JP2005237467A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 リールの回転を停止させる際に生じるリールの振動を抑制するとともに、遊技店の従業員等によるメンテナンスに係る作業量を軽減することができる遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技機1が、箱状に形成された筐体1Aと、該筐体1Aの正面側に開閉可能に取り付けられた前面扉1Bと、筐体1Aの内部に設けられ、複数の図柄が外周面に付されたリール3と、リール3を回転させるモータ駆動装置(ステッピングモータ49)とを具備し、リール3の外周面に接するように筐体1Aの内部に固定され、該リールの回転を停止させる際に発生する振動を抑制する振動抑制部材90を具備することを要旨とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 遊技機1が、箱状に形成された筐体1Aと、該筐体1Aの正面側に開閉可能に取り付けられた前面扉1Bと、筐体1Aの内部に設けられ、複数の図柄が外周面に付されたリール3と、リール3を回転させるモータ駆動装置(ステッピングモータ49)とを具備し、リール3の外周面に接するように筐体1Aの内部に固定され、該リールの回転を停止させる際に発生する振動を抑制する振動抑制部材90を具備することを要旨とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、複数の図柄が外周面に付されたリールと、該リールを回転させるモータ駆動装置とを具備する遊技機に関する。
従来のパチスロ遊技機は、箱状に形成された筐体と、該筐体の正面側に開閉可能に取り付けられた前面扉とを具備する。筐体の内部には、複数種類の図柄(例えば、BAR、チェリー、ベルなどの図柄)が外周面に付された3個のリールと、該3個リールをそれぞれ回転させるモータ駆動装置とが設けられている。また、前面扉には、3個のリールを視認できるように構成された表示窓と、3個のリールの回転を開始するためのスタートレバーと、3個のリールを停止させるための停止ボタンとが設けられている。
このように構成されたパチスロ遊技機は、遊技者によってスタートレバーの操作が行われると、所定の役(BBやRB等)を当選役として決定するとともに、リールの回転を開始し、遊技者によって停止ボタンの操作が行われると、決定した当選役に応じてリールの回転を停止する(停止制御を行う)ように構成されている。また、パチスロ遊技機は、3個のリールの回転が停止した際に、表示窓を介して視認される図柄の組合せが、当選役に係る図柄の組合せとなった場合に、所定枚数のコイン数を払い出すように構成されている。
ここで、複数種類の図柄が付されたリールの外周面は、遊技機の稼働によって汚れるため、遊技店の従業員等は、リールの外周面をクリーニングする(例えば、所定の布材(雑巾など)を用いて拭き取る)というメンテナンスを毎日行っている。
ところで、リールを回転させるモータ駆動装置の種類としては、ステッピングモータの駆動軸が直接リールの中心穴に圧入され、ステッピングモータの駆動軸を中心としてリールを回転させる直接方式のモータ駆動装置(例えば、特許文献1)と、リールの回転軸を中心として回転する第1のギヤと、ステッピングモータの駆動軸を中心として回転する第2のギヤとによって、ステッピングモータの回転トルクをリールに伝達して、リール回転させる間接方式のモータ駆動装置とが知られている。なお、直動方式のモータ駆動装置よりも安価なステッピングモータを用いることができるため、間接方式のモータ駆動装置を採用したパチスロ遊技機が近年増えている。
特開平10−71240号公報
しかしながら、上述のパチスロ遊技機においては、遊技者によって停止ボタンの操作が行われると、当選役に応じてリールの回転を停止させる停止制御が行われているため、リールの回転を停止させる際に、リールの振動が生じるという問題があった。特に、間接方式のモータ駆動装置を採用する遊技機においては、第2のギヤから第1のギヤにステッピングモータの回転トルクが伝達されることによってリールを回転させているため、該第1のギヤと該第2のギヤとによるバックラッシュに起因する振動が生じ、直接方式のモータ駆動装置よりも、リールを停止させる際に生じるリールの振動が大きくなる。
一方、遊技店に設置されているパチスロ遊技機は年々増加しているため、遊技店の従業員等によるメンテナンス(リールの外周面のクリーニング)に係る作業量が増加してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、リールの回転を停止させる際に生じるリールの振動を抑制するとともに、遊技店の従業員等によるメンテナンスに係る作業量を軽減することができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、遊技機が、箱状に形成された筐体と、該筐体の正面側に開閉可能に取り付けられた前面扉と、筐体の内部に設けられ、複数の図柄が外周面に付されたリールと、リールを回転させるモータ駆動装置とを具備し、リールの外周面に接するように筐体の内部に固定され、該リールの回転を停止させる際に発生する振動を抑制する振動抑制部材を具備することを要旨とする。
