JP4797029B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に関し、遊技盤装着枠から遊技盤を取り外す際に、ロック手段の操作を利用して遊技盤装着枠内の遊技盤を開放側に押し出すようにしたものである。
パチンコ機等の弾球遊技機では、矩形枠状の外枠と、この外枠に対して開閉自在に装着された前枠とを備え、この前枠の遊技盤装着枠に遊技盤が前側から着脱自在に嵌合され、遊技盤装着枠内で遊技盤がロック手段により固定されている(特許文献1参照)。
遊技盤装着枠は前面側が開放する矩形枠状であって、この遊技盤装着枠内の背壁部の右辺側の上下にロック手段が設けられている。各ロック手段は背壁部に前後方向に設けられた回動軸と、この回動軸の前端に固定された操作つまみとを有する。一方、遊技盤にはその右辺側の上下に、遊技盤の着脱時にロック手段の操作つまみが通過可能な切り欠き部が各ロック手段に対応して設けられている。
遊技盤を装着する場合には、遊技盤の左辺側を遊技盤装着枠の左側に嵌めた後、その左辺側を支点として遊技盤を遊技盤装着枠側へと回動させて遊技盤全体を遊技盤装着枠内に嵌め込み、次いで各ロック手段の操作つまみを操作して遊技盤装着枠内で遊技盤を固定する。
そして、遊技盤を遊技盤装着枠から取り外す場合には、各ロック手段による遊技盤の固定を解除した後、遊技盤の右辺側の上部等の適当箇所に指先を掛けて遊技盤の右辺側を遊技盤装着枠から引き出した後、遊技盤を遊技盤装着枠から抜き取る。
特開2005−118353号公報
従来の弾球遊技機では、遊技盤を遊技盤装着枠から取り外す場合の作業が非常に困難で時間を要する欠点がある。何故ならば、遊技盤は前面の遊技領域には液晶式の表示手段、入賞手段等の遊技部品が装着され、また表示手段、入賞手段等の遊技部品の一部が遊技盤の裏側に突出すると共に、それらの突出部分を覆う裏カバーが遊技盤の裏側に設けられ、しかもその裏カバー等に各種の制御基板が収納された基板ケースが装着されており、遊技盤側の重量が非常に大である上に、遊技盤が遊技盤装着枠に嵌合した状態では、遊技盤に指を掛ける隙間が少なく、構造的に遊技盤に指先を掛け難くなっている。
また近時の弾球遊技機では、遊技盤装着枠の右下隅の裏側に枠側ジョイント部を、遊技盤の右下隅の裏面に盤側ジョイント部を対向させて設け、遊技盤を遊技盤装着枠に嵌合させたときに、盤側ジョイント部と枠側ジョイント部とのコネクタ同士が電気的に接続するように構成したものがある。
このような接続方式を採用した弾球遊技機では、コネクタ同士の接続を容易且つ確実にする必要から、遊技盤装着枠内での遊技盤の遊び量を極僅かに抑えており、しかも遊技盤を遊技盤装着枠から取り外すときに、コネクタの摩擦抵抗に抗して遊技盤の右辺側を遊技盤装着枠から抜き取る必要があり、遊技盤の取り外しが益々困難になる傾向にある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、遊技盤装着枠から遊技盤を取り外す際に、ロック手段の操作を利用して遊技盤装着枠内の遊技盤を開放側に押し出すことにより、遊技盤を遊技盤装着枠から容易に取り外すことができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技盤装着枠に遊技盤の左右方向の一端側を挿入した後、他端側を押圧して前記遊技盤装着枠内に前記遊技盤を着脱自在に嵌合し、前記遊技盤装着枠の左右方向の他端側に設けられ且つ前記遊技盤の切り欠き部に対して嵌脱自在なロック手段により前記遊技盤を前記左右方向の一端側に押圧して前記遊技盤装着枠内で固定するようにした弾球遊技機において、前記ロック手段は前後方向の回動軸と、該回動軸に固定された操作つまみと、前記回動軸に固定され、且つ前記操作つまみをロック位置へと操作したときに前記切り欠き部の内周の被押圧面を前記左右方向の一端側へと押圧し前記操作つまみを着脱位置にしたときに押圧を解除する押圧部とを備え、前記操作つまみを前記着脱位置から前記ロック位置とは反対の押し出し位置へと操作したときに前記遊技盤の他端側を前記遊技盤装着枠から開放側へと押し出すカム機構を備え、該カム機構は前記切り欠き部内に設けられた押し出しカム部と、前記回動軸の外周に設けられ且つ前記操作つまみを前記押し出し位置へと操作したときに前記押し出しカム部を摺動して前記遊技盤を前記開放側へと押し出すカム従動部とを備え、前記ロック手段は前記操作つまみを前記着脱位置にしたときに前記切り欠き部に対して嵌脱自在であり、前記押し出し位置側で前記押し出しカム部、前記カム従動部間の外力を解除したときに前記操作つまみを前記着脱位置へと戻す戻し手段を備えたものである。
