JP3795928B2 - 弾球遊技機の入賞装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機の入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の弾球遊技機において、遊技盤に装着する入賞装置として、従来、内部に複数個の通路を有する開口部の前面側に開閉板を設け、この開閉板をソレノイド等の開閉駆動手段により開閉するように構成し、所定の条件を満足した時に開閉駆動手段が作動して開閉板が開放し、上方から落下する遊技球を開閉板により開口部内の各通路に案内するようにしたものがある。
【0003】
この種の入賞装置は、複数個の通路の内、ある特定の通路を通過する遊技球を検出する検出スイッチを設け、開閉板が1回開閉動作する間に、検出スイッチが遊技球を1個検出すれば、それによって他の異なる入賞装置等を作動させるような態様で使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の開閉板は板状であって、上方から落下する遊技球をその落下位置及び方向等に応じて単に開口部内の各通路側に案内するだけであるため、開閉板が1回開閉動作する間に、場合によっては特定の通路を多数個の遊技球が通過し、検出スイッチがその都度遊技球を検出することになる。
【0005】
従って、開閉板が1回開閉動作する間に、検出スイッチが最大1回のみ遊技球を検出する必要がある場合には、検出スイッチが最初の遊技球を検出した時の信号のみを記憶しておき、その後の信号はキャンセルする必要がある。
【0006】
また開閉板を経て開口部内に入った遊技球は、全て何れかの通路を通って通過して行くので、遊技者にとっては、特定の通路に遊技球が入ったか否か判断し難い。
このため、特定の通路に遊技球が入れば、別の入賞装置が作動して新たな利益状態になることが判っていても、ゲーム中にそれを確実に判断し難く、場合によっては、次に大きな利益状態が得られるにも拘らず、途中でゲームを断念するようなことがある。
【0007】
また開口部の内部に複数の通路を設け、この開口部の開閉板を開閉操作するための開閉駆動手段を入賞装置に一体的に設けようとすれば、入賞装置が必然的に大きくなる。従って、遊技盤に入賞装置を取り付けるためのスペースを広く確保できない場合には、遊技盤への入賞装置の取り付けが困難であった。
【0008】
本発明は、このような従来の課題に鑑み、開閉板の1回の開閉動作に対して特定の通路を通る遊技球の最大個数を制限でき、しかも特定の通路に遊技球が入ったか否かを遊技者が目視によって判断できると共に、コンパクト化を図り得る入賞装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内部が複数個の通路43に区画された開口部32と、横方向の枢軸64廻りに前記開口部32を開閉しかつ開状態のときに上方から落下する遊技球B を前記開口部32内に案内する開閉板29と、この開閉板29を開閉操作する開閉駆動手段56と、複数個の通路43の内、特定の通路43a を通過する遊技球B を検出する検出スイッチ18とを備えた弾球遊技機の入賞装置において、前記開閉駆動手段56をその可動鉄心58を前後方向に向けた状態で前記開閉板29の後方に配置し、前記開閉駆動手段56と前記開閉板29とを連動させる連動部材57を前記開閉駆動手段56に沿って前後方向に摺動自在に設け、該連動部材 57 の前端部に、前記開閉板 29 の左右の被係合部 71 に係合し該連動部材 57 の前後移動に連動して前記開閉板 29 を開閉する左右一対の係合アーム 62 を設け、該係合アーム 62 は、前記連動部材 57 の前端両側から左右に突出し、更にその先端が前方に突出して、その先端に前記被係合部 71 に係合する係合部 63 を備え、開閉板29が開状態のときに遊技球B を受けて停留させかつ開閉板29の閉時に該遊技球B を前記特定の通路43a 側へと案内する停留部67を前記特定の通路43a に対応して開閉板29に設け、連動部材57が前方へ移動したときに遊技球B の前記特定の通路43a への進入を阻止する阻止部73を連動部材57に設けたものである。
【0013】
【作用】
請求項1に記載の本発明では、開閉板29が開いて開口部32が開放すると、上方から落下する遊技球B が開閉板29により案内されて開口部32内に入り、その内部の複数個の通路43を経て下方に落下する。この時、特定の通路43aに入ろうとする遊技球B があれば、停留部67がその遊技球B を受けて停留させる。このため、遊技者は停留部67の遊技球B を見れば、特定の通路43aに入る遊技球B があることを目視により確認することができる。
