JP2005006825A - 弾球遊技機 - Google Patents

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進 今関
Takahiro Sakurai
隆博 桜井
Hiroshi Koyama
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Abstract

【課題】遊技盤の遊技領域の形態を変更することができる。
【解決手段】位置移動装置30は、図柄可変表示装置8を収納する図柄可変表示装置収納ケース29、シャフト41と、前後位置移動ボックス42から構成される。前後位置移動ボックス42は、上カバー51と下カバー52とから構成される。前後用モータ31は、ビス59によりモータ取付リブ51fに取り付けられる。シャフト41には、前後用ギア54が挿通される。前後用モータ31の駆動シャフト31aに取り付けられた前後用ギア58は前後用ギア54に噛合する。パチンコ球60が始動入賞口10に入賞すると、当否判定を行う。当選が判定されると、メインCPU15aは、モータドライバ33に命令情報を送信して前後用モータ31の駆動を制御し、図柄可変表示装置8を後方向へ移動する。図柄可変表示装置8が後方向に移動すると、当選入賞口25が出現する。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技場に設置されるパチンコ機は、遊技媒体が打ち出される遊技領域を有する遊技盤を装着させた枠状の本体部材に、遊技状態に基づいて作動させるランプ装置や音声発生装置などの様々な各種駆動装置及びこれら駆動装置を制御させるための各種制御装置(回路基板) を設け、遊技者が遊技を行うことによって適宜作動させて遊技を興趣に溢れたものとしている。また、近年では、パチンコ球等の遊技媒体を予め定められた特定入賞口へ入賞させる等、所定条件の達成に基づいて所定の図柄(識別情報)を変動表示し得る図柄可変表示装置を内蔵し、所定条件を満たしたときに図柄を変動させた後に停止表示させて遊技状態の推移を告知するように図柄可変表示装置を作動させるものが主流となっている。ランプ装置、音声発生装置や図柄可変表示装置等の各種装置は遊技機の本体部材内部に配設された制御装置によって制御されている。図柄可変表示手装置は収納ケースに収納されている。遊技盤には、球通路が形成された支持板が取り付けられており、図柄可変表示装置を収納した収納ケースは、支持板に組み付けられている。
【0003】
制御装置は、予め定められた特定入賞口への入賞等の所定条件の達成に基づいて、図柄可変表示装置に停止表示させる識別情報を抽選し、この抽選結果に基づき、当りの場合には、遊技盤に設けられ、パチンコ球を入球可能な入賞アタッカを開放する等の駆動制御を行う。この入賞アタッカの開放により、遊技者はパチンコ球を獲得することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技盤の遊技領域は、そのスペースが限られているとともに、予め決められた領域であり、さらには、最近の図柄可変表示装置はそのサイズが大きくなってきているため、遊技盤に図柄可変表示装置を視認可能にするための開口やパチンコ球の入賞口、入賞アタッカ等を設ける場合には、遊技盤の遊技領域に他の装置を設けるスペースがなくなってしまうという問題があった。そのため、遊技盤の遊技領域、遊技機の遊技性に制限があった。特に、遊技者は通常、図柄可変表示装置に注目しながら遊技しているため、遊技領域の図柄可変表示装置から離れた位置に入賞口などを設けた場合には、遊技者の遊技に対する関心度を高めることができず、遊技性の向上という面では効果が薄かった。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、遊技に対する関心度を高めることができるとともに、遊技性を向上することができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の弾球遊技機は、遊技領域を備え、遊技媒体の特定入賞口が設けられた遊技盤と、前記特定入賞口への遊技媒体の入賞を1つの条件として抽選を行い、この抽選結果が当りであるか否かを判定する抽選判定手段と、識別情報を変動表示させた後に停止表示させ、該停止表示態様により前記抽選判定手段での抽選結果を報知する可変表示装置とを有する弾球遊技機において、前記可変表示装置を移動させる位置移動装置と、前記位置移動装置の駆動を制御する位置制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
