JP2005185447A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機枠の電気部品と遊技盤の電気部品との接続の正確化を図る。
【解決手段】枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ44とが互いに嵌め合わされ、遊技盤35が遊技主体収納構造体6の方に枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ44とを回転中心として移動し、遊技主体ロック部材25のロック操作体26が遊技盤35の取付部45のロック挿入孔56を裏側から前側に通過した後に、人がロック操作体26を90度回転することによって、ロック操作体26がロックロック操作体26の周りの取付部45に係合し、コネクタピン78と電極42とが互いに接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機枠の電気部品と遊技盤の電気部品との接続が正確なパチンコ機に関する。
パチンコ機は、パチンコ店の島と呼ばれる遊技機設置構造体に取り付けられる遊技機枠に、球の飛び交う遊技領域および入賞部品や演出部品の設けられた遊技盤を、取り付ける場合、遊技盤を遊技機枠の内部で左右方向に横移動するで、遊技機枠に設けられたコネクタと遊技盤に設けられたコネクタとを接続する構造である。しかしながら、パチンコ機にあっては、遊技機枠のコネクタと遊技盤のコネクタとの互いに嵌め合うコネクタピンの個数が多く、入賞部品や演出部品の設けられた遊技盤を遊技機枠の内部で横移動する場合、遊技盤ががたつき、遊技機枠のコネクタピンと遊技盤のコネクタピンとの全部を容易に嵌め合わせることができないという欠点がある。
特開平8−173615号公報
発明が解決しようとする問題点は、遊技機枠における個数の多いコネクタピンと遊技盤における個数の多いコネクタピンとの全部を容易に嵌め合わせることができないという点である。
本発明のパチンコ機は、電気部品を設けた遊技機枠における遊技主体収納構造体が左側に枠側ヒンジおよび枠側電気連結器を備えるとともに右側に遊技主体ロック部材を備え、電気部品を設けた遊技盤が左側に枠側ヒンジと嵌め合わされる盤側ヒンジおよび枠側電気連結器と接続する盤側電気連結器を備えるともに右側に遊技主体ロック部材と係合可能な取付部を備えたことを最も主要な特徴とする。枠側電気連結器と盤側電気連結器とが互いに弾性体の弾性で互いに押し合って接触する構造であったり、遊技主体収納構造体が遊技盤の下面を搭載する遊技主体棚を備え、枠側ヒンジの支持部と盤側ヒンジの支持部とが互いに上下方向に離れる構造であったり、遊技主体ロック部材が回転操作し得るロック操作体を備え、取付部がロック操作体を挿入係合可能なロック挿入孔を備えたりすることも特徴とする。
本発明のパチンコ機は、枠側ヒンジと盤側ヒンジとが嵌め合わされ、遊技盤が遊技主体収納構造体の方に枠側ヒンジと盤側ヒンジとを回転中心として移動し、遊技主体ロック部材が遊技盤の取付部に係合することで、コネクタと電極とが互いに接続し、遊技盤が遊技機枠に取り付けられた枠側ヒンジと盤側ヒンジとの嵌め合いによって、遊技盤が遊技枠に正確な位置で取り付けられることによって、枠側電気連結器と盤側電気連結器とが互いに正確に接続されるという利点がある。枠側電気連結器と盤側電気連結器とが互いに弾性体の弾性で互いに押し合って接触する構造であれば、枠側電気連結器と盤側電気連結器とが互いに一層正確に接続されるという利点がある。遊技主体収納構造体が遊技盤の下面を搭載する遊技主体棚を備え、遊技盤が遊技主体収納構造体に収納された場合、遊技盤の下面が遊技主体棚の上に接触して搭載され、枠側ヒンジの支持部と盤側ヒンジの支持部とが互いに離れる構造であれば、遊技機枠に対する遊技盤の上下方向の位置が正確になるという利点がある。遊技主体ロック部材が回転操作し得るロック操作体を備え、取付部がロック操作体を挿入係合可能なロック挿入孔を備えれば、遊技盤の着脱を容易に行うことができるという利点がある。
