JP2729591B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2729591B2
JP2729591B2 JP15874395A JP15874395A JP2729591B2 JP 2729591 B2 JP2729591 B2 JP 2729591B2 JP 15874395 A JP15874395 A JP 15874395A JP 15874395 A JP15874395 A JP 15874395A JP 2729591 B2 JP2729591 B2 JP 2729591B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雀球機、アレンジボー
ル機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】雀球機、アレンジボール機等の弾球遊技
機は、遊技盤の前方に突出し且つ横一列状に配列された
複数個の下部入球口と、この各下部入球口から遊技盤の
裏面側に通過した遊技球を下方に落下させる複数個の落
下通路と、この各落下通路内に設けられ且つ該落下通路
内を落下する遊技球を検出する複数個の入球検出スイッ
チと、複数個の落下通路を後側から覆うように遊技盤に
装着され且つ各落下通路内の遊技球を集めて下方に回収
する集球ケースとを有する下部入球装置を備え、横一列
状に配列された複数個の下部入球口がガイドレール内の
下部に位置するように、この下部入球装置を遊技盤の下
部側に裏面側から装着している。
【0003】そして、雀球機の場合には、ゲームに際し
て、所定数(例えば14個)の遊技球をガイドレールに
沿って遊技盤の上部側に発射して、その遊技球を下部入
球装置の下部入球口の何れかに入球させると、各下部入
球口に対応する入球検出スイッチが遊技球を検出して、
その下部入球口に対応する牌図柄を画像表示装置の画像
表示部に表示させて、麻雀ルールに従ってゲームを進め
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の雀球機では、
下部入球装置の下部入球口の数が増えれば、それに応じ
て牌の種類数が多くなるので、多数の牌を組み合わせた
ゲーム構成を採用することができる。しかし、下部入球
装置の下部入球口の数を増やすにも自ずと限度がある。
即ち、下部入球装置の下部入球口は横一列状に配列され
ているので、下部入球口の数を増やすためには、下部入
球口の位置を上側に大きく持ち上げる必要がある。
【0005】一方、下部入球口の位置が上がれば、その
上側のスペースが少なくなり、本来、下部入球装置の上
側で遊技盤に装着する画像表示装置、その他の遊技部品
の配置が困難になると共に、障害釘の配列に無理が生じ
て、遊技球が障害釘に衝突しながら落下する時の動きが
単調になる等の問題が発生する。
【0006】従って、下部入球口の位置を一定高さ以下
に抑えて、下部入球装置から上側のスペースを十分に確
保するためには、下部入球装置の下部入球口の数を16
個程度にせざるを得ない。本発明は、かかる従来の課題
に鑑み、下部入球装置の下部入球口の位置を一定高さ以
下に抑えて、下部入球装置から上側のスペースを十分に
確保しながらも、入球口の数を実質的に増やすことがで
き、興趣に溢れたゲーム構成を容易に採用できる弾球遊
技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ガイドレール12内の下部で遊技盤9 に下部入球装置
17を設け、この下部入球装置17は、遊技盤9 の前方に突
出し且つ横一列状に配列された複数個の下部入球口40
と、この各下部入球口40から遊技盤9 の裏面側に通過し
た遊技球を下方に落下させる複数個の落下通路41と、こ
の各落下通路41内に設けられ且つ該落下通路41内を落下
する遊技球を検出する複数個の下部入球検出スイッチ42
と、複数個の落下通路41を後側から覆うように遊技盤9
に装着され且つ各落下通路41内の遊技球を集めて下方に
回収する集球ケース43とを備えた弾球遊技機において、
下部入球装置17の上側で遊技盤9 に上部入球口14〜16を
配置し、集球ケース43の側壁51,52 と落下通路41群との
間に球通路57,58 を設け、上部入球口14〜16から遊技盤
9 の裏面側に通過した遊技球を集球ケース43の球通路5
7,58 に案内する各案内通路59〜61を設け、上部入球口1
4〜16に入球した遊技球を検出する上部入球検出スイッ
チ63〜65を設けたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、上部入球口14〜16を複数個配置する
