JP2001017703A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001017703A
JP2001017703A JP11196065A JP19606599A JP2001017703A JP 2001017703 A JP2001017703 A JP 2001017703A JP 11196065 A JP11196065 A JP 11196065A JP 19606599 A JP19606599 A JP 19606599A JP 2001017703 A JP2001017703 A JP 2001017703A
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JP11196065A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤の裏側の構造を簡素化しつつ、遊技盤
の裏側から入賞球及びアウト球を速やかに排出できるよ
うにする。 【解決手段】 遊技盤5 の遊技領域16内に配置され且つ
入賞球を遊技盤5 の裏側へと誘導する複数個の入賞手段
18〜23と、各入賞手段18〜23の入賞球を検出する入賞検
出手段26〜31と、遊技領域16の下部に設けられ且つ入賞
手段18〜23に入賞せずに落下したアウト球を遊技盤5 の
裏側へと誘導するアウト口手段25と、遊技盤5 の裏側に
配置され且つ各入賞手段18〜23からの入賞球とアウト口
手段25からのアウト球とを集めて遊技盤5 の下方へと導
出する共通の球導出通路40とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機は、遊技盤の
遊技領域に複数個の入賞手段を設けると共に、遊技領域
の最下部にアウト口手段を設け、各入賞手段に入賞した
入賞球を遊技盤の裏側に誘導し、また入賞手段に入賞せ
ずに遊技領域の最下部まで落下したアウト球をアウト口
手段を経て遊技盤の裏側へと誘導するようにしている。
【0003】そして、入賞球は遊技盤の裏側に装着され
た入賞球タンクに一旦貯留した後、この入賞球タンクの
排出口から球落とし手段により1個ずつ排出しながら、
その球落とし手段による入賞球の排出動作に同期して払
い出し手段により規定数の賞品球を上皿へと払い出し、
アウト球は入賞球タンクの下側で遊技盤の裏側に装着さ
れたアウト球導出通路から排出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、入賞球を遊技盤の入賞球タンクに一旦貯留した後、
その球落とし手段により1個ずつ落としながら、払い出
し手段により賞品球を払い出しすようにしているため、
入賞球の排出処理系統が構造的に非常に複雑になる問題
がある。
【0005】また入賞球の排出処理系統とは別にアウト
球導出通路を設けているため、遊技盤の裏側下部に入賞
球タンクとアウト球導出通路とを設ける必要があり、こ
れによって更に構造が複雑になる。
【0006】しかも入賞球タンクとアウト球導出通路と
が別構造であるため、遊技領域の下部に、複数個の入賞
球誘導通路等を備えたアタッカー等の大型で複雑な構造
の可変入賞手段を設けることは困難である。即ち、この
種の可変入賞手段の場合、構造上、その入賞球誘導通路
の下端側の位置が下がることがある。しかし、入賞球誘
導通路の下端部の位置が下がり過ぎると、可変入賞手段
の下端部とアウト口手段との間の高低差が小さくなり、
その高低差の範囲内で入賞球とアウト球とを別々に処理
するように入賞球タンクとアウト導出通路とを設けるこ
とが困難になる。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、遊技盤の裏側の構造を簡素化しつつ、入賞手段への
遊技球の入賞による賞品球の払い出し処理に問題を来す
ことなく、遊技盤の裏側から入賞球及びアウト球を速や
かに排出でき、容易且つ安価に実施できる弾球遊技機を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技盤5 の遊
技領域16内に配置され且つ入賞球を前記遊技盤5 の裏側
へと誘導する複数個の入賞手段18〜23と、該各入賞手段
18〜23の入賞球を検出する入賞検出手段26〜31と、前記
遊技領域16の下部に設けられ且つ前記入賞手段18〜23に
