JP2006263036A - 弾球遊技機の演出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾球遊技機の演出装置の製作に係るコストを低減しつつデザインのバラエティが豊富な弾球遊技機の演出装置を提供する。
【解決手段】センター役物30は遊技盤18に固定されるベースユニット40と、このベースユニット40に着脱自在に取り付けられる演出装置本体42とから構成される。ベースユニットには雌型コネクタ46が設けられ、演出装置本体42には雄型コネクタ47が設けられる。雌型コネクタ46は雌型コネクタハウジング50と、中継端子51とから構成される。雄型コネクタ47は、接続端子55とから構成される。雌型コネクタハウジング50には雄型コネクタハウジング54が嵌め込まれ、これによって中継端子51に接続端子55が接続する。演出装置本体42の背面の縁は遊技盤18に密接しているため演出装置本体42は安定し、演出装置本体42の外壁にパチンコ玉が衝突しても位置がずれたりすることはない。
【選択図】 図6

Description

本発明は遊技領域内に配置される弾球遊技機の演出装置に関するものである。
パチンコ店等の遊技場に設けられた弾球遊技機には、遊技盤等から構成される遊技領域が設けられ、この遊技領域内には釘、センター役物、入賞口などが設けられている。遊技者は遊技機の前面には遊技者によって操作される操作ハンドル、遊技球が払い出される受け皿が備えられ、遊技者によって遊技領域に打ち出された遊技球が各種入賞口に入賞することによって遊技球が受け皿に払い出される。
センター役物は、遊技領域の略中央に位置するように遊技盤に設けられ、表示画面や発光体を有するものが多く、これら表示画面や発光体は制御回路によって制御されている。近年は遊技の興趣を高めるために様々な工夫が施されたセンター役物が考案されている。例えば、表示画面を有するセンター役物が備えられた弾球遊技機では、この表示画面に遊技状態に対応する画像を表示して遊技者にとって有利な状態なのか否か等を知らせて利便性を高めていた。また、発光体を備えたセンター役物もよく知られており、センター役物の発光体を音声に合わせて発光させたり、音声からずらして発光させたりすることで期待感を高めたものもある。特許文献1記載の発明では、センター役物として用いられる補助誘導装置に、遊技球が入球する入球口と、この入球口から入球した遊技球を一定の場所まで誘導する誘導通路、及びこの誘導通路を被覆する着脱可能な通路カバーが設けられており、通過痕がついた通路カバーを交換することによって外観の修復が可能な補助誘導装置が記載されている。
特開2001−314575号公報
ところで、センター役物は遊技領域の略中央に配置されているため、遊技者に注視されることが多い。このため、センター役物の形状や駆動態様によっては遊技の興趣を高め、あるいは遊技の興趣を損なってしまうことがあるため、各遊技機メーカーは特に入念にセンター役物を製作している。
しかしながら、センター役物を遊技盤に固定してしまうと、センター役物を遊技盤に取り付ける作業を行う際に制御回路に接続させる作業を併せて行う必要があり、また、センター役物を遊技盤から取り外す作業を行う際には制御回路との接続を断つ作業を行う必要があり、このためセンター役物の交換作業が煩雑になってしまうことがあった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、弾球遊技機の演出装置の交換を容易にしつつデザインのバラエティを豊富にできる弾球遊技機の演出装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の演出装置では、遊技盤面に形成された遊技領域内に配置され、制御回路から制御信号が入力されており、制御信号を中継するための中継端子を備え、遊技盤に固定されるベースユニットと、中継端子から制御信号を受け取る接続端子を備え、中継端子に接続端子が接続されるようにベースユニットに着脱自在に取り付けられ、接続端子を介して入力された制御信号によって制御される演出装置本体とから構成されることを特徴とする。
