JP4803804B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに接続される雄型コネクタまたは雌型コネクタのいずれかを有した本体枠等の被取付体と該被取付体に取り付けられる遊技盤等の取付体とを備えてなる遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一種であるパチンコ機は、本体枠に遊技盤が着脱自在に取り付けられるようにしており、該遊技盤には電動入賞装置等の盤面部品が配設されている。そこで、前記本体枠に遊技盤を取り付ける場合、該遊技盤を本体枠の後側に取着した後に、別作業として電気配線接続用の雌雄型コネクタを互いに接続するようにしていた。一方、交換等のために遊技盤を取り外すときは、前記雌雄型コネクタを分離した後に本体枠から遊技盤を取り外すようにしていた。このように、点検や交換等のため本体枠に遊技盤を着脱する際には、その都度その作業とは別作業として前記雌雄型コネクタを接続または分離する作業が必要となり、これら雌雄型コネクタが複数対あると遊技盤の着脱作業が非常に煩雑になるという課題があった。
この問題を解決すべく、例えば次のようなパチンコ機が開発された。すなわち、該パチンコ機は、本体枠に遊技盤の一側を回動自在に軸着し、しかも、遊技盤に雄型コネクタか雌型コネクタのいずれか一方を配置固定し、本体枠には前記雌雄型コネクタのいずれか他方を配置固定してなる。そして、遊技盤を開閉して着脱する際にその動作と同時に雌雄型コネクタを接続または分離するようにして、パチンコ機のメンテナンスなどの作業が容易に行なえ作業能率も向上できるようにしている。(例えば、特許文献1参照。)。
実公平7−27961号公報(第2−3頁、図2)
しかしながら、前記特許文献1のパチンコ機にあっては、遊技盤の着脱と同時に雌雄型コネクタが接続または分離されるので、パチンコ機のメンテナンスなどの作業が容易に行なえることになるが、逆にその作業が容易に行なえるがためにその作業は乱雑になり易い。ところで、雄型コネクタと雌型コネクタには、それぞれ接続口にピン形状の複数の端子またはこれら端子が挿入される孔形状の複数の端子が列設されており、これらが少しでも位置ずれを生じていると、接続する際にピン形状の端子が孔形状の端子に挿入されずに折れ曲がってしまう危険性がある。
このため、例えば、遊技盤の交換作業中に遊技盤を勢いよく閉め圧接したとき、雄型コネクタ側のピン形状の端子と雌型コネクタ側の孔形状の端子とが前記のようにずれていると、雄型コネクタ側の端子の先端側が屈曲して破損してしまいその交換作業に追われるという余分な手間が増え、却ってパチンコ機のメンテナンスなどの作業に支障を生ずるといった課題がある。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、本体枠等の被取付体に遊技盤等の取付体を圧接するようにして取り付ける際に、これらに一体に設けられる雌雄型コネクタが破損するのを防止し、その取付作業が容易に支障なく行なえるようにした遊技機を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明の遊技機は、本体枠、機構板、透明板保持枠等の被取付体と該被取付体に圧接するようにして取り付けられる遊技盤、球払出し装置、電飾基板等の取付体とを備え、前記被取付体に雄型コネクタか雌型コネクタのいずれか一方が設けられると共に前記取付体に他方が設けられ、前記被取付体に取付体を取り付けることにより前記雄型コネクタと雌型コネクタが互いに接続されるようにした遊技機であって、前記被取付体の取付面に固定具を装着し、前記取付体の取付面に前記固定具が挿通される係止透部を貫設し、前記固定具は、前記被取付体の取付面に垂直に突設されかつ中心軸線に対して直交する面内で回動する回動軸と、前記回動軸の基端側の外周一側に設けられその表面を頂部から一側に向かって下傾する第一誘導面とした第一誘導突部と、