JP2885370B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2885370B2
JP2885370B2 JP35771796A JP35771796A JP2885370B2 JP 2885370 B2 JP2885370 B2 JP 2885370B2 JP 35771796 A JP35771796 A JP 35771796A JP 35771796 A JP35771796 A JP 35771796A JP 2885370 B2 JP2885370 B2 JP 2885370B2
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邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
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Fuji Shoji Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機に関し、取り
分けパチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機、或
いは回胴式遊技機等の遊技機における遊技部品の装着装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機では、第1種パチンコ機、第
2種パチンコ機、第3種パチンコ機、アレンジボール機
等のように、その種類別にゲームの規格が定められてお
り、同種の機械においては、遊技盤の盤面に配置される
主要な遊技部品の配置構成は、各機械とも殆ど同じであ
る。例えば、ゲーム情報を表示する表示手段に液晶式表
示手段を採用したパチンコ機の場合には、遊技盤のガイ
ドレールの内側の略中央部に液晶式表示手段を配置し、
この液晶式表示手段の周辺部分に入賞口、大入賞手段等
の各遊技部品を配置している。
【0003】また遊技部品は、合成樹脂材料を用いて射
出成形された部品本体と、この部品本体の裏側に装着さ
れた液晶表示体、発光ランプ、球検出スイッチ等の電気
部品とを備え、部品本体に電気部品を一体的に組み込ん
だ状態で完成されている。そして、新機種の弾球遊技機
を製作する場合には、遊技盤に装着する各遊技部品の配
列、構成等が殆ど同じであるため、各メーカーでは、そ
の都度、形状、構造、色彩等が夫々異なった遊技部品を
新しく製作し、その遊技部品を遊技盤に装着して、従来
とは異なったデザインの弾球遊技機に仕上げている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】弾球遊技機は、その種
類毎にゲーム構成が規定されており、同種類の機械で
は、その遊技盤に装着される主要な遊技部品の機能等は
殆ど同じである。しかし、従来の遊技部品は、合成樹脂
製の部品本体と電気部品とが一体であるため、同種類の
機械であっても、デザインを変更した新機種の弾球遊技
機を製作する場合には、それに使用する遊技部品を新た
に製作し直す必要があり非常に不経済である。
【0005】例えば液晶式表示手段では、その部品本体
と液晶表示体とが一体であるため、部品本体の前側のデ
ザインを若干変更する程度で、電気部品側の機能等が全
く同じであっても、電気部品を含む遊技部品の全体を廃
棄して、遊技部品を新しく製作し直す必要がある。また
従来の弾球遊技機では、部品本体と電気部品とを一体化
した遊技部品を遊技盤の部品装着位置に個々にセットし
て固定する構造であるため、電気部品に接続されたリー
ド線の取り扱いが困難であり、作業能率が低下すると共
に、遊技部品の装着作業の自動化を図る上で問題となっ
ている。
【0006】更に組み立て後に電気系統を検査する場
合、従来は、遊技盤に全ての遊技部品を装着してから検
査工程に送り、各電気部品の異常の有無を検査する方法
を採っているため、検査時に大きな遊技盤ユニットを取
り扱う必要がある。また検査によって異常を発見した場
合には、その遊技部品のコネクタを中継基板から抜い
て、他の遊技部品のリード線等を引っ掛けないようにリ
ード線を引き出しながら、その遊技部品を遊技盤から取
り外さなければならず、遊技部品の取り外し作業が煩わ
しいと言う欠点がある。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑み、
遊技盤に対する遊技部品の組み立て作業を容易にできる
と共に、主要な電気部品を備えた裏カバーを同種のもの
に兼用できるようにし、部品本体のデザイン等を変更す
る場合にも、主要な電気部品を兼用して廃棄等による無
駄を防止でき、しかも部品本体の装着位置が多少上下に
変動しても、その部品本体に応じて主要な電気部品を上
下に容易に調節でき、また主要な電気部品を裏カバー側
に組み立てた状態で容易に検査できる遊技機を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技機本体3,4 に装着された遊技盤5 側に、部品本
体37と、この部品本体37に対応する電気部品38を有する
複数個の遊技部品19を配置し、遊技盤5 の裏側に、遊技
部品19を覆う裏カバー26を備えた遊技機において、遊技
盤5 の部品装着位置に開口部36を形成し、遊技部品19の
部品本体37を開口部36に合わせて遊技盤5 の前側に装着
