JP3990315B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技場に設置されるパチンコ機やスロットマシン等の遊技機は、遊技盤や遊技盤を装着させた枠状の本体部材に、遊技状態に基づいて作動させるランプ装置や音声発生装置などの様々な各種駆動装置及びこれら駆動装置を制御させるための各種制御装置(回路基板) を設け、遊技者が遊技を行うことによって適宜作動させて遊技を興趣に溢れたものとしている。また、近年では、予め定められた入賞口への入賞等の所定条件の達成に基づいて所定の識別情報(図柄)を変動表示し得るリール表示装置または液晶画像表示装置等の図柄可変表示手段を内蔵し、所定条件を満たしたときに識別情報を変動させた後に停止表示させて遊技状態の推移を告知するように図柄可変表示手段を作動させるものが主流となっている。これらの装置は遊技機の本体部材内部に配設された制御装置によって制御されている。なお、これら図柄可変表示手段は収納ケースに収納され、その収納ケースが、例えば遊技盤に取り付けられる球通路が形成された支持板等の所定部材に組み付けられる。
【0003】
遊技性の異なる遊技機への機種替えを行う場合、遊技場に設置中の古い機種のパチンコ機は、本体部材ごと全て外された後に、新しい機種のパチンコ機となる本体部材が遊技場の配設位置に配置される。しかし、パチンコ機を構成する部品には、共通可能な部品が多く用いられているため、機種替えの際には交換する必要のない部品まで交換してしまい、機種替え時のコストアップの原因となっていた。このため、共通化可能な部品を遊技場に据え置きにし、共通可能な部品に対応し得る新たな部品のみを入れ替えることが現在検討されている。この場合、本体部材及び遊技の際の基本動作を行うパチンコ球発射装置や払い出し装置などを据え置きにし、遊技盤及び図柄可変表示装置を一体化した遊技盤ユニットを交換することが一般的に考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図柄可変表示装置を交換部品とした場合、古い機種の図柄可変表示装置は遊技盤ユニットを分解した後に、品質保証期間が経過していなければ、新しい機種の遊技盤として形成された図柄可変表示装置の表示面を遊技者に視認させるための開口部と図柄可変表示装置の表示面とが一致するようにして組み込まれ、新しい遊技盤ユニットを構成する部品として再利用される。しかし、図柄可変表示装置を、機種替えの際に新しい遊技盤ユニットとして構成するために付け替え再利用するということは、手間がかかり、コストダウンを効果的に行うことには作業性の面も含めて問題がある。さらに、図柄可変表示装置を交換部品とせずに廃棄する場合には、環境問題などからその廃棄処理を行うためのコストが高くなるという問題がある。
【0005】
一方、図柄可変表示装置を、本体部材及び遊技の際の基本動作を行うパチンコ球発射装置や払い出し装置などとともに据え置きとした場合には、機種替えを行う際には交換部品の削減化を図れるため、コストダウンを効果的に行うことができる。しかしながら、遊技盤を図柄可変表示装置を配設した本体部材に組み付けた場合には、図柄可変表示装置の表示面を遊技者に視認させるために遊技盤に形成された開口部の位置や大きさなどの開口態様が遊技機の仕様(遊技性)に応じて異なるため、機種替え時に作業者などが図柄可変表示装置を配設するために位置調整を行う必要があり、作業性が悪いという問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、図柄可変表示装置の配置位置を、遊技盤の仕様に応じて変更することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、図柄を変動表示させた後に停止表示させることのできる図柄可変表示装置と、この図柄可変表示装置を遊技者に視認可能にする開口部が設けられた遊技盤と、この遊技盤が取り付けられる本体部材とを有する遊技機において、前記遊技盤に、前記開口部の位置情報を含む前記遊技盤の識別情報が記憶された識別媒体を設け、前記本体部材に、前記図柄可変表示装置と、前記図柄可変表示装置を移動させて配置態様を変移させるための位置移動機構と、前記遊技盤が取り付けられたときにオン状態となるスイッチと、前記スイッチがオン状態になったことに応答して前記識別媒体から前記識別情報を検出する識別情報検出手段と、前記識別情報検出手段が検出した前記識別情報に基づいて、前記図柄可変表示装置が前記開口部の位置に移動するように前記位置移動機構の駆動を制御する位置制御手段と、を設けたことを特徴とする。