と共に、集球ケース43内で落下通路41群の左右両側に球
通路57,58 を設け、各上部入球口14〜16の遊技球を各球
通路57,58 に案内するように球集合板24に案内通路59〜
61を形成したものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、球集合板24の下部に、球通路
57に対応する合流通路62を設け、複数個の上部入球口1
4,15に連通する案内通路59,60 の下部を合流通路62に接
続し、この合流通路62よりも上部入球口14,15 側に上部
入球検出スイッチ63,64 を設けたものである。
【0010】
【作用】上部入球口14〜16に遊技球が入球すると、その
遊技球は遊技盤9 の後側に通過し球集合板24の案内通路
59〜61、合流通路62を経て集球ケース43の球通路57,58
へと落下する。そして、この遊技球を上部入球検出スイ
ッチ63〜65が検出する。案内通路59〜61、合流通路62か
ら落下する遊技球は、球通路57,58 を経て集球ケース43
内に落下して回収される。
【0011】下部入球装置17の下部入球口40の他に、そ
の上方に上部入球口14〜16を設けることによって、入球
口の数を実質的に増やすことができる。従って、下部入
球装置17の下部入球口40の高さを低く抑えつつも、下部
入球口40の上側に十分なスペースを確保できる。
【0012】特に、上部入球口14〜16に入球した遊技球
を球集合板24の案内通路59〜61、合流通路62を経て集球
ケース43内の球通路57,58 に案内する一方、各上部入球
口14〜16に入球した遊技球を検出する上部入球検出スイ
ッチ63〜65を設けているので、この上部入球口14〜16に
入球する遊技球の検出後の処理も、下部入球装置17の下
部入球口40に入球した遊技球の検出後の処理と同様に行
うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1はカード式雀球機の正面図、図2は雀球機の
背面図を示す。図1において、1 は雀球機本体で、矩形
枠状の外枠2 と、この外枠2 の前面に縦軸廻りに開閉自
在に枢着された前枠4 とによって構成されている。この
雀球機本体1 は、カード式自動球貸し機5 と共に左右に
並べた状態で島構造体に装着されている。前枠4 には窓
孔6 と、この窓孔6 に上下に配置され且つ開閉自在に枢
支されたガラス扉7 及び前面板8 を備え、窓孔6 に対応
して前枠4 の後側に遊技盤9 が着脱自在に装着されてい
る。
【0014】なお、自動球貸し機5 は、プリペイドカー
ドを挿脱自在に挿入するカード挿入口10を備え、そのカ
ード挿入口10にプリペイドカードを挿入した時にカード
挿入表示灯11が点灯するようになっている。遊技盤9 の
前面には、発射された遊技球を案内するガイドレール12
が設けられると共に、このガイドレール12内に画像表示
装置13、上部入球口14〜16、下部入球装置17及び下部カ
バー18が配置されている。
【0015】前面板8 には上皿19が設けられ、この上皿
19の上縁部に、自動球貸し機5 用の球貸し操作部20が設
けられている。前枠4 の下部には下皿21と発射装置22用
の発射ハンドル23が夫々設けられている。
【0016】遊技盤9 の裏面には、図2乃至図5に示す
ように、各上部入球口14〜16からの遊技球を下部入球装
置17に案内する球集合板24が装着されると共に、この球
集合板24、画像表示装置13、下部入球装置17等を後側か
ら覆う裏カバー25とが装着されている。
【0017】図2において、26は発射装置22の発射モー
ターで、遊技者が発射ハンドル23を操作した時に、発射
制御基板からの制御により作動して打撃槌を駆動し、1
ゲームに付き14個の遊技球をガイドレール12に沿って
発射するようになっている。27は裏機構板で、前枠4 側
に装着された遊技盤9 を後側から押さえて固定するため
のものであり、前枠4 の後側に縦軸廻りに開閉自在に枢
支され、且つ遊技盤9 を押さえ付けた閉状態でロックレ
バーにより前枠4 側にロックするようになっている。
【0018】裏機構板27には、遊技盤9 の裏カバー25に
対応する位置に開口窓28が形成され、裏機構板27で遊技
盤9 を固定した時に、この開口窓28から裏カバー25が後
方に突出するようになっている。29は賞球を貯留する賞
球タンクで、裏カバー25の上側で裏機構板27の後側に装
着されている。30は賞球払い出し装置で、払い出しモー
ター31を備え、裏カバー25の側方で裏機構板27に装着さ
れており、賞球タンク29から供給される賞球を所要数づ
つ上皿19へと払い出すように構成されている。
【0019】32は通路ユニットで、下部入球装置17及び