すると共に、遊技部品19の電気部品38の内、少なくとも
主要な電気部品38を開口部36を介して部品本体37の後側
に対応するように、裏カバー26に上下方向に位置調節可
能に取り付けたものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、裏カバー26内に裏ベース板32を設
け、この裏ベース板32に取り付け部65を介して前記主要
な電気部品38を装着して裏カバーユニット35を構成し、
この裏カバーユニット35を遊技盤5 の裏側に着脱自在に
取り付けたものである。請求項3に記載の本発明は、請
求項1又は2に記載の発明において、裏ベース板32に、
この裏ベース板32から前後方向に突出する取り付け部65
を設け、この取り付け部65に前記主要な電気部品38の取
り付け板46を上下方向に位置調節可能に設けたものであ
る。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至
3の何れかに記載の発明において、裏ベース板32に開口
孔62を形成し、この開口孔62を介して一部が後方に突出
するように裏ベース板32に主要な電気部品38を装着した
ものである。請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至
4の何れかに記載の発明において、裏カバー26内で裏ベ
ース板32の前側に中継基板33を配置し、この中継基板33
に、前記主要な電気部品38を除く他の電気部品38を装着
すると共に前記主要な電気部品38をリード線82を介して
接続し、この中継基板33と裏カバー26側の主制御基板53
とをケーブル85を介して接続したものである。請求項6
に記載の本発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の発
明において、遊技盤5 と裏カバー26との一方に位置決め
突起56を設け、この位置決め突起56が係合する位置決め
係合部57を他方に設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1乃至図13は本発明をパチンコ
機に採用した第1の実施形態を例示する。図1及び図2
において、1 はパチンコ機、2 はカード式球貸し機で、
このパチンコ機1 及び球貸し機2 は、左右に交互に並べ
て図外の島構造体に横一列状に装着されている。
【0012】パチンコ機1 は、外枠3 と、この外枠3 に
開閉自在に枢着された前枠4 とを備えている。なお、外
枠3 と前枠4 とによりパチンコ機本体が構成されてい
る。前枠4 には、遊技盤5 に対応するガラス扉6 と、上
皿7 を支持する開閉板8 とが上下に配置され、これらガ
ラス扉6 及び開閉板8 は前枠4 に回動自在に枢着されて
いる。前枠4 の下部には、上皿7 の下側に下皿9 が、こ
の下皿9 の一側方に発射手段10の発射ハンドル11が夫々
設けられている。
【0013】遊技盤5 は前枠4 に裏側から着脱自在に装
着されている。前枠4 には、遊技盤5 を裏側から押さえ
るための裏機構板12が開閉、着脱自在に装着されてい
る。裏機構板12には開口窓13が形成されると共に、その
上側に賞球タンク14、賞球タンクレール15が、左右一側
に球払い出し手段16が、下側に通路ユニット17等が夫々
設けられている。
【0014】遊技盤5 はベニヤ板等を略正方形状に切断
したものであって、図3に示すように、発射手段10によ
り発射された遊技球を案内するガイドレール18が設けら
れると共に、このガイドレール18の内側に液晶式表示手
段19、ランプ風車20、コーナーランプ21、入賞口22、チ
ューリップ式入賞手段23、始動ゲート24、大入賞手段25
等の各遊技部品が配置され、またガイドレール18の外側
にコーナー装飾体26aが配置されている。
【0015】遊技盤5 の裏側には、図2に示すように、
液晶式表示手段19等を裏側から覆う裏カバー26と、入賞
口22等に入賞して遊技盤5 の裏側に通過した入賞球を貯
留する入賞球タンク27とが上下に配置され、この裏カバ
ー26及び入賞球タンク27は裏機構板12の開口窓13に嵌合
して後方に突出している。
【0016】液晶式表示手段19は、始動ゲート24が遊技
球の通過を検出した時に、3個の変動図柄を表示する
等、ゲームに関連する各種の画像を表示するためのもの
で、遊技盤5 の中央上部に配置されている。チューリッ
プ式入賞手段23は液晶式表示手段19の下側に配置され、
その左右両側に始動ゲート24が配置されている。大入賞
手段25は開閉板28により開閉される大入賞口29を備え、
遊技盤5 の中央下部に配置されている。なお、大入賞手
段25には、左右両側に2個の入賞口30,31 が設けられて
いる。
【0017】液晶式表示手段19、ランプ風車20、コーナ
ーランプ21、チューリップ式入賞手段23、始動ゲート2
4、大入賞手段25等の各遊技部品は、主として合成樹脂
製等の成形品からなる部品本体と、この部品本体の裏側
の電気部品とに分割されており、次に液晶式表示手段19
について具体的構造を例示するように、その各部品本体
が遊技盤5 の開口部36に合わせて前面側から着脱自在に
装着され、また各電気部品が裏カバー26側に装着されて
いる。
【0018】そして、裏カバー26側は、図6に示すよう
に、その内部に裏ベース板32、中継基板33、集合板34等
を備え、各遊技部品の電気部品と共にひとつの裏カバー