前記回動軸の先端側の外周他側に設けられその裏面を前記第一誘導突部の第一誘導面とほぼ同じ傾斜角度で同じ方向へ下傾する第二誘導面とした第二誘導突部とを有し、前記係止透部の内周面には内側を向く係止板部を突設し、前記被取付体の取付面からの前記頂部の高さを前記雌雄型コネクタ同士が接続されるべく接触するよりも先に前記係止板部が該頂部に当接する寸法に設定してなり、前記係止透部に前記固定具を挿通し前記係止板部が前記第一誘導突部の頂部に当接した状態で前記回動軸を回動させることにより、前記係止板部が前記頂部から外れ前記第一誘導突部の第一誘導面と前記第二誘導突部の第二誘導面との間に挟まれたまま前記被取付体の取付面側へ誘導されて、前記雌雄型コネクタが接続されると共に前記被取付体に前記取付体が取り付けられるようにした。
本発明に係る遊技機は、本体枠等の被取付体に遊技盤等の取付体を圧接するようにして取り付けるに際し、まず雌雄コネクタ同士が接続されるべく接触するより先に取付体側の係止板部を被取付体側における回動軸の第一誘導突部の頂部に当接し、次いで回動軸を回動させることにより係止板部を第一誘導突部の第一誘導面と第二誘導突部の第二誘導面との間に挟んだまま被取付体の取付面側へ誘導するようにしている。よって、取付体を被取付体に無理なくゆっくりと圧接させることができる。これに伴い、雌雄型コネクタ同士もゆっくりと接続されるので、破損するといった危険性もほとんどなくその接続動作が安全かつ確実となり、その取付作業が容易に支障なく行なえるという効果がある。
以下、本発明に係る遊技機の実施の形態を図面に基づき詳しく説明する。本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球機、パチスロ機、パロット(登録商標)機、スロットマシン等の遊技機に適用されるが、この内、本発明はパチンコ機に適用される場合について説明する。なお、前記パロット機とは、パチンコ球を遊技媒体としてパチスロ機の遊技が可能な遊技機である。
図1は本発明に係るパチンコ機の正面図、図2は同パチンコ機の背面図、図3は遊技盤を取り付けた状態の本体枠の背面斜視図、図4は遊技盤を取り外した状態の本体枠の背面斜視図である。パチンコ機Pは縦長長方形枠状の外枠1を有し、該外枠1の前側に一側を軸着して被取付体としての本体枠3が開閉自在に装着されている。該本体枠3には、取付体としての遊技盤2が着脱自在に取り付けられる。本体枠3は中央に方形状の窓口4が開設され額縁状に成形される。また、本体枠3の後面に遊技盤2を取り付けるための遊技盤取付枠5が一体に設けられる。
前記遊技盤2は縦長長方形状に成形され、その前面に内側のガイドレール6aと外側のガイドレール6bとが渦巻状に敷設され、これら内・外側のガイドレール6a,6bに囲まれて遊技部2aが成形される。該遊技部2aには、例えばその中央に各種の情報を変動表示する表示部7aを備えた可変表示装置7が装着され、その下方に遊技球である打球が入賞することにより前記可変表示装置7の表示部7aの情報を変動させる始動入賞口8が装着される。更に、その下方に前記表示部7aの表示が特定の情報(例えば、「7,7,7」)に揃ったとき開閉扉9aを開き、一定の条件の下で一度に多くの賞球が得られる大型の入賞装置9が装着されている。
前記本体枠3の前面に、該本体枠3とほぼ同じ大きさからなりその一側で開閉自在に軸着される合成樹脂製の透明板保持枠10が設けられている。該透明板保持枠10には、遊技盤2前面の遊技部2aに対向して円形状の窓開口11が開設され、該窓開口11の後面に2枚セットの透明板であるガラス板または合成樹脂板からなる透明板ユニット12が配置され、これにより該窓開口11を塞ぐようにしている。また、透明板保持枠10の前面であって窓開口11の下方に、打球発射位置(図示せず。)に供給する打球を貯留するための上球受皿13aが装着される。該上球受皿13aの下方に該上球受皿13aから溢れる遊技球を貯留するための下球受皿13bが装着される。該下球受皿13bの一側には前記打球発射位置から発射される打球の打球力を調整するための打球力調整ハンドル14が装着される。
