JP2001286606A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001286606A
JP2001286606A JP2000104630A JP2000104630A JP2001286606A JP 2001286606 A JP2001286606 A JP 2001286606A JP 2000104630 A JP2000104630 A JP 2000104630A JP 2000104630 A JP2000104630 A JP 2000104630A JP 2001286606 A JP2001286606 A JP 2001286606A
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ball sensor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞口部材にセンサを取り付けなくても良
く、センサからの配線作業が容易で、遊技機前後方向の
スペースを有効に活用できる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤裏面に、入賞口28が受け入れた
入賞球が流下可能な遊技盤裏面構成部材50を配設し、
球の通過する球検出部70a及び配線導出部70bを一
体に横に並置した薄型パッケージ形状の近接スイッチか
ら成る球センサ70により構成し、この球センサ70
を、遊技盤裏面構成部材50の内側に形成した入賞球流
下樋66の途中に上記球検出部70aが臨む状態で把持
部材87により係止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機では、遊技盤にガ
イドレール等の区画部材により区画された遊技領域内
に、各種入賞具(入賞口)や、始動口に入賞したことを
条件として図柄合わせ遊技等の特別遊技を行う特別図柄
表示装置や、特別遊技で大当りになると開く変動入賞装
置(アタッカー)などが設けられ、また、普図ゲート
(普通図柄ゲート)や、サイド入賞口やサイドランプな
ども設けられる。
【0003】また、パチンコ遊技機では、本体枠(機
枠、外枠)の一側方に回動可能に軸支された前面枠(内
枠)の裏面に、遊技盤を収納する遊技盤収納フレームを
取り付け、その遊技盤収納フレーム裏面に設けた裏機構
盤に各種制御装置を取り付けている。この制御装置は、
別個独立した状態でユニット化して取り付けられ、球セ
ンサを含む各種電気部品や他の制御装置と電気的に配線
接続される。そして、端部にコネクタを設けた配線ケー
ブルを使用して配線接続するなどの工夫がなされてい
る。しかし、パチンコ遊技機において裏機構に上記のよ
うな制御装置を配設するスペースには限りがあり、その
限られたスペース内に各種の制御装置を無駄無く配設さ
せるべきという要請がある。
【0004】一方、従来、パチンコ遊技機の入賞球を検
出する球センサは、前後方向つまりその長手方向が遊技
盤に対して垂直になる方向に向けて遊技盤に取り付ける
か、又は、遊技盤前面側から取り付ける入賞口部材自体
に球センサを備え付けておき、入賞口部材を遊技盤に取
り付けて配線を遊技盤裏面側に導出することで、取り付
けを行っている。このような取り付け構造においても、
球センサや入賞口部材の数が少ない場合には、それほど
球センサの取り付けスペースの確保や背後から延出され
るリード線の処理に大きな問題はなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年各
入賞口毎に入賞球を別個に検出するタイプのパチンコ遊
技機が提案されて来ており、大入賞口や普電入賞口等の
特別な入賞口のみならず一般入賞口にも球センサが取り
付けられることになる。そうすると、従来通りのセンサ
取付構造を採った場合、一般入賞口が大きくなってしま
うという問題がある。また、球センサからの配線を遊技
盤裏面側に導出するために、入賞口後部に配線導出空間
を形成しなければならないが、遊技盤の裏面は球流路が
入り組んでおり、配線導出空間を形成するのは困難な場
合が多い。
【0006】また、入賞球を検出する球センサを前後方
向に取り付けた場合、センサの後の部分が裏機構盤から
突出し、その上に、こぼれ球が当たったり載ってしま
