したボス57が四隅に突設され、前記表示制御基板44の第1基板部46は、前記各通孔46aを対応するボス57と一致させた状態で載置され、図示しないネジを上方からネジ孔57aに螺挿することでネジ止めされる。また第1ケース体54の垂直な本体板54bの後面には、ネジ孔58aを形成したボス58が四隅に突設され、前記表示制御基板44の第2基板部47は、前記各通孔47aを対応するボス58と一致させた状態で位置決めされ、図示しないネジを第2ケース体55の後方からネジ孔58aに螺挿することでネジ止めされる。
【0030】
なお、前記第1ケース体54における上板54aの前端部(基板ケースの上部)には、所定高さで上方に立上がる立上がり壁59が形成され、該壁59には多数個の放熱孔59aが形成されている。また、立上がり壁59の幅方向の略中央に、所定長さの凹部59bが形成されると共に、該壁59の後面には、幅方向に離間して一対の位置決め用の突起60,60が形成されている。
【0031】
前記第2ケース体55は、前述したようにL字型の箱枠形に形成されたものであって、略水平な上板55aの前端部に、上方に向けて所定高さで立上がる立上がり壁61が形成される。この立上がり壁61には、前方に突出する所定幅寸法の凸部61aが形成され、該凸部61aを前記第1ケース体54の立上がり壁59における凹部59bに嵌合して位置決めするよう構成される。また立上がり壁61の幅方向略中央に通孔61bが形成され、図6に示す如く、該通孔61bに後方から挿通したネジ66を、前記金属枠22の取付片43のネジ孔43aに螺挿することで、当該の表示制御装置Mが金属枠22、すなわち収容箱体21の後側に配設固定されるようになっている。なお、上板55aの幅方向両端縁から垂下する上部側板55b,55bは、第2ケース体55を第1ケース体54に組付けた状態で、その内面が第1ケース体54の突起60,60に当接することで位置決めされる。
【0032】
前記第2ケース体55の垂直な本体板55cの前面には、前記第1ケース体54に位置決めされた第2基板部47の各通孔47aと対応する位置に、所定長さのボス62が夫々突設され、該ボス62が第2基板部47に当接している。またボス62には通孔62aが形成され、該通孔62aに後側から挿通したネジを、前記第1ケース体54のボス58に形成したネジ孔58aに螺挿することで、当該の第2ケース体55は第1ケース体54に配設固定される。なお、第2ケース体55における本体板55cの上部に、多数個の放熱孔55dが形成されている。
【0033】
前記第2ケース体55の下部には、図7および図12に示す如く、前記第2基板部47に配設された各図柄表示ユニットUに対する各コネクタ52と対応する位置に、該コネクタ52の裏面側を覆って下方に開口する下保護凹部63が夫々形成される。また同様に第2ケース体55の左側部には、第2基板部47に配設された主制御装置に対するコネクタ53と対応する位置に、該コネクタ53の裏面側を覆って側方に開口する側保護凹部64が形成されている。
【0034】
前記第2ケース体55における本体板55cの幅方向両端縁から前方に延出する下部側板55e,55eの外面には、前記金属枠22に形成されたT字形の各第1位置決め片41と対応する位置に、上下に離間する一対の爪片65,65が突設され、両爪片65,65の間に第1位置決め片41が係合することで、金属枠22に対する表示制御装置Mの確実な位置決めが行なわれる。
【0035】
【実施例の作用】
次に、前述のように構成した実施例に係る図柄可変表示装置の作用につき説明する。前記図柄可変表示装置Kでは、前記透視表示体20、前ケース29および後ケース30からなる収容箱体21、各図柄表示ユニットU、金属枠22、表示制御基板44を収容した表示制御装置Mの各部材を、最前部の透視表示体20を基準として同一方向(図15における後側(矢印A)方向)へ順次組付けながら組立て得るように設計されている。そこで次に、前記各構成部材の組付態様につき、詳細に説明する。
【0036】
(透視表示体に対する収容箱体および図柄表示ユニットの仮組付け)
