JP3439727B2 - 弾球遊技機の入賞装置 - Google Patents

弾球遊技機の入賞装置

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JP3439727B2 JP2000217512A JP2000217512A JP3439727B2 JP 3439727 B2 JP3439727 B2 JP 3439727B2 JP 2000217512 A JP2000217512 A JP 2000217512A JP 2000217512 A JP2000217512 A JP 2000217512A JP 3439727 B2 JP3439727 B2 JP 3439727B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール機等の弾球遊技機の入賞装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機において、遊
技盤に装着する入賞装置として、従来、内部に複数個の
通路を有する開口部の前面側に開閉板を設け、この開閉
板をソレノイド等の開閉駆動手段により開閉するように
構成し、所定の条件を満足した時に開閉駆動手段が作動
して開閉板が開放し、上方から落下する遊技球を開閉板
により開口部内の各通路に案内するようにしたものがあ
る。 【0003】この種の入賞装置は、複数個の通路の内、
ある特定の通路を通過する遊技球を検出する検出スイッ
チを設け、開閉板が1回開閉動作する間に、検出スイッ
チが遊技球を1個検出すれば、それによって他の異なる
入賞装置等を作動させるような態様で使用されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来の開閉板は板状で
あって、上方から落下する遊技球をその落下位置及び方
向等に応じて単に開口部内の各通路側に案内するだけで
あるため、開閉板が1回開閉動作する間に、場合によっ
ては特定の通路を多数個の遊技球が通過し、検出スイッ
チがその都度遊技球を検出することになる。従って、開
閉板が1回開閉動作する間に、検出スイッチによる遊技
球の検出を最大1回のみ有効にする場合には、検出スイ
ッチが最初の遊技球を検出したときの信号のみを記憶し
ておき、その後の信号をキャンセルする必要がある。 【0005】また開閉板を経て開口部内に入った遊技球
は、全て何れかの通路を通って通過して行くので、遊技
者にとっては、特定の通路に遊技球が入ったか否か判断
し難い。このため、特定の通路に遊技球が入れば、別の
入賞装置が作動して新たな利益状態になることが判って
いても、ゲーム中にそれを確実に判断し難く、場合によ
っては、次に大きな利益状態が得られるにも拘らず、途
中でゲームを断念するようなことがある。 【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑み、
開閉板の1回の開閉動作に対して特定通路を通る遊技球
の最大個数を制限でき、しかも特定通路に遊技球が入っ
たか否かを遊技者が目視によって判断できる弾球遊技機
の入賞装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、内部が複数個
の通路43に区画された開口部32と、横方向の枢軸64廻り
に前記開口部32を開閉しかつ開状態のときに上方から落
下する遊技球B を前記開口部32内に案内する開閉板29
と、該開閉板29を開閉操作する開閉駆動手段56とを備
え、前記複数個の通路43の何れかを特定通路43a とした
弾球遊技機の入賞装置において、前記開閉板29が開状態
のときに遊技球B を受けて停留させかつ前記開閉板29の
閉動作時に停留中の遊技球B を前記特定通路43a へと案
内する停留部67を前記開閉板29に設け、前記開閉板29の
開放中に前記特定通路43a への遊技球B の侵入を阻止す
る阻止部73を、前記開閉駆動手段56と前記開閉板29とを
連動させる連動部材57に設け、前記開口部32が形成され
たフロント板26の上壁33に、前記開閉板29が閉状態のと
きに前記開閉板29の後面が当接する当接リブ72を、前記
停留部67を構成する前記開閉板29側の側板68に対向する
ように左右に間隔をあけて下方に突設したものである。 【0008】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1乃至図7は本発明をパチンコ機に採用した場
合の実施例を例示する。図7はパチンコ機の全体を示
し、図7において、1 は前面枠で、機枠の前面側に開閉
自在に枢着されている。前面枠1 にはガラス扉2 及び前