い、センサの断線などの故障原因になるおそれがある。
更にまた、従来の球センサの取り付け構造は、爪を外し
て指で掴める部分が大きいので、取り付け易いと同時に
取り外し易い構造であった。このため、遊技盤の裏面側
から球センサの差し替えなどの不正(例えば、比較的入
賞しやすい7個賞球の入賞口用の球センサと、入りにく
い15個賞球の入賞口用の球センサを差し替えて、不正
に入賞球を獲得する方法)が行われるおそれがあった。
【0007】また、遊技機裏面側に各種制御装置(例え
ば、遊技、音、発射、排出、装飾ランプ、表示制御装
置)が複数取り付けられるため、前後方向のスペースを
確保しなければならない。また、遊技機は、予め定めら
れた間隔の遊技島に背中合わせで取り付けられるため、
前後方向のスペースも限られている。そこで、遊技機前
後方向のスペースを有効に活用できる遊技機が望まれて
いる。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記問題点を解
決し、入賞口部材にセンサを取り付けなくても良く、球
センサからの配線作業が容易で、遊技機の前後方向のス
ペースを有効に活用できる遊技機を提供しようとするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためなされたものであり、請求項1に記載のもの
は、遊技盤の遊技領域内に設けた入賞口に入賞した入賞
球を1個宛検出可能な検出手段を設けた遊技機におい
て、遊技盤裏面に、入賞口が受け入れた入賞球が流下可
能な遊技盤裏面構成部材を配設し、前記検出手段を、球
検出部及び配線導出部を一体に横に並設した薄型パッケ
ージ形状の近接スイッチからなる球センサにより構成
し、この球センサを、上記遊技盤裏面構成部材の内側に
形成した入賞球流下樋の所要部位に上記球検出部が臨む
状態で係止手段により係止したことを特徴とする遊技機
である。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記係止手段
が、球センサを収納する取付用凹部と、この取付用凹部
内に挿入される球センサを幅方向に把持する可撓性の把
持部材とを有し、前記取付用凹部が球センサを完全に収
納する深さを有し、前記把持部材の先端が前記取付用凹
部の開口より僅かに突出していることを特徴とするもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。図1は代表的な遊技機であるパチン
コ遊技機(以下、単にパチンコ機1という。)の背面
図、図2は遊技盤2の正面図、図3は遊技盤2の背面図
である。
【0012】パチンコ機1は、図1に示すように、前後
が開放した機枠5の前面開口部分に額縁状の前面枠6を
開閉可能に一側方に軸支して取り付け、この前面枠6の
裏面に、遊技盤2を収納する金属製の遊技盤収納フレー
ム3を取り付け、その遊技盤収納フレーム3の裏面に設
けた裏機構盤30に電源供給ユニット35及び各種制御
装置を取り付けている。また前面枠6の下部には、駆動
用モータ及び発射杵からなる発射装置36が設けられて
いる。なお、本実施形態におけるパチンコ機1は側方に
カードユニット4を並設している。
【0013】上記した遊技盤2には、図2に示すよう
に、前面にガイドレール等の区画部材16により区画さ
れたほぼ円形状の遊技領域17のほぼ中央に、始動口1
9に入賞したことを条件として図柄合わせ遊技等の特別
遊技を行う特図表示装置(特別図柄表示装置)18を配
設してあり、特図表示装置18の下方には始動口19
を、また始動口19の下方には特別遊技で大当りになる
と開く変動入賞装置(アタッカー)20をそれぞれ配設
してある。また、始動口19の左右両側には、それぞれ
普図ゲート(普通図柄ゲート)21,21を配設してあ
る。さらに、変動入賞装置20の両側に一般入賞口23
を設け、また、遊技領域17内の左右両端部分には、一
般入賞口としてのサイド入賞口28,28を設けてあ
る。この他に、遊技領域17内の左右両端部分にはサイ
ドランプ24,24を設けてある。
【0014】また、上記前面枠6の裏面側に取り付けた
裏機構盤30には、球貯留タンク31、球導出樋32、
球排出ユニット33などを取り付け、球貯留タンク31
から導出した遊技球が球導出樋32内で整列されながら