先ず、例えば専用の固定治具(図示せず)等を利用して基準となる透視表示体20を後面側を上方へ指向した水平状態にセットしたもとで、該透視表示体20の後面側に形成した枠状突片72に、収容箱体21の前ケース29を上方から嵌合位置決めし、次いで該前ケース29の後側開口部を介して各図柄表示ユニットUを、駆動基盤31の位置決め突片34が前切欠29bに嵌挿される状態で組付セットする。この際に、各図柄表示ユニットUにおける駆動基盤31の上部前端および下部前端を、前記透視表示体20の後面側に形成した支持ガイド片71,71に嵌合させることで、該基盤31の前側の位置決めおよび保持がなされる。そして、前記前ケース29を介して3基の図柄表示ユニットUの組付けが完了したら、該前ケース29の後側に対して前記後ケース30を、各後切欠30bに対応する駆動基盤31の位置決め突片34を嵌挿した状態でセットする。これにより、3基の図柄表示ユニットUは、前後のケース29,30により画成される収容室内に位置決め状態で収容される(図7参照)。このとき、各図柄表示ユニットUの図柄ドラム33は、透視表示体20における各対応の表示窓24に臨む一方、各駆動基盤31の上部後端は後ケース30における対応の支持ガイド片76へ保持されると共に、各基盤31の後端部が対応の前記確認孔77へ臨むようになる。また、位置決め突片34の裏面は、前記保護板29d,30d側を指向して該保護板29d,30dで保護され、該位置決め突片34に配設されているコネクタ35は、収容箱体21の後部側の下方において、側方に接続口35aを向けた姿勢で臨む。但し、この時点では、収容箱体21および各図柄表示ユニットUは、透視表示体20に対しては単に位置決めされた状態である。
【0037】
(金属枠の組付け)
次に、前記収容箱体21に対して前記金属枠22を後側(上方)から装着し、上下の当接片38a,39aのスリット38b,39bに後側から挿通したネジ69を、前記透視表示体20の対応するネジ孔28a,28aに螺挿することで、該金属枠22を透視表示体20に固定する。これにより収容箱体21は、透視表示体20と金属枠22とで前後から挟持された状態で位置決めされる。なお、金属枠22の幅方向に離間する一対の挟持片37a,37aが後ケース30の幅方向両側面に当接することで、該金属枠22の幅方向の位置決めがなされる。
【0038】
(表示制御装置の組立ておよび組付け)
前記表示制御装置Mに関しては、前記基板ケース45における第1ケース体54の上板54aに、トランスやレギュレータ等の電源部品48やコンデンサ49等の大型部品が実装されている第1基板部46をネジ止め固定する。また、本体板54bに対してCPU50、IC51およびコネクタ52,53等の小型部品が実装されている第2基板部47を位置決めしたもとで、第1ケース体54に対して第2ケース体55を、前記凹部59bや突起60に対して対応する凸部61aや上部側板55bを係合当接することで位置決めした状態で組付ける。そして、第2ケース体55の本体板55cに形成した各通孔62aに後側から挿通したネジを、第1ケース体54の対応するネジ孔58aに螺挿することで、第1基板部46と第2基板部47とからなる表示制御基板44を収容した状態で両ケース体54,55が組付固定される。なお、第2基板部47は、第1ケース体54のボス58と第2ケース体55のボス62とで四隅が前後から挟持された状態で位置決めされる。また、前記第2基板部47に配設されている各コネクタ52,53は、第2ケース体55に設けられている対応する保護凹部63,64により接続口52a,53aを除く部分が覆われる(図7参照)。
【0039】
前述したように組立てられた表示制御装置Mは、図7に示す如く、第1ケース体54の上板54aを金属枠22の上板38に載置すると共に、第1ケース54の本体板54bを金属枠22の本体板37の後面に当接した状態で位置決め載置される。このとき、基板ケース45の幅方向の両側部(上部側板55bや下部側板55e)が、金属枠22の前記支持片40,40や第2位置決め片42,42で挟持される。また金属枠22の各第1位置決め片41が、基板ケース45の爪片65,65に係合し、金属枠22に対して表示制御装置Mは確実に位置決めされる。そして、前記第2ケース体55に形成した通孔61bに後側(上方)から挿通したネジ66を、前記金属枠22の取付片43に形成したネジ孔43aに螺挿することで、当該の表示制御装置Mは金属枠22、すなわち収容箱体21の後側に配設固定される。
【0040】