ユニット35を構成するようになっている。液晶式表示手
段19は、図4、図6乃至図8に示すように、開口部36に
合わせて遊技盤5 の前面側に装着された部品本体37と、
開口部36を介して部品本体37の後側に対応する液晶表示
体38とを備え、その液晶表示体38により所定の画像を表
示するようになっている。
【0019】この実施形態では、液晶表示体38の前後位
置が若干異なる2種類の液晶式表示手段19を例示し、そ
の2種類の液晶式表示手段19を個別に備えた遊技盤ユニ
ットの製作に、同一の液晶表示体38を備えた裏カバーユ
ニット35を兼用して使用するものとして説明する。各部
品本体37は、図6乃至図8に示すように、遊技盤5 の開
口部36に嵌合する胴部39と、この胴部39の前端外周に設
けられ且つ遊技盤5 の前面側に当接して開口部36を塞ぐ
取り付けベース40と、この取り付けベース40の上部側に
設けられた庇部41とを備え、合成樹脂材料により一体に
成形されている。胴部39は液晶表示体38に対応する大き
さの横長の矩形状であって、液晶表示体38側が若干狭く
なるようにテーパー状に構成されている。
【0020】取り付けベース40は、図4に示すように、
複数本のネジ42により遊技盤5 の前面に着脱自在に取り
付けられている。庇部41には、その頂部側に入賞口43
が、前側中央にレンズ部44が夫々設けられ、またレンズ
部44の左右両側に表示部45が設けられている。液晶表示
体38は、前側から左右両側に突出する取り付け板46を備
え、この取り付け板46を介して裏カバー26側の裏ベース
板32に上下方向に位置調節可能で且つ着脱自在に取り付
けられている。
【0021】裏カバー26は、図6及び図7に示すよう
に、遊技盤5 に装着された液晶式表示手段19等の各遊技
部品を裏側から覆うためのもので、前端側の外周に取り
付け縁部47を、深さ方向の中間に取り付け用段部48を夫
々備え、その取り付け縁部47が遊技盤5 の裏面に当接さ
れ、位置決め手段49及び固定具50により遊技盤5 に着脱
自在に固定されている。
【0022】裏カバー26には、図6及び図9に示すよう
に裏側に点検用の窓孔51が形成され、主制御基板53を収
容する制御ボックス52が窓孔51を塞ぐように係止爪等を
介して着脱自在に取り付けられている。取り付け段部48
には上下、左右の所定箇所に4個の取り付けピン54が一
体に形成され、この取り付けピン54とネジ55とによって
裏ベース板32、中継基板33及び集合板34が前側から着脱
自在に固定されている。
【0023】位置決め手段49は、図6及び図10に示す
ように、遊技盤5 に打ち込まれたピン状の位置決め突起
56と、裏カバー26の取り付け縁部47に形成された貫通孔
状の位置決め係合部57とにより構成され、裏カバー26の
左右両側に2個づつ配置されている。固定具50は、図1
0に示す如く、裏カバー26の取り付け縁部47の後側で位
置決め突起56の溝部57a に係脱自在に係合する係合片58
と、遊技盤5 の裏面に固定され且つ係合片58を取り付け
縁部47に対して出退自在に案内する支持体59とにより構
成され、その係合片58の外端側に操作部60が折り曲げ形
成されている。なお、固定具50は各位置決め手段49に対
応して、裏カバー26の左右両側に2個づつ配置されてい
る。
【0024】裏ベース板32は、図5乃至図7に示すよう
に、裏カバー26に嵌合すべく矩形状に構成され、取り付
け段部48の各取り付けピン54が嵌合するボス部61を備
え、周縁部47が裏カバー26の取り付け段部48に当接され
ている。裏ベース板32には、液晶式表示手段19の液晶表
示体38に対応する開口孔62が形成されると共に、ランプ
風車20、チューリップ式入賞手段23、大入賞手段25等の
各遊技部品に対応する開口孔63,64 が形成されている。
また裏ベース板32には、液晶表示体38用の開口孔62の左
右両側の近傍から前方に突出する取り付け部65が一体に
形成されている。
【0025】なお、裏ベース板32には前面側に縦横に補
強リブ66が、裏面側には周縁部分に補強リブ67が夫々形
成されている。液晶表示体38は、図6乃至図8に示す如
く、一部が開口孔62に嵌合して裏ベース板32から後方に
突出するように、左右一対の取り付け部65を介して裏ベ
ース板32に上下調節可能に取り付けられている。取り付
け部65は、開口孔62の左右両側に、その開口縁に沿って
上下方向に長く形成され、その前端側に液晶表示体38の
取り付け板46がネジ68により着脱自在に固定されてい
る。
【0026】取り付け部65の前端には、図5及び図11
に示すように、上下両端部に、上下方向に所定間隔をお
いてネジ孔102 が3個づつ形成され、その3個づつのネ
ジ孔102 の内、上下に相対応する2個のネジ孔102 を使
用して、ネジ68により液晶表示体38の取り付け板46を取
り付け部65に着脱自在に固定するようになっている。従
って、この実施形態では、取り付け部65の上下両端部に
3個づつのネジ孔102があるため、液晶表示体38の取り
付け位置を上下方向に3段階に調節することが可能であ
る。
【0027】取り付け部65は、この取り付け部65に液晶
表示体38の取り付け板46を固定した時に、その液晶表示
体38の前端側が部品本体37の胴部39の後端に当接又は近
接する程度の高さとなっている。なお、大入賞手段25の
開閉板28を駆動するソレノイド等の駆動部は、裏ベース
板32の下端側の開口孔64に対応すにように、液晶表示体