また別の本発明は、遊技盤装着枠に遊技盤の左右方向の一端側を挿入した後、他端側を押圧して前記遊技盤装着枠内に前記遊技盤を着脱自在に嵌合し、前記遊技盤装着枠の左右方向の他端側に設けられ且つ前記遊技盤の切り欠き部に対して嵌脱自在なロック手段により前記遊技盤を前記左右方向の一端側に押圧して前記遊技盤装着枠内で固定するようにした弾球遊技機において、前記ロック手段は前後方向の回動軸と、該回動軸に固定された操作つまみと、前記回動軸に固定され、且つ前記操作つまみをロック位置へと操作したときに前記切り欠き部の内周の被押圧面を前記左右方向の一端側へと押圧し前記操作つまみを着脱位置にしたときに押圧を解除する押圧部とを備え、前記操作つまみを前記着脱位置から前記ロック位置とは反対の押し出し位置へと操作したときに前記遊技盤の他端側を前記遊技盤装着枠から開放側へと押し出すカム機構を備え、該カム機構は前記切り欠き部内に設けられたカム従動部と、前記回動軸の外周に設けられ且つ前記操作つまみを前記押し出し位置へと操作したときに前記カム従動部が摺動して前記遊技盤を前記開放側へと押し出す押し出しカム部とを備え、前記ロック手段は前記操作つまみを前記着脱位置にしたときに前記切り欠き部に対して嵌脱自在であり、前記押し出し位置側で前記押し出しカム部、前記カム従動部間の外力を解除したときに前記操作つまみを前記着脱位置へと戻す戻し手段を備えたものである。
本発明によれば、遊技盤装着枠から遊技盤を取り外す際に、ロック手段を操作することにより、カム機構によって遊技盤装着枠内の遊技盤を開放側に押し出すことができ、遊技盤を遊技盤装着枠から容易に取り出すことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。
前枠3は合成樹脂製で、図2〜図5に示すように外枠2の前面側に当接する矩形枠部4と、この矩形枠部4内の下部に配置された下部装着部5と、矩形枠部4内の上部に配置された上部装着部6とを一体に備え、下部装着部5に発射手段7等が、上部装着部6に遊技盤装着枠8を介して遊技盤9が夫々配置されている。前枠3は矩形枠部4の左右一端側、例えば左側に設けられた上下方向のヒンジ10により外枠2に開閉、着脱自在に枢支されている。
前枠3の前側には、図1に示すように、下部装着部5の前側に対応する前開閉板11と、上部装着部6の前側に対応するガラス扉12とがヒンジ10と同じ側のヒンジ13により開閉自在に枢支されている。前開閉板11には、その前側に発射手段7に供給するための遊技球を貯留する供給皿14、発射手段7を作動させるための発射ハンドル15等が設けられている。
ガラス扉12は前面に合成樹脂製の化粧カバー16が装着された扉枠17と、この扉枠17に装着されたガラスユニット18とを備え、ガラスユニット18を介して遊技盤9の遊技領域を透視可能になっている。
下部装着部5は横長状であって、前側の左右方向の略中央に発射手段7が、その一側に下部スピーカ19が夫々配置されている。発射手段7は下部装着部5に固定された板金製の支持板20と、この支持板20の前面に装着された発射レール21と、支持板20の前面で前後方向の駆動軸廻りに揺動自在に支持された打撃槌22と、支持板20の裏側に装着され且つ打撃槌22を打撃方向に駆動するロータリソレノイド等の発射駆動手段23等を備え、発射ハンドル15を操作したときに発射駆動手段23により打撃槌22を打撃方向(時計廻り)に間欠的に駆動することにより、供給皿14から発射レール21上に供給された遊技球を発射レール21に沿って打撃して遊技盤9側に発射させるようになっている。
上部装着部6は前枠3を閉じたときに外枠2の内側に嵌合する後ろ向き膨出状であって、この上部装着部6には前部側に遊技盤9を装着可能な遊技盤装着枠8が設けられ、後側に遊技盤9の後部側を略覆う後部ケース24が設けられている。なお、上部装着部6の上部側には左右一対の上部スピーカ25が着脱自在に装着されている。
遊技盤9は図2に示すように、その前面側には発射手段7からの遊技球を遊技領域26の上部側へと案内する外レール27、内レール28等のガイドレールが遊技領域26の外周に設けられ、また遊技領域26内に液晶表示手段(画像表示手段)29の他、通過ゲート30、開閉式入賞手段31、大入賞手段32、普通入賞手段33等の各種遊技部品が装着されている。外レール27と内レール28との下端間は、遊技盤9の下端の左右方向の一側で下方に開放しており、その開放部分が発射手段7からの遊技球を受け入れる球受け入れ口34となっている。
遊技盤9の裏面側には、図6に示すように、液晶表示手段29等の遊技部品を後側から覆う裏カバー35と、この裏カバー35の下側に配置された集球ケース36と、この集球ケース36の側方下部に配置された盤側ジョイント部37とが装着されている。盤側ジョイント部37は遊技盤装着枠8に対する遊技盤9の装着時に前枠3側の枠側ジョイント部38(図4参照)との間で前枠3側と遊技盤9側との電気系統を一括して接続するためのもので、球受け入れ口34と反対側の下部に配置されている。
