JP2787195B2 - 弾球遊技機の遊技部品取り付け構造 - Google Patents

弾球遊技機の遊技部品取り付け構造

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JP2787195B2
JP2787195B2 JP6323839A JP32383994A JP2787195B2 JP 2787195 B2 JP2787195 B2 JP 2787195B2 JP 6323839 A JP6323839 A JP 6323839A JP 32383994 A JP32383994 A JP 32383994A JP 2787195 B2 JP2787195 B2 JP 2787195B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アレンジボール機、パ
チンコ機等の弾球遊技機における遊技部品取り付け構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、アレンジボール機等の弾球
遊技機においては、遊技盤の前面側に、遊技盤に形成さ
れた装着孔に対応させて入賞装置、ランプ風車等の各種
の遊技部品を遊技盤の前面側から装着し、各遊技部品の
フランジ部をネジ等により遊技盤に固定すると共に、遊
技盤の後面側に、この遊技盤の後側に通過した遊技球を
案内する集合板を装着して、ひとつの遊技盤ユニットを
構成している。
【0003】遊技盤ユニットの組み立てに際しては、遊
技盤の後面側に集合板を所定位置に位置決めして釘等に
より固定し、遊技盤の前面側が上になるように作業台上
に水平に置いた後、各遊技部品の後部側を各装着孔に挿
入して遊技盤上にセットする。そして、各遊技部品のセ
ットが完了すれば、次にその位置で各遊技部品のフラン
ジ部の取り付け孔にネジを挿入し、そのネジを電動ドラ
イバー等の工具で締め付けて各遊技部品を遊技盤に固定
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】遊技部品を装着孔に対
応させて遊技盤に取り付ける場合、装着孔は通常、この
装着孔に挿入される遊技部品の後部より若干大きめに形
成されているので、遊技盤上で各遊技部品の位置が定ま
り難く、位置決めに時間を要するという欠点がある。
【0005】即ち、遊技部品の後部が装着孔に一致する
ように、遊技盤の装着孔を遊技部品の後部の大きさに合
わせて形成すると、遊技部品の装着時に、遊技部品の後
部が装着孔の開口端側の周縁部に引っ掛かる場合があ
り、また、装着孔の形成時に生じるルーターの磨耗や製
作誤差等によって装着孔が遊技部品の後部より小さくな
り、遊技部品の挿入ができなくなるという問題もある。
【0006】そこで、通常、装着孔を若干大きめに形成
しているが、装着孔が大きくなれば、装着孔に対する遊
技部品の挿入が容易になる反面、各遊技部品を各装着孔
に挿入しても、その位置が定まり難く、フランジ部をネ
ジで固定する前に遊技部品の位置決めが不可欠となり、
位置決めに時間を要する。
【0007】従って、従来では、遊技盤ユニットの組み
立てに際して、各遊技部品を遊技盤の所定位置にセット
する作業が非常に煩わしく、作業能率が著しく低下する
と共に、これが遊技部品の装着作業の自動化を図る上で
大きな問題となっている。本発明は、かかる従来の課題
に鑑み、遊技部品を遊技盤の装着孔に極めて容易に位置
決めすることができ、作業の能率化及び自動化を図るこ
とができる弾球遊技機の遊技部品取り付け構造を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技盤5 の前
面側に、その装着孔23に対応して遊技盤5 の前面側から
装着された遊技部品7 と、遊技盤5 の後面側に装着され
かつこの遊技盤5 の後側に通過した遊技球を案内する集
合板24とを備えた弾球遊技機において、遊技部品7 に装
着孔23に嵌合する本体部29を備え、この本体部29の両側
に、後端部に案内用の傾斜面32a を有する一対の突条の
被案内部32を該本体部29と一体に前後方向に設け、集合
板24に、本体部29が後方に突出するように挿通する開口
38と、本体部29の両側で装着孔23内に突出しかつ該集合
板24と一体に形成された一対の突出壁39とを設け、この
各突出壁39の内側に、遊技部品7 の装着時に被案内部32
を案内する溝状の案内部40を設けている。
【0009】また本発明は、遊技盤5 の前面側に、その
