JP4073519B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機等の遊技機に関し、取り分け遊技部品等の部品から突出する複数本の圧入ピンを所要部材のピン孔に圧入して取り付けるようにした部品の取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機においては、遊技盤にガイドレールを装着し、このガイドレールの内側に入賞手段、変動図柄表示手段、風車等の各種の遊技部品を配置している。
この種の遊技部品では、従来、遊技部品の外周側に、遊技盤の前面に当接する取り付けベースを一体に形成し、この取り付けベースに複数個の取り付け孔を形成している。そして、この遊技部品を遊技盤に装着する際には、各遊技部品の装着部位に対応するように遊技盤側に装着孔を形成しておき、各遊技部品の後部側を必要に応じて各装着孔に前側から挿入した状態で、その取り付けベースの取り付け孔に挿入したネジを遊技盤に締め付けて固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
遊技盤側の組み立てに際しては、遊技盤を作業台上に水平に置いた後、各遊技部品の後部側を各装着孔に挿入して遊技盤上にセットする。そして、各遊技部品のセットが完了すれば、次にその位置で各遊技部品の取り付けベースの取り付け孔にネジを挿入し、そのネジを電動ドライバー等の工具で締め付けて固定している。
【0004】
しかし、遊技部品を装着孔に合わせて遊技盤に取り付ける場合、装着孔は通常、遊技部品の後部より若干大きめに形成されているので、遊技部品の後部を装着孔に挿入しただけでは、遊技盤上での遊技部品の位置が定まり難く、位置決めに時間を要するという欠点がある。
【0005】
即ち、遊技部品の後部が装着孔に一致するように、遊技盤の装着孔を遊技部品の後部の大きさに合わせて形成すると、遊技部品の装着時に、遊技部品の後部が装着孔の周縁部に引っ掛かる場合があり、また、装着孔の形成時に生じるルーターの磨耗や製作誤差等によって装着孔が遊技部品の後部より小さくなり、遊技部品を挿入できなくなるという問題もある。
【0006】
そこで、通常、装着孔を若干大きめに形成しているが、装着孔が大きくなれば、遊技部品の挿入が容易になる反面、遊技部品を装着孔に挿入しても位置が定まり難く、ネジを締め付けて取り付けベースを固定する前に遊技部品の位置決めが不可欠となり、その位置決めに時間を要する。
また各遊技部品を遊技盤の所定位置に位置決めした後、取り付けベースをネジで遊技盤に固定する必要があるため、各遊技部品を遊技盤に装着する際には、各遊技部品毎にネジの締め付け作業が不可欠である。
【0007】
従って、従来では、各遊技部品を遊技盤の所定位置にセットし位置決めする作業が非常に煩わしく、作業能率が著しく低下すると共に、各遊技部品毎にネジの締め付け作業が不可欠であり、これが遊技部品の装着作業の自動化を図る上で大きな問題となっている。
本発明は、このような従来の課題に鑑み、遊技盤等の所要部材に遊技部品等の部品を容易且つ確実に位置決めして固定でき、部品の装着作業の作業能率が向上すると共に、作業の自動化を容易に図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
発明は、遊技部品等の部品 15 の取り付け面 26a から突出する複数本の圧入ピン 24a 24d を、所要の部材 6 に形成された複数個のピン孔 47a 47d に圧入して、前記部品 15 を前記部材 6 に取り付けた遊技機であって、前記複数本の圧入ピン24a 〜24d の内、少なくとも一部の前記圧入ピン24a,24b,24d を前記遊技部品15に対して前記取り付け面26a に沿う方向に移動可能に設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。
図面は本発明をパチンコ機に採用した実施形態を示す。図1はパチンコ機の全体を示す斜視図であり、図1において、1 は機枠、2 は前枠で、機枠1 の前面側に開閉自在に枢着されている。前枠2 にはその窓孔3 にガラス扉4 及び前面板5 が装着され、これらに対応して窓孔3 内に裏側から遊技盤6 が着脱自在に装着されている。