かかる特徴によれば、振動抑制部材が、リールの外周面に接するように筐体の内部に固定されていることによって、当選役に応じてリールの回転が停止される際に発生する振動を抑制することができるとともに、遊技機の稼働によって汚れてくるリールの外周面をクリーニングすることができる。
本発明の第2の特徴は、遊技機が、箱状に形成された筐体と、該筐体の正面側に開閉可能に取り付けられた前面扉と、筐体の内部に設けられ、複数の図柄が外周面に付されたリールと、リールを回転させるモータ駆動装置とを具備し、前面扉を閉じた際にリールの外周面に接するように該前面扉に固定され、該リールの回転を停止させる際に発生する振動を抑制する振動抑制部材を具備することを要旨とする。
かかる特徴によれば、振動抑制部材が、前面扉を閉じた際にリールの外周面に接するように前面扉に固定されていることによって、当選役に応じてリールの回転が停止される際に発生する振動を抑制することができるとともに、遊技機の稼働によって汚れてくるリールの外周面をクリーニングすることができる。
また、振動抑制部材が、前面扉に固定されていることによって、従業員等は、該前面扉を開けた際に、リールの外周面と接する振動抑制部材の部分(リールの外周面をクリーニングする振動抑制部材の部分)が汚れているか否かを視認できる。これにより、従業員等は、振動抑制部材の交換時期を容易に把握することができる。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴において、前面扉には、リールの外周面に付された複数の図柄を該前面扉の正面側から視認できるように構成された表示窓が設けられ、振動抑制部材は、前面扉の正面側から表示窓を介して視認できない位置に固定されていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、振動抑制部材は、前面扉に設けられている表示窓から視認できないように固定されていることによって、遊技者は、リールの外周面に付された複数の図柄(当選役)を、振動抑制部材によって妨げられることなく、視認することができる。
本発明によれば、リールの回転を停止させる際に生じるリールの振動を抑制するとともに、遊技店の従業員等によるメンテナンスに係る作業量を軽減することができる遊技機を提供することができる。
以下、本発明に実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略される。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(遊技機の構成)
図1は、本実施例における遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、コイン、メダル又はトークンなどの他、遊技者に付与される遊技価値を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
図1は、本実施例における遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、コイン、メダル又はトークンなどの他、遊技者に付与される遊技価値を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
遊技機1は、箱状に形成された筐体1Aと、該筐体1Aの正面側に開閉可能に取り付けられた前面扉1Bとによって構成されている。前面扉1Bの正面には、略垂直面としてのパネル表示部2が形成され、その中央には、後述する3個のリール3L,3C,3Rの外周面に付された複数の図柄を該前面扉1Bの正面側から視認できるように構成された表示窓4L,4C,4Rが設けられる。表示窓4L,4C,4Rを介して視認される図柄は、クロスダウンライン8a、トップライン8b、センターライン8c、ボトムライン8d及びクロスアップライン8eを構成する。
これらの入賞ラインは、後述する1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12又は最大BETスイッチ13を操作すること、或いはメダル投入口22に所定枚数のメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後述するBETランプ9a、9b、9cの点灯によって遊技者に報知される。
筐体1Aの内部には、各々の外周面に複数種類の図柄(例えば、ベルやチェリーの図柄)が付された3個のリール3L,3C,3Rが回転自在に横一列に設けられている。なお、3個のリール3L,3C,3Rは、それぞれのリール毎に設けられたモータ駆動装置(以下、ステッピングモータ)を駆動することによって回転する。各リールの図柄は、表示窓4L,4C,4Rを介して視認できるようになっている。なお、各リールは、定速回転(例えば、80回転/分)で回転する。
表示窓4L,4C,4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、クレジット表示部19が設けられている。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、1回のゲームに賭けられたメダルの数(以下、「BET数」という)に応じて点灯する。