面板3 が装着され、またその後側に遊技盤4 が着脱自在
に装着されている。 【0009】遊技盤4 の前面には、発射された遊技球B
を案内するガイドレール5 が設けられると共に、障害釘
の他、入賞口6,7,8,9,10、始動口11,12 、図柄表示装置
13、始動ゲート14、入賞装置15、特別入球装置16、アウ
ト口17、及び各種の表示ランプが夫々設けられている。 【0010】図柄表示装置13は3個の図柄表示部を有
し、その各図柄表示部は10種類の異なる図柄、例えば0
〜9までの数字図柄をセグメント表示するようになって
いる。始動ゲ−ト14は図柄表示装置13の変動開始用であ
って、図柄表示装置13の下方近傍に配置されている。入
賞装置15は所謂当たり用であって、図柄表示装置13の各
図柄表示部の変動後における停止図柄が、予め設定され
た当たり図柄を表示する時に、所定時間だけ開状態に作
動するようになっている。 【0011】特別入球装置16は所謂大当たり用であっ
て、図6に示すように、入賞装置15内に設けられた検出
スイッチ18が遊技球B を検出した時に、始動口11,12 の
何れかに既に遊技球B が入っていれば所定時間だけ開く
ようになっている。 【0012】前面板3 には上皿19が装着され、この上皿
19の前縁部に、球抜きレバー20が設けられている。前面
枠1 の下部には下皿21と発射装置22用の操作ハンドル23
とが設けられ、この操作ハンドル23を操作すれば、上皿
19から遊技球B が1個づつ発射部に供給され、その遊技
球B を発射モーターの作動によりガイドレール5 に沿っ
て発射するようになっている。 【0013】入賞装置15は、図1〜図6に示すように、
フロント板26、下部カバー27、後部カバー28及び開閉板
29から構成され、入賞装置15の後部を遊技盤4 のルータ
ー孔30に挿入した状態で、フロント板26を介して遊技盤
4 にねじ31により取り付けられている。 【0014】フロント板26には、上部に矩形状の開口部
32が設けられ、また後面に、開口部32に対応して上壁33
と左右の上部側壁34とから成りかつ下方が開口したコ字
状の上部周壁35が後方へ突設されている。各上部側壁34
の下側には第1取付ボス36と、中間に凹部を有する枢支
リブ37と、第1取付ボス36よりも低い第2取付ボス38と
がこの順に突設されている。 【0015】下部カバー27は底壁39と左右の下部側壁40
とから成る上方が開口したコ字状の下部周壁41を有し、
この下部周壁41とフロント板26の上部周壁35とによりフ
ロント板26の後側に矩形状筒部を構成し、この筒部内に
通路43が形成されている。 【0016】底壁39の後端には下方に突出する後壁44が
形成され、この後壁44の中央部には左右に間隔をあけて
後方へ突出する一対のスイッチ取付部45が形成されてい
る。底壁39及び各スイッチ取付部45の上部には、前後方
向に特定通路43aを形成するリブ46が突設され、またス
イッチ取付部45には、特定通路43aを通過した遊技球B
を検出するように、孔付きの検出スイッチ18が着脱自在
に後方から装着されている。 【0017】また下部側壁40には、図3に示すように、
第2取付ボス38が挿入される溝47が形成されると共に、
この溝47の後側に筒状のネジ孔48が形成され、第1取付
ボス36と第2取付ボス38との間に下部側壁40を挿入した
状態でネジ孔48を介して下部カバー27がフロント板26に
皿ネジ49により取り付けられている。 【0018】後部カバー28は前後方向が開口した矩形枠
部50と、この矩形枠部50の前端両側に形成された取付板
51とを備え、この取付板51が左右の通路43の後方を閉塞
するように第1取付ボス36にネジ52により取り付けられ
ている。矩形枠部50の下側には、特定通路43a内に突出
するガイド板53が形成され、遊技球B を検出スイッチ18
の孔の方向へ案内している。また矩形枠部50の両側の下
方には凸壁部54が設けられ、この凸壁部54内が開口部32
に連通する球落下通路55となっている。 【0019】矩形枠部50の内側には、ソレノイド (開閉
駆動手段)56 と連動部材57とが前後方向に配置され、ソ
レノイド56の可動鉄心58に固定された連動部材57が前後
方向に移動自在とされている。ソレノイド56は矩形枠部
50の側壁に両側からネジ59により取り付けられ、また可
動鉄心58はバネ60により後方に付勢されている。 【0020】連動部材57は両端が可動鉄心58に固定され
た取付ベース61と、この取付ベース61の前端両側から左
右に突出し更にその先端が前方に突出した左右一対の係
合アーム62とを備えている。そして、各係合アーム62の