【0011】
前面板5 には上皿7 が装着され、この上皿7 の前縁部に、上皿7 内の遊技球を抜き取る球抜きレバー8 が設けられている。前枠2 の下部には下皿9 と発射手段10の発射ハンドル11とが設けられている。
発射手段10は、発射ハンドル11を操作した時に上皿7 から遊技球を1個づつ発射部に供給し、その遊技球を発射モータに連動する打撃槌で打撃して遊技盤6 側に発射させるようになっている。
【0012】
遊技盤6 はベニヤ板等を略正方形状に切断したものであって、図2に示すように、発射手段10により発射された遊技球を案内するガイドレール12が設けられると共に、このガイドレール12の内側に上入賞手段13、ランプ風車14、変動図柄表示手段15、左右入賞手段16、振り分け入賞手段17、開閉入賞手段18、チューリップ型入賞手段19、始動入賞手段20及びコーナーランプ21等の各遊技部品が配置され、これらの下側にアウト球口22が形成されている。
【0013】
遊技盤6 に装着される上入賞手段13、変動図柄表示手段15等の各遊技部品は、その取り付け面側に複数本の圧入ピンを備え、この圧入ピンを遊技盤6 側のピン孔に圧入して固定されており、その取り付け構造を変動図柄表示手段15の場合を例に説明する。
変動図柄表示手段15は、図3乃至図8に示すように、遊技部品本体になる表示手段本体23と、この表示手段本体23の外周側から後方に突出する4個の圧入ピン24a 〜24d とを備えている。
【0014】
表示手段本体23は、後方側に凹入する表示ケース25と、この表示ケース25の前端外周側に一体に成形され且つ遊技盤6 の前面側に当接する取り付けベース26と、表示ケース25内に形成された横長状の図柄表示窓27と、この図柄表示窓27の裏側に横方向に配置された3個の図柄表示素子28と、表示ケース25の上側で取り付けベース26に設けられたゲーム回数表示窓29と、このゲーム回数表示窓29の裏側に横方向に配置された2個のゲーム回数表示素子30と、ゲーム回数表示窓29の上側で取り付けベース26から前側に突出する庇部31とを備えている。
【0015】
3個の図柄表示素子28はプリント基板32に装着され、そのプリント基板32は表示ケース25の裏側にスペーサ33等を介して固定されている。2個のゲーム回数表示素子30は、発光ダイオード34と共にプリント基板35に装着され、そのプリント基板35は表示ケース25の裏側にスペーサ36等を介して固定されている。
4本の圧入ピン24a 〜24d は、図9乃至図13に示すように、外周側に長手方向の突条部37が周方向に4個形成されると共に、先端側がテーパー状に形成されており、表示ケース25の上下及び左右の各位置において、取り付けベース26の取り付け面26a から後方に突出するように配置されている。
【0016】
4本の圧入ピン24a 〜24d の内、基準ピンとなる左下の圧入ピン24c は、図12及び図13に示すように、取り付けベース26の取り付け基部38にタッピングネジ41により着脱自在に固定されている。取り付け基部38は取り付けベース26と一体で、先端側にV字状に突出する位置決め突部39が十字状に形成されている。
【0017】
一方、圧入ピン24c には、図12及び図13に示すように、V字状に凹入する位置決め凹部40が十字状に形成され、この位置決め凹部40と位置決め突部39とが嵌合した状態で圧入ピン24a 〜24d がタッピングネジ41により取り付け基部38に着脱自在に固定されている。
他の3本の圧入ピン24a,24b,24d は、基準ピンとなる左下の圧入ピン24c との間の間隔、及び3本の圧入ピン24a,24b,24d 相互間の間隔を調整できるように、図8に示す如く取り付けベース26のピン保持部42に対して取り付け面26a に沿う方向に移動可能に設けられている。
【0018】
