JP3895442B2 - パチンコ機における球受皿の球抜装置 - Google Patents

パチンコ機における球受皿の球抜装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機の前面に取着される球受皿の球抜装置に関し、特に球抜孔を開放状態に保持し得るようにしたパチンコ機における球受皿の球抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、球受皿の球抜孔を開放状態に保持し得るようにしたパチンコ機における球受皿の球抜装置として、例えば特開平7−8616号公報のものが知られている。
【0003】
この従来の球受皿の球抜装置は、球受皿の球抜孔を開閉するシャッター板と、該シャッター板の停止凹部に係脱する係合ピンを有する作動杆と、前記シャッター板をリンク機構を介して作動させる操作杆とを備え、該操作杆を押動して第2停止凹部に係合ピンを係合させることによりシャッター板を球抜孔を開放する位置に拘束すると共に、操作杆を押動して係合ピンと第2停止凹部との係合を解除することによりシャッター板を球抜孔を閉止する位置に移動させるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のパチンコ機における球受皿の球抜装置は、シャッター板,作動杆,リンク機構,操作杆を必要とするため、部品点数が増加し、しかも構造が複雑で組立てに手間が掛かりコストアップにつながっていた。
【0005】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、部品点数が少なく、かつ簡単な構造で球受皿の球抜孔を開放状態に保持し得るようにしたパチンコ機における球受皿の球抜装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のパチンコ機における球受皿の球抜装置は、パチンコ球を貯留する皿部を有する球受皿本体と、該球受皿本体に設けられた操作部材を押すことにより回動支軸を中心として回動し、球抜孔を開放する位置又は閉止する位置に移動する球抜部材と、該球抜部材を球抜孔を閉止する位置に付勢する付勢部材とからなり、前記回動支軸に挿通する球抜部材の軸通孔を回動支軸の直径より大きく形成して該球抜部材を回動支軸と軸通孔との間の隙間の範囲内で移動自在なように設けると共に、回動支軸又は軸通孔のいずれか一方に係合部を、他方には係合突起を球抜部材が球抜孔を開放する位置で係合するように設け、前記付勢部材に抗して球抜部材を移動させることにより、係合部と係合突起とを係合させ、該球抜部材を球抜孔を開放する位置に保持するようにしたものである。
【0007】
上記のように構成されたパチンコ機における球受皿の球抜装置は、操作部材を指で押すと球抜部材が付勢部材の付勢に抗して回動し、球抜孔を開放する方向に移動する。そして、球抜部材が球抜孔を開放する位置まで移動すると付勢部材の作用力により球抜部材が水平移動して係合部と係合突起とが係合し、該球抜部材を球抜孔を開放する位置に保持する。また、この状態で操作部材を指で押して球抜部材を押すと係合部と係合突起との係合が外れ、付勢部材の付勢により元の位置に回動して球抜孔を閉止する。
【0008】
なお、本発明のパチンコ機における球受皿の球抜装置は、パチンコ機の前面枠の前面に設けられる打球供給用の上部球受皿又は上部球受皿の余剰球を貯留する下部球受皿のいずれにも適用可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1はパチンコ機の正面図、図2は下部球受皿の斜視図、図3は下部球受皿の分解斜視図、図4は下部球受皿の要部分斜視図である。図において、1はパチンコ機の機枠、2は機枠1の前面に開閉自在に装着された前面枠である。前面枠2は、ほぼ中央に窓孔が形成されており、該窓孔の上部にガラス扉3が、その下部に前面板4がそれぞれ開閉自在に設けられている。前記ガラス扉3の後方であり、前面枠2の窓孔の裏面部分には遊技盤5が着脱自在に取付けられている。この遊技盤5の前面には円状の誘導レール6が設けられており、その誘導レール6で囲まれる領域が遊技領域として構成されている。また、前記前面板4の前面には誘導レール6の発射位置にパチンコ球を供給する打球供給用の上部球受皿7が設けられており、前面枠2の前面下部には上部球受皿7からの余剰球を貯留する下部球受皿8が装飾板9を介して設けられている。10は装飾板9に開設され前記余剰球を下部球受皿8に払い出す排出口であり、11は遊技領域へ発射されるパチンコ球の弾発力を調節する操作ハンドルである。
