JP5416508B2 - 遊技機のヒンジ装置 - Google Patents

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本発明は、構造が簡単で操作がしやすい遊技機のヒンジ装置に関する。
図7を参照し、特許文献1で開示された遊技機のヒンジ装置1について説明する。遊技機のヒンジ装置1は、固定側ヒンジ部材2;3がパチンコ機の例えば外枠と呼ばれる筐体51に上下に分かれて取り付けられ、可動側ヒンジ部材4;5がパチンコ機の例えば前枠と呼ばれる開閉体52に上下に分かれて取り付けられた状態において、固定側ヒンジ部材2;3と可動側ヒンジ部材4;5とが互いに嵌め込まれることによって、開閉体52が筐体51に装着される。
図8を参照し、上部の固定側ヒンジ部材2の構造について説明する。筐体51に取り付けられるヒンジ躯体11には、軸受部材44が固定される。軸受部材44には、軸収容部45が設けられる。レバー13がヒンジ躯体11にレバー軸31を回転中心として前後方向に揺動可能に取り付けられる。レバー13には、ガイド部46が設けられる。ヒンジ躯体11とレバー13とにわたって弾性体14とストッパー機構47とが設けられる。ストッパー機構47は、ストッパーピン48とストッパー孔49とからなる。そして、レバー13が弾性体14で付勢され、ストッパーピン48がストッパー孔49の一端部で受け止められることによって、レバー13が軸収容部45を閉塞する。
図9を参照し、上部の可動側ヒンジ部材4のヒンジ軸42が上部の固定側ヒンジ部材2に嵌め込まれる工程について詳述する。先ず、図9のA図に示すように、ストッパーピン48がストッパー孔49の一端部で受け止められ、レバー13が軸収容部45を閉塞した状態において、ヒンジ軸42が矢印X1で示すようにレバー13のガイド部46に向かって進入する。
次に、図9のB図に示すように、ヒンジ軸42がガイド部46に接触してレバー13を後側に押すと、レバー13がレバー軸31を回転中心として弾性体14を蓄勢させつつ後方に移動する。そして、図9のC図に示すように、ヒンジ軸42の進入が進行してガイド部46の先端部に到達すると、ストッパーピン48がストッパー孔49の他端部で受け止められ、ガイド部46の先端部が軸収容部45の開口の一端と整合する。
更に、図9のD図に示すように、ヒンジ軸42がガイド部46から軸収容部45に取り込まれるのに伴って、レバー13が弾性体14の弾力でレバー軸31を回転中心として前方に移動した後、レバー13が図9のA図に示す初期状態に戻ってヒンジ軸42を軸収容部45に回転可能に支持する。
図10を参照し、パチンコ機の筐体51と開閉体52とがヒンジ装置1で互いに連結された状態において、開閉体52を筐体51から取り外す場合について説明すると、人が指を上部の固定側ヒンジ部材2のヒンジ躯体11と上部の可動側ヒンジ部材4;5のヒンジ躯体11との間の隙間の奥に入れて、レバー13の一端部に設けられた操作部を前方に引き出す。そして、図9のC図に示すように、ストッパーピン48をストッパー孔49の他端部で受け止めさせ、ガイド部46の先端部を軸収容部45の開口の一端と整合させた状態を、上記操作部を操作した人が保持したまま開閉体52の上部を前方に移動するのに伴って、ヒンジ軸42が軸収容部45からガイド部46に移動して開閉体52を筐体51から取り外す。