そして、前記表示制御装置Mと前記各図柄表示ユニットUとは、両者のコネクタ52とコネクタ35との間をハーネス36で連結することにより、電気的な接続が図られる。これらコネクタ35とコネクタ52とは互いに隣接して位置しているので、全長の短いハーネス36で対応することができ、該ハーネスに係る材料費を削減することも可能である。
【0041】
このように実施例の図柄可変表示装置Kでは、各構成部材の組付けおよび組立作業に関し、基準となる透視表示体20の裏面側に対して、収容箱体21の前ケース29、各図柄表示ユニットU、該収容箱体21の後ケース30、金属枠22、表示制御装置Mの順で、後側の同一方向から順次組付セットして組立てることができる。しかも、透視表示体20と金属枠22を結合するネジ69や、該金属枠22と表示制御装置Mを結合するネジ66も、前記各部材の組付方向と同一方向からねじ込むことが可能である。従って、組立て途中の仮組付けした部材を持ち上げて向きを変えたりする必要が全くなく、組立作業の容易化および合理化が可能となっている。
【0042】
そして組立てられた実施例の図柄可変表示装置Kでは、前述したように、透視表示体20、図柄表示ユニットUを収容した収容箱体21、金属枠22および表示制御装置Mが予め組立てられた単一ユニット体として取扱うことができ、取扱いや管理等の容易化を図り得る。また、収容箱体21の前側開口部が透視表示体20で覆蓋されているので、組立完了後の保管時や運搬時に該箱体21内への塵埃やゴミ等の異物の侵入が好適に回避されて図柄表示ユニットUの誤作動や故障発生も好適に防止される一方、各図柄ドラム33が露出しないので該ドラム33の損傷や破損も防止される。
【0043】
また前記収容箱体21に関しては、透視表示体20の裏面側に位置決めした前ケース29に対し、該ケース29の後側開口部を介して3基の図柄表示ユニットUを収容セットしたもとで、該前ケース29の後端側に対して後ケース30を整合当接して被覆装着するだけで組付作業が完了するから、該収容箱体21に対する図柄表示ユニットUの収容セットが簡単かつ確実に行ない得る。しかも後ケース30においては、内側の支持ガイド片76に対する駆動基盤31の整合適否を、前記確認孔77を介して該ケース30の外側(後側)から容易に視認できるので、収容箱体21に対する各図柄表示ユニットUの組付ミスが確実に回避されると共に、組付作業の合理化および容易化を図り得る。
【0044】
また透視表示体20の裏面側に、収容箱体21における前ケース29の位置決め用の枠状突片72と、各図柄表示ユニットUにおける駆動基盤31の位置決めおよび保持用の支持ガイド片71を形成してあるので、該透視表示体20に対する各図柄表示ユニットUおよび前ケース29の位置決めが極めて簡単かつ容易に行ない得る。しかも、透視表示体20に整合した前ケース29は、前記枠状突片72および前記変形規制ボス73により内外両側から係止保持されており、左右の側枠材29cにおける前部分の内側への変形が規制される。更に前ケース29は、後ケース30から前方へ延出した変形規制ボス75によっても内側から係止保持されており、該前ケース29の左右の側枠材29cにおける後部分の内側への変形も規制される。従って前ケース29は、角筒状に形成されているものの、前記変形規制ボス73および変形規制ボス75による係止補強作用により、左右の側枠材29cの変形が好適に規制される。
【0045】
更に、切欠29b,30bにより画成された逃し口を介して下方へ延出した駆動基盤31の位置決め突片34の裏面側が、互いに板状に連設する保護板29d,30dで略全面的に保護されているので、該突片34の裏面に形成された電気回路(導通部)にパチンコ球が衝突してショートする等の不都合が好適に回避される。しかも、切欠29b,30bにより画成された逃し口は、位置決め突片34の嵌挿を許容するに必要な最小長に設定することができるので、該逃し口の形成による収容箱体21の強度低下が最小限に抑えられる。
【0046】
そして、前述のようにユニット化された図柄可変表示装置Kは、前記透視表示体20の各連結支片25に形成されたピン孔25aに、前記セーフ球案内部材15の各支持部27に形成されたピン27aを嵌挿することで位置決めセットしたもとで、各施錠具26を対応する連結孔27bに回動係着させるだけの単一工程で遊技盤Jに装着することができ、組付作業の大幅な合理化を図り得る。これにより透視表示体20の透視部23は、セーフ球案内部材15の透視窓口15aを介して大型装飾部品Nの可視表示部分67に臨む。また前記表示制御装置Mの第2基板部47に配設されたコネクタ53は、図示しない主制御装置にハーネスを介して接続される。