3本の圧入ピン24a,24b,24d は、図7、図9乃至図11に示すように、テーパー部と反対側に円形状の頭部43を一体に備え、その頭部43がピン保持部42に保持されている。ピン保持部42は、図7、図9乃至図11に示すように、圧入ピン24a,24b,24d の頭部43が嵌脱自在に嵌合する嵌合部44と、圧入ピン24a,24b,24d が嵌脱自在に嵌合する切り欠き部45とを備え、取り付けベース26の取り付け面26a から後方側に若干突出するように取り付けベース26と一体に成形されている。
【0019】
嵌合部44は、図11に示すように取り付けベース26の外側縁側が開放しており、この開放側から圧入ピン24a,24b,24d の頭部43を嵌合させて摩擦力により所定位置に保持するようになっている。切り欠き部45はピン保持部42の後壁側に形成されている。
3本の圧入ピン24a,24b,24d は、図7、図9及び図1に示すように、その頭部43の外径が嵌合部44の内径よりも小であり、また圧入ピン24a 〜24d の外径が切り欠き部45の内径よりも小であって、ピン保持部42に保持された状態でその寸法差の範囲内で取り付け面26a に沿う方向に各圧入ピン24a,24b,24d が摺動可能である。
【0020】
なお、この実施形態では、図16に示すように、左下の固定の圧入ピン24c と、右上の圧入ピン24b とを略同一長さにする一方、左上の圧入ピン24a と右下の圧入ピン24d との長さを圧入ピン24b,24c よりも若干短くしている。
遊技盤6 側には、図5、図7、図9、図12及び図14に示すように、変動図柄表示手段15の表示ケース25等が嵌合する装着孔46が形成されると共に、この装着孔46の周辺部分に、各圧入ピン24a 〜24d に対応するピン孔47a 〜47d が形成されている。
【0021】
また遊技盤6 には、取り付けベース26の取り付け面26a を遊技盤6 の前面側に当接させた時に3個のピン保持部42が嵌合するように、3個のピン孔47a,47b,47d の前端側に嵌合凹部48が形成されている。なお、3個の嵌合凹部48は、略同一深さである。
上記構成のパチンコ機において、遊技盤66に変動図柄表示手段15を装着する場合には、次のようにする。
先ず変動図柄表示手段15を組み立てる際に、その取り付けベース26に4本の圧入ピン24a 〜24d を取り付けておく。
【0022】
この場合、固定の圧入ピン24c は、その位置決め凹部40を取り付けベース26側の取り付け基部38の位置決め突部39に突き合わせて、取り付けベース26の前側からタッピングネジ41を挿入して、この圧入ピン24c を取り付けベース26の取り付け基部38に締結する。
すると位置決め突部39と位置決め凹部40とが互いに対応するV字状であり、しかも共に十字方向に形成されているので、タッピングネジ41を締め付けて行けば、圧入ピン24c と取り付け基部38との軸心が一致し、圧入ピン24c を取り付けベース26の所定位置に確実に固定できる。
【0023】
他の3本の圧入ピン24a,24b,24d をピン保持部42に取り付ける場合には、図15に示すように頭部43を取り付けベース26側のピン保持部42に合わせた後、その頭部43を取り付けベース26の取り付け面26a に沿ってピン保持部42側に摺動させて行くと、頭部43がピン保持部42の嵌合部44内に嵌合する。このため、各圧入ピン24a,24b,24d の頭部43をピン保持部42の嵌合部44に容易に嵌め込むことができる。
そして、頭部43がピン保持部42の嵌合部44に嵌合した状態では、頭部43が取り付けベース26側に当接した状態でピン保持部42内で摩擦力により保持されるので、この圧入ピン24a,24b,24d をピン保持部42の略一定位置に確実に仮止めできる。
【0024】
次に作業台上に遊技盤6 を略水平状に載置した状態で、図16に示す如く遊技盤6 の上側から、表示ケース25等が装着孔46に対応するように変動図柄表示手段15を降ろして、その4本の圧入ピン24a 〜24d の先端側を遊技盤6 の各ピン孔47a 〜47d に挿入し、この変動図柄表示手段15を遊技盤6 の装着部位に位置決め状態で仮止めする。
【0025】