装着孔23に対応して遊技盤5 の前面側から装着された遊
技部品11と、遊技盤5 の後面側に装着されかつこの遊技
盤5の後側に通過した遊技球を案内する集合板24とを備
えた弾球遊技機において、遊技部品7 に装着孔23に嵌合
する周壁51を備え、集合板24に、周壁51の両側で装着孔
23内に突出する一対の案内突起46を一体に設け、各案内
突起46の内側に、先端側に案内用の傾斜面46a を有しか
つ内側に突出する被案内部50を一体に形成し、周壁51側
に、遊技部品7 の装着時に各被案内部50を案内する一対
の案内部53を設けている。
【0010】更に本発明は、遊技盤5 の前面側に、その
装着孔23に対応して遊技盤5 の前面側から装着された遊
技部品13と、遊技盤5 の後面側に装着されかつこの遊技
盤5の後側に通過した遊技球を案内する集合板24とを備
えた弾球遊技機において、遊技部品13に、被案内部75と
被係止部76とを有しかつ装着孔23内に突出する一対の突
出片74を設け、集合板24に、各突出片74の外側で装着孔
23内に突出する一対の突出壁80を設け、この各突出壁80
に、遊技部品13の装着時に各被案内部75を案内する案内
部82と遊技部品13の装着状態で各被係止部76を係止する
係止部84とを設けている。
【0011】
【作用】本発明では、遊技盤5 に遊技部品7,13,14 を装
着するに際し、被案内部32,50,75を案内部40,53,82に挿
入し、案内部40,53,82に沿って遊技部品7,13,14 を取り
付け位置へと案内する。これにより、遊技部品7,13,14
が遊技盤5 の取り付け位置に容易かつ確実に位置決めさ
れる。しかも、集合板24に案内部40,53,82を設けている
ので、別個に案内部40,53,82を備えた部品を追加する必
要がなく、部品点数の増加を招くこともない。
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1乃至図8は本発明をアレンジボール機に採用
した第1実施例を示す。図8はアレンジボール機の正面
図であり、図8において、1 は機枠、2 は機枠1 の前面
に開閉自在に枢着された前枠である。前枠2 にはガラス
扉3 及び前面板4 が装着され、その後側に遊技盤5 が着
脱自在に装着されている。
【0015】遊技盤5 の前面には、打球を案内するガイ
ドレール6 が設けられると共に、ガイドレール6 の内側
の略中央部に中央入賞装置7 が、また中央入賞装置7 の
周囲に通過ゲート8 〜10、ランプ風車11、変動図柄表示
装置12、右入賞装置13、下入賞装置14、コーナーランプ
15等の各遊技部品が夫々配置され、更に下部に入球口装
置16が配置されている。変動図柄表示装置12は3個の図
柄表示部を有し、その各図柄表示部に10種類の異なる
図柄、例えば0〜9までの数字図柄をセグメント表示す
るようになっている。
【0016】下入賞装置14は、変動図柄表示装置12の各
図柄表示部の変動後における停止図柄が、予め設定され
た当たり図柄を表示する時に、所要時間だけ開閉板が開
くようになっている。この下入賞装置14には、右入賞装
置13の作動用の特別作動領域17が中央部に設けられ、そ
の特別作動領域17を遊技球が通過した後、所定の条件を
満足した時に右入賞装置13が作動するようになってい
る。
【0017】入球口装置16は、16個の入球口18と、各
入球口18に対応する16個の表示部19とを左右方向に横
一列に配列して構成されており、遊技球が入球口18に入
った時に、その入球口18に対応する表示部19が点灯して
1〜16までの数字を表示するようになっている。前面
板4 には上皿20が装着され、また前枠2 の下部には下皿
21と発射装置用の操作ハンドル22とが設けられており、
この操作ハンドル22を操作すれば、上皿20から遊技球が
一個ずつ発射部に供給され、その遊技球を発射モーター
の作動によりガイドレール6 に沿って発射するようにな
っている。
【0018】遊技盤5 はベニヤ板等を略正方形状に切断
したものであって、中央入賞装置7、ランプ風車11、下
入賞装置14等の各遊技部品の取り付け位置に、その遊技
部品に応じた形状の装着孔23が夫々形成されている。遊
技盤5 の後側には、図6及び図7に示すように、集合板
24、中継基板25、裏カバー26、制御基板27、保護ケース
28等が夫々装着されている。集合板24は、入球口装置16
よりも上側で遊技盤5 の後側の略全体を覆う大きさの合
成樹脂製の一体成型品であり、遊技盤5 の後面側に接触