また、前記スイッチがオフ状態になったときに、前記位置制御手段は、前記図柄可変表示装置が予め定められた標準位置に配置されるように前記位置移動機構の駆動を制御しても良い。また、前記遊技機は、遊技状態の制御を行う主制御回路装置を備え、前記位置調整機構は、前記図柄可変表示装置を遊技機の前後方向に移動可能に形成され、前記位置制御手段は、前記主制御回路装置からの制御命令に応じて前記位置移動機構による前記図柄可変表示装置の前後方向への移動を制御することもできる。また、遊技球を受け入れることのできる入賞口を前記開口部の内部の下側面に設け、前記図柄可変表示装置が前方に移動した通常状態では、前記入賞口は前記図柄可変表示装置によって隠されており、前記図柄可変表示 装置が後方に移動した状態で前記入賞口が現れるように形成されていても良い。
【0008】
なお、前記位置制御手段は、前記本体部材の前後方向、上下方向、左右方向、又は遊技機の前後方向を軸にして回転する方向の少なくとも1方向に、前記図柄可変表示装置を移動させる機能を備えた支軸部を有する位置移動機構によって、前記図柄可変表示装置を開口部の位置に移動させることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に本発明を用いた遊技機の1実施例であるパチンコ機の外観を示す。パチンコ機2の枠状の本体部材となる本体枠3の内部には遊技盤4が配設されており、遊技盤4の前面には前面枠5が本体枠3に対して開閉自在に設けられている。前面枠5の下方には、打球供給用の供給皿6及び遊技球の打ち出し強さを調節する操作ハンドル7が設けられている。遊技盤4の遊技領域4aの略中央には、開口部としての開口4b(図3参照)が設けられている。開口4bには、予め定められた入賞口へ遊技球を入賞させるなどの所定入賞条件の達成に基づいて遊技中に様々な図柄やキャラクタなどを液晶画面に所定時間内において変動表示させた後に停止表示させ、前記達成を契機に抽選した結果を遊技者に告知する図柄可変表示装置8が配置され、その周りには始動入賞口10、通常入賞口11、アタッカ12、アウト口13が設けられている。各入賞口10〜12内には、各入賞口10〜12に入った遊技球を検知する入賞球検知センサ14(図4参照)が設けられている。遊技者は、供給皿6に遊技球を投入して該遊技球を供給皿6内に設けられた誘導路を介して発射装置へと導き、回動式の操作ハンドル7を回動操作して発射装置を駆動制御することで、遊技盤4上に遊技球を打ち出す。打ち出された遊技球は遊技領域4aの上方から流下する途中で各入賞口10〜12のいずれかに入るか、あるいはアウト口13から回収される。なお、パチンコ機2の遊技領域4aには、複数の釘、風車などが設けられているが、これらの構造物は公知であるので説明は省略する。
【0010】
なお、前面枠5が閉じているロック状態であるときには、遊技者や遊技場の作業者は、前面枠5に板状のガラスが装着されて形成されるガラス窓9を通して遊技盤4の遊技領域4a及び遊技領域4a上を流下していく遊技球を見ることはできるが、遊技盤4にはもちろんのこと本体枠3の内部にも触れることができないようになっている。
【0011】
図2にパチンコ機の背面側の外観を示す。パチンコ機2の本体枠3には、本体枠3の内部に設けられた支持部材を介して、遊技を行う際に各種装置を作動させるための主制御を行う主制御回路装置(基板)15の他に、副制御回路装置(基板)16、球発射装置17、球払出装置18等がそれぞれ組み付けられている。これら制御回路装置及び装置は、図示しないケーブル等を介して電気的に接続されている。また、本体枠3の内部にはスピーカーなどの音声発生装置21(図4参照)や、本体枠3及び遊技盤4上の様々な位置にランプ22(図4参照)が設けられており、音声発生装置21から演出効果を持たせた音声を発生させたり、ランプ22の点灯制御によって演出効果を出すといったことを行う。
【0012】