【0047】
一方、実施例に係る図柄可変表示装置Kでは、各図柄表示ユニットUを電気的に制御する表示制御装置Mの表示制御基板44を2枚に分割し、前記収容箱体21の上面側に対向位置する第1基板部46には電子部品として大型の部品を実装し、収容箱体21の後面側に対向位置する第2基板部47には電子部品として小型の部品を実装した。これにより、表示制御装置Mにおける収容箱体21の後面側に臨む部分の前後方向の厚み寸法を小さくすることができ、図柄可変表示装置Kを装備したパチンコ機Pを遊技店内の島に設置した際に、後側への突出量を小さくすることができる。すなわち、表示制御装置Mの厚みを薄くした分だけ、図柄表示ユニットUの図柄ドラム33を大型化しても、島内で対向する図柄可変表示装置K,K同士が干渉することはない。従って、図柄ドラム33の大型化により迫力のある図柄表示が可能となり、ゲーム全体の興趣を高めると共に、パチンコ機全体のグレードアップをも図り得る。
【0048】
また表示制御装置Mでは、収容箱体21の上面側に臨む第1基板部46に、重量のある大型部品を実装したので、該表示制御装置Mを収容箱体21(金属枠22)に装着した際の安定性に優れ、実施例のように1本のネジにより確実かつ安定的に固定することができる。なお、第1基板部46に実装される大型部品は、発熱やノイズを発生するが、これらの部品は第2基板部47に実装されるCPU50やIC51とは離間しているので、該CPU50やIC51に対する熱やノイズの影響を低減することができる。しかも、基板ケース45の上部には多数の放熱孔55d,59aが形成してあるので、上部に配設されている大型部品から発する熱は効率的に外部に逃げ、ケース内にこもることはない。
【0049】
前記第2基板部47に配設されるコネクタ52,53の配設姿勢を、その接続口52a,53aが、該基板部47の配設面(制御基板の配設面)に沿う方向に向けて開口するよう設定したので、これによっても表示制御装置Mにおける収容箱体21の後面側に臨む部分の前後厚みを小さくすることができる。また、各図柄表示ユニットUのコネクタ35が収容箱体21の後部下方に臨むと共に、表示制御装置Mの対応するコネクタ52が第2基板部47の下部に配設されるので、両コネクタ35,52を接続するハーネス36を短かくすることができる。すなわち、材料費を低減し得ると共に、ハーネス36が長くなることに起因するノイズからの影響を抑制することができる。
【0050】
また実施例の図柄可変表示装置Kでは、前記第2基板部47に配設されるコネクタ52を下向きにすると共に、第2ケース体55で保護するよう構成したので、パチンコ機Pが設置される島内において該パチンコ機Pの後側を落下するパチンコ球が、コネクタ52に衝突して破損させたりショートの原因となるのを未然に防止することができる。更に、コネクタ52に対してハーネス36を下方から接続することとなるから、該ハーネス36も第2基板部47の配設面から後方に突出することはなく、ハーネス36にパチンコ球が衝突するのも防止し得る。
【0051】
そして、このように構成された実施例の図柄可変表示装置Kでは、前記透視表示体20と金属枠22とにより収容箱体21が囲繞された状態に保持されるので、該収容箱体21内に収容セットした各図柄表示ユニットUの重量が金属枠22に加わるようになり、該ユニットUの重みによる収容箱体21の変形や破損等が好適に防止される。また、金属枠22の背面側に装着される表示制御装置Mの重量も前記金属枠22に加わり、前記収容箱体21には全く加わらないから、該表示制御装置Mの重みによる該収容箱体21の変形や破損等も好適に防止される。
【0052】
また金属枠22は、収容箱体21内に収容セットした各図柄表示ユニットUと前記表示制御装置Mとの間に配設されているので、該図柄表示ユニットUのステッピングモータ32の駆動時に該モータから発生するノイズを好適に遮蔽し、このノイズが前記表示制御装置Mの第1基板部46および第2基板部47の電源部品48、コンデンサ49、CPU50およびIC51等に悪影響を及ぼすことを好適に防止する。