図1−図4は、第1実施形態である。図1は、パチンコ機の遊技機枠1と遊技盤35とを分解して示す。図2は、パチンコ機の電気系統を示す。図3は、枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ44とを嵌め合わせた形態を模式的に示す。図4は、遊技盤35が遊技主体収納室21に収納された形態を模式的に示す。
図1を参照し、パチンコ機の遊技機枠1の前機構および遊技盤35の裏機構について説明する。遊技機枠1は、固定枠2を備える。固定枠2は、パチンコ店の図外の遊技機設置構造体に取り付けるための外枠と呼ばれるものであって、前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状である。固定枠2には、前枠または中枠と呼ばれる可動枠3が、左側のヒンジ4で前側横方向に片開き可能にかつ着脱可能(交換可能)に取り付けられる。可動枠3は、前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状の可動枠本体5と、可動枠本体5から内部に延設された遊技主体収納構造体6とを備える。可動枠本体5には、パネル枠7および球皿構造体8が左側に設けられるヒンジ9で前側横方向に片開き可能に取り付けられる。パネル枠7は、前後方向に開放された窓10を囲む額縁形状である。パネル枠7の裏面には、ガラスまたは合成樹脂からなる光透過性を有する前面パネル11が、窓10を覆う格好で取り付けられる。可動枠本体5の右縦片には施錠装置12と複数のロック機構13;14およびロック解除操作体15が設けられる。球皿構造体8の前面には、球収納部17および発射操作機構18を備える。球収納部17は、遊技に使用する球を受ける上方に開放された形態である。球皿構造体8の裏面には、前横樋31から球を球収納部17に供給する球取入口19と、球収納部17から発射機構28に球を供給する球供給口20とを備える。
可動枠3やパネル枠7および球皿構造体8が閉じられてロック機構13;14で開閉不能に支持された状態において、遊技店の店員が図外のキープレート(鍵)を遊技機枠1の前側から施錠装置12の鍵穴16に挿入し、当該キープレートを例えば右側に90度回転操作すると、固定枠2と可動枠3とのロック機構13による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が可動枠3を前側に引くことによって、可動枠3はヒンジ4を回転中心として前側に片開きされる。また、上記施錠装置12の鍵穴16に挿入されたキープレートが例えば左側に90度回転操作されると、可動枠3とパネル枠7とのロック機構13による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員がパネル枠7を前側に引くことによって、パネル枠7はヒンジ9を回転中心として前側に片開きされる。このように、パネル枠7が前側に開かれた状態において、店員が可動枠3の前面に設けられたロック解除操作体15を操作すると、可動枠3と球皿構造体8とのロック機構14による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が球皿構造体8を前側に引くことによって、球皿構造体8はヒンジ9を回転中心として前側に片開きされる。
遊技主体収納構造体6は、前側に開放された遊技主体収納室21と、遊技主体収納室21の立壁に前後方向に貫通する中央開口部22とを備える。遊技主体収納室21の左側部には、遊技盤35を取り付ける枠側ヒンジ23およびコネクタ24を備える。枠側ヒンジ23は、遊技主体収納室21の左側部に固定的に取りけられたヒンジ躯体の前側に折り曲げられた支持部23aから上方に突出したヒンジピン23bを備えた構造である。遊技主体収納室21の右側部には、遊技主体ロック部材25を備える。遊技主体ロック部材25は、遊技主体収納構造体6から前側に突出する円筒状の台座の中心にロック操作体26を回転可能に備える。ロック操作体26は、台座から前側に突出した操作軸の端部に固定された横長な形態である。遊技主体収納構造体6における遊技主体収納室21よりも下部における前面には、遊技主体棚27を備える。