入賞せずに落下したアウト球を前記遊技盤5 の裏側へと
誘導するアウト口手段25と、前記遊技盤5 の裏側に配置
され且つ前記各入賞手段18〜23からの入賞球と前記アウ
ト口手段25からのアウト球とを集めて前記遊技盤5 の下
方へと導出する共通の球導出通路40とを備えたものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳述する。図1及び図2において、1 は遊技
機本体で、外枠2 と、この外枠2 の前面側に開閉自在に
枢着された前枠3 とを備えている。前枠3 には、窓孔4
に対応して遊技盤5 が裏側から着脱自在に装着され、そ
の遊技盤5 の前側にガラス扉6 と前面板7 とが開閉自在
に配置されている。
【0010】前面板7 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿8 が装着されている。前枠3 の下部には、余剰球を
貯留する下皿9 と、発射手段10の発射ハンドル11とが夫
々設けられている。
【0011】遊技盤5 は、前枠3 の裏側に固定された門
形状の装着枠12に裏側から嵌脱自在に嵌合され、図6及
び図7に示すように、前面板7 の裏側の下セット板13に
より下側から支承されている。この遊技盤5 には、図3
に示すように、その前面側に外レール14及び内レール15
が環状に装着され、また内レール15内の遊技領域16に液
晶表示手段17、特別図柄始動用の開閉入賞手段18、可変
入賞手段19、普通入賞手段20〜23、普通図柄始動用の通
過ゲート24等の複数個の遊技部品が配置されると共に、
遊技領域16の最下部の左右方向の略中央にアウト口手段
25が設けられている。
【0012】開閉入賞手段18、可変入賞手段19、普通入
賞手段20〜23等の複数個の入賞手段18〜23は、遊技盤5
の前側から入賞した入賞球を遊技盤5 の裏側に誘導可能
に構成され、その各入賞手段18〜23毎に、入賞球を検出
する入賞検出手段26〜31が設けられている。通過ゲート
24には、遊技球の通過を検出する通過検出手段32が設け
られている。
【0013】液晶表示手段17は、1個又は複数個の特別
図柄を表示する特別図柄表示手段33を兼用し、この液晶
表示手段17の上部に普通入賞手段20と普通図柄表示手段
34とが設けられている。特別図柄表示手段33は、入賞検
出手段26〜31が開閉入賞手段18への入賞球を検出するこ
とを条件に、特別図柄が所定時間変動して停止するよう
になっている。普通図柄表示手段34は、1個の普通図柄
を表示し、通過検出手段32が通過ゲート24を通過する遊
技球を検出したときに、普通図柄が所定時間変動して停
止するようになっている。
【0014】開閉入賞手段18は、普通図柄表示手段34の
変動後の停止図柄が当たり図柄を表示することを条件
に、一対の開閉爪18a が所定時間開放するようになって
いる。可変入賞手段19は、下部側の横軸により開閉自在
に枢支された開閉板19a を備え、特別図柄表示手段33の
変動後の停止図柄が所定図柄を表示することを条件に、
開閉板19a が開放するようになっている。この可変入賞
手段19の内部には、入賞検出手段26〜31の他に、内部の
特定領域を通過する入賞球を検出する特定領域検出手段
35が設けられている。
【0015】アウト口手段25は、遊技領域16の最下部で
遊技盤5 に前後方向に形成された誘導孔25a を有し、各
入賞手段18〜23に入賞せずに遊技領域16の最下部の内レ
ール15上に落下するアウト球を、誘導孔25a を経て遊技
盤5 の裏側へと誘導するためのものである。
【0016】遊技盤5 の裏側には、図4に示すように、
各入賞手段18,20,22に対応して案内通路36〜38が設けら
れると共に、液晶表示手段17、開閉入賞手段18、可変入
賞手段19、普通入賞手段20〜23、通過ゲート24等の複数
個の遊技部品を裏側から覆う裏カバー39が装着されてい
る。
【0017】各案内通路36〜38は、各入賞手段18,20,22
を経て遊技盤5 の裏側へと誘導される入賞球を、遊技盤
5 に沿って下方へと案内するためのものである。なお、
入賞検出手段26,28 〜31は、各入賞手段18,20 〜23自体
に設けても良いが、各入賞検出手段26,28 〜31に対応し
て案内通路36〜38等に設けても良い。
