JP2002066002A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002066002A
JP2002066002A JP2000255538A JP2000255538A JP2002066002A JP 2002066002 A JP2002066002 A JP 2002066002A JP 2000255538 A JP2000255538 A JP 2000255538A JP 2000255538 A JP2000255538 A JP 2000255538A JP 2002066002 A JP2002066002 A JP 2002066002A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前構造体及び表示器を遊技盤に対して前面側
から容易に着脱でき、組み立て、分解等を容易且つ能率
的にできる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 開口部16を有する遊技盤3 と、遊技盤3
の前面側に開口部16に対応して装着された前構造体17
と、図柄を変動表示可能で且つ開口部16を経て図柄を前
側から視認可能に前構造体17に装着された表示器18とを
備え、前構造体17と表示器18とを遊技盤3 の前面側から
一体に着脱自在に設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機、例えばパチンコ機では、遊
技盤の遊技領域に液晶式の変動図柄表示手段を配置し、
始動手段が遊技球を検出したときに、変動図柄表示手段
の図柄を所定時間変動させ、その変動後の停止図柄が大
当たり図柄の組み合わせ等の特定態様となった場合に、
遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるようにしてい
る。
【0003】従来の変動図柄表示手段は、遊技盤の前面
側に、その開口部に対応させて前構造体をネジ等により
装着し、遊技盤の裏側で前構造体の裏側に液晶表示器を
ネジ等で固定し、遊技盤の前側に前構造体を、裏側に液
晶表示器を夫々配置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】変動図柄表示手段を遊
技盤に装着するに際しては、遊技盤の前面側に、その開
口部に対応させて前構造体をネジ等により取り付けた
後、遊技盤の裏側で前構造体の裏側に液晶表示器をネジ
等で固定している。このため、遊技盤の前側に前構造体
を取り付ける工程と、その前構造体の裏側に液晶表示器
を取り付ける工程とが不可欠であり、作業が煩雑で能率
が悪いという問題がある。
【0005】また近年ではパチンコ機の廃棄後に、その
液晶表示器を取り外して再利用することが考えられてい
る。しかし、従来の変動図柄表示手段では、液晶表示器
が遊技盤の裏側にあるため、前枠を開けるか、又は遊技
盤を前枠から取り外した後に、その遊技盤の裏側で液晶
表示器を前構造体から取り外す必要があって、液晶表示
器自体の取り外しに時間を要するという問題がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、前構造体及び表示器を遊技盤に対して前面側から容
易に着脱でき、組み立て、分解、その他の作業を容易且
つ能率的にできる弾球遊技機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、開口部16を有
する遊技盤3 と、該遊技盤3 の前面側に前記開口部16に
対応して装着された前構造体17と、図柄を変動表示可能
で且つ前記開口部16を経て前記図柄を前側から視認可能
に前記前構造体17に装着された表示器18とを備えた弾球
遊技機において、前記前構造体17と前記表示器18とを前
記遊技盤3 の前面側から一体に着脱自在に設けたもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図5は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤3
が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側に
ガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。
