JP2009125471A - 遊技機 - Google Patents

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Nobuhito Hiramatsu
信人 平松
Kaoru Tsunoda
薫 角田
Yoshi Hatakeyama
善 畠山
Hiroyuki Masaka
広幸 眞坂
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Abstract

【課題】筐体を薄型化する新たな構成による遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機10は筐体1と前面扉2を備える。筐体1は前面に開口を設けている。前面扉2は筐体1の片翼と回動可能に連結し、筐体1の開口を開閉できる。前面扉2は、第1表示部30、第2表示部40、及び操作部50を備える。第1表示部30は、前面扉2の上部に配置され、略平坦になっている。第2表示部40は、前面扉2の下部に配置され、略平坦になっている。操作部50は、前面扉2の中間部に配置されて台形体状に突出している。操作部50は、表示窓3の背後に配置されて三つの図柄列を表示して回転するリール4L・4C・4Rを設けるリールユニット4を有する。これらのリール4L・4C・4Rは、筐体1の奥行きを短縮するように小半径に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機に関する。特に、本発明は、機械的手段を用いて複数の図柄列を変動表示させる変動表示装置を少なくとも備える遊技機の構造に関する。
遊技機の一種であるスロットマシンは、一般に、複数種類の図柄を有する図柄列が描かれた複数のリールを回転自在に横方向に並列配置している。これらの図柄は、円筒状のリールの外周面に等間隔で配置されている。そして、この複数の図柄を変動表示する変動表示装置を遊技機の筐体の内部に配置している。遊技者は、前面扉の正面の表示窓を通して、各リールの図柄をそれぞれ観察できる。
一方、複数種類の図柄を有する図柄列が描かれた複数の無端状ベルトを周回自在に横方向に並列配置する変動表示装置を備える遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この変動表示装置は、離間した原動車と従動車との間に無端状ベルトを掛け渡す、ベルト伝動装置を構成している。無端状ベルトを用いる変動表示装置は、円筒状のリールを用いる変動表示装置とは異なり、外形を扁平にできる。
特許文献1による遊技機は、前面側に開閉可能に設けられた前面扉に3つの表示窓が横並びとなるように設けられ、これらの表示窓から変動表示装置に備わる無端状ベルトに描かれた図柄を観察できる。そして、これらの表示窓の上部であって前面扉の中央位置には液晶表示装置の画面を観察できるように補助表示窓が設けられている。つまり、これらの表示窓に対して補助表示窓が近接配置されている。
特許文献1による遊技機は、無端状ベルトの表面に描かれた図柄を観察するための表示窓と液晶表示装置の画面を観察できる補助表示窓との配置が集約される。したがって、遊技者にとっては、図柄及び液晶表示装置の画面を同一の視野で、すなわち同時に観察できる。その結果、図柄及び液晶表示装置の画面をいずれも遊技者に見易くし、その遊技性をより一層高めることができる、としている。
又、特許文献1による遊技機は、変動表示装置が円筒形のリールに代わる無端状ベルトを用いて扁平状に周回させているので、円筒形のリールが回転する変動表示装置を構成する場合に比べて、遊技機の厚みを抑えることができる、としている。
特開2005−305189号公報
複数の円筒形のリールを並列配置した従来の変動表示装置(リールユニット)は、筐体の奥行き(厚さ)を規定しているといってよい。筐体の厚さを薄くすることにより、遊技機全体としての重量も軽減でき、運搬作業も容易となる。又、遊技店では、一般に、遊技機の背面同士を対向するように遊技島に配置しているので、筐体の厚さが薄くなれば、店舗内の限られたスペースでの遊技機の増設も可能となる。
特許文献1による遊技機は、遊技機を薄型化する一解決手段を開示している。しかし、無端状ベルトの表面に設けられた図柄帯は、常時引張り応力が作用し、無端状ベルトが周回する度に伸縮を繰り返すので、耐久性には問題をはらんでいると考えられる。耐久性及び機械としての安定性の観点からは、従来の回転リール式の変動表示装置を用いることが好ましい。ここで、遊技機を薄型化するにあたり、新たな構成による遊技機が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、筐体を薄型化する新たな構成による遊技機を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため、小半径の回転リールを前面扉に配置することにより、上記の課題を解決可能であることを見出し、これに基づいて、以下のような新たな変動表示装置を備える遊技機を発明するに至った。