【0018】裏カバー39は、前面の開口側が遊技盤5 の
裏側に当接する矩形箱状であって、下部側に球導出通路
40が一体に形成され、遊技盤5 の裏側にビス等で固定さ
れている。なお、裏カバー39には、点検窓39a が設けら
れ、またこの点検窓39a を塞ぐように主基板ケース(図
示省略)が着脱自在に装着されている。球導出通路40
は、遊技盤5 の裏側に誘導された入賞球及びアウト球を
遊技盤5 外に導出するためのもので、裏カバー39の左右
両側の傾斜通路壁41a,41b と、この傾斜通路壁41a,41b
間に配置された導出口42とを備えている。
【0019】傾斜通路壁41a,41b は導出口42側に入賞球
等を案内するためのもので、その一方の傾斜通路壁41a
は、アウト口手段25よりも下側に傾斜状に配置されてい
る。導出口42は、アウト口手段25よりも左右方向の一方
側に偏位して配置されている。
【0020】前枠3 の裏側には、遊技盤5 を裏側から押
さえる裏機構板43が上下一対のヒンジ44により開閉自在
に装着されている。裏機構板43には、遊技盤5 の球導出
通路40を含む裏カバー39が嵌合する開口部45が形成さ
れ、その上側に遊技球タンク46及びタンクレール47が、
左右方向の一側に払い出し手段48が、下部側に通路ユニ
ット49が夫々設けられている。
【0021】遊技球タンク46は、外部の遊技球補給系か
ら補給された遊技球を貯留し、タンクレール47を経て払
い出し手段48側へと供給するようになっている。払い出
し手段48は、入賞検出手段26〜31が入賞球を検出するこ
とを条件に規定数の賞品球を払い出し、また自動球貸し
機からの球貸し要求により所定数の貸し球を払い出すた
めのもので、モータ駆動による回転式のものが用いられ
ている。
【0022】なお、この払い出し手段48は、払い出しケ
ース50内の回転体51を払い出しモータ52で駆動して、遊
技球タンク46からタンクレール47を経て供給される遊技
球を、その回転体51の回転により賞品球又は貸し球とし
て上皿8 へと払い出すようになっている。
【0023】通路ユニット49は、図5〜図9に示すよう
に、払い出し手段48から払い出された賞品球、貸し球を
上皿8 へと案内する払出球案内通路53と、払い出し手段
48から上側の遊技球を抜き取って回収する回収球案内通
路54と、上皿8 側の遊技球が満杯状態のときに、払い出
し手段48からの後続の賞品球等を下皿9 へと案内する余
剰球案内通路55と、遊技盤5 側の球導出通路40からの入
賞球等を機外へと排出する排出案内通路56とを備え、こ
の各案内通路53〜56は、裏機構板43に一体に形成された
通路壁と、裏機構板43の裏側に装着された通路カバー57
との間に設けられている。
【0024】払出球案内通路53は、払い出し手段48の下
側で通路カバー57側に形成された通路部58と、この通路
部58の下流側で裏機構板43側に形成された溢流部59とを
備え、その溢流部59は、下セット板13の通路部61と、前
面板7 の通路部62とを介して上皿8 に接続されている。
なお、通路カバー57の通路部58は、通路壁63とその前側
の仕切り板64との間に形成されている。
【0025】溢流部59は、払出球案内通路53の途中で余
剰球案内通路55と連通するように裏機構板43に一体に設
けられ、通路部58から落下する遊技球を受けて上皿8 側
へと案内すると共に、上皿8 側の遊技球が満杯状態のと
きに、通路部58から落下する後続の遊技球を余剰球案内
通路55へと溢流させるように構成されている。
【0026】余剰球案内通路55は、溢流部59から裏機構
板43の左右方向の中央側へと背面視略L字状に配置さ
れ、その下流側は余剰球案内樋65の上方側に連通してい
る。なお、余剰球案内通路55は、裏機構板43の通路壁6
6,67 と通路カバー57との間に形成されている。
【0027】余剰球案内樋65は下セット板13に一体に形
成され、余剰球案内通路55からの遊技球を余剰球案内口
68を介して下皿9 へと案内するようになっている。余剰
球案内樋65の上側には、裏機構板43側に取り付けられた
満杯感知板69と満杯検出手段70とが設けられている。満
杯感知板69は、下皿9 側の遊技球の満杯を感知して満杯
検出手段70を操作するように、上端側が枢軸71により揺
動自在に枢支されている。
【0028】排出案内通路56は、裏機構板43を閉じたと
