JP4417302B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
遊技場に設置される弾球遊技機の一つとしてパチンコ機が挙げられる。このパチンコ機には、パチンコ球(遊技球)が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤が本体ユニットに配設され、その遊技盤の前面がガラス板を保持したガラス枠により被覆される構成となっている。遊技盤面には、レールにより規制された遊技領域が形成され、この遊技領域には複数の釘、風車、始動入賞口、アタッカ、図柄可変表示装置、等が設けられた構成となっている。これら始動入賞口、アタッカ及び払出入賞口にパチンコ球が入ることを入賞とし、入賞によりパチンコ球を獲得することができる。パチンコ球には一定の価値が与えられ、遊技を行って獲得したパチンコ球を種々の景品に交換することができる。
このようなパチンコ機では、パチンコ機の前面側に音を出力するスピーカが本体ユニットに配設されており、遊技中にスピーカから音を出力することにより、遊技を興趣に溢れたものにしている。スピーカは、良質な音を出力するためにスピーカボックスに収納され、その側面及び背面が覆われている(例えば、特許文献1参照)。また、本体ユニットには、図柄可変表示装置やスピーカ等の駆動を制御する制御回路基板が配設されている。この制御回路基板は、基板収納ケースに収納されており、基板収納ケースは、本体ユニットの背面側に取り付けられている。
パチンコ機の性能を向上させるために、近年では制御回路基板は大型化しており、これに伴い基板収納ケースも大型化している。このため、基板収納ケースを取り付けるスペースが確保しにくいという問題があった。そこで、基板収納ケースをスピーカボックスの背面側に取り付けることが考えられる。この場合には、スピーカボックスの背面に基板収納ケースを取り付けるための孔を形成し、この孔に基板収納ケースに設けたフックを挿入して基板収納ケースをスピーカボックスに取り付ける。
特開2004−81595号公報
しかしながら、スピーカボックスに孔を形成すると、スピーカの密閉度が低下し、スピーカの音質が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、スピーカの音質を低下させることなく、スピーカボックスの背面側に基板収納ケースを取り付けることができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、遊技機本体の前面側に音を出力するスピーカと、前記スピーカの背面を覆うスピーカボックスと、遊技の動作処理を行う回路基板を収納し、その対向面が前記スピーカボックスの背面に対向するように取り付けられる基板収納ケースと、を有する遊技機であって、前記基板収納ケースの対向面に設けられ、前記基板収納ケースを前記スピーカボックスに取り付けるためのフックと、前記基板収納ケースの上面に設けられ、この上面から上方に突出した係止凸部と、前記スピーカボックスの背面に形成され、前記基板収納ケースの対向面が前記スピーカボックスの背面に対向した状態のまま前記基板収納ケースを前記遊技機本体の前面側に向けて移動させたときに前記フックを挿入可能な挿入部および前記フックを前記挿入部に挿入して前記基板収納ケースを側方にスライドしたときに前記フックを係止する係止部を有する係止孔と、下側面が開口された箱状に形成され、前記基板収納ケースの対向面が前記スピーカボックスの背面に対向した状態のまま前記基板収納ケースを前記遊技機本体の前面側に向けて移動させたときに前記係止凸部を挿入可能な切欠き部分および前記係止凸部を前記切欠き部分に挿入して前記基板収納ケースを側方にスライドしたときに前記係止凸部を収納するように係止するケース係止部分を有するケース係止部と、を備え、前記挿入部と前記切欠き部分とは、前記基板収納ケースの対向面が前記スピーカボックスの背面に対向した状態のまま前記基板収納ケースを前記遊技機本体の前面側に向けて移動させたときに、前記フックと前記係止凸部とが同時に挿入されるような位置に形成されており、前記フックを前記係止孔に係止したときに、前記係止孔は前記基板収納ケースにより覆われることを特徴とする。なお、前記回路基板としては、遊技機に設けられた各種駆動装置の駆動を制御する制御回路基板、電源のオン/オフ制御を行う電源回路基板、等が挙げられる。