前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着
されている。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿
7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが設けられてい
る。
【0009】遊技盤3 には、ガイドレール10が環状に装
着されると共に、そのガイドレール10の内側の遊技領域
11に主変動図柄表示手段12、主起動手段13、副起動手段
14、可変入賞手段15、普通入賞手段19等の遊技部品が配
置されている。主変動図柄表示手段12は、遊技盤3 の開
口部16に対応してその前面側に着脱自在に装着された前
構造体17と、この前構造体17の裏側に着脱自在に装着さ
れた液晶表示器18とを備え、その前構造体17の上部に副
変動図柄表示手段20及び普通入賞手段21が設けられてい
る。
【0010】主変動図柄表示手段12は、その液晶表示器
18に1個又は複数個、例えば3個の主図柄を変動表示可
能であって、主起動手段13が遊技球を検出することを条
件に主図柄が所定時間変動し、その変動後に停止図柄が
所謂大当たり図柄である特定態様、又はそれ以外の非特
定態様を表示するようになっている。
【0011】副変動図柄表示手段20は、液晶表示器18に
より1個又は複数個、例えば1個の副図柄を変動表示可
能であって、副起動手段14が遊技球を検出することを条
件に副図柄が所定時間変動し、その変動後に停止図柄が
所謂当たり図柄である所定態様、又はそれ以外の非所定
態様を表示するようになっている。
【0012】なお、主図柄、副図柄には、数字図柄、キ
ャラクター、その他の図柄が使用可能であるが、この実
施形態では、0〜9までの数字図柄が使用されている。
【0013】遊技盤3 には、図2及び図5に示すよう
に、主変動図柄表示手段12の装着位置に所定形状の開口
部16が形成されると共に、その開口部16の上側に入賞孔
22が形成されている。また遊技盤3 の裏側には集合板23
が装着されている。集合板23は主起動手段13、可変入賞
手段15、普通入賞手段19,21 等に入賞して遊技盤3 の裏
側に誘導された遊技球を、遊技盤3 に沿って下方へと案
内するためのもので、図2及び図4に示すように、主起
動手段13、普通入賞手段21等に対応して案内通路24が形
成されている。
【0014】主変動図柄表示手段12は、図2、図3及び
図5に示すように構成されている。液晶表示器18は主図
柄を変動可能に表示するためのもので、その主図柄を遊
技盤3 の前面側から開口部16を経て視認できるように前
構造体17の裏側に着脱自在に装着されている。
【0015】なお、液晶表示器18は、略矩形状、その他
の適宜形状であって、金属製、合成樹脂製等のケース内
に液晶表示体と、この液晶表示体を駆動する液晶駆動部
とを組み込んだものであって、フラットケーブル等の適
宜ケーブル25を介して図柄表示制御基板(図示省略)等
に接続されている。図柄表示制御基板は、遊技盤3 の裏
側等、遊技機本体1 の裏側に配置されている。
【0016】前構造体17は合成樹脂製の一体成形品であ
って、図2、図3及び図5に示すように、遊技盤3 の前
面側に当接する前飾り板26と、この前飾り板26に形成さ
れた表示窓27と、前飾り板26の裏側から後方に突出する
嵌合胴部28と、表示窓27の上側で前方に突出する庇部29
とを備え、嵌合胴部28を開口部16に嵌合させて係止手段
30により遊技盤3 に前面側から着脱自在に装着されてい
る。
【0017】表示窓27には、液晶表示器18側の主図柄を
前面側から視認できるように、無色透明又は着色透明な
合成樹脂板等の光透過性を有する窓板27a が窓枠部27b
に装着されている。庇部29には、その前面側の左右略中
央に副変動図柄表示手段20が配置され、また上面側の左
右略中央に普通入賞手段21が設けられている。
【0018】なお、前飾り板26の裏側には、その周縁部
側に1個又は複数個の位置決め突起32が設けられ、その
位置決め突起32が遊技盤3 の位置決め凹部に嵌合してい
る。普通入賞手段21は、その入賞口33から入賞した遊技
球を遊技盤3 の裏側に誘導する誘導路34を有し、その誘
導路34は遊技盤3 の入賞孔22に遊嵌状に挿入されてい
る。
【0019】表示窓27及び嵌合胴部28は、略矩形状、そ