遊技主体棚27から下方に延設された遊技主体収納構造体6における前壁の前面には、発射機構28、発射レール29、ファール球取入口部30、前横樋31を備える。発射レール29は、球皿構造体8の球供給口20から供給された1個の球を受け取る。発射機構28は、電力供給と遮断とを交互に受けることによって、球収納部17から発射レール29に供給された1個の球を遊技盤35の遊技領域に向けて発射する。発射レール29は、発射機構28から発射された球を、遊技盤35における図3に示す発射通路74の入口に誘導する。ファール球取入口部30は、遊技盤35の発射通路74から落下する球を取り込む。ファール球取入口部30に取り込まれた球は、前横樋31を経由して球取入口19に排出される。前横樋31は、可動枠3の裏部に取り付けられた図外の払出機構から払い出された球を球取入口19に排出する。コネクタ24は、枠側電気連結器を構成するものであって、スプリングコネクタにより形成される。スプリングコネクタは、合成樹脂のような電気絶縁材からなるコネクタボディに導電材からなる可動電気端子を構成するコネクタピン78と図外の固定電気端子とが対として設けられ。コネクタボディの内部に可動電気端子の後端部と固定電気端子の後端部とを互いに向き合う格好で露出する内部空間が存在し、この内部空間にコネクタピン78の後端部と固定電気端子の後端部とに接触する導電性の有るコイルスプリングのような図外の弾性体が格納され、弾性体がコネクタピン78の先端部をコネクタボディから外側に押し出した構造であって、コネクタピン78が遊技盤35の電極42から押されるのに伴い、弾性体が圧縮し、コネクタピン78と電極42とが弾性体の弾性で互いに押し合って接触する。
パチンコ機の遊技盤35は、裏面に、セット板と呼ばれる部品取付構造体36を備える。部品取付構造体36は、遊技盤35の前面の図3に示す外レール71および内レール72からなるガイドレールで囲まれた内側の遊技領域73に設けられた図外の入賞部品に取り込まれた後に当該入賞部品から遊技盤35の裏側に排出された球を、下方に誘導して排出する。遊技盤35の裏側には、遊技盤35の前面に設けられた遊技部品の裏機構が、遊技盤35に形成された図外の逃孔や部品取付構造体36に形成された逃孔37を経由して突出する。遊技盤35の裏側に突出した裏機構を有する遊技部品は、複数の図柄表示器38;39、可動部品40、図外の複数の入賞部品、図外のサイドランプなどである。図柄表示器38は、遊技領域の中央に設けられ、液晶表示器、CRT表示器、プラズマディスプレイなどのような電気的に表示形態を変えられる画像を表示画面に表示する画像表示器により形成され、裏機構として図柄制御装置55を備える。図柄表示器39は、遊技領域の右側下部に設けられ、複数の図柄の印刷された図柄表示体をステップモータで回転する構造であって、裏機構としてステップモータを備える。部品取付構造体36の裏面には、可撓性配線41と盤側ヒンジ44と主制御装置53および複合制御装置54が設けられる。
可撓性配線41は、遊技盤35に設けられた電気部品と遊技機枠1に設けられた電気部品とを接続する多数本の箔形状の電線および箔形状の電極42が、可撓性を有する合成樹脂基板の表面に付設された構造である。可撓性配線41の電極42の設けられた部分が、盤側電気連結器を構成する。盤側電気連結器の電気端子を形成する電極42は、コネクタ24のコネクタピン78と対応する個数のラウンドと呼ばれ、各電極42からは上記箔形状の電線が個別に延設される。電線の表面は、レジスト膜のような電気絶縁材で被覆され、人の接触から保護される。可撓性配線41は、縦片部の上下部から左側に延設した上下横片部とからなる形状である。可撓性配線41の縦片部は、部品取付構造体36における逃孔37より右部分の裏面と対応する部分であって、当該縦片部の右端部には、電極42が互いに離れた形態で配置され、当該縦片部から左側に延長した延設部には、図柄制御装置55が接続される。可撓性配線41の上横片部は、部品取付構造体36における逃孔37より上部分の裏面と対応する部分であって、当該上横片部には、主制御装置53が接続される。