以上のように特許文献1で開示された遊技機のヒンジ装置1は、ガイド部46がレバー13に設けられた構造、つまり、ガイド部46がレバー軸31を回転中心として前後方向に移動する構造であるので、レバー13の移動範囲を規制するストッパー機構47が必要であるという欠点がある。しかも、開閉体52を筐体51から取り外す場合には、人が指を上部の固定側ヒンジ部材2のヒンジ躯体11と上部の可動側ヒンジ部材4;5のヒンジ躯体11との間の隙間の奥に入れて、レバー13の一端部に設けられた操作部を前方に引き出さなければならず、操作性が悪いという欠点がある。
特許第3600651号公報
発明が解決しようとする課題は、レバーの移動範囲を規制するストッパー機構が必要であるうえ、開閉体を取り外す場合にレバーの操作性が悪いという点である。
本発明は、筐体側の固定側ヒンジ部材と開閉体側の可動側ヒンジ部材とを備えた遊技機のヒンジ装置において、可動側ヒンジ部材がヒンジ軸を備え、固定側ヒンジ部材がヒンジ躯体と固定ガイドとレバーと弾性体とを備え、ヒンジ躯体が筐体に取り付けられ、ヒンジ躯体には延設部と除去部とが設けられ、延設部がヒンジ躯体の取り付けられた筐体よりも前方に突出した形状であり、除去部が延設部の一端部側及び前部側を除去した形状であり、固定ガイドにはガイド部と軸収容部とが設けられ、ガイド部が前方に固定ガイドの存在しない状態で開放されると共に一端部側から他端部側に行くに従って徐々に前方に突出する曲線状であり、軸収容部がガイド部の他端部に連なると共にガイド部側に開口する形状であり、空間確保部が固定ガイドとヒンジ躯体の延設部との間に配置された状態で固定ガイドがヒンジ躯体の下側に取り付けられることによりレバー収容空間がヒンジ躯体の除去部で開放された形状としてヒンジ躯体の延設部と固定ガイドとの間に形成されると共にレバー収容空間の後部に弾性体受止部が配置されかつレバー収容空間の前部にレバー受止部が配置され、レバーがレバー収容空間に配置されると共にレバーの一端部が延設部又は固定ガイドの少なくとも一方に設けられるレバー軸を回転中心として回転可能に取り付けられ、レバーの他端部には規制部が設けられ、規制部の外縁部がレバー軸を中心とする1つの円周上に配置され、レバーのレバー軸と規制部との間の前部には操作部が設けられ、弾性体がレバー収容空間において弾性体受止部とレバーの他端部側とにわたって配置されることによりレバーの他端部側を前方に付勢し、レバーの他端部が弾性体で前方に付勢されることによりレバーの規制部が固定ガイドにおける軸収容部のガイド部側の開口を閉鎖してレバー受止部に衝突すると共にレバーの操作部がヒンジ躯体の除去部と固定ガイドにおけるガイド部の上記除去部への対応部分とよりも前方に配置され、その状態において、可動側ヒンジ部材のヒンジ軸がヒンジ躯体の除去部の前方から固定ガイドにおけるガイド部の一端部側に接触されて他端部側に動かされるのに伴ってガイド部で誘導される過程においてレバーの他端部側を後方に押し、レバーの規制部がレバー軸を回転中心としかつ弾性体の弾力に抗して後方に移動し、更に、可動側ヒンジ部材のヒンジ軸が固定ガイドのガイド部に誘導されて他端部側に移動して固定ガイドの軸収容部に取り込まれてレバーの規制部を他端部側に超えると、弾性体の弾力によってレバーの規制部がレバー軸を回転中心として前方に移動し、当該レバーの規制部が前方に移動する過程において可動側ヒンジ部材のヒンジ軸が固定ガイドの軸収容部とレバーの規制部とで支持される一方、可動側ヒンジ部材のヒンジ軸が固定ガイドの軸収容部とレバーの規制部とで支持された状態において、ヒンジ躯体の除去部と固定ガイドにおけるガイド部の上記除去部への対応部分とよりも前方に配置されたレバーの操作部がヒンジ躯体の除去部の前方から弾性体の弾力に抗して後方に押されるように操作されることにより、レバーの規制部がレバー軸を回転中心として後方に移動して固定ガイドにおける軸収容部の開口を開放し、可動側ヒンジ部材のヒンジ軸が固定ガイドの軸収容部からガイド部側へと引き抜けることを特徴とする。
