JP2005177363A - 電気接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気的に良好な接触を図る。
【解決手段】遊技盤35が遊技機枠1の方に押されると、遊技盤35が枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ43とを回転中心として矢印Xで示すように遊技機枠1への移動に伴い、遊技主体ロック部材25のロック操作体26が遊技盤35の取付部45のロック挿入孔46に後側から挿入されて前側に突出するとともに、スプリングコネクタ24のコネクタピン78が保護体42のコネクタピン挿入孔84に個別に挿入されて可撓性配線の電極81と個別に接触し、ロック操作体26がロック挿入孔46から前側に突出して取付部45に係合される過程において、コネクタピン78が電極81で押され、コネクタピン78と電極81とがコネクタボディ75に内蔵されたコイルスプリングからの弾性で互いに押し付け合って接触する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気的に良好な接触を図る電気接続装置に関する。
電気接続装置には、次のような構造が知られている。それは、コネクタ設置構造体に設けられたスプリングコネクタのコネクタボディから突出した電極であるコネクタピンを、電極設置構造体に設けられた電極に、コネクタボディに内蔵されたばねによる弾性下で接触する構造である。しかしながら、電極設置構造体における電極が、電極設置構造体から露出した未被覆な形態であるので、スプリングコネクタと電極とを接続する作業時に、作業者が電極設置構造体から露出した電極に手を触れてしまうことがあり、当該電極に手が触れると、人の油が電極に付着し、コネクタピンと電極との間での電気の伝達が悪くなるという欠点がある。
特開2002−368148号公報
発明が解決しようとする問題点は、電極設置構造体に設けられた電極が人の接触から保護されていないという点である。
本発明の電気接続装置は、コネクタ設置構造体に設けられたスプリングコネクタのコネクタピンと電極設置構造体に設けられた電極とが互いに接続される電気接続装置において、電極設置構造体に当該電極を被覆する電気絶縁材からなる保護体を設け、この保護体にはコネクタピンを挿入して電極に接触させるコネクタピン挿入孔がコネクタピンと対応する個数設けられたり、または、コネクタ設置構造体がパチンコ機の遊技機枠または遊技盤一方であって、電極設置構造体がパチンコ機の遊技機枠または遊技盤の他方であったりすることを最も主要な特徴とする。コネクタピン挿入孔が保護体のコネクタ設置構造体の側に位置する面から保護体のスプリングコネクタと対向する側の面に行くにしたがって徐々に孔径が大きくなる斜孔に形成されたり、保護体が電極と対向する側の面に異物除去溝をコネクタピン挿入孔と連なる形態に備えたりすることも特徴とする。
本発明の電気接続装置は、スプリングコネクタのコネクタピンと接触する相手側である電極が、電極設置構造体に取り付けられた電気絶縁材からなる保護体で被覆されているので、電極が人の接触から保護され、コネクタピンと電極との間での電気の伝達が良好となるという利点があり、保護体には、コネクタピンの挿入を許容するコネクタピン挿入孔がコネクタピンと対応する個数設けられているので、コネクタピンが1対1の関係でコネクタピン挿入孔を個別に経由して電極に個別に接触するという利点がある。コネクタピン挿入孔が保護体のコネクタ設置構造体の側に位置する面から保護体のスプリングコネクタと対向する側の面に行くにしたがって徐々に孔径が大きくなる斜孔に形成されれば、コネクタ設置構造体と電極設置構造体とが互いにヒンジで回転可能に取り付けられる構造であっても、コネクタピンがコネクタピン挿入孔を囲む保護体と接触することなくコネクタピン挿入孔に取り込まれて電極と接触することができるという利点がある。保護体が電極と対向する側の面に異物除去溝をコネクタピン挿入孔と連なる形態に備えれば、コネクタピン挿入孔に侵入した塵を異物除去溝を利用して保護体の外部に吹き飛ばして取除くことができ、塵によるコネクタピンと電極との接触不良を防止することができるという利点がある。
図1−図5は、電気接続装置をパチンコ機に適用した一実施形態である。図1は、電気接続装置の作用を模式的に示す。図2は、電気接続装置を分解して示す。図3は、電気接続装置の内部構造を示す。図4は、遊技機枠1と遊技盤35とを分解して示す。図5は、パチンコ機の電気系統を示す。