賞球払い出し装置30の下側で裏機構板27に装着されてい
る。通路ユニット32には、賞球払い出し装置30から払い
出された遊技球を上皿19に案内する球払い出し通路と、
上皿19の満杯時に賞球払い出し装置30からの遊技球を下
皿21に溢流させる溢流通路と、下部入球装置17からの遊
技球を島側に回収する回収通路とを備えている。
【0020】33は裏カバー25の下部に装着された遊技制
御装置で、ゲーム時に遊技盤9 側の遊技動作を制御する
ためのものである。34は払い出し制御装置で、賞球払い
出し装置30の払い出し動作を制御するためのものであ
る。35は球貸し制御装置で、自動球貸し機5 を使用する
時に、球貸し操作部20からの指令に応じて賞球払い出し
装置30を作動させ、貸し球を上皿19に払い出させるため
のものである。
【0021】画像表示装置13は、図3乃至図5に示すよ
うに、遊技盤9 に装着された表示窓36と、この表示窓36
に対応して遊技盤9 の裏側に配置された液晶型の画像表
示部37と、この画像表示部37を前側から覆い且つ画像表
示部37の画像を透視可能な保護板38とを備えている。
【0022】表示窓36の上部側には、遊技盤9 の上部側
から落下する遊技球を左右に案内するように廂部39が設
けられている。画像表示部37は駆動基板40と共にケース
41内に組み込まれている。駆動基板40には、上部入球口
14〜16等に遊技球が入球した時に、その入球位置に対応
する牌図柄を画像表示部37に表示させる等、麻雀ルール
でのゲームに必要な所定の図柄を画像表示部37に表示さ
せるためのIC素子等の駆動用回路部品が装着されてい
る。
【0023】上部入球口14は白図柄用、上部入球口15は
発図柄用、上部入球口16は中図柄用であって、これらは
画像表示装置13の上側と左右両側方とに配置され、入球
した遊技球を遊技盤9 の後側に通過させるようになって
いる。なお、上部入球口14は、画像表示装置13の廂部39
に設けられている。
【0024】下部入球装置17は、図5乃至図7に示すよ
うに、遊技盤9 の前方に突出し且つ横一列状に配列され
た複数個の下部入球口40と、この各下部入球口40から遊
技盤9 の裏面側に通過した遊技球を下方に落下させる複
数個の落下通路41と、この各落下通路41内に設けられ且
つ落下通路41内を落下する遊技球を検出する複数個の下
部入球検出スイッチ42と、複数個の落下通路41を後側か
ら覆うように遊技盤9に装着され且つ各落下通路41内の
遊技球を集めて下方に回収する集球ケース43とを備えて
いる。
【0025】各下部入球口40と各落下通路41は、遊技盤
9 に装着された入球ケース44にその上側から後側にわた
って互いに連続するように設けられている。各下部入球
検出スイッチ42はスイッチ基板45に装着されると共に、
スイッチ保持部材46に形成されたスイッチ孔47に挿脱自
在に挿入されている。スイッチ保持部材46は、各上部入
球検出スイッチ42が落下通路41に対応するように、入球
ケース44の保持孔48に着脱自在に装着されている。スイ
ッチ基板45は入球ケース44の前側にあり、このスイッチ
基板45には、各下部入球口40に対応して下部カバー18に
装着された牌図柄表示部49を発光させる16個の表示灯
50が設けられている。
【0026】集球ケース43は各落下通路41の後端から落
下する遊技球を集めて通路ユニット32の回収通路32a に
案内するためのもので、後壁53の左右両側に一体に形成
された左右側壁51,52 と、後壁53の下端に一体に形成さ
れた左右底壁54,55 とを備え、その左右底壁54,55 側の
遊技球落下口56が回収通路32a に連通されている。集球
ケース43内には、その左右側壁51,52 と入球ケース44の
左右両側との間に所定の間隔があり、この部分が、落下
通路41及び下部入球検出スイッチ42を通らずに遊技球を
落下させるための球通路57,58 となっている。
【0027】球集合板24は各上部入球口14〜16に入球し
た遊技球を球通路57,58 へと案内する案内通路59〜61を
一体に備え、この球集合板24に画像表示装置13が着脱自
在に装着されている。案内通路59は、上部入球口14が画
像表示装置13の上側にあるため、画像表示装置13の上側
から左右一側方へと鉤状に形成され、この案内通路59の
下端が合流通路62に接続されている。左右の案内通路6
0,61 は画像表示装置13の左右両側方に上下方向に配置
され、その一方の案内通路60は案内通路59と共に合流通
路62に連通されている。合流通路62、案内通路61は集球
ケース43の各球通路57,58 に夫々連通されている。案内
通路61、合流通路62は球集合板24から後側に突出するよ
うに一体に形成されている。