前記遊技盤取付枠5は、本体枠3の後面に一側を除き窓口4を囲うようにして一体に設けられる。そして、遊技盤取付枠5の下枠部5aの上面に遊技盤2が乗せられて支持される。また、図4、図5に示すように遊技盤取付枠5の一側に横断面略Z型に折り曲げて形成された金属板製の桟部材15がビス16により取着される。該桟部材15にはその上下の二箇所に折曲片17を成形することにより横断面コ字状の溝部18が成形され、該各折曲片17の内側に板バネ19が設けられる。前記桟部材15の奥端面に、上下三箇所に分かれてそれぞれ内側へ膨らむ突状部20が設けられる。また、桟部材15の外側面の上下二箇所には、後記する機構板34を枢着するための支軸21が突設される。
一方、前記本体枠3の窓口4における前記桟部材15と対向する他側の内面に、取付面としての後面22aが前記桟部材15の折曲片17とほぼ同一面となるようにして張出板部22が一体に突設される。該張出板部22の後面22aに遊技盤2の取付面としての前面2bが当接することになる。そして、該張出板部22の後面22aには、遊技盤2を取り付け固定するため本発明に係る固定具24が装着される。また、その近くに位置して張出板部22に、一対の雄型コネクタ23a,23aが設けられる。各雄型コネクタ23aはその接続口が張出板部22の後側に露出しており、該各雄型コネクタ23aにその後側から後記する遊技盤2側の雌型コネクタ23bが接続されることになる。前記各雄型コネクタ23aから引き出される配線は、例えば本体枠3の前面であって遊技盤2の遊技部2aの上方に配置された配線基板(図示せず。)に接続され、遊技の進行と共にその配線基板の前面に付設されたLED等の発光体を発光させ電飾機能を発揮するようにしている。
前記固定具24を更に詳しく説明すると、図6に示すように前記張出板部22の後面22aに回動軸24aが垂直に突設される。該回動軸24aは、その中心軸線に対して直交する面内で比較的重い状態で回動するように軸着される。そして、該回動軸24aの基端側の外周一側に、第一誘導突部25が一体に設けられる。該第一誘導突部25はほぼ平面4分の1の円程度の扇形状に成形され、その表面である第一誘導面25aは、端縁の頂部26から一側に向かい回動軸24aの外周に沿って螺旋状に下傾している。その傾斜角度は前記後面22aに対してほぼ18度に設定される。ただ、この角度に限定される訳ではない。
また、回動軸24aの先端側の外周他側に、第二誘導突部27が一体に設けられる。該第二誘導突部27はほぼ平面半円形状に成形され、その裏面である第二誘導面27aは、前記第一誘導突部25の第一誘導面25aとほぼ同じ角度でしかも同じ方向へ回動軸24aの外周に沿って螺旋状に下傾している。この場合、前記第一誘導面25aと第二誘導面27aとの間隔は遊技盤2に設けられた後記する係止板部33の厚み寸法よりやや広く、回動軸24aの回動動作に伴いその間に係止板部33が介入し得るようになっている。第二誘導突部27の第二誘導面27aの終端部には前記後面22aと平行となる押え片部28が連続して延設され、その裏面に遊技盤2の後面を強く押圧する突部29が設けられる。更に、第二誘導突部27には、固定具24を指で回動操作するための把持板部30が一体に設けられている。
前記固定具24を本体枠3の後側から見た場合、回動軸24aを挟んでその一側に第一誘導突部25が配置され、他側に第二誘導突部27が配置され、これらを互いに投影した場合ほとんど重ならないようになっている。また、張出板部22の後面22aに、回動する固定具24を始端位置に配置しておくため第一誘導突部25の回動動作を規制する位置決めリブ31が設けられる。なお、固定具24が始端位置にあるとき、位置決めリブ31により後記する係止板部33が第一誘導突部25から外れないようになっている。これにより、固定具24は後面22aに沿ってほぼ180度の間で回動することになる。
