JP4564600B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ球を一列に整列させて導く整列通路の球抜穴を開閉する球抜き弁を配設したものが例えば実公平7−31825号として開示されている。
【0003】
前記球抜装置は、図6に示されるように連杆100にて相互に連結されかつ支持板101に回動可能に軸支される等長の第1リンク片102a及び第2リンク片102bのそれぞれ一端を球抜き弁103に枢着すると共に、第1リンク片102aをばね104にて弾発して球抜き弁103を常に球抜穴105の閉塞位置に維持するようにし、一方、球抜装置を覆うカバー部材106の前面部分にプッシュ体107を前後方向へ押圧自在に設けると共に該プッシュ体107に第1リンク片102a及び第2リンク片102bのそれぞれ他端に当接する係合部108を形成して構成されている。そして、前記プッシュ体107を押圧することにより第1リンク片102a及び第2リンク片102bをそれぞれ回動して球抜き弁103を球抜穴105が開放する位置に移動させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の球抜装置は、第1・第2リンク片102a,102bが軸支される支持板101,球抜き弁103が枢着される第1・第2リンク片102a,102b及び該各第1・第2リンク片102a,102bを連結する連杆100といった多くの構成部品を必要とすることから、構造が複雑化するという課題が有る。そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、球抜き構造が好適なパチンコ機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため本発明に係るパチンコ機は、パチンコ球を一列に整列させて導く整列通路を備えた皿部材と、皿部材の前面を覆うカバー部材と、整列通路の下流部に開設される球抜穴と、球抜穴を開閉する球抜き弁と、球抜き弁を球抜穴が閉塞される側へ常時付勢する付勢手段と、球抜き弁の上方に設けられ、下側支持軸を中心として回転方向に動作可能とされ、該動作に前記球抜き弁を連動させるレバー部材と、レバー部材の上方に設けられ、上側支持軸を中心として回転方向に動作可能とされ、該動作にレバー部材を連動させる操作部材とを備え、上側支持軸は、整列通路に対して平行する方向へ延びる形状に形成され上面を押圧可能に設けられる操作部材を軸支するものであって、操作部材は上側支持軸と下側支持軸との間でレバー部材と当接するように構成され、操作部材を押圧するとレバー部材が回転方向に動作し、球抜き弁が付勢手段の付勢力に抗してスライドし球抜穴を開放するように構成される。
【0006】
【発明の効果】
本発明に係るパチンコ機は、パチンコ球を一列に整列させて導く整列通路を備えた皿部材、皿部材の前面を覆うカバー部材、整列通路の下流部に開設される球抜穴、球抜穴を開閉する球抜き弁、球抜き弁を球抜穴が閉塞される側へ常時付勢する付勢手段、球抜き弁の上方に設けられ下側支持軸を中心として回転方向に動作可能とされ該動作に前記球抜き弁を連動させるレバー部材、レバー部材の上方に設けられ上側支持軸を中心として回転方向に動作可能とされ該動作にレバー部材を連動させ、整列通路に対して平行する方向へ延びる形状に形成され上面を押圧可能に設けられる操作部材を備え、上側支持軸は、操作部材を軸支するものであって、操作部材は上側支持軸と下側支持軸との上下間でレバー部材と当接するように構成され、操作部材を押圧するとレバー部材が回転方向に動作し、球抜き弁が付勢手段の付勢力に抗してスライドし球抜穴を開放するものであるから、球抜き構造が好適となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るパチンコ機における打球供給皿の球抜装置の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明が適用されるパチンコ機の正面図である。図において、1はパチンコ機の前面枠、2は該前面枠1の前面に開閉自在に装着されるガラス扉枠、3は該ガラス扉枠2の下方に位置する前面板であり、この前面板3の前面に打球供給皿4が装着されている。5は該打球供給皿4からの余剰のパチンコ球を受け入れるため前面枠1の前面下部に装着される下部球受皿である。
【0008】
前記打球供給皿4は、図2乃至図4に示されるように皿部材6と該皿部材6の前面外側を覆うカバー部材7とから構成され、複数の間隔保持突起8,8…を介してビス9の締着により一体化される。前記皿部材6はパチンコ球を貯留する皿部10と、該皿部10の前側外周を囲う囲板部11を有する。また、前記皿部10は底部が一側方に緩やかに下り傾斜し、その傾斜下部にパチンコ球が一列に整列されて導かれる整列通路12が形成され、該整列通路12の下流端の底面に球抜穴13が開設されている。
【0009】
前記球抜穴13と対応位置して皿部材6の直立壁部6aに横長の挿通口14が開設され、該直立壁部6aの前側に挿通口14を囲いかつ上面が開放されるガイド枠15が設けられている。16は該ガイド枠15の上方前側を囲う囲枠であり、両側に突出する突片17,17の通孔18,18を介して前記直立壁部6aの前面側に突設される間隔保持突起8,8の先端の螺子孔8aにそれぞれビス19,19を螺合することにより取着される。該囲枠16の上面は開口20し、前側壁16aの下端部内側に前記ガイド枠15内に臨む支持突起21が設けられている。また、前記囲枠16が前記直立壁部6aの前側に取着されることにより、該直立壁部6aの前面から前方へ突出する一対の上部支持片部22,22と下部支持片部23,23との先端にそれぞれ上部軸受部24,24と下部軸受部25,25とが設けられる。
【0010】