前端部は下方に突出し、その先端には後下方へ傾斜した
係合部63が設けられ、通路43内で係合部63が前後移動す
るようになっている。 【0021】開閉板29は開口部32を開閉し、かつ開状態
の時に上方から落下する遊技球B を開口部32内に案内す
るためのものであって、閉位置と開位置との間で前後方
向に回動するように下端部の各枢軸64が枢支リブ37の凹
部と下部側壁40との間で枢支されている。 【0022】開閉板29には、左右両端に側部リブ65が、
中間部分に側部リブ65よりも若干低い中間リブ66が夫々
設けられ、これらのリブ65,66 により開閉板29が補強さ
れている。また開閉板29の中央には、この開閉板29が開
状態の時に、開口部32内の特定通路43aに入ろうとする
遊技球B を受けて停留させ、かつ閉時に遊技球B を特定
通路43a側へと案内する停留部67が一体に設けられてい
る。 【0023】停留部67は遊技球B が1個収まる程度に左
右に間隔をあけて突設された側板68と、この各側板68を
連結する連結板69と、この連結板69の中央部分で遊技球
B を支持する支持リブ70とを有し、開閉板29が閉塞する
時に、通路43内で遊技球B が落下して特定通路43aに入
るように連結板69の後端が円弧状に短く形成されてい
る。 【0024】開閉板29の側部リブ65の後端には、側面視
U字状で上方開放の被係合部71が設けられ、連動部材57
が前方へ移動する時に、係合部63が被係合部71に後方か
ら当接して開閉板29を開状態とし、また連動部材57が後
方へ移動する時に、被係合部71を引っ掛けて開閉板29を
閉状態とするように、係合部63と被係合部71とが係合し
ている。従って、連動部材57の前後移動により開閉板29
が容易に開閉する。 【0025】なお、フロント板26の上壁33には開閉板29
の側板68に対向するように左右に間隔をあけて当接リブ
72が下方に突設され、開閉板29が閉状態の時に、開閉板
29の後面が当接するようになっている。この当接リブ72
により、開閉板29側の側板68の立設高さを低く抑えつ
つ、側板68と当接リブ72とで停留部67の左右を確実に規
制して、停留部67に入った遊技球を特定通路43a 側に確
実に案内できる。側板68の立設高さを十分に高くすれ
ば、上記のような当接リブ72がなくても同様の効果を奏
することはできるが、側板68は開閉板29の開閉動作に伴
って移動するため、その高さが高くなればそれだけその
移動時に他の部材と干渉し易くなり、例えば他の部材の
配置位置を全体に後方に移動させる必要が生じ、入賞装
置が前後方向に大型化する等の新たな問題点が発生す
る。また、当接リブ72は、開閉板29を所定の閉位置で規
制する機能をも同時に備えていることにより、これらの
機能を別個の部材で実現する場合と比べて構成を簡略化
できる。また取付ベース61の前端には、前方に突出する
阻止部73が設けられ、この阻止部73は連動部材57が前方
へ移動した時に、停留部67の後方に位置し、遊技球B が
特定通路43a 側へ進入するのを阻止している。従って、
阻止部73はソレノイド56に連動して阻止位置と阻止解除
位置との間で前後方向に移動自在である。 【0026】次に、上記構成における動作を説明する。
通常時にはソレノイド56が消磁状態にあり、連動部材57
がバネ60により後方に付勢されているので、連動部材57
が後方位置にある。このため、開閉板29は、図6に示す
ように、枢軸64から上方に起立した閉位置にあり、開口
部32を前面側から閉じている。従って、上方から落下す
る遊技球B は開閉板29の前側を通過して下方に落下す
る。 【0027】遊技球B が始動ゲ−ト14に入ると、図柄表
示装置13の各図柄表示部の図柄が一定時間だけ変動す
る。そして、図柄表示装置13の各図柄表示部の停止図柄
が当たり図柄になると、入賞装置15のソレノイド56が励
磁し、その可動鉄心58がバネ60に抗して前方へ移動す
る。これによって連動部材57が前方へ移動し、その係合
アーム62前端の係合部63が開閉板29を前方へ押動するの
で、開閉板29は図1に示すように、枢軸64廻りに開位置
まで回動する。この時、開閉板29は開口部32の下端縁に
当接して規制されている。 【0028】開閉板29が開位置まで回動すると、上方か
ら落下する遊技球B は、開閉板29に当たった後、この開
閉板29により開口部32側に案内されるため、開口部32側
へと入って行く。この時、開閉板29の中央部に落下する
遊技球B があれば、その最初の遊技球B は開閉板29に当
たった後、図1に示す如く停留部67によって受け止めら
れて停留する。 【0029】従って、開閉板29が開いても、遊技球B が