【0053】
(逆方向の組付態様)
一方、前記実施例の図柄可変表示装置Kでは、透視表示体20に設けた前記ネジ孔28aを該表示体20の前面側に開口して前記ネジ69′の挿通を許容する貫通孔とし、かつ前記スリット38b,39bに該ネジ69′が螺合し得る構造とすることを前提とすれば、前記透視表示体20、前ケース29および後ケース30からなる収容箱体21、各図柄表示ユニットU、金属枠22、表示制御基板44を収容した表示制御装置Mの各部材を、前とは反対方向(図15における前側(矢印B)方向)へ順次組付けながら組立てることも可能である。すなわち、各基板部46,47を収容して組立てた前記表示制御装置Mを基準とした組付態様として、例えば該表示制御装置Mを前面側を上方へ向けた水平姿勢に固定したもとで、この表示制御装置Mの前面側に対して金属枠22をセットすると共に前側からネジ66′を螺合し、次いで該金属枠22の前面側に収容箱体21の後ケース30をセットし、該後ケース30の内部に各図柄表示ユニットUを収容セットする。そして、前記後ケース30の前側に前ケース29をセットし、最後に該前ケース29の前側に透視表示体20をセットすると共に、該表示体20のネジ孔28aを介して前側から挿入したネジ69′を前記金属枠22に螺合させれば、単一ユニット体として組立てられる。
【0054】
【別形態例】
図16〜図19は、別形態例に係る図柄可変表示装置Kを示すもので、この図柄可変表示装置Kでは、前後に開口した角筒状単一部材として収容箱体21を形成したもとで、前側開口部および後側開口部の何れからも各図柄表示ユニットUを収容し得るよう構成したものである。なお、収容箱体21をこのような形態としたことにより、各図柄表示ユニットUにおける駆動基盤31の位置決め突片34は該基盤31の後方側へ突出形成されており、金属枠22には各位置決め突片34の挿通を許容する挿通孔68が形成されている。そして、この別形態例の図柄可変表示装置Kにおいても、図柄表示ユニットUを収容セットした収容箱体21は、前記透視表示体20と金属枠22とにより前後から挟持された状態で保持される。また別変形例の図柄可変表示装置Kは、前記実施例の図柄可変表示装置Kと同様に、最前部の透視表示体20を基準とした後側方向(図15におけるA方向)への組付態様と、最後部の表示制御装置Mを基準とした前側方向(図15におけるB方向)への組付態様の何れでも好適な組付作業を行ない得る。
【0055】
例えば図16および図17は、透視表示体20を基準とした組付態様を例示したものでする。すなわち先ず、水平姿勢に固定した透視表示体20の後面側に収容箱体21を位置決めセットし、次いで該収容箱体21に後側開口部から各図柄表示ユニットUを収容セットし、その次に該収容箱体21の後側に金属枠22をセットする(図16)。そして、金属枠22の後側から該金属枠22と透視表示体20との間にネジ69を螺合した後、該金属枠22に表示制御装置Mをセットすると共に該制御装置Mの後側からネジ66を螺合することにより(図17)、各部材20,21,U,22,Mの組付作業およびネジ69,66のねじ込み作業を後側の同一方向から行なうことができる。
【0056】
また図18および図19は、表示制御装置Mを基準とした組付態様を例示したものである。すなわち先ず、前記表示制御装置Mの前面側に金属枠22をセットすると共に、金属枠22の前側から該金属枠22と表示制御装置Mの間にネジ66′を螺合する(図18)。そして、前記金属枠22の前面側に収容箱体21を位置決めセットし、次いで該収容箱体21の前側開口部から各図柄表示ユニットUを収容セットし、その次に前記収容箱体21の前側に透視表示体20をセットすると共に該表示体20の前側からネジ69′を螺合することにより(図19)、各部材M,22,21,U,20の組付作業およびネジ66′,69′のねじ込み作業を前側の同一方向から行なうことができる。
【0057】
本発明の対象とする大型役物としての図柄可変表示装置については、図示しないが、前述した図柄ドラムを用いた形態の他に図柄ベルト(表示手段)を用いる形態の図柄装置にも好適に実施し得る。また実施例では、パチンコ球を用いた遊技機につき説明したが、コインを用いたスロットマシン等にも採用可能である。
【0058】