した状態で釘、ネジ等の固定具により取り付けられてい
る。
【0019】中央入賞装置7 は、図1乃至図3に示すよ
うに、円筒状の本体部29と、この本体部29の前端側の外
周に一体に形成されたフランジ部30と、フランジ部30の
前面側に固定された前カバー31とを有し、本体部29外周
の左右両側に突条の被案内部32が前後方向の全長に亘っ
て一体に形成されている。被案内部32の後端部には、後
端側の突出高さが低くなるように傾斜面32a が形成され
ている。
【0020】この中央入賞装置7 は、図6に示すよう
に、上部に形成された入球口33と、本体部29内の皿部34
に形成された3個の落下口35〜37とを有し、入球口33か
ら入った遊技球を皿部34で受けた後、遊技盤5 の前側に
落とす1個の落下口35と、遊技盤5 の後側に落とす2個
の落下口36,37 との何れかに振り分けるようになってい
る。
【0021】集合板24の中央入賞装置7 に対応する部分
には、中央入賞装置7 の本体部29を挿通させるための円
形の開口38と、開口38の左右両側で集合板24の前面から
前方に向かって突出する一対の突出壁39とが設けられて
いる。各突出壁39は、左右方向に段付き状に屈曲したリ
ブ状であって、各突出壁39の内側には溝状の案内部40が
前後方向に沿って形成されている。各案内部40は中央入
賞装置7 の本体部29を装着孔23に挿入する際に、被案内
部32を案内するためのものであり、その後端部は集合板
24の裏面側に貫通している。
【0022】ランプ風車11は、図4及び図5に示すよう
に、光透過性を有する風車体41と、この風車体41を遊技
盤5 に装着するための取り付けベース42と、集合板24側
に取り付けられた左右一対の発光ランプ43とを備え、遊
技球が風車体41に衝突すると、風車体41が回転して遊技
球の移動方向を不規則に変化させるようになっている。
【0023】取り付けベース42は、後方に突出する軸受
ボス部44と、軸受ボス部44の左右両側に形成された一対
のランプ孔45と、ランプ孔45の外側で後方に突出する左
右一対の案内突起46とを備え、左右一対のネジ47により
遊技盤5 に着脱自在に固定されている。
【0024】各案内突起46は、上下方向に沿う平板状の
側壁48と、この側壁48の中央から内側に突出した突出リ
ブ49とからなる略T字状であって、側壁48の内面と突出
リブ49の上下面とにより被案内部50が構成されている。
各案内突起46の先端部には、先端側が外側に拡がるよう
に傾斜面46a が形成されている。
【0025】集合板24のランプ風車11に対応する部分に
は、前方に突出する円弧状の上下一対の周壁51と、周壁
51の内側で前方に突出する基板取り付け用の上下一対の
取り付けボス52とが形成され、一対の周壁51の両端部に
取り付けベース42の被案内部50を案内する案内部53が形
成されている。即ち、案内部53は、周壁51の両端部で上
下に対向する一対の端面と、外周面の両端部とによって
構成されており、各端面間に被案内部50の突出リブ49
が、また、各側壁48の内面間に周壁51の外周面の両端部
が挿入されるようになっている。
【0026】一対の取り付けボス52の前端には、円板状
のランプ基板54がネジにより取り付けられ、このランプ
基板54に一対の装着ピンと、ウレタンゴムからなる絶縁
体とを介して発光ランプ43がランプ孔45に嵌合するよう
に着脱自在に装着されている。なお、ランプ風車11は風
車体41及び取り付けベース42から成る成型部品側と、発
光ランプ43の電気部品側とに分割されている。
【0027】集合板24には、図7に示すように、中央入
賞装置7 、ランプ風車11以外の各遊技部品に対応する案
内部55と、遊技盤5 の後側に通過した遊技球を案内する
球案内通路56〜59とが形成される他、各遊技部品の発光
ランプ60及び変動図柄表示装置12の図柄表示部12a 、下
入賞装置14のソレノイド61等の各種の電気部品が装着さ
れている。
【0028】集合板24の各球案内通路56〜58は、後側に
凹入するように溝状に形成されている。中央入賞装置7
の2個の落下口36,37 に対応する球案内通路57,58 は、
下入賞装置14の上側を通って左右に迂回し、その下端が
下方の入球口装置16の何れかの入球口18に連通してい
る。右入賞装置13に対応する球案内通路58は下方に延び
て球案内通路56に連通し、また下入賞装置14に対応する
球案内通路59は入球口装置16の他の入球口18に連通して
いる。各球案内通路56〜59の上部には、この球案内通路