図3に示すように、遊技盤4は本体枠3の遊技盤取付部3aに着脱自在で交換可能に取り付けられている。遊技盤4の裏面には識別媒体としてのIC25が取り付けられている。IC25にはメモリ25a(図4参照)が組み込まれ、メモリ25aには遊技盤4を構成するものの位置、形状、大きさ等を含む配置態様または遊技に係わる種別の要素の仕様を識別する遊技盤識別データが記憶されている。この遊技盤識別データの1つとして、遊技盤4に設けられた開口4bの位置やサイズの情報(所定位置を基準とした座標情報を含む)が記憶されている。本体枠3に設けられた遊技盤取付部3aには、IC25に対向する位置に識別情報検出手段としてのデータリーダ26が設けられており、このデータリーダ26は、遊技盤4の裏面に取り付けられたIC25のメモリ25a内に記憶された遊技盤識別データを読み取る。データリーダ26は、主制御回路装置15を構成するメインCPU15a(図4参照)に接続されている。また、遊技盤取付部3aにはスイッチ27が配置されており、このスイッチ27は、遊技盤4のスイッチ27に対向する位置に設けられた突部Tにより遊技盤4が組み付けられる際に当接され、オン状態となる。図柄可変表示装置8は図柄可変表示装置収納ケース29に収納され、図柄可変表示装置収納ケース29は位置移動ユニット30に組み込まれる。なお、データリーダ26がIC25のメモリ25a内の遊技盤識別データを読み取る方法としては、データ通信による非接触方式を用いてもよい。
【0013】
図4に示すように、パチンコ機2の作動は基本的に主制御回路装置15及び副制御回路装置16によって管制される。
【0014】
主制御回路装置15は、メインCPU15a及びメインROM(read only memory)15b及びメインRAM(random accessmemory)15cから構成されている。メインCPU15aは、入力インターフェイス23から入力される入力信号に応じて、メインROM15bに記憶されている遊技制御プログラムを読み込んでパチンコ機の遊技状態を制御する命令を生成すると共に、副制御回路装置16に命令情報を送信して所定の遊技状態となるように実行させる。メインROM15bには、遊技制御プログラムおよび乱数生成処理プログラムおよび乱数テーブルなどが所定の領域に格納されており、これらはメインCPU15aによって読み出され、演算処理されるように適宜用いられる。メインRAM15cは、ワーキングエリアとなっており、遊技において利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。
【0015】
副制御回路装置16は、サブCPU16a及びサブROM16b及びサブRAM16cから構成されている。サブCPU16aは、サブROM16bに格納された副制御装置用制御プログラムを適宜読み出し、主制御回路装置15から命令情報として入力される制御信号に応じて、副制御用制御プログラムに従って副制御回路装置16と、図柄可変表示装置8及び音声発生装置21及びランプ22との間で制御信号の入出力を行い所定の遊技状態となるようにするための駆動制御を行う。サブRAM16cはワーキングエリアとなっており、図柄可変表示装置8及び音声発生装置21及びランプ22の制御において利用されるデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。なお、駆動制御をさせる装置は上記したものに限られず遊技領域4aに設けた可動式の入賞装置なども含まれることとする。
【0016】
入力インターフェイス23は、操作ハンドル7からの、操作ハンドル7の回動量を示す信号を球発射装置17へと入力すると共に、遊技盤4に設けられた入賞球検知センサ14からの信号をメインCPU15aへと入力する。入力インターフェイス23を介して操作ハンドル7からの信号が入力されると、球発射装置17は駆動を開始して、操作ハンドル7の回動量に応じた打ち出し強さで遊技球を遊技盤4面上に打ち出す動作制御を行う。CPU15aは、入力インターフェイス23を介して入賞球検知センサ12からの信号が入力されると、メインROM15bに記憶されている遊技制御プログラムに基づいて、球払出装置18を駆動して所定個数の賞球を供給皿6上に払い出す。なお、賞球の個数は、遊技球が入った各入賞口10〜12の種類に応じて適宜設定して良い。また、CPU15aは、遊技状態を監視しており、エラーが生じた場合に球発射装置17の作動を停止させる。
【0017】
スイッチ27は調整電源28に接続されており、スイッチ27がオンされると調整電源28が起動する。調整電源28は、図柄可変表示装置8の位置移動を行う際に使用する第2電源であり、主制御回路装置15、データリーダ26、各モータ31〜34に接続されている。各モータ31〜34はモータドライバ36を介してメインCPU15aにより駆動制御される。なお、CPU15aとは別に独立した制御回路装置(基板) を設け、この制御回路装置により各モータ31〜34を駆動制御してもよい。
【0018】