前記ガイド枠15内には整列通路12に対し直交する方向にスライドして前記球抜穴13を開閉する球抜き弁26が配設される。該球抜き弁26は先端に前記挿通口14を介して球抜穴13を開閉する開閉弁部26aを備え、上面両側に一対の係合穴27,27が設けられる。また、中央に前記支持突起21と対応位置する凹窪部28が形成され、その奥端部に突片29が立設されている。30は一端を前記支持突起21に嵌装され他端を突片29に圧接するようにして取り付けられる圧縮コイルバネであり、該圧縮コイルバネ30により球抜き弁26は開閉弁部26aが常時球抜穴13を閉塞するように付勢されている。
【0011】
また、前記球抜き弁26の上方に両側の支持軸31,31を前記下部軸受部25,25に軸支されて自在に揺動するレバー部材32が配設される。該レバー部材32は水平片部32aと垂直片部32bとからなる側面逆L字状に形成され、垂直片部32bに前記球抜き弁26の両係合穴27,27に嵌合する二又状の係合対片33,33が設けられている。
【0012】
更に、前記レバー部材32の上方には両側の支持軸34,34を前記上部軸受部24,24に軸支され下方向に押圧可能な操作部材35が配設される。該操作部材35はその下側に垂下される作用板36がレバー部材32の水平片部32aの上面に接触し、前記囲枠16の上面の開口20から上方に突出して位置している。前記作用板36は、操作部材35の支持軸34と前記レバー部材32の支持軸31との間で該レバー部材32の水平片部32aの上面に接触して連係するようになっている。
【0013】
本発明に係るパチンコ機の打球供給皿の球抜装置は上記構成からなり、次にその作用について説明する。まず、常態では圧縮コイルバネ30の弾発力により球抜き弁26が球抜穴13を閉塞している。そこで、打球供給皿4の皿部10に貯留されているパチンコ球を抜き取る場合には、図5鎖線に示されるように操作部材35を指で下方へ押圧すると、レバー部材32が図5時計方向に揺動して前記球抜き弁26が圧縮コイルバネ30の弾発力に抗して整列通路12に対し直交する方向で、かつ前側へスライドして球抜穴13を開放するものであり、これによって皿部10のパチンコ球は球抜穴13から球抜通路(図示せず。)に落下し球抜きすることができる。因に、球抜通路に落下したパチンコ球は下部球受皿5に貯留される。
【0014】
そして、操作部材35から指を離すと、圧縮コイルバネ30の復元力によって球抜き弁26が後方向へスライドして開閉弁部26aにより球抜穴13を閉塞し、同時にレバー部材32が図5実線位置に回動復帰する。また、操作部材35もレバー部材32の復帰と共に元の位置に復帰する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるパチンコ機の正面図。
【図2】 打球供給皿の斜視図。
【図3】 同分解斜視図。
【図4】 同裏面図。
【図5】 図4のXーX線断面図。
【図6】 従来の球抜き装置の平面断面図。
【符号の説明】
4 打球供給皿
6 皿部材
7 カバー部材
12 整列通路
13 球抜穴
26 球抜き弁
27,27 係合穴
30 圧縮コイルバネ
32 レバー部材
32a 水平片部
32b 垂直片部
33,33 係合対片
35 操作部材
36 作用板
Claims (1)
- パチンコ球を一列に整列させて導く整列通路を備えた皿部材と、
該皿部材の前面を覆うカバー部材と、
前記整列通路の下流部に開設される球抜穴と、
該球抜穴を開閉する球抜き弁と、
該球抜き弁を前記球抜穴が閉塞される側へ常時付勢する付勢手段と、
前記球抜き弁の上方に設けられ、下側支持軸を中心として回転方向に動作可能とされ、該動作に前記球抜き弁を連動させるレバー部材と、
該レバー部材の上方に設けられ、上側支持軸を中心として回転方向に動作可能とされ、該動作に前記レバー部材を連動させる操作部材とを備え、
前記上側支持軸は、前記整列通路に対して平行する方向へ延びる形状に形成され上面を押圧可能に設けられる前記操作部材を軸支するものであって、
前記操作部材は前記上側支持軸と前記下側支持軸との間で該レバー部材と当接するように構成され、
前記操作部材を押圧すると前記レバー部材が回転方向に動作し、前記球抜き弁が前記付勢手段の付勢力に抗してスライドし前記球抜穴を開放することを特徴とするパチンコ機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP21907797A JP4564600B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21907797A JP4564600B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | パチンコ機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008130623A Division JP4784619B2 (ja) | 2008-05-19 | 2008-05-19 | パチンコ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1147396A JPH1147396A (ja) | 1999-02-23 |
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Family
ID=16729908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21907797A Expired - Fee Related JP4564600B2 (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4564600B2 (ja) |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP21907797A patent/JP4564600B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1147396A (ja) | 1999-02-23 |
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