図4を参照し、電気接続装置を備えたパチンコ機の構造について説明する。パチンコ機の遊技機枠1は、固定枠2を備える。固定枠2は、パチンコ店の図外の遊技機設置構造体に取り付けるための外枠と呼ばれるものであって、前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状である。固定枠2には、前枠または中枠と呼ばれる可動枠3が、左側のヒンジ4で前側横方向に片開き可能にかつ着脱可能(交換可能)に取り付けられる。可動枠3は、前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状の可動枠本体5と、可動枠本体5から内部に延設された遊技主体収納構造体6とを備える。可動枠本体5には、パネル枠7および球皿構造体8が左側に設けられるヒンジ9で前側横方向に片開き可能に取り付けられる。パネル枠7は、前後方向に開放された窓10を囲む額縁形状である。パネル枠7の裏面には、ガラスまたは合成樹脂からなる光透過性を有する前面パネル11が、窓10を覆う格好で取り付けられる。
可動枠本体5の右縦片には施錠装置12と複数のロック機構13;14およびロック解除操作体15が設けられる。可動枠3やパネル枠7および球皿構造体8が閉じられてロック機構13;14で開閉不能に支持された状態において、遊技店の店員が図外のキープレート(鍵)を遊技機枠1の前側から施錠装置12の鍵穴16に挿入し、当該キープレートを例えば右側に90度回転操作すると、固定枠2と可動枠3とのロック機構13による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が可動枠3を前側に引くことによって、可動枠3はヒンジ4を回転中心として前側に片開きされる。また、上記施錠装置12の鍵穴16に挿入されたキープレートが例えば左側に90度回転操作されると、可動枠3とパネル枠7とのロック機構13による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員がパネル枠7を前側に引くことによって、パネル枠7はヒンジ9を回転中心として前側に片開きされる。このように、パネル枠7が前側に開かれた状態において、店員が可動枠3の前面に設けられたロック解除操作体15を操作すると、可動枠3と球皿構造体8とのロック機構14による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が球皿構造体8を前側に引くことによって、球皿構造体8はヒンジ9を回転中心として前側に片開きされる。球皿構造体8の前面には、球収納部17および発射操作機構18を備える。球収納部17は、遊技に使用する球を受ける上方に開放された形態である。球皿構造体8の裏面には、前横樋31から球を球収納部17に供給する球取入口19と、球収納部17から発射機構28に球を供給する球供給口20とを備える。
遊技主体収納構造体6は、前側に開放された遊技主体収納室21と、遊技主体収納室21の立壁に前後方向に貫通する中央開口部22とを備える。遊技主体収納室21の左側部には、遊技盤35を取り付ける枠側ヒンジ23およびスプリングコネクタ24を備える。枠側ヒンジ23は、遊技主体収納室21の左側部に固定的に取り付けられたヒンジ躯体の前側に折り曲げられた支持部から上方に突出したヒンジピンを備えた構造である。遊技主体収納室21の右側部には、遊技主体ロック部材25を備える。遊技主体ロック部材25は、遊技主体収納構造体6から前側に突出する円筒状の台座の中心にロック操作体26を回転可能に備える。ロック操作体26は、台座から前側に突出した操作軸の端部に固定された横長な形態である。遊技主体収納構造体6における遊技主体収納室21よりも下部における前面には、発射機構28、発射レール29、ファール球取入口部30、前横樋31を備える。発射レール29は、球皿構造体8の球供給口20から供給された1個の球を受け取る。発射機構28は、電力供給と遮断とを交互に受けることによって、球収納部17から発射レール29に供給された1個の球を遊技盤35の遊技領域に向けて発射する。発射レール29は、発射機構28から発射された球を、遊技盤35における発射通路の入口に誘導する。ファール球取入口部30は、遊技盤35の発射通路から落下する球を取り込む。ファール球取入口部30に取り込まれた球は、前横樋31を経由して球取入口19に排出される。前横樋31は、可動枠3の裏部に取り付けられた払出機構から払い出された球を球取入口19に排出する。可動枠3の裏部には、タンクを備える。タンクは、遊技機設置構造体の補給系統から供給された球を貯蔵し、貯蔵した球を払出機構の球払出動作に伴い払出機構に供給する部品である。