きに裏カバー39の球導出通路40の導出口42側に連通する
ように上下方向に配置され、仕切り板72により余剰球案
内通路55の下流側と前後に仕切られている。この排出案
内通路56は、裏機構板43の通路壁73と仕切り板72との間
に形成されている。排出案内通路56と払出球案内通路53
は、裏機構板43の板面方向、即ち左右方向に配置され、
また排出案内通路56と余剰球案内通路55は、背面視で両
者が略十字状に交差するように前後方向に重合状に配置
されている。
【0029】回収球案内通路54は払い出し手段48の下側
から裏機構板43の左右方向の中央側へと余剰球案内通路
55に沿って背面視略L字状に配置され、その上部側は払
出球案内通路53と前後に重合し、仕切り板64により払出
球案内通路53と前後に仕切られ、払い出しケース50の下
側に接続されている。回収球案内通路54は、裏機構板43
の通路壁67,74 と、通路カバー57との間に形成されてい
る。排出案内通路56の下部は回収球案内通路54に下流側
の途中に接続され、機外の球回収装置へと遊技球を案内
するようになっている。なお、排出案内通路56は、上下
方向に略真っ直ぐに設けられ、その下部に回収球案内通
路54が横方向から接続されている。
【0030】通路カバー57には、回収球案内通路54に対
応して通路壁75と、余剰球案内通路55からの遊技球を余
剰球案内樋65の前側に案内する傾斜案内部76とが一体に
設けられている。
【0031】次に上記弾球遊技機における動作について
説明する。上皿8 に遊技球がある状態で発射手段10の発
射ハンドル11を操作すると、上皿8 の遊技球が発射手段
10の発射動作に連動して発射部に1個づつ供給され、そ
の遊技球を打撃槌で打撃してガイドレールに沿って順次
遊技盤5 側へと発射させて行く。
【0032】遊技領域16の上部側に発射された遊技球
は、遊技釘等に衝突しながら遊技盤5に沿って遊技領域1
6内を落下する。そして、遊技球の落下中に例えば普通
入賞手段20〜23等に遊技球が入賞すると、その入賞球は
普通入賞手段20〜23を経て遊技盤5 の裏側へと誘導さ
れ、案内通路37,38 により下部の球導出通路40の傾斜通
路壁41a,41b 上へと落下する。また普通入賞手段20〜23
に対応する入賞検出手段28〜31がその入賞球を検出し、
入賞情報を主制御基板及び/又は払い出し制御基板へと
送る。
【0033】入賞手段18〜23の何れにも入賞せずに遊技
領域16の最下部まで落下したアウト球は、内レール15に
案内されて遊技盤5 の左右方向の中央部側へと移動した
後、アウト口手段25の誘導孔25a を経て遊技盤5 の裏側
へと誘導され、遊技盤5 の裏側で球導出通路40の傾斜通
路壁41a,41b 上に落下する。
【0034】そして、球導出通路40の傾斜通路壁41a,41
b 上に落下した入賞球、アウト球は、その傾斜通路壁41
a,41b に沿って導出口42側へと案内された後、この導出
口42から遊技盤5 の外部、即ち裏機構板43の排出案内通
路56へと移動し、この排出案内通路56を経て機外へと排
出されて行く。このため、球導出通路40内に入賞球、ア
ウト球が滞留することはなく、この入賞球及びアウト球
を導出口42から円滑に排出案内通路56を経て機外へと排
出できる。
【0035】このように遊技盤5 の裏側に球導出通路40
を設け、この球導出通路40で入賞球、アウト球を受け取
って遊技盤5 外に導出する構成を採用することにより、
遊技盤5 の裏側下部の構成を簡素化でき、容易且つ安価
に実施できる利点がある。
【0036】また入賞球とアウト球とを共通の球導出通
路40で遊技盤5 外へと導出する構造であるため、遊技盤
5 の裏側での可変入賞手段19とアウト口手段25との高低
差が少ない場合でも、球導出通路40により入賞球及びア
ウト球を容易且つ円滑に遊技盤5 外へと導出できる。こ
のため可変入賞手段19とアウト口手段25との高低差を考
慮することなく、遊技盤5 の下部に可変入賞手段19を配
置できる。
【0037】球導出通路40は、入賞球、アウト球を傾斜
通路壁41a,41b を経て導出口42側へと集めた後、内部に
滞留させずに導出口42から直ちに導出する構造であり、
しかも傾斜通路壁41a がアウト口手段25の誘導孔25a よ
りも低い位置にあるので、多数の入賞球が入賞した場合