本発明に係る遊技機のヒンジ装置は、ガイド部が固定ガイドに設けられたことによってガイド部が前後方向に移動しない構造であるので、レバーの一端部を回転中心とする前後方向への移動範囲を規制するストッパー機構が不要になる。しかも、可動側ヒンジ部材のヒンジ軸が軸収容部とレバーとで回転可能に支持された状態において、レバーが後方に押されて軸収容部を開放したたま、ヒンジ軸が軸収容部からガイド部へと引き抜かれることによって、ヒンジ軸と固定側ヒンジ部材との嵌め合いが解除される構造であるので、ヒンジ軸と固定側ヒンジ部材との嵌め合いの解除に対する操作性がよくなる。
実施の形態1のヒンジ装置を示す分解図。 実施の形態1のヒンジ装置を示す縦断面図 実施の形態1のヒンジ装置の作用を示す工程図。 実施の形態1のパチンコ遊技機を示す分解図。 実施の形態2のヒンジ装置を示す分解図。 実施の形態3の固定ガイドを示す斜視図。 従来のパチンコ遊技機を示す分解図。 従来の固定側ヒンジ部材を示す斜視図。 従来のヒンジ装置の作用を示す工程図。 従来のヒンジ装置を示す正面図。
「実施の形態1」
本明細書における「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図4の状態にパチンコ遊技機を置いて矢印Sで示す前側から見た場合に特定される方向である。
図4を参照し、遊技機についてパチンコ遊技機を例として説明する。パチンコ遊技機の遊技機枠は、外枠なる筐体51に本体枠なる開閉体52をヒンジ装置1で開閉可能に取り付ける構造である。開閉体52には遊技盤53及び図外の制御装置や図外の賞球払出機構が装着される。開閉体52の前部には、前扉54が図外のヒンジで開閉可能に取り付けられる。前扉54が閉じられた場合、遊技盤53の前面が前扉54の窓ガラスのような透明体55を通して視認可能となる。前扉54又は開閉体52には、球受皿56、球発射操作機構57、球貯蔵皿58が設けられる。
ヒンジ装置1は、筐体51に設けられる固定側ヒンジ部材2;3と開閉体52に設けられる可動側ヒンジ部材4;5とを備える。そして、固定側ヒンジ部材2;3と可動側ヒンジ部材4;5とが互いに嵌め込まれることによって、開閉体52が筐体51の前部に前後方向に片開き可能となるように装着される。ヒンジ装置1の特徴は、可動側ヒンジ部材4のヒンジ軸42を誘導する固定ガイド12が固定側ヒンジ部材2に設けられた構造である。その特徴的な構造については、図1乃至図3で説明する。
図1を参照し、ヒンジ装置1を構成する部品について説明する。固定側ヒンジ部材2は、ヒンジ躯体11、固定ガイド12、レバー13、弾性体14を備える。ヒンジ躯体11は、筐体51に取り付けられる部材であって、2つの取付片15;16を備える。2つの取付片15;16は、互いに直角に交差して1つの隅部を形成する。
取付片15が筐体51の上横片61の左上外側に螺子釘のような固定具17で固定され、取付片16が筐体51の左縦片62の左上外側に図外の螺子釘のような固定具で固定される。これによって、ヒンジ躯体11が筐体51に取り付けられて筐体51の上横片61と左縦片62とを互いに分離しないように支持する。
取付片15の前部には、延設部21が設けられる。延設部21は、筐体51よりも前方に突出し、取付孔22、除去部23、レバー受止部24、軸挿入孔25を備える。レバー受止部24は、延設部21の前部から下方に突出する。