56〜59に入った遊技球を検出するための検出スイッチ62
が着脱自在に設けられている。
【0029】また、集合板24の後面側には、上下左右の
4箇所に、この集合板24から後方に突出する係止突起63
が一体に形成されている。各係止突起63は先端部に係止
爪を有し、この係止爪により中継基板25が着脱自在に係
止されている。
【0030】中継基板25は、図6及び図7に示すよう
に、中央入賞装置7 に対応する部分が切り欠き部となっ
たコ字状であって、その切り欠き部が上側となるように
集合板24の後方側に間隔を置いて配置されている。そし
て、この中継基板25には、その周縁部側に、接続対象と
なる各遊技部品の最も近くに位置するように各コネクタ
64等が配置されている。中継基板25のコネクタ64には、
リード線65等を介して検出スイッチ62、ランプ基板54、
図柄表示部12a 等の各電気部品が電気的に接続されてい
る。
【0031】裏カバー26は、中継基板25等を覆うように
集合板24上から遊技盤5 の後側に装着されている。裏カ
バー26には中継基板25の後方側に対応して大きな開口部
26aが形成され、この開口部を塞ぐように保護ケース28
が設けられている。保護ケース28は制御基板27を保護す
るためのもので、裏カバー26に着脱自在に装着されてい
る。制御基板27は遊技動作の制御を司るためのものであ
る。なお、中継基板25の下端部には、コネクタ66が一列
状に配置され、このコネクタ66からリード線を介して制
御基板27側のコネクタ67に接続されている。
【0032】なお、下入賞装置14は、図6に示すよう
に、フランジ部30の後面から後方に突出した平板状の案
内片68を上下に一対備え、各案内片68の被案内部を集合
板24側の案内部69に夫々係合させた状態で遊技盤5 の前
面に装着されている。その他の遊技部品も同様に、遊技
部品側の被案内部を集合板24側の案内部に係合させた状
態で遊技盤5 に装着されている。
【0033】上記構成のアレンジボール機において、遊
技盤ユニットを組み立てる場合には、次のようにする。
予め下入賞装置14、ランプ風車11等の各遊技部品に対応
する各電気部品、例えばソレノイド61、ランプ基板54及
び検出スイッチ62等を取り付けた集合板24と、所定位置
に装着孔23を形成した遊技盤5 とを準備し、各案内部4
0,53 が各装着孔23の所定位置に対応するように集合板2
4を遊技盤5 の後面側に釘、ネジ等の固定具によって固
定する。
【0034】そして、この遊技盤5 を作業台の上に水平
に置いた後、この遊技盤5 の前面側にガイドレール6 を
装着すると共に、各装着孔23に対応させて各遊技部品を
前面側から装着して行く。例えば、中央入賞装置7 であ
れば、図1に示すように、被案内部32を案内部40に合わ
せた後、この被案内部32を案内部40に沿って案内させな
がら、フランジ部30の後面側が遊技盤5 に当接するまで
挿入する。このとき、図3に示すように、対向する左右
一対の凹状の案内部40内に左右一対の突状の被案内部32
が嵌合しているので、遊技盤5 の面方向に対する移動が
規制され、中央入賞装置7 を所定位置に位置決めできる
ようになっている。
【0035】中央入賞装置7 を装着孔23に挿入する際に
は、各被案内部32の先端に傾斜面32a があり、この傾斜
面32a を介して各被案内部32を案内部40の内側に案内す
るため、本体部29の後端が装着孔23の開口38端側の周縁
部に引っ掛かることがなく、本体部29を装着孔23に容易
に合わせて挿入することができる。
【0036】また、案内部40を集合板24の前面側から前
方に突出し、被案内部32を案内部40の全長に亘って案内
させているので、挿入時における本体部29の傾きを防止
でき、中央入賞装置7 をスムーズに挿入することができ
ると共に、セット後における中央入賞装置7 のガタツキ
を防止することができる。しかも、案内部40を集合板24
側に設けているので、別個に案内部を備えた部品を追加
する必要がなく、部品点数の増加を防止して安価に製作
することができる。
【0037】ランプ風車11の場合には、中央入賞装置7
と同様に、各被案内部50の先端の傾斜面32a を案内部53
の先端に合わせた後、案内部53に沿って被案内部50を案
内させながら成型部品側を装着孔23に挿入して行く。被
案内部50を集合板24の案内部53に案内させて、ランプ風
車11の成型部品側を遊技盤5 の装着孔23に挿入すれば、
成型部品側が所定位置に位置決めされると共に、各発光