集球ケース36の背面には主制御基板39が格納された主基板ケース40が着脱自在に装着され、また裏カバー35の背面側には演出制御基板41が格納された演出基板ケース42と、液晶制御基板43が格納された液晶基板ケース44とが夫々着脱自在に装着されている。
盤側ジョイント部37は主制御基板39の信号出力部に接続された盤側コネクタ48、主制御基板39の電源部に接続された盤側コネクタ49、演出制御基板41の演出信号出力部に接続された盤側コネクタ50、演出制御基板41、液晶制御基板43の電源部に接続された盤側コネクタ51等を備えている。各盤側コネクタ48〜51は横長状であって、上下方向に所定の間隔を置いて略平行に配置されている。
遊技盤装着枠8は図3〜図5に示すように、遊技盤9を上下、左右から取り囲む上下一対の横枠部52及び左右一対の縦枠部54と、この各横枠部52及び縦枠部54の後端側から内周へと突出して遊技盤9の裏面外周部が前側から当接する各一対の後壁部56,57とを備え、遊技盤9を前側から着脱自在に嵌合するように前側が開放する矩形状に構成されている。
遊技盤装着枠8内には、図3〜図5に示すように、遊技盤9の球受け入れ口34に近い左側に係合突起60と付勢手段61とが上下方向に2個(複数個)設けられ、また反対側にロック手段62が上下方向に2個(複数個)設けられている。
係合突起60は遊技盤装着枠8に遊技盤9を装着するときに遊技盤9の球受け入れ口34に近い左端縁を係合するためのもので、後壁部57との間に遊技盤9の厚さ分の間隔をおいて左側の縦枠部54に設けられている。各付勢手段61は遊技盤装着枠8に遊技盤9を装着したときに、遊技盤9の前面端部が係合突起60に当接すべく遊技盤9を裏側から押圧するためのもので、板バネ等の弾性体により構成されている。なお、付勢手段61は後部ケース24の周壁部24aの内側で後壁部57から後方に凹入する取り付け部59等の適当箇所に取り付けられている。
ロック手段62は遊技盤装着枠8内の遊技盤9を固定するためのもので、遊技盤9を遊技盤装着枠8に嵌め込んだときに、遊技盤9の上下の凹入部58に装着された固定部材64の切り欠き部63内に嵌合するように遊技盤装着枠8の後壁部56から前側に突出している。またこのロック手段62と遊技盤9との間には、ロック手段62の操作により遊技盤装着枠8内の遊技盤9を開放側である前側へと押し出す押し出し手段65が設けられている。
各ロック手段62は、図3〜図5に上下のロック手段62を示し、図7〜図9に上側のロック手段62を示すように、遊技盤装着枠8の各横枠部52の後壁部56から前向きに突設された略前後方向の回動軸66と、この回動軸66の前端側に固定された操作つまみ67と、回動軸66の前後方向の中間部分に固定された押圧部68とを一体に備えている。なお、操作つまみ67は着脱位置にしたときに遊技盤9の切り欠き部63内を通過可能である。
回動軸66は後壁部56を裏側に貫通して、その後端の偏平状等の支持部69が後壁部56の裏側の円筒状の保持部70に嵌合され、保持部70内で有底円筒状の押え部材71により後方への移動が規制されており、操作つまみ67が着脱位置aから左右両側のロック位置bと押し出し位置cとの間で回動するように前後方向の軸心廻りに回動自在である。
押え部材71は保持部70に対して裏側から着脱可能に係合爪72により係止されており、この押え部材71と支持部69との間に、操作つまみ67を着脱位置aとロック位置bとに位置決めする位置決め手段73が設けられている。押え部材71の裏側のリブ71aには、後部ケース24の基板取り付け台等の裏部材74から前側に突出する廻り止め部75の前端が係合し、この廻り止め部75により押え部材71が前後方向の軸心廻りに回転しないようにしている。なお、後壁部56には保持部70内に開口76が形成され、この開口76を経て回動軸66、操作つまみ67及び押圧部68が後壁部56の前側へと挿脱自在に挿入されている。
押圧部68は操作つまみ67をロック位置bへとX矢示方向に回動操作したときに、ロック開始・解除位置dで遊技盤9の凹入部58に形成された被押圧面77の押圧を開始し、ロック位置bで遊技盤装着枠8内の遊技盤9をロックするようになっている。また押圧部68は操作つまみ67をロック位置bから着脱位置aへとY矢示方向に回動操作したときに、ロック開始・解除位置dで凹入部58の被押圧面77から外れて遊技盤9のロックを解除するようになっている。
なお、この実施例では、球受け入れ口34に近い左下の隅を原点位置として遊技盤9を装着しているため、遊技盤装着枠8の遊技盤9を左の縦枠部54と下の横枠部52とが交差する隅部に向かって押圧すべく、下側のロック手段62は遊技盤9を左方向に、上側のロック手段62は遊技盤9を左斜め下方に夫々押圧するようになっている。