この場合、左下の固定の圧入ピン24c と右上の圧入ピン24b は略同一長さであるが、固定の圧入ピン24c に対応するピン孔47c 側には嵌合凹部48がないので、最初に固定の圧入ピン24c の先端部がピン孔47c に挿入され、次に右上の圧入ピン24b の先端部がピン孔47b に挿入される。そして、この2本の圧入ピン24b,24c により変動図柄表示手段15を略位置決めした後、残りの2本の圧入ピン24a,24d の先端部をピン孔47a,47d に挿入する。
【0026】
従って、変動図柄表示手段15の4本の圧入ピン24a 〜24d を遊技盤6 側の4個のピン孔47a 〜47d に挿入するにも拘らず、4本の圧入ピン24a 〜24d を同時にピン孔47a 〜47d に挿入する場合に比較して、各圧入ピン24a 〜24d をピン孔47a 〜47d に容易に挿入できる。
しかも、左下の圧入ピン24c が固定された状態にあるので、この固定の圧入ピン24c を基準ピンとして他の圧入ピン24a,24b,24d を各ピン孔47a,47b,47d に挿入でき、変動図柄表示手段15を遊技盤6 の装着部位に容易且つ確実に位置決めできる。
【0027】
また3本の圧入ピン24a,24b,24d は、ピン保持部42に取り付け面26a に沿う方向に移動可能に設けているが、その先端部がテーパー状になっているため、多少の位置ズレがあっても、4本の圧入ピン24a 〜24d の先端部を各ピン孔47a 〜47d に容易に挿入できる。
【0028】
変動図柄表示手段15の圧入ピン24a 〜24d による遊技盤6 上での仮止めが完了すれば、次に遊技盤6 を載置した作業台をプレス装置側へと搬送する。そして、プレス装置内で作業台を位置決めした後、プレス装置の圧入盤を遊技盤6 側へと下降させて、取り付けベース26側の各圧入ピン24a 〜24d に対応する部分を圧入盤側の4本の圧入具により下方に押圧する。
【0029】
そして、取り付けベース26の取り付け面26a が遊技盤6 に当接するまで押圧すれば、4本の圧入ピン24a 〜24d を遊技盤6 の各ピン孔47a 〜47d に強制的に圧入でき、これによって表示ケース25等が遊技盤6 の装着孔46に嵌合した状態で変動図柄表示手段15を遊技盤6 に固定でき、従来のネジにより変動図柄表示手段15を遊技盤6 に固定する場合に比較して、変動図柄表示手段15を簡単な作業で容易に遊技盤6 に装着でき、作業能率が著しく向上する。
【0030】
特に、圧入ピン24a 〜24d の先端側をピン孔47a 〜47d に挿入して位置決め状態で仮止めした後、その圧入ピン24a 〜24d に対応する部分を圧入具で押圧して、圧入ピン24a 〜24d をピン孔47a 〜47d に圧入すれば良いので、プレス装置の圧入盤で押圧する等の方法を採用することによって、組み立て作業の自動化を容易に図ることができる。
【0031】
4本の圧入ピン24a 〜24d を遊技盤6 のピン孔47a 〜47d に圧入する場合、左下の圧入ピン24c が固定であり、他の3本の圧入ピン24a,24b,24d がピン保持部42により取り付け面26a に沿う方向に移動可能になっているので、各ピン孔47a 〜47d 相互間に多少の間隔のバラツキ等があっても、固定の圧入ピン24c を基準として他の3本の圧入ピン24a,24b,24d が各ピン孔47a 〜47d の間隔に応じて取り付け面26a に沿う方向に移動する。
【0032】
従って、遊技盤6 の孔開け加工時の誤差等で各ピン孔47a 〜47d 相互間の間隔に多少のバラツキが生じたような場合でも、圧入時に4本の圧入ピン24a 〜24d が損傷することもなく、取り付けベース26の取り付け面26a が遊技盤6 の前面に密着状に当接するように変動図柄表示手段15を遊技盤6 に確実に固定できる。
【0033】