球排出ユニット33に流下案内され、貸し球や賞球とし
て排出された後、球流下路34を通って前面側の上皿や
下皿に排出されるように構成してある。
【0015】また、パチンコ機1の裏面には、電源供給
ユニット35や遊技制御装置40、表示制御装置(表示
制御基板)47、装飾制御装置41、音制御装置42、
排出制御装置43、発射制御装置44等に分けて設けら
れ、中継基盤や接続ケーブルを介して電気的に接続され
ている。このうち、表示制御装置47は上記特図表示装
置18の背面に表示制御基板として収納され、また装飾
制御装置41は上記特図表示装置18の背面に重ねた状
態で取り付けられている。
【0016】一方、図3に示すように、遊技盤2の背面
には、セーフ球を回収するための球寄せとして機能する
樹脂製の遊技盤裏面構成部材50を取り付けてある。こ
の遊技盤裏面構成部材50は、図4に示すように、上側
遊技盤裏面構成部材50Aと下側遊技盤裏面構成部材5
0Bとに分割されており、それぞれ、球詰まりが発生し
た際に内部が視認できるように、透明もしくは着色半透
明の合成樹脂から構成されている。
【0017】上側遊技盤裏面構成部材50Aの背面には
特図表示装置18が取り付けられ、上側遊技盤裏面構成
部材50Aの背面には、この特図表示装置18の後部ケ
ースを兼ねて透明(クリア)な樹脂から成型された第1
基板ボックス27が取り付けられている。即ち、上側遊
技盤裏面構成部材50Aに前後方向に貫通する開口部5
1を開設し、この開口部51の前方に液晶表示器を挿入
するようにして、開口部51内に特図表示装置18の後
部ケースである第1基板ボックス27を取り付ける。そ
して、この第1基板ボックス27の背面に、取付ベース
を介して装飾制御装置41の後部ケースである第2基板
ボックス52を取り付ける。
【0018】上記した下側遊技盤裏面構成部材50B
は、遊技盤裏面の少なくとも変動入賞装置20の背後部
分及びサイド入賞口28の背後部分を後方から覆って、
変動入賞装置20及び各サイド入賞口28が受け入れた
入賞球が流下可能に構成する部材である。
【0019】即ち、下側遊技盤裏面構成部材50Bの背
面には、図4及び図5に示すように、中央上部に始動口
19を構成する開閉式入賞具(いわゆる電動チューリッ
プ)のための収容部61が突出形成されると共に、この
始動口19からの入賞球を受けるための球流路62が片
側に斜め下方に向けて形成されている。その球出口、つ
まり特図始動口用球出口63は、下側遊技盤裏面構成部
材50Bの中央から片側にずれた所に配置され、且つ、
下端が開放されており、遊技盤収納フレーム3とその背
面側に位置する裏機構盤30との間隙に形成された下方
の誘導樋64(図1)に流下するように構成されてい
る。なお、誘導樋64は受けた入賞球を一列状態に集合
させて流下案内する。
【0020】また、下側遊技盤裏面構成部材50B内に
は、その両側に、上記サイド入賞口28の球出口65と
しての空間が区画形成されており、更に、この球出口6
5と上記誘導樋64との間において、当該サイド入賞口
28から流下する入賞球を変動入賞装置20の球出口部
22に対して遠ざかる方向に流下案内する球流下路67
が、球案内手段としての入賞球流下樋66により区画形
成されている。この球流下路67の下端の球出口、即ち
サイド入賞口球出口68も下方に開放されており、遊技
盤収納フレーム3とその背面側に位置する裏機構盤30
との間隙に形成され、前記誘導樋64(図1)に流下す
るようになっている。
【0021】上記始動口19には、これに入賞した入賞
球を1個宛検出可能な検出手段として薄型パッケージ形
状の近接スイッチからなる球センサ25(図3)が設け
られ、また、上記した各球流下路67にもサイド入賞口
28へ入賞した入賞球を各々1個宛検出可能な検出手段
として薄型パッケージ形状の近接スイッチからなる球セ
ンサ70(図5)が設けられる。
【0022】この球センサ70を取り付けるために、下
側遊技盤裏面構成部材50Bの両側には、上記サイド入
賞口28からの球流下路67の途中に、球流下路67を
横に交差する形態で、球センサ70を収納する取付用凹
部80が形成されている。この取付用凹部80は後述す
る把持部材87と共に、球センサ70を入賞球流下樋6
6の所要部位に係止する係止手段を構成する。