当該横片部から下方に延長した延設部には、可動部品40の駆動源が接続される。可撓性配線41の上横片部は、部品取付構造体36における逃孔37より上部分の裏面と対応する部分であって、当該上横片部には、主制御装置53が接続される。当該横片部から下方に延長した延設部には、可動部品40の駆動源が接続される。可撓性配線41の下横片部は、部品取付構造体36における逃孔37より上部分の裏面と対応する部分であって、当該下横片部の右下部には、複合制御装置54が接続され、当該下横片部の左端部には、図柄表示器30の駆動源が接続され、当該下横片部から下方に延長した延設部には、可変入賞部品の駆動源が接続される。主制御装置53は、制御に必要な電気部品の実装された回路基板を1つの制御装置筐体の内部に装着した構造であって、回路基板の電気部品を実装した板面が、遊技盤35の裏面と直交する格好で、かつ、制御装置筐体の厚さが遊技盤35の上下方向となる格好で、遊技盤35の裏面に対して取り付けられる。複合制御装置54は、制御に必要な電気部品の実装された回路基板を1つの制御装置筐体の内部に装着した構造であって、回路基板の電気部品を実装した板面が、遊技盤35の裏面と直交する格好で、かつ、制御装置筐体の厚さが遊技盤35の左右方向となる格好で、遊技盤35の裏面に対して取り付けられる。
盤側ヒンジ44は、遊技盤35に固定的に取りけられたヒンジ躯体の前側に折り曲げられた支持部44aに上下方向に貫通するヒンジ孔44bを備えた構造である。ヒンジ孔44bはヒンジピン23bとがたつくことなく回転可能に嵌め合わされる整合孔である。遊技盤35の盤側ヒンジ44と反対側の側部には、取付部45を備える。取付部45にはロック挿入孔46を備える。そして、図3のa図にも示すように、遊技盤35の前面が前側に向けられ、遊技盤35の盤側ヒンジ44の設けられた片側が遊技機枠1の前側から遊技主体収納室21に挿入され、盤側ヒンジ44のヒンジ孔44bが枠側ヒンジ23のヒンジピン23bに上方から挿入されると、上下における盤側ヒンジ44の支持部44aの少なくとも一方が枠側ヒンジ23の支持部23aの上に接触して重ね合わされ、遊技盤35が遊技機枠1に盤側ヒンジ44と枠側ヒンジ23とを回転中心として回転可能に取り付けられる。図3のb図にも示すように、遊技主体棚27は、後側から前側に行くにしたがって徐々に下る斜面になった受入部27aと、受入部27aから後側に水平な平坦面として延長した棚主体27bとを備える。そして、上記ように、支持部44aが支持部23aの上に載った場合、遊技盤35の下面は、遊技主体棚27の受入部27aにおける前縁部27cより上方に位置するものの棚主体27bよりも下方に位置する。
その後、図4のa図およびb図にも示すように、遊技盤35が遊技機枠1の方に押されると、遊技盤35の下面が遊技主体棚27の受入部27aから棚主体27bへと滑走して棚主体27bの上に前側から搭載される。このように、遊技盤35が遊技主体棚27の上に搭載されるのに伴い、遊技盤35が上方に移動し、盤側ヒンジ44の支持部44aが図4のa図に示すように枠側ヒンジ23の支持部23aから上方に離れる。つまり、ヒンジピン23bとヒンジ孔44bとの嵌め合いによって、遊技盤35が遊技主体収納室21に対し左右および前後に位置をずれることなく、遊技盤35の遊技主体棚27への搭載によって、遊技盤35が遊技主体収納室21に対し上下に位置をずれることなく、遊技盤35が正確な位置に収納される。さらに、遊技盤35が遊技機枠1の方に押されるのに伴い、遊技主体ロック部材25のロック操作体26が遊技盤35の取付部45のロック挿入孔46に後側から挿入されて前側に突出する。その状態において、作業者がロック操作体26を例えば右方向に90度回転操作すると、ロック操作体26が図4のa図に示すようにロック挿入孔46の周りにおける取付部45と係合し、遊技盤35が遊技主体収納室21に取り付けられる。このように、遊技盤35が遊技主体収納室21に取り付けられることによって、図1に示すコネクタ24のコネクタピン23aと遊技盤35の電極42との全部が、互いに接続する。遊技盤35が取り付けられた後、球皿構造体8およびパネル枠7が閉じられる。これによって、パチンコ機が構成される。このパチンコ機は、遊技盤35が遊技機枠1の内部に格納され、遊技盤35の前側がパネル枠7で覆われ、遊技盤35の遊技領域が遊技機枠1の前側から前面パネル11を通して視認し得る形態である。上記説明では、図1が皿構造体8およびパネル枠7が開いた形態であるので、球皿構造体8およびパネル枠7を閉じた。しかしながら、遊技盤35を交換する場合、皿構造体8を閉じたまま、パネル枠7だけを開閉することによって、遊技盤35を遊技機枠1の内部に格納することはできる。