ランプ43がランプ孔45に嵌合される。
【0038】この場合には、ランプ風車11を成型部品と
電気部品とに分割し、電気部品を集合板24側に設けてい
るので、遊技部品の本体側には電気部品がなく、通電用
のリード線等を装着孔23に挿入する必要がないため、遊
技部品の成型部品側を容易に装着することができる。ま
た、被案内部50の長さを取り付けベース42から突出する
支軸41a の後端より長く延ばしているので、各被案内部
50の先端を案内部53の先端に合わせる際に、支軸41a の
後端が発光ランプ43に接触することがない。
【0039】しかも、案内部53を集合板24の前面側から
前方に突出させ、この案内部53に被案内部50を案内させ
て挿入時における成型部品側の傾きを防止しているの
で、発光ランプ43を集合板24側に設けているにも拘わら
ず、成型部品側の挿入時に軸受けボス44が発光ランプ43
に接触することはなく、発光ランプ43の損傷を確実に防
止することができる。
【0040】従って、遊技部品の装着時における位置合
わせ、及び挿入等の作業が非常に容易になり、組み立て
時の作業能率が著しく向上すると同時に、組み立て作業
の自動化が図り易くなる。このようにして全ての遊技部
品のセットが完了すれば、図1に示すように、各遊技部
品を電動ドライバー90等によりネジ止めして固定する。
そして、係止突起63の係止爪により集合板24に中継基板
25を装着し、各コネクタを介して各電気部品のリード線
等を接続すれば、遊技盤ユニットの組立てが完了する。
【0041】図9乃至図11は、本発明を右入賞装置13
に採用した場合の第2実施例を例示する。この右入賞装
置13は、取り付けベース70と、取り付けベース70の前面
側で左右に開閉する一対の開閉爪71と、取り付けベース
70の後側に固定された開閉爪駆動用のソレノイド72と、
ソレノイド72の作動時に点滅する左右一対の発光ランプ
73とを備えている。
【0042】取り付けベース70の後面には、後方に突出
する左右一対の爪状の突出片74と基板取り付け用の左右
一対の取り付けボス70a とが上下に形成され、各突出片
74の上下両面及び外側の側面が被案内部75とされてい
る。各突出片74の先端部には、図11に示すように、外
側に段付き状に突出する被係止部76が設けられ、各被係
止部76の先端部に傾斜面76a,76b が形成されている。
【0043】取り付けボス70a の後端には、ランプ基板
77がネジにより取り付けられている。ランプ基板77に
は、発光ランプ73と通電用の被接続コネクタ78とが前後
に夫々装着されると共に、ソレノイド72のリード線が接
続されている。集合板24の右入賞装置13に対応する部分
には、ソレノイド72を挿通させるための開口79と、開口
79の左右両側で集合板24の前面から前方に向かって突出
する一対の突出壁80とが形成される他、被接続コネクタ
78に電気的に接続する接続コネクタ81が装着されてい
る。
【0044】各突出壁80の先端部内側には前後方向に沿
って溝状の案内部82が形成され、案内部82の後側に板厚
方向に貫通した矩形状の開口83が形成されている。この
開口83の前縁が係止部84とされており、右入賞装置13を
装着孔23に挿入すれば、被係止部76が係止部84に係止し
て右入賞装置13が遊技盤5 に固定されるようになってい
る。接続コネクタ81は平板用の装着式のものであり、集
合板24の取り付け孔24a に前面側から挿入すると、集合
板24の後側に通過した係止片84が集合板24の後面側を押
圧して固定されるようになっている。
【0045】この右入賞装置13は、ソレノイド72が励磁
するとその作動杆85が後方に移動し、回動アーム86が水
平軸87廻りに回動して開閉爪71が開放すると共に、この
開放時に遊技球が開閉爪71間に入球すれば、その遊技球
は開閉爪71間を下方に落下して下側の案内シュート88か
ら集合板24の球案内通路57に案内されるようになってい
る。
【0046】被案内部75を案内部82に案内させて右入賞
装置13を装着孔23に挿入すると、右入賞装置13側の被係
止部76が集合板24側の係止部84に係止されると共に、被
接続コネクタ78が接続コネクタ81に電気的に接続され
る。即ち、装着孔23への挿入と同時に、右入賞装置13の
位置決め及び電気的な接続を完了することができ、遊技
部品側に電気部品を設けているにも拘わらず、リード線
等の取り扱いを全く必要とせず、組み立て作業が非常に
容易である。
【0047】以上各実施例について説明したが、本発明