【0023】ここで、上記サイド入賞口28からの流下
球を検出する検出手段としての球センサ70及びその取
付形態について説明する。図7に示すように、球センサ
70は、入賞球の通過する球通過部71を有する頭部
(球検出部)70aと、通過球を検出する回路を内蔵し
リード線72が引き出された基体部(配線導出部)70
bとを一体に横に並設した薄型パッケージ形状の近接ス
イッチから成り、その両者の中間に位置ずれ防止用の係
止凹部70cを設けた構造を有する。
【0024】一方、上記球センサ70を収納する取付用
凹部80は、球センサ70を完全に収納する深さを有す
る横長な長方形の溝状に形成されている。即ち、図6か
ら図8に示すように、下側遊技盤裏面構成部材50Bの
背面板81側に設けた長方形の縁82aを有する開口8
2から、前面側85の底壁83まで延在する断面長方形
の凹部から成り、その取付用凹部80の底壁83には、
その取付用凹部80の下壁80b側に、上記球センサ7
0の係止凹部70cが嵌合しうる位置決め用突起84が
形成されている。
【0025】そして、取付用凹部80の上壁80aに
は、球センサ70を幅方向に把持する可撓性の把持部材
87が形成されている。この把持部材87は、背面板8
1に設けた切欠81a、及びこれに続けて上壁80aに
設けた切り込み86、並びに底壁83に設けた切欠83
aにより、前面側85から背面板81側に延出して上下
に撓むことが可能なプレートとして形成されている。ま
た、この把持部材87は、その前面側85側の基部87
aが、上壁80aの領域のうちで切り込み86を形成し
た後に残る中継部88により、上壁80aと連結されて
支持されており、更に、把持部材87の基部87aは、
球流下路67の側壁67aの領域のうち、背面板81側
から入れた切り込みの残余の中継部89により上記側壁
67aと連結されて支持されている。
【0026】更に、把持部材87の上記基部87aから
背面板81側に延出する長さは、その先端87bが背面
板81より若干突出するように設定され、その先端87
bの内側面には、球センサ70を挿入した際、その挿入
深さの位置決めと外れ防止作用をする係止爪87cが形
成されている。
【0027】球センサ70は、上記下側遊技盤裏面構成
部材50Bの内側に形成した入賞球流下樋66の所要部
位に、すなわち本実施形態では斜めの入賞球流下樋66
が下向きの球流下路67に屈曲した直後の部分に球検出
部70aが臨む状態で、係止手段である取付用凹部80
と把持部材87により係止されることで、遊技盤裏面構
成部材50に取り付けられる。この取付作業において、
下側遊技盤裏面構成部材50Bは透明な樹脂で構成され
ているが、取付け位置は、開口82の縁82aが、下側
遊技盤裏面構成部材50Bの背面板81より若干突出し
ているので、容易に判断することができる。また、把持
部材87の先端87bは内側に係止爪87cが来るよう
に斜めに形成されているので、容易に取付用凹部80内
に挿入することができる。
【0028】球センサ70を下側遊技盤裏面構成部材5
0Bに取り付けるには、その頭部70の球検出部70a
が外側に且つ基体部70bの配線導出部が内側に位置す
るように横に寝かせた状態で、球センサ70を上記取付
用凹部80内に、開口82の側から図7中の矢印方向に
押し込む。これにより把持部材87が外側に上側に押し
開かれて撓み、球センサ70が係止爪87cを乗り越え
ることで取付用凹部80内に正しく収納され、その時点
で把持部材87が弾性で復帰し、これにより取付用凹部
80内に球センサ70が外れない状態に上側からロック
される。球センサ70の長手方向の位置決めは、球セン
サ70の係止凹部70cが底壁83の位置決め用突起8
4に係合することで達成され、このとき球センサ70の
球通過部71が下側遊技盤裏面構成部材50Bの球流下
路67に正しく配置される。
【0029】球センサ70を取り付けた後の状態は、取
付用凹部80に球センサ70が完全に収納され、把持部
材87の先端87bだけが取付用凹部80の開口82よ
り僅かに突出した状態となる。したがって、一旦収納さ
れた球センサ70を摘んで取り出そうとした場合、把持
部材87の先端87bは指で触って拡開することはでき
ても、取付用凹部80外に球センサ70を掴む部分が突
出していないので、球センサ70を取り外し難い状態と