固定ガイド12は、ヒンジ躯体11の下側に取り付けられる部材であって、ガイド部27、軸収容部28、弾性体受止部29、空間確保部30、レバー軸31、取付孔32を備える。ガイド部27は、前方に開放されてヒンジ軸42を横方向に誘導する部分として、右部から左方に行くに従って徐々に前方に突出する曲線状を形成する。軸収容部28は、ガイド部27の左端部で平面視左方に窪む半円形を形成する。
レバー13は、ヒンジ躯体11と固定ガイド12との間に右部を回転中心として前後方向に移動可能に配置される部材であって、軸受孔34、逃避部35、規制部36、操作部37を備える。軸受孔34は、レバー13の一端部としての右部に上下方向への貫通孔として設けられる。逃避部35は、前方に開放された凹部としてレバー13の前部に設けられる。規制部36は、レバー13の他端部としての左部に設けられる。規制部36の外縁部38は、軸受孔34を中心とする1つの円周上に配置される。
弾性体14の一端部がレバー13の後部に係留され、弾性体14の他端部が固定ガイド12の弾性体受止部29に係留されることによって、弾性体14はレバー13の規制部36の側を前方に弾力で付勢する。
固定側ヒンジ部材2が組み立てられる場合、先ず、レバー軸31と軸受孔34とが互いに嵌め合わされ、弾性体14がレバー13と弾性体受止部29との間に配置され、弾性体14の一端部がレバー13の後部に係留され、弾性体14の他端部が弾性体受止部29に係留される。
次に、レバー13がレバー受止部24よりも後方に位置する状態に保持され、固定ガイド12が延設部21の下側に配置され、レバー軸31のレバー13よりも上方に突出した上部が軸挿入孔25に挿入される。このようにレバー軸31の上下部が固定ガイド12と延設部21とで支持されると、ヒンジ軸31はふらつかないという利点がある。
そして、空間確保部30が延設部21の下面に接触することによって、固定ガイド12と延設部21との間に図2に示すレバー収容空間40が形成される。レバー収容空間40は、レバー13を前後方向に移動可能に収容する空間である。
図1に戻り、その後、固定具39が取付孔22;32に渡って装着されてヒンジ躯体11と固定ガイド12とを互いに結合する。これによって、レバー13が図2に示すようにレバー収容空間40に収容された態様となる。
図1において、可動側ヒンジ部材4は、開閉体52の左上部に取り付けられるヒンジ躯体41と、ヒンジ躯体41に設けられるヒンジ軸42とを備える。ヒンジ軸42は、ヒンジ躯体41よりも上方に突出する。
図3を参照し、遊技機のヒンジ装置1の動作として、ヒンジ軸42が固定側ヒンジ部材2に嵌め込まれる工程について説明する。図3のA図では、弾性体14で付勢されたレバー13が軸受孔34に嵌め込まれたレバー軸31を回転中心として前方に移動し、規制部36がレバー受止部24で受け止められ、逃避部35がガイド部27の右端部よりも後方に配置され、規制部36が軸収容部28の左側の開口を閉鎖し、操作部37がガイド部27の右端部よりも前方に配置されている。その状態において、ヒンジ軸42が仮想線で示す位置から実線で示す位置に移動してガイド部27の右端部に前方から接触する。
次に、図3のB図において、ヒンジ軸42が左方に動かされるのに伴ってガイド部27で誘導されつつ仮想線で示す位置から実線で示す位置に移動する過程において逃避部35と規制部36とを相互に繋ぐ縁部を後方に押し、レバー13がレバー軸31を回転中心としかつ弾性体14の弾力に抗して後方に移動する。
更に、ヒンジ軸42が図3のB図に実線で示す位置からガイド部27に誘導されつつ左方に移動して軸収容部28に取り込まれて規制部36を左側に超えると、弾性体14の弾力によってレバー13がレバー軸31を回転中心として前方に移動する。