更に前述した実施例では、表示制御基板を2枚に分割した場合で説明したが、1枚の基板を折曲形成したものであってもよい。また基板を構成する複数の基板部は、収容箱体の上面と後面に対向位置させる他に、上面と一方の側面、後面と一方の側面、あるいは上面と両側面や後面と両側面とに対向位置させる構成とすることができる。更に、基板ケースに設けられる放熱孔に関しては、第2ケース体の上板や上部側板等に設けてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る大型遊技装置では、前部材、収容箱体、図柄表示ユニットおよび後部材を、同一方向から組み付け得るように構成されているので、各部材の組付作業の容易化および合理化を可能とする。そして、図柄表示ユニットを収容した収容箱体が、前側に装着した前部材と後側に装着された後部材とを固定部材で固定することで、上下および前後から挟持される。すなわち、前部材と収容箱体および後部材は、該前部材と後部材とを固定部材で固定するだけで、前部材と収容箱体の組付けと該収容箱体と後部材の組付けが図られ、組付作業工数が減って組付作業の時間短縮化および合理化を図り得る利点がある。
【0060】
また、別の発明に係る大型遊技装置の組付方法では、前部材を基準として、該前部材の後面側に収容箱体を装着し、該収容箱体の後側開口部から各図柄表示ユニットを収容し、次いで前記収容箱体に後部材を装着した後に該後部材の後側から前部材へ固定部材を係合させればよく、各部材の組付作業を後側の同一方向から行なうことができる。従って、組立て途中の仮組付けした部材を持ち上げて向きを変えたりする必要が全くなく、組立作業の容易化および合理化を図り得る有益な効果を奏する。
【0061】
更に、別の発明に係る大型遊技装置の組付方法では、後部材を基準として、該後部材の前面側に収容箱体を装着し、該収容箱体の前側開口部から各図柄表示ユニットを収容し、次いで前記収容箱体に前部材を装着した後に該前部材の前側から後部材へ固定部材を係合すればよく、各部材の組付作業を前側の同一方向から行なうことができる。従って、組立て途中の仮組付けした部材を持ち上げて向きを変えたりする必要が全くなく、組立作業の容易化および合理化を図り得る有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る図柄可変表示装置を分解した状態で後側から視た概略斜視図である。
【図2】実施例に係る図柄可変表示装置が装備されるパチンコ機の全体を示す正面図である。
【図3】実施例に係る図柄可変表示装置が装備されるパチンコ機の全体を示す背面図である。
【図4】実施例に係る図柄可変表示装置が配設された遊技盤を示す正面図である。
【図5】実施例に係る図柄可変表示装置を組付け状態で示す概略斜視図である。
【図6】実施例に係る図柄可変表示装置の表示制御装置を収容箱体に組付ける状態で示す概略斜視図である。
【図7】実施例に係る図柄可変表示装置の縦断側面図である。
【図8】収容箱体、図柄表示ユニットおよび金属枠を分解した状態で後側から視た概略斜視図である。
【図9】収容箱体、図柄表示ユニットおよび金属枠を分解した状態で前側から視た概略斜視図である。
【図10】実施例に係る表示制御装置を分解した状態で後側から視た概略斜視図である。
【図11】実施例に係る表示制御装置を分解した状態で前側から視た概略斜視図である。
【図12】実施例に係る表示制御装置を一部切欠いて示す背面図である。
【図13】収容箱体および図柄表示ユニットを透視表示体に組付ける状態を示す斜視図である。
【図14】収容箱体および図柄表示ユニットを透視表示体に組付ける状態を断面状態で示す側面図である。
【図15】透視表示体、収容箱体、図柄表示ユニット、金属枠、表示制御装置の組付けに関し、透視表示体を基準とした組付態様と、表示制御装置を基準とした組付態様とを同時に示す説明図である。
【図16】別形態例に係る図柄可変表示装置の各部材を、透視表示体を基準とした組付態様で組付ける状態を示す斜視図であって、透視表示体の裏面側に対して、収容箱体、図柄表示ユニット、金属枠を順に組付けている。
【図17】図16に示した各部材を順に組付けた後に、金属枠の後面側に表示制御装置を装着してネジで固定する状態を示す斜視図である。