位置移動ユニット30の正面斜視図を図5に、分解斜視図を図6に、側面断面図を図7に、正面断面図を図8に示す。位置移動ユニット30は、図柄可変表示装置8を内部に組み込んで収納する図柄可変表示装置収納ケース29と、図柄可変表示装置収納ケース29に取り付けられる支軸部としてのシャフト41と、シャフト41が前後に挿通され、シャフト41を介して図柄可変表示装置収納ケース29を回転及び前後に移動させるためのギアやモータ等が組み込まれた回転位置移動ボックス42と、回転位置移動ボックス42を左右に移動可能に取り付けるとともに、回転位置移動ボックス42を左右に移動させるためのギアやモータ等が組み込まれた左右位置移動ボックス43と、左右位置移動ボックス43を上下に移動可能に取り付けるとともに、左右位置移動ボックス43を上下に移動させるためのギアやモータ等が組み込まれた上下位置移動ボックス44とから構成される。上下位置移動ボックス44は、本体枠3に設けられた取付部3bに組み付けられている。図5(A)は図柄可変表示装置8を横長状態に配置した図であり、図5(B)は図柄可変表示装置8を縦長状態に配置した図である。
【0019】
図柄可変表示装置収納ケース29は、前カバー46と後カバー47とからなり、前カバー46は、その前面に図柄可変表示装置8の表示面を観察するための開口46aと、表示面を保護するための保護パネル48の位置決め用として設けられる凸部46bとが形成されている。後カバー47は、シャフト41を挿通するための開口47aが形成され、後面には、シャフト41を安定して保持するためのフランジ49が取り付けられている。シャフト41は、前側の先端にストッパ部41aが形成されており、このストッパ部41aにより後カバー47にシャフト41を挿通した後に抜けなくしている。
【0020】
回転位置移動ボックス42は、上カバー51と下カバー52とからなり、上カバー51及び下カバー52の図柄可変表示装置8を配設する面側となる前面及びその後面の接合面の一部には切欠き51a,51b、52a,52bが設けられており、上カバー51と下カバー52とを接合した場合に、これら切欠き51a,51b,52a,52bがシャフト41の軸受けとなる。上カバー51は、内部にモータ取付リブ51cが形成されている。下カバー52は、下面には位置決め用のガイド突起52cと左右移動用歯形部52dとが、内部にはモータ取付リブ52eが形成されている。ガイド突起52cは、4個設けられている。回転位置移動ボックス42の内部には、回転用モータ31と前後用モータ32とが配置されており、シャフト41には、回転用ギア53と前後用ギア54とが挿通されている。回転用モータ31の駆動用シャフト31aに取り付けられる回転用ギア57は回転用ギア53に、前後用モータ32の駆動用シャフト32aに取り付けられる前後用ギア58は前後用ギア54にそれぞれ噛合している。モータ31,32は、ビス59によりそれぞれモータ取付リブ52e,51cに取り付けられている。モータ31,32は、モータドライバ36を介してメインCPU15aにより駆動制御される。これにより、回転用モータ31、シャフト41、回転用ギア53、回転用ギア57は図柄可変表示装置8の回転方向の位置移動機構として、前後用モータ32、シャフト41、前後用ギア54、前後用ギア58は図柄可変表示装置8の前後方向の位置移動機構として、それぞれ機能する。
【0021】
左右位置移動ボックス43は、下面にはガイド突起52cが挿入され、ガイド突起52cをガイドするスライド開口43aが、後面にはシャフト41を通すための切欠き43bと上下移動用歯形部43cとが、左右面にはガイド突起43dが、内部にはモータ取付リブ43eが形成されている。スライド開口43aは、4個設けられている。ガイド突起43dは、左右面にそれぞれ2個ずつ設けられている。左右位置移動ボックス43の内部には、左右用モータ33が配置されている。左右用モータ33は、ビス59によりモータ取付リブ43eに取り付けられており、左右用モータ33の駆動用シャフト33aに取り付けられる左右用ギア61は、左右移動用歯形部52dに噛合している。左右用モータ33は、モータドライバ36を介してメインCPU15aにより駆動制御される。これにより、左右用モータ33、左右移動用歯形部52d、左右用ギア61は図柄可変表示装置8の左右方向の位置移動機構として機能する。
【0022】