具体的には、1−BETランプ9aは、BET数が“1”である場合(1本の入賞ラインが有効化された場合)に点灯し、2−BETランプ9bは、BET数が“2”である場合(3本の入賞ラインが有効化された場合)に点灯し、最大BETランプ9cは、BET数が“3”である場合(全て(5本)の入賞ラインが有効化された場合)に点灯する。また、クレジット表示部19は、7セグメントLEDから成り、貯留されているメダルの枚数を表示する。なお、本実施例において、1回のゲームは、全てのリールが停止した場合に終了するものとする。
表示窓4L,4C,4Rの右側には、当り表示ランプ(いわゆるWINランプ)17及び7セグメントのランプによって構成された払出表示部18が設けられている。具体的には、当り表示ランプ17は、「BB」又は「RB」が入賞可能となった後、「BB」又は「RB」が実際に入賞するまでの間、点灯する。また、払出表示部18には、所定の役が入賞した際に配当として払い出されるメダルの枚数が表示される。
パネル表示部2の右側上部には、7セグメントのランプによって構成されたボーナス遊技情報表示部20が設けられている。また、ボーナス遊技情報表示部20には、ボーナス状態における残りゲームの回数等を表示する。表示窓4L,4C,4Rの下方には、液晶表示装置5が設けられた台座部10が形成されている。なお、液晶表示装置5の表示画面5aには、遊技状態に応じた演出画像等が表示される。
液晶表示装置5の右側には、メダルが投入されるメダル投入口22が設けられている。また、液晶表示装置5の左側には、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12及び最大BETスイッチ13が設けられている。具体的には、1−BETスイッチ11は、クレジットされているメダルのうち、1枚のメダルを1回のゲームに賭けるためのスイッチであり、2−BETスイッチ12は、クレジットされているメダルのうち、2枚のメダルを1回のゲームに賭けるためのスイッチであり、最大BETスイッチ13は、クレジットされているメダルのうち、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルを賭けるためのスイッチである。なお、これらのBETスイッチを操作することによって、上述した所定の入賞ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払い出しを押しボタン操作で切り替えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り替えにより、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。C/Pスイッチ14の右側には、遊技者の操作によりリール3L,3C,3Rを回転させ、表示窓4L,4C,4Rを介して視認される図柄の変動表示を開始するためのスタートレバー6が、所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
前面扉1Bの上方の左右には、遊技状態に応じた効果音等を出力するスピーカ21L,21Rが設けられ、このスピーカ21L,21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。台座部10の前面部中央であって、液晶表示装置5の下方には、3個のリール3L,3C,3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L,7C,7Rが設けられている。
図2は、本実施例における遊技機1の内部を示す図である。同図に示すように、筐体1Aの中央には、リールユニット300が設けられている。また、リールユニット300は、リール3L,3C,3R、該リール3L,3C,3Rを回転させるステッピングモータ、及び、該リール3L,3C,3R及びステッピングモータを取り付けるための取付板80L,80C,80Rなどによって構成されている。
リール3L,3C,3Rの下側には、該リール3L,3C,3Rの停止時に発生する振動を抑制する振動抑制部材90L,90C,90Rが、筐体1Aの内部の取付板80L,80C,80Rに固定されている。なお、振動抑制部材90L,90C,90Rは、前面扉1Bの正面側から表示窓4L,4C,4Rを介して視認できない位置に設けられているものとする。詳細については、後述する(図3)。
リールユニット300の下側には、遊技者によって獲得されたメダルを払い出すホッパー40が中央に設けられている。ホッパー40の右側には、ホッパー40からあふれ出したメダルが入るメダル補助収納庫42が設けられている。
また、ホッパー40の左側には、遊技機1に電力を供給する電源ユニット等を保護する電源用ハウジング44が設けられている。なお、電源用ハウジング44の内部には、遊技機1における各種設定を初期化するためのリセットスイッチ、「BB」や「RB」が当選役として決定される確率(当選確率)を調整するための設定スイッチ等が設けられている。
一方、前面扉1Bの内部(裏面側)の上側には、上述した遊技状態に応じた効果音等を出力するスピーカ21L,21Rなどが設けられ、前面扉1Bの中央には、3個のリール3L,3C,3Rを視認できるように、上述した表示窓4L,4C,4R(以下、表示窓4)が設けられている。