の他の所定形状である。嵌合胴部28は、後端側が開口す
る筒状胴体により構成され、表示窓27を取り囲むように
表示窓27の外周で前飾り板26の裏側に一体に突出形成さ
れている。そして、嵌合胴部28には、表示窓27の裏側に
液晶表示器18を収容する収容部35が設けられており、こ
の収容部35に液晶表示器18が裏側から挿脱自在に挿入さ
れて収容され、固定手段36により着脱自在に固定されて
いる。
【0020】なお、収容部35は、外周側の嵌合胴部28に
裏側から凹入状に形成されている。収容部35の深さは、
液晶表示器18の後端側が嵌合胴部28の後端と略同一にな
る程度であるが、液晶表示器18の後端が嵌合胴部28から
後方に突出するか、又は逆に嵌合胴部28の後端が液晶表
示器18から後方に突出するようにしても良い。
【0021】係止手段30は、嵌合胴部28の周方向に複数
個、例えば上下両側に対応して2個設けられている。係
止手段30は、前飾り板26から後方に突出する係止爪37
と、遊技盤3 の裏側の裏構造体、例えば集合板23に形成
された被係止部38とにより構成されている。係止爪37
は、嵌合胴部28の上下の壁部に所定間隔を置いて2個の
スリット39を形成することにより、その2個のスリット
39間に設けられており、内外方向に弾性変形可能になっ
ている。係止爪37は、外側に突出する係合突部40と、こ
の係合突部40の先端側に形成された傾斜案内部41とを備
え、係合突部40が集合板23の被係止部38に内側から係脱
自在に係合するようになっている。
【0022】なお、係止手段30は、嵌合胴部28、収容部
35が略矩形状等の場合には、その少なくとも相対向する
2辺に配置することが望ましく、各辺ともその位置、数
を同じにしても良いし、また各辺でその位置、数を変え
ても良い。
【0023】液晶表示器18は、その前面側の表示領域が
表示窓27に対応しており、表示窓27の窓枠部27b にケー
ス側が当接又は近接するように収容部35に収容され、固
定手段36により着脱自在に固定されている。固定手段36
は、液晶表示器18を挟持して固定するためのもので、嵌
合胴部28の各係止爪37の両側に夫々配置された挟持部42
を備えている。
【0024】挟持部42は、相対向する挟持部42間で液晶
表示器18を挟持するように嵌合胴部28の内周面から収容
部35内に突出しており、その各挟持部42の後端側に、液
晶表示器18を収容部35側へと案内する傾斜案内部43が形
成されている。挟持部42は、スリット39の近傍で嵌合胴
部28に一体に形成されており、収容部35の内外方向に適
度な弾性を有し、その弾性力で液晶表示器18を両側から
挟持するようになっている。
【0025】なお、嵌合胴部28の一部を利用して固定手
段36の挟持部42と係止手段30の係止爪37とを設ける場
合、その挟持部42は係止手段30から収容部35の周方向に
外れた位置に配置することが望ましい。また挟持部42
は、液晶表示器18をその相対向する2辺側から挟持でき
れば十分であり、液晶表示器18の一方を嵌合胴部28の内
周面に当接させて、その嵌合胴部28の当接部位と反対側
の挟持部42との間で液晶表示器18を挟持するようにして
も良い。
【0026】嵌合胴部28には、収容部35に対して液晶表
示器18を挿脱する際に、その液晶表示器18を両側から手
指、その他で把持できるように切り欠き部44が形成され
ている。この切り欠き部44は、液晶表示器18の相対向す
る2辺に対応させて設ければ良く、係止手段30、挟持部
42と同じ辺に設けても良い。
【0027】主変動図柄表示手段12の組み立てに際して
は、液晶表示器18を切り欠き部44に対応する箇所で把持
して、その液晶表示器18を前飾り板26と略平行にした状
態で収容部35に裏側から合わせて、その前面側が表示窓
27の窓枠部27b に当接又は近接位置まで挿入する。この
とき液晶表示器18の上下両端を挟持部42の傾斜面で案内
できるので、液晶表示器18を収容部35内に容易に挿入で
きる。
【0028】また液晶表示器18を収容部35内に挿入すれ
ば、下両側の挟持部42が液晶表示器18を両側から挟持し
て、その挟持力によって液晶表示器18を固定するため、
収容部35内に挿入するだけで液晶表示器18を容易且つ確
実に固定できる。更に液晶表示器18を収容部35内に挿入
すれば、その液晶表示器18の外周を嵌合胴部28で取り囲
んだ状態になるので、この嵌合胴部28によって液晶表示