また、中継端子は前記ベースユニットに設けられた第1コネクタハウジング内に保持され、接続端子は前記演出装置本体に設けられかつ第1コネクタハウジングに嵌合自在な第2コネクタハウジング内に保持されており、第1コネクタハウジングに第2コネクタハウジングが嵌合されるとこによって中継端子に接続端子が接続されることを特徴とする。
また、ベースユニットは、演出装置本体が遊技領域内の略中央に位置するように遊技盤に固定されることを特徴とする。
また、接続端子が備えられた演出装置本体の背面の縁は平面状に形成されており、演出装置本体は背面の縁が遊技盤に密接するようにベースユニットに取り付けられることを特徴とする。
また、演出装置本体は、第2コネクタハウジングが第1コネクタハウジングと嵌合されることによってベースユニットに取り付けられることを特徴とする。
本発明の弾球遊技機の演出装置によれば、制御信号を中継するための中継端子を備え、遊技盤に固定されて中継端子が前記遊技盤上に位置するベースユニットと、中継端子から制御信号を受け取る接続端子を備え、中継端子に接続端子が接続されるようにベースユニットに着脱自在に取り付けられ、接続端子を介して入力された制御信号によって制御される演出装置本体とから構成されることにより、遊技盤に固定されたベースユニットに演出装置本体を自在に取り付け、ベースユニットが遊技盤に固定されたまま演出装置本体ベースユニットから自在に取り外し、別の演出装置本体を取り付けることが可能となるため、演出装置本体を容易に交換することができ、演出装置のバラエティを豊富にすることができる。また演出装置本体を交換することで演出装置の外観を変更できるため、ベースユニットを共用して弾球遊技機の演出装置に係るコストを低減しつつデザインのバラエティが豊富な弾球遊技機の演出装置を提供することができる。
また、中継端子は前記ベースユニットに設けられた第1コネクタハウジング内に保持され、接続端子は前記演出装置本体に設けられかつ第1コネクタハウジングに嵌合自在な第2コネクタハウジング内に保持されており、第1コネクタハウジングに第2コネクタハウジングが嵌合されるとこによって中継端子に接続端子が接続されることにより、第1コネクタハウジングに第2コネクタハウジングを嵌合させることによって中継端子に接続端子を確実に接続させ、接続状態を確実に維持することができる。
また、ベースユニットは、演出装置本体が遊技領域内の略中央に位置するように遊技盤に固定されることにより、演出装置本体が遊技領域内の略中央に位置して駆動するため遊技の興趣を高めることができる。
また、接続端子が備えられた演出装置本体の背面の縁は平面状に形成されており、演出装置本体は背面の縁が遊技盤に密接するようにベースユニットに取り付けられることにより、演出装置本体の背面の縁が遊技盤に密接して演出装置本体が揺動しないようによりしっかりと固定することができる。
また、演出装置本体は、第2コネクタハウジングが第1コネクタハウジングに嵌合されることによってベースユニットに取り付けられることにより、第2コネクタハウジングが第1コネクタハウジングに嵌合されることによって接続端子が中継端子に接続されかつ演出装置本体がベースユニットに取り付けられるため、より容易に演出装置本体をベースユニットに取り付けることができる。
本発明の演出装置を備えた弾球遊技機であるパチンコ機2の外観斜視図を図1に示す。パチンコ機2は、本体部材3に、上部扉4及び下部扉5からなる2枚の前面扉が本体部材3に対して回動自在となるように、図示しないヒンジ部を介して組み付けられる。上部扉4の中央には開口4aが設けられ、この開口4aにはガラス板7が組み付けられている。開口4aが透明なガラス板7によって遮蔽されることにより、遊技球であるパチンコ玉が遊技領域9を流下する様子や、遊技領域9内に設けられた構造物などを視認することができる。
下部扉5には、受け皿12、操作ハンドル14等が設けられる。受け皿12には遊技を開始する際にパチンコ玉が供給される他、遊技領域9を流下するパチンコ玉の入賞に応じて賞球としてのパチンコ玉が払い出し口(図示省略)から払い出される。操作ハンドル14は、パチンコ玉を遊技領域9に打ち出す際に回動され、操作ハンドル14の回動に応じてパチンコ玉の発射強度が変化する。なお、操作ハンドル14は、図示しない捩りバネによってパチンコ玉を遊技領域9に発射しない基準位置に付勢されており、操作ハンドル14から手が離れた場合には、操作ハンドル14は基準位置に戻され、パチンコ玉の打ち出しは停止する。