【0010】
次に図2ないし図4を参照して下部球受皿の構成について説明する。下部球受皿8は、パチンコ球を貯留する球受皿本体12と、該球受皿本体12の前面を覆うカバー部材13とから構成される。前記球受皿本体12は略中央にパチンコ球を貯留する皿部12aが凹窪状に形成されると共に、該皿部12aの上端外周縁に庇状の上面壁12bが延設され、後面は前記装飾板9の排出口10が臨むように開放しており、底壁には球抜孔14が開設される。また、皿部12aの下面に球抜孔14を塞ぐように皿状の支持枠15がビス16により固着されており、該支持枠15には球抜孔14と相対する位置にほほ同じ大きさの透孔17が設けられている。そして、支持枠15と球受皿本体12の間に挟まれるように操作部材18と球抜部材19と付勢部材としてのスプリング20が配設されている。
【0011】
操作部材18は、長さのほぼ中間が支軸21により水平方向へ回動自在に軸支されており、その前面部分は山形状に形成されて回動により支持枠15の切欠22から前方へ交互に突出する押圧部181,182が形成されている。また、支軸21より後方に係合溝部23が形成されている。
【0012】
前記球抜部材19は、前端に軸通孔24と係合片25が形成され、後端には前記球抜孔14を開閉する幅広の板状部26が一体に形成されている。この球抜部材19は、係合片25を操作部材18の係合溝部23に係合させると共に、軸通孔24を支持枠15に突設した回動支軸27に挿通して該回動支軸27を中心に水平回動自在なように支持されている。また、球抜部材19にはスプリング20の一端が連結されている。このスプリング20は図5における右方向、すなわち常に球抜部材19の板状部26が球抜孔14を閉止する方向に付勢するようになっている。このとき操作部材18の一方の押圧部181が支持枠15の切欠22から外方へ突出している。
【0013】
しかして、前記回動支軸27の後面には凹状の係合部28が形成されている。一方、球抜部材19の軸通孔24に前記係合部28に係合する係合突起29を設けると共に、軸通孔24は、回動支軸27の直径より大きい楕円孔として形成されており、球抜部材19が少なくとも球抜位置にいるとき回動支軸27と軸通孔24との間の隙間の範囲内で軸方向に移動できるようになっている。
【0014】
また係合突起29は、図5に示すように球抜部材19の板状部26が球抜孔14を閉止している状態において、回動支軸27の後方に位置し、かつ該球抜部材19の回動時に係合突起29をスプリング20の付勢により回動支軸27に接触させて球抜部材19の軸方向への移動を規制するようになっている。また図6に示すように球抜部材19の板状部26が球抜孔14を開放している状態において、回動支軸27の係合部28に係合し得るようになっている。
【0015】
次に、上記した球受皿の球抜装置の作用について図5及び図6を参照して説明すると、まず、図5実線で示すように球抜部材19の板状部26が球抜孔14を閉止している状態において、操作部材18の一方の押圧部181を指で押すと、該操作部材18が図5鎖線のように支軸21を支点として反時計廻り方向に回動し、これの係合溝部23で球抜部材19の係合片25を前方へ引き寄せる。これによって、球抜部材19がスプリング20の付勢に抗して回動支軸27を中心に反時計方向に回動し、板状部26が球抜孔14を開放する方向に移動する。このとき、球抜部材19はスプリング20の付勢により前方に移動しようとするが係合突起29が回動支軸27と接触してその前方への移動が規制される。
【0016】
一方、図6鎖線で示すように球抜部材19の板状部26が球抜孔14を開放する位置まで移動するとスプリング20の付勢により図6実線に示すように前方に移動して係合突起29が回動支軸27の係合部28に係合し、該球抜部材19をその回動位置に保持する。このため、押圧部181から指を離しても球抜部材19は球抜孔14を開放した状態に保持されることになり、皿部12aのパチンコ球は球抜孔14から流出する。
【0017】