パチンコ機の遊技盤35は、裏面に、セット板と呼ばれる部品取付構造体36を備える。部品取付構造体36は、遊技盤35の前面のガイドレールで囲まれた内側の遊技領域に設けられた入賞部品に取り込まれた後に当該入賞部品から遊技盤35の裏側に排出された球を、下方に誘導して排出する。遊技盤35の裏側には、遊技盤35の前面に設けられた遊技部品の裏機構が、遊技盤35に形成された図外の逃孔や部品取付構造体36に形成された逃孔37を経由して突出する。遊技盤35の裏側に突出した裏機構を有する遊技部品は、複数の図柄表示器38;39、可動部品40、図外の複数の入賞部品、図外のサイドランプなどである。図柄表示器38は、遊技領域の中央に設けられ、液晶表示器、CRT表示器、プラズマディスプレイなどのような電気的に表示形態を変えられる画像を表示画面に表示する画像表示器により形成され、裏機構として図柄制御装置55を備える。図柄表示器39は、遊技領域の右側下部に設けられ、複数の図柄の印刷された図柄表示体をステップモータで回転する構造であって、裏機構としてステップモータを備える。部品取付構造体36の裏面には、可撓性配線41と保護体42と盤側ヒンジ43と主制御装置53および複合制御装置54が設けられる。可撓性配線41は、遊技盤35に設けられた電気部品と遊技機枠1に設けられた電気部品とを接続する多数本の箔形状の電線が、可撓性を有する合成樹脂基板に付設された構造である。盤側ヒンジ43は、遊技盤35に固定的に取り付けられたヒンジ躯体の前側に折り曲げられた支持部から上方に突出したヒンジピンを備えた構造である。遊技盤35の盤側ヒンジ43と反対側の側部には、取付部45を備える。取付部45にはロック挿入孔46を備える。そして、遊技盤35の前面が前側に向けられ、遊技盤35の盤側ヒンジ43の設けられた片側が遊技機枠1の前側から遊技主体収納室21に挿入され、盤側ヒンジ43のヒンジ孔が枠側ヒンジ23のヒンジピンに上方から挿入されると、遊技盤35が遊技機枠1に盤側ヒンジ43と枠側ヒンジ23とを回転中心として回転可能に取り付けられる。その後、遊技盤35が遊技機枠1の方に押されると、遊技主体ロック部材25のロック操作体26が遊技盤35の取付部45のロック挿入孔46に後側から挿入されて前側に突出する。その状態において、作業者がロック操作体26を例えば右方向に90度回転操作すると、ロック操作体26がロック挿入孔46の周りにおける取付部45と係合し、遊技盤35が遊技主体収納室21に取り付けられる。遊技盤35が取り付けられた後、球皿構造体8およびパネル枠7が閉じられる。これによって、パチンコ機が構成される。このパチンコ機は、遊技盤35が遊技機枠1の内部に格納され、遊技盤35の前側がパネル枠7で覆われ、遊技盤35の遊技領域が遊技機枠1の前側から前面パネル11を通して視認し得る形態である。
図5を参照し、パチンコ機の電気系統について説明する。主制御装置53と複合制御装置54と図柄制御装置55と払出制御装置56および発射制御装置57のそれぞれに格納されたマイクロコンピュータが電力供給を受けて起動し、図柄制御装置55が画像制御信号で図柄表示器38を駆動し、図柄表示器38が図柄制御信号に対応する画像を表示する。主制御装置53には、入力機器と出力機器とが配線で接続される。主制御装置53の入力機器は、入賞球検出器58である。入賞球検出器58には、例えば、一般入賞球検出器、作動入賞球検出器、始動入賞球検出器、普通入賞球検出器、特別入賞球検出器などがある。主制御装置53の出力機器は、部品駆動源59と遊技店の管理を行うホールコンピュータ60である。部品駆動源59には、図4に示す可動部品40の駆動源、図柄表示器38のステップモータ、入賞部品における電動チューリップの駆動源、入賞部品における可変入賞部品の駆動源などがある。複合制御装置54は、主制御装置53と配線で接続される。複合制御装置54には、表示灯61やスピーカ62などの出力機器が配線で接続される。表示灯61は、遊技機枠1の前部または遊技盤35の前部に設けられ、点灯、点滅、消灯で遊技演出を行う部品である。スピーカ62は遊技機枠1に設けられて音で遊技演出を行う部品である。払出制御装置56は、主制御装置53と配線で接続される。払出制御装置56には、払出機構の払い出される球を検出する払出球検出器63と払出機構のタンクの側に球切れの発生があることを検出する球切れ検出器64および払出機構の球皿構造体8の側に球が満タンであることを検出する満タン検出器65などの入力機器と、払出機構の球を払い出す動作を行ったり停止したりする払出駆動源66としての出力機器とが配線で接続される。発射制御装置57は、払出制御装置56と配線で接続される。発射制御装置57には、発射操作機構18の球の発射を停止するための発射停止検出器67と発射操作機構18への遊技者による操作量を可変抵抗値として出力する可変抵抗器68および発射操作機構18への遊技者の接触を検出する接触検出器69などの入力機器と、発射機構28の発射駆動源70としての出力機器とが配線で接続される。