上部扉4を開けると、遊技盤18が露呈し、遊技盤18上には、釘、通過チャッカ17、スタートチャッカ23、入賞チャッカ24、アタッカ26、演出装置であるセンター役物30等が設けられている。スタートチャッカ23には、例えば電動チューリップ25と呼ばれる開閉式の可動装置が設けられ、これによってパチンコ玉が入賞しやすい状態と入賞しにくい状態とが切り替えられるようになっている。遊技領域9に打ち出されたパチンコ玉は入賞チャッカ24やアタッカ26等に入賞しない場合はアウト口33によって回収される。
スタートチャッカ23には始動入賞口23aが設けられ、始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞すると予め定められた個数のパチンコ玉が賞球として払い出される。また、始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞すると電子抽選が開始され、乱数の抽出、抽出された乱数が当たりとなる乱数であるか否かの判定が行われ、判定の結果は表示パネル35に表示される。
入賞チャッカ24には通常入賞口24aが設けられ、通常入賞口24aにパチンコ玉が入賞すると、予め定められた個数のパチンコ玉が賞球として払い出し口から受け皿12に払い出される。アタッカ26は、表示パネル35によって当たりが告知されたときに、可動扉が開き、所定期間開放された場合や、10個のパチンコ玉が入賞した場合に一旦閉じるようになっており、このような開閉動作が例えば12回行われると、大当たり状態が終了するようになっている。このアタッカ26が開放されると大入賞口26aが露呈するようになっており、大入賞口26aへのパチンコ玉の入賞に応じて所定個数のパチンコ玉が払い出される。アタッカ26の開放時は遊技者にとって有利な遊技状態となり、遊技者はより多くのパチンコ玉を獲得することができる。
センター役物30に備えられた液晶パネル35の前側にはパチンコ玉が一時的に滞在するステージ30bが設けられており、ステージ30b上のパチンコ玉はステージ30b上を遥動した後スタートチャッカ−23に設けられた始動入賞口23aに向かって落下する。センター役物30の上部にはパチンコ玉をステージ30bに進入させるためのステージ入口30cが形成されており、パチンコ玉はこのステージ入口30cからステージ30bに進入することができる。
図2に示すように、遊技盤18上には上方に向かって突き出た略弧状に形成された外レール36が遊技盤18と略垂直に設けられている。外レール36の一方の側端部には、同じく略弧状に形成された内レール37が向かい合って設けられている。外レール36は内レール37の上端部よりも長く延設され、内レール37とともに発射装置(図示省略)によって発射されたパチンコ玉を遊技領域9の上部に導く発射通路39を形成する。外レール36と内レール37とが連設されることによって略円形の遊技領域9が遊技盤18上に形成される。
センター役物30には4つの保留表示部30a、風車32、表示パネル35が備えられており、保留表示部30aは、センター役物30上に設けられた表示パネル35において図柄が変動表示されている間にスタートチャッカ23に設けられた始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞するごとに1つ点灯する。この入賞は、電子抽選を行って図柄を変動させる権利として持ち越され、この権利の持ち越しは上限が4つまでと予め定められている。この権利を消化したときには保留表示部30aは1つずつ消灯する。