直ちに特定通路43aに入ることはなく、また停留部67に
遊技球B が停留状態にあることを遊技者は目視により確
認できる。また遊技球B が停留部67に停留する時、停留
部67の後方には阻止部73が位置しているため、停留部67
を乗り越えて遊技球B が特定通路43a側に進入すること
はない。 【0030】開閉板29の左右両側に落下した遊技球B
は、開閉板29に当たって開口部32側に案内された後、左
右両側の通路43を経て後部カバー28の球落下通路55に入
り、下方に落下し回収されて行く。また停留部67に遊技
球B が1個停留すれば、その後に開閉板29の中央部側に
落下する後続の遊技球B は、停留部67に停留状態にある
遊技球B 、或いは開閉板29等に当たった後、停留部67の
両側に振り分けられ、開口部32の両側の通路43を経て球
落下通路55へと移動する。 【0031】開閉板29が開いて所定時間経過すると、ソ
レノイド56が消磁し、バネ60によって可動鉄心58、連動
部材57が後方へ移動するため、図6に示すように、開閉
板29が閉位置まで枢軸64廻りに回動し、開口部32を閉じ
る。そして、停留部67に停留されていた遊技球B が下方
へ落下し、特定通路43aを経て検出スイッチ18側へと移
動し、検出スイッチ18の孔から下方へと落下するので、
検出スイッチ18が遊技球B を検出する。検出スイッチ18
が遊技球B を検出した時、既に始動口11,12 の何れかに
遊技球B が入っていれば、次に特別入球装置16が作動す
る。 【0032】上記構成によれば、開口部32の後方にソレ
ノイド56を設け、このソレノイド56と開閉板29とを連動
させる連動部材57を前後方向に設けているため、入賞装
置15を上下方向及び左右方向に対してコンパクトに構成
することができ、遊技盤4 の前側から入賞装置15を装着
することができる。 【0033】また、連動部材57を前後方向に摺動自在に
設け、この連動部材57が前方へ移動した時に、停留部67
の後方に位置して遊技球B の特定通路43a への進入を阻
止する阻止部73を連動部材57に設けているため、停留部
67を小さくでき、しかも、開閉板29を閉状態とした時、
阻止部73が後方へ移動するので、開閉板29の後面の近傍
で遊技球B を下方へ落下させることができ、通路43の奥
行きを多くとる必要がなく、入賞装置15の前後方向の長
さを短くすることができる。 【0034】なお、本実施例では、パチンコ機の入賞装
置15として例示したが、本発明は、パチンコ機用に限定
されるものではなく、アレンジボール機等における各種
の入賞装置においても同様に実施できることは言うまで
もない。また停留部67は遊技球B を2個若しくはそれ以
上の一定数停留させるようにしても良く、その個数は実
施例の1個に限定されるものではない。更に停留部67
は、遊技球B を停留できる構造であれば、本実施例に限
定されるものではない。 【0035】なお、内部が複数個の通路43に区画された
開口部32と、この開口部32を開閉しかつ開状態の時に上
方から落下する遊技球B を該開口部32内に案内する開閉
板29と、この開閉板29を開閉操作する開閉駆動手段56
と、複数個の通路43の内、特定通路43a を通過する遊技
球B を検出する検出スイッチ18とを備えた弾球遊技機の
入賞装置において、開口部32の後方に開閉駆動手段56を
設け、この開閉駆動手段56と開閉板29とを連動させる連
動部材57を前後方向に設け、開閉板29が開状態の時に、
上方から落下した遊技球B を受けて停留させ、かつ開閉
板29の閉時に該遊技球B を前記特定通路43a 側へと案内
する停留部67を前記特定通路43a に対応して開閉板29に
設けた場合には、開閉板29が1回開閉動作する間に、特
定の通路43aを通過して検出スイッチ18により検出され
る遊技球B の最大数を所定数、例えば1 個に確実に制限
でき、検出スイッチ18が不要な遊技球B を検出すること
がなく、しかも特定通路43a に遊技球B が入ったか否か
を遊技者が目視により確認し確実に判断することができ
ると共に、入賞装置15を上下方向及び左右方向に対して
コンパクトに構成することができ、遊技盤4 の前側から
入賞装置15を容易に装着することができる。 【0036】また連動部材57の前端部に係合部63を設
け、連動部材57が前方へ移動した時に開閉板29を開状態
とし、連動部材57が後方へ移動した時に開閉板29を閉状
態とするように、係合部63が係合する被係合部71を開閉
板29に設けた場合には、連動部材57の前後移動により開
閉板29の開閉操作を容易に行うことができる。 【0037】更に連動部材57を前後方向に摺動自在に設
