JP2004060385A - リッド開閉機構及び車両用収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダンパー手段を用いなくても、リッドの回動速度差を緩和しやすくして作動特性を良好にできようにする。
【解決手段】リッド2を、箱状本体1の開口部を塞ぐ閉位置でロック手段27を介し係止し、ロック手段27の係止を解除すると、付勢手段4の付勢力を伴って開口部を開放する開位置の方向へ回動切り換えるリッド開閉機構において、付勢手段4は、リッド2を開位置と閉位置の間の途中位置から開位置の方向へ付勢移動する第1ばね材と、リッド2を閉位置から途中位置近傍まで付勢移動する第2ばね材とで構成することにより、上記課題を達成できるようにした。
【選択図】    図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リッドを開位置と閉位置とに回動切り換えるリッド開閉機構及びそれを適用した収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9と図10は従来の収納装置を示している。図9の収納装置(特開2001−336335号公報のもの)は、リッド42が箱状本体41の上開口部に対し同(a)の閉位置と(b)の開位置とに回動切り換えられる。このリッド開閉機構では、リッド42の両側面に突設されて片側2個で合計4個のピン44a,44bと、本体両側に設けられてピン44a,44bと嵌合するガイド溝46と、リッド42を2方向へ反転付勢可能なトーションバネ43と、本体両側に突設された軸部48に枢支されて、ピン44aの突出端と嵌合する逃げ溝45aを形成している回動板45とからなる。ガイド溝46は、その一端側、つまりリッド42が(a)の閉位置に配置されたときに対応する端側に枝溝46aを有している。トーションバネ43は、一端側が本体41側の係止部47に掛け止めされ、他端側がピン44aに掛け止めされている。以上のリッド開閉機構の作動は次の通りである。リッド42は、(a)の閉位置で、ピン44bがガイド溝46の上端に位置し、ピン44aが枝溝46aに位置して、トーションバネ43により閉方向へ付勢され該付勢状態で保持される。開位置へ切り換える際は、リッド42をトーションバネ43の付勢力に抗し開位置方向へ回動操作する。すると、リッド42は、ピン44bを中心に所定角回動し、ピン44aが枝溝46aからガイド溝46に戻った後、両ピン44a,44bが共に(b)のごとくガイド溝46の下端側へ移動する。トーションバネ43は、ピン44aが枝溝46aからガイド溝46に入ると、反転しながらリッド42を開位置方向へ付勢移動する。
【0003】
図10の収納装置は、リッド52が本体51の上開口部に対し同(a)の閉位置と(b)の想像線で示す開位置とに回動切り換えられる点で図9と同じくし、リッド開閉機構が異なっている。このリッド開閉機構では、リッド52の両側に設けられたピン54a,54bと、本体両側55に設けられてピン54a,54bと嵌合するガイド溝56と、リッド52を開位置方向へ付勢しているコイルばね53と、リッド52を閉位置で保持する不図示のロック手段と、本体側部に組み付けられたダンパー手段58とからなる。ガイド溝56は前記と同様に枝溝56aを有している。コイルばね53は、一端が本体51側の係止部57に掛け止めされ、他端がピン54aに掛け止めされて、係止部57とピン54aとの間に引っ張り力を付与している。ダンパー手段58は回転軸58a付のロータリー式である。回転軸58aにはアーム59の一端が一体回動可能に連結されている。