センター役物30に備えられた表示パネル35は、例えば、横に3つの図柄を並べて表示して電子抽選の結果を告知する。例えば、始動入賞口23aにパチンコ玉が入賞するとこれに応じて電子抽選が開始され、表示パネル35に図柄が変動表示された後に、所定の図柄が停止表示されることで遊技者に対して抽選結果が告知される。図柄は、例えば1〜9までの数字であり、図柄が縦に流れる変動表示が行われた後、電子抽選に当選した場合には同じ数字が3つ順次停止表示される。また、表示パネル35に表示される図柄の表示態様として、大当たり状態が発生する前段階で、3つの変動図柄のうち2つが同じ図柄で停止表示され、残る1つが変動表示される、いわゆるリーチ状態が設定されており、これによって遊技者に期待感を持たせている。
図3に示すように、センター役物30は、遊技盤18の裏面側から前面側に向かって固定されるベースユニット40と、このベースユニット40に着脱自在に取り付けられる演出装置本体42とから構成される。遊技盤18には開口18aが形成され、この開口18aからベースユニット40が露呈する。ベースユニット40の前面40cは開口18aを塞ぐように平面状に形成され、12ピンタイプの雌型コネクタ46及び前面40cから前方に突出する爪40dが設けられている。図4に示すように、ベースユニット40の前面40cには爪40dが上下にそれぞれ1つずつ配置され、爪40dの横には雌型コネクタ46が3つ配置されている。ベースユニット40に演出装置本体42が取り付けられるとベースユニット40は演出装置本体42によって覆われ、正面からは見えなくなる。
図5に示すように、演出装置本体42の背面42aには爪40dが嵌入される嵌入穴42bが設けられ、この嵌入穴42b内には爪40dと係合する略L字形状のロック部材43が設けられている。ロック部材43はバネ41によって付勢されており、ロック部材43の一端が爪40dに係合するようになっている。ロック部材43の他端は細長い棒状のロック解除棒33と係合し、ロック解除棒33が押されるとロック部材43は支点Pを中心に回動するようになっている。ロック解除棒33の押圧によってロック部材43が回動するとロック部材43の一端と爪40dとの係合が解除され、演出装置本体42がベースユニット40から取り外し可能となる。なお、ロック解除棒33は演出装置本体42に備え付けてあっても良いし、必要に応じて挿入させてロック部材43と係合させるようにしてもよい。
演出装置本体42の背面42aの縁部42cは遊技盤18に密接し、演出装置本体42の一部は開口18aの周囲に嵌め込まれているため演出装置本体42は安定しており、演出装置本体42の外壁にパチンコ玉が衝突しても位置がずれたり外れたりすることはない。なお、上記ではベースユニット40に爪40dを形成し、この爪40dに係合する嵌入穴42bを演出装置本体42に形成したが、演出装置本体に爪を形成し、ベースユニットに爪が係合する嵌入穴を形成してもよい。これによって爪が折れた場には演出装置本体を交換すればよく、修理に係る手間や時間を省くことができる。
図6に示すように、ベースユニット40には遊技盤18の裏面の開口18aの周囲に重ねられるフランジ部40bが形成されている。フランジ部40bはネジ45によって遊技盤18の裏面にネジ止めされ、これによってベースユニット42が遊技盤18に固定される。ベースユニット40には雌型コネクタ46が設けられ、演出装置本体42には雌型コネクタ46に嵌め込まれる雄型コネクタ47が設けられている。雌型コネクタ46は、一端に嵌合開口を有する第1コネクタハウジングである雌型コネクタハウジング50と、この雌型コネクタハウジング50内に配置された中継端子51とから構成される。雄型コネクタ47は、一端に嵌合開口を有する第2コネクタハウジングである雄型コネクタハウジング54と、この雄型コネクタハウジング54内に配置される接続端子55とから構成される。ベースユニット40に演出装置本体42が取り付けられる際、雌型コネクタハウジング50には雄型コネクタハウジング54が嵌め込まれ、これによって中継端子51に接続端子55が接続される。雌型コネクタハウジング50は雄型コネクタハウジング54と隙間なくしっかり嵌合するため、接続端子55と中継端子51との接続は確実に保たれる。
