JPH10295907A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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Publication number
JPH10295907A
JPH10295907A JP12175197A JP12175197A JPH10295907A JP H10295907 A JPH10295907 A JP H10295907A JP 12175197 A JP12175197 A JP 12175197A JP 12175197 A JP12175197 A JP 12175197A JP H10295907 A JPH10295907 A JP H10295907A
Authority
JP
Japan
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game board
positioning
rail
guide rail
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP12175197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
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Publication of JPH10295907A publication Critical patent/JPH10295907A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌合枠内での遊技盤の位置決め精度を確保で
き、遊技盤を装着した時に常に発射レールとガイドレー
ルとの相対関係を略一定にできると共に、遊技盤を嵌合
枠に容易に着脱できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 前枠に、遊技盤8 が着脱自在に嵌合する
嵌合枠と、この嵌合枠に嵌合する遊技盤8 を押さえて固
定する裏機構板25と、遊技盤8 の下方に配置され且つ発
射レール15が装着された固定板27とを備えると共に、遊
技盤8 の嵌合枠に対する嵌脱時に嵌脱すべく嵌合して嵌
合枠内で遊技盤8 を位置決めする位置決め凹部40と位置
決め突部47とを備え、固定板27から遊技盤8 の前側に突
出する突出部28と、遊技盤8 に固定され且つガイドレー
ル9 の始端側を支持する支持具43との一方に位置決め凹
部40を、他方に位置決め突部47を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機に関し、前枠の嵌合枠に遊
技盤を装着する際に、遊技盤を容易且つ確実に位置決め
できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、前枠の
裏側の嵌合枠に遊技盤を着脱自在に嵌め込んで、この嵌
合枠内の遊技盤を裏機構板で押さえて固定する構造を採
っている。そして、この遊技盤の下方で前枠の前面側
に、遊技盤のガイドレールの始端部側に合わせて傾斜す
る発射レールと、この発射レール上の遊技球を打撃して
発射レールに沿ってガイドレール側へと発射させる発射
手段とを配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の弾球遊技機で
は、嵌合枠と遊技盤との間にある程度の遊びを持たせて
おき、その嵌合枠に遊技盤を裏側から嵌め込んだ後に、
裏機構板で嵌合枠内の遊技盤を押さえ付けて固定する構
造を採っているため、その遊び量の大小が遊技盤の位置
決め精度、着脱時の作業性を決定する上で非常に重要で
ある。
【0004】しかし、位置決め精度と着脱時の作業性と
の内、何れか一方を重視して遊び量を決定すれば、他方
を犠牲にせざるを得ない欠点がある。即ち、嵌合枠と遊
技盤との遊び量を小さくすれば、遊技盤の位置決め精度
が向上し、発射レールとガイドレールの始端側との相対
位置を適正に保ち得るが、嵌合枠に対して遊技盤を嵌め
込み難くなり、遊技盤の着脱時の作業性が低下する欠点
がある。
【0005】一方、嵌合枠と遊技盤との遊び量を大きく
すれば、嵌合枠に対して遊技盤を嵌め込み易くなり、遊
技盤の着脱時の作業性が向上する反面、裏機構板で遊技
盤を押さえて固定する際の遊技盤の位置決め精度が低下
し、遊技盤を着脱する都度、遊技盤の位置が左右に変動
して発射レールとガイドレールの始端側との相対位置に
大きなバラツキを生じることになる。そして、発射レー
ルとガイドレールの始端側との位置関係が大きくずれる
と、発射レールからガイドレールへの遊技球の受け渡し
に問題が生じ、発射ミス等が多発することになる。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑み、
嵌合枠内での遊技盤の位置決め精度を確保でき、遊技盤
を装着した時に常に発射レールとガイドレールとの相対
関係を略一定にできると共に、遊技盤を嵌合枠に容易に