遊技盤9の上下の凹入部58には略U字状の固定部材64が接着、ネジ止め等により装着されている。この固定部材64は、凹入部58の内周に対応する略U字状の周壁80と、この周壁80の前後両端から外側に屈曲する前縁81及び後縁82とを備え、その前縁81と後縁82とにより凹入部58の外周で遊技盤9を前後両側から挟むように、凹入部58の上下方向の開口端側から嵌合されている。周壁80の内側が切り欠き部63となっている。
この固定部材64は操作つまみ67の裏側近傍で回動軸66側へと突出する左右一対の突出部83をその前縁81に有し、その各突出部83の前面側には操作つまみ67をロック位置bにしたときに、操作つまみ67の裏面が前側から当接して遊技盤9を遊技盤装着枠8の後壁部56へと押圧するための突部84が夫々設けられている。
なお、固定部材64の周壁80には、遊技盤9の凹入部58に形成された被押圧面77が周壁80から内側に露出するように、少なくとも被押圧面77に対応する切り欠き部85が形成されている。被押圧面77は固定部材64の周壁80に形成してもよい。
各押し出し手段65は操作つまみ67による回動軸66の回動操作により遊技盤9を押し出すカム機構86を有し、このカム機構86は固定部材64の周壁80から内側に突出する螺旋円弧状の押し出しカム部89と、押圧部68の先端側前面等の回動軸66側の適当箇所に突出状に形成されたカム従動部90とを備えている。なお、押圧部68の前面部分をカム従動部90としてもよい。またカム従動部90は押圧部68とは別に回動軸66に設けてもよい。
押し出しカム部89は着脱位置aに対してロック開始・解除位置dと反対側において、着脱位置aの近傍の押し出し開始位置eと、着脱位置aから離れた押し出し位置cとに跨がって正面視円弧状に形成されると共に、押し出し開始位置eが前側となり、押し出し位置cが後側となるように側面視で徐々に前後方向に傾斜状に形成されている。
そして、カム機構86は、操作つまみ67をY矢示方向に操作したときに押し出し開始位置eでカム従動部90が押し出しカム部89の裏側に当接して、押し出し位置cへと摺動する間に押し出しカム部89を介して遊技盤9を前側へと押し出すようになっている。なお、押し出しカム部89の内周は、遊技盤9の押し出し時に操作つまみ67と干渉しないように操作つまみ67の先端よりも外側になっている。
枠側ジョイント部38は、原点位置と反対位置にある下側のロック手段62の上近傍において、後部ケース24の下隅部に裏側から着脱自在に装着されている。この枠側ジョイント部38は、後部ケース24に固定されたジョイントケース92と、このジョイントケース92の前面側に各盤側コネクタ48〜51に対応して装着された枠側コネクタ93〜96とを備え、遊技盤9の着脱時に各盤側コネクタ48〜51が枠側コネクタ93〜96に着脱自在に接続可能である。
なお、枠側コネクタ93〜96は前枠3側の払い出し制御基板、電源基板、ガラス扉の前面側の装飾ランプ(図示省略)を制御する装飾制御基板等の所定の基板に接続されている。
上記構成のパチンコ機において、前枠3の遊技盤装着枠8に遊技盤9を装着する場合には、先ずガラス扉12を開放し、次いで遊技盤装着枠8の下の横枠部52上に遊技盤9を載せてその左端を縦枠部54側の後壁部57と係合突起60との間に当接する。そして、係合突起60との係合部分を支点として遊技盤9の右側を後方へと押圧して遊技盤9を遊技盤装着枠8内に押し込む。
このとき各ロック手段62の操作つまみ67を着脱位置aに合わせて位置決め手段73により位置決めしておけば、遊技盤装着枠8に遊技盤9を押し込むときに、操作つまみ67が固定部材64の周壁80内を相対的に通過して遊技盤9の前面側へと突出する。
そして、遊技盤9の裏面が遊技盤装着枠8の後壁部56,57に当接した後、各ロック手段62の操作つまみ67を着脱位置aからロック位置b側へとX矢示方向に回動操作すると、操作つまみ67をロック開始・解除位置dまで操作したときに押圧部68が被押圧面77に接触し、操作つまみ67の回動に伴って押圧部68が被押圧面77を押圧して遊技盤9を遊技盤装着枠8の左下隅の原点位置側へと押し付ける。また操作つまみ67がロック位置bまで回動すると、操作つまみ67が固定部材64の突部84に前面側から当接して遊技盤9を遊技盤装着枠8の後壁部56へと押し付ける。従って、各ロック手段62の操作つまみ67をロック位置bまで操作すれば、このロック手段62により遊技盤9を遊技盤装着枠8内で固定することができる。
一方、左下隅の原点位置を基準に遊技盤9を遊技盤装着枠8内に挿入して行くときに、遊技盤9の各盤側ジョイント部37の盤側コネクタ48〜51と前枠3側の枠側ジョイント部38の枠側コネクタ93〜96とが前後に対応し、遊技盤9が遊技盤装着枠8の後壁部56に当接するまでの間に盤側コネクタ48〜51と枠側コネクタ93〜96とが電気的に接続する。このため遊技盤9を装着した後に手作業によってコネクタ相互を接続する煩わしさを解消できる。なお、盤側コネクタ48〜51、枠側コネクタ93〜96は雄雌構造であればよい。