(1) 前面に開口を設ける筐体と、この筐体の片翼と回動可能に連結して前記開口を開閉する前面扉と、を備える遊技機であって、前記前面扉は、上部に配置される略平坦な第1表示部と、下部に配置される略平坦な第2表示部と、中間部に配置されて台形体状に突出する操作部と、を備え、前記操作部は、傾斜配置される表示窓と、この表示窓の背後に配置されて複数の図柄列を表示して回転する複数のリールを設ける変動表示装置と、を有し、前記複数のリールは、前記筐体の奥行きを短縮するように小半径に形成されていることを特徴とする遊技機。
(1)の発明による遊技機は、筐体と前面扉を備えている。筐体は、前面に開口を設けている。前面扉は、筐体の片翼と回動可能に連結しており、筐体の開口を開閉できる。又、前面扉は、第1表示部、第2表示部、及び操作部を備えている。第1表示部は、前面扉の上部に配置され、略平坦になっている。第2表示部は、前面扉の下部に配置され、略平坦になっている。操作部は、前面扉の中間部に配置されて台形体状に突出している。
更に、(1)の発明による遊技機は、操作部が表示窓と変動表示装置を有している。表示窓は傾斜配置されている。又、変動表示装置は、表示窓の背後に配置されており、複数の図柄列を表示して回転する複数のリールを設けている。そして、複数のリールは、筐体の奥行きを短縮するように小半径に形成されている。
ここで、筐体は、直方体の箱状に形成されてよく、前面に略長方形の開口が設けられ、内部が空洞となっている。前面扉を開くことにより、筐体内部を点検、又は保守できる。前面扉を閉じることにより、筐体の開口を覆うことができる。前面扉は筐体の開口を覆うとは、筐体の内部が見えないように、筐体の開口を視覚的に遮蔽することを含み、筐体の内部に電気的又は物理的に接触困難になることを含んでよい。
前面扉を筐体の片翼と回動可能に連結する回転連結手段は、例えば、ヒンジであってよく、一方の支承体と他方の支承体とが着脱自在なヒンジであってよく、前面扉の開姿勢と閉姿勢をそれぞれ維持可能なヒンジであってもよい。回転連結手段は筐体の開口に対して開閉するように回転する動きのみが許容される。筐体に対する前面扉の動作は、回転運動のみに限定される。ここで、筐体と前面扉とは、回り対偶を構成している。
例えば、筐体の内部には、遊技機を制御する実体としてのメイン基板(プリント基板)及びサブ基板(プリント基板)を含む制御盤を配置してもよい。メイン基板は、遊技機の動作を制御する主制御回路を含んでよく、サブ基板は、遊技機の演出を制御する副制御回路を含んでよい。
第1表示部及び第2表示部には、副制御回路で制御された演出画面が表示される。後述するように、第1表示部及び第2表示部には、薄型の液晶表示装置が配置されよく、前面扉の前面を略平坦にすると共に、筐体の内部に液晶表示装置の構成品を余り突出させないので、筐体の薄型化に貢献する。
操作部には、複数のリールを始動させる開始装置であるスタートレバーを設けてよく、スタートレバーに隣接して、複数のリールを停止させる停止装置である複数の停止ボタンを設けることができる。操作部には、遊技者がメダルなどの遊技媒体を入れるための投入口を配置してよく、押しボタン操作によるBETスイッチを配置できる。
表示窓には、横に3本(中央及び上下)の表示ラインと、斜めに交差する2本の表示ラインを設けてよく、遊技開始に先立ち投入された遊技媒体の枚数に対応して、所定の表示ラインが有効化(有効ライン)される。有効ラインに揃う所定の図柄の組み合わせにより、入賞が決定される。表示ラインは、実体として描かれてよく、ソフトウェア上の仮想の表示ラインとして、実体として描くことを省略することもできる。
(1)の発明による遊技機は、複数のリールを設ける変動表示装置が操作部の背後に配置されているので、複数のリールの円弧の一部が操作部に内包されている。更に、複数のリールは、筐体の奥行きを短縮するように小半径に形成されているので、遊技機を薄型化することが可能となる。
(2) 前記第1表示部及び前記第2表示部には、薄型の液晶表示装置が配置されていることを特徴とする(1)記載の遊技機。
(3) 前記操作部は、遊技者の操作により前記複数の図柄列の変動表示を開始させる開始装置と、変動表示中の前記複数の図柄列を遊技者の操作により前記表示窓に設けられた表示ライン上に停止させる停止装置と、を備えることを特徴とする(1)又は(2)記載の遊技機。
開始装置は、操作部の前面に配置されて、傾動操作することにより、スイッチが作動するスタートレバーであってよく、押動操作することにより、スイッチが作動する押しボタンスイッチであってよく、接触操作することにより、スイッチが作動するタッチセンサであってよく、光を遮ることによりスイッチが作動する光検出器であってよく、スタートレバーに限定されない。操作部の背後に余り突出しない開始装置が好ましく、人体の操作によりスイッチがオン・オフされる開始装置は、(3)の発明に全て含まれる。