器18を確実に保護でき、主変動図柄表示手段12を単体で
取り扱う場合にも、その損傷を未然に防止できる。勿
論、液晶表示器18の前面側には窓板27a があるため、こ
れで液晶表示体も保護できる。
【0029】主変動図柄表示手段12を遊技盤3 に装着す
る場合には、先ずケーブル25を遊技盤3 の前側から開口
部16を経て遊技盤3 の裏側へと通し、前構造体17の前飾
り板26を遊技盤3 と略平行にした状態で、その嵌合胴部
28を遊技盤3 の開口部16に合わせる。次いで前構造体17
を遊技盤3 側へと移動させて、その嵌合胴部28を開口部
16内へと嵌合させて行く。このとき係止爪37の係止突部
40が開口部16の内面に接触しても、その係止爪37が内側
に弾性変形しながら開口部16を通過する。
【0030】そして、前構造体17の前飾り板26が遊技盤
3 の前面側に当接すると、各係止爪37の係止突部40が集
合板23の被係止部38に係合し、これによって前構造体17
を遊技盤3 に固定状態で係止できる。従って、前構造体
17及び液晶表示器18を含む主変動図柄表示手段12を一体
的に遊技盤3 の前面側から装着でき、遊技盤3 側の組み
立て作業を短時間で容易且つ能率的に行うことができ
る。
【0031】主変動図柄表示手段12を遊技盤3 から取り
外す場合には、前構造体17の前側を掴んで前側へと強く
引っ張るか、又は前構造体17の前飾り板26と遊技盤3 と
の間にドライバー等の適宜工具を挿入して、その工具を
前側へと倒す等により、前飾り板26と遊技盤3 との隙間
を広げる。
【0032】すると係止爪37の係止突部40が変形する
か、若しくは係止爪37が弾性変形して集合板23の被係止
部38から離脱し、係止手段30による係止を解除でき、収
容部35内に液晶表示器18を収容した状態のままで、前構
造体17と液晶表示器18とを一体的に取り外すことができ
る。また遊技盤3 の前面側から前構造体17と液晶表示器
18とを一体的に取り外せるため、前構造体17を開ける必
要がなく、作業が容易である。なお、ケーブル25のコネ
クタは、その後に抜き取れば良い。
【0033】液晶表示器18を前構造体17から取り外して
再利用する場合には、切り欠き部44側で液晶表示器18を
左右両側から把持して、その液晶表示器18を後方へと引
き抜けば、液晶表示器18が挟持部42間から離脱するた
め、液晶表示器18を前構造体17から容易に分離できる。
従って、主変動図柄表示手段12を遊技盤3 からの取り外
しが容易であることと相俟って、液晶表示器18を取り外
す際のコストを低減でき、液晶表示器18を低コストで回
収し再利用することができる。
【0034】前構造体17は、前飾り板26、嵌合胴部28、
係止爪37及び挟持部42を一体に設けた一体成形品である
ため、別部材を組み合わせて前構造体17を構成する場合
に比較して部品点数が少なく、部品管理が容易であると
共に、前構造体17を容易且つ安価に製作できる。
【0035】また係止手段30、固定手段36を相対向する
2辺に配置しているため、遊技盤3に対する前構造体17
の固定、前構造体17に対する液晶表示器18の固定も確実
であり、前構造体17及び液晶表示器18の夫々をバランス
良く固定できる。
【0036】図6及び図7は本発明の第2の実施形態を
例示する。この実施形態では、係止手段30の係止爪37
は、嵌合胴部28の外側で前構造体17の裏側に一体に形成
され、また遊技盤3 の開口部16側及び集合板23側には、
各係止爪37に対応して凹部45が形成され、嵌合胴部28を
開口部16に挿入したときに、各係止爪37が凹部45を通過
して集合板23の被係止部38に係合するようになってい
る。
【0037】また固定手段36は、嵌合胴部28にその内外
方向に弾性変形可能に一体形成された係合爪46と、この
係合爪46の両側に配置され且つ嵌合胴部28の内周側に一
体に形成された挟持部42とを備え、その係合爪46の後端
側に、嵌合胴部28よりも後方に突出する傾斜案内部47が
形成されると共に、傾斜案内部47の前側に液晶表示器18
に裏側から係脱自在に係合する係止部48が形成されてい
る。なお、嵌合胴部28には、係合爪46が適度な弾性力で
弾性変形できるように、係合爪46の両側にスリット49が
形成されている。
【0038】このように固定手段36に、挟持部42の他に
係合爪46を設けることによって、収容部35内の液晶表示
器18を確実に固定でき、液晶表示器18の収容部35からの