遊技盤9の交換、保守、点検等で遊技盤装着枠8から遊技盤9を取り外す場合には、先ずロック手段62の操作つまみ67をロック位置bから着脱位置a側へとY矢示方向に操作して、ロック手段62による遊技盤9のロックを解除する。このとき操作つまみ67をY矢示方向に操作すれば、操作つまみ67が突部84から外れる。また押圧部68が回動軸66と一体にY矢示方向に回動してロック開始・解除位置dを通過したときに被押圧面77から外れる。これによってロック手段62による遊技盤9のロックを解除することができる。
続いて遊技盤9を遊技盤装着枠8から前側に抜き取ればよい。しかし、遊技盤9は遊技盤装着枠8内に密に嵌合している上に、盤側ジョイント部37が枠側ジョイント部38に接続している。このため遊技盤9の右端縁等に指を掛けて遊技盤9を遊技盤装着枠8から前側へと取り出すことは困難である。しかし、各ロック手段62の操作つまみ67をY矢示方向に操作すれば、押し出し手段65により遊技盤9の端部側を前側へと押し出すことができるので、遊技盤9を遊技盤装着枠8から容易に取り出すことができる。
即ち、操作つまみ67を着脱位置aから押し出し位置cへとY矢示方向に操作すると、押し出し開始位置eで押圧部68の先端側のカム従動部90が押し出しカム部89の裏側に当接する。そして、操作つまみ67の回動操作に伴ってカム従動部90が押し出しカム部89の裏面を押し出し位置cへと摺動するため、図9に二点鎖線で示すように押し出しカム部89の傾斜角度に応じて遊技盤9が前側へとZ方向に押し出されて行き、押し出し位置cに達したときに遊技盤9の右端側が遊技盤装着枠8から前側へと突出する。
このようにして上下のロック手段62の操作つまみ67を操作し、遊技盤9の右端側を遊技盤装着枠8から前側に押し出した後、その右端側に指を掛けて遊技盤9を抜き取れば、遊技盤9を遊技盤装着枠8から前側へ容易に取り外すことができる。
また上下のロック手段62が遊技盤9に対して盤側ジョイント部37、枠側ジョイント部38と同じ側にあり、その操作つまみ67を操作することにより押し出し手段65を構成するカム機構86により遊技盤9の右端側を前方へと押し出すため、遊技盤9が前側に移動するときに、盤側ジョイント部37を枠側ジョイント部38から容易に外すことができる。
しかもロック手段62の操作により、押し出し手段65を介して遊技盤9を前方へと押し出すため操作が容易である。またロック手段62による遊技盤9のロックを解除した後に、押し出し手段65が遊技盤9を押し出すため、遊技盤9を無理なく押し出すことができる。更に押し出し手段65をカム機構86により構成しているため、構造的にも簡単である。
図10〜図16は本発明の第2の実施例を例示する。この実施例の押し出し手段65は図10〜図15に示すように、回動軸66に形成された押し出しカム部89と、固定部材64側から突出する突起状のカム従動部90とを有するカム機構86により構成されている。回動軸66は円筒部100を有し、その円筒部100の外周に押圧部68の他に切り欠き部101が設けられている。
回動軸66は操作つまみ67が着脱位置aとその両側のロック位置bと押し出し位置cとに対応するように前後方向の軸心廻りに回動自在であり、外力が解除されたときに操作つまみ67を着脱位置aに戻すための捩じりコイルバネ等の戻しバネ102が設けられ、その着脱位置aで位置決め手段73により位置決め可能になっている。なお、戻しバネ102により戻し手段が構成されている。
戻しバネ102は支持部69の外周に套嵌されており、その一端が支持部69に、他端が保持部70に夫々係止され、回動軸66を着脱位置a側へと付勢している。位置決め手段73は支持部69の外周面に周方向に形成された溝103と、保持部70の凹部104内に挿入され且つ溝103内に突出する位置決め片105と、この位置決め片105を溝103側に付勢するバネ106とを備えている。溝103はロック位置bと押し出し位置cとに跨がって支持部69の外周面に周方向に形成されると共に、操作つまみ67の着脱位置aに対応して、位置決め片105が入る位置決め凹部107が設けられており、操作つまみ67の着脱位置aで位置決め片105が位置決め凹部107に入って位置決めする。
切り欠き部101は図13、図14に示す如く遊技盤9の着脱時にカム従動部90と干渉しないように前側に開放状であって、操作つまみ67が着脱位置aのときにカム従動部90が切り欠き部101に対して出入り可能である。この切り欠き部101の最奥部には、操作つまみ67を着脱位置aからロック位置bへと回動させたときにカム従動部90の相対回動を起用する逃げ部108が形成され、また操作つまみ67を着脱位置aから押し出し位置cへと回動させたときにカム従動部90を介して遊技盤9を前側へと押し出す押し出しカム部89が傾斜状に形成されている。