着脱でき、遊技盤の着脱時の作業性を良好にできる弾球
遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、前枠2 に、遊技盤8 が着脱自在に嵌合する嵌合枠21
と、この嵌合枠21に嵌合する遊技盤8 を押さえて固定す
る裏機構板25と、遊技盤8 の下方に配置され且つ発射レ
ール15が装着された固定板27と、発射レール15上の遊技
球を遊技盤8 のガイドレール9 側に発射させる発射手段
13とを備えた弾球遊技機において、遊技盤8 の嵌合枠21
に対する嵌脱時に嵌脱すべく嵌合して嵌合枠21内で遊技
盤8 を位置決めする位置決め凹部40と位置決め突部47と
を備え、固定板27から遊技盤8 の前側に突出する突出部
28と、遊技盤8 に固定され且つガイドレール9 の始端側
を支持する支持具43との一方に位置決め凹部40を、他方
に位置決め突部47を夫々設けたものである。請求項2に
記載の本発明は、請求項1に記載の発明において、突出
部28をガイドレール9 の下側に配置し、この突出部28
に、ガイドレール9 に沿うレール受け部30と位置決め凹
部40とを設けたものである。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、支持具43に、遊技盤8 の前面
に取り付けられる取り付け板44と、この取り付け板44の
上部から前側に突出し且つガイドレール9 の始端側を支
持するレール支持部45と、このレール支持部45の下側で
取り付け板44から前側に突出する位置決め突部47とを備
えたものである。請求項4に記載の本発明は、請求項3
に記載の発明において、レール支持部45の前端側に、ガ
イドレール9 の前縁が嵌合する嵌合溝49を設けたもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1乃至図10は本発明の第1の実
施形態を例示し、図1乃至図3において、1 は外枠、2
は前枠で、これらにより弾球遊技機本体3 が構成されて
いる。4 はガラス扉、5 は前セット板で、これらは前枠
2 の窓孔6 に対応して上下に配置され、左端側のヒンジ
7 により開閉自在に枢着されている。
【0010】8 は遊技盤で、図4に示す如く始端側が左
右方向の略中央に位置するように環状のガイドレール9
が装着され、またこのガイドレール9 の内側に遊技釘の
他に入賞手段、変動図柄表示手段等の遊技部品が装着さ
れている。ガイドレール9 は、図8に示すように、湾曲
方向に所定間隔をおいて配置された複数本のレール釘9a
により遊技盤8 に固定されている。
【0011】10は発射用の遊技球を貯留する上皿で、前
セット板5 の前側に装着され且つ上皿カバー11により覆
われている。12は下皿で、上皿10から溢流した遊技球等
を受けるように、前セット板5 の下側で下皿カバー13a
と共に前枠2 の前面に装着されている。13は発射手段
で、前枠2 の前側に装着された発射ハンドル14と、発射
レール15上の遊技球を打撃する打撃槌16と、打撃槌16を
駆動する発射モータ17とを備え、発射ハンドル14を操作
した時に、打撃槌16が作動して発射レール15上の遊技球
を打撃し、遊技球を1個づつ遊技盤8 のガイドレール9
側に発射させるようになっている。
【0012】ガラス扉4 は、図6及び図7に示すよう
に、矩形状に構成された扉枠18と、この扉枠18の裏側に
ガラス保持具19を介して上側から挿脱自在に挿入された
前後2枚のガラス板20とを備え、閉状態の時には後側の
ガラス板20がガイドレール9 に近接するようになってい
る。遊技盤8 は、図5乃至図7に示す如く窓孔6 を取り
囲むように前枠2 の裏側に固定された嵌合枠21を介して
着脱自在に装着され、裏機構板25により前枠2 側に押圧
されて固定されている。嵌合枠21は、図5に示すように
遊技盤8 が嵌合する嵌合段部22を有する門形枠部23と、
この門形枠部23の下端部間で遊技盤8 を下側から受ける
下受け枠部24とにより構成されている。
【0013】裏機構板25は、ヒンジ7 と同じ側で図外の
ヒンジ26a により門形枠部23の左右一端側に開閉自在に
枢支され、門形枠部23の左右に上下2個づつ枢支された
締結レバー26により閉状態で締結されている。下受け枠
部24は、図5及び図6に示すように、前枠2 の裏側に固
定された固定板27の上端に、上面が左右方向に略水平に
なるように一体に形成されている。固定板27には、図3
及び図5に示すように、遊技盤8 の前側で下受け枠部24
よりも上側に突出する突出部28と突出部29とが左右両側
に一体に形成されている。
【0014】突出部28は、後壁板37と、この後壁板37か
ら前側に突出する補強リブ38,39 とを一体に備え、遊技
盤8 のガイドレール9 の下側に配置されている。突出部
28には、ガイドレール9 の始端側に沿って略平行に傾斜
状に設けられたレール受け部30と、このレール受け部30
の右端側に形成された位置決め凹部40と、レール受け部
30の左側に形成された案内通路42とが設けられている。