なお、前記位置制御手段は、所定条件の達成に基づき位置移動装置の駆動を制御することが好ましい。また、前記位置移動装置により可変表示装置を移動すると、前記遊技媒体の入賞口が出現することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1に本発明を用いた弾球遊技機の1実施例であるパチンコ機の外観を示す。パチンコ機2の本体基部となる本体枠3の内部には遊技盤4が配設されており、遊技盤4の前面には前面枠5が本体枠3に対して開閉自在に設けられている。前面枠5の下方には、打球供給用の供給皿6及びパチンコ球(遊技媒体)の打ち出し強さを調節する操作ハンドル7が設けられている。遊技盤4のパチンコ球が打ち出される遊技領域4aの略中央には、開口4b(図3参照)が設けられている。開口4bには、予め定められた入賞口へパチンコ球を入賞させるなどの所定入賞条件に基づいて遊技中に様々な図柄(識別情報)を液晶画面に所定時間内において変動表示させた後に停止表示させる図柄可変表示装置(可変表示装置)8が配置され、その周りには始動入賞口(入賞口)10、通常入賞口11、アタッカ12、アウト口13が設けられている。各入賞口10〜12内には、各入賞口10〜12に入ったパチンコ球を検知する入賞球検知センサ14(図4参照)が設けられている。遊技者は、供給皿6にパチンコ球を投入して該パチンコ球を供給皿6内に設けられた誘導路を介して発射装置へと導き、回動式の操作ハンドル7を所定量回動して発射装置の駆動を制御することで、遊技盤4の遊技領域4aの上方に向けてパチンコ球を打ち出す。打ち出されたパチンコ球は遊技領域4aの上方から流下する途中で各入賞口10〜12のいずれかに入るか、あるいはアウト口13から回収される。なお、パチンコ機2の遊技領域4aに設けられている複数の釘、風車などの構造物は公知であるので説明は省略する。
【0009】
なお、前面枠5が閉じているロック状態であるときには、遊技者や遊技場の作業者は、前面枠5に板状のガラスが装着されて形成されたガラス窓9を通して遊技盤4の遊技領域4aを流下していく遊技球を見ることはできるが、遊技盤4にはもちろんのこと本体枠3の内部にも触れることができないようになっている。
【0010】
図2にパチンコ機の背面側の外観を示す。パチンコ機2の本体枠3には、本体枠3の内部に設けられた支持部材を介して、遊技を行う際に後述する音声発生装置21等の各種装置を作動させるための主制御を行う主制御回路装置(主制御回路基板)15の他に、副制御回路装置(副制御回路基板)16、球発射装置17、球払出装置18等がそれぞれ組み付けられている。これら制御回路装置及び装置は、図示しないケーブル等を介して電気的に接続されている。また、本体枠3の内部にはスピーカーなどの音声発生装置21(図4参照)や、本体枠3及び遊技盤4上の様々な位置にランプ22(図4参照)が設けられており、音声発生装置21から演出効果を持たせた音声を発生させたり、ランプ22の点灯制御によって演出効果を出すといったことを行う。
【0011】
図3に示すように、本体枠3には、た遊技盤4を取り付けるための遊技盤取付部3aが設けられており、遊技盤4は、図示しない取付部材により、遊技盤取付部3aに着脱自在で交換可能に取り付けられる。図柄可変表示装置8は、後述する図柄可変表示装置収納ケース29に収納され、図柄可変表示装置収納ケース29は位置移動装置30に組み込まれる。
【0012】
開口4bの下側面には当選入賞口(入賞口)25が設けられている。この当選入賞口25は、通常時には図柄可変表示装置8により隠されている。
【0013】
図4に示すように、パチンコ機2の作動は基本的に主制御回路装置15及び副制御回路装置16によって管制される。
【0014】
主制御回路装置15は、メインCPU(central processing unit)15a及びメインROM(read only memory)15b及びメインRAM(random access memory)15cから構成されている。メインCPU15aは、入力インターフェイス23から入力される入力信号に応じて、メインROM15bに記憶されている遊技制御プログラムを読み込んでパチンコ機の遊技状態を制御する命令を生成すると共に、副制御回路装置16に命令情報を送信して所定の遊技状態となるように実行させる。メインROM15bには、遊技制御プログラムおよび乱数生成処理プログラムおよび乱数テーブルなどが所定の領域に格納されており、これらはメインCPU15aによって読み出され、演算処理されるように適宜用いられる。メインRAM15cは、ワーキングエリアとなっており、遊技において利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。また、本実施形態では、メインCPU15aは、後述する位置移動装置30の駆動を制御する位置制御手段としても機能する。