け、この連動部材57が前方へ移動した時に、停留部67の
後方に位置して遊技球B の特定通路43a への進入を阻止
する阻止部73を連動部材57に設けた場合には、停留部67
を小さくしても特定通路43aに遊技球B が進入すること
はなく、しかも、開閉板29を閉状態とした時、阻止部73
が後方へ退避するので、開閉板29の後面近傍で遊技球B
を下方へ落下させることができ、入賞装置15の前後方向
の長さを短くすることができる。 【0038】 【発明の効果】本発明によれば、内部が複数個の通路43
に区画された開口部32と、横方向の枢軸64廻りに開口部
32を開閉しかつ開状態のときに上方から落下する遊技球
B を開口部32内に案内する開閉板29と、該開閉板29を開
閉操作する開閉駆動手段56とを備え、複数個の通路43の
何れかを特定通路43a とした弾球遊技機の入賞装置にお
いて、開閉板29が開状態のときに遊技球B を受けて停留
させかつ開閉板29の閉動作時に停留中の遊技球B を特定
通路43a へと案内する停留部67を開閉板29に設け、開閉
板29の開放中に特定通路43a への遊技球B の侵入を阻止
する阻止部73を、開閉駆動手段56と開閉板29とを連動さ
せる連動部材57に設け、開口部32が形成されたフロント
板26の上壁33に、開閉板29が閉状態のときに開閉板29の
後面が当接する当接リブ72を、停留部67を構成する開閉
板29側の側板68に対向するように左右に間隔をあけて下
方に突設しているので、開閉板29の1回の開閉動作に対
して特定通路43a を通る遊技球B の最大個数を制限でき
ると共に、特定通路43a に遊技球B が入ったか否かを遊
技者が目視により判断できる。しかも阻止部73が連動
部材57と一体に作動するため、簡単な構造で連動部材
57により阻止部73を直接的に駆動できる利点があ
る。更に、当接リブ72により、開閉板29側の側板68の立
設高さを低く抑えつつ、側板68と当接リブ72とで停留部
67の左右を確実に規制して、停留部67に入った遊技球を
特定通路43a 側に確実に案内できる。また、当接リブ72
は、開閉板29を所定の閉位置で規制する機能をも同時に
備えていることにより、これらの機能を別個の部材で実
現する場合と比べて構成を簡略化できる。 【0039】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示す入賞装置の縦断面図(a)
と平断面図(b)である。 【図2】本発明の実施例を示す入賞装置の正面図であ
る。 【図3】本発明の実施例を示す入賞装置の側面図であ
る。 【図4】本発明の実施例を示す入賞装置の一部省略平面
図である。 【図5】図1(b) のA−A線断面図である。 【図6】本発明の実施例を示す入賞装置の閉状態の側面
断面図である。 【図7】本発明の実施例を示すパチンコ機の正面図であ
る。 【符号の説明】 18 検出スイッチ 29 開閉板 32 開口部 43 通路 43a 特定通路 56 ソレノイド(開閉駆動手段) 57 連動部材 67 停留部 73 阻止部 B 遊技球

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部が複数個の通路(43)に区画された開
    口部(32)と、横方向の枢軸(64)廻りに前記開口部(32)を
    開閉しかつ開状態のときに上方から落下する遊技球(B)
    前記開口部(32)内に案内する開閉板(29)と、該開閉板
    (29)を開閉操作する開閉駆動手段(56)とを備え、前記複
    数個の通路(43)の何れかを特定通路(43a) とした弾球遊
    技機の入賞装置において、前記開閉板(29)が開状態のと
    きに遊技球(B) を受けて停留させかつ前記開閉板(29)の
    閉動作時に停留中の遊技球(B)を前記特定通路(43a) へ
    と案内する停留部(67)を前記開閉板(29)に設け、前記開
    閉板(29)の開放中に前記特定通路(43a) への遊技球(B)
    の侵入を阻止する阻止部(73)を、前記開閉駆動手段(56)
    と前記開閉板(29)とを連動させる連動部材(57)に設け
    前記開口部(32)が形成されたフロント板(26)の上壁(33)
    に、前記開閉板(29)が閉状態のときに前記開閉板(29)の
    後面が当接する当接リブ(72)を、前記停留部(67)を構成
    する前記開閉板(29)側の側板(68)に対向するように左右
    に間隔をあけて下方に突設したことを特徴とする弾球遊
    技機の入賞装置。
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