また、前記スピーカボックスの背面に取り付けられる前記基板収納ケースの下面を受ける受けリブを備えていることが好ましい。
さらに、前記基板収納ケースのスライド方向における側面に設けられ、この側面から前記スライド方向に向けて突出した凸部と、前記フックが前記係止孔に係止したときに、前記凸部が挿入される凸部挿入部と、を備え、前記基板収納ケースは、前記凸部が前記凸部挿入部に挿入されることによって、前記基板収納ケースの側方へのスライドを阻止されることが好ましい。また、前記フックを前記係止孔に係止するときに前記基板収納ケースの位置決めを行う位置決め部を備えることが好ましい。
本発明の遊技機によれば、遊技機本体の前面側に音を出力するスピーカと、スピーカの背面を覆うスピーカボックスと、遊技の動作処理を行う回路基板を収納し、スピーカボックスに取り付けられる基板収納ケースと、基板収納ケースに設けられ、基板収納ケースをスピーカボックスに取り付けるためのフックと、スピーカボックスに形成され、フックを係止する係止孔と、を備え、フックを係止孔に係止したときに、係止孔は基板収納ケースにより覆われるから、スピーカの音質を低下させることなく、スピーカボックスの背面側に基板収納ケースを取り付けることができる。
また、係止孔は、フックを挿入可能な挿入部と、フックを挿入部に挿入して基板収納ケースを一方向にスライドしたときにフックを係止する係止部と、を備えたから、フックを挿入部に挿入した後に、基板収納ケースを一方向にスライドして、フックを係止部で係止するだけで、容易に基板収納ケースをスピーカボックスに係止することができる。
さらに、フックを係止孔に係止するときに基板収納ケースの位置決めを行う位置決め部を備えたから、より一層容易に基板収納ケースをスピーカボックスに係止することができる。
図1に示すように、遊技機の1実施例であるパチンコ機(遊技機)2は、本体枠(遊技機本体)3の内部に遊技盤4が配設されており、本体枠3の前面には前面扉5が開閉自在に取り付けられている。前面扉5の下方には、打球供給用の供給皿6及びパチンコ球7の打ち出し強さを調節する操作ハンドル8が設けられている。遊技盤4のパチンコ球7が打ち出される遊技領域4aの略中央には、始動入賞口10へパチンコ球7を入賞させるなどの所定入賞条件に基づいて遊技中に様々な図柄を液晶画面に所定時間内において変動表示させた後に停止表示させる図柄可変表示装置9が設けられている。図柄可変表示装置9の周りには、始動入賞口10、通常入賞口11、通過入賞口12、アタッカ13、アウト口14が設けられており、アタッカ13は、遊技盤4に一体的に組み付けられている。また、遊技盤4の略中央には、センター役物15が一体的に組み付けられており、センター役物15に形成された開口15aを介して、図柄可変表示装置9を視認することができる。
各入賞口10〜12内には、各入賞口10〜12に入ったパチンコ球7を検知する入賞球検知センサ16(図4参照)が設けられている。遊技者は、供給皿6にパチンコ球7を投入してパチンコ球7を供給皿6内に設けられた誘導路を介して球発射装置17(図4参照)へと導き、回動式の操作ハンドル8を所定量回動して球発射装置17の駆動を制御することで、遊技盤4の遊技領域4aの上方に向けてパチンコ球7を打ち出す。打ち出されたパチンコ球7は遊技領域4aの上方から流下する途中で各入賞口10〜12のいずれかまたはアタッカ13に入るか、あるいはアウト口14から回収される。アタッカ13の奥には大入賞口18が設けられており、大入賞口18内には、大入賞口18に入ったパチンコ球7を検知する大入賞球検知センサ19(図4参照)が設けられている。アタッカ13は大入賞口18を開放する開放位置と大入賞口18を閉じる閉じ位置との間で回動自在に取り付けられている。なお、パチンコ機2の遊技領域4aに設けられている複数の釘、風車などの構造物は公知であるので説明は省略する。
供給皿6の内面には、後述するスピーカ21から発せられる音をパチンコ機2の前面側に出力するための出力孔6aが、複数設けられている。
図2にパチンコ機2の下側端部の背面斜視図を示す。本体枠3の内部であって、出力孔6aの背面側には、スピーカ21(図3参照)が取り付けられている。スピーカ21は、その側面及び背面がスピーカボックス22により覆われている。スピーカボックス22は、ビス(図示せず)により、本体枠3の内部に設けられた取付部材に取り付けられている。なお、スピーカボックス22には、内部に空気を入れるためのダクト孔(図示せず)が形成されている。このダクト孔のサイズは、スピーカ21の性能に応じて適宜変更されるものである。