【0015】レール受け部30は、ガイドレール9 に下側
への外力が加わった時に、ガイドレール9 を下側から受
けて変形を阻止するためのもので、ガイドレール9 と干
渉しないようにその下側に傾斜状に設けられている。な
お、レール受け部30は、上側の補強リブ38により構成さ
れている。位置決め凹部40は、下受け枠部24の上側に近
傍に設けられており、一対の補強リブ38,39 間で後壁板
37に形成された円形の開口孔により構成されている。案
内通路42は、球払い出し手段(図示省略)から払い出さ
れた遊技球を上皿10に案内するためのものである。
【0016】突出部29には、ガイドレール9 の始端側と
相対向し且つ発射レール15の上方に位置するように円弧
状の戻り球受け部31が設けられている。発射レール15
は、発射手段13の打撃槌16により打撃された遊技球をガ
イドレール9 の始端側に案内するように、ガイドレール
9 の始端側に合わせて固定板27の前側に取り付けベース
32により固定されている。固定板27の前側には、発射レ
ール15の終端側とガイドレール9 の始端側との間に、戻
り球通路33の戻り球受入れ口34が設けられている。戻り
球通路33は、ガイドレール9 の途中で失速した戻り球を
下皿12側へと案内するためのものである。
【0017】遊技盤8 の下部には、図3及び図4に示す
ように、案内通路42に対応する切り欠き部35と、ガイド
レール9 の始端側を支持する支持具43とが設けられてい
る。切り欠き部35は、遊技盤8 を嵌合枠21に嵌め込んだ
時に案内通路42に上側から嵌合するようになっている。
支持具43は、ガイドレール9 の始端側において、その前
縁側が上下に変形しないように支持するためのものであ
る。
【0018】支持具43は、図6、図8乃至図10に示す
如く、遊技盤8 の前面に取り付けられた取り付け板44
と、この取り付け板44の上部から前側に突出するレール
支持部45と、取り付け板44の上部から後側に突出する半
円状の位置決め部46とを一体に備え、そのレール支持部
45の下側で取り付け板44から前側に突出するように位置
決め突部47が一体に設けられている。
【0019】取り付け板44は、位置決め突部47を遊技盤
8 の位置決め孔48に前側から挿入した状態で、2本のネ
ジ49a により遊技盤8 に固定されている。レール支持部
45は、ガイドレール9 の始端側を下側から支持するもの
で、上面がガイドレール9 の始端側に沿って右下がりに
傾斜状になっている。レール支持部45の前端には、上面
側の傾斜角度に沿って嵌合溝49が形成され、その嵌合溝
49にレール支持部45上のガイドレール9 の前縁が嵌合さ
れている。
【0020】位置決め突部47は、先端側が球面状に形成
された円柱状であって、遊技盤8 を嵌合枠21に対して裏
側から嵌脱する時に位置決め凹部40に対して裏側から嵌
脱し、その嵌合時に嵌合枠21内で遊技盤8 を位置決めす
るように構成されている。上記構成の弾球遊技機におい
て、前枠2 に遊技盤8 を装着する場合には、次のように
行う。先ず前枠2 をヒンジ廻りに前側に回動させて開放
した後、締結レバー26による裏機構板25の締結を解除し
て、この裏機構板25をヒンジ廻りに後方へと回動させて
開放する。
【0021】次に遊技盤8 を嵌合枠21に裏側から嵌め込
んで行く。この場合、遊技盤8 を後方に傾斜させた状態
で、遊技盤8 の下端部側を門形枠部23の左右間に後方か
ら挿入し、その下端面を下受け枠部24の後端縁に当接さ
せる。その後、遊技盤8 の上部側を前側に起こしなが
ら、遊技盤8 を嵌合枠21の門形枠部23内に嵌合させて嵌
合段部22側へと嵌め込んで行く。
【0022】この時、遊技盤8 の下部側を下受け枠部24
に沿って前側へと摺動させて行くと、支持具43の位置決
め突部47の先端側に形成された球面部分が突出部28の位
置決め凹部40に後方から接近して嵌合し、その球面部分
によって案内されながら位置決め突部47が位置決め凹部
40内に嵌合する。これによって嵌合枠21内での遊技盤8
を位置決めできる。
【0023】遊技盤8 が嵌合枠21に嵌合して嵌合段部22
に当接すれば、ヒンジにより前枠2に枢支された裏機構
板25を閉じて、この裏機構板25を4個の締結レバー26に
より締結して遊技盤8 を嵌合枠21内に固定する。このよ
うに固定板27と一体の突出部28に位置決め凹部40を、遊
技盤8 側の支持具43に位置決め突部47を夫々設けてお
き、遊技盤8 を嵌合枠21に嵌め込む時に、その位置決め
突部47を位置決め凹部40に嵌合させることによって、遊
技盤8 の嵌合枠21内での左右方向の位置を規制でき、遊
技盤8 を嵌合枠21内で確実に位置決めできる。
【0024】一方、固定板27に発射レール15があり、こ
の発射レール15と位置決め凹部40との位置関係を容易に
設定できるので、位置決め凹部40と位置決め突部47とを
介して発射レール15とガイドレール9 の始端側との相対
位置を確実に決めることができる。従って、嵌合枠21と
遊技盤8 との間の遊び量の大小に関係なく、固定板27側