前記固定具24に対応位置させて遊技盤2に、該固定具24が挿通される程度の大きさの円形状の係止透部としての挿通孔32が貫設される。該挿通孔32は通常遊技部2aの外側であって側部に開設される。そして、挿通孔32の内周面には、内側を向きかつ遊技盤2と平行な半円形状の係止板部33が一体に突設される。この係止板部33は、その先端周縁が挿通孔32に回動軸24aを挿通したとき該回動軸24aに近接する程度の大きさの半円形状に成形され、遊技盤2の前面2b側では該前面2bよりも低く、遊技盤2の後面側では該後面と面一となるようになっている。すなわち、係止板部33の厚みは遊技盤2の厚みよりも薄く設定されている。前記係止透部は、遊技盤2の側縁に該側縁で開口する挿通凹部を切欠いて設け、該挿通凹部の内周面に前記係止板部33を突設するようにして構成しても良い。
前記本体枠3の後面に、遊技盤2の後面を覆う被取付体としての合成樹脂製の機構板34がその一側を前記桟部材15の上下に配設した支軸21,21に軸支して開閉自在に装着される。該機構板34の中央部には前記遊技盤2の後側に突設された可変表示装置7の後側を覆うカバー部材35が臨む開口36が開設され、上部に遊技球を貯留する球タンク37が配置されると共にその下方に該球タンク37から排出される遊技球を下方へ導くタンクレール38が配置される。また、該タンクレール38の流下端に、カーブレール39を介して取付体としての球払出し装置40が配設される。該球払出し装置40から払い出された遊技球は、該球払出し装置40の下方に配置される球排出通路41を介してパチンコ機Pの前面の上球受皿13aに導かれることになる。前記遊技盤取付枠5の下枠部5aの後面には、遊技盤2を遊技盤固定枠5に取り付けたとき、該遊技盤2をしっかりと固定するための挟着具47が軸着される。この挟着具47は、前記下枠部5aの後面を含む面内で回動し遊技盤2の裏面に圧接するようになっている。
本発明に係るパチンコ機は上記構成からなり、次に遊技盤2の取付方法について説明する。まず、図7(イ)に示すように遊技盤2に開設された挿通孔32に固定具24が挿通できるように該固定具24を始端位置に設定しておく。そして、本体枠3の後側から遊技盤取付枠5に遊技盤2を配置し、遊技盤2の一側端を遊技盤取付枠5の一側端に位置する桟部材15の溝部18内に差し込む。このとき、遊技盤2の一側端面に設けられた上下三個所の凹窪部42に前記溝部18奥端部の各突状部20が嵌り込み、しかも、板バネ19の弾性により遊技盤2の一側端が挟着される。
次に、遊技盤2をその一側端を中心として他側端をパチンコ機Pの前側へ回動させ、遊技盤2の他側端の前面2bを遊技盤取付枠5の他側端の張出板部22の後面22aに接近させる。これにより、図7(イ)(ロ)に示すように挿通孔32に前記固定具24が挿通され、挿通孔32内の係止板部33が第一誘導突起25の一番高い頂部26に当接して停止する。このとき、雄型コネクタ23aと雌型コネクタ23bは互いに離れており接触はしていない。
この状態で、把持板部30に指を掛け固定具24を所定方向すなわち図7(イ)の矢視方向へほぼ90度回動させる。この回動動作に伴い前記頂部26から係止板部33が外れ、該係止板部33は図8(イ)(ロ)に示すように第一誘導突部25の第一誘導面25aと第二誘導突部27の第二誘導面27aとの間に挟まれたまま張出板部22の後面22a側へ誘導される。同時に、前記各雌型コネクタ23bが各雄型コネクタ23aに接近する。この雌雄型コネクタ23a,23bの動作は、前記遊技盤2の係止板部33が張出板部22の後面22aに接近する動作と同じ速度で行なわれ、ゆっくりでありしかも正確である。