でも、その入賞球によって誘導孔25a が裏側から塞がれ
てアウト球の誘導が困難になるようなことはない。
【0038】更に入賞球とアウト球とを共通の球導出通
路40で遊技盤5 外へと導出する構造であるにも拘わら
ず、各入賞手段18〜23に入賞検出手段26〜31があり、こ
の入賞検出手段26〜31で入賞手段の入賞球を検出するよ
うにしているので、入賞手段18〜23への遊技球の入賞に
対する賞品球の払い出し処理に問題を来すことなく、払
い出し手段48により賞品球を確実に払い出すことができ
る。
【0039】しかも遊技盤5 の液晶表示手段17、その他
の遊技部品を裏側から覆う裏カバー39に球導出通路40を
一体に設けているため、裏カバー39と球導出通路40とを
別々に設ける場合に比較して部品点数が少なくなり、遊
技盤5 の裏側に球導出通路40を装着する際の作業工程数
を少なくできる。従って、構造の簡素化と相俟って容易
且つ安価に実施できる。
【0040】遊技盤5 を前枠3 に装着する際には、遊技
盤5 を裏側から装着枠12に嵌め込んだ後、裏機構板43を
閉じて、この裏機構板43により遊技盤5 を押圧して固定
する。裏機構板43を閉じたときに、遊技盤5 側の裏カバ
ー39が裏機構板43の開口部45に嵌合し、その球導出通路
40の導出口42が裏機構板43側の排出案内通路56に連通す
る。このため、球導出通路40が遊技盤5 側にあり、排出
案内通路56が裏機構板43側にあるにも拘わらず、球導出
通路40内の入賞球、アウト球を導出口42を経て排出案内
通路56へと確実に案内できる。
【0041】入賞手段18〜23に遊技球が入賞すると、入
賞検出手段26〜31が入賞球を検出することを条件に払い
出し手段48が作動して、この払い出し手段48の払い出し
モータ52により回転体51が回転し、遊技球タンク46から
供給される遊技球を賞品球として払い出して行く。そし
て、この賞品球は、払出球案内通路53を経て上皿8 へと
案内される。
【0042】また上皿8 内の遊技球が満杯状態の場合に
は、払い出し手段48により払い出される後続の賞品球
は、溢流部59で溢流して余剰球案内通路55、余剰球案内
樋65を経て下皿9 へと案内される。なお、下皿9 内の遊
技球が満杯状態になれば、満杯検出手段70が検出して払
い出し手段48の払い出し動作を停止させる。
【0043】払い出し手段48から上手の遊技球タンク46
側の遊技球を抜き取る場合には、抜き取りレバーを開方
向に操作することにより、その遊技球を回収球案内通路
54を経て機外へと抜き取ることができる。
【0044】構造上、排出案内通路56と払出球案内通路
53とを裏機構板43の板面方向、即ち左右方向に並設し、
排出案内通路56と余剰球案内通路55とを前後に重合させ
ているので、裏機構板43の下部側に多数の案内通路があ
るにも拘わらず、その各案内通路が錯綜することなく、
裏機構板43の下部側の構造を簡単にできる。
【0045】以上、本発明の実施形態について詳述した
が、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。例えば、球導出通路40は、裏カバー39の下部に一体
に設けているが、裏カバー39と球導出通路40とを上下に
別々に設けても良い。
【0046】その場合、裏カバー39の下側を開口状に構
成すれば、入賞球を球導出通路40へと落下させる上で問
題はない。しかし遊技盤5 の裏側の案内通路により入賞
球を球導出通路40へと案内する場合には、裏カバー39の
下側を開口状に構成する必要はない。また球導出通路40
は、遊技盤5 から分離して裏機構板43に一体又は着脱自
在に設けても良い。
【0047】球導出通路40の導出口42は、左右方向の中
央部分に設けても良いし、左右方向の一端側に設けても
良い。例えば、導出口42及び排出案内通路56を払い出し
手段48の下方側に配置し、その排出案内通路56と払出球
案内通路53とを前後に重合させて設けても良い。また払
出球案内通路53と余剰球案内通路55の両者を排出案内通
路56に前後に重合させて設けても良い。
【0048】排出案内通路56は余剰球案内樋65に対して
払い出し手段48と反対側に配置することをも可能であ
る。この場合には、排出案内通路56と払出球案内通路53
及び/又は余剰球案内通路55とを左右方向又は上下方向
に並設する等、裏機構板43の板面方向に並設することも