【0015】
副制御回路装置16は、サブCPU16a及びサブROM16b及びサブRAM16cから構成されている。サブCPU16aは、サブROM16bに格納された副制御装置用制御プログラムを適宜読み出し、主制御回路装置15から命令情報として入力される制御信号に応じて、副制御用制御プログラムに従って副制御回路装置16と、図柄可変表示装置8及び音声発生装置21及びランプ22との間で制御信号の入出力を行い所定の遊技状態となるようにするための駆動制御を行う。サブRAM16cはワーキングエリアとなっており、図柄可変表示装置8及び音声発生装置21及びランプ22の制御において利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。なお、サブCPU16aにより駆動を制御する装置は、図柄可変表示装置8、音声発生装置21及びランプ22に限られず、遊技領域4aに設けた可動式の入賞装置なども含まれることとする。
【0016】
入力インターフェイス23は、操作ハンドル7からの、操作ハンドル7の回動量を示す信号を球発射装置17へと入力すると共に、遊技盤4に設けられた入賞球検知センサ14からの信号をメインCPU15aへと入力する。入力インターフェイス23を介して操作ハンドル7からの信号が入力されると、球発射装置17は駆動を開始して、操作ハンドル7の回動量に応じた打ち出し強さで遊技球を遊技盤4面上に打ち出す動作制御を行う。CPU15aは、入力インターフェイス23を介して入賞球検知センサ12からの信号が入力されると、メインROM15bに記憶されている遊技制御プログラムに基づいて、球払出装置18を駆動して所定個数の賞球を供給皿6上に払い出す。なお、賞球の個数は、遊技球が入った各入賞口10〜12の種類に応じて適宜設定して良い。また、CPU15aは、遊技状態を監視しており、エラーが生じた場合に球発射装置17の作動を停止させる。前後用モータ31はモータドライバ33を介してメインCPU15aにより駆動制御される。
【0017】
図柄可変表示装置8を移動する位置移動装置30の正面斜視図を図5に、分解斜視図を図6に、側面断面図を図7に、正面断面図を図8に示す。位置移動装置30は、図柄可変表示装置8を収納する図柄可変表示装置収納ケース29と、図柄可変表示装置収納ケース29に取り付けられるシャフト41と、シャフト41が前後に挿通され、シャフト41を介して図柄可変表示装置収納ケース29を前後に移動させるためのギアやモータ等が組み込まれた前後位置移動ボックス42とから構成される。位置移動装置30は、後述するように、本体枠3に設けられた取付部3bに組み付けられている。そのため、取り付け部3bには、ビス締め孔3cが4個形成されている(図3参照)。
【0018】
図柄可変表示装置収納ケース29は、前カバー46と後カバー47とからなり、前カバー46は、その前面に図柄可変表示装置8の表示面を露呈する開口46aと、表示面を保護するための保護パネル48の位置決め用として設けられる凸部46bとが形成されている。後カバー47は、シャフト41を挿通するための開口47aが形成され、後面には、シャフト41を安定して保持するためのフランジ49が取り付けられている。シャフト41は、前側の先端部に開口47aよりも径の大きいストッパ部41aが形成されており、このストッパ部41aにより後カバー47にシャフト41を挿通した後に抜けなくしている。
【0019】
前後位置移動ボックス42は、上カバー51と下カバー52とから構成される。上カバー51及び下カバー52は、略コ字形状で形成されており、前面壁51a,52a及び後面壁51b,52bの接合面の一部には切欠き51c,51d、52c,52dが設けられている。上カバー51と下カバー52とを接合した場合に、これら切欠き51c,51d,52c,52dがシャフト41の軸受けとなる。上カバー51及び下カバー52の前面壁51a,52aの左右それぞれには、ビス53により上カバー51及び下カバー52を本体枠3に着脱自在に固定するためのビス締め孔51e、52eがそれぞれ形成されている。上カバー51は、内部に前後用モータ31を取り付けるためのモータ取付リブ51fが形成されており、前後用モータ31は、ビス59によりモータ取付リブ51fに取り付けられている。シャフト41には、前後用ギア54が挿通されている。前後用モータ31の駆動シャフト31aに取り付けられた前後用ギア58は前後用ギア54に噛合している。前後用モータ31は、モータドライバ33を介してメインCPU15aにより駆動が制御される。上カバー51及び下カバー52の前面壁51a,52aのビス締め孔51e、52eと本体枠3の取付部3bに形成されたビス締め孔3cとを、ビス53によりビス締めすることにより、位置移動装置30は、本体枠3に組み付けられる(図3参照)。