前記固定具24を図8の矢視方向へ更にほぼ90度すなわち終端位置まで回動させると、図9(イ)(ロ)に示すように遊技盤2側の係止板部33の後面に押え片部28の突部29が当接し、遊技盤2を張出板部22の後面22aに圧接することになる。同時に、前記各雌型コネクタ23bが各雄型コネクタ23aに接続する。これにより、遊技盤2の取付作業が完了する。逆に、本体枠3から遊技盤2を取り外すには、前記固定具24を図9(イ)(ロ)の状態から矢視方向に回動させ図7に示す始端位置へ戻す。これにより、第一誘導突部25が張出板部22と係止板部33との間に介入し、前記と同様に係止板部33が第一誘導突部25の第一誘導面25aと第二誘導突部27の第二誘導面27aとの間に挟まれたまま張出板部22の後面22aと反対側へ誘導される。そして、係止板部33が第一誘導突起25の一番高い頂部26に乗って停止する。この固定具24の回動動作に伴い雌型コネクタ23bが雄型コネクタ23aからゆっくり抜かれ、係止板部33が第一誘導突起25の一番高い頂部26に乗ったときには既に互いに離れることになる。
このように、雌雄型コネクタ23a,23b同士が接続のため接触するより先に遊技盤2側の係止板部33が本体枠3側の回動軸24aの頂部26に当接し、次いで回動軸24aを回動させることにより係止板部33を第一誘導突部25の第一誘導面25aと第二誘導突部27の第二誘導面27aとの間に挟んだまま誘導する。よって、遊技盤2を本体枠3に無理なくゆっくりと圧接させることができる。仮に、雌雄型コネクタ23a,23bが互いにずれていたとしても、それら動作がゆっくりなのでその不具合はすぐに発見でき修正し易い。これにより、遊技盤2を圧接するようにして取り付ける際に、雌雄型コネクタ23a,23bが破損するといった危険性もほとんどなく安全かつ確実に接続できることとなり、その取付作業が容易に支障なく行なえる。遊技盤2を取り付けた後は、前記挟着具47を遊技盤2の後面側へ回動させて、遊技盤2をしっかりと固定させる。
また、本発明はホールで点検・交換のため垂直に起立した遊技盤2を取り外したり取り付ける場合に効果が有るが、他に例えばパチンコ機Pを組み立てる際、組み立てライン上で水平に配置した遊技盤2を本体枠3に取り付けたり取り外す場合にも効果が有る。
本発明は、遊技盤2を取り付ける場合だけでなく取り外す場合も、固定具24を回動することにより、係止板部33すなわち遊技盤2が第一誘導突部25に押され遊技盤取付枠5の後側へ押出されることになるので、その遊技盤2が取り外し易く遊技盤2の交換作業も容易に行なえることになる。また、雌雄型コネクタ23a,23bも遊技盤2の回動と共にゆっくり分離されるので、破損することがほとんどない。本発明では本体枠3に対し遊技盤2をその後側から取り付ける場合について説明したが、その前側から取り付ける場合についても本発明が同様に適用できる。また、このときの方が、遊技盤の交換作業が効率良くできる。
本発明では、取付体を遊技盤2、被取付体を本体枠3とした場合を説明したが、他の実施の形態として取付体を球払出し装置40、被取付体を機構板34とした場合を図10、図11に示す。尚、主要な構成は本発明と同じなので、同一部位は同一符号を付すことにより詳しい説明は省略する。この実施の形態に係る球払出し装置40は、その装置本体45の前側に機構板34の取付面である後面34aに取り付けるための取付基板44が設けられる。また、取付体を球払出し装置40とし、被取付体を本体枠3としても本発明は適用できる。
前記装置本体45から上方へ突出した取付基板44の上部部位44aに係止板部33を有する挿通孔32が開設され、同じく取付基板44の前面のやや上部に雄型コネクタ23aが一体に設けられている。この雄型コネクタ23aの接続口側は、取付基板44の前側に露出している。一方、球払出し装置40が取り付けられる機構板34の取付面である後面34aには、所定位置に前記挿通孔32に挿通する固定具24が突設され、そのやや下方に前記雄型コネクタ23aが接続される雌型コネクタ23bが一体に設けられる。また、機構板34の後面34aであって前記固定具24の下方に、装置本体45の取付基板44の両側下端から下方へ突出する突片44a,44aを上から差し込む受止凹溝46,46が設けられている。