の発射レール15とガイドレール9 との相対位置が常に一
定となり、その位置決め精度を十分に確保できる。
【0025】また嵌合枠21と遊技盤8 との遊び量の大小
に関係なく位置決め精度を十分に確保できるため、その
遊び量を大にすることが可能であり、これによって嵌合
枠21に対する遊技盤8 の嵌め込みを容易にでき、遊技盤
8 の着脱時の作業性を良好にできる。しかも、固定板27
側の突出部28に位置決め凹部40を設け、遊技盤8 側の支
持具43に位置決め突部47を設けているので、遊技盤8 の
下端面側に直接凹部を設けて位置決めする構造に比較し
て位置決め精度が著しく向上する。即ち、遊技盤8 に直
接凹部を設ける構造の場合には、遊技盤8 に凹部を加工
する際に使用するドリル等の加工工具が摩耗すれば、そ
の摩耗に伴って凹部の形状が次第に小さくなる等、凹部
の大きさ、形状等に大きなバラツキが生じるため、位置
決め精度が著しく低下する欠点がある。
【0026】しかし、この実施形態では、固定板27と一
体の突出部28に位置決め凹部40を、遊技盤8 に固定の支
持具43に位置決め突部47を夫々設けているので、前述の
ような問題を解消でき、その位置決め精度が著しく向上
する。支持具43は、位置決め部46を位置決め孔48に嵌め
込んで2本のネジ49で固定しており、位置決め部46を位
置決め孔48に挿入することによって位置決めしている
が、その位置決め孔48はドリルにより一工程で加工でき
る程度の小径孔で良く、位置決め孔48自体の中心位置の
芯出しが容易であるので、凹部の加工の場合に比較して
バラツキを小さく抑えることができる。このため、位置
決め孔48のバラツキによる位置決め精度の低下は、最小
限にできる。
【0027】またレール受け部30を有する突出部28に位
置決め凹部40を形成し、ガイドレール9 の始端側を支持
する支持具43の取り付け板44に位置決め突部47を設けて
いるので、レール受け部30用の突出部28とガイドレール
9 用の支持具43とを位置決め用として利用でき、その構
造を簡単にできる。しかも、位置決め凹部40が突出部28
側にあり、位置決め突部47が支持具43側にあるので、位
置決め突部47と位置決め凹部40とが逆の場合に比較し
て、突出部28及び支持具43の夫々の構造も簡単にでき
る。
【0028】また位置決め突部47の先端側に球面部分が
あるため、位置決め突部47を位置決め凹部40に嵌合させ
る時に、両者の位置が左右に多少ずれた状態の時でも、
その位置決め突部47の球面部分が位置決め凹部40に対応
すれば、その球面部分で位置決め突部47を位置決め凹部
40に案内でき、両者を容易に嵌合できる。
【0029】更に位置決め凹部40及び位置決め突部47
は、遊技盤8 の左右方向の略中央部にあるので、これら
を左右方向の一端側に設ける場合に比較して、遊技盤8
を左右の何れ側から嵌合枠21に嵌合させる場合にも、そ
の位置決め凹部40に位置決め突部47を容易に嵌め込んで
容易に位置決めできる。支持具43には、ガイドレール9
を下側から支持するレール支持部45の先端側に嵌合溝49
を設け、この嵌合溝49にガイドレール9 の前縁を嵌合さ
せているので、ガイドレール9 の始端側の前縁の上下方
向への変形を防止できる。
【0030】図11及び図12は本発明の第2の実施形
態を例示し、位置決め凹部40の上下で左右の補強リブ3
8,39 間に円弧状の補強部50を設けたものである。この
ようにすれば、左突出部28の後壁板37に開口孔状の位置
決め凹部40を形成しているにも拘わらず、その位置決め
凹部40の周縁部分の損傷を防止できる。従って、遊技盤
8 を交換して外枠1 及び前枠2 側を継続的に使用する場
合にも、嵌合枠21内での遊技盤8 の位置決め精度の低下
を防止できる。
【0031】以上、本発明の各実施形態について説明し
たが、本発明はこれらに限定されるものではない。例え
ば、位置決め突部47、位置決め凹部40は、実施形態とは
逆に設けても良いし、他の部位に設けても良い。また位
置決め突部47の先端形状は、截頭円錐台形状にしても良
い。遊技盤8 の下端部の左右両側に傾斜面41を設け、遊
技盤8 の下端部側をテーパー状に構成しても良い。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
盤8 の嵌合枠21に対する嵌脱時に嵌脱すべく嵌合して嵌
合枠21内で遊技盤8 を位置決めする位置決め凹部40と位
置決め突部47とを備え、固定板27から遊技盤8 の前側に
突出する突出部28と、遊技盤8に固定され且つガイドレ
ール9 の始端側を支持する支持具43との一方に位置決め
凹部40を、他方に位置決め突部47を夫々設けているの
で、嵌合枠21内での遊技盤8 の位置決め精度を確保で
き、遊技盤8 を装着した時に常に発射レール15とガイド
レール9 との相対関係を略一定にできると共に、遊技盤
8 と嵌合枠21との間の遊び量を大にして嵌合枠21に対す
る遊技盤8 の着脱を容易にでき、遊技盤8 の着脱時の作
業性を良好にできる。請求項2に記載の本発明によれ
ば、突出部28をガイドレール9 の下側に配置し、この突