上下位置移動ボックス44は、左右面にはガイド突起43dが挿入され、ガイド突起43dをガイドする切欠き44aと本体枠3へと着脱自在に固定するための取り付け部44bとが、後面にはモータ取付リブ44cが形成されている。取り付け部44bは、左右面それぞれの前面よりの上下にそれぞれ計4個設けられている。モータ取付リブ44cには、ビス59により上下用モータ34が取り付けられており、上下用モータ34の駆動用シャフト34aに取り付けられる上下用ギア62は、上下移動用歯形部43cに噛合している。上下用モータ34は、モータドライバ36を介してメインCPU15aにより駆動制御される。これにより、上下用モータ34、上下移動用歯形部43c、上下用ギア62は図柄可変表示装置8の上下方向の位置移動機構として機能する。
【0023】
上記のように構成されたパチンコ機の作用について説明する。パチンコ機2を組み立てる際に、図柄可変表示装置8を組み付けた状態で位置移動ユニット30を本体枠3に設けられた取付部3bに取り付ける。パチンコ機2に取り付けられた遊技盤4の交換を行うにあたって、位置移動ユニット30が組み付けられた状態のまま遊技盤4を本体枠3から取り外し、新たな遊技盤4を取り付ける。機種の異なる遊技盤4では、図柄可変表示装置8を観察可能にする開口4bの位置が遊技性に応じて異なるため、新たな遊技盤4の開口4bが設けられた位置に対応させて図柄可変表示装置8を移動させる必要がある。
【0024】
新たな遊技盤4を本体枠3に取り付ける際に、遊技盤4のスイッチ27に対向する位置に設けられた突部Tと当接することにより、スイッチ27がオン状態となり、調整電源28の起動が行われる。電源28が起動状態となると、遊技盤取付部3aに設けられたデータリーダ26は、遊技盤4の裏面に取り付けられたIC25のメモリ25a内に予め記憶された遊技盤識別データを読み取る。読み取った遊技盤識別データは、メインCPU15aに送られる。メインROM15bには、遊技盤識別データに含まれる遊技盤4の開口4bの位置やサイズの情報に応じて駆動させる各モータ31〜34の駆動制御プログラムが記憶されている。メインCPU15aは、メモリ25aから読み取った遊技盤識別データに応じた駆動制御プログラムに基づき制御情報を生成し、この制御情報を各モータ31〜34に送ることによって駆動制御し、図柄可変表示装置8を移動させる。なお、遊技盤4の交換時等、スイッチ27がオフ状態となり、データリーダ26が遊技盤識別データの読み取りを行わなくなる場合には、メインCPU15aは各モータ31〜34を駆動制御し、図柄可変表示装置8を予め定められた標準位置(例えば、前後,左右,上下方向は中心位置、回転方向は横長位置)に配置すると好適である。また、IC25が取り付けられていない遊技盤4を本体枠3に組み付けることができるように、作業者のマニュアル操作により図柄可変表示装置8を移動できるようにすると好適である。
【0025】
図9は、図柄可変表示装置8を縦長及び正面側から見て標準位置から左方向に10mm移動した位置に配置するように開口4bが形成された新たな遊技盤4を、本体枠3から取り外した一実施例の図であり、遊技盤4を本体枠3から取り外した直後には、図柄可変表示装置8は縦長状態で且つ正面側から見て標準位置から左方向に10mm移動した位置に移動された状態となっている。この状態では、データリーダ26はIC25の遊技盤識別データを読み取っていないため、この後、メインCPU15aにより各モータ31〜34が駆動制御され、図柄可変表示装置8は標準位置に移動される。
【0026】
新たな遊技盤4にはIC25が取り付けられており、メモリ25a内には遊技盤識別データが記憶されている。新たな遊技盤4を本体枠3に組み付けると、突部Tと当接することにより、スイッチ27がオン状態となり、調整電源28の起動が行われる。調整電源28が起動状態となると、データリーダ26は、メモリ25a内に記憶された遊技盤識別データを読み取る。上述したように、遊技盤4が本体枠3に組み付けられていない状態では、図柄可変表示装置8は標準位置に配置されており、新たな遊技盤4は、図柄可変表示装置8を縦長及び正面側から見て標準位置から左方向に10mm移動した位置に配置するように開口4bが形成されているため、メインCPU15aは、読み取った遊技盤識別データに応じたメインROM15b内の駆動制御プログラムに基づき、各モータ31〜34を駆動制御し、新たな遊技盤4の開口4bの態様に応じた位置や配置形状になるように、標準位置に配置されている図柄可変表示装置8を移動させる。この場合、メインCPU15aは回転用モータ31を駆動させ、回転用ギア47、回転用ギア53を介して、シャフト41を図柄可変表示装置8が縦長に配置される位置まで回転させる。そして、左右用モータ33を駆動させ、左右用ギア61、左右移動用歯形部52dを介して、回転位置移動ボックス42を左方向に10mm移動させる。図10はこのとき動作の流れを示すフローチャートである。