【0014】
また遊技球B は一旦停留部67に停留されるため、開閉板29が開いても、直ちに遊技球B が特定の通路43aに入ることはなく、また後続の遊技球B があっても、それらは他の通路43を経て下方に落下する。そして、その遊技球B は開閉板29が閉じると、特定の通路43aを経て落下し、検出スイッチ18が検出する。このため、開閉板29が1回開閉動作する間に、特定の通路43aを通過して検出スイッチ18により検出される遊技球B の最大数を一定数に確実に制限できる。
【0015】
更に、開口部32の後方に開閉駆動手段56を設け、この開閉駆動手段56と開閉板29とを連動させる連動部材57を前後方向に設けているため、入賞装置15を上下方向及び左右方向に対してコンパクトに構成することができ、遊技盤4 の前側から入賞装置15を容易に装着することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
図1乃至図7は本発明をパチンコ機に採用した場合の実施例を例示する。図7はパチンコ機の全体を示し、図7において、1 は前面枠で、機枠の前面側に開閉自在に枢着されている。前面枠1 にはガラス扉2 及び前面板3 が装着され、またその後側に遊技盤4 が着脱自在に装着されている。
【0020】
遊技盤4 の前面には、発射された遊技球を案内するガイドレール5 が設けられると共に、障害釘の他、入賞口6,7,8,9,10、始動口11,12 、図柄表示装置13、始動ゲート14、入賞装置15、特別入球装置16、アウト口17、及び各種の表示ランプが夫々設けられている。
【0021】
図柄表示装置13は3個の図柄表示部を有し、その各図柄表示部は10種類の異なる図柄、例えば0〜9までの数字図柄をセグメント表示するようになっている。始動ゲ−ト14は図柄表示装置13の変動開始用であって、図柄表示装置13の下方近傍に配置されている。入賞装置15は所謂当たり用であって、図柄表示装置13の各図柄表示部の変動後における停止図柄が、予め設定された当たり図柄を表示する時に、所定時間だけ開状態に作動するようになっている。
【0022】
特別入球装置16は所謂大当たり用であって、図6に示すように、入賞装置15内に設けられた検出スイッチ18が遊技球B を検出した時に、始動口11,12 の何れかに既に遊技球B が入っていれば所定時間だけ開くようになっている。
【0023】
前面板3 には上皿19が装着され、この上皿19の前縁部に、球抜きレバー20が設けられている。前面枠1 の下部には下皿21と発射装置22用の操作ハンドル23とが設けられ、この操作ハンドル23を操作すれば、上皿19から遊技球が1個づつ発射部に供給され、その遊技球を発射モーターの作動によりガイドレール5 に沿って発射するようになっている。
【0024】
入賞装置15は、図1〜図6に示すように、フロント板26、下部カバー27、後部カバー28及び開閉板29から構成され、入賞装置15の後部を遊技盤4 のルーター孔30に挿入した状態で、フロント板26を介して遊技盤4 にねじ31により取り付けられている。
【0025】
フロント板26には、上部に矩形状の開口部32が設けられ、また後面に、開口部32に対応して上壁33と左右の上部側壁34とから成る下方が開口したコ字状の上部周壁35が後方へ突設されている。各上部側壁34の下側には第1取付ボス36と、中間に凹部を有する枢支リブ37と、第1取付ボス36よりも低い第2取付ボス38とがこの順に突設されている。
【0026】
下部カバー27は底壁39と左右の下部側壁40とから成る上方が開口したコ字状の下部周壁41を有し、この下部周壁41とフロント板26の上部周壁35とによりフロント板26の後側に矩形状筒部を構成し、この筒部内に通路43が形成されている。
【0027】
底壁39の後端には下方に突出する後壁44が形成され、この後壁44の中央部には左右に間隔をあけて後方へ突出する一対のスイッチ取付部45が形成されている。底壁39及び各スイッチ取付部45の上部には、前後方向に特定通路43aを形成するリブ46が突設され、またスイッチ取付部45には、特定通路43aを通過した遊技球Bを検出するように、孔付きの検出スイッチ18が着脱自在に後方から装着されている。
【0028】
また下部側壁40には、図3に示すように、第2取付ボス38が挿入される溝47が形成されると共に、この溝47の後側に筒状のネジ孔48が形成され、第1取付ボス36と第2取付ボス38との間に下部側壁40を挿入した状態でネジ孔48を介して下部カバー27がフロント板26に皿ネジ49により取り付けられている。
【0029】