同様に、停止装置は、操作部の前面に配置されて、押動操作することにより、スイッチが作動する押しボタンスイッチであってよく、接触操作することにより、スイッチが作動するタッチセンサであってよく、光を遮ることによりスイッチが作動する光検出器であってよく、押しボタンに限定されない。操作部の背後に余り突出しない停止装置が好ましく、人体の操作によりスイッチがオン・オフされる停止装置は、(3)の発明に全て含まれる。
本発明による遊技機は、略平坦な第1表示部及び第2表示部を備え、複数のリールを設ける変動表示装置が前面に突出する操作部の背後に配置されているので、複数のリールの円弧の一部が操作部に内包されている。更に、複数のリールは、筐体の奥行きを短縮するように小半径に形成されているので、遊技機を薄型化することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明による遊技機の一実施形態の構成を示す斜視外観図である。図2は、前記実施形態による遊技機の右側面図である。図3は、前記実施形態による遊技機を制御する電気回路の構成を示すブロック図である。
最初に本発明による遊技機の構成を説明する。図1及び図2において、遊技機10は、いわゆる「スロットマシン」又は「パチスロ機」である。遊技機10は、コイン、メダル、又はトークンと呼ばれる有価価値である遊技媒体を用いて遊技する。以下では、遊技媒体はメダルを用いるものとして説明する。又、実施の形態では、遊技機10は、「スロットマシン」又は「パチスロ機」であるが、ゲーム機に応用することもできる。
図1及び図2において、遊技機10は、筐体1と前面扉2を備えている。筐体1は、前面に開口を設けている。前面扉2は、筐体1の片翼と回動可能に連結し、筐体1の開口を開閉する。前面扉2は、第1表示部30、第2表示部40、及び操作部50を備えている。第1表示部30は、前面扉の上部に配置され、略平坦になっている。第2表示部40は、前面扉2の下部に配置され、略平坦になっている。操作部50は、前面扉2の中間部に配置されて台形体状に突出している。
図1及び図2において、操作部50は、表示窓3と変動表示装置となるリールユニット4を有している。表示窓3は、傾斜配置されている。又、リールユニット4は、表示窓3の背後に配置されており、複数の図柄列を表示して回転する3個のリール4L・4C・4Rを設けている。そして、複数のリール4L・4C・4Rは、筐体1の奥行きを短縮するように小半径に形成されている。
図1及び図2において、3個のリール4L・4C・4Rは、回転自在に横一列に配置されている。各リール4L・4C・4Rは、一定の速度で回転する(例えば、80回転/分)。各リール4L・4C・4Rは、縦方向に回転し、図柄列を変動表示する。
図1及び図2において、筐体1は、直方体の箱状に形成されている。そして、筐体1は、前面に略長方形の開口が設けられ、内部が空洞となっている。前面扉2を開くことにより、筐体1の内部を点検、又は保守できる。前面扉2を閉じることにより、筐体1の開口を覆うことができる。
図1及び図2において、筐体1の内部には、遊技機10を制御する実体としてのメイン基板(プリント基板)及びサブ基板(プリント基板)を含む制御盤を配置している。メイン基板は、遊技機10の動作を制御する主制御回路60を含んでおり、サブ基板は、遊技機10の演出を制御する副制御回路90を含んでいる(図3参照)。
図1及び図2において、第1表示部30及び第2表示部40には、副制御回路90で制御された演出画面が表示される。第1表示部30及び第2表示部40には、薄型の液晶表示装置3a・4aが配置されている。各液晶表示装置3a・4aは、前面扉2の前面を略平坦にすると共に、筐体1の内部に液晶表示装置の構成品を余り突出させないので、筐体1の薄型化に貢献している。
図1において、第1表示部30の上部には、少なくとも緑色、黄色、青色、赤色に発光可能な一対の上部LED10L・10Rが配置されている。一方、第1表示部30及び第2表示部40の両翼には、前面扉2の正面からみて上部から下部に向けて、一対の側部LED11L・11Rが略直線状に配置されている。一対の上部LED10L・10R及び一対の側部LED11L・11Rは、少なくとも緑色、黄色、青色、赤色に発光し、発光する色によって遊技状況を報知することができる。
図1において、一対の上部LED10L・10Rの背後には、一対のスピーカ12L・12Rが配置されている。一対のスピーカ12L・12Rは、効果音や音声などの音による演出を行う。
図1において、表示窓3の両翼は、操作部50が略水平面となっている。操作部50の水平面の右側には、遊技者がメダルなどの遊技媒体を入れるための投入口14が配置されている。操作部50の水平面の左側には、押しボタン操作による1−BETボタン15及び最大BETボタン16が配置されている。