【0028】案内通路59には、合流通路62よりも上側の
上下方向の通路部分に、上部入球口14に入球した遊技球
を検出する上部入球検出スイッチ63が設けられている。
これは、中央の上部入球口14が廂部39にあり、この上部
入球口14に上部入球検出スイッチ63を直接組み込み得な
いためである。また左右の各上部入球口15,16 には、遊
技球を検出する上部入球検出スイッチ64,65 が直接組み
込まれている。
【0029】上記構成において、ゲームに際しては、自
動球貸し機5 のカード挿入口10にカードを挿入した後、
球貸し操作部20の球貸しスイッチ66を操作すると、その
操作回数に応じた払い出し指令が球貸し制御装置35を経
て払い出し制御装置34側に送られるので、賞球払い出し
装置30の払い出しモーター31が作動し、賞球タンク29か
らの遊技球を繰り出して払い出して行く。そして、この
賞球払い出し装置30により払い出された遊技球は、通路
ユニット32の払い出し通路を経て上皿19へと払い出され
て行く。
【0030】ゲーム時には、上皿19に遊技球を入れた状
態で発射装置22の発射ハンドル23を操作すると、発射モ
ーター26が作動して打撃槌を駆動し、発射レール上の遊
技球をガイドレール12に沿って遊技盤9 上に順次発射す
る。なお、1ゲームに付き、14個の遊技球を発射す
る。
【0031】ガイドレール12に沿って遊技盤9 の上部側
に発射した遊技球は、障害釘等に衝突しながら遊技盤9
に沿って下方に落下し、3個の上部入球口14〜16の何れ
かに入球するか、又は下部入球装置17の16個の下部入
球口40の何れかに入球する。
【0032】例えば、下部入球装置17の下部入球口40の
何れかに遊技球が入球すると、その遊技球はこの下部入
球口40から遊技盤9 の後側の落下通路41へと移動し、こ
の落下通路41を経て集球ケース43内へと落下する。そし
て、遊技球が落下通路41を落下する時に、その遊技球を
下部入球検出スイッチ42が検出するので、その下部入球
口40に対応する牌図柄表示部49が発光して入球位置を表
示すると共に、画像表示装置13の画像表示部37に入球位
置に対応する牌図柄が表示される。
【0033】また例えば上部入球口14に遊技球が入球す
ると、その遊技球は遊技盤9 の後側に通過し球集合板24
の案内通路59から合流通路62を経て集球ケース43の球通
路57へと落下する。そして、遊技球が案内通路59内を落
下中に上部入球検出スイッチ63が遊技球を検出するの
で、この上部入球口14内の表示灯が発光して入球を表示
すると共に、画像表示装置13の画像表示部37に上部入球
口14に対応する牌図柄が表示される。合流通路62から落
下する遊技球は、球通路57を経て集球ケース43内に落下
する。そして、集球ケース43内に入った遊技球は、遊技
球落下口56から通路ユニット32の回収通路32a を経て下
方へと回収されて行く。
【0034】下部入球装置17の他の下部入球口40、又は
他の上部入球口15,16 に遊技球が入球する場合も同様で
ある。各入球検出スイッチ42,63 〜65が遊技球を検出す
る毎に、その球数を計数して14個になれば、発射装置
22が停止して配牌が終了する。そして、次に必要に応じ
て図外の切り牌装置を操作して不要な牌図柄を消した
後、再度、発射装置22により遊技球を発射させる等、所
定のルールに沿ってゲームを進めて行く。
【0035】このように下部入球装置17の16個の下部
入球口40の他に、その上方に3個の上部入球口14〜16を
設けることによって、入球口の数を実質的に19個まで
増やすことができる。従って、下部入球装置17の下部入
球口40の高さを従来と同様に低く抑えつつも、下部入球
口40の上側に十分なスペースを確保することができるの
で、下部入球装置17の上側にある画像表示装置13の画像
表示部37の面積を大にできると共に、上部入球口14〜16
以外のランプ風車等の遊技部品を自在に配置することが
できる。しかも遊技球の落下距離も長くなり、障害釘の
配列を任意に選択でき、遊技球の落下時の動きの単調さ
を回避できる。
【0036】特に、上部入球口14〜16に入球した遊技球
を球集合板24の案内通路59〜61、合流通路62を経て集球
ケース43内の球通路57,58 に案内する一方、各上部入球
口14〜16に入球した遊技球を検出する上部入球検出スイ
ッチ63〜65を設けているので、この上部入球口14〜16に
入球する遊技球の検出後の処理も、下部入球装置17の下
部入球口40に入球した遊技球の検出後の処理と同様に行
うことができる。このため、下部入球装置17の16個の
下部入球口40と、3個の上部入球口14〜16との全てを異
なる入球口として処理することができ、19種類の牌図