不測の脱落等を確実に防止できる。また係合爪46は弾性
変形可能であるため、液晶表示器18を確実に固定できる
にも拘わらず、ネジ等で固定する場合に較べて収容部35
に対する液晶表示器18の着脱を容易にできる。
【0039】また係止手段30の係止爪37は、嵌合胴部28
から外側に離間させて設けることも可能である。特にこ
のように係止爪37を嵌合胴部28から分離して配置すれ
ば、固定手段36に係合爪46を設ける場合にも、その係合
爪46を係止爪37と同様に左右方向の略中央に配置する
等、両者を上下に対応させて配置でき、係止爪37と係合
爪46とを最適位置に配置できる。
【0040】図8及び図9は本発明の第3の実施形態を
例示する。この実施形態では、係止手段30の係止爪37が
集合板23側に設けられ、被係止部38が前構造体17、取り
分けその嵌合胴部28側に設けられている。
【0041】即ち、係止爪37は、開口部16の両側で前方
に突出するように集合板23に一体に形成され、この係止
爪37の前端部外側に傾斜案内部41及び係止突部40が形成
されている。遊技盤3 には、係止爪37と干渉しないよう
に、係止爪37に対応して開口部16の両側に凹部50が形成
されている。
【0042】嵌合胴部28には、各係止爪37に対応して外
側にコ字状に張り出す張り出し部51が形成され、この張
り出し部51の前端側が被係止部38となっている。そし
て、係止爪37は、張り出し部51の内側を通過して、その
係止突部40が被係止部38に前側から係脱自在に係合する
ようになっている。なお、張り出し部51は凹部50に嵌合
している。
【0043】このように係止手段30は、その係止爪37を
遊技盤3 側、例えば集合板23に設け、この係止爪37が係
合する被係止部38を前構造体17、例えば嵌合胴部28に設
けても良い。また嵌合胴部28にコ字状の張り出し部51を
設け、この張り出し部51の前側を被係止部38とすること
により、嵌合胴部28を周方向に連続状に形成できるた
め、嵌合胴部28の強度が向上する。
【0044】なお、嵌合胴部28に、開口状の被係止部38
を形成するか、又は外側に突出する突起状の被係止部38
を設け、係止爪37の係止突部40を内向きに形成しても良
い。
【0045】図10及び図11は本発明の第4の実施形
態を例示する。この実施形態では、液晶表示器18の裏側
で嵌合胴部28に着脱自在に蓋体52を設け、この蓋体52に
より液晶表示器18を裏側から保護し、またその脱落を防
止するようになっている。蓋体52には、各隅部にリブ状
の嵌合突起53が形成され、その嵌合突起53が嵌合胴部28
の後端側内周に着脱自在に嵌合されている。なお、蓋体
52には、係止爪37、ケーブル25に対応して切り欠き部54
が形成されている。
【0046】このように嵌合胴部28の後端側に蓋体52を
着脱自在に設けることにより、この蓋体52で収容部35内
の液晶表示器18を裏側から保護できると共に、液晶表示
器18の不測の脱落等を未然に防止できる。なお、蓋体52
の取り付けには、嵌合突起53以外のものを採用しても良
い。
【0047】図12は本発明の第5の実施形態を例示
し、この実施形態では、液晶表示器18と蓋体52との間に
緩衝材55が介在されている。このように液晶表示器18と
蓋体52との間に隙間が生じる場合には、両者間に緩衝材
55を介在すれば良い。これによって液晶表示器18のガタ
ツキ等を防止でき、その損傷を防止できる。なお、緩衝
材55は、蓋体側に装着しても良い。
【0048】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこの各実施形態に限定されるものではな
い。実施形態では、主変動図柄表示手段12に採用した場
合について詳述したが、これは主変動図柄表示手段12以
外のもの、例えば副変動図柄表示手段20、又はその他の
図柄表示手段等の場合にも同様に採用可能である。
【0049】また実施形態では、前構造体17の裏側に液
晶表示器18を装着する場合を例示しているが、図柄を変
動表示可能な表示器であれば、液晶表示器18以外の表示
器、例えばCRT、LED式の表示器等であっても良
い。
【0050】表示器を前構造体17に装着する場合、実施
形態に例示のように嵌合胴部28の収容部35内に収容する
構造が最も好ましいが、嵌合胴部28に、表示窓27の窓枠
部27b に対応して取り付け部を形成し、その取り付け部