後部カバー28は前後が開口した矩形枠部50と、この矩形枠部50の前端両側に形成された取付板51とを備え、この取付板51が左右の通路43の後方を閉塞するように第1取付ボス36にネジ52により取り付けられている。
矩形枠部50の下側には、特定通路43a内に突出するガイド板53が形成され、遊技球B を検出スイッチ18の孔の方向へ案内している。また矩形枠部50の両側の下方には凸壁部54が設けられ、この凸壁部54内が開口部32に連通する球落下通路55となっている。
【0030】
矩形枠部50の内側には、ソレノイド (開閉駆動手段)56 と連動部材57とが前後方向に配置され、ソレノイド56の可動鉄心58に固定された連動部材57が前後方向に移動自在とされている。ソレノイド56は矩形枠部50の側壁に両側からネジ59により取り付けられ、また可動鉄心58はバネ60により後方に付勢されている。
【0031】
連動部材57は両端が可動鉄心58に固定された取付ベース61と、この取付ベース61の前端両側から左右に突出し更にその先端が前方に突出した左右一対の係合アーム62とを備えている。そして、各係合アーム62の前端部は下方に突出し、その先端には後下方へ傾斜した係合部63が設けられ、通路43内で係合部63が前後移動するようになっている。
開閉板29は開口部32を開閉し、かつ開状態の時に上方から落下する遊技球B を開口部32内に案内するためのものであって、閉位置と開位置との間で前後方向に回動するように下端部の各枢軸64が枢支リブ37の凹部と下部側壁40との間で枢支されている。
【0032】
開閉板29には、左右両端に側部リブ65が、中間部分に側部リブ65よりも若干低い中間リブ66が夫々設けられ、これらのリブ65,66 により開閉板29が補強されている。また開閉板29の中央には、この開閉板29が開状態の時に、開口部32内の特定通路43aに入ろうとする遊技球B を受けて停留させ、かつ閉時に遊技球B を特定通路43a側へと案内する停留部67が一体に設けられている。
【0033】
停留部67は遊技球B が1個収まる程度に左右に間隔をあけて突設された側板68と、この各側板68を連結する連結板69と、この連結板69の中央部分で遊技球B を支持する支持リブ70とを有し、開閉板29が閉塞する時に、通路43内で遊技球B が落下して特定通路43aに入るように連結板69の後端が円弧状に短く形成されている。
【0034】
開閉板29の側部リブ65の後端には、側面視U字状で上方開放の被係合部71が設けられ、連動部材57が前方へ移動する時に、係合部63が被係合部71に後方から当接して開閉板29を開状態とし、また連動部材57が後方へ移動する時に、被係合部71を引っ掛けて開閉板29を閉状態とするように、係合部63と被係合部71とが係合している。従って、連動部材57の前後移動により開閉板29が容易に開閉する。
【0035】
なお、フロント板26の上壁33には開閉板29の側板68に対向するように左右に間隔をあけて当接リブ72が下方に突設され、開閉板29が閉状態の時に、開閉板29の後面が当接するようになっている。
また取付ベース61の前端には、前方に突出する阻止部73が設けられ、連動部材57が前方へ移動した時に、停留部67の後方に位置し、遊技球B が特定通路43a 側へ進入するのを阻止している。
【0036】
次に、上記構成における動作を説明する。
通常時にはソレノイド56が消磁状態にあり、連動部材57がバネ60により後方に付勢されているので、連動部材57が後方位置にある。このため、開閉板29は、図6に示すように、枢軸64から上方に起立した閉位置にあり、開口部32を前面側から閉じている。従って、上方から落下する遊技球B は開閉板29の前側を通過して下方に落下する。
【0037】
遊技球B が始動ゲ−ト14に入ると、図柄表示装置13の各図柄表示部の図柄が一定時間だけ変動する。そして、図柄表示装置13の各図柄表示部の停止図柄が当たり図柄になると、入賞装置15のソレノイド56が励磁し、その可動鉄心58がバネ60に抗して前方へ移動する。
【0038】
これによって連動部材57が前方へ移動し、その係合アーム62前端の係合部63が開閉板29を前方へ押動するので、開閉板29は図1に示すように、枢軸64廻りに開位置まで回動する。この時、開閉板29は開口部32の下端縁に当接して規制されている。
【0039】
開閉板29が開位置まで回動すると、上方から落下する遊技球B は、開閉板29に当たった後、この開閉板29により開口部32側に案内されるため、開口部32側へと入って行く。
この時、開閉板29の中央部に落下する遊技球B があれば、その最初の遊技球B は開閉板29に当たった後、図1に示す如く停留部67によって受け止められて停留する。
【0040】
