JP4456717B2 - パチンコ機の遊技球入賞装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機の遊技盤面上にてソレノイドの作動により開閉扉が前方へ傾倒することで遊技球を捕捉する遊技球入賞装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の遊技球入賞装置には従来から種々の形態が知られているが、大入賞口はいわゆる大当たり時にソレノイドを作動させることによって横長板状の開閉扉を前方へ傾倒させることで遊技球が捕捉されるように構成されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の上記大入賞口の構造では、開閉扉は、例えば針金のようなものをガラス枠内に差し込んで開閉扉を無理にこじ開けようとすると開いてしまうので、遊技球を不正に入球させ賞球を得ようとする不正行為が行われることがあった。
本発明の第1の目的は、このような不正行為を未然に防止しようとするものである。
【0004】
また、本発明の第2の目的は、開閉扉を開閉させる機構が、入賞球通路や入賞球検出センサ、入賞球通路切換機構等の邪魔とならないように構成できるようにするものである。また、大入賞口の上部遊技盤面に通常は液晶表示ディスプレイ等の表示装置が設けられるが、近年特にこの表示装置が大型化しているので、この邪魔とならないようにこの種の遊技球入賞装置を小型化することが必要になってきているが、本発明はこの要望にも応じられるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明の遊技球入賞装置は、遊技盤の前面に貼付される取付板に入賞口を開設し、開閉扉を該入賞口に合致する蓋板状に形成すると共に該開閉扉の一側背面に係合部を突設し、該開閉扉をその両側下縁部に遊技盤の盤面と平行でかつ略水平に設けられた枢軸によって該取付板に起立傾倒自在に支持し、該取付板の裏側で入賞口の一側に遊技盤の盤面と略直交する支軸を設け、基軸部と用軸部とからなる制動片を形成し該制動片に前記支軸を貫挿することにより該制動片を回転自在に支持し、スピンドルが遊技盤の盤面と平行でかつ水平に進退動するようにソレノイドを取付板の裏側に配置し、該ソレノイドには消磁されたときにスピンドルを進出させる復帰用コイルバネを設け、該スピンドルの先端を前記基軸部に連係し、該スピンドルが進出した状態では復帰用コイルバネの弾性により用軸部が前記係合部を押し下げた状態にて該用軸部が該係合部の後側面に当接し相対することで開閉扉が起立状態にロックされ、ソレノイドが励磁されスピンドルが退動すると前記用軸部が前記係合部の後側から移動することでロックが解除されるようにしたことを特徴とする。
また本発明は上記遊技球入賞装置において、用軸部を後側壁面に摺動自在に当接させることにより該用軸部が後方に撓むのを防止したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に図面に従い本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る遊技球入賞装置1および液晶表示ディスプレイ3等が遊技盤2に設けられたパチンコ機の正面図、図2はこの遊技球入賞装置1の正面図、図3はその平面図で、図4〜図6にその要部を正面図,平面図,横断面図にて夫々示す。図中、4は遊技盤2の前面に貼着される取付板、5は該取付板に開設された横長の大入賞口、6,6は該大入賞口5の両側に形成された普通入賞口である。
【0007】
7は該大入賞口5に合致する長方形蓋板状に形成された開閉扉で、該開閉扉7はその両側下縁部に遊技盤の盤面と平行でかつ略水平なるように設けられた枢軸8,8によって取付板4に起立傾倒自在に支持される。なお、該開閉扉7は枢軸8,8より前方に重心があることから無負荷時では前方に傾倒に大入賞口5が開く。9は該開閉扉7の一側背面に一体に形成された延片10より側方に突設した軸状の係合部である。
【0008】
また、11は基軸部12と用軸部13とからなるL字屈折状の制動片、14は取付板4の裏側で大入賞口5の一側に遊技盤の盤面と略直交するように設けられた支軸で、該支軸14を該制動片11の中心部に貫挿することにより該制動片11を回転自在に支持している。15は取付板4の裏側にスピンドル16が水平に進退動するように配置されたソレノイド、17は該スピンドルの先端に形成された円板18とソレノイド本体との間に介在した圧縮状の復帰用コイルバネである。
【0009】
そして、該円板18は前記基軸部12の先端に突設された一対のボス19,19間に臨んでいる。また、前記用軸部13の先端部は前記係合部9と次の関係を有するように相対していることによりロック機能を備える。即ち、ソレノイド15が消磁されていて図4〜図6に示したようにバネ17の弾性によりスピンドル16が進出した状態では該用軸部13の先端部は前記係合部9を押し下げた状態にて該係合部9の後側面に該用軸部13の先端部側面が当接するように相対している。なお、22は用軸部13の先端部の他側面に突設された突起で、該突起を入賞球通路ケース20の壁面21に摺動自在に当接させることにより該用軸部13が後方に撓むのを防いでいる。
【0010】