該アーム59の他端はピン54bとリンク結合されている。以上のリッド開閉機構の作動では図9に対し次の点が変更される。リッド52は、(a)の閉位置で、コイルばね53による開位置方向への付勢力に抗してロック手段で係止されている。開位置へ切り換えるときはそのロック手段を解除操作する。すると、リッド52は、ピン54aが同(b)の如くピン54bを支点として枝溝56aから抜け出してガイド溝56に戻された後、コイルばね53により開位置方向へ付勢移動される。細部的には、リッド52が図中の区間aの間はピン54bが動かず、ピン54aだけが動いて該ピン54aを中心として回動され、続いて、ダンパー手段58のアーム59の回動を伴って制動された速さで移動し、ピン54aが終端に到達すると本体51の開口部を全開つまり開位置に切り換える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記図9のリッド開閉機構は、トーションバネ43がリッド42の開閉位置によりその作動方向を切り換えて、リッド42が開閉途中より閉位置側に近くなったときに該リッド42をリッド閉位置方向へ付勢移動し、開閉途中より開位置側に近くなるとリッド42を開位置方向へ付勢移動する。作動的には、リッド42が閉位置でトーションバネ43により閉方向へ付勢されているため、リッド42を閉位置に係止するロック手段を省略することも可能であるが、トーションバネ43の作動切り換えに伴う違和感や雑音発生の虞などがある。また、同(a)の状態から、リッド42をトーションバネ42の付勢力に抗して開位置方向へ押圧操作して、トーションバネ42の付勢方向を反転させなくてはならない。
これに対し、上記図10のリッド開閉機構は、リッド52がロック手段の解除操作だけでコイルばね53の付勢力により閉位置から開位置へ移動され、逆に、開位置から閉位置への切り換えではリッド52がコイルばね53の付勢力に抗し、つまりコイルばね53に付勢力を蓄え(バネチャージ)つつ回動操作される。
作動的には、コイルばね53がリッド閉位置で最大のバネチャージ力となるため、係止力の大きなロック手段を必要としたり、リッド52が係止解除されて開位置の方向へ回動する初期段階で最も急速回動したり、開位置に至る間の回動速度差が大きくなる。ダンバー手段58は、その制動作用により前記回動速度差を緩和するものであるが、組立工数や経費増、更には重量増の要因となる。このように、上記した各リッド開閉機構は一長一短であり、切換操作性及び切換作動が未だ満足できなかった。
【0005】
本発明は以上の背景から開発されたものである。その目的は、リッドが閉位置のロック手段による係止を解除されると、開位置方向へ自動的に付勢移動されるタイプにおいて、従来の様なダンパー手段を用いなくても、リッドの回動速度差を緩和しやすくして作動特性を良好にでき、又、付勢手段に設定される最大のバネチャージ力を小さくしてロック手段の簡素化等も図りやすくすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の本発明は、図1〜図8の例で特定すると、リッド2を、箱状本体1の開口部を塞ぐ閉位置でロック手段27を介し係止し、前記ロック手段27の係止を解除すると、付勢手段4の付勢力を伴って前記開口部を開放する開位置の方向へ回動切り換えるリッド開閉機構において、前記付勢手段4は、前記リッド2を開位置と閉位置の間の途中位置から前記開位置の方向へ付勢移動する第1ばね材40と、前記リッド2を閉位置から前記途中位置近傍まで付勢移動する第2ばね材41とで構成したことを特徴としている。
また、請求項2の発明は、リッド側の第1ピン24a及び第2ピン24bを、箱状本体側のガイド溝17に嵌合して該ガイド溝に沿った移動を介して、前記リッド2を、前記本体1の開口部を塞ぐ閉位置でロック手段27を介し係止し、前記ロック手段27の係止を解除すると、付勢手段4の付勢力を伴って前記開口部を開放する開位置の方向へ回動切り換えるリッド開閉機構において、前記付勢手段4は、前記リッド2を開位置と閉位置の間の途中位置から前記開位置の方向へ付勢移動する第1ばね材40と、前記リッド2を閉位置から前記途中位置近傍まで付勢移動する第2ばね材41とで構成したことを特徴としている。
【0007】