なっている。このため不正な球センサ70の差し替えが
防止される。
【0030】上側遊技盤裏面構成部材50Aの背面に
は、図3及び図4に示すように、その片側に、装飾用中
継基板48を取り付けるための取付部53が設けられて
いると共に、サイドランプ24から装飾用中継基板48
へと開口部51の周囲に引き回される配線29を集束す
るための集束片54が設けられている。また、下側遊技
盤裏面構成部材50Bの背面には、図3から図5に示す
ように、その片側に、遊技制御用中継基板73を取り付
けるための取付部55が設けられていると共に、変動入
賞装置用突出部56と収容部61との間の領域におい
て、球センサ70から遊技制御用中継基板73へと引き
回されるリード線(サイド入賞口用配線)72等を集束
するための集束片57が設けられている。
【0031】図5において、上記サイド入賞口28から
流下する入賞球は、外側に向けて斜め下方に傾斜した球
案内手段たる入賞球流下樋66により、変動入賞装置2
0の球出口部22(図3)に対して遠ざかる方向に流下
案内され、球センサ70で検知された後、サイド入賞口
球出口68から下方の誘導樋64に流下し、一列状態に
集合させられて更に下方へと流下案内される。即ち、こ
の球案内手段である入賞球流下樋66による球流下路6
7は、変動入賞装置20の背後部を横に迂回する形に構
成されているので、変動入賞装置20の後に流路を構成
する形態に較べ、遊技盤裏面の前後方向に占める幅が小
さくて済む。
【0032】更に、上記球センサ70は、その頭部70
aつまり球通過部(球検出部)71を球流下路67側と
し、基体部70bつまり配線導出部を中央向きに配設し
た横長の形態で、サイド入賞口28からの球流下路67
の途中に設けられる。そして、両球センサ70から延出
するリード線(サイド入賞口用配線)72は、上記遊技
盤裏面構成部材50の所要開口部、つまり取付用凹部8
0の開口82から背面側に導出させて遊技制御用中継基
板73へと引き回され、更に、この中継基板73を介し
て遊技制御装置40へと接続される。この配線におい
て、球センサ70は、その配線導出部(脚部70b)が
中央寄り、つまり内側になるように、センサ自体の向き
を定めているので、球センサ70を水平面内で遊技機2
の前後方向に長くなるように配設した場合に較べ、球セ
ンサ70から遊技制御用中継基板73までの配線距離が
短くなり、それだけコストを低減することができる。
【0033】なお、本発明は、パチンコ機1に限定され
るものではなく、例えば、雀球式遊技機、アレンジボー
ル式遊技機などでもよい。
【0034】さらに、前記した実施の形態は全ての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲
によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲
内での全ての変更が含まれるものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。請求項1に記載の発明によれ
ば、遊技盤裏面に、入賞口が受け入れた入賞球が流下可
能な遊技盤裏面構成部材を配設し、前記検出手段を、球
の通過する球検出部及び配線導出部を一体に横に並設し
た薄型パッケージ形状の近接スイッチから成る球センサ
により構成し、この球センサを、上記遊技盤裏面構成部
材内側に形成した入賞球流下樋の所要部位に上記球検出
部が臨む状態で係止手段により係止したので、入賞口部
材にセンサを取り付ける必要がなくなる。したがって、
遊技機裏面に配線導出空間を設けなくてもよい。このた
め、配線処理が容易になると共に、組み付け作業も容易
になる。この様に、組み付け作業も容易になるのは、遊
技盤裏面構成部材に直接球センサを取り付けており、そ
こで配線処理を行うことが可能となっているため、各入
賞部材毎への球センサの取り付け作業や、そこからの配
線処理作業が必要なくなるためである。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、係止手段
が、球センサを収納する取付用凹部と、この取付用凹部
内に挿入される球センサを幅方向に把持する可撓性の把
持部材とを有し、取付用凹部が球センサを丁度収納する