なお、押し出しカム部89は回動軸66の外周に凹入状に形成されているが、回動軸66の外周に突出状に形成してもよい。また回動軸66の切り欠き部101は、図16に示すように逃げ部108の前側を切除したものでもよい。
固定部材64には突部84を有する突出部83の他に、周壁80の後端側の内周に支持壁109が突出形成され、この支持壁109の内周側にカム従動部90が形成されている。なお、ロック手段62、その他の構成は第1の実施例と略同様である。
通常、操作つまみ67は着脱位置aにあり、この状態で遊技盤9を遊技盤装着枠8に嵌め込む。そして、遊技盤9を遊技盤装着枠8内で固定するときには、ロック手段62の操作つまみ67をロック位置bへとX矢示方向に操作して、第1の実施例と同様に遊技盤9をロックする。遊技盤9を遊技盤装着枠8に嵌め込んだ状態では、図14に実線で示すように、カム従動部90は回動軸66の切り欠き部101の最奥部に位置し、操作つまみ67をX矢示方向に操作したときに、その切り欠き部101の逃げ部108内へと相対的に移動するが、回動軸66に対しては作用しない。
遊技盤9を取り外すときには、操作つまみ67を着脱位置aから押し出し位置cへとY矢示方向に回動操作する。するとカム従動部90に対して回動軸66が図14のY矢示方向に回動するため、その押し出しカム部89の傾斜面に沿ってカム従動部90が相対的にW矢示方向に摺動し、カム従動部90を介して遊技盤9を前方へと押し出す。
そして、操作つまみ67が押し出し位置cに達したときに、遊技盤9の右端側が遊技盤装着枠8から前側へと突出する。このとき操作つまみ67は固定部材64の周壁80内に入って支持壁109の前側に近接するが、操作つまみ67と固定部材64とが干渉することはない。
その後、操作つまみ67をX矢示方向に軽く操作するか、又は遊技盤9の右端側に指を掛ける等して遊技盤9を若干動かせば、押し出しカム部89からカム従動部90に掛かっていた外力が解除されるため、操作つまみ67、回動軸66が戻しバネ102により着脱位置aへと戻されて位置決め手段73により位置決めされる。そして、操作つまみ67が着脱位置aに戻った後、遊技盤9を遊技盤装着枠8から前側へと取り出せばよい。
この実施例のように戻しバネ102、その他の戻し手段により、ロック手段62の回動軸66、操作つまみ67が着脱位置aに自動的に復帰するようにしてもよい。
図17は本発明の第3の実施例を例示する。この実施例では、突出部83の内周の後端側にカム従動部90が設けられており、押し出し位置cの操作つまみ67とカム従動部90とが回動軸66の周方向に重ならないようになっている。他の構成は第2の実施例と同様である。
このようにすれば、遊技盤9を取り出す際に、押し出し位置cの操作つまみ67とカム従動部90とが干渉しないので、操作つまみ67を押し出し位置cまで操作した後、直ちに遊技盤9を前側に取り出すことができる。なお、操作つまみ67は戻しバネ102により着脱位置aに戻る。なお、戻しバネ102を省略して、操作つまみ67を着脱位置aに操作して戻すようにしてもよい。
図18〜図22は本発明の第4の実施例を例示する。この実施例では、図18〜図21に示すように、回動軸66の円筒部100の外周に形成された進入溝111、退避溝112、押し出し溝113と、固定部材64側に設けられ且つ各溝111〜113内を相対移動可能な可動突起式のカム従動部90とを備え、操作つまみ67が着脱・押し出し位置fにあるときに遊技盤9が着脱可能であり、また操作つまみ67をロック位置bから着脱・押し出し位置fへと回動操作したときに、遊技盤9のロックを解除した後、押し出し手段65により遊技盤9を前方へと押し出すようになっている。
円筒部100の外周には、図21に示すように出入り口110から後方に延びる進入溝111と、この進入溝111の後端側から斜め後方に傾斜しながら周方向に延びる退避溝112と、退避溝112の先端から出入り口110へと延びる押し出し溝113とが略三角形状に形成されている。
退避溝112にはその前縁81側にカム従動部90を後側に退避させるための退避カム部114が、押し出し溝113にはその後縁82側にカム従動部90を介して遊技盤9を押し出すための押し出しカム部89が夫々設けられており、操作つまみ67を着脱・押し出し位置fからロック位置bへとX矢示方向に回動操作したときに退避カム部114がカム従動部90を後側に退避させるように案内し、逆に操作つまみ67をロック位置bから着脱・押し出し位置fへとY矢示方向に回動操作したときに、押し出しカム部89がカム従動部90を遊技盤9の押し出し方向に案内するようになっている。