柄が表示可能になり、興趣に溢れたゲームを容易に構成
することが可能である。
【0037】また集球ケース43内で入球ケース44の左右
両側に球通路57,58 があり、3個の上部入球口14〜16の
案内通路59〜61を各球通路57,58 に連通させているの
で、各案内通路59〜61を複雑に屈曲させて形成する必要
がなく、各上部入球口14〜16に入球した遊技球を案内通
路59〜61を経て速やかに集球ケース43へと落下させて行
くことができる。
【0038】2個の上部入球口14,15 に連通する案内通
路59,60 を合流通路62に合流させているので、2個の案
内通路59,60 を並べて球通路57に連通させる場合に比較
して、球通路57の左右幅を小さくできる。従って、球集
合板24及び集球ケース43の左右幅を小さくすることがで
きる。以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はこ
の実施例に限定されるものではない。
【0039】例えば、実施例では雀球機を例示している
が、アレンジボール機においても同様に実施することが
できる。また上部入球口14〜16の数、配置はゲーム構成
の全体の中で適宜選択し決定すれば良い。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、ガイ
ドレール12内の下部で遊技盤9 に下部入球装置17を設
け、この下部入球装置17は、遊技盤9 の前方に突出し且
つ横一列状に配列された複数個の下部入球口40と、この
各下部入球口40から遊技盤9 の裏面側に通過した遊技球
を下方に落下させる複数個の落下通路41と、この各落下
通路41内に設けられ且つ該落下通路41内を落下する遊技
球を検出する複数個の下部入球検出スイッチ42と、複数
個の落下通路41を後側から覆うように遊技盤9 に装着さ
れ且つ各落下通路41内の遊技球を集めて下方に回収する
集球ケース43とを備えた弾球遊技機において、下部入球
装置17の上側で遊技盤9 に上部入球口14〜16を配置し、
集球ケース43の側壁51,52 と落下通路41群との間に球通
路57,58 を設け、上部入球口14〜16から遊技盤9 の裏面
側に通過した遊技球を集球ケース43の球通路57,58 に案
内する案内通路59〜61を設け、上部入球口14〜16に入球
した遊技球を検出する上部入球検出スイッチ63〜65を設
けているので、次のような顕著な効果を奏する。
【0041】 下部入球装置17の下部入球口40の位置
を一定高さ以下に抑えて、下部入球装置17から上側のス
ペースを十分に確保しながらも、入球口の数を実質的に
増やすことができ、興趣に溢れたゲーム構成を容易に採
用できる。
【0042】 上部入球口14〜16に入球した遊技球を
案内通路59〜61を経て集球ケース43内の球通路57,58 に
案内するようにしているので、上部入球口14〜16に入球
した遊技球を集球ケース43を経て回収することができ
る。
【0043】 上部入球口14〜16に入球した遊技球を
案内通路59〜61を経て集球ケース43内の球通路57,58 に
案内する一方、各上部入球口14〜16に入球した遊技球を
上部入球検出スイッチ63〜65で検出するようにしている
ので、この上部入球口14〜16に入球する遊技球の検出後
の処理も、下部入球装置17の下部入球口40に入球した遊
技球の検出後の処理と同様に行うことができる。
【0044】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、上部入球口14〜16を複数個配
置すると共に、集球ケース43内で落下通路41群の左右両
側に球通路57,58 を設け、各上部入球口14〜16の遊技球
を各球通路57,58 に案内するように球集合板24に案内通
路59〜61を形成しているので、次のような顕著な効果を
奏する。
【0045】 集球ケース43内で落下通路41群の左右
両側に球通路57,58 があり、複数個の上部入球口14〜16
の遊技球を案内する案内通路59〜61を各球通路57,58 に
連通させているので、各案内通路59〜61を複雑に屈曲さ
せて形成する必要がなく、各上部入球口14〜16に入球し
た遊技球を案内通路59〜61を経て速やかに集球ケース43
へと落下させて行くことができる。
【0046】 各案内通路59〜61を球集合板24に形成
しているので、案内通路59〜61が複数個あるにも拘わら
ず、構造を簡単にすることができる。
【0047】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、球集合板24の下部に、
球通路57に対応する合流通路62を設け、複数個の上部入