図1において、1−BETボタンが押下操作されると、この押下操作に応じて1枚のメダルが投入され、最大BETボタン16が押下操作されると、この押下操作に応じて単位遊技(一のゲーム)の用に供される枚数のメダルが投入される。実施形態では、単位遊技の用に供されるメダルの枚数は、ボーナスが作動していない状態では3枚であり、ボーナスが作動している状態では2枚である。1−BETボタン15及び最大BETボタン16を操作すること及び投入口14にメダルを投入することを「BET操作」という。
図1において、表示窓3には、横に3本(中央及び上下)の表示ラインと、斜めに交差する2本の表示ラインを設けてよく、遊技開始に先立ち投入されたメダルの枚数に対応して、所定の表示ラインが有効化(有効ライン)される。有効ラインに揃う所定の図柄の組み合わせにより、入賞が決定される。表示ラインは、実体として描かれてよく、ソフトウェア上の仮想の表示ラインとして、実体として描くことを省略することもできる。
図1において、操作部50の前面左側には、遊技者の回動操作により各リール4L・4C・4Rの回転を一斉に開始させ、表示窓3の内部で図柄列の変動表示を開始させる開始装置としてのスタートレバー17が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
図1において、操作部50の略中央には、スタートレバー17に隣接して、遊技者の押下操作により各リール4L・4C・4Rの回転を停止させる停止装置としての停止ボタン18L・18C・18Rが配置されている。左の停止ボタン18Lを押下操作すると、この押下操作に応じて左のリール4Lの回転が停止する。中央の停止ボタン18Cを押下操作すると、この押下操作に応じて中央のリール4Cの回転が停止する。右の停止ボタン18Rを押下操作すると、この押下操作に応じて右のリール4Rの回転が停止する。
なお、図1から図3に示された実施形態では、一のゲーム(単位遊技)は、基本的にスタートレバー17が操作されることにより開始し、全てのリール4L・4C・4Rが停止したときに終了する。
図1において、操作部50の前面右側には、遊技者がゲームで獲得したメダルの払出しを受けるための精算ボタン19が配置されている。前面扉2の下部の正面には、精算ボタン19の押下操作に応じてメダルが払出されるメダル払出口20aと、メダル払出口20aから払出されたメダルを溜めるメダル受け部20が配置されている。
次に、本発明による遊技機の電気回路の構成を説明する。図3において、本発明による遊技機の電気回路は、遊技機10における遊技処理動作を制御する主制御回路60と、主制御回路60に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路60から送信される制御指令に基づいて一対のスピーカ12L・12R、一対の上部LED10L・10R、一対の側部LED11L・11R、及び各液晶表示装置3a・4aを演出制御する副制御回路90とを含んで構成されている(図1参照)。
図3において、主制御回路60は、プリント基板上に配置されたマイクロコンピュータ61を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ61は、予め設定されたプログラムにしたがって制御動作を行うCPU62と、記憶手段であるROM63及びRAM64を含んでいる。
図3において、CPU62には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路65及び分周器66と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器67及びサンプリング回路68とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ61内で、すなわちCPU62の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器67及びサンプリング回路68は省略可能であり、又は、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
図3において、マイクロコンピュータ61のROM63には、スタートレバー17を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる内部抽籤テーブル(図示せず)、各停止ボタン18L・18C・18Rの操作に応じて、各リール4L・4C・4Rの停止態様を決定するためのリール停止テーブル群(図示せず)などが格納されている。