図2及び図3に示すように、スピーカボックス22の背面には、後述する基板収納ケース31に形成された上フック(フック)32を係止するための上フック係止孔(係止孔)23が形成されている。上フック係止孔23は、上フック32を挿入可能なサイズの挿入部23aと、挿入部23aよりも上下方向のサイズが小さく、挿入された上フック32を係止する係止部23bとからなり、略L字状に形成されている。係止部23bは、挿入部23aの右側端の上側端部に連続して形成されている。
本体枠3の背面下側端部には、ボックス状のベース25が取り付けられている。ベース25の背面には、後述する基板収納ケース31に形成された第1,第2下フック(フック)33,34を係止するための第1下フック係止孔26及び第2下フック係止孔27が形成されている。第1下フック係止孔26は、第1下フック33を挿入可能なサイズの挿入部26aと、挿入部26aよりも上下方向のサイズが小さく、挿入された第1下フック33を係止する係止部26bと、からなり、略L字状に形成されている。係止部26bは、挿入部26aの右側端の下側端部に連続して形成されている。第2下フック係止孔27は、第1下フック係止孔26と同様に、挿入部27aと、係止部27bと、からなり、略L字状に形成されている。また、ベース25の背面には、基板収納ケース31の受けとなる略L字状の受けリブ25aが形成されている。
本体枠3には、遊技盤4が取り付けられる遊技盤取付部材28が取り付けられている。
遊技盤取付部材28の背面には、基板収納ケース31に形成された係止凸部35を係止するためのケース係止部29が形成されている。ケース係止部29は、下側面が開口された箱状に形成され、係止凸部35を挿入するための切欠き29aが形成されている。
本体枠3の背面下側端部には、基板収納ケース31に形成されたビス締凸部36が挿入されるビス締凸部挿入部30が形成されている。ビス締凸部挿入部30は、左側面が開口された箱状に形成され、背面(図2における前面)にはビス締め用挿通孔30aが形成されている。
図3に示すように、スピーカボックス22の背面、ベース25の背面、遊技盤取付部材28の背面は、前後方向(図3における左右方向)において略同一面となるようにされている。なお、図3(A)は、遊技盤取付部材28に形成されたケース係止部29の切欠き29aと、スピーカボックス22に形成された上フック係止孔23の挿入部23aと、ベース25に形成された第1下フック係止孔26の挿入部26aと、を通る線での側面断面図である。また、図3(B)は、ケース係止部29の切欠き29aではない部分(ケース係止部分)と、上フック係止孔23の係止部23bと、第1下フック係止孔26の係止部26bと、を通る線での側面断面図である。
図2に示すように、主制御基板(回路基板)41(図4参照)は、基板収納ケース31に収納されている。これにより、主制御基板41に対して何人も接触できないよう防護している。基板収納ケース31の背面(対向面)には、断面が略L字状の上フック32、第1下フック33、第2下フック34が形成されている。上フック32は、背面の上下方向における中心よりも上側に、第1,第2下フック33,34は下側に形成されている。上フック32は、基板収納ケース31の後方に突出し、突出した先端部が下側に曲げられ、第1,第2下フック33,34は、基板収納ケース31の後方に突出し、突出した先端部が上側に曲げられて形成されている。
基板収納ケース31の上面には、係止凸部35が形成されている。基板収納ケース31の左側面には、ビス締凸部(凸部)36が形成されており、このビス締凸部36には、ビス締め用のビス締孔36aが形成されている。ビス38(図7参照)を、ビス締凸部挿入部30のビス締め用挿通孔30aを介してビス締孔36aにビス締めすると、基板収納ケース31が固定される。
図4に示すように、パチンコ機2の作動は基本的に主制御基板(回路基板)41、副制御基板42によって管制される。主制御基板41と副制御基板42とには、それぞれ接続端子が設けられ、接続ケーブル等で接続端子を接続することにより主制御基板41と副制御基板42とは電気的に接続される。副制御基板42は、主制御基板41と同様に収納ケース(図示せず)に収納され、副制御基板42に対して何人も接触できないよう防護している。