そして、機構板34の後面34aの取付位置に取付基板44を対向位置させるようにして球払出し装置40を配置し、受止凹溝46,46に取付基板44の両側下端の突片44a,44aを差し込む。この状態で、取付基板44の下端部を中心としてその上部を機構板34の後面34a側へ回動させて接近させる。これにより、挿通孔32に前記固定具24が挿通され、挿通孔32内の係止板部33が第一誘導突起25の一番高い頂部26に当接して停止する。このとき、雄型コネクタ23aと雌型コネクタ23bは離れており接触していない。
この状態で、把持板部30に指を掛け固定具24を所定方向へ回動させる。以後は本発明で説明した動作と同じ動作となるので、詳しい説明は省略する。この場合も、雌型コネクタ23bに雄型コネクタ23aが接続される動作は、前記取付基板44の係止板部33が機構板34の後面34aに接近する動作と同じ速度で行なわれ、無理なくゆっくりであってしかも正確である。この他の実施の形態にあっても、球払出し装置40を取り付ける際に、雌雄型コネクタ23a,23bが破損するといった危険性もなく安全かつ確実に接続できることとなり、その取付作業が容易に支障なく行なえる。
本発明に係るパチンコ機の正面図。 同パチンコ機の背面図。 遊技盤を取り付けた状態の本体枠の背面斜視図。 遊技盤を取り外した状態の本体枠の背面斜視図。 遊技盤を取り付けた状態の本体枠の平面断面図。 固定具部位の分解斜視図。 (イ)は作用を示す要部の背面図、(ロ)は作用を示す要部の縦断面図。 (イ)は作用を示す要部の背面図、(ロ)は作用を示す要部の縦断面図。 (イ)は作用を示す要部の背面図、(ロ)は作用を示す要部の縦断面図。 他の実施の形態に係り、機構板と球払出し装置とを分解して示す斜視図。 同機構板に球払出し装置を取り付けた状態の縦断面図。
符号の説明
2 取付体(遊技盤)
3 被取付体(本体枠)
10 取付体(透明板保持枠)
23a 雄型コネクタ
23b 雌型コネクタ
24 固定具
24a 回動軸
25 第一誘導突部
25a 第一誘導面
26 頂部
27 第二誘導突部
27a 第二誘導面
32 係止透部(挿通孔)
34 被取付体(機構板)
40 取付体(球払出し装置)
P 遊技機(パチンコ機)

Claims (1)

  1. 本体枠、機構板、透明板保持枠等の被取付体と該被取付体に圧接するようにして取り付けられる遊技盤、球払出し装置、電飾基板等の取付体とを備え、前記被取付体に雄型コネクタか雌型コネクタのいずれか一方が設けられると共に前記取付体に他方が設けられ、前記被取付体に取付体を取り付けることにより前記雄型コネクタと雌型コネクタが互いに接続されるようにした遊技機であって、
    前記被取付体の取付面に固定具を装着し、前記取付体の取付面に前記固定具が挿通される係止透部を貫設し、前記固定具は、前記被取付体の取付面に垂直に突設されかつ中心軸線に対して直交する面内で回動する回動軸と、前記回動軸の基端側の外周一側に設けられその表面を頂部から一側に向かって下傾する第一誘導面とした第一誘導突部と、前記回動軸の先端側の外周他側に設けられその裏面を前記第一誘導突部の第一誘導面とほぼ同じ傾斜角度で同じ方向へ下傾する第二誘導面とした第二誘導突部とを有し、前記係止透部の内周面には内側を向く係止板部を突設し、前記被取付体の取付面からの前記頂部の高さを前記雌雄型コネクタ同士が接続されるべく接触するよりも先に前記係止板部が該頂部に当接する寸法に設定してなり、前記係止透部に前記固定具を挿通し前記係止板部が前記第一誘導突部の頂部に当接した状態で前記回動軸を回動させることにより、前記係止板部が前記頂部から外れ前記第一誘導突部の第一誘導面と前記第二誘導突部の第二誘導面との間に挟まれたまま前記被取付体の取付面側へ誘導されて、前記雌雄型コネクタが接続されると共に前記被取付体に前記取付体が取り付けられるようにしたことを特徴とする遊技機。
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