に表示器をネジ、爪等で着脱自在に取り付けるようにし
ても良い。表示器は、前構造体17と一体に着脱自在にで
あれば良く、各実施形態に例示のように前構造体17の内
部に表示器を装着するに当たっては、裏側から装着する
他、前構造体17に対して表示器を前側から装着しても良
い。また表示器は、遊技盤3 の開口部16内に嵌合するよ
うに配置する他、表示器が遊技盤3 よりも裏側に突出す
るように配置しても良い。
【0051】前構造体17は係止手段30で遊技盤3 側に着
脱自在に係止するようにしているが、前構造体17はネジ
等で遊技盤3 に装着しても良いし、圧入手段を介して遊
技盤3 側に圧入するようにしても良い。係止手段30に係
止爪37と被係止部38とを備えたものを利用する場合、そ
の係止爪37は前構造体17側に設けても良いし、集合板23
等の後機構体側に設けても良い。
【0052】また前構造体17に係止爪37を設けた場合で
も、被係止部38は、遊技盤3 の裏側に装着された集合板
23等の後機構体に設ける他、遊技盤3 に設けても良い。
例えば、遊技盤3 の開口部16の後端縁を被係止部38とし
ても良い。固定手段36は、挟持部42が液晶表示器18を両
側から挟持して固定するようにしたもの、係合爪46が液
晶表示器18に係脱自在に係合するようにしたものの他、
液晶表示器18をネジ等で固定するようにしても良い。
【0053】更に本発明は、パチンコ機、アレンジボー
ル機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機に広く採用可能
であることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】本発明では、開口部16を有する遊技盤3
と、該遊技盤3 の前面側に開口部16に対応して装着され
た前構造体17と、図柄を変動表示可能で且つ開口部16を
経て図柄を前側から視認可能に前構造体17に装着された
表示器18とを備えた弾球遊技機において、前構造体17と
表示器18とを遊技盤3 の前面側から一体に着脱自在に設
けているので、遊技盤3 側の組み立て、分解に際して前
構造体17及び表示器18を遊技盤3 に対して前面側から容
易に着脱でき、前構造体17及び表示器18の組み立て、分
解時の作業を容易且つ能率的にでき、特に廃棄後の弾球
遊技機からの表示器18の取り外しが容易であり、表示器
18の再利用を促進できる。
【0055】また前構造体17は、遊技盤3 の前面に当接
する前飾り板26と、開口部16に嵌合する嵌合胴部28とを
備え、嵌合胴部28に表示器18を取り付けているため、前
構造体17に表示器18を容易に取り付けることができる。
しかも嵌合胴部28に、表示器18を着脱自在に収容する収
容部35を設け、該収容部35の前側に、表示器18の図柄を
透視可能な窓板27a を設けているため、表示器18の取り
付けが容易であると共に、その表示器18を保護できる。
【0056】更に前構造体17を遊技盤3 に対して着脱自
在に係止する係止手段30を設けているので、前構造体17
を遊技盤3 に容易に装着できる。係止手段30は、前構造
体17から後方に突出する係止爪37と、遊技盤3 又は該遊
技盤3 の裏側の裏機構体23に設けられ且つ係止爪37が係
脱自在に係合する被係止部38とを備えているので、係止
手段30の構造を簡素化できる。
【0057】また係止手段30は、遊技盤3 の裏側の裏機
構体23から前方に突出する係止爪37と、前構造体17に設
けられ且つ係止爪37が係脱自在に係合する被係止部38と
を備えているので、前構造体17側の構造を簡素化でき
る。前構造体17に、収容部35内の表示器18を着脱自在に
固定する固定手段36を設けているので、表示器18の脱落
等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す要部の断面図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す主変動図柄表示
手段の分解斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す集合板の斜視図
である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す要部の分解断面
図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す要部の断面図で