主制御基板41は、メインCPU(central processing unit)41a及びメインROM(read only memory)41b及びメインRAM(random access memory)41c、大当り抽選部41dを備える。メインCPU41aは、入賞球検知センサ16から入力される入力信号に応じて、メインROM41bに記憶されている遊技制御プログラムを読み込んでパチンコ機の遊技状態を制御する命令を生成すると共に、副制御基板42に命令情報を送信して所定の遊技状態となるように実行させる。メインROM41bには、遊技制御プログラムおよび乱数生成処理プログラムおよび乱数テーブルなどが所定の領域に格納されており、これらはメインCPU41aによって読み出され、演算処理されるように適宜用いられる。メインRAM41cは、ワーキングエリアとなっており、遊技において利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。
メインCPU41aは、入賞球検知センサ16からの信号が入力されると、メインROM41bに記憶されている遊技制御プログラムに基づいて、球払出装置45を駆動して所定個数の賞球を供給皿6上に払い出す。なお、賞球の個数は、遊技球が入った各入賞口10、11の種類に応じて適宜設定して良い。また、球発射装置17は、メインCPU41aに接続されており、メインCPU41aにより駆動が制御される。
副制御基板42は、サブCPU42a、サブROM42b及びサブRAM42cを備える。サブCPU42aは、サブROM42bに格納された副制御装置用制御プログラムを適宜読み出し、主制御基板41から命令情報として入力される制御信号に応じて、副制御用制御プログラムに従って、図柄可変表示装置9やスピーカ21等の駆動制御を行う。サブRAM42cはワーキングエリアとなっており、図柄可変表示装置9やスピーカ21の制御において利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。
始動入賞口10に入ったパチンコ球7が入賞球検知センサ16により検知されると、メインCPU41aにスタート信号が入力される。メインCPU41aはスタート信号に応答して大当り抽選部41dを作動させる。
大当り抽選部41dは、乱数発生器、乱数サンプリング回路、大当り決定テーブルを含んでおり、始動入賞口10の入賞球検知センサ16によりパチンコ球7の入賞が検知されるたびに1つの乱数値を抽選する。抽選された乱数値は大当りテーブルと照合され、大当りモードに移行させるか否かが抽選判定の結果として決定され、該決定に係る情報(例えばコマンド)が生成される。
大当り決定テーブルでは、乱数値がその大きさに応じて3つのグループにグループ分けされている。3つの乱数値グループには、ハズレ、通常大当たりモードに移行させる「通常大当たり」、通常時とは大当たり確率が異なる確率変動大当たり(以下、確変大当り)モードに移行させる「確変大当り」がそれぞれ割り当てられており、サンプリングされた乱数値がいずれのグループに属する値であるかによって、ハズレ及び大当りのいずれかにするかを決定する当選判定が行われる。抽選が終了すると抽選結果信号がメインCPU41aにフィードバックされる。メインCPU41aは、抽選結果信号をサブCPU42aに送る。
メインCPU41aは、大当り抽選部41dで「通常大当たり」、または「確変大当た
り」が抽選されると、アタッカ13を開放位置まで回動し、アタッカ13が30秒開放されるか、または大入賞口18にパチンコ球7が10個入賞される(大入賞球検知センサ19によりパチンコ球7が10個検知される)かを1ラウンドとして、所定ラウンド(例えば、15ラウンド)を継続して実行する。また、「確変大当たり」が抽選されると、次回大当たりが抽選される、または所定回数(例えば、7回)大当り抽選部41dで当選判定が行われるまで、通常時とは異なる確変大当り決定テーブルが抽選時に用いられる。