なお、30は大入賞口5内に支軸31によって左右に傾斜可能に支持され、ソレノイド32か作動することによって該大入賞口に入った入賞球を継続入賞口33または通常入賞口34に案内する入賞球流路切換部材である。
【0011】
このように構成した遊技球入賞装置では、ソレノイド15が消磁されているとき図4〜図6に示したように用軸部13の先端部が係合部9の後側面に当接して開閉扉7は起立状態にロックされる。このため、針金等を使った不正行為によって開閉扉7が無理に開けられようとし、係合部9が枢軸8,8を中心として回転しようとしても該用軸部13の先端部側面に阻まれて回転できず、このために開閉扉7はこのままの起立状態が維持される。
【0012】
一方、ソレノイド15が励磁されるとスピンドル16が退動し制動片11が回転し図7〜図9に示したように用軸部13の先端部が上動すると、該先端部側面による係合部9の制止(ロック)が解除されることから、開閉扉7は自重によって前方に傾倒し遊技球が該開閉扉7上に捕捉され大入賞口5に入球することとなる。また、ソレノイド15が消磁するとバネ17の弾性によりスピンドル16が進出し制動片11を反対向きに回転させ用軸部13の先端部が下動することから係合部9が押し下げられ図〜図6のロック状態に復帰する。
【0013】
なお、制動片11の用軸部13はその突起22が壁面21に当接することによって後方に撓むのが防がれているので、不正行為によって係合部9が多少動かされてもこのロック状態が外れるようなおそれはない。
【0014】
そして、この遊技球入賞装置では、開閉扉を開閉させるための制動片やソレノイドが開閉扉の裏側の一側方に配置されるので、大入賞口の内側に形成される入賞球通路や入賞球検出センサ、入賞球通路切換機構等の邪魔とならないように構成できるとともに、上方にも出っ張らず小型に構成し得るので大型の液晶表示ディスプレイ等の表示装置も余裕をもって取り付けられるようになる。
【0015】
なお本発明はこの実施形態に限らずソレノイドの作動により遊技球を遊技者にとって有利な状態と不利な状態に切り換えられるようにした遊技盤面上の種々の形態の入賞装置(チューリップ,ヒコーキ,キャラクター等を象った種々の入賞案内部材等)に本発明を適用することができる。
【0016】
また、ロックする機能はソレノイドとこれによって開閉される部材との間の複数の連結機構の途中のいずれに設けることもできる。またソレノイドによって楔状の形態のカム形制動片を進退動させ、これによって開閉扉が起立傾倒するように構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の遊技球入賞装置は、遊技盤の盤面と平行でかつ略水平に設けられた枢軸に開閉扉を起立傾倒自在に支持し、制動片を遊技盤の盤面と略直交するように設けられた支軸に回転自在に支持し、該制動片がソレノイドによって回転動されるようにするとともに、該制動片に開閉扉の裏側に突設された係合部に係合して該開閉扉を起立状態にロックする機能と、そのロックを解除して該開閉扉の前方への傾倒を許容する機能とを具備するので、簡単な構成にして、開閉扉を確実に閉状態に保たせることができ、不正行為を未然に防止し得るなど有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るパチンコ機の実施形態を示した正面図。
【図2】 本発明に係るパチンコ機の遊技球入賞装置の実施形態を示した正面図。
【図3】 図2の遊技球入賞装置の平面図。
【図4】 本発明に係る遊技球入賞装置の要部の正面図。
【図5】 本発明に係る遊技球入賞装置の要部の平面図。
【図6】 本発明に係る遊技球入賞装置の要部の横断面図。
【図7】 図5の作動状態図。
【図8】 図6の作動状態図。
【図9】 図7の作動状態図。
【符号の説明】
1 遊技球入賞装置
2 遊技盤
4 取付板
5 大入賞口
7 開閉扉
8 枢軸
9 係合部
11 制動片
12 基軸部
13 用軸部
14 支軸
15 ソレノイド
16 スピンドル
17 復帰用コイルバネ

Claims (2)

  1. 遊技盤の前面に貼付される取付板に入賞口を開設し、開閉扉を該入賞口に合致する蓋板状に形成すると共に該開閉扉の一側背面に係合部を突設し、該開閉扉をその両側下縁部に遊技盤の盤面と平行でかつ略水平に設けられた枢軸によって該取付板に起立傾倒自在に支持し、該取付板の裏側で入賞口の一側に遊技盤の盤面と略直交する支軸を設け、基軸部と用軸部とからなる制動片を形成し該制動片に前記支軸を貫挿することにより該制動片を回転自在に支持し、スピンドルが遊技盤の盤面と平行でかつ水平に進退動するようにソレノイドを取付板の裏側に配置し、該ソレノイドには消磁されたときにスピンドルを進出させる復帰用コイルバネを設け、該スピンドルの先端を前記基軸部に連係し、該スピンドルが進出した状態では復帰用コイルバネの弾性により用軸部が前記係合部を押し下げた状態にて該用軸部が該係合部の後側面に当接し相対することで開閉扉が起立状態にロックされ、ソレノイドが励磁されスピンドルが退動すると前記用軸部が前記係合部の後側から移動することでロックが解除されるようにしたことを特徴としたパチンコ機の遊技球入賞装置。
  2. 用軸部を後側壁面に摺動自在に当接させることにより該用軸部が後方に撓むのを防止した請求項1に記載のパチンコ機の遊技球入賞装置。
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