図3は、本実施例におけるリールユニット300の構成を示す斜視図である。なお、以下においては、リール3L,3C,3R、ステッピングモータ49L,49C,49R、取付板80L,80C,80R及び振動抑制部材90L,90C,90Rは、それぞれ同様の構成となっているため、それぞれ、リール3L(以下、リール3)、ステッピングモータ49L(以下、ステッピングモータ49)、取付板80L(以下、取付板80)及び振動抑制部材90L(以下、振動抑制部材90)を例に説明する。
同図に示すように、リールユニット300は、リール3と、該リール3を取り付けるための取付板80と、該リール3を回転させるステッピングモータ49と、該ステッピングモータ49の回転トルクをリール3に伝達する減速伝達機構700と、振動抑制部材90とによって構成されている。また、減速伝達機構700は、ステッピングモータ49の駆動軸49oを中心とする出力側ギヤ71と、リール3の回転軸3oを中心とする入力側ギヤ72とによって構成されている。
振動抑制部材90は、リール3の外周面に接するように取付板80の底面板80aに固定されている。また、振動抑制部材90は、前面扉1Bの正面側から表示窓4を介して視認できない位置に固定されているものとする。なお、振動抑制部材90は、リール3の回転を停止する際に発生する振動を抑制可能であって、リール3の外周面の汚れを拭き取ることができる軟性部材(例えば、スポンジ、ゴム、フェルト)によって形成されているものとする。また、振動抑制部材90は、ボンドや接着剤などによって取付板80の底面板80aに固定されているものとする。
図4は、リールユニット300の構成を示す側面図である。なお、同図においては、上述した取付板80は省略されている。
リール3は、該リール3の回転軸3oから放射状に延びた6本のアーム55と、該アーム55の延長方向の先端にわたるように、該アーム55と一体的に形成された筒状部材56とによって構成されている。
6本のアーム55のうち、1本のアームには、リール3が回転することによって、位置検出センサ58を通過する位置に検出片59が設けられている。位置検出センサ58は、リール3が1回転する毎に検出片59の通過を検出し、後述するリール位置検出回路50に検出結果を出力する。
振動抑制部材90は、リール3に接する位置に固定され、リール3が回転することによって、リール3の外周面の汚れを拭き取るとともに、リール3の回転が停止する際に発生するリール3の振動を抑制する。
図5は、遊技機1の制御回路の構成を示すブロック図である。同図に示すように、遊技機1の制御回路は、主制御回路75と、モータ駆動回路39と、ホッパー駆動回路41と、ランプ駆動回路45と、リール停止信号回路46と、表示部駆動回路48と、リール位置検出回路50と、払出完了信号回路51と、副制御回路76とによって構成されている。
主制御回路75は、マイクロコンピュータ30と、所定の乱数をサンプリングするのための回路とによって構成されている。なお、所定の乱数とは、当選役を決定する際に用いる乱数などである。
マイクロコンピュータ30は、所定のプログラムに基づいて所定の処理(当選役の決定等)を行うCPU31と、該所定のプログラムや所定のテーブル群等を記憶するROM32と、遊技状態に応じた所定の情報(当選役を示す当選役フラグ等)や副制御回路76に送信される所定のコマンド等を記憶するRAM33と、上述した各回路などとのインターフェースとなるI/Oポート38とによって構成されている。
なお、テーブル群とは、スタートレバー6の操作(スタート操作)に応じて抽出された乱数に基づいて、当選役を決定するために用いる確率抽選テーブル、停止ボタン7L,7C,7Lの操作に応じて入賞ライン上に停止させる図柄を決定するために用いる停止テーブル、当選役と該当選役に対する配当として払い出されるメダルの枚数とが関連づけられた配当テーブルなどである。また、所定のコマンドとは、当選役の種類を示すコマンドやリールが停止したことを示すコマンド等である。
所定の乱数をサンプリングするための回路は、基準となるクロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、所定の乱数を発生する乱数発生器36と、乱数発生器36によって発生された乱数を抽出(サンプリング)するサンプリング回路37とが接続されている。なお、この回路は、マイクロコンピュータ30に含まれていてもよい。
モータ駆動回路39は、リール3L,3C,3Rを回転させるステッピングモータ49L,49C,49Rを駆動する回路であり、ホッパー駆動回路41は、当選役の入賞に応じて所定枚数のメダルを払い出すホッパー40を駆動する回路であり、ランプ駆動回路45は、上述した各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、当り表示ランプ17)を点灯(消灯)させる回路である。また、リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L,7C,7Rに対する遊技者の操作を検出するとともに、検出結果に応じて停止信号を発生する回路であり、表示部駆動回路48は、上述した各表示部(払出表示部18,クレジット表示部19及びボーナス遊技情報表示部20)を点灯(消灯)させる回路である。さらに、リール位置検出回路50は、位置検出センサ58からのパルス信号に基づいて各リール3L,3C,3Rの位置を検出する回路であり、払出完了信号回路51は、メダル検出部40Sによって検出されたメダルの枚数(ホッパー40から払い出されたメダルの枚数)が指定された枚数に達した際に、メダルの払い出しが完了したことを示すメダル払出信号を発生する回路である。