深さを有し、前記把持部材の先端が前記取付用凹部の開
口より僅かに突出している構成としたものであり、球セ
ンサは取付用凹部に収納されている。従って、一旦収納
された球センサを摘んで取り出そうとした場合、把持部
材の先端は指で触って拡開することはできても、取付用
凹部外に球センサを掴む部分が突出していない。したが
って、球センサを取り外しにくいので、不正な球センサ
の差し替えを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の背面図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】遊技盤の背面図である。
【図4】遊技盤裏面構成部材を示す背面図である。
【図5】下側遊技盤裏面構成部材を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態における検出手段とその取
付用凹部を示す縦断面図である。
【図7】本発明の一実施形態における検出手段とその取
付用凹部を示す横断面図である。
【図8】本発明の一実施形態における検出手段の取付用
凹部を示す正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 遊技盤 3 遊技盤収納フレーム 4 カードユニット 5 機枠 6 前面枠 16 区画部材 17 遊技領域 18 特図表示装置(特別図柄表示装置) 19 始動口 20 変動入賞装置 21 普図ゲート 22 球出口部 23 一般入賞口 24 サイドランプ 25 球センサ 27 第1基板ボックス 28 サイド入賞口 29 配線 30 裏機構盤 31 球貯留タンク 32 球導出樋 33 球排出ユニット 34 球流下路 35 電源供給ユニット 36 発射装置 40 遊技制御装置 41 装飾制御装置 42 音制御装置 43 排出制御装置 44 発射制御装置 45 特図始動記憶表示器 47 表示制御装置(表示制御基板) 48 装飾用中継基板 50 遊技盤裏面構成部材(球寄せ) 50A 上側遊技盤裏面構成部材 50B 下側遊技盤裏面構成部材 51 開口部 52 第2基板ボックス 53 取付部 54 集束片 55 取付部 56 変動入賞装置用突出部 57 集束片 61 収容部 62 球流路 63 特図始動口用球出口 64 誘導樋 65 球出口 66 入賞球流下樋 67 球流下路 67a 側壁 68 サイド入賞口球出口 70 球センサ 70a 頭部(球検出部) 70b 基体部(配線導出部) 70c 係止凹部 71 球通過部 72 リード線 73 遊技制御用中継基板 80 取付用凹部(係止手段) 80a 上壁 80b 下壁 81 背面板 81a 切欠 82 開口 82a 縁 83 底壁 83a 切欠 84 位置決め用突起 85 前面側 86 切り込み 86a 中継部 87 把持部材(係止手段) 87a 基部 87b 先端 87c 係止爪 88、89 中継部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の遊技領域内に設けた入賞口に入
    賞した入賞球を1個宛検出可能な検出手段を設けた遊技
    機において、 遊技盤裏面に、入賞口が受け入れた入賞球が流下可能な
    遊技盤裏面構成部材を配設し、 前記検出手段を、球検出部及び配線導出部を一体に横に
    並設した薄型パッケージ形状の近接スイッチからなる球
    センサにより構成し、 この球センサを、上記遊技盤裏面構成部材の内側に形成
    した入賞球流下樋の所要部位に上記球検出部が臨む状態
    で係止手段により係止したことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記係止手段が、球センサを収納する取
    付用凹部と、この取付用凹部内に挿入される球センサを
    幅方向に把持する可撓性の把持部材とを有し、 前記取付用凹部が球センサを丁度収納する深さを有し、
    前記把持部材の先端が前記取付用凹部の開口より僅かに
    突出していることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
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