出部28に、ガイドレール9 に沿ったレール受け部30と位
置決め凹部40とを設けているので、突出部28をレール受
け部30用と位置決め凹部40用とに兼用できる。
【0033】請求項3に記載の本発明によれば、支持具
43に、遊技盤8 の前面に取り付けられる取り付け板44
と、この取り付け板44の上部から前側に突出し且つガイ
ドレール9 の始端側を支持するレール支持部45と、この
レール支持部45の下側で取り付け板44から前側に突出す
る位置決め突部47とを備えているので、支持具43をガイ
ドレール9 の支持用と位置決め用とに兼用できる。請求
項4に記載の本発明によれば、レール支持部45の前端側
に、ガイドレール9 の前縁が嵌合する嵌合溝49を設けて
いるので、ガイドレール9 の前縁側の上下への変形を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の横
断平面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の内
部正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の斜視図
である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す前枠の裏側の斜
視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の縦
断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の横
断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す位置決め部分の
正面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す位置決め部分の
断面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す位置決め部分
の分解図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を示す位置決め部分
の正面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態を示す位置決め部分
の断面図である。
【符合の説明】
2 前枠 8 遊技盤 9 ガイドレール 13 発射手段 15 発射レール 21 嵌合枠 25 裏機構板 27 固定板 28 突出部 30 レール受け部 40 位置決め凹部 43 支持具 44 取り付け板 45 レール支持部 47 位置決め突部 49 嵌合溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前枠(2) に、遊技盤(8) が着脱自在に嵌
    合する嵌合枠(21)と、この嵌合枠(21)に嵌合する遊技盤
    (8) を押さえて固定する裏機構板(25)と、遊技盤(8) の
    下方に配置され且つ発射レール(15)が装着された固定板
    (27)と、発射レール(15)上の遊技球を遊技盤(8) のガイ
    ドレール(9) 側に発射させる発射手段(13)とを備えた弾
    球遊技機において、遊技盤(8) の嵌合枠(21)に対する嵌
    脱時に嵌脱すべく嵌合して嵌合枠(21)内で遊技盤(8) を
    位置決めする位置決め凹部(40)と位置決め突部(47)とを
    備え、固定板(27)から遊技盤(8) の前側に突出する突出
    部(28)と、遊技盤(8) に固定され且つガイドレール(9)
    の始端側を支持する支持具(43)との一方に位置決め凹部
    (40)を、他方に位置決め突部(47)を夫々設けたことを特
    徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 突出部(28)をガイドレール(9) の下側に
    配置し、この突出部(28)に、ガイドレール(9) に沿うレ
    ール受け部(30)と位置決め凹部(40)とを設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 支持具(43)に、遊技盤(8) の前面に取り
    付けられる取り付け板(44)と、この取り付け板(44)の上
    部から前側に突出し且つガイドレール(9) の始端側を支
    持するレール支持部(45)と、このレール支持部(45)の下
    側で取り付け板(44)から前側に突出する位置決め突部(4
    7)とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 レール支持部(45)の前端側に、ガイドレ
    ール(9) の前縁が嵌合する嵌合溝(49)を設けたことを特
    徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
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