図2を参照し、電気接続装置を構成する部品について説明する。電気接続装置は、遊技主体収納構造体6、スプリングコネクタ24、遊技盤35、可撓性配線41、保護体42から構成される。スプリングコネクタ24が遊技主体収納構造体6に設けられたことから、遊技主体収納構造体6がスプリングコネクタ24を設けたコネクタ設置構造体である。可撓性配線41が遊技盤35に設けられたことから、遊技盤35がスプリングコネクタ24のコネクタピン78と接続する相手側の電極81を設けた電極設置構造体である。遊技主体収納構造体6は、コネクタボディ逃孔71とねじ取付孔72とを備える。コネクタボディ逃孔71は、スプリングコネクタ24と対応する個数であって、遊技主体収納構造体6から突出したリブ73で囲まれた形態で、遊技主体収納構造体6の前後方向に貫通する。ねじ取付孔72は、1つのコネクタボディ逃孔71に対し上下に位置し、遊技主体収納構造体6の前後方向に貫通する。複数のスプリングコネクタ24は、縦長な板状の回路基板79に挿入実装された形態で、回路基板79の表面に縦方向に互いに離された形態で設けられる。スプリングコネクタ24は、電気絶縁材からなるコネクタボディ75を備える。コネクタボディ75は、コネクタボディ75から突出した一対の取付足76を備える。スプリングコネクタ24が回路基板79に実装されることによって、取付足76が回路基板79の表面に接触する。取付足76は、貫通孔であるねじ挿入孔77を備える。回路基板79には、取付足76のねじ挿入孔77と対応する位置に、ねじ挿入孔80を備える。可撓性配線41は、可撓性を有する合成樹脂基板の表面に、スプリングコネクタ24のコネクタピン78と対応する個数のラウンドと呼ばれる電極81を互いに離れた形態に備える。各電極81からは合成樹脂基板の表面に付設された多数本の箔形状の電線82が個別に延設される。電線82の表面は、レジスト膜のような電気絶縁材で被覆され、人の接触から保護される。保護体42は、電気絶縁材からなる縦長な板状である。保護体42は、コネクタピン挿入孔84とねじ挿入孔85とを備える。
コネクタピン挿入孔84は、スプリングコネクタ24のコネクタボディ75から突出したコネクタピン78を挿入して電極81に接触させる孔であって、保護体42の前後方向に貫通する。コネクタピン挿入孔84は、保護体42の部品取付構造体36の側に位置する面から保護体42のスプリングコネクタ24と対向する側の面に行くにしたがって徐々に孔径が大きくなるすり鉢形状の斜孔として形成される。コネクタピン挿入孔84は、可撓性配線41の電極81と対応する個数である。ねじ挿入孔85は、保護体42を遊技盤35に取り付ける止ねじ86を挿入する孔であって、保護体42の前後方向に貫通する。保護体42の厚さが厚ければ厚いほど、電極81を人の接触から保護することができ、コネクタピン挿入孔84における保護体42のスプリングコネクタ24と対向する側の面での口径が小さければ小さいほど、電極81を人の接触から保護することができるが、本実施形態では、保護体42の厚さとコネクタピン挿入孔84における保護体42のスプリングコネクタ24と対向する側の面での口径とは、人の指がコネクタピン挿入孔84における保護体42のスプリングコネクタ24と対向する側の面に押し付けられて、指の表面の一部が保護体42の表面からコネクタピン挿入孔84に突出しても、当該コネクタピン挿入孔84に突出した指の表面の一部が電極81に触れない寸法に設定されている。
保護体42の可撓性配線41と対向する側の面には、異物除去溝88が、保護体42の内部に窪む形状に設けられる。異物除去溝88は、保護体42の可撓性配線41と対向する側の面と、保護体42の左右側面とに開口する。異物除去溝88の底面には、コネクタピン挿入孔84が開口する。つまり、保護体42が図3に示すように可撓性配線41を覆う格好で遊技盤35に取り付けられた場合、異物除去溝88は、電極81と個別に対応した配置となる。