38側の取り付け構造と同様に、取り付け部を介して裏ベ
ース板32に着脱自在に固定されている。またチューリッ
プ式入賞手段23の駆動部も同様である。
【0028】中継基板33、集合板34は、図5に示す如く
大入賞手段25の駆動部と干渉しないように、大入賞手段
25よりも上側で裏カバー26内に設けられている。中継基
板33はプリント基板等により構成されている。中継基板
33には、液晶式表示手段19側のレンズ部44に対応する表
示ランプ69、表示部45に対応する発光ダイオード70、ラ
ンプ風車20に対応する発光ダイオード71、コーナーラン
プ21に対応する発光ダイオード72、大入賞手段25に対応
する発光ダイオードの他、コネクタ80,81 、その他の必
要な電気部品が取り付けられている。
【0029】液晶表示体38は、図9に示すように、リー
ド線82、コネクタ83を介して中継基板33側のコネクタ80
に着脱自在に接続され、また中継基板33はコネクタ84、
フラットケーブル85、コネクタ86等を介して主制御基板
53のコネクタ87に着脱自在に接続されている。なお、大
入賞手段25の駆動部、入賞口20,22,30,31,43の検出スイ
ッチ、始動ゲート24の検出スイッチ等も、リード線、コ
ネクタを介して中継基板33側に接続されている。
【0030】中継基板33にも、図5に示す如く裏ベース
板32と同様に、液晶表示体38に対応して開口孔88が形成
されると共に、必要に応じてチューリップ式入賞手段23
等の各遊技部品に対応する開口孔が形成されている。な
お、中継基板33には取り付けピン54が嵌合する取り付け
孔89が形成されている。
【0031】集合板34は、図5に示すように、入賞口2
0,22,43 、チューリップ式入賞手段23、始動ゲート24
等に入賞して通過孔90から遊技盤5 の裏側に通過した遊
技球を遊技盤5 に沿って下方の入賞球タンク27へと案内
するためのもので、ボス部91に嵌合する取り付けピン54
を介して裏カバー26側に着脱自在に固定されており、裏
カバー26を遊技盤5 の裏面に装着した時に、その前面側
が遊技盤5 の裏面に当接するようになっている。
【0032】集合板34には、図5及び図12に示すよう
に、入賞口20,22,43、チューリップ式入賞手段23、始動
ゲート24等に対応する通路92〜95が一体に形成され、そ
の各通路92〜95の途中に、この通路92〜95内を通過する
遊技球を検出するための検出スイッチ92a 〜95a が設け
られている。各通路92〜95は、入賞口20,22,43等の部品
本体側の装着位置が多少左右方向に移動しても、その部
品本体側からの遊技球を受入れ得るように上端側の入口
部92b 〜95b が左右方向に広幅状に形成されている。
【0033】なお、集合板34には、液晶表示体38、ラン
プ風車20の発光ダイオード71、コーナーランプ21の発光
ダイオード72、チューリップ式入賞手段23の駆動部等に
対応して開口孔96〜99が形成されている。また、液晶式
表示手段19の表示ランプ69、発光ダイオード70は、開口
孔96を介してレンズ部44、表示部45に夫々対応してい
る。上記構成のパチンコ機1 において、遊技盤ユニット
を組み立てる場合には、次のようにして、遊技盤5 側と
裏カバーユニット35側とを別々に組み立てた後、その遊
技盤5 の裏側に裏カバーユニット35を取り付ける。
【0034】遊技盤5 側の各部品装着位置に予め開口部
36等が形成されており、その各開口部36等に合わせて遊
技盤5 の前面に各遊技部品の部品本体をネジ等により固
定する。例えば、液晶式表示手段19の部品本体37の場合
には、遊技盤5 を作業台上に水平にセットして、その遊
技盤5 の開口部36に胴部39が嵌合するように、部品本体
37を遊技盤5 に位置決めした後、取り付けベース40を複
数個のネジ42で遊技盤5 に固定する。
【0035】このようにして遊技盤5 上に各遊技部品の
部品本体を固定して行くが、各部品本体には電気部品が
全くないか、又は仮に一部の電気部品があるとしても、
極く付属的な少数の電気部品であるため、開口部36から
裏側にリード線82等を通す必要がなく、組み立て作業が
非常に容易であり、その自動化等も可能である。裏カバ
ーユニット35は、遊技盤5 側とは別の工程で組み立て、
各電気部品の異常の有無を検査しておく。
【0036】裏カバーユニット35を組み立てる場合に
は、先ず裏ベース板32に各遊技部品の電気部品を取り付
ける。例えば、液晶式表示手段19の液晶表示体38の場合
には、取り付け部65の上下両端部にネジ孔102 が3個づ
つ形成されているので、その内の相対応する2個のネジ
孔102 を使用して、ネジ68により液晶表示体38の取り付
け板46を取り付け部65の前端面に固定する。
【0037】この場合、取り付け部65の上下両端部の3
個のネジ孔102 の内、上下共に中間のネジ孔102 を使用
すれば、図11に示すように、液晶表示体38を言わば標
準的な高さで裏ベース板32に固定できる。また上下両端
部の3個のネジ孔102 の内、上下共に上側のネジ孔102
を使用すれば、図13に示すように、液晶表示体38を標
準的な位置から上側に若干移動させた位置に固定でき
る。このため、液晶表示体38を裏ベース板32に取り付け
る場合には、遊技盤5 側の部品本体37の取り付け位置を
考慮して、その取り付け位置を適宜選択すれば良い。同
様にして大入賞手段25の駆動部等も取り付ける。