なお、回動軸66の外周側は、図22に示すように三角形状の突部115を形成し、この突部115に退避カム部114と押し出しカム部89とを設けてもよい。
カム従動部90は基部側に摺動部116を有し、その摺動部116が突出部83の外側に形成された摺動案内部117に前後方向に摺動自在に嵌合され、また周壁80の突出部83に形成された案内溝118から回動軸66側に突出している。そして、このカム従動部90は摺動部116とバネ受け119との間に介在されたバネ120により前側に付勢されている。なお、カム従動部90は周壁80の後端側に配置されている。他の構成は各実施例と略同様である。
遊技盤9を遊技盤装着枠8に嵌め込むときには、操作つまみ67を着脱・押し出し位置fにする。このときには回動軸66の出入り口110がカム従動部90に対応するので、遊技盤9を前側から遊技盤装着枠8に嵌め込んで行くと、カム従動部90が出入り口110から進入溝111内に進入し、その後端部に位置する。
遊技盤9をロック手段62により遊技盤装着枠8内で固定する場合には、操作つまみ67をロック位置bへとX矢示方向に回動操作すると、カム従動部90はバネ120に抗して退避カム部114により後方に押されながら退避溝112内を通過する。そして、退避カム部114を通過すると、カム従動部90はバネ120により前側に戻されて案内溝118の前端に係合する。
一方、操作つまみ67がロック開始・解除位置dまで回動すると、押圧部68が被押圧面77に接触して遊技盤9を押圧し、またロック位置bまで回動すると、操作つまみ67が突部84を介して遊技盤9を後方へと押圧するため、ロック手段62により遊技盤9を固定することができる。
遊技盤9を取り出す場合には、操作つまみ67をロック位置bから着脱・押し出し位置fへとY矢示方向に回動操作する。すると操作つまみ67がロック開始・解除位置dまで回動したときに押圧部68が被押圧面77から外れて、ロック手段62による遊技盤9のロックが完全に解除される。
その後、操作つまみ67が押し出し開始位置eまで回動すると、カム従動部90が押し出し溝113の押し出しカム部89に沿って摺動しながら押し出し溝113を通過するので、押し出しカム部89によりカム従動部90を介して遊技盤装着枠8内の遊技盤9が前側へと押し出される。そして、操作つまみ67が着脱・押し出し位置fに達すると、カム従動部90が出入り口110に対応するので、その状態で遊技盤9を遊技盤装着枠8から前側に取り出せばよい。
この場合には操作つまみ67をロック位置bから着脱・押し出し位置fへと回動軸66廻りに回動操作するだけで、ロック手段62による遊技盤9のロックを解除した後、押し出し手段65により遊技盤9を前側へと押し出すことができる。
以上、本発明の各実施例について詳述したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。実施例では操作つまみ67を前後方向の回動軸66廻りに操作して遊技盤9をロックするロック手段62を採用し、このロック手段62の操作つまみ67の操作に連動して押し出し手段65が遊技盤9を前側に押し出すようにしているが、押し出し手段65はロック手段62の操作により、遊技盤9を押し出すものであればよい。例えば、ロック手段62が遊技盤9の前面と略平行な支軸廻りに回動する操作レバーを操作して遊技盤9をロックするようなものであれば、押し出し手段65はその操作レバーの解除方向への操作に連動して遊技盤9を押し出すようにしてもよい。
また実施例のようにロック手段62の一部を利用して押し出し手段65を構成する場合に、上下一対のロック手段62の内、上又は下に押し出し手段65を設ける等、何れか一方のロック手段62に設けてもよいし、ジョイント部37,38に近い下のロック手段62に設けてもよい。
実施例では遊技盤装着枠8を前開放形として遊技盤9を前側から着脱するものを例示しているが、遊技盤装着枠8を後開放形として遊技盤9を後側から着脱するものでもよい。その場合には、押し出し手段65は遊技盤9を後側に押し出すように構成すればよい。盤側ジョイント部37、枠側ジョイント部38は省略してもよい。固定部材64は省略して、遊技盤9に直接切り欠き部63を形成してもよい。その場合、押し出し手段65の押し出しカム部89、カム従動部90等は遊技盤9側に直接設けてもよい。
押し出し手段65にカム機構86を採用する場合、そのカム機構86は回動軸66の回動により遊技盤9を開放側へと押し出す構造であれば十分であり、押し出しカム部89等の具体的な構造は適宜変更可能である。押し出し手段65は回動軸66の回動に連動して、遊技盤9の押し出し方向と反対側の面を押し出し方向へと押圧して押し出すようにしてもよい。また押し出し手段65に倍力機構を組み込んでもよい。