可能である。
【0049】その他、本発明は、パチンコ機に限らず、
アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機において
も同様に実施することが可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、遊技盤5 の遊技領域16
内に配置され且つ入賞球を遊技盤5 の裏側へと誘導する
複数個の入賞手段18〜23と、該各入賞手段18〜23の入賞
球を検出する入賞検出手段26〜31と、遊技領域16の下部
に設けられ且つ入賞手段18〜23に入賞せずに落下したア
ウト球を遊技盤5 の裏側へと誘導するアウト口手段25
と、遊技盤5 の裏側に配置され且つ各入賞手段18〜23か
らの入賞球とアウト口手段25からのアウト球とを集めて
遊技盤5 の下方へと導出する共通の球導出通路40とを備
えているので、遊技盤5 の裏側の構造を簡素化しつつ、
入賞手段18〜23への遊技球の入賞による賞品球の払い出
し処理に問題を来すことなく、遊技盤5 の裏側から入賞
球及びアウト球を排出でき、容易且つ安価に実施でき
る。
【0051】また遊技盤5 の裏側に、該遊技盤5 の遊技
部品を裏側から覆う裏カバー39を設け、該裏カバー39の
下部に球導出通路40を一体に設けているので、裏カバー
39と球導出通路40とが別体構造のものに比較して部品点
数を少なくでき、更に構造を簡素化でき、組み立て等も
容易にできる。
【0052】遊技機本体1 の裏側に、入賞検出手段26〜
31が入賞球を検出することを条件に規定数の賞品球を払
い出し可能な払い出し手段48と、該払い出し手段48から
の賞品球を遊技機本体1 側の上皿8 へと案内する払出球
案内通路53と、上皿8 内の遊技球が満杯状態のときに、
払い出し手段48からの後続の賞品球を遊技機本体1 側の
下皿9 へと案内する余剰球案内通路55と、球導出通路40
からの入賞球及びアウト球を機外へと排出する排出案内
通路56とを備え、払出球案内通路53及び/又は余剰球案
内通路55を排出案内通路56と前後方向に重合又は左右方
向に並設しているので、入賞手段18〜23への遊技球の入
賞に応じて払い出し手段48により賞品球の払い出しが可
能であると共に、遊技盤5 側の球導出通路40から裏機構
板43側の排出案内通路56を経て入賞球、アウト球を容易
且つ円滑に機外へと排出でき、しかも裏機構板43側の通
路構造を簡単にできる。
【0053】更に遊技機本体1 の裏側に裏機構板43を開
閉自在に装着し、該裏機構板43に、該裏機構板43を閉じ
たときに球導出通路40が嵌合する開口部45を形成し、裏
機構板43の開口部45の下側に、該裏機構板43を閉じたと
きに球導出通路40の導出口42と連通する排出案内通路56
を設けているので、裏機構板43と球導出通路40との緩衝
等の問題がなく、裏機構板43の開閉が容易であり、しか
も裏機構板43を閉じることにより、遊技盤5 側の球導出
通路40の導出口42と裏機構板43側の排出案内通路56とを
容易に連通させることができる。
【0054】また払い出し手段48からの遊技球を回収す
る回収球案内通路54の途中に排出案内通路56を接続して
いるので、排出案内通路56及び回収球案内通路54を機外
の回収装置に容易に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の正面図
である。
【図2】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の背面図
である。
【図3】本発明の一実施形態を示す遊技盤の正面図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態を示す遊技盤の背面断面図
である。
【図5】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の下部の
縦断面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の下部の
縦断面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示す弾球遊技機の下部の
横断面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示す裏機構板側の通路ユ