次に、球抜孔14を閉止するには、操作部材18の他方の操作部182を指で押すと、操作部材18が図6鎖線のように支軸21を支点として時計廻り方向に回動し、これの係合溝部23で球抜部材19の係合片25を押動する。これによって、球抜部材19が回動支軸27と軸通孔24との間の隙間によって後方に押されて係合突起29が回動支軸27の係合部28から外れる。このため、球抜部材19はスプリング20の付勢により回動支軸27を中心に時計廻り方向に回動し、球抜部材19が図5実線に示す元の位置に戻されて板状部26により球抜孔14が閉止される。
【0018】
なお、上記した実施の形態では、球抜部材19の軸通孔24を楕円孔として示したが、回動支軸27より大径の円孔であってもよい。また、回動支軸27に係合部28を設け、球抜部材19の軸通孔24に係合突起29を設けた実施の形態を示したが、図7に示すように球抜部材19の軸通孔24に係合部28を設け、回動支軸27に係合突起29を設けるようにしても図7鎖線で示すように球抜孔14を開放状態に保持できる。
【0019】
図8および図9に示す第2実施の形態は、操作部材18Aの後面に突起部30と突段部31とを設け、操作部材18Aの突起部30で球抜部材19Aの係合片25を図8鎖線で示すように押して該球抜部材19Aを回動させることにより該球抜部材19Aを図9実線で示す球抜孔14を開放する位置に移動させるようにしたものである。そして図9鎖線で示すように操作部材18Aの突段部31を球抜部材19Aの前端32に接触させることにより該球抜部材19Aを押して係合部28と係合突起29との係合を外すようになっている。
【0020】
また、図10に示す第3実施の形態は、操作部材18BにL字形に屈曲する腕部33を設けると共に、球抜部材19Bに側片34を設け、図10鎖線で示すように腕部33で球抜部材19Bの側片34を押して該球抜部材19Bを回動させることにより板状部26を球抜孔14を開放する位置に移動させるようにしたものである。その他の構成は第2実施の形態と同じである。
【0021】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、操作部材を指で押すだけの簡単な操作で球抜部材を球抜孔を開放する位置に保持し、又はその保持を解除して球抜孔を閉止することができるので、球受皿に貯留されるパチンコ球の球抜操作を極めて容易に行うことができる。
【0022】
また、構造が簡単で従来の球抜装置に較べて部品点数が少なくて済み、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の正面図である。
【図2】本発明に係る球抜き装置が組込まれた下部球受皿の斜視図である。
【図3】図2の下部球受皿の分解斜視図である。
【図4】図2の下部球受皿の要部分解斜視図である。
【図5】球抜き孔を閉止した状態の要部平面図である。
【図6】球抜き孔を開放した状態の要部平面図である。
【図7】他の実施の形態の要部平面図である。
【図8】他の実施の形態の球抜孔を閉止した状態の要部平面図である。
【図9】図8の球抜孔を開放した状態の要部平面図である。
【図10】他の実施の形態の作用を説明する要部平面図である。
【符号の説明】
12 球受皿本体
12a 皿部
14 球抜孔
18,18A,18B 操作部材
19,19A,19B 球抜部材
20 スプリング(付勢部材)
24 軸通孔
27 回動支軸
28 係合部
29 係合突起

Claims (1)

  1. パチンコ球を貯留する皿部を有する球受皿本体と、該球受皿本体に設けられた操作部材を押すことにより回動支軸を中心として回動し、球抜孔を開放する位置又は閉止する位置に移動する球抜部材と、該球抜部材を球抜孔を閉止する位置に付勢する付勢部材とからなり、
    前記回動支軸に挿通する球抜部材の軸通孔を回動支軸の直径より大きく形成して該球抜部材を回動支軸と軸通孔との間の隙間の範囲内で移動自在なように設けると共に、回動支軸又は軸通孔のいずれか一方に係合部を、他方には係合突起を球抜部材が球抜孔を開放する位置で係合するように設け、前記付勢部材に抗して球抜部材を移動させることにより係合部と係合突起とを係合させ、該球抜部材を球抜孔を開放する位置に保持するようにしたことを特徴とするパチンコ機における球受皿の球抜き装置。
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