図2を参照し、パチンコ機の電気系統について説明する。主制御装置53と複合制御装置54と図柄制御装置55および発射払出制御装置56のそれぞれに格納されたマイクロコンピュータが電力供給を受けて起動し、図柄制御装置55が画像制御信号を図柄表示器38を駆動し、図柄表示器38が図柄制御信号に対応する画像を表示する。主制御装置53には、入力機器と出力機器とが配線で接続される。主制御装置53の入力機器は、入賞球検出器58、払出機構のタンクの側に球切れの発生があることを検出する球切れ検出器64、払出機構の球皿構造体8の側に球が満タンであることを検出する満タン検出器65である。入賞球検出器58には、例えば、一般入賞球検出器、作動入賞球検出器、始動入賞球検出器、普通入賞球検出器、特別入賞球検出器などがある。主制御装置53の出力機器は、入賞部品駆動源59と遊技店の管理を行うホールコンピュータ60である。入賞部品駆動源59には、図1に示す可動部品40の駆動源、図1に示す図柄表示器9のステップモータ、入賞部品における電動チューリップの駆動源、入賞部品における可変入賞部品の駆動源などがある。複合制御装置54は、主制御装置53と配線で接続される。複合制御装置54には、表示灯61やスピーカ62、演出部品駆動源57などの出力機器が配線で接続される。表示灯61は、遊技機枠1の前部または遊技盤35の前部に設けられ、点灯、点滅、消灯で遊技演出を行う部品である。スピーカ62は遊技機枠1に設けられて音で遊技演出を行う部品である。演出部品駆動源57は、動くことによって演出効果を高めるために遊技盤35の前面に設けられた演出部品を駆動する部品である。
発射払出制御装置56は、主制御装置53と配線で接続される。発射払出制御装置56には、入力機器と出力機器とが配線で接続される。発射払出制御装置56の入力機器は、払出機構の払い出される球を検出する払出球検出器63、球切れ検出器64、発射操作機構18の球の発射を停止するための発射停止検出器67と発射操作機構18への遊技者による操作量を可変抵抗値として出力する可変抵抗器68および発射操作機構18への遊技者の接触を検出する接触検出器69である。発射払出制御装置56の出力機器は、払出機構の球を払い出す動作を行ったり停止したりする払出駆動源66、発射機構28の発射駆動源70である。この場合、主制御装置53、複合制御装置54、図柄制御装置55、遊技機枠1に設けられた発射払出制御装置56、入賞球検出器58、図柄表示器39、遊技盤35に設けられた演出部品駆動源57、遊技盤35に設けられた入賞部品駆動源59、ホールコンピュータ60、遊技盤35に設けられた表示灯61、遊技盤35に設けられたスピーカ61、遊技機枠1に設けられた払出球検出器63、遊技機枠1に設けられた球切れ検出器64、遊技機枠1に設けられた満タン検出器65のそれぞれを接続する配線が図1に示す可撓性配線41に付設された箔形状の配線で構成される。図2における結合子Dは互いに接続される。
実施形態によれば、遊技機枠1における遊技主体収納構造体6が、左側に枠側ヒンジ23およびコネクタ24を備えるとともに右側に遊技主体ロック部材25を備え、遊技盤35が、左側に枠側ヒンジ23と嵌め合わされる盤側ヒンジ44およびコネクタ24と接続する電極42を備えるともに右側に遊技主体ロック部材25と係合可能な取付部45を備えた構造であるので、枠側ヒンジ23のヒンジピン23bと盤側ヒンジ44のヒンジ孔44bとの嵌め合いと、遊技盤35の遊技主体棚27への搭載とによって、遊技盤35が遊技主体収納室21に正確な位置で収納されるので、遊技機枠1における個数の多いコネクタピン78と遊技盤35のおける個数の多い電極4との全部が、互いに、正確に、接続されるという利点がある。