【0027】
このように、遊技盤4を本体枠3に組み付けるだけで、遊技盤4に形成された開口4bの態様に応じた位置や配置形状になるように自動的に図柄可変表示装置8を位置移動することができる。さらに、メインROM15b内に記憶させる駆動制御プログラムを追加することにより、新たに作製される遊技盤4に設けられるIC25のメモリ25a内に記憶した様々な遊技盤識別データにも対応することができる。
【0028】
なお、上記実施形態では、遊技盤4に遊技盤識別データがメモリ25a内に記憶されたIC25を取り付け、スイッチ27の入力を契機に遊技盤取付部3aに設けられたデータリーダ26によりメモリ25a内の遊技盤識別データを読み取り、遊技盤4の仕様を識別したが、これに限定されることなく、遊技盤4の仕様を識別できればよく、例えば、各々開口4bの位置が異なる複数の遊技盤4に、それぞれ開口位置に対応した識別突起を設けるとともに、本体枠3の遊技盤取付部3aに識別突起に対応した複数のPI(フォトインタラプタ)を設け、このPIで識別突起を光電検出して、複数のPIのうちどのPIで識別突起を光電検出したかにより、遊技盤4の仕様を識別し、それに応じて図柄可変表示装置8の位置移動を行うようにしてもよい。
【0029】
また、上記実施形態では、回転用モータ31及び左右用モータ33を駆動制御して、図柄可変表示装置8を回転方向及び左右方向に位置調整したが、これに限定されることなく、前後モータ32、上下用モータ34を駆動制御して、図柄可変表示装置8を、前後,上下方向に位置調整してもよい。
【0030】
さらに、上記実施形態では、回転,前後,左右,上下方向に位置調整させるための回転用ギア53,前後用ギア54,左右移動用歯形部52d,上下移動用歯形部43cと、各モータ31〜34の各駆動用シャフト31a〜34aに取り付けられるギア57,58,61,62とを直接噛合させたが、これに限定されることなく、間に何枚かのギアを挟んでもよく、使用するモータやギアの歯数等により決定することが好ましい。
【0031】
また、上記実施形態では、スイッチ27と、図柄可変表示装置8の位置移動を行う際に使用される調整電源28とを設け、調整電源28を主制御回路装置15、データリーダ26、各モータ31〜34に接続したが、スイッチ27及び調整電源28を設けずに、遊技盤4を取り付ける前に、パチンコ機2の主電源を起動し、図柄可変表示装置8の位置移動を行ってもよい。
【0032】
また、位置移動機構を用いて、図柄可変表示装置8をメインCPU15aに基づく制御命令に応じて移動することもできる。この場合の実施形態を図11に示す。上記実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図11(A)は通常時の図であり、図11(B)は図柄可変表示装置8を後方向に移動した場合の図である。この実施形態では、遊技盤64の遊技領域64aの略中央には、開口64bが設けられており、開口64b内部の下側面には遊技球66を受け入れることのできる当選入賞口65が設けられている。この当選入賞口65は、通常時には図柄可変表示装置8により遊技球66を受け入れさせないように隠されている。操作ハンドル7を回動操作して、球発射装置17により遊技盤64面内に打ち出された遊技球66が始動入賞口10に入賞すると、この入賞タイミングに基づいて乱数発生手段(図示せず)により1つの乱数を抽出する。この抽出された抽出乱数と予め定められた比較乱数とを照合して当否判定を行い、当選が判定されると、メインCPU15aは、前後用モータ32を駆動させ、前後用ギア58、前後用ギア54、シャフト41を介して図柄可変表示装置8を後方向へ移動させる。図柄可変表示装置8が後方向に移動すると、当選入賞口65が現れ、遊技球66を所定時間または所定入賞数となるまで当選入賞口65に入賞させることができるようになる。このように、遊技盤4交換時における開口4bの態様に応じた用途の他に、遊技盤4の遊技領域4aの形態変更も行うことができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の遊技機によれば、図柄可変表示装置を移動させて配置態様を変移させることができる位置移動機構を駆動制御し、遊技盤を本体部材に取り付けた状態時の開口部の位置に図柄可変表示装置を移動させる位置制御手段を設けたから、開口位置が互いに異なる複数の遊技盤を本体部材に組み付けることができる。