従って、開閉板29が開いても、遊技球B が直ちに特定通路43aに入ることはなく、また停留部67に遊技球B が停留状態にあることを遊技者は目視により確認できる。
また遊技球B が停留部67に停留する時、停留部67の後方には阻止部73が位置しているため、停留部67を乗り越えて遊技球B が特定通路43a側に進入することはない。
開閉板29の左右両側に落下した遊技球B は、開閉板29に当たって開口部32側に案内された後、左右両側の通路43を経て後部カバー28の球落下通路55に入り、下方に落下し回収されて行く。
【0041】
また停留部67に遊技球B が1個停留すれば、その後に開閉板29の中央部側に落下する後続の遊技球B は、停留部67に停留状態にある遊技球B 、或いは開閉板29等に当たった後、停留部67の両側に振り分けられ、開口部32の両側の通路43を経て球落下通路55へと移動する。
【0042】
開閉板29が開いて所定時間経過すると、ソレノイド56が消磁し、バネ60によって可動鉄心58、連動部材57が後方へ移動するため、図6に示すように、開閉板29が閉位置まで枢軸64廻りに回動し、開口部32を閉じる。そして、停留部67に停留されていた遊技球B が下方へ落下し、特定通路43aを経て検出スイッチ18側へと移動し、検出スイッチ18の孔から下方へと落下するので、検出スイッチ18が遊技球B を検出する。
検出スイッチ18が遊技球B を検出した時、既に始動口11,12 の何れかに遊技球B が入っていれば、次に特別入球装置16が作動する。
【0043】
上記構成によれば、可動鉄心 58 を前後方向に向けた状態で開口部32の後方にソレノイド56を設け、このソレノイド56と開閉板29とを連動させる連動部材57をソレノイド 56 に沿って前後方向に摺動自在に設けているため、入賞装置の主要構成部分である開閉板 29 、ソレノイド 56 、及び連動部材 57 が略前後方向に沿って配置され、またそれらの連動動作についても前後方向への移動のみとなり、入賞装置15を上下方向及び左右方向に対してコンパクトに構成することができ、遊技盤4 の前側から入賞装置15を装着することができる。
【0044】
また、連動部材57を前後方向に摺動自在に設け、この連動部材57が前方へ移動した時に、停留部67の後方に位置して遊技球B の特定の通路43a への進入を阻止する阻止部73を連動部材57に設けているため、停留部67を小さくでき、しかも、開閉板29を閉状態とした時、阻止部73が後方へ移動するので、開閉板29の後面の近傍で遊技球B を下方へ落下させることができ、通路43の奥行きを多くとる必要がなく、入賞装置15の前後方向の長さを短くすることができる。
また、阻止部73を連動部材57に設けているため、この阻止部73も開閉板29、ソレノイド56、及び連動部材57の前後方向の配置から外れることはなく、またその動作方向も連動部材57と同じ前後方向となり、入賞装置15のコンパクト化を阻害することなく、極めて簡単な構造で阻止部73を駆動することができる。
更に、連動部材 57 の前端部に設けた係合アーム 62 は、連動部材 57 の前端両側から左右に突出し、更にその先端が前方に突出して、その先端に開閉板 29 側の被係合部 71 に係合する係合部 63 を備えているため、上述したような入賞装置 15 の上下方向、前後方向の小型化を図りつつ、開閉板 29 の後側に停留部 67 、阻止部 73 、及び通路 43 のための十分な空間を確保することができ、入賞球の進路が連動部材 57 等により阻害されることを防止できる。
【0045】
なお、本実施例では、パチンコ機の入賞装置15として例示したが、本発明は、パチンコ機用に限定されるものではなく、アレンジボール機等における各種の入賞装置においても同様に実施できることは言うまでもない。
また停留部67は遊技球B を2個若しくはそれ以上の一定数停留させるようにしても良く、その個数は実施例の1個に限定されるものではない。更に停留部67は、遊技球B を停留できる構造であれば、本実施例に限定されるものではない。