副制御回路76は、主制御回路75から出力された各種コマンドに基づいて、液晶表示装置5に表示する演出画像を決定するとともに、決定した演出画像に応じた所定の効果音等(スピーカ21L,21Rから出力する効果音等)を決定する。
また、マイクロコンピュータ30には、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13、C/Pスイッチ14、投入メダルセンサ22Sが接続されている。なお、スタートスイッチ6Sとは、スタートレバー6に対する遊技者の操作を検出し、投入メダルセンサ22Sとは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出するものである。
本実施例において、振動抑制部材90L,90C,90Rは、リール3L,3C,3Rの下側にそれぞれ接する位置に固定されているが、これに限定されるものではなく、リール3L,3C,3Rに接する位置(例えば、リール3L,3C,3Rの上側)に固定されていればよい。
また、本実施例において、振動抑制部材90L,90C,90Rは、別々に形成されているが、これに限定されるものではなく、一体的に形成されていてもよい。
さらに、本実施例において、リール90L,90C,90Rの駆動方式は、間接方式(ステッピングモータの回転トルクが所定のギヤ(出力側ギヤ71及び入力側ギヤ72)を介して、リールの回転軸3oに伝達される方式)であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、直接方式(ステッピングモータの回転トルクが直接リールの回転軸3oに伝達される方式)であってもよい。
(遊技機の作用、及び、効果)
本実施例における遊技機1によれば、振動抑制部材90が、リール3の外周面に接するように筐体1Aの内部に固定されていることによって、当選役に応じてリール3の回転が停止される際に発生する振動を抑制することができるとともに、遊技機1の稼働によって汚れてくるリール3の外周面をクリーニングすることができる。
本実施例における遊技機1によれば、振動抑制部材90が、リール3の外周面に接するように筐体1Aの内部に固定されていることによって、当選役に応じてリール3の回転が停止される際に発生する振動を抑制することができるとともに、遊技機1の稼働によって汚れてくるリール3の外周面をクリーニングすることができる。
また、本実施例における遊技機1によれば、振動抑制部材90は、前面扉1Bに設けられている表示窓4から視認できないように固定されていることによって、遊技者は、リール3の外周面に付された複数の図柄(当選役)を、振動抑制部材90によって妨げられることなく、視認することができる。
以下において、実施例2における遊技機1について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、上述の実施例1との相違点についてのみ説明する。
すなわち、上述の実施例1における遊技機1において、振動抑制部材90L,90C,90Rは、リール3L,3C,3Rの外周面にそれぞれ接するように、筐体1Aの内部に設けられた取付板80L,80C,80Rに固定されているのに対し、本実施例における遊技機1においては、振動抑制部材90が、前面扉1Bを閉じた際にリール3L,3C,3Rの外周面にそれぞれ接するように、前面扉1Bに固定されているものとする。また、振動抑制部材90は、一体的に形成されているものとする。具体的には、以下に示す通りである。
図6は、本実施例における遊技機1の内部構造を示す図である。同図に示すように、振動抑制部材90は、前面扉1Bを閉じた際にリール3L,3C,3Rの外周面に接する位置であって、前面扉1Bの正面側から表示窓4を介して視認できない位置に固定されている。なお、振動抑制部材90は、リール3L,3C,3Rの回転を停止する際に発生する振動を抑制可能であって、リール3L,3C,3Rの外周面の汚れを拭き取ることができる軟性部材(例えば、スポンジ、ゴム、フェルト)によって形成されているものとする。また、振動抑制部材90は、ボンドや接着剤などによって前面扉1Bに固定されているものとする。
本実施例において、振動抑制部材90は、前面扉1Bに設けられた表示窓4L,4C,4Rの下側に固定されているが、これに限定されるものではなく、前面扉1Bを閉じた際にリール3L,3C,3Rに接する位置(例えば、表示窓4L,4C,4Rの上側)に固定されていればよい。
本実施例における遊技機1によれば、振動抑制部材90が、前面扉1Bを閉じた際にリール3の外周面に接するように前面扉1Bに固定されていることによって、当選役に応じてリール3の回転が停止される際に発生する振動を抑制することができるとともに、遊技機1の稼働によって汚れてくるリール3の外周面をクリーニングすることができる。