そして、図3のC図に示すように、規制部36の外縁部38がレバー軸31を中心とする1つの円周上に配置されているので、レバー13がレバー軸31を回転中心として前方に移動する過程において、ヒンジ軸42が軸収容部28とレバー13とで回転可能に支持され、規制部36が軸収容部28の左側の開口を閉鎖してレバー受止部24に衝突する。
以上のように実施の形態1に係るヒンジ装置1は、ガイド部27が固定ガイド12に設けられた構造、つまり、ガイド部27が前後方向に移動しない構造であるので、レバー13の一端部のレバー軸31を回転中心とする前後方向への移動範囲を規制するストッパー機構が不要になるという利点がある。
しかも、図3のC図に示すように、ヒンジ軸42が軸収容部28とレバー13とで回転可能に支持された状態において、開閉体52(図1参照)が筐体51(図1参照)から取り外される場合には、図3のC図において、レバー13のガイド部27や除去部23よりも前方に位置する操作部37を人が指で後方に押す。そして、レバー13の他端部の規制部36が軸収容部28よりも後方に位置されて軸収容部28の左側の開口を開放したまま、ヒンジ軸42が軸収容部28からガイド部27へと引き抜かれることによって、ヒンジ軸42と固定側ヒンジ部材2との嵌め合いが解除される。
以上のように実施の形態1に係るヒンジ装置1は、ヒンジ軸42が軸収容部28とレバー13とで回転可能に支持された場合、人がレバー13を後方に押すだけでよいので、操作性がよいという利点がある。
「実施の形態2」
図5を参照し、実施の形態2に係る固定側ヒンジ部材2について説明する。レバー受止部24が平面視円弧状に形成され、弾性体14がコイルばねにより構成され、空間確保部30が固定ガイド12の左部及び後部に設けられた構造が図1に示す実施の形態1に相違する。
「実施の形態3」
図6を参照し、実施の形態2に係る固定側ヒンジ部材2について説明する。レバー受止部33が固定ガイド12に設けられている。これによって、図1や図4に示すレバー受止部24が固定側ヒンジ部材2から除去されてもよく、レバー受止部24が除去されれば、固定側ヒンジ部材2の構造が簡素になる。
図1及び図2において、レバー受止部24が固定ガイド12に設けられてもよく、軸挿入孔25は設けられなくてもよく、空間確保部30が延設部21に設けられてもよく、空間確保部30が固定ガイド12又は延設部21から分離された部品として構成されてもよく、レバー軸31がレバー13又は延設部21に設けられてもよく、レバー軸31が固定ガイド12又はレバー13又は延設部21から分離された部品として構成されてもよく、弾性体14がゴムで構成されてもよい。弾性体14がレバー13の規制部36を前側に押して停止する位置を調整するように弾性体14の形状を形成すれば、図1のレバー受止部24又は図6のレバー受止部33が設けられていない構造でもよい。
ヒンジ装置1の用いられる遊技機は、パチンコ遊技機に限定されるものではなく、パチンコ遊技機以外のスロットマシンのような遊技機にも用いられてもよい。構造が複雑になるものの、レバーの移動範囲を規制するストッパー機構がヒンジ躯体11とレバー13とに又は固定ガイド12とレバー13とにわたって設けられてもよい。
1はヒンジ装置、2;3は固定側ヒンジ部材、4;5は可動側ヒンジ部材、6乃至10は欠番、11はヒンジ躯体、12は固定ガイド、13はレバー、14は弾性体、15;16は取付片、17は固定具、18乃至20は欠番、21は延設部、22は取付孔、23は除去部、24はレバー受止部、25は軸挿入孔、26は欠番、27はガイド部、28は軸収容部、29は弾性体受止部、30は空間確保部、31はレバー軸、32は取付孔、33はレバー受止部、34は軸受孔、35は逃避部、36は規制部、37は操作部、38は外縁部、39は固定具、40はレバー収容空間、41はヒンジ躯体、42はヒンジ軸、50は欠番、51は筐体、52は開閉体、53は遊技盤、54は前扉、55は透明体、56は球受皿、57は球発射操作機構、58は球貯蔵皿、59;60は欠番、61は上横片、62は左縦片。