はこれらに限定されるものではない。
【0048】例えば各電気部品は、予め集合板24側に固
定しておいてもよい。尚、アレンジボール機の他、パチ
ンコ機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機においても同
様に実施できる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、遊技部品7 に装着孔23
に嵌合する本体部29を備え、この本体部29の両側に、後
端部に案内用の傾斜面32a を有する一対の突条の被案内
部32を該本体部29と一体に前後方向に設け、集合板24
に、本体部29が後方に突出するように挿通する開口38
と、本体部29の両側で装着孔23内に突出しかつ該集合板
24と一体に形成された一対の突出壁39とを設け、この各
突出壁39の内側に、遊技部品7 の装着時に被案内部32を
案内する溝状の案内部40を設けているので、遊技部品7
の被案内部32を集合板24の案内部40に案内させて遊技部
品7 を遊技盤5 に挿入すれば、遊技部品7 を所定の取り
付け位置に極めて容易にかつ確実に位置決めすることが
でき、遊技部品7 を遊技盤5 に装着する際の作業性が向
上し、遊技部品7 の取り付け作業の自動化を図ることが
できる。しかも、集合板24と一体の突出壁39の内側に案
内部40を設けているので、別個に案内部40を備えた部品
を追加する必要がなく、部品点数の増加を防止でき、安
価に製作することができる。
【0050】また本発明によれば、遊技部品7 に装着孔
23に嵌合する周壁51を備え、集合板24に、周壁51の両側
で装着孔23内に突出する一対の案内突起46を一体に設
け、各案内突起46の内側に、先端側に案内用の傾斜面46
a を有しかつ内側に突出する被案内部50を一体に形成
し、周壁51側に、遊技部品7 の装着時に各被案内部50を
案内する一対の案内部53を設けているので、遊技部品7
の被案内部50を集合板24の案内部53に案内させて遊技部
品7 を遊技盤5 に挿入すれば、遊技部品7 を所定の取り
付け位置に極めて容易にかつ確実に位置決めすることが
でき、遊技部品7 を遊技盤5 に装着する際の作業性が向
上し、遊技部品7 の取り付け作業の自動化を図ることが
できる。しかも、集合板24と一体の案内突起46の内側に
案内部53を設けているので、別個に案内部53を備えた部
品を追加する必要がなく、部品点数の増加を防止でき、
安価に製作することができる。
【0051】更に本発明によれば、遊技部品13に、被案
内部75と被係止部76とを有しかつ装着孔23内に突出する
一対の突出片74を設け、集合板24に、各突出片74の外側
で装着孔23内に突出する一対の突出壁80を設け、この各
突出壁80に、遊技部品13の装着時に各被案内部75を案内
する案内部82と遊技部品13の装着状態で各被係止部76を
係止する係止部84とを設けているので、遊技部品12の被
案内部75を集合板24の案内部82に案内させて遊技部品7
を遊技盤5 に挿入すれば、遊技部品12を所定の取り付け
位置に極めて容易にかつ確実に位置決めすることがで
き、遊技部品12を遊技盤5 に装着する際の作業性が向上
し、遊技部品12の取り付け作業の自動化を図ることがで
きる。しかも、集合板24と一体の突出壁80に案内部82と
係止部84とを設けているので、別個に案内部82等を備え
た部品を追加する必要がなく、部品点数の増加を防止で
き、安価に製作することができる。また遊技部品13の突
出片74に被係止部76があり、遊技部品13の装着時に、該
遊技部品13の被係止部76に係止する係止部84を集合板24
側の突出壁80に設けているので、遊技部品13の被案内部
75を案内部82に案内させて遊技部品13を遊技盤5 の装着
孔23にに挿入すれば、被係止部76が係止部84に係止さ
れ、遊技部品13を遊技盤5 に固定することができる。こ
れにより遊技部品13のガタツキを防止することができ、
取り付け作業の自動化を容易に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す中央入賞装置のセッ
ト時の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す中央入賞装置の平断
面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す中央入賞装置の縦断