図3を参照し、電気接続装置における遊技主体収納構造体6とスプリングコネクタ24との組立構造、電気接続装置における遊技盤35と可撓性配線41と保護体42との組立構造について説明する。遊技主体収納構造体6とスプリングコネクタ24との組立構造は、回路基板79に実装されたスプリングコネクタ24のコネクタボディ75が遊技主体収納構造体6の裏側からコネクタボディ逃孔71に挿入されることによって、取付足76のねじ挿入孔77が遊技主体収納構造体6のねじ取付孔72と同軸となる。そして、タッピングスクリューのような止ねじ87が、回路基板79のねじ挿入孔80から取付足76のねじ挿入孔77を経由して遊技主体収納構造体6のねじ取付孔72に締結されることによって、スプリングコネクタ24が遊技主体収納構造体6に取り付られ、コネクタピン78がコネクタボディ逃孔71より突出した形態となる。
スプリングコネクタ24の内部構造は、周知であるが、次のようになっている。コネクタボディ75は、コネクタピン78と端子90およびコイルスプリング83を備える。コネクタピン78は、コネクタボディ75の外側とコネクタボディ75の内部に形成された収納空間部91とにわたり移動可能に挿入される。コネクタピン78は、収納空間部91に挿入された中間部に、鍔92を備える。端子90は、コネクタボディ75に固定的に設けられる。端子90のコネクタボディ75から外側に突出した部分が回路基板79および回路基板79の箔状の電極93を貫通し、電極93よりも外側に突出した端子90の部分と回路基板79の電極93とが半田94で接続されることによって、スプリングコネクタ24が回路基板79に挿入実装される。コネクタボディ75の収納空間部91に収納された導電性の有るコイルスプリング83の一端がコネクタピン78の鍔92に接触し、コイルスプリング83の他端が端子90に接触した形態であって、コイルスプリング83がコネクタピン78をコネクタボディ75から突出する方向にコイルスプリング83の弾性で押し、鍔92がコネクタボディ75に形成されたコネクタピン挿入孔96の周りのコネクタボディ75に接触し、コネクタピン78のコネクタボディ75からの突出量が規制された構造である。
遊技盤35と可撓性配線41と保護体42との組立構造は、保護体42が可撓性配線41の電極81を被覆する格好で、部品取付構造体36に重ね合わせられる。そして、タッピングスクリューのような止ねじ86が、保護体42に形成されたねじ挿入孔85から部品取付構造体36に形成されたねじ挿入孔89を経由して遊技盤35に締結されることによって、部品取付構造体36に取り付けられる。このように、保護体42が遊技盤35に取り付けられることによって、コネクタピン挿入孔84の内部には、可撓性配線41の電極81が露出する。
図1を参照し、遊技盤35が遊技機枠1に取り付けられることによって、電気接続装置における遊技機枠1の側のコネクタピン78と遊技盤35の側の電極81とが互いに接続される場合について説明する。図1のa図に示すように、枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ43とが互いに嵌め合わされることによって、遊技盤35が遊技機枠1に取り付けられる。そして、遊技盤35が遊技機枠1の方に押されると、遊技盤35が枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ43とを回転中心として矢印Xで示すように遊技機枠1の方に移動する。図1のb図に示すように、上記遊技盤35の移動に伴い、遊技主体ロック部材25のロック操作体26が遊技盤35の取付部45のロック挿入孔46に後側から挿入されて前側に突出するとともに、スプリングコネクタ24のコネクタピン78が保護体42のコネクタピン挿入孔84に個別に挿入されて可撓性配線41の電極81と個別に接触する。その後、作業者がロック操作体26を回転操作してロック操作体26をロック挿入孔46の周りにおける取付部45と係合させることによって、遊技盤35が遊技主体収納室21に取り付けられる。このように、ロック操作体26がロック挿入孔46から前側に突出して取付部45に係合される過程において、コネクタピン78が電極81で押され、図3に示す鍔92がコネクタボディ75から離れて図3に示す端子90の側に移動し、コイルスプリング83が鍔92と端子90との間で圧縮される。つまり、枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ43との嵌合、ロック操作体26と取付部45との係合によって、遊技盤35が遊技機枠1に取り付けられた状態において、遊技機枠1の側に位置するコネクタピン78と遊技盤35の側に位置する電極81とが、コイルスプリング83からの弾性で、互いに押し付け合って接触している。