【0038】また中継基板33に液晶式表示手段19の表示
ランプ69、発光ダイオード70、或いはコネクタ80,81 等
の各電気部品をプリント配線により装着する。更に集合
板34にも、その各通路92〜95に所定の検出スイッチを取
り付ける。そして、裏ベース板32、中継基板33及び集合
板34の準備が完了すれば、取り付けピン54が上になるよ
うに、裏カバー26を作業台上に置き、その取り付けピン
54に裏ベース板32のボス部61を通し、その上から中継基
板33をセットし、次いで集合板34のボス部91を通した
後、取り付けピン54にネジ55を締め付けて、裏ベース板
32、中継基板33及び集合板34を裏カバー26側に固定した
裏カバーユニット35を構成する。
【0039】このように部品本体37と液晶表示体38とを
分離して、その液晶表示体38を裏ベース板32を介して裏
カバー26側に装着して裏カバーユニット35を構成すれ
ば、液晶式表示手段19を使用した同種類のパチンコ機1
では、遊技盤5 に対する液晶式表示手段19の部品装着位
置が略同じであり、また裏カバー26、裏ベース板32、中
継基板33及び集合板34の構成が同じであるため、液晶表
示体38を含む裏カバーユニット35を複数種類のパチンコ
機に兼用することができる。
【0040】従って、遊技盤ユニットの前面側のデザイ
ンを変えた新機種のパチンコ機1 を製作する場合には、
遊技盤5 側に装着する部品本体37側を新しくして、裏カ
バーユニット35側をそのまま兼用することができ、従来
のように液晶表示体38を廃棄する必要がなく、主要な電
気部品の無駄を防止できると共に、裏カバーユニット35
の兼用化によってパチンコ機1 の製作コストを大幅に低
減できる。
【0041】また裏カバー26、裏ベース板32、中継基板
33、集合板34をひとつの裏カバーユニット35として取り
扱うことができ、裏カバー26、中継基板33、集合板34等
が個々に分離している場合に比較して、遊技盤5 側との
結合作業、保管、その他の際の取り扱いが非常に容易で
ある。しかも、裏ベース板32、中継基板33、集合板34を
裏カバー26内で重ねた状態で取り付けピン54により固定
しているため、裏ベース板32、中継基板33、集合板34を
個々に裏カバー26に取り付ける場合に比べて、裏カバー
26に対する裏ベース板32、中継基板33、集合板34の取り
付けが非常に容易であり、またその取り付け構造を簡単
にできる。
【0042】裏ベース板32、中継基板33、集合板34が裏
カバー26内にあり、しかも裏カバー26の開口側に集合板
34があるので、裏カバー26及び集合板34により液晶表示
体38、リード線82等を裏カバー26、集合板34によって確
実に保護でき、裏カバーユニット35の取り扱い中に電気
部品が故障したり、リード線82が断線する等の問題も防
止できる。更に裏ベース板32に主たる電気部品である液
晶表示体38装着し、その他の電気部品を中継基板33にプ
リント配線で装着しているので、液晶表示体38等の電気
部品が裏カバー26側にあるにも拘わらず、その各電気部
品の裏カバー26側への装着も容易にできる。
【0043】裏カバーユニット35の組み立て後、その液
晶表示体38のリード線82をコネクタ83を介して中継基板
33のコネクタ80に接続し、また裏カバー26の裏側に、主
制御基板53を収納した制御ボックス52を取り付けて、中
継基板33と主制御基板53とをフラットケーブル85等を介
して接続する。これらの接続が完了すれば、裏カバーユ
ニット35を検査工程に送り、集合板34側の各検出スイッ
チを作動させて、各電気部品の異常の有無、コネクタ8
0,81,83,84,86,87 の接触不良、リード線82の断線等の
検査を行う。
【0044】このため裏カバーユニット35を遊技盤5 に
装着する前に、裏カバーユニット35の単体で検査でき、
大きな遊技盤5 に前面側から全ての遊技部品を装着し、
遊技盤5 の裏側に中継基板33、裏カバー26を個別に装着
した状態で検査する従来に比較して、検査時の作業が非
常に容易である。また電気部品に異常等があれば、この
裏カバーユニット35を遊技盤5 に装着する前に、裏ベー
ス板32、中継基板33、集合板34等を取り外して交換すれ
ば良く、その補修も非常に容易に行える。
【0045】遊技盤5 側及び裏カバーユニット35側の組
み立てが完了すれば、遊技盤5 の裏側に裏カバーユニッ
ト35を装着して、両者を一体に結合する。この場合、遊
技盤5 側の部品本体37の装着位置が上下方向の標準位置
であれば、図11に示すように、中央のネジ孔102 を使
用して液晶表示体38を取り付けた裏カバーユニット35を
用い、また部品本体37の取り付け位置が高ければ、図1
3に示すように、上側のネジ孔102 を使用して液晶表示
体38を取り付けた裏カバーユニット35を用いる。
【0046】このため裏カバー26内の裏ベース板32側に
液晶表示体38を設けているにも拘らず、遊技盤5 側の部
品本体37の取り付け位置に応じて液晶表示体38の上下位
置を適宜変えることができる。従って、液晶式表示手段
19の部品本体37側の形状の大小、或いは他の遊技部品と
の配置関係等によって、液晶式表示手段19の配置位置が
上下に若干変化するような場合でも、その部品本体37と
液晶表示体38とを前後に確実に相対応させて配置でき、
裏カバーユニット35の汎用性が向上する。
【0047】裏カバーユニット35を遊技盤5 に取り付け