ある。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す主変動図柄表示
手段及び遊技盤側の斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す要部の断面図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す主変動図柄表示
手段及び遊技盤側の斜視図である。
【図10】本発明の第4の実施形態を示す要部の分解断
面図である。
【図11】本発明の第4の実施形態を示す蓋体の斜視図
である。
【図12】本発明の第5の実施形態を示す要部の分解断
面図である。
【符号の説明】
3 遊技盤 16 開口部 17 前構造体 18 液晶表示器 23 集合板(裏機構体) 26 前飾り板 27a 窓板 28 嵌合胴部 30 係止手段 35 収容部 37 係止爪 38 被係止部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部(16)を有する遊技盤(3) と、該遊
    技盤(3) の前面側に前記開口部(16)に対応して装着され
    た前構造体(17)と、図柄を変動表示可能で且つ前記開口
    部(16)を経て前記図柄を前側から視認可能に前記前構造
    体(17)に装着された表示器(18)とを備えた弾球遊技機に
    おいて、前記前構造体(17)と前記表示器(18)とを前記遊
    技盤(3) の前面側から一体に着脱自在に設けたことを特
    徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記前構造体(17)は、前記遊技盤(3) の
    前面に当接する前飾り板(26)と、前記開口部(16)に嵌合
    する嵌合胴部(28)とを備え、前記嵌合胴部(28)に前記表
    示器(18)を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載
    の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記嵌合胴部(28)に、前記表示器(18)を
    着脱自在に収容する収容部(35)を設け、該収容部(35)の
    前側に、前記表示器(18)の図柄を透視可能な窓板(27a)
    を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球
    遊技機。
  4. 【請求項4】 前記前構造体(17)を前記遊技盤(3) に対
    して着脱自在に係止する係止手段(30)を設けたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記係止手段(30)は、前記前構造体(17)
    から後方に突出する係止爪(37)と、前記遊技盤(3) 又は
    該遊技盤(3) の裏側の裏機構体(23)に設けられ且つ前記
    係止爪(37)が係脱自在に係合する被係止部(38)とを備え
    たことを特徴とする請求項4に記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記係止手段(30)は、前記遊技盤(3) の
    裏側の裏機構体(23)から前方に突出する係止爪(37)と、
    前記前構造体(17)に設けられ且つ前記係止爪(37)が係脱
    自在に係合する被係止部(38)とを備えたことを特徴とす
    る請求項4に記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記前構造体(17)に、前記収容部(35)内
    の前記表示器(18)を着脱自在に固定する固定手段(36)を
    設けたことを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の
    弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記表示器が液晶表示器(18)であること
    を特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の弾球遊技
    機。
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