ベースユニット40には中継基板57が備えられており、中継基板57にはハーネス58を介して、後述する制御回路から制御信号が入力される。中継基板57には中継端子51が接続され、中継端子51に接続された接続端子55を介して演出装置本体42側に制御信号が送出される。接続端子55は表示パネル35の駆動制御回路等が実装された回路基板60に接続され、回路基板60は接続端子55を介して入力される制御信号を基に表示パネル35、保留球表示部30a等を駆動させる。なお、上記ではベースユニット40に雌型コネクタ46を設け、演出装置本体42に雄型コネクタ47を設けたが、ベースユニットに雄型コネクタを設け、演出装置本体に雌型コネクタを設けてもよい。また、上記では遊技盤18の開口18aから露呈するベースユニット40の前面40cの形状は四角形状であったが、ベースユニット40の前面形状はこれに限らず、例えば三角形状やT字形状であってもよい。また、上記の実施形態では、ベースユニット40に中継基板57を備えたが、演出装置本体の制御が容易な場合では中継基板を省略してもよい。中継基板を省くことにより、より低コストな演出装置を提供することができる。
図7にパチンコ機2の電気的な構成を概略的に示したブロック図を示す。パチンコ機2は制御部62が設けられ、制御部62には制御回路64が設けられ、パチンコ機2は制御回路64内に設けられたCPU67によってパチンコ機2の動作全般が制御されている。制御回路64にはCPU67、メモリ69、当たり決定部71、停止図柄決定部73、演出決定部75、タイマー回路77、表示制御部79、駆動制御部81、ランプ制御部83などが設けられ、CPU67はメモリ69に格納された制御プログラムに従ってパチンコ機2の動作を制御する。
制御部62には制御回路64の他、払い出し制御装置85、可動物制御部87、発射制御装置89、始動入賞口入賞球検出センサ90、大入賞口入賞球検出センサ92、通常入賞口入賞球検出センサ94、通過球検出センサ96、音声制御装置97などが設けられている。
発射制御装置89は操作ハンドル14の操作に応じてパチンコ玉を遊技領域9に打ち出す。図示しないが発射制御装置89には遊技領域9にパチンコ玉を打ち出すための打ち出しノッカー、受け皿12に貯留されたパチンコ玉を打ち出しノッカーに送る球送り装置が備えられ、操作ハンドル14の回し具合に応じた打ち出し強度で打ち出しノッカーはパチンコ玉を遊技領域9に打ち出す。
音声制御装置97はサウンドメモリを備えており、図柄の変動表示を行っているときや当たりを示す図柄が停止表示されたときなどにサウンドメモリから音声データを読み出し、この音声データを基にパチンコ機2に備え付けられたスピーカを駆動させる。
入賞チャッカ24に設けられた通常入賞口24a内には通常入賞口入賞球検出センサ94が備えられ、スタートチャッカ23に設けられた始動入賞口23a内には始動入賞口入賞球検出センサ90が備えられている。アタッカ26の開放時に露呈する大入賞口26a内には大入賞口入賞球検出センサ92が設けられており、それぞれの入賞口入賞球検出センサ92がパチンコ玉を検出すると検出信号がCPU67に入力される。
CPU67は各入賞球検出センサからの検出信号に応じて払出制御装置85を駆動させ、払出制御装置85はCPU67からの命令に応じてパチンコ玉を払い出す。例えば、通常入賞口入賞球検出センサ94から検出信号が入力された場合には、払出制御装置85は例えば4個のパチンコ玉を受け皿12に払い出し、大入賞口入賞球検出センサ92から検出信号が入力された場合には、払出制御装置85は例えば15個のパチンコ玉を受け皿12に払い出す。
当たり決定部71は乱数発生器、乱数サンプリング回路、当たり決定テーブルを備え、始動入賞口入賞球検出センサ90がパチンコ玉の入賞を検出するたびに乱数値をサンプリングする。サンプリングされた乱数値は当たり決定テーブルと照合されて当たりまたはハズレが決定される。また、サンプリングされた乱数値が当たりの場合では、遊技者に当たりを告知した後にアタッカ26を開放させる。
停止図柄決定部73では液晶パネル35に停止表示させる図柄の組み合せが決定される。停止図柄決定部73は、乱数発生器、乱数サンプリング回路、停止図柄テーブルを備え、当たり決定部71での抽選が行われた後に作動される。停止図柄テーブルは当たり用とハズレ用とがあり、当たり決定部71での抽選結果に応じてどちらかが参照され、表示パネル35に停止表示される図柄が決定される。