ニット部分の斜視図である。
【図9】本発明の一実施形態を示す通路カバーの斜視図
である。
【符号の説明】
1 遊技機本体 5 遊技盤 8 上皿 9 下皿 16 遊技領域 17 液晶表示手段 18 開閉入賞手段 19 可変入賞手段 20〜23 普通入賞手段 25 アウト口手段 26〜31 入賞検出手段 39 裏カバー 40 球導出通路 42 導出口 43 裏機構板 45 開口部 48 払い出し手段 53 払出球案内通路 55 余剰球案内通路 56 排出案内通路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(5) の遊技領域(16)内に配置され
    且つ入賞球を前記遊技盤(5) の裏側へと誘導する複数個
    の入賞手段(18)〜(23)と、該各入賞手段(18)〜(23)の入
    賞球を検出する入賞検出手段(26)〜(31)と、前記遊技領
    域(16)の下部に設けられ且つ前記入賞手段(18)〜(23)に
    入賞せずに落下したアウト球を前記遊技盤(5) の裏側へ
    と誘導するアウト口手段(25)と、前記遊技盤(5) の裏側
    に配置され且つ前記各入賞手段(18)〜(23)からの入賞球
    と前記アウト口手段(25)からのアウト球とを集めて前記
    遊技盤(5) の下方へと導出する共通の球導出通路(40)と
    を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技盤(5) の裏側に、該遊技盤(5)
    の遊技部品(17)〜(23)を裏側から覆う裏カバー(39)を設
    け、該裏カバー(39)の下部に前記球導出通路(40)を一体
    に設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技
    機。
  3. 【請求項3】 遊技機本体(1) の裏側に、前記入賞検出
    手段(26)〜(31)が入賞球を検出することを条件に規定数
    の賞品球を払い出し可能な払い出し手段(48)と、該払い
    出し手段(48)からの賞品球を遊技機本体(1) 側の上皿
    (8) へと案内する払出球案内通路(53)と、前記上皿(8)
    内の遊技球が満杯状態のときに、前記払い出し手段(48)
    からの後続の賞品球を前記遊技機本体(1) 側の下皿(9)
    へと案内する余剰球案内通路(55)と、前記球導出通路(4
    0)からの入賞球及びアウト球を機外へと排出する排出案
    内通路(56)とを備え、前記払出球案内通路(53)及び/又
    は余剰球案内通路(55)を前記排出案内通路(56)と前後方
    向に重合又は左右方向に並設したことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記遊技機本体(1) の裏側に裏機構板(4
    3)を開閉自在に装着し、該裏機構板(43)に、該裏機構板
    (43)を閉じたときに前記球導出通路(40)が嵌合する開口
    部(45)を形成し、前記裏機構板(43)の前記開口部(45)の
    下側に、前記裏機構板(43)を閉じたときに前記球導出通
    路(40)の導出口(42)と連通する前記排出案内通路(56)を
    設けたことを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記払い出し手段(48)からの遊技球を回
    収する回収球案内通路(54)の途中に前記排出案内通路(5
    6)を接続した請求項3又は4に記載の弾球遊技機。
JP11196065A 1999-07-09 1999-07-09 弾球遊技機 Withdrawn JP2001017703A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052912A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Takao:Kk 遊技機
JP2012106039A (ja) * 2012-02-28 2012-06-07 Takao Co Ltd 遊技機

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