る際には、裏カバー26の取り付け縁部47に形成された位
置決め係合部57を遊技盤5 側の位置決め突起56に合わせ
て、その位置決め突起56を位置決め係合部57に挿入す
る。これによって、遊技盤5 側の部品本体37に対して裏
ベース板32側の液晶表示体38、中継基板33側の発光ダイ
オード69〜72等の各電気部品が開口部36等を介して前後
に相対応するように確実に位置決めできる。
【0048】次に固定具50の係合片58を位置決め突起56
の溝部57a に係合させて、裏カバー26を遊技盤5 の裏面
に固定すれば、遊技盤ユニットが完成し、組み立て作業
が完了する。このため、従来の集合板34、中継基板33を
個々に遊技盤5 の裏側に順次固定し、最後に遊技部品、
集合板34、中継基板33等の全体を覆うように、遊技盤5
の裏側に裏カバー26を装着する場合に比較して、組み立
て作業が簡単であり、生産性が著しく向上する。
【0049】しかも、部品本体37を装着した遊技盤5
と、裏カバーユニット35とを予め別々にストックしてお
けば、受注量に応じてパチンコ機1 を製作する場合に
も、遊技盤5 と裏カバーユニット35とを結合するだけで
容易に遊技盤ユニットを組み立てることができ、パチン
コ機1 の最終組み立てが非常に容易である。
【0050】また各遊技部品を部品本体37と液晶表示体
38等の電気部品とに分離しているため、例えば液晶式表
示手段19の前面側の部品本体37のデザインを変えて、遊
技盤5 全体のデザインを変更する場合には、液晶表示体
38を含む裏カバーユニット35をそのまま使用して、部品
本体37をデザインの違うものと交換すれば良い。
【0051】このため、液晶表示体38等の電気部品を含
む遊技部品の全体を変える場合に比較して、液晶表示体
38等の主要な電気部品をその都度、廃棄する必要がな
く、非常に経済的であって安価に製作でき、デザインの
変更等のモデルチェンジを容易に行うことができる。つ
まり、遊技部品を部品本体37と液晶表示体38等の電気部
品とに分離しているので、遊技盤5 の前面側のデザイン
が異なる機種を数種類製作する場合にも、液晶表示体38
等の主要な電気部品等を含む裏カバーユニット35を各機
種に兼用することができ、安価に製作できる。
【0052】また単に液晶表示体38を備えた裏カバーユ
ニット35を異なる種類のものに兼用できるだけでなく、
遊技盤5 側の部品本体37の上下位置に合わせて液晶表示
体38の位置を上下に調節でき、液晶表示体38を部品本体
37に対して適正位置に配置することができる。その他、
例えば液晶式表示手段19等の遊技部品を購入する場合に
も、合成樹脂製の成形品である部品本体37と、液晶表示
体38とを別々に購入できるため、両者を一体化した液晶
式表示手段19に比べて安価であり、遊技部品の購入コス
トを大幅に削減でき、全体の製作コストを低減すること
ができる。
【0053】しかも、部品本体37と液晶表示体38とが別
々であるが、その部品本体37を遊技盤5 に、液晶表示体
38を裏ベース板32を介して裏カバー26側に夫々装着し、
最後に遊技盤5 と裏カバーユニット35とを結合するた
め、部品本体37と液晶表示体38とを組み合わせて液晶式
表示手段19を構成する場合の組み立て作業は、何等問題
とならない。
【0054】裏ベース板32に開口孔62を形成し、その開
口孔62から一部が後方に突出するように液晶表示体38を
装着しているので、裏ベース板32を遊技盤5 に接近させ
て配置でき、遊技盤5 の裏側への突出量を少なくでき
る。また開口孔62を有する裏ベース板32には液晶表示体
38を取り付けているが、前後両側に補強リブ66,67 があ
り、この補強リブ66,67 で裏ベース板32を補強している
ため、裏ベース板32の十分な強度を確保できる。
【0055】更に裏ベース板32の前に中継基板33があ
り、その中継基板33に発光ダイオード69〜72等の電気部
品をプリント配線しているので、各電気部品のリード端
子が中継基板33の裏側に突出するが、補強リブ66で裏ベ
ース板32と中継基板33との間の間隔を確保できるため、
そのリード端子が邪魔になることもない。遊技店等に設
置したパチンコ機1 の稼働中に遊技部品の電気系統に故
障が生じた場合には、前枠4 及び裏機構板12を開放した
後、遊技盤ユニットを取り外すか、又は遊技盤5 を前枠
4 側に装着したままの状態で、その遊技盤5 から裏カバ
ーユニット35を取り外して、別の裏カバーユニット35と
交換すれば良い。従って、故障等に際しても容易且つ迅
速に対応でき容易にメンテナンスを行うことができる。
【0056】図14は本発明の第2の実施形態を例示
し、取り付けピン54の先端に球状の係止部100 を形成
し、集合板34のボス部91の内周に、係止部100 が係脱自
在に係合する係合孔101 を形成したものである。このよ
うにボス部91の係合孔101 に取り付けピン54の係止部10
0 を係合させて、裏ベース板32、中継基板33及び集合板
34を取り付けピン54に固定する場合には、取り付けピン
54をボス部61,91 等に挿入するだけで固定でき、裏ベー
ス板32、中継基板33、集合板34の着脱を非常に容易にで
きる。
【0057】図15は本発明の第3の実施形態を例示
し、取り付け部65の前端側にスペーサ104 を着脱自在に
備え、液晶表示体38を上下及び前後に調節できるように
したものである。取り付け部65の前端には、図14に示