球口14,15 に連通する案内通路59,60 の下部を合流通路
62に接続し、この合流通路62よりも上部入球口14,15 側
に上部入球検出スイッチ63,64 を設けているので、次の
ような顕著な効果を奏する。
【0048】 複数個の上部入球口14,15 に連通する
案内通路59,60 を合流通路62に合流させているので、複
数個の案内通路59,60 を並べて球通路57に連通させる場
合に比較して、球通路57の左右幅を小さくすることがで
きる。従って、球集合板24及び集球ケース43の左右幅を
小さくできる。
【0049】 合流通路62よりも上部入球口14,15 側
に上部入球検出スイッチ63,64 があるので、複数個の上
部入球口14,15 の案内通路59,60 を合流通路62に合流さ
せて要るにも拘わらず、各上部入球口14,15 に入球した
遊技球を個別に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す雀球機の正面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す雀球機の背面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す裏カバー離脱状態の遊
技盤の背面図である。
【図4】図3の平断面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す雀球機の中央断面図で
ある。
【図6】本発明の一実施例を示す下部入球装置の一部断
面背面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す下部入球装置の中央断
面図である。
【符号の説明】
9 遊技盤 12 ガイドレール 14〜16 上部入球口 17 下部入球装置 40 下部入球口 41 落下通路 42 下部入球検出スイッチ 43 集球ケース 51,52 側壁 57,58 球通路 59〜61 案内通路 62 合流通路 63〜65 上部入球検出スイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレール(12)内の下部で遊技盤(9)
    に下部入球装置(17)を設け、この下部入球装置(17)は、
    遊技盤(9) の前方に突出し且つ横一列状に配列された複
    数個の下部入球口(40)と、この各下部入球口(40)から遊
    技盤(9) の裏面側に通過した遊技球を下方に落下させる
    複数個の落下通路(41)と、この各落下通路(41)内に設け
    られ且つ該落下通路(41)内を落下する遊技球を検出する
    複数個の下部入球検出スイッチ(42)と、複数個の落下通
    路(41)を後側から覆うように遊技盤(9) に装着され且つ
    各落下通路(41)内の遊技球を集めて下方に回収する集球
    ケース(43)とを備えた弾球遊技機において、下部入球装
    置(17)の上側で遊技盤(9) に上部入球口(14)〜(16)を配
    置し、集球ケース(43)の側壁(51)(52)と落下通路(41)群
    との間に球通路(57)(58)を設け、上部入球口(14)〜(16)
    から遊技盤(9) の裏面側に通過した遊技球を集球ケース
    (43)の球通路(57)(58)に案内する各案内通路(59)〜(61)
    を設け、上部入球口(14)〜(16)に入球した遊技球を検出
    する上部入球検出スイッチ(63)〜(65)を設けたことを特
    徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 上部入球口(14)〜(16)を複数個配置する
    と共に、集球ケース(43)内で落下通路(41)群の左右両側
    に球通路(57)(58)を設け、各上部入球口(14)〜(16)の遊
    技球を各球通路(57)(58)に案内するように球集合板(24)
    に案内通路(59)〜(61)を形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 球集合板(24)の下部に、球通路(57)に対
    応する合流通路(62)を設け、複数個の上部入球口(14)(1
    5)に連通する案内通路(59)(60)の下部を合流通路(62)に
    接続し、この合流通路(62)よりも上部入球口(14)(15)側
    に上部入球検出スイッチ(63)(64)を設けたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
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