副制御基板42のサブROM42bには、各特別図柄のグラフィックデータ、停止図柄用乱数サンプリング回路、停止図柄テーブルが格納されている。サブCPU42aは、抽選結果信号が入力されると、サブROM42bに格納させた停止図柄用乱数サンプリング回路に基づいて乱数値のサンプリングを行わせ、サンプリングされた乱数値を停止図柄テーブルと比較させる。停止図柄テーブルはハズレ用、大当り用、確変大当たり用の3種類設けられており、サンプリングされた乱数値は大当り抽選部41dでの抽選結果に対応する停止図柄テーブルと照合される。ぞれぞれの停止図柄テーブルには、グループ分けされた乱数値に入賞有効ライン上に停止させる特別図柄の組み合わせが割り当てられており、サンプリングされた乱数値がいずれのグループに属する値であるかによって、入賞有効ライン上に停止される特別図柄の組み合わせが決定される。サブCPU42aは、決定された特別図柄の組み合わせに基づき、図柄可変表示装置9での特別図柄の変動表示及び停止表示の制御を行う。なお、停止図柄テーブルには、例えば入賞有効ライン上に特別図柄が2個停止したときに特定の特別図柄が揃った状態、つまりはリーチ状態となったときの特別図柄の変動態様、図柄可変表示中に行われるリーチ予告での特別図柄の変動態様、大当り予告での特別図柄の停止態様など、通常時とは異なる特別図柄の変動態様を行わせるか否かのデータも含まれている。
上記のように構成されたパチンコ機2の作用について説明する。基板収納ケース31を取り付ける場合には、先ず、図5(A)に示すように、基板収納ケース31の係止凸部35が、遊技盤取付部材28に形成されたケース係止部29の切欠き29aに対向し、上フック32が、スピーカボックス22に形成された上フック係止孔23の挿入部23aに対向し、第1下フック33が、ベース25に形成された第1下フック係止孔26の挿入部26aに対向するように、基板収納ケース31を位置させる。次に、図5(B)及び図6に示すように、係止凸部35を切欠き29aに、上フック32を挿入部23aに、第1下フック33を挿入部26aに、第2下フック34を挿入部27aに、それぞれ挿入する。このとき、第1下フック33の下側面を、ベース25の第1下フック係止孔26を形成する下側面に当接させ、第2下フック34の下側面を、ベース25の第2下フック係止孔27を形成する下側面に当接させるだけで、容易に基板収納ケース31の上下方向の位置決めを行うことができる。本実施形態では、上フック32を上フック係止孔23に係止するときに基板収納ケース31の位置決めを行う位置決め部は、第1下フック33の下側面及びベース25の第1下フック係止孔26を形成する下側面と、第2下フック34の下側面及びベース25の第2下フック係止孔27を形成する下側面と、から構成されている。さらに、基板収納ケース31の底面は、受けリブ25aの上面に載せられるため、第1及び第2下フック33,34に基板収納ケース31の重量が加わった場合にも、第1及び第2下フック33,34が変形することがない。
そして、基板収納ケース31を、図7中A方向にスライドさせると、図5(C)及び図7に示すように、係止凸部35はケース係止部29により係止され、上フック32は係止部23bにより係止され、第1下フック33は係止部26bにより係止され、同様にして、第2下フック34は係止部27bにより係止される。この状態で、図7に示すように、ビス38を、ビス締凸部挿入部30のビス締め用挿通孔30aを介して、ビス締凸部36のビス締孔36aにビス締めすると、基板収納ケース31が固定される。このとき、スピーカボックス22に形成された上フック係止孔23は、基板収納ケース31により覆われる。
このように、スピーカボックス22の背面に上フック係止孔23を形成し、基板収納ケース31の背面に上フック32を形成し、基板収納ケース31をスピーカボックス22の背面に係止したときに、上フック係止孔23を、基板収納ケース31により覆うから、スピーカボックス22によるスピーカ21の密閉度を低下させる(スピーカ21の音質を低下させる)ことなく、基板収納ケース31をスピーカボックス22に係止することができる。
なお、上記実施形態では、スピーカボックス22の背面に上フック係止孔23を形成したが、スピーカボックス22の側面にフック係止孔を形成するようにしてもよく、この場合にも、基板収納ケース31をスピーカボックス22に係止したときに、基板収納ケース31によりフック係止孔を覆うようにする。