さらに、遊技盤に遊技盤の仕様を識別するための識別情報を記憶する識別媒体を、本体部材に識別媒体の記憶した識別情報を検出する識別情報検出手段をそれぞれ設け、位置制御手段は、識別情報検出手段による識別情報の検出結果に基づいて位置移動機構を駆動制御して図柄可変表示装置の移動を行うから、遊技盤を本体部材に組み付けるだけで、組み付けた遊技盤の開口部の位置に図柄可変表示装置を位置移動することができ、開口部から図柄可変表示装置が視認可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。
【図2】 図1に示したパチンコ機の背面側からの外観を示す斜視図である。
【図3】 本体枠と遊技盤とを示す斜視図である。
【図4】 図1に示したパチンコ機内部の電気的構成を示す機能ブロック図である。
【図5】 位置移動ユニットを示す斜視図である。
【図6】 位置移動ユニットを示す分解斜視図である。
【図7】 位置移動ユニットを示す側面断面図である。
【図8】 位置移動ユニットを示す正面断面図である。
【図9】 開口形状が異なる遊技盤を本体枠から取り外した場合を示す斜視図である。
【図10】 位置移動ユニットの動作の流れを示すフローチャートである。
【図11】 本発明の他の実施形態の遊技盤と図柄可変表示装置とを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機
3 本体枠
4、64 遊技盤
8 図柄可変表示装置
15 主制御回路装置
15a メインCPU
15b メインROM
25 IC
25a メモリ
26 データリーダ
29 図柄可変表示装置収納ケース
30 位置移動ユニット
31 回転用モータ
32 前後用モータ
33 左右用モータ
34 上下用モータ
41 シャフト
42 回転位置移動ボックス
43 左右位置移動ボックス
43c 上下移動用歯形部
44 上下位置移動ボックス
51 上カバー
52 下カバー
52d 左右移動用歯形部
53 回転用ギア
54 前後用ギア
57 回転用ギア
58 前後用ギア
61 左右用ギア
62 上下用ギア

Claims (4)

  1. 図柄を変動表示させた後に停止表示させることのできる図柄可変表示装置と、この図柄可変表示装置を遊技者に視認可能にする開口部が設けられた遊技盤と、この遊技盤が取り付けられる本体部材とを有する遊技機において、
    前記遊技盤に、前記開口部の位置情報を含む前記遊技盤の識別情報が記憶された識別媒体を設け、
    前記本体部材に、
    前記図柄可変表示装置と、
    前記図柄可変表示装置を移動させて配置態様を変移させるための位置移動機構と、
    前記遊技盤が取り付けられたときにオン状態となるスイッチと、
    前記スイッチがオン状態になったことに応答して前記識別媒体から前記識別情報を検出する識別情報検出手段と、
    前記識別情報検出手段が検出した前記識別情報に基づいて、前記図柄可変表示装置が前記開口部の位置に移動するように前記位置移動機構の駆動を制御する位置制御手段と、
    を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記スイッチがオフ状態になったときに、前記位置制御手段は、前記図柄可変表示装置が予め定められた標準位置に配置されるように前記位置移動機構の駆動を制御することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技機は、遊技状態の制御を行う主制御回路装置を備え、前記位置調整機構は、前記図柄可変表示装置を遊技機の前後方向に移動可能に形成され、前記位置制御手段は、前記主制御回路装置からの制御命令に応じて前記位置移動機構による前記図柄可変表示装置の前後方向への移動を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 遊技球を受け入れることのできる入賞口を前記開口部の内部の下側面に設け、前記図柄可変表示装置が前方に移動した通常状態では、前記入賞口は前記図柄可変表示装置によって隠されており、前記図柄可変表示装置が後方に移動した状態で前記入賞口が現れるように形成されていることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
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