【図18】別形態例に係る図柄可変表示装置の各部材を、表示制御装置を基準とした組付態様で組付ける状態を示す斜視図であって、表示制御装置の前面側に金属枠を組付けると共に前側からネジで固定する状態を示している。
【図19】図18に示した表示制御装置と金属枠を組付けた後に、金属枠の前面側に対して、収容箱体、図柄表示ユニット、透視表示体の順で組付ける状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 透視表示体(前部材)
21 収容箱体
22 金属枠(後部材)
37 本体板
38 上板
39 下板
69,69′ ネジ(固定部材)
J 遊技盤
U 図柄表示ユニット

Claims (4)

  1. パチンコ遊技機における遊技盤の裏側に装着され、各図柄表示ユニットの図柄組み合わせによる特別遊技条件を現出し得る大型遊技装置において、
    前記遊技盤の裏側に臨む前部材と
    前後に開口した筒状に形成され、前記前部材に後側から配設して該前部材の後面側に前方開口部側を当接させ、後方開口部から前記各図柄表示ユニットを内部に収容可能な収容箱体と
    前記収容箱体の後面を覆う形状をなして該後面に当接する本体板と、前記本体板の上端縁から該収納箱体の上面に当接しながら前方へ延出して該上面を覆う形状の上板と、前記本体板の下端縁から該収納箱体の下面に当接しながら前方へ延出する下板とを備え、前記前部材に配設した前記収容箱体に後側から配設され、剛性を有する後部材とからなり、
    前記前部材と前記後部材とを該後部材の後側から固定部材で固定して、該後部材の前記上板および下板で前記収納箱体を上下から挟持すると共に、これら前部材および後部材で前記収容箱体および前記図柄表示ユニットを前後から挟持するよう構成した
    ことを特徴とする大型遊技装置。
  2. パチンコ遊技機における遊技盤の裏側に装着され、各図柄表示ユニットの図柄組み合わせによる特別遊技条件を現出し得る大型遊技装置において、
    前記収容箱体の後面を覆う形状をなして該後面に当接する本体板と、前記本体板の上端縁から該収納箱体の上面に当接しながら前方へ延出して該上面を覆う形状の上板と、前記本体板の下端縁から該収納箱体の下面に当接しながら前方へ延出する下板とを備え、剛性を有する後部材と
    前方に開放した箱体状または前後に開口した筒状に形成され、前記後部材に前側から配設して該後部材の前面側に後方側を当接させ、前方開口部から前記各図柄表示ユニットを内部に収容可能な収容箱体と
    前記後部材に配設した前記収容箱体に前側から配設され、前記遊技盤の裏側に臨む前部材とからなり、
    前記後部材と前記前部材とを該前部材の前側から固定部材で固定して、該後部材の前記上板および下板で前記収納箱体を上下から挟持すると共に、これら後部材および前部材で前記収容箱体を前後から挟持するよう構成した
    ことを特徴とする大型遊技装置。
  3. パチンコ遊技機における遊技盤の裏側に装着され、各図柄表示ユニットの図柄組み合わせによる特別遊技条件を現出し得る大型遊技装置の組付方法において、
    前記遊技盤の裏側に臨む前部材の後面側に収容箱体を装着し、
    前記収容箱体の内部に、該箱体の後側開口部を介して前記各図柄表示ユニットを収容し、
    前記収容箱体の後側に、剛性を有する後部材を装着し、
    前記前部材と前記後部材とを、該後部材の後側から係合した固定部材により固定して、前記収容箱体および前記図柄表示ユニットを前後から挟持するようにした
    ことを特徴とする大型遊技装置の組付方法。
  4. パチンコ遊技機における遊技盤の裏側に装着され、各図柄表示ユニットの図柄組み合わせによる特別遊技条件を現出し得る大型遊技装置の組付方法において、
    剛性を有する後部材の前面側に、前記収容箱体を整合セットし、
    前記収容箱体の内部に、該箱体の前側開口部を介して前記各図柄表示ユニットを収容し、
    前記収容箱体の前側に、前記遊技盤の裏側に臨む前部材を装着し、
    前記後部材と前記前部材とを、該前部材の前側から係合した固定部材により固定して、前記収容箱体および前記図柄表示ユニットを前後から挟持するようにした
    ことを特徴とする大型遊技装置の組付方法。
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