すように、上下両端部に3個のネジ孔102 が形成される
と共に、中央にネジ孔105 が形成され、またそのネジ孔
102,105間に嵌合凹部106 が形成されている。スペーサ1
04 には上下両端部に3個のネジ孔107 が、中央に取り
付け孔108 が夫々設けられ、その中間に取り付け部65側
の嵌合凹部106 に嵌脱自在に嵌合する嵌合突部109 が形
成されている。そして、スペーサ104 は、嵌合突部109
と嵌合凹部106 とを嵌合させた状態で、中央の取り付け
孔108 から取り付け部65の中央のネジ孔105 側に挿通し
螺合された1本のネジ110 により、取り付け部65の前端
側に着脱自在に取り付けられる。
【0058】このように構成すれば、スペーサ104 を介
して液晶表示体38の取り付け板46を取り付け部65に固定
するか否かによって、液晶表示体38の前後位置を調節で
きる。従って、液晶表示体38が上下及び前後に調節可能
であるため、裏カバーユニット35の汎用性が著しく向上
する利点がある。また取り付け部65と取り付け板46との
間に介在するスペーサ104 の有無によって、液晶表示体
38の前後位置を調節しているので、取り付け板46の取り
付け構造が簡単であると共に、スペーサ104 を複数種類
準備することにより、そのスペーサ104 の種類数に応じ
て液晶表示体38の前後位置を自在に調節できる。
【0059】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではない。
例えば、実施形態では、液晶式表示手段19を中心に説明
したが、液晶式表示手段19以外の遊技部品でも同様に実
施可能である。また裏ベース板32を裏カバー26と一体に
構成し、その裏ベース板32に電気部品を装着する構造も
可能である。中継基板33、集合板34は、裏カバーユニッ
ト35から分離しても良い。遊技盤5 に位置決め係合部57
を設け、裏カバー26との一方に位置決め突起56を裏カバ
ー26に設けても良い。更にパチンコ機等の弾球遊技機の
他、回胴式の遊技機等においても同様に実施可能であ
る。
【0060】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
盤5 の部品装着位置に開口部36を形成し、遊技部品19の
部品本体37を開口部36に合わせて遊技盤5 の前側に装着
すると共に、遊技部品19の電気部品38の内、少なくとも
主要な電気部品38を開口部36を介して部品本体37の後側
に対応するように、裏カバー26に上下方向に位置調節可
能に取り付けているので、遊技盤5 に対する遊技部品の
組み立て作業を容易にできると共に、主要な電気部品38
を備えた裏カバー26を同種のものに兼用できるように
し、部品本体37のデザイン等を変更する場合にも、主要
な電気部品38を兼用して廃棄等による無駄を防止でき、
しかも部品本体37の装着位置が多少上下に変動しても、
その部品本体37に応じて主要な電気部品38を上下に容易
に調節でき、また主要な電気部品38を裏カバー26側に組
み立てた状態で容易に検査できる利点がある。
【0061】請求項2に記載の本発明によれば、裏カバ
ー26内に裏ベース板32を設け、この裏ベース板32に取り
付け部65を介して前記主要な電気部品38を装着して裏カ
バーユニット35を構成し、この裏カバーユニット35を遊
技盤5 の裏側に着脱自在に取り付けているので、裏カバ
ー26内に主要な電気部品38を容易に装着できると共に、
その取り扱いが非常に容易であり、特にメンテナンス等
を容易に行うことができる。請求項3に記載の本発明に
よれば、裏ベース板32に、この裏ベース板32から前後方
向に突出する取り付け部65を設け、この取り付け部65に
前記主要な電気部品38の取り付け板46を上下方向に位置
調節可能に設けているので、簡単な構造で主要な電気部
品38の上下位置を容易に調節できる。
【0062】請求項4に記載の本発明によれば、裏ベー
ス板32に開口孔62を形成し、この開口孔62を介して一部
が後方に突出するように裏ベース板32に主要な電気部品
38を装着しているので、裏ベース板32を遊技盤5 に近接
させて配置でき、遊技盤5 から後方への突出量を抑えて
小型化できる。請求項5に記載の本発明によれば、裏カ
バー26内で裏ベース板32の前側に中継基板33を配置し、
この中継基板33に、前記主要な電気部品38を除く他の電
気部品38を装着すると共に前記主要な電気部品38をリー
ド線82を介して接続し、この中継基板33と裏カバー26側
の主制御基板53とをケーブル85を介して接続している
で、裏カバー26により電気部品38、中継基板33を保護で
き、その取り扱いが容易であると共に、裏カバー26側で
電気部品38、中継基板33、主制御基板53を含む全ての検
査を行うことができる。請求項6に記載の本発明によれ
ば、遊技盤5 と裏カバー26との一方に位置決め突起56を
設け、この位置決め突起56が係合する位置決め係合部57
を他方に設けているので、部品本体37が遊技盤5 側にあ
り、電気部品38が裏カバー26側にあるにも拘わらず、部
品本体37と電気部品38とのずれ等を防止でき、遊技盤5
と裏カバー26との結合が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の前
側斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の後
側斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の斜視図
である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す液晶式表示手段
の正面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す裏カバーユニッ
トの分解斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤ユニット
の横断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤ユニット
の縦断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤ユニット
の横断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤ユニット
の縦断面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の斜視
図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤ユニッ
トの縦断面図である。
【図12】本発明の第1の実施形態を示す集合板の背面
図である。
【図13】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤5 ユニ
ットの縦断面図である。
【図14】本発明の第2の実施形態を示す裏カバー取り
付け部の断面図である。
【図15】本発明の第2の実施形態を示す取り付け部の
斜視図である。
【符号の説明】
3 外枠(遊技機本体) 4 前枠(遊技機本体) 5 遊技盤 19 液晶式表示手段(遊技部品) 26 裏カバー 32 裏ベース板 33 中継基板 35 裏カバーユニット 36 開口部 37 部品本体 38 液晶表示体(電気部品) 46 取り付け板 53 主制御基板 56 位置決め突起 57 位置決め係合部 62 開口孔 65 取り付け部 82 リード線 85 フラットケーブル

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体(3)(4)に装着された遊技盤
    (5) 側に、部品本体(37)と、この部品本体(37)に対応す
    る電気部品(38)を有する複数個の遊技部品(19)を配置
    し、遊技盤(5) の裏側に、遊技部品(19)を覆う裏カバー
    (26)を備えた遊技機において、遊技盤(5) の部品装着位
    置に開口部(36)を形成し、遊技部品(19)の部品本体(37)
    を開口部(36)に合わせて遊技盤(5) の前側に装着すると
    共に、遊技部品(19)の電気部品(38)の内、少なくとも主
    要な電気部品(38)を開口部(36)を介して部品本体(37)の
    後側に対応するように、裏カバー(26)に上下方向に位置
    調節可能に取り付けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 裏カバー(26)内に裏ベース板(32)を設
    け、この裏ベース板(32)に取り付け部(65)を介して前記
    主要な電気部品(38)を装着して裏カバーユニット(35)を
    構成し、この裏カバーユニット(35)を遊技盤(5) の裏側
    に着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項1に記
    載の遊技機。
  3. 【請求項3】 裏ベース板(32)に、この裏ベース板(32)
    から前後方向に突出する取り付け部(65)を設け、この取
    り付け部(65)に前記主要な電気部品(38)の取り付け板(4
    6)を上下方向に位置調節可能に設けたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 裏ベース板(32)に開口孔(62)を形成し、
    この開口孔(62)を介して一部が後方に突出するように裏
    ベース板(32)に主要な電気部品(38)を装着したことを特
    徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 裏カバー(26)内で裏ベース板(32)の前側
    に中継基板(33)を配置し、この中継基板(33)に、前記主
    要な電気部品(38)を除く他の電気部品(38)を装着すると
    共に前記主要な電気部品(38)をリード線(82)を介して接
    続し、この中継基板(33)と裏カバー(26)側の主制御基板
    (53)とをケーブル(85)を介して接続したことを特徴とす
    る請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 遊技盤(5) と裏カバー(26)との一方に位
    置決め突起(56)を設け、この位置決め突起(56)が係合す
    る位置決め係合部(57)を他方に設けたことを特徴とする
    請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機。
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