即ち、各圧入ピン24a 〜24d をピン孔47a 〜47d に圧入して変動図柄表示手段15を遊技盤6 に装着する構造を採っているので、各圧入ピン24a 〜24d が取り付けベース26に完全に固定状態の場合には、各圧入ピン24a 〜24d 相互間の間隔と、各ピン孔47a 〜47d 相互間の間隔とが多少でも異なっていれば、圧入ピン24a 〜24d をピン孔47a 〜47d に圧入する時に、その何れかの圧入ピン24a 〜24d が折損したり、圧入ピン24a 〜24d の取り付けベース26側の基部に亀裂が生じたり、或いは取り付けベース26が円弧状に湾曲して遊技盤6 との間に隙間ができる等の問題がある。このため圧入ピン24a 〜24d とピン孔47a 〜47d とを高精度で正確に対応させる必要がある。
【0034】
しかし、この実施形態では、3個の圧入ピン24a,24b,24d を取り付け面26a に沿う方向に移動可能に設けているので、このような問題を確実に解消でき、圧入ピン24a,〜24d により変動図柄表示手段15を遊技盤6 に容易に固定できる。
しかも、4本の圧入ピン24a 〜24d の内、左下の1本の圧入ピン24c を取り付けベース26に固定しているため、各圧入ピン24a 〜24d をピン孔47a 〜47d に圧入する時に、この固定の圧入ピン24c が基準ピンとなって他の3本の圧入ピン24a,24b,24d が取り付け面26a に沿う方向に移動することになり、変動図柄表示手段15を装着孔46に対応する所定の装着部位に確実に高精度で固定でき、変動図柄表示手段15の装着位置の大きなバラツキも防止できる。
【0035】
また3本の圧入ピン24a,24b,24d の頭部43を取り付けベース26の取り付け面26a 側から後方に突出するピン保持部42に嵌合させる一方、このピン保持部42が嵌合する嵌合凹部48を遊技盤6 側に形成しているため、取り付けベース26の板厚を従来と同様に薄くでき、遊技盤6 に沿って落下する遊技球が取り付けベース26に衝突するような問題は生じ得ない。
【0036】
更に、遊技盤6 側に嵌合凹部48があるが、その嵌合凹部48は変動図柄表示手段15を遊技盤6 に固定した時に、その取り付けベース26によって完全に覆われるので、遊技盤6 の前面側のデザイン等に影響を及ぼすようなこともない。
各圧入ピン24a 〜24d は、長手方向の突条部37が周方向に複数個あるので、この圧入ピン24a 〜24d を遊技盤6 のピン孔47a 〜47d に容易に圧入できる。
固定の圧入ピン24c は、取り付けベース26側の取り付け基部38にタッピングネジ41で締結しているので、表示ケース25を含む取り付けベース26側の成形も容易にできる。
【0037】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
例えば、固定の圧入ピン24c は取り付けベース26に一体に設けても良い。
また圧入ピン24a 〜24d は、円柱状、角柱状等でも良い。
圧入ピン24a,24b,24d を保持するピン保持部42は、実施形態の構造以外のものでも良く、要するに圧入ピン24a,24b,24d を取り付け面26a に沿う方向に移動可能に保持し得るものであれば、その構造は問題ではない。
【0038】
また実施形態では、遊技盤6 に装着する遊技部品を例示しているが、遊技盤6 用の遊技部品は勿論のこと、前枠に装着する他の部品等においても同様に実施することが可能である。その他、回胴式遊技機等を含む各種の遊技機においても同様に実施できる。
圧入ピンは2本でも良い。また近い位置に2本の圧入ピンがある場合には、そ本の圧入ピンを固定し、他の圧入ピンを移動可能に構成しても良い。
【0039】
【発明の効果】
発明によれば、遊技部品等の部品 15 の取り付け面 26a から突出する複数本の圧入ピン 24a 24d を、所要の部材 6 に形成された複数個のピン孔 47a 47d に圧入して、部品 15 を部材 6 に取り付けた遊技機であって、複数本の圧入ピン24a 〜24d の内、少なくとも一部の圧入ピン24a,24b,24d を遊技部品15に対して取り付け面26a に沿う方向に移動可能に設けているので、遊技盤等の所要部材6 に部品15を容易且つ確実に位置決めして固定でき、部品15の装着作業の作業能率が向上すると共に、作業の自動化を容易に図ることができ、しかもピン孔47a 