Claims (1)

  1. 筐体側の固定側ヒンジ部材と開閉体側の可動側ヒンジ部材とを備えた遊技機のヒンジ装置において、可動側ヒンジ部材がヒンジ軸を備え、固定側ヒンジ部材がヒンジ躯体と固定ガイドとレバーと弾性体とを備え、ヒンジ躯体が筐体に取り付けられ、ヒンジ躯体には延設部と除去部とが設けられ、延設部がヒンジ躯体の取り付けられた筐体よりも前方に突出した形状であり、除去部が延設部の一端部側及び前部側を除去した形状であり、固定ガイドにはガイド部と軸収容部とが設けられ、ガイド部が前方に固定ガイドの存在しない状態で開放されると共に一端部側から他端部側に行くに従って徐々に前方に突出する曲線状であり、軸収容部がガイド部の他端部に連なると共にガイド部側に開口する形状であり、空間確保部が固定ガイドとヒンジ躯体の延設部との間に配置された状態で固定ガイドがヒンジ躯体の下側に取り付けられることによりレバー収容空間がヒンジ躯体の除去部で開放された形状としてヒンジ躯体の延設部と固定ガイドとの間に形成されると共にレバー収容空間の後部に弾性体受止部が配置されかつレバー収容空間の前部にレバー受止部が配置され、レバーがレバー収容空間に配置されると共にレバーの一端部が延設部又は固定ガイドの少なくとも一方に設けられるレバー軸を回転中心として回転可能に取り付けられ、レバーの他端部には規制部が設けられ、規制部の外縁部がレバー軸を中心とする1つの円周上に配置され、レバーのレバー軸と規制部との間の前部には操作部が設けられ、弾性体がレバー収容空間において弾性体受止部とレバーの他端部側とにわたって配置されることによりレバーの他端部側を前方に付勢し、レバーの他端部が弾性体で前方に付勢されることによりレバーの規制部が固定ガイドにおける軸収容部のガイド部側の開口を閉鎖してレバー受止部に衝突すると共にレバーの操作部がヒンジ躯体の除去部と固定ガイドにおけるガイド部の上記除去部への対応部分とよりも前方に配置され、その状態において、可動側ヒンジ部材のヒンジ軸がヒンジ躯体の除去部の前方から固定ガイドにおけるガイド部の一端部側に接触されて他端部側に動かされるのに伴ってガイド部で誘導される過程においてレバーの他端部側を後方に押し、レバーの規制部がレバー軸を回転中心としかつ弾性体の弾力に抗して後方に移動し、更に、可動側ヒンジ部材のヒンジ軸が固定ガイドのガイド部に誘導されて他端部側に移動して固定ガイドの軸収容部に取り込まれてレバーの規制部を他端部側に超えると、弾性体の弾力によってレバーの規制部がレバー軸を回転中心として前方に移動し、当該レバーの規制部が前方に移動する過程において可動側ヒンジ部材のヒンジ軸が固定ガイドの軸収容部とレバーの規制部とで支持される一方、可動側ヒンジ部材のヒンジ軸が固定ガイドの軸収容部とレバーの規制部とで支持された状態において、ヒンジ躯体の除去部と固定ガイドにおけるガイド部の上記除去部への対応部分とよりも前方に配置されたレバーの操作部がヒンジ躯体の除去部の前方から弾性体の弾力に抗して後方に押されるように操作されることにより、レバーの規制部がレバー軸を回転中心として後方に移動して固定ガイドにおける軸収容部の開口を開放し、可動側ヒンジ部材のヒンジ軸が固定ガイドの軸収容部からガイド部側へと引き抜けることを特徴とする遊技機のヒンジ装置。
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