演出決定部75は乱数発生器、乱数サンプリング回路、演出テーブルを備え、当たり決定部71での抽選結果に応じて作動する。乱数サンプリング回路でサンプリングされた乱数値に応じてメモリ69に格納された当たり用またははずれ用の演出テーブルから表示用の演出が選択される。演出表示は、タイマー回路77からの計時信号を基にして所定時間実行される。
可動物制御部87ではアタッカ26に備えられた可動扉等の駆動を制御する。表示パネル35に大当たりに対応した図柄が表示された場合には、アタッカ26の可動扉が可動物制御部87によって開かれ、パチンコ玉が大入賞口に入賞可能な状態となる。
表示制御部79は、表示制御信号を演出装置本体42に送出して表示パネル35の表示駆動を制御する。例えば、演出決定部75にて選択された演出テーブルから読み出された演出データに基づいて表示パネル35に表示制御信号を送出する。このとき制御回路64から出力された表示制御信号は中継端子46、及びこれに接続された接続端子47を介して表示パネル35に入力され、表示パネル35には演出決定部75で選択された演出が所定時間表示される。
ランプ制御部83は、点灯信号及び消灯信号とからなる点灯制御信号を演出装置本体42に送出して保留球表示部30aの点灯及び消灯などを制御する。例えば、表示パネル35において図柄が変動表示されている間に始動入賞口入賞球検出センサ90から検出信号が入力された場合には、ランプ制御部83は中継端子46及び接続端子47を介して点灯信号をセンター役物30に入力させ、保留表示部30aはこれに応じて1つ点灯する。
駆動制御部81は、駆動制御信号をセンター役物30に送出してセンター役物30に備えられたアクチュエータ99やモータ98等の駆動を制御する。これにより例えば、パチンコ玉が始動入賞口23aに入賞した場合や通常入賞口24aに入賞した場合に合わせてモータ98によって回転制御される風車32(図2参照)等の可動部材が動作し、より興趣の高い遊技を遊技者に提供することができる。
上記構成の作用について説明する。センター役物30はベースユニット40及び演出装置本体42から構成され、ベースユニット40は遊技盤18の裏からネジ45で固定される。ベースユニット40の前面40cには、2つの爪40d、3つの雌型コネクタ46が設けられ、演出装置本体42の背面42aには爪40dに対応した嵌入穴42b、雌型コネクタ46に対応する雄型コネクタ47が設けられている。爪40dが嵌入穴42bに嵌め込まれて演出装置本体42がベースユニット40に着脱自在に取り付けられるとき、雌型コネクタハウジング50に雄型コネクタハウジング54が嵌め込まれて中継端子51に接続端子55が接続される。中継端子51に接続端子55が接続されると制御回路64からの制御信号によって演出装置本体42に備えられた保留表示部30a、表示パネル35及びアクチュエータ99の制御が可能となる。
演出装置本体42を取り外す場合には、演出装置本体42のロック解除棒33を押しながら演出装置本体42を前方に引っ張ることにより、演出装置本体42をベースユニット40から取り外すことができる。これによって演出装置本体42が故障した場合や新しい演出装置本体に交換する場合、容易に行うことができる。また、ベースユニット40を各遊技機で共通化することにより、低コストでバラエティの豊富なセンター役物を提供することができる。
なお、上記の実施形態では、爪40dと嵌入穴42bとによって演出装置本体42をベースユニット40に固定したが、ベースユニットに演出装置本体を固定する方法はこれに限らない。例えば、雌型コネクタと雄型コネクタとによって演出装置本体をベースユニットに取り付けてもよい。雄型コネクタハウジングの外側に爪を形成し、雌型コネクタハウジングの内側には爪に係合するノッチを形成する。雄型コネクタハウジングを雌型コネクタハウジングに嵌合させることにより、演出装置本体がベースユニットに固定される。このようにコネクタによって演出装置本体をベースユニットに固定することにより、ベースユニットに対する演出装置本体の取り付け構造がより簡便になり、利便性の高いセンター役物を提供することができる。