本発明の第1の実施例を示すパチンコ機の全体斜視図である。 同ガラス扉及び前面開閉板を取り外した状態での正面図である。 同前枠の斜視図である。 同前枠の斜視図である。 同要部の平面断面図である。 同遊技盤の背面図である。 同ロック手段、押し出し手段の要部の正面図である。 同ロック手段、押し出し手段の要部の平面断面図である。 同カム機構の展開図である。 本発明の第2の実施例を示すロック手段、押し出し手段の要部の正面図である。 同ロック手段、押し出し手段の要部の平面断面図である。 同遊技盤の切り欠き部側の斜視図である。 同操作つまみ、回動軸側の斜視図である。 同カム機構の展開図である。 同位置決め手段の展開断面図である。 同操作つまみ、回動軸側の斜視図である。 本発明の第3の実施例を示すロック手段、押し出し手段の要部の正面図である。 本発明の第4の実施例を示すロック手段、押し出し手段の要部の正面図である。 同ロック手段、押し出し手段の要部の平面断面図である。 同遊技盤の切り欠き部側の斜視図である。 同回動軸の展開図である。 同操作つまみ、回動軸側の斜視図である。
符号の説明
8 遊技盤装着枠
9 遊技盤9
62 ロック手段
63 切り欠き部
65 押し出し手段
66 回動軸
67 操作つまみ
86 カム機構
102 戻し手段

Claims (4)

  1. 遊技盤装着枠に遊技盤の左右方向の一端側を挿入した後、他端側を押圧して前記遊技盤装着枠内に前記遊技盤を着脱自在に嵌合し、前記遊技盤装着枠の左右方向の他端側に設けられ且つ前記遊技盤の切り欠き部に対して嵌脱自在なロック手段により前記遊技盤を前記左右方向の一端側に押圧して前記遊技盤装着枠内で固定するようにした弾球遊技機において、前記ロック手段は前後方向の回動軸と、該回動軸に固定された操作つまみと、前記回動軸に固定され、且つ前記操作つまみをロック位置へと操作したときに前記切り欠き部の内周の被押圧面を前記左右方向の一端側へと押圧し前記操作つまみを着脱位置にしたときに押圧を解除する押圧部とを備え、前記操作つまみを前記着脱位置から前記ロック位置とは反対の押し出し位置へと操作したときに前記遊技盤の他端側を前記遊技盤装着枠から開放側へと押し出すカム機構を備え、該カム機構は前記切り欠き部内に設けられた押し出しカム部と、前記回動軸の外周に設けられ且つ前記操作つまみを前記押し出し位置へと操作したときに前記押し出しカム部を摺動して前記遊技盤を前記開放側へと押し出すカム従動部とを備え、前記ロック手段は前記操作つまみを前記着脱位置にしたときに前記切り欠き部に対して嵌脱自在であり、前記押し出し位置側で前記押し出しカム部、前記カム従動部間の外力を解除したときに前記操作つまみを前記着脱位置へと戻す戻し手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 遊技盤装着枠に遊技盤の左右方向の一端側を挿入した後、他端側を押圧して前記遊技盤装着枠内に前記遊技盤を着脱自在に嵌合し、前記遊技盤装着枠の左右方向の他端側に設けられ且つ前記遊技盤の切り欠き部に対して嵌脱自在なロック手段により前記遊技盤を前記左右方向の一端側に押圧して前記遊技盤装着枠内で固定するようにした弾球遊技機において、前記ロック手段は前後方向の回動軸と、該回動軸に固定された操作つまみと、前記回動軸に固定され、且つ前記操作つまみをロック位置へと操作したときに前記切り欠き部の内周の被押圧面を前記左右方向の一端側へと押圧し前記操作つまみを着脱位置にしたときに押圧を解除する押圧部とを備え、前記操作つまみを前記着脱位置から前記ロック位置とは反対の押し出し位置へと操作したときに前記遊技盤の他端側を前記遊技盤装着枠から開放側へと押し出すカム機構を備え、該カム機構は前記切り欠き部内に設けられたカム従動部と、前記回動軸の外周に設けられ且つ前記操作つまみを前記押し出し位置へと操作したときに前記カム従動部が摺動して前記遊技盤を前記開放側へと押し出す押し出しカム部とを備え、前記ロック手段は前記操作つまみを前記着脱位置にしたときに前記切り欠き部に対して嵌脱自在であり、前記押し出し位置側で前記押し出しカム部、前記カム従動部間の外力を解除したときに前記操作つまみを前記着脱位置へと戻す戻し手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 前記押し出しカム部は前記被押圧面と反対側で前記切り欠き部内に周方向に設けられ、前記カム従動部は前記押圧部の先端に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  4. 前記カム従動部は前記被押圧面と反対側で前記切り欠き部内に設けられた突起状であり、前記押し出しカム部は前記回動軸の外周に周方向に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
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