しかも、枠側電気連結器を構成するコネクタ24と盤側電気連結器の電極42とが、枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ44とにより遊技機枠1と遊技盤35との回転中心部を構成する部材の側に配置されているので、コネクタ24と電極42とを遊技主体ロック部材25と取付部45との側に配置した場合に比べ、コネクタピン78と電極4との全部が、互いに、一層、正確に、接続されるという利点がある。枠側電気連結器がスプリングコネクタからなるコネクタ24で構成され、コネクタ24のコネクタピン78がスプリングコネクタの弾性体の弾性で盤側電気連結器の電極42に互いに押し合って接触する構造であるので、枠側電気連結器の電気端子と盤側電気連結器の電気端子とが互いに遊技機枠1と遊技盤35とに固定された場合に比べ、コネクタピン78と電極4との全部が、互いに、一層、正確に、接続されるという利点がある。遊技盤35が遊技主体収納室21に収納された場合、遊技盤35の下面が遊技主体棚27の上に接触して搭載され、枠側ヒンジ23の支持部23aと盤側ヒンジ44の支持部44aとが互いに離れる構造であるので、遊技機枠1に対する遊技盤35の上下方向の位置が正確になるという利点がある。遊技主体ロック部材25が回転操作し得るロック操作体26を備え、取付部45がロック操作体26を挿入係合可能なロック挿入孔46を備えた構造であるので、遊技盤35の着脱を容易に行うことができるという利点がある。
図5は第2実施形態に係る遊技盤35を遊技機枠1に取り付ける初期形態を示す。この初期形態は、遊技盤35の前面が前側に向けられ、遊技盤35の盤側ヒンジ44の設けられた片側が遊技機枠1の前側から遊技主体収納室21に挿入され、盤側ヒンジ44のヒンジ孔44bが枠側ヒンジ23のヒンジピン23bに上方から挿入された場合、下側に位置する盤側ヒンジ44のヒンジ孔44bが下側に位置する枠側ヒンジ23のヒンジピン23aの先端部に挿入された時点においても、上側に位置する盤側ヒンジ44のヒンジ孔44bが上側に位置する枠側ヒンジ23のヒンジピン23aの先端部に挿入されていない形態である。つまり、盤側ヒンジ44の遊技盤35への上下方向の取付位置、または、枠側ヒンジ23の遊技機枠1への上下方向の取付位置を上記のような形態となるように設定すれば、枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ44との上下双方が同時に嵌合する構造に比べ、下側の枠側ヒンジ23と下側の盤側ヒンジ44とが嵌合したことで、上側の枠側ヒンジ23と上側の盤側ヒンジ44との嵌合作業が容易になるという利点がある。上側の枠側ヒンジ23と上側の盤側ヒンジ44とを先に嵌合し、下側の枠側ヒンジ23と下側の盤側ヒンジ44とを後から嵌合してもよいが、第2実施形態のように、下側の枠側ヒンジ23と下側の盤側ヒンジ44とを先に嵌合し、上側の枠側ヒンジ23と上側の盤側ヒンジ44とを後から嵌合した方が、遊技盤35の遊技機枠1への取付作業が、一層、容易であるという利点がある。その理由は、遊技機枠1がパチンコ店の遊技機設置構造体に固定された状態で、遊技盤35を遊技機枠1に取り付ける場合、下側の枠側ヒンジ23と下側の盤側ヒンジ44との嵌合位置が、上側の枠側ヒンジ23や上側の盤側ヒンジ44よりも、作業者の目の高さに近いからである。
図3−図5では、ヒンジピン23bとヒンジ孔44bとが互いに嵌め合わされた場合において、ヒンジピン23bとヒンジ孔44bとの間に隙間が形成されているように図示したが、それは、ヒンジピン23bとヒンジ孔44bとを読み手に明確に認識してもらいたいがための配慮であって、ヒンジピン23bとヒンジ孔44bとが互いに嵌め合わされることでがたつくことのないように整合するので、ヒンジピン23bとヒンジ孔44bとが互いに接触しているものの回転可能な形態である図3−図5において、符号75は遊技盤35の前面に取り付けられた盤面飾りであり、符号76は発射通路74の出口において内バンド72に取り付けられた球戻り防止弁であり、符号77は遊技盤35に設けられたアウト口である。