また、図8に示すように、ベースユニット40が遊技盤18の奥側に配置されることで、演出装置本体42の奥行を大きくして立体感を増大させることもできる。演出装置本体42には、所定のパターンで発光する発光ダイオード100、演出装置本体42に対して着脱自在に設けられた液晶パネル102、おもり104、遊技球を一時的に滞留させるステージ106が設けられている。おもり104は演出装置本体42の下部に設けられており、これによってベースユニット40に取り付けられた演出装置本体42をより安定させることが期待できる。また、ステージ106を演出装置本体42に対して着脱自在に設けることにより、演出装置本体42のバリエーションを増やすことができる。なお、おもり104はバランス調整に応じて演出装置本体42の適宜な場所に配置されるようにするとよい。
上部扉が開かれた本発明の弾球遊技機の演出装置を備えたパチンコ機を前側から観察した外観斜視図である。 上部扉を正面から観察した正面図である。 演出装置本体が遊技盤に固定されたベースユニットから取り外されたパチンコ機の分解斜視図である。 ベースユニットから演出装置本体が取り外された遊技盤の正面図である。 遊技盤に垂直な平面で上側の爪及び下側の爪が嵌め込まれる演出装置本体を縦に切断した部分断面図である。 遊技盤に垂直な平面で雄型コネクタ及び雌型コネクタが設けられた演出装置本体を縦に切断した部分断面図である。 パチンコ機の電気的な構成を概略的に示したブロック図である。 下部におもりを設けた演出装置本体がベースユニットに取り付けられた演出装置を遊技盤に垂直な平面で縦に切断した断面図である。
符号の説明
2 パチンコ機(弾球遊技機)
9 遊技領域
18 遊技盤
30 センター役物(演出装置)
35表示パネル
40 ベースユニット
42 演出装置本体
46 雌型コネクタ
47 雄型コネクタ
50 雌型コネクタハウジング(第1コネクタハウジング)
51 中継端子
54 雄型コネクタハウジング(第2コネクタハウジング)
55 接続端子
58 ハーネス
64 制御回路

Claims (5)

  1. 遊技盤面に形成された遊技領域内に配置され、制御回路からの制御信号に応じて遊技を演出する弾球遊技機の演出装置において、
    前記制御信号を中継するための中継端子を備え、前記遊技盤に固定されるベースユニットと、
    前記中継端子から前記制御信号を受け取る接続端子を備え、この接続端子が前記中継端子に接続されるように前記ベースユニットに着脱自在に取り付けられ、前記接続端子を介して入力される前記制御信号によって制御される演出装置本体とから構成されることを特徴とする弾球遊技機の演出装置。
  2. 前記中継端子は前記ベースユニットに設けられた第1コネクタハウジング内に保持され、前記接続端子は前記演出装置本体に設けられかつ前記第1コネクタハウジングに嵌合自在な第2コネクタハウジング内に保持されており、
    前記第1コネクタハウジングに前記第2コネクタハウジングが嵌合されるとこによって前記中継端子に前記接続端子が接続されることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機の演出装置。
  3. 前記ベースユニットは、前記演出装置本体が前記遊技領域内の略中央に位置するように前記遊技盤に固定されることを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機の演出装置。
  4. 前記演出装置本体の背面の縁は平面状に形成されており、
    前記演出装置本体は、前記背面の縁が前記遊技盤に密接するように前記ベースユニットに取り付けられることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の弾球遊技機の演出装置。
  5. 前記演出装置本体は、前記第2コネクタハウジングが前記第1コネクタハウジングに嵌合されることによって前記ベースユニットに取り付けられることを特徴とする請求項2記載の弾球遊技機の演出装置。
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