以上の各発明は、リッド2が両ピン24a,24bとガイド溝17の嵌合を介して移動されるか否かで相違しているが、要部であるリッド開閉機構の点で同じ。即ち、各発明のリッド開閉機構は、リッド2が閉位置でロック手段27による係止を解除されると、第2ばね材41により途中位置まで回動され、それ以降は第1ばね材40により開位置まで回動される。閉じる際は、リッド2が第1ばね材40の付勢力に抗して(第1ばね材をバネチャージしつつ)途中位置付近まで回動操作され、以降は第2ばね材41の付勢力に抗して(第2ばね材をバネチャージしつつ)閉位置まで回動操作される。このような作動では、リッド2を閉位置から開位置まで回動するに要する付勢力又はバネチャージ力を、第1ばね材40の付勢力(バネチャージ力)と、第2ばね材41の付勢力(バネチャージ力)とに分けることにより、従来の単一ばね材で構成したものに対し、リッド2が係止解除されて開位置の方向へ回動する初期段階における急速回動を抑えたり、閉位置から開位置に至る間の回動速度の差を小さく抑えることができる。また、ロック手段27がリッド側に係合突起28aを有し、該係合突起28aを本体側の係止部16aに係止するような態様の場合には、リッド2を閉位置方向へ回動操作する過程において、最初は第1ばね材40の付勢力に抗して回動し、途中位置から第2ばね材41の付勢力に抗して回動するという様に回動抵抗が変わるため、使用者は前記回動抵抗の変わり目を感知して、例えば、係合突起28aを係止部16aに激突しないようにリッド2の回動操作力を調整しやすくできる。
【0008】
なお、請求項2のリッド2は、回動切り換えが両ピン(軸と同じ)24a,24bと嵌合しているガイド溝17(形態例のごとく円弧溝及び該円弧溝の一部から延ばされた枝溝17aから構成されている)の軌跡に沿って行われるタイプであり、図9や図10の従来例と同様なリッド2の動きを実現する。この場合、第2ピン24bは、例えば、リッド2が図8の閉位置から更に閉方向へ押されると枝溝17aからガイド溝17に入る。その際は、第1ピン24aが相対的な位置関係で負荷を受けるが、該負荷は第2ピン24bがガイド溝17に完全に入ったときに解放される。付勢手段4との関係では、リッド2が第2ばね材41により閉位置から途中位置(例えば、図7の実線位置)まで付勢移動され、以後は第1ばね材40により開位置方向へ連続して付勢移動される。
【0009】
以上の各発明は、次のように具体化することがより好ましい。即ち、
(請求項3)請求項1又は2において、前記本体1の側面13に枢支され、かつ前記リッド2に設けられたアーム23と作動連結しているリンク3を有し、前記第1ばね材40の作動端43aを前記リンク3に設けられた係合孔34に係止し、前記第2ばね材41の作動端44aを前記アーム23の対応部に当接可能に配置している構成である。このリンク3は、基端側が側面13に揺動自在に枢支され、自由端側がアーム23の対応部と揺動自在に連結されることにより、リッド2をガイド溝17の軌跡に沿って安定した動きとなるよう支持することと、付勢手段4の作動をアーム23(リッド2)に対しリンク3を介し、又は、直に作動連結しやすくする。
(請求項4)前記第1ばね材40及び第2ばね材41が連続して一体に形成されている対応巻ばね部を有し、前記各巻ばね部の一端側に前記作動端43a,44aを形成している構成である。これは、例えば、第1ばね材40と第2ばね材41bとを一体に形成することにより、製造費の低減に加え、部品管理及び取扱性を良好にし維持できるようにする。
(請求項5)この請求項は、形態例の収納装置例を特定することにより、以上のリッド開閉機構の作動又は利点を明らかにしたものである。「略90度回動」とは、リッド2が略水平に配置される開位置と、上下又は上下斜めに配置される閉位置との間で回動切り換えられる意味である。但し、上記リッド開閉機構を適用する収納装置としては、従来例のごとく、リッドが上下に配置される開位置と、水平に配置される閉位置との間で回動切り換えられるタイプでも差し支えない。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照し説明する。図1〜図8は本発明を適用した収納装置を示している。図1は収納装置の概略外観図であり、同(a)は正面側から見た図、同(b)は背面側から見た図である。図2は収納装置の構成部材を示す模式分解図である。図3は収納装置の側面図であり、同(a)はリッド閉位置で示し、同(b)はリッド開位置で示している。図4は箱状本体及び付勢手段の細部を示し、同(a)は本体の正面図、同(b)は本体の側面図、同(c)は(a)のA−A線断面図、同(d)は付勢手段の側面図である。図5はリッド(芯材側)の細部を示し、同(a)は裏面図、同(b)は側面図、同(c)は(a)のB−B線断面図である。図6〜図7はリッド開閉機構の模式作動図であり、各図(a)はリンクを省略した側面図、各図(b)はガイド溝とピンとの関係図である。以下、全体の概要、構成部材、組立、作動の順に詳述する。