【0020】
上記のように構成されたパチンコ機の作用について説明する。操作ハンドル7を回動して、球発射装置17により打ち出されたパチンコ球60が始動入賞口10に入賞すると、この入賞タイミングに基づいて乱数発生手段(図示せず)により1つの乱数を抽出する。この抽出された抽出乱数と予め定められた比較乱数とを照合して当否判定を行い、所定条件の達成としての当選が判定(大当たり)されると、メインCPU15aは、メインROM15bに記憶されている遊技制御プログラムを読み込んでパチンコ機2の遊技状態を制御する命令を生成すると共に、モータドライバ33に命令情報を送信して前後用モータ31を駆動させ、前後用ギア58、前後用ギア54、シャフト41を介して図柄可変表示装置8を後方向へ移動する。図9(A)は通常時の図であり、図9(B)は図柄可変表示装置8を後方向に移動した場合の図である。図9(B)に示すように、図柄可変表示装置8が後方向に移動すると、当選入賞口25が現れ、パチンコ球60を所定時間または所定入賞数となるまで当選入賞口25に入賞させることができるようになる。
【0021】
このように、当選が判定(大当たり)され、図柄可変表示装置8が後方向に移動すると、遊技盤4の遊技領域4aの大きさが変更され、当選入賞口25が出現するから、この当選入賞口25にパチンコ球60を入賞させることができるようになる。これにより、遊技者は、通常時には図柄可変表示装置8により隠されて入賞させることができない当選入賞口25にパチンコ球60を入賞させるという、通常時に比べてパチンコ球60を獲得し得る確率である遊技利益獲得確率が変化した遊技状態で遊技することができるようになり、パチンコ機2の遊技性を向上することができる。さらに、遊技者が遊技中に注目している図柄可変表示装置8を移動することにより、遊技盤4の遊技領域の大きさを変更するから、遊技者に視線をずらさせることなく、遊技者の遊技に対する関心度を高めることができ、パチンコ機2の遊技性を向上することができる。
【0022】
なお、上記実施形態では、図柄可変表示装置8を後方に移動する所定条件の達成として、球発射装置17により打ち出されたパチンコ球60が始動入賞口10に入賞し、この入賞タイミングに基づいて乱数発生手段により抽出した1つの乱数と予め定められた比較乱数とを照合して当否判定を行い、当選が判定された(大当たり)ときを所定条件の達成としたが、これに限定されることなく、図柄可変表示装置8を後方に移動させる条件は、例えば、大当たりするまでの始動入賞口10への入賞回数、図柄可変表示装置8の変動回数、球発射装置17により打ち出されたパチンコ球60の発射数量、パチンコ球60の払い出し数量、パチンコ球60のアウト口13での回収数量などの遊技履歴が達成されたときや、大当たりが終了した後の所定期間( 次回までの大当たり確率が通常時の大当たり確率と比較して変動した状態となる確率変動状態時や図柄可変表示装置8での変動表示時間及び停止表示時間が通常時よりも短縮された状態となる時短短縮状態時) や、図柄可変表示装置8を移動するか否かの抽選を行う移動実行抽選手段を設けてこの移動実行抽選手段での抽選に当選したときや、図柄可変表示装置8の変動パターン抽選で特定の変動パターン( 例えば、リーチ状態) が抽出されたときや、始動入賞口10へのパチンコ球60の入賞に基づいて乱数発生手段により抽出する乱数の記憶数量が保留上限(例えば、4個)となって乱数抽出無効状態となったときや、可動役物(例えば、開閉するチューリップ等の可動入賞口)を設け、この可動役物が作動するとき(可動役物の動きに連動させる)や、移動実行用入賞口を設けて、この移動実行用入賞口にパチンコ球60が入賞したとき(移動実行期間は、例えば、図柄可変表示装置8の変動開始から停止表示まで)など、適宜変更してもよい。
【0023】