又、ROM63には、副制御回路90へ送信するための各種制御指令(コマンド)などが格納されている。副制御回路90が主制御回路60へコマンド、情報などを入力することはなく、主制御回路60から副制御回路90への一方向で通信が行われる。RAM64には、種々の情報が格納され、格納領域などが設けられている。RAM64には、例えば、内部当籤役、持越役などの情報などが格納される。
図3において、マイクロコンピュータ61からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、メダルを収納し、ホッパー駆動回路71の命令により所定枚数のメダルを払出す遊技媒体払出手段としてのホッパー(払出しのための駆動部を含む)72と、各リール4L・4C・4Rを回転駆動するステッピングモータ82L・・82C・82Rとがある。
更に、図3において、ステッピングモータ82L・・82C・82Rを駆動制御するモータ駆動回路81及びホッパー72を駆動制御するホッパー駆動回路71がCPU62の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU62から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
又、図3において、マイクロコンピュータ61が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、メダルセンサ14S、1−BETスイッチ15S、最大BETスイッチ16S、スタートスイッチ17S、停止スイッチ18LS・18CS・18RS、精算スイッチ19S、リール位置検出回路83、払出完了信号回路73がある。
図1を参照すると、図3において、メダルセンサ14Sは、投入口14に投入されたメダルを検出する。1−BETスイッチ15Sは、1−BETボタン15の操作を検出し、最大BETスイッチ16Sは、最大BETボタン16の操作を検出する。スタートスイッチ17Sは、スタートレバー17の操作を検出し、遊技開始指令信号(ゲームの開始を指令する信号)を出力する。各停止スイッチ18LS・18CS・18RSは、対応する各停止ボタン18L・18C・18Rの操作に応じて停止指令信号(図柄の変動の停止を指令する信号)を発生する。
リール位置検出回路83は、リール回転センサ(図示せず)からのパルス信号を受けて各リール4L・4C・4Rの位置を検出するための信号をCPU62へ供給する。払出完了信号回路73は、メダル検出部72Sの計数値(ホッパー72から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
次に、図3の電気回路の動作を説明する。図3において、乱数発生器67は、一定の数値範囲(乱数範囲)に属する乱数を発生する。サンプリング回路68は、スタートレバー17が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数を使用することにより、例えば、ROM63内に格納されている内部抽籤テーブルなどに基づいて内部当籤役などが決定される。内部当籤役(内部当籤役データ)は、その内部当籤役に対応する停止制御の態様、又は表示役などを介して、対応する図柄組合せと遊技者に付与される利益とが間接的に対応付けられているといえる。
図3において、リール4L・4C・4Rの回転が開始された後、ステッピングモータ82L・82C・82Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM64の所定エリアに書き込まれる。リール4L・4C・4Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路83を介してCPU62に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM64で計数されている駆動パルスの計数値が「0」にクリアされる。これにより、RAM64内には、各リール4L・4C・4Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のような各リール4L・4C・4Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブル(図示せず)が、ROM63内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール4L・4C・4Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
更に、ROM63内には、図柄組合せテーブル(図示せず)が格納されている。この図柄組合せテーブルでは、役の成立(入賞など)となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞(成立)を表わす入賞判定コード(成立判定コード)とが対応づけられている。上記の図柄組合せテーブルは、左のリール4L、中央のリール4C、右のリール4Rの停止制御時、及び全リール4L・4C・4Rの停止後の入賞確認(表示役の確認)を行う場合に参照される。表示役(表示役データ)は、基本的に、有効ラインに沿って並ぶ図柄組合せに対応する役(成立役)である。遊技者には、表示役に対応するメダルが付与される。