【0011】
(全体の概要)形態例の収納装置は、箱状本体1が正面又は前側側に開口部を有し、該開口部がリッド2により開閉される。用途は、車室内のインストルメントパネル(車幅略中間位置に設けられた凹所)に装備されるものとして開発されたものである。但し、設置個所としては、インストルメントパネル以外であってもよく、又、センターコンソール等の一部に組み込むことも可能である。また、箱状本体1は、リッド2に対応した開口部及び後述するリンク3等の配置箇所を有しておればよく、内部及び外観的には使用目的に応じて種々変形される。本体1の開口部は、リッド2の回動切り換え作動により開閉されるという要件を備えていれば、例えば、図9のごとく箱状本体の上側に設定されていても差し支えない。従って、リッド2は、本体1の開口部に対しこの形態の如く閉位置で略上下方向、開位置で略水平方向に配置されるものに限らず、図9等のごとく閉位置で略水平方向、開位置で略上下方向に配置される形態であってもよい。即ち、リッド2としては、本体1の開口部に対し閉位置と開位置とに回動切り換えられるものが対象となる。そして、リッド開閉機構は、本体1の開口部に対しリッド2を閉位置と開位置とに回動切り換えるものであり、リッド2のアーム23、リンク3、付勢手段としてのばねユニット4、ロック手段27から構成されている。材質的には本体1とリッド2並びにリンク3が共に樹脂成形品である。
【0012】
(本体とばねユニット)まず、本体1とばねユニット4の関係を述べる。箱状本体1は、図2及び図4のごとく内部が背面10、底面11、前側を欠如した上面12、両側面13とで区画されて、手前側に開口部を持つ容器状をなしている。上面12は、前側が前記した設置部との関係で大きく欠如され、上から見ると底面11の大部分が目視される。両側面13には、上縁から前下側に延びて外へ張り出している鍔状の横フランジ部14、内外貫通したガイド溝17、外面に突出している支持用大軸部18及び小軸部19等が設けられている。底面11には、両側の横フランジ部14の下部分を接続している下フランジ部16が設けられている。符号10aは背面10側から突設された位置決め突起であり、本体1を設置部の凹所内に組み込む際に利用される。符号14aは横フランジ部14側から突設された取付用クリップであり、本体1を前記凹所に簡単に取付可能にする。
【0013】
前記両側のフランジ部14は、上下貫通しかつ前後に延びる長孔15を形成している。該長孔15は、リッド2のアーム23を上から側面13の外へ揺動自在に挿通する大きさとなっている。下フランジ部16は、幅中間部が窪みとなっている。この窪み部には前後貫通した係止部16aが設けられている。ガイド溝17は、本体1の背面側から前側に延びる内外を貫通した円弧溝に形成され、該円弧溝の一部から延びた枝溝17aを有している。ガイド溝(円弧溝)17は本溝であり、リッド2の概略的な回動軌跡を確定する。枝溝17aは、ガイド溝17(円弧溝)の下端の少し手前に位置し、ガイド溝17によるリッド2の回動軌跡を微調整又は変位可能にする。大軸部18は、外径筒18a及び該外径筒18a内から突出している内径筒18bからなる。内径筒18bは、外径がリンク用枢軸であり、内孔がタッピング用である。外径筒18a及び小軸部19には、ばねユニット4の対応部が支持される。なお、ガイド溝17の縁部及びその周囲部、大軸部18と小軸部19との間には、リブ13aが突設され、リンク3が該リブ13aと線接触して揺動変位しやすくなるようにしている。
【0014】