コネクタ24が遊技盤35に設置され、電極42が遊技機枠1に設置された構造であってもよい。発射払出制御装置56は、1つの制御装置筐体の内部に、発射制御に必要な電気部品の実装された回路基板と、払出制御に必要な電気部品の実装された回路基板とが互いに分離された形態で装着されて構造であっても、発射制御に必要な電気部品の実装された回路基板を1つの制御装置筐体の内部に装着し、払出制御に必要な電気部品の実装された回路基板を別の1つの制御装置筐体の内部に装着した構造であってもよい。この別々の制御装置筐体とした場合、発射制御に必要な電気部品の実装された回路基板を有する制御装置筐体の方は、発射制御装置となり、払出制御に必要な電気部品の実装された回路基板を有する制御装置筐体の方は、払出制御装置となる。主制御装置53に置換して複合制御装置54またはそれ以外の遊技盤35の裏面に設ける部品を取り付けてもよい。可動枠本体5と遊技主体収納構造体6とが別々の材料から構成されたものを結合するか、または、可動枠本体5と遊技主体収納構造体6とが合成樹脂により単一構造体として形成してもよい。また、前述の説明で、遊技主体収納構造体6に取り付けたものは、可動枠3に取り付けたものと認識できることは明らかであろう。
パチンコ機を示す分解斜視図(第1実施形態)。 パチンコ機の電気系統を示すブロック図(第1実施形態)。 a図は枠側ヒンジと盤側ヒンジとの嵌合形態を示す模式図、b図はa図のA−A線断面図(第1実施形態)。 a図は遊技盤の遊技主体収納室への収納形態を示す模式図、b図はa図のB−B線断面図(第1実施形態)。 遊技盤を遊技機枠に取り付ける初期形態を示す模式図(第2実施形態)。
符号の説明
1 遊技機枠
6 遊技主体収納構造体
23 枠側ヒンジ
24 枠側コネクタ
25 遊技主体ロック部材
26 ロック操作体
35 遊技盤
42 電極
43 盤側ヒンジ
45 取付部
46 ロック挿入孔

Claims (4)

  1. 電気部品を設けた遊技盤が、電気部品を設けた遊技機枠に取り付けられるパチンコ機において、遊技機枠における遊技主体収納構造体が左側に枠側ヒンジおよび枠側電気連結器を備えるとともに右側に遊技主体ロック部材を備え、遊技盤が左側に枠側ヒンジと嵌め合わされる盤側ヒンジおよび枠側電気連結器と接続する盤側電気連結器を備えるともに右側に遊技主体ロック部材と係合可能な取付部を備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 枠側電気連結器と盤側電気連結器とが互いに弾性体の弾性で互いに押し合って接触する構造であることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  3. 遊技主体収納構造体が遊技盤の下面を搭載する遊技主体棚を備え、遊技盤が遊技主体収納構造体に収納された場合、遊技盤の下面が遊技主体棚の上に接触して搭載され、枠側ヒンジの支持部と盤側ヒンジの支持部とが互いに上下方向に離れる構造であることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  4. 遊技主体ロック部材が回転操作し得るロック操作体を備え、取付部がロック操作体を挿入係合可能なロック挿入孔を備えたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007289245A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Adachi Light Co Ltd 遊技機
JP2011030652A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Sansei R&D:Kk 遊技機
JP2015164672A (ja) * 2015-06-25 2015-09-17 株式会社大都技研 遊技台

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