上記乱数サンプリングに基づく抽籤処理(内部抽籤処理など)により内部当籤役や停止用当籤役を決定した場合には、CPU62は、遊技者が各停止ボタン18L・18C・18Rを操作したタイミングで停止スイッチ18LS・18CS・18RSから送られる操作信号、及び決定された停止テーブルに基づいて、各リール4L・4C・4Rを停止制御する信号をモータ駆動回路39に送る。
図3において、当籤した役の入賞を示す停止態様(すなわち入賞態様)となれば、CPU62は、この停止態様毎に予め定められた枚数のメダルを払出すための払出指令信号をホッパー駆動回路71に供給してホッパー72から所定個数のメダルの払出を行う。その際、メダル検出部72Sは、ホッパー72から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払出完了信号がCPU62に入力される。これにより、CPU62は、ホッパー駆動回路71を介してホッパー72の駆動を停止し、メダル払出処理を終了する。
次に、本発明による遊技機の作用を説明する。図1において、3個のリール4L・4C・4Rを設ける変動表示装置となるリールユニット4は、操作部50の背後に配置されている。又、各リール4L・4C・4Rの円弧の一部が操作部50に内包されている(図2参照)。更に、これらのリール4L・4C・4Rは、筐体1の奥行きを短縮するように小半径Rに形成されているので、遊技機10を薄型化することが可能となる(図2参照)。
図2に示された遊技機10は、筐体1の厚さを薄くすることにより、遊技機全体としての重量も軽減でき、運搬作業も容易となる。又、遊技店では、一般に、遊技機10の背面同士を対向するように遊技島に配置しているので、筐体1の厚さが薄くなれば、店舗内の限られたスペースでの遊技機の増設も可能となる。
又、図1において、第1表示部30及び第2表示部40には、薄型の液晶表示装置3a・4aが配置されており、前面扉2の前面を略平坦にすると共に、筐体1の内部に液晶表示装置3a・4aの構成品を余り突出させないので、筐体1の薄型化に貢献できる。
本発明による遊技機の一実施形態の構成を示す斜視外観図である。 前記実施形態による遊技機の右側面図である。 前記実施形態による遊技機を制御する電気回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 筐体
2 前面扉
3 表示窓
4 リールユニット(変動表示装置)
4L・4C・4R リール
10 遊技機
30 第1表示部
40 第2表示部
50 操作部

Claims (3)

  1. 前面に開口を設ける筐体と、この筐体の片翼と回動可能に連結して前記開口を開閉する前面扉と、を備える遊技機であって、
    前記前面扉は、上部に配置される略平坦な第1表示部と、下部に配置される略平坦な第2表示部と、中間部に配置されて台形体状に突出する操作部と、を備え、
    前記操作部は、傾斜配置される表示窓と、この表示窓の背後に配置されて複数の図柄列を表示して回転する複数のリールを設ける変動表示装置と、を有し、
    前記複数のリールは、前記筐体の奥行きを短縮するように小半径に形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1表示部及び前記第2表示部には、薄型の液晶表示装置が配置されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記操作部は、遊技者の操作により前記複数の図柄列の変動表示を開始させる開始装置と、変動表示中の前記複数の図柄列を遊技者の操作により前記表示窓に設けられた表示ライン上に停止させる停止装置と、を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
JP2007306076A 2007-11-27 2007-11-27 遊技機 Pending JP2009125471A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054173A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 Kpe株式会社 遊技機
JP2017074462A (ja) * 2017-01-10 2017-04-20 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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