前記大小軸部18,19にはばねユニット4が組み付けられる。該ばねユニット4は、図2及び図4(d)のごとく第1ばね材である巻ばね部40と、第2ばね材である巻ばね部41と、両者を連結している接続部42とを線材により一体に形成している。巻ばね部40は、巻径が大軸部18に対応していると共に、巻部から引き出された直線部43の先端を略直角に折り曲げた作動端43aを有している。巻ばね部41は、巻径が小軸部19に対応していると共に、巻部から引き出された直線部44の先端を略直角に折り曲げた作動端44aを有している。
以上のばねユニット4は、巻ばね部40が大軸部18の外径に嵌合配置され、巻ばね部41が小軸部19の外径に嵌合配置された状態に組み付け支持される。支持状態では、両作動端43a,44aが同方向に突出されている。
【0015】
(リッドとリンク)リッド2は、図2及び図5のごとく本体1の前開口部を塞ぐ大きさに設定され、下側のリッド本体(以下、芯材と略称)20と、芯材20に装着されている装飾用カバー21とからなり、手前側の幅中間部22に取り付けられたロック手段27を有している。芯材20には、前後部分に位置している複数の取付穴20a及び係合穴20b、前記中間部22に対応したロック用配置部22a及び逃げ溝22b、両側から下向きに突出しているアーム23、中央に位置して左右に延びている規制リブ25a等が設けられている。なお、カバー21は、芯材20に対し係合穴20bとの係合及び取付穴20aを介した止めねじにより装着されている。
【0016】
両アーム23は、対向内面に第1ピン24a及び第2ピン24bを突設している。各ピン24a,24bは、ほぼ同じ寸法であり、前記ガイド溝17及び枝溝17aに摺動自在に嵌合される。各アーム23の外側には、リンク3と接続される凹部26が設けられている。ロック手段27は、図5(c)に模式的に示したごとく、前記中間部22(配置部22a)に対し摺動自在かつ抜け止め可能に組み込まれるベース28と、該ベース28を同図の下方向へ付勢しているコイルばね29とからなる。ベース28には、背面側に突出した係合突起28aと、表面側に突出した操作部28bとが設けられている。係合突起28aは、先端が爪(端面を傾斜した爪)に形成されて、前記係止部16aの穴に対し係脱される。操作部28bは、図2等のごとく中間部22に収まる操作レバーである。そして、以上のロック手段27は、通常、係合突起28aがコイルばね29で付勢移動されたベース28を介し係止位置(係止部16aの穴に係合する状態)にある。この係止は、操作部28bの押し操作、つまりベース28がコイルばね29の付勢力に抗して動かされると、係止解除位置(係止部16aの穴から抜け出す状態)に切り換えられる。このようなロック構造は簡易であるが、ロック手段としてはこれ以外であってもよい。一例としては、特願2001−12455号に記載のプッシュ・プッシュ係止機構等が挙げられる。その場合、本体1側には係止部16aに代えて、前記プッシュ・プッシュ係止機構が配設される。リッド側配置部22aには係合突起が突設される。そして、該係合突起は、リッド2の開方向への回動や押し力によりプッシュ・プッシュ係止機構に係止されてリッド2を閉位置に保持し、該閉位置からリッド閉方向への押し操作により前記係止を解除することになる。
【0017】
これに対し、リンク3は、図2のごとく2個用いられて、各アーム23と対応する大軸部18との間に介在される。この例では、各リンク3を共通化できるよう形状設定されている。即ち、リンク3は、概略矩形の平板状をなし、大軸部18に対応する基部30を板部31の一端側に形成している。基部30には、小軸部19を内側に挿入可能な筒部32と、ねじ頭を受け入れる窪み部33とが設けられている。板部31には、両側に設けられた対の係合孔34と、前記凹部26と嵌合する凸部35とが設けられている。
【0018】