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、内部が複数個の通路43に区画された開口部32と、横方向の枢軸64廻りに開口部32を開閉しかつ開状態のときに上方から落下する遊技球B を該開口部32内に案内する開閉板29と、この開閉板29を開閉操作する開閉駆動手段56と、複数個の通路43の内、特定の通路43a を通過する遊技球B を検出する検出スイッチ18とを備えた弾球遊技機の入賞装置において、開閉駆動手段56をその可動鉄心58を前後方向に向けた状態で開閉板29の後方に配置し、開閉駆動手段56と開閉板29とを連動させる連動部材57を開閉駆動手段56に沿って前後方向に摺動自在に設け、該連動部材 57 の前端部に、開閉板 29 の左右の被係合部 71 に係合し該連動部材 57 の前後移動に連動して開閉板 29 を開閉する左右一対の係合アーム 62 を設け、該係合アーム 62 は、連動部材 57 の前端両側から左右に突出し、更にその先端が前方に突出して、その先端に被係合部 71 に係合する係合部 63 を備え、開閉板29が開状態のときに遊技球B を受けて停留させかつ開閉板29の閉時に該遊技球B を特定の通路43a 側へと案内する停留部67を特定の通路43a に対応して開閉板29に設け、連動部材57が前方へ移動したときに遊技球B の特定の通路43a への進入を阻止する阻止部73を連動部材57に設けているので、開閉板29の1回の開閉動作に対して特定の通路43a を通る遊技球の最大個数を制限でき、しかも特定の通路43a に遊技球B が入ったか否かを遊技者が目視によって判断できると共に、入賞装置の主要構成部分である開閉板29、開閉駆動手段56、及び連動部材57が略前後方向に沿って配置され、またそれらの連動動作についても前後方向への移動のみとなり、全体をコンパクトに構成することができ、更に開閉板 29 の後側に停留部 67 、阻止部 73 、及び通路 43 のための十分な空間を確保することができる。
【0047】
また連動部材57が前方へ移動したときに遊技球B の特定の通路43a への進入を阻止する阻止部73を連動部材57に設けているため、この阻止部 73 も開閉板 29 、開閉駆動手段 56 、及び連動部材 57 の前後方向の配置から外れることはなく、またその動作方向も連動部材 57 と同じ前後方向となり、コンパクト化を阻害することなく、極めて簡単な構造で阻止部 73 を駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す入賞装置の縦断面図(a)と平断面図(b) である。
【図2】本発明の実施例を示す入賞装置の正面図である。
【図3】本発明の実施例を示す入賞装置の側面図である。
【図4】本発明の実施例を示す入賞装置の一部省略平面図である。
【図5】図1(b)のA−A線断面図である。
【図6】本発明の実施例を示す入賞装置の閉状態の側面断面図である。
【図7】本発明の実施例を示すパチンコ機の正面図である。
【符号の説明】
18 検出スイッチ
29 開閉板
32 開口部
43 通路
43a 特定通路
56 ソレノイド(開閉駆動手段)
57 連動部材
67 停留部
B 遊技球

Claims (2)

  1. 内部が複数個の通路(43)に区画された開口部(32)と、横方向の枢軸(64)廻りに前記開口部(32)を開閉しかつ開状態のときに上方から落下する遊技球(B) を前記開口部(32)内に案内する開閉板(29)と、この開閉板(29)を開閉操作する開閉駆動手段(56)と、複数個の通路(43)の内、特定の通路(43a) を通過する遊技球(B) を検出する検出スイッチ(18)とを備えた弾球遊技機の入賞装置において、前記開閉駆動手段(56)をその可動鉄心(58)を前後方向に向けた状態で前記開閉板(29)の後方に配置し、前記開閉駆動手段(56)と前記開閉板(29)とを連動させる連動部材(57)を前記開閉駆動手段(56)に沿って前後方向に摺動自在に設け、該連動部材 (57) の前端部に、前記開閉板 (29) の左右の被係合部 (71) に係合し該連動部材 (57) の前後移動に連動して前記開閉板 (29) を開閉する左右一対の係合アーム (62) を設け、該係合アーム (62) は、前記連動部材 (57) の前端両側から左右に突出し、更にその先端が前方に突出して、その先端に前記被係合部 (71) に係合する係合部 (63) を備え、開閉板(29)が開状態のときに遊技球(B) を受けて停留させかつ開閉板(29)の閉時に該遊技球(B) を前記特定の通路(43a) 側へと案内する停留部(67)を前記特定の通路(43a) に対応して開閉板(29)に設け、連動部材(57)が前方へ移動したときに遊技球(B) の前記特定の通路(43a) への進入を阻止する阻止部(73)を連動部材(57)に設けたことを特徴とする弾球遊技機の入賞装置。
  2. 開閉駆動手段にソレノイド (56) を採用し、消磁状態のときに、可動鉄心 (58) を後方へ付勢するバネ (60) を装着していることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機の入賞装置。
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