面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示すランプ風車の断面図
で、図5のA−A線断面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す遊技盤の縦断面図で
ある。
【図7】本発明の第1実施例を示す遊技盤の背面図であ
る。
【図8】本発明の第1実施例を示すアレンジボール機の
正面図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す下入賞装置の縦断面
図である。
【図10】図9のC−C線断面図である。
【図11】本発明の第2実施例の要部を示し、(a) は図
10のD−D線の一部省略断面図、(b) は (a)の側面図
である。
【符号の説明】
5 遊技盤 7 中央入賞装置(遊技部品) 13 右入賞装置(遊技部品) 14 下入賞装置(遊技部品) 23 装着孔 24 集合板 32,50,75 被案内部 40,53,82 案内部 43,73 発光ランプ(電気部品) 72 ソレノイド(電気部品) 76 被係止部 78 被接続コネクタ 80 接続コネクタ 84 係止部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(5) の前面側に、その装着孔(23)
    に対応して遊技盤(5) の前面側から装着された遊技部品
    (7) と、遊技盤(5) の後面側に装着されかつこの遊技盤
    (5) の後側に通過した遊技球を案内する集合板(24)とを
    備えた弾球遊技機において、遊技部品(7) に装着孔(23)
    に嵌合する本体部(29)を備え、この本体部(29)の両側
    に、後端部に案内用の傾斜面(32a) を有する一対の突条
    の被案内部(32)を該本体部(29)と一体に前後方向に設
    け、集合板(24)に、本体部(29)が後方に突出するように
    挿通する開口(38)と、本体部(29)の両側で装着孔(23)内
    に突出しかつ該集合板(24)と一体に形成された一対の突
    出壁(39)とを設け、この各突出壁(39)の内側に、遊技部
    品(7) の装着時に被案内部(32)を案内する溝状の案内部
    (40)を設けたことを特徴とする弾球遊技機の遊技部品取
    り付け構造。
  2. 【請求項2】 遊技盤(5) の前面側に、その装着孔(23)
    に対応して遊技盤(5) の前面側から装着された遊技部品
    (11)と、遊技盤(5) の後面側に装着されかつこの遊技盤
    (5) の後側に通過した遊技球を案内する集合板(24)とを
    備えた弾球遊技機において、遊技部品(7) に装着孔(23)
    に嵌合する周壁(51)を備え、集合板(24)に、周壁(51)の
    両側で装着孔(23)内に突出する一対の案内突起(46)を一
    体に設け、各案内突起(46)の内側に、先端側に案内用の
    傾斜面(46a) を有しかつ内側に突出する被案内部(50)を
    一体に形成し、周壁(51)側に、遊技部品(7) の装着時に
    各被案内部(50)を案内する一対の案内部(53)を設けたこ
    とを特徴とする弾球遊技機の遊技部品取り付け構造。
  3. 【請求項3】 遊技盤(5) の前面側に、その装着孔(23)
    に対応して遊技盤(5) の前面側から装着された遊技部品
    (13)と、遊技盤(5) の後面側に装着されかつこの遊技盤
    (5) の後側に通過した遊技球を案内する集合板(24)とを
    備えた弾球遊技機において、遊技部品(13)に、被案内部
    (75)と被係止部(76)とを有しかつ装着孔(23)内に突出す
    る一対の突出片(74)を設け、集合板(24)に、各突出片(7
    4)の外側で装着孔(23)内に突出する一対の突出壁(80)を
    設け、この各突出壁(80)に、遊技部品(13)の装着時に各
    被案内部(75)を案内する案内部(82)と遊技部品(13)の装
    着状態で各被係止部(76)を係止する係止部(84)とを設け
    たことを特徴とする弾球遊技機の遊技部品取り付け構
    造。
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JPH0510846Y2 (ja) * 1987-02-09 1993-03-17

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