(組立)以上のリッド2は、本体1に対し、各アーム23が本体1の対応する長孔15から通通されて両側面13の外に配置される。その際、各ピン24a,24bが側面13のガイド溝17に外から挿入嵌合される。次に、ばねユニット4が上述した要領で組み込まれた後、リッド2のアーム23と大軸部18との間がリンク3により連携される。リンク3は、ばねユニット4を上から覆うようにして、凸部35を凹部26に嵌合させる。リンク3は、該嵌合状態を維持しながら、基部30が筒部32内に内径筒18bを挿入するよう大軸部18に配置され、同時に、ばねユニット4を構成している巻ばね部40の作動端43aを対応する一方の係合孔34に掛止めされる。その後、リンク3は、図1のごとく止めねじ35を窪み部33から内径筒18bに螺入することにより取り付けられる。この取付により収納装置として完成される。組立状態では、リンク3が内径筒18bを回動支点として揺動自在であり、アーム23(リッド2)がリンク3と略連動して揺動される。そして、ばねユニット4は、例えば、巻ばね部40が作動端43a及びリンク3並びにアーム23を介してリッド2に作用する。作動端43a,44aの付勢力又はバネチャージ力としては、巻ばね部40がリッド2をリンク3を介して開位置と閉位置の間の途中位置から開位置の方向へ付勢移動するよう、巻ばね部41がアーム23を介してリッド2を閉位置から前記途中位置近傍まで付勢移動するよう、各直線部43,44の引出角度、リンク3及びアーム23と各作動端43a,44aの位置関係等により設定されている。
【0019】
(作動)次に、以上の収納装置において、リッド2の開閉動作を図6〜図8により概説する。まず、図6はリッド2が開位置、つまり本体1の前開口部を全開した状態である。この状態では、ピン24bがガイド溝17の上端側に位置し、ピン24aがピン24bと枝溝17aとの途中にあり、上記した規制リブ25aが本体上面12の前端に当たって位置規制し、又、作動端43aが最小の付勢力となり、作動端44aがアーム23より離れている。なお、リッド2は安定保持されており、本体1の収容空間には前開口部から物品を出し入れできる。
【0020】
リッド2を閉位置にするときは、リッド2の前側を作動端43aの付勢力に抗し下方向へ押圧する。すると、リッド2は、ガイド溝17とピン24a,24bとの案内作動を伴って図7の実線位置まで回動される。この回動過程では、リンク3が大軸部18(内径筒18b)を支点として傾動され、又、作動端43aが該リンク3を介し付勢力又はバネチャージ力を蓄える。図7の実線位置では、ピン24aがガイド溝17の下端まで移動され、ピン24bが枝溝17aの入口近くに移動されている。リッド2を更に押圧すると、リッド2は、ピン24aを支点として同図の実線位置から想像線位置に傾く。このとき、アーム23が作動端44aに当接する。リッド2が該作動端44aの付勢力に抗し想像線位置から最終の閉位置へ回動される過程では、ピン24bがガイド溝17から枝溝17aに進入し、又、前記作動端44aがアーム23を介し付勢力又はバネチャージ力を蓄える。最終段階では、上記したロック手段27が係止部16aに係止されて、図8の閉位置に保たれる。なお、この係止作動は、図5と図4の(c)を参照し詳述すると、上記した係合突起28aが係止部16aの孔縁に当たり、該孔縁から受ける応力でコイルばね29の付勢力に抗して動かされて、係止部16aの孔を通過し、該通過と同時にコイルばね29の付勢力で元の係止位置に戻される。
【0021】
リッド2を再び開位置に切り換えるときは、上記したロック手段27の操作部28bをコイルばね29に抗して非係止位置まで押す。すると、リッド2は、アーム23を介し前記作動端44aの付勢力により図7の状態まで付勢移動され(この過程では図8(b)のごとくピン24bが枝溝17aからガイド溝17に戻される)、次に連続してリンク3及びアーム23を介し作動端43aの付勢力により本体1の前開口部を露出した図6の開位置へ付勢移動されることになる。
【0022】