なお、上記実施形態では、前後用モータ31を駆動制御して、図柄可変表示装置8を後方向に移動したが、これに限定されることなく、左右用モータ、上下用モータ、回転用モータ及びそれに応じた各種ギア等を用いて、図柄可変表示装置8を左右、上下方向に移動あるいは回転させてもよい。この場合には、それぞれ図柄可変表示装置8を移動する方向に対応した位置、例えば、図柄可変表示装置8を左右方向に移動する場合には、図柄可変表示装置8が左方向に移動したときに出現する位置である開口4bの下側面右側端部に当選入賞口25を設ける。
【0024】
また、上記実施形態では、図柄可変表示装置8を前後方向に移動させるための前後用ギア54と、前後用モータ31の駆動シャフト31aに取り付けられる前後用ギア58とを直接噛合させたが、これに限定されることなく、間に何枚かのギアを挟んでもよく、使用するモータやギアの歯数等により決定することが好ましい。
【0025】
さらに、上記実施形態では、図柄可変表示装置8を後方向に移動し、当選入賞口25を出現させたが、これに限定されることなく、例えば、始動入賞口10や通常入賞口11を図柄可変表示装置8が移動する範囲内に設け、図柄可変表示装置8の移動に応じて、始動入賞口10や通常入賞口11を出現させたり隠したりしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の弾球遊技機によれば、可変表示装置を移動させる位置移動装置と、位置移動装置の駆動を制御する位置制御手段とを備えたから、遊技者が遊技中に注目している可変表示装置を移動することにより、遊技盤と可変表示装置との位置関係を変更し、遊技盤の遊技領域の大きさを変更できるため、遊技者に視線をずらさせることなく、遊技盤の遊技領域の大きさが変更したことを認識させることができるとともに、遊技盤の遊技領域の大きさの変更により遊技性の向上を図ることができる。また、位置制御手段は、所定条件の達成に基づき位置移動装置の駆動を制御するから、遊技者による遊技中に通常時とは異なる遊技状態にすることができ、遊技者はその通常時とは異なる遊技状態で遊技を行うことができ、遊技性を向上することができる。さらに、位置移動装置により可変表示装置を移動すると、遊技媒体の入賞口が出現するから、通常時には遊技媒体を入賞できない入賞口に、遊技媒体を入賞させることできるようになり、遊技媒体を獲得し得る確率である遊技利益獲得確率を変化させることができ、遊技性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示したパチンコ機の背面側からの外観を示す斜視図である。
【図3】本体枠と遊技盤とを示す斜視図である。
【図4】図1に示したパチンコ機内部の電気的構成を示す機能ブロック図である。
【図5】位置移動ユニットを示す斜視図である。
【図6】位置移動ユニットを示す分解斜視図である。
【図7】位置移動ユニットを示す側面断面図である。
【図8】位置移動ユニットを示す正面断面図である。
【図9】図柄可変表示装置の通常時と後方向に移動後の斜視図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機
3 本体枠
4 遊技盤
8 図柄可変表示装置(可変表示装置)
10 始動入賞口(入賞口)
15 主制御回路装置
15a メインCPU(位置制御手段)
15b メインROM
25 当選入賞口(入賞口)
29 図柄可変表示装置収納ケース
30 位置移動装置
31 前後用モータ
41 シャフト
42 前後位置移動ボックス
51 上カバー
52 下カバー
54 前後用ギア
58 前後用ギア
60 パチンコ球(遊技媒体)

Claims (3)

  1. 遊技媒体が打ち出される遊技領域を有し、遊技媒体の入賞口が設けられた遊技盤と、前記入賞口への遊技媒体の入賞を1つの条件として抽選を行い、この抽選結果が当りであるか否かを判定する抽選判定手段と、識別情報を変動表示させた後に停止表示させ、該停止表示態様により前記抽選判定手段での抽選結果を報知する可変表示装置とを備えた弾球遊技機において、
    前記可変表示装置を移動させる位置移動装置と、
    前記位置移動装置の駆動を制御する位置制御手段とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記位置制御手段は、所定条件の達成に基づき前記位置移動装置の駆動を制御することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記位置移動装置により前記可変表示装置を移動すると、前記遊技媒体の入賞口が出現することを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
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