実施形態によれば、スプリングコネクタ24のコネクタピン78と接触する相手側である電極81が、電極81の設けられた遊技盤35に取り付けられた電気絶縁材からなる保護体42で被覆されているので、電極81が人の接触から保護され、コネクタピン78と電極81との間での電気の伝達が良好となるという利点がある。保護体42には、コネクタピン78の挿入を許容するコネクタピン挿入孔84がコネクタピン78と対応する個数設けられているので、コネクタピン78が1対1の関係でコネクタピン挿入孔84を個別に経由して電極81に個別に接触するという利点がある。コネクタピン挿入孔84が保護体42の部品取付構造体36の側に位置する面から保護体42のスプリングコネクタ24と対向する側の面に行くにしたがって徐々に孔径が大きくなる斜孔になっているので、スプリングコネクタ24の設けられるコネクタ設置構造体としての遊技機枠1と電極81の設けられる電極設置構造体としての遊技盤35とが、互いに、枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ43とからなるヒンジで回転可能に取り付けられる構造であっても、コネクタピン78が、コネクタピン挿入孔84を囲む保護体42と接触することなく、コネクタピン挿入孔84に取り込まれて電極81と接触することができるという利点がある。塵が保護体42の外側からコネクタピン挿入孔84に侵入した場合、当該塵がコネクタピン78と電極81との接触不良を引き起こす原因となる。けれども、実施形態によれば、異物除去溝88が、コネクタピン挿入孔84のそれぞれと連接する格好で、保護体42の可撓性配線41と対向する側の面に設けられたので、上記コネクタピン挿入孔84への塵の侵入が発生した場合、作業者が携帯缶の内部に空気の加圧注入された空気洗浄器を携帯し、空気洗浄器のノズルを異物除去溝88の近くに配置し、空気洗浄器の押釦を押圧操作する。これによって、空気洗浄器の加圧空気がノズルから異物除去溝88に噴射され、上記侵入した塵をコネクタピン挿入孔84から保護体42の外部に吹き飛ばすことができる。つまり、コネクタピン挿入孔84に侵入した塵を異物除去溝88を利用して保護体42の外部に取除くことができ、塵によるコネクタピン78と電極81との接触不良を防止することができるという利点がある。
スプリングコネクタ24の設けられたコネクタ設置構造体である遊技機枠1と電極81の設けられた電極設置構造体である遊技盤35とが、枠側ヒンジ23と盤側ヒンジ43とからなるヒンジで回転可能に取り付けられていない構造であってもよい。コネクタ設置構造体が遊技盤35であって、電極設置構造体が遊技機枠1であってもよい。電気接続装置が設けられる物品は、パチンコ機以外でもよい。
電気接続装置を示す模式図(一実施形態)。 電気接続装置を示す分解斜視図(一実施形態)。 電気接続装置の内部構造を示す一部破断側面図(一実施形態)。 遊技機枠と遊技盤とを示す分解斜視図(一実施形態)。 パチンコ機の電気系統を示すブロック図(一実施形態)。
符号の説明
1 遊技機枠
23 枠側ヒンジ
24 スプリングコネクタ
35 遊技盤
42 保護体
78 コネクタピン
80 ねじ挿入孔
81 電極

Claims (4)

  1. コネクタ設置構造体に設けられたスプリングコネクタのコネクタピンと電極設置構造体に設けられた電極とが互いに接続される電気接続装置において、電極設置構造体に当該電極を被覆する電気絶縁材からなる保護体を設け、この保護体にはコネクタピンを挿入して電極に接触させるコネクタピン挿入孔がコネクタピンと対応する個数設けられたことを特徴とする電気接続装置。
  2. コネクタ設置構造体がパチンコ機の遊技機枠または遊技盤の一方であって、電極設置構造体がパチンコ機の遊技機枠または遊技盤の他方であることを特徴する請求項1記載の電気接続装置。
  3. コネクタピン挿入孔が保護体のコネクタ設置構造体の側に位置する面から保護体のスプリングコネクタと対向する側の面に行くにしたがって徐々に孔径が大きくなる斜孔に形成されたことを特徴とする請求項1記載の電気接続装置。
  4. 保護体が電極と対向する側の面に異物除去溝をコネクタピン挿入孔と連なる形態に備えたことを特徴とする請求項1記載の電気接続装置。
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