従って、以上のリッド開閉機構では、従来のごとく単一ばね材で構成したものに対し、リッド2が係止解除されて開位置の方向へ回動する初期段階における急速回動を抑えたり、閉位置から開位置に至る間の回動速度の差を小さく抑えることができ、作動特性を良好に維持しながら従来の制動用ダンパーを廃止できるようにする。また、リッド2を閉位置方向へ回動操作する過程において、最初は第1ばね材である巻ばね部40(作動端43a)の付勢力(バネチャージ力)に抗して回動し、途中位置から第2ばね材である巻ばね部41(作動端44a)の付勢力(バネチャージ力)に抗して回動するという様に回動抵抗が変わるため、使用者が前記回動抵抗の変わり目を感知して、例えば、係合突起28aを係止部16aに激突しないようにリッド2の回動操作力を調整しやすくできる。等の利点を具備できる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明のリッド開閉機構では、従来のごとく単一ばね材で構成したものに比べて、リッドが開位置方向へ回動する初期段階における急速回動を抑えたり、閉位置から開位置に至る間の回動速度の差を小さく抑えることができ、これにより、従来の制動用ダンパーを用いなくても、作動特性を向上できる。本発明の収納装置では、リッドを閉位置から開位置へ自動的に回動切り換えるタイプにおいて、経費削減及び軽量化を図りながら、良好な作動を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明形態の収納装置を示す概略外観図である。
【図2】上記収納装置を構成している主部材を示す模式分解図である。
【図3】上記収納装置をリッド開位置と閉位置で示す側面図である。
【図4】上記収納装置の本体及び付勢手段を示す細部構成図である。
【図5】上記収納装置のリッドを示す細部構成図である。
【図6】上記収納装置におけるリッド開閉機構の作動図である。
【図7】上記収納装置におけるリッド開閉機構の作動図である。
【図8】上記収納装置におけるリッド開閉機構の作動図である。
【図9】従来収納装置及びリッド開閉機構を示す模式構成図である。
【図10】他の従来収納装置及びリッド開閉機構を示す模式構成図である。
【符号の説明】
1…箱状本体(13は側壁、15は長孔、16aは係止部)
2…リッド(20は芯材、21はカバー、23はアーム、27はロック手段)
3…リンク(30は基部、31は板部、32は筒部、34は係合孔)
4…ばねユニット(付勢手段)
17…ガイド溝(17aは枝溝)
24a…ピン(第1ピン)
24b…ピン(第2ピン)
40,41…巻ばね部(第1,第2ばね材、40a,41aは作動端)

Claims (5)

  1. リッドを、箱状本体の開口部を塞ぐ閉位置でロック手段を介し係止し、前記ロック手段の係止を解除すると、付勢手段の付勢力を伴って前記開口部を開放する開位置の方向へ回動切り換えるリッド開閉機構において、
    前記付勢手段は、前記リッドを開位置と閉位置の間の途中位置から前記開位置の方向へ付勢移動する第1ばね材と、前記リッドを閉位置から前記途中位置近傍まで付勢移動する第2ばね材とで構成したことを特徴とするリッド開閉機構。
  2. リッド側の第1ピン及び第2ピンを、箱状本体側のガイド溝に嵌合して該ガイド溝に沿った移動を介して、前記リッドを、前記本体の開口部を塞ぐ閉位置でロック手段を介し係止し、前記ロック手段の係止を解除すると、付勢手段の付勢力を伴って前記開口部を開放する開位置の方向へ回動切り換えるリッド開閉機構において、
    前記付勢手段は、前記リッドを開位置と閉位置の間の途中位置から前記開位置の方向へ付勢移動する第1ばね材と、前記リッドを閉位置から前記途中位置近傍まで付勢移動する第2ばね材とで構成したことを特徴とするリッド開閉機構。
  3. 請求項1又は2において、前記本体の側面に枢支され、かつ前記リッドに設けられたアームと作動連結しているリンクを有し、前記第1ばね材の作動端を前記リンクに設けられた係合孔に係止し、前記第2ばね材の作動端を前記アームの対応部に当接可能に配置していることを特徴とするリッド開閉機構。
  4. 前記第1ばね材及び第2ばね材が連続して一体に形成されている対応巻ばね部を有し、前記各巻ばね部の一端側に前記作動端を形成している請求項1から3の何れかに記載のリッド開閉機構。
  5. 箱状本体が開口部を略水平方向に形成している車両用収納装置において、前記開口部を開閉するリッドを有し、前記リッドを請求項1から4の何れかに記載のリッド開閉機構により略90度回動切り換えることを特徴とする車両用収納装置。
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