また、本実施例における遊技機1によれば、振動抑制部材90は、前面扉1Bに設けられている表示窓4から視認できないように固定されていることによって、遊技者は、リール3の外周面に付された複数の図柄(当選役)を、振動抑制部材90によって妨げられることなく、視認することができる。
1…遊技機、1A…筐体、1B…前面扉、2…パネル表示部、3…リール、3o…回転軸、4…表示窓、5…液晶表示装置、5a…表示画面、6…スタートレバー、6S…スタートスイッチ、7L,7C,7R…停止ボタン、8a〜8e…入賞ライン、9a,9b,9c…BETランプ、10…台座部、11,12…BETスイッチ、13…最大BETスイッチ、14…C/Pスイッチ、15…メダル払出口、16…メダル受け部、17…表示ランプ、18…払出表示部、19…クレジット表示部、20…ボーナス遊技情報表示部、21L,21R…スピーカ、22…メダル投入口、22S…投入メダルセンサ、23…配当表パネル、30…マイクロコンピュータ、31…CPU、32…ROM、33…RAM、34…クロックパルス発生回路、35…分周器、36…乱数発生器、37…サンプリング回路、38…I/Oポート、39…モータ駆動回路、40…ホッパー、40S…メダル検出部、41…ホッパー駆動回路、42…メダル補助収納庫、44…電源用ハウジング、45…ランプ駆動回路、46…リール停止信号回路、48…表示部駆動回路、49…ステッピングモータ、49o…駆動軸、50…リール位置検出回路、51…払出完了信号回路、55…アーム、56…筒状部材、58…位置検出センサ、59…検出片、71…出力側ギヤ、72…入力側ギヤ、75…主制御回路、76…副制御回路、80…取付板、80a…底面板、90…振動抑制部材、300…リールユニット、700…減速伝達機構
Claims (3)
- 箱状に形成された筐体と、前記筐体の内部に設けられ、複数の図柄が外周面に付されたリールと、前記リールを回転させるモータ駆動装置とを具備する遊技機であって、
前記リールの外周面に接するように前記筐体の内部に固定され、該リールの回転を停止させる際に発生する振動を抑制する振動抑制部材を具備することを特徴とする遊技機。 - 箱状に形成された筐体と、該筐体の正面側に開閉可能に取り付けられた前面扉と、前記筐体の内部に設けられ、複数の図柄が外周面に付されたリールと、前記リールを回転させるモータ駆動装置とを具備する遊技機であって、
前記前面扉を閉じた際に前記リールの外周面に接するように該前面扉に固定され、該リールの回転を停止させる際に発生する振動を抑制する振動抑制部材を具備することを特徴とする遊技機。 - 前記リールの外周面に付された前記複数の図柄を前記筐体の正面側から視認できるように構成された表示窓を具備し、
前記振動抑制部材は、前記筐体の正面側から前記表示窓を介して視認できない位置に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004048361A JP2005237467A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004048361A JP2005237467A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005237467A true JP2005237467A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35019837
Family Applications (1)
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JP2004048361A Withdrawn JP2005237467A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 遊技機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005237467A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007219124A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Nidec Copal Electronics Corp | 表示装置 |
JP2008301848A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Daito Giken:Kk | 遊技台のモータおよび遊技台 |
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JP2020028493A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | サミー株式会社 | 遊技機 |
-
2004
- 2004-02-24 JP JP2004048361A patent/JP2005237467A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061205 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081127 |