〜47d 相互間の間隔にバラツキがあっても、それに関係なく各圧入ピン24a 〜24d をピン孔47a 〜47d に容易且つ確実に圧入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパチンコ機の斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す変動図柄表示手段部分の正面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す変動図柄表示手段部分の一部切り欠き平面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す変動図柄表示手段部分の縦断面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す変動図柄表示手段部分の背面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示す変動図柄表示手段部分の横断面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示す変動図柄表示手段の背面図である。
【図9】図3のA−A線拡大図である。
【図10】図3のB−B線拡大図である。
【図11】本発明の一実施形態を示すピン保持部の一部切り欠き背面図である。
【図12】図3のC−C線拡大図である。
【図13】本発明の一実施形態を示す固定圧入ピン部分の背面断面図である。
【図14】本発明の一実施形態を示す遊技盤の装着孔部分の正面図である。
【図15】本発明の一実施形態を示す圧入ピンの嵌合方法の説明図である。
【図16】本発明の一実施形態を示す変動図柄表示手段の装着法の説明図である。
【符号の説明】
6 遊技盤(所要部材)
15 変動図柄表示手段(遊技部品)
24a 〜24d 圧入ピン
26a 取り付け面
42 ピン保持部
43 頭部
44 嵌合部
47a 〜47d ピン孔
48 嵌合凹部

Claims (4)

  1. 遊技部品等の部品 (15) の取り付け面 (26a) から突出する複数本の圧入ピン (24a) (24d) を、所要の部材 (6) に形成された複数個のピン孔 (47a) (47d) に圧入して、前記部品 (15) を前記部材 (6) に取り付けた遊技機であって、前記複数本の圧入ピン(24a) 〜(24d) の内、少なくとも一部の前記圧入ピン(24a)(24b)(24d) を前記遊技部品(15)に対して前記取り付け面(26a) に沿う方向に移動可能に設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記複数本の圧入ピン(24a) 〜(24d) の内、少なくとも一本の前記圧入ピン(24c) を前記部品(15)に固定し、固定の圧入ピン(24c) から離間する他の前記圧入ピン(24a)(24b)(24d) を前記部品(15)に対して前記取り付け面(26a) に沿う方向に移動可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記部品(15)の前記部材(6) 側に、側方に開口する嵌合部(44)を有するピン保持部(42)を設け、ピン保持部(42)の前記嵌合部(44)に開口側から嵌合して摩擦力により保持される頭部(43)を前記圧入ピン(24a)(24b)(24d) に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記ピン保持部(42)を前記部品(15)の前記取り付け面(26a) から前記部材(6) 側に突出させて設け、前記部材(6) 側に、前記部品(15)の前記取り付け面(26a) が前記部材(6) に当接したとき前記ピン保持部(42)が嵌合する嵌合凹部(48)を設けたことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
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