また、上記実施形態では、基板収納ケース31を図2中A方向である右方向にスライドさせて、スピーカボックス22に係止するようにしたが、基板収納ケース31を図2における下方向にスライドさせて、スピーカボックス22に係止するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、パチンコ機2を例に挙げて説明したが、スロットマシンやパロット(メダルの代わりにパチンコ球で遊技を行うスロットマシン)などの各種遊技機についても本発明は適用できる。
本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。 基板収納ケースと、スピーカボックス周辺とを示す背面斜視図である。 スピーカとスピーカボックスとベースと遊技盤取付部材と示す側面断面図である。 機能ブロック図である。 スピーカとスピーカボックスとベースと遊技盤取付部材と基板収納ケースと示す側面断面図である。 基板収納ケースのフックをフック係止孔に挿入した状態の基板収納ケースと、スピーカボックス周辺とを示す背面斜視図である。 基板収納ケースを固定した状態の基板収納ケースと、スピーカボックス周辺とを示す背面斜視図である。
2 パチンコ機(遊技機)
3 本体枠(遊技機本体)
21 スピーカ
22 スピーカボックス
23 上フック係止孔(係止孔)
23a 挿入部
23b 係止部
25 ベース
25a 受けリブ
26 第1下フック係止孔
26a 挿入部
26b 係止部
27 第2下フック係止孔
27a 挿入部
27b 係止部
28 遊技盤取付部材
29 ケース係
29a 切欠き
31 基板収納ケース
32 上フック(フック)
33 第1下フック(フック)
34 第2下フック(フック)
35 係止凸部
36 ビス締凸部
41 主制御基板(回路基板)

Claims (3)

  1. 遊技機本体の前面側に音を出力するスピーカと、前記スピーカの背面を覆うスピーカボックスと、遊技の動作処理を行う回路基板を収納し、その対向面が前記スピーカボックスの背面に対向するように取り付けられる基板収納ケースと、を有する遊技機であって、
    前記基板収納ケースの対向面に設けられ、前記基板収納ケースを前記スピーカボックスに取り付けるためのフックと、
    前記基板収納ケースの上面に設けられ、この上面から上方に突出した係止凸部と、
    前記スピーカボックスの背面に形成され、前記基板収納ケースの対向面が前記スピーカボックスの背面に対向した状態のまま前記基板収納ケースを前記遊技機本体の前面側に向けて移動させたときに前記フックを挿入可能な挿入部および前記フックを前記挿入部に挿入して前記基板収納ケースを側方にスライドしたときに前記フックを係止する係止部を有する係止孔と、
    下側面が開口された箱状に形成され、前記基板収納ケースの対向面が前記スピーカボックスの背面に対向した状態のまま前記基板収納ケースを前記遊技機本体の前面側に向けて移動させたときに前記係止凸部を挿入可能な切欠き部分および前記係止凸部を前記切欠き部分に挿入して前記基板収納ケースを側方にスライドしたときに前記係止凸部を収納するように係止するケース係止部分を有するケース係止部と、を備え、
    前記挿入部と前記切欠き部分とは、前記基板収納ケースの対向面が前記スピーカボックスの背面に対向した状態のまま前記基板収納ケースを前記遊技機本体の前面側に向けて移動させたときに、前記フックと前記係止凸部とが同時に挿入されるような位置に形成されており、
    前記フックを前記係止孔に係止したときに、前記係止孔は前記基板収納ケースにより覆われることを特徴とする遊技機。
  2. 前記スピーカボックスの背面に取り付けられる前記基板収納ケースの下面を受ける受けリブを備えていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記基板収納ケースのスライド方向における側面に設けられ、この側面から前記スライド方向に向けて突出した凸部と、
    前記フックが前記係止孔に係止したときに、前記凸部が挿入される凸部挿入部と、を備え、
    前記基板収納ケースは、前記凸部が前記凸部挿入部に挿入されることによって、前記基板収納ケースの側方へのスライドを阻止されることを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
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