JP2005021616A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技盤を取付枠に対して前方及び後方のいずれの方向からでも着脱できるようにしたパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技盤7の設置領域20が前後方向に開放して設けられる取付枠6と、前記取付枠6に対する遊技盤7の相対位置を決める位置規制手段21,22と、前記取付枠6の前方又は後方から操作することにより前記遊技盤7を前記設置領域20に着脱交換可能に取付ける固定手段25とを備え、前記位置規制手段21,22は前記遊技盤7の前面に当接して遊技盤7の前方への移動を阻止する前規制部21と該遊技盤7の後面に当接して遊技盤7の後方への移動を阻止する後規制部22とにより構成され、前記設置領域20を正面視して取付枠6の周縁部分の任意の2点を結ぶ仮想直線により区分される設置領域のいずれか一方の領域に前記前規制部21を設け他方の領域に前記後規制部22を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技盤の着脱作業の容易化を図ったパチンコ遊技機に関するものである。
従来、一般的なパチンコ遊技機は、遊技盤のみの運搬及びホールにおいて遊技盤のみを交換することにより機種変更を可能にするために、遊技盤が着脱できるようになっている。すなわち、パチンコ遊技機の前面に前面枠が開閉自在に設けられ、その裏面に一体又は別体で設けられる取付枠に遊技盤が着脱自在に設けられている。そして、その遊技盤の着脱方向は機種により異なり、パチンコ遊技機の前方からであったり後方からであったりしていた(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
特公平4−68957号公報(図4及び図5) 特開平11−47389号公報(図1及び図6)
従来のパチンコ遊技機における遊技盤の取付けにあっては、パチンコ遊技機の組立て時とホールでの遊技盤の交換時とではその取付方向によって、優位性が大きく異なっている。つまり、パチンコ遊技機の組立て時においては、遊技盤はパチンコ遊技機の裏面側から装着したほうが効率がよい。というのも、遊技盤の裏面側に球払出装置等を備えた機構板を装着しなければならないため、遊技盤を前面側から装着するようにすると、いちいちパチンコ遊技機を反転させてから機構板を装着しなければならず、作業性が悪くなるという問題がある。一方、ホールにおいて、遊技盤のみを交換することにより機種変更する際には、パチンコ遊技機が島台に設置された状態にあるため、ガラス扉枠を開放して、遊技盤を着脱したほうが作業効率がよい。というのも、遊技盤をパチンコ遊技機の後方から装着するものであると、前面枠を開放してさらに機構板を開放してから、遊技盤を取外さなければならないため、交換作業が煩雑となっていた。このように、パチンコ遊技機の組立て時とホールでの遊技盤交換時とで、作業優位性が異なっていることから、前方又は後方のいずれか一方からの遊技盤の取付けは、パチンコ遊技機の組立て時又はホールでの遊技盤交換時のどちらかに不便さを強いることになっていた。
請求項1記載の発明は、遊技盤の設置領域が前後方向に開放して設けられる取付枠と、前記取付枠に対する遊技盤の相対位置を決める位置規制手段と、前記取付枠の前方又は後方から操作することにより前記遊技盤を前記設置領域に着脱交換可能に取付ける固定手段とを備え、前記位置規制手段は前記遊技盤の前面に当接して遊技盤の前方への移動を阻止する前規制部と該遊技盤の後面に当接して遊技盤の後方への移動を阻止する後規制部とにより構成され、前記設置領域を正面視して取付枠の周縁部分の任意の2点を結ぶ仮想直線により区分される設置領域のいずれか一方の領域に前記前規制部を設け他方の領域に前記後規制部を設けたことを特徴とする。ここでいう「設置領域」とは、遊技盤とほぼ同形状をして該遊技盤の奥行きを有する領域であり、形状は限定されるものではなく、方形状又は円形,蒲鉾型であってもよい。なお、前記位置規制手段は、取付枠に一体又は別体に設けられるのは問わず、取付枠に取付けられ前記遊技盤の周縁近傍に位置する部材の一部を使用して位置規制させるようにしてもよい。例えば取付枠の前面側に設けられるファール球樋,発射レールであっても、前面枠の裏面側に設けられる前面枠の施錠装置又は機構板のヒンジ部の取付板を延設して屈曲させるようにして位置規制手段としてもよい。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記前規制部及び後規制部は遊技盤の設置領域の中心点に対してほぼ点対称となる位置に設けたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記固定手段は取付枠の前方及び後方から操作し得る操作部を有すると共に遊技盤又は取付枠の前面及び後面に係止する挟着片を設けたことを特徴とする。ここでいう「操作部」とは、指で摘み操作し得る操作片であっても、治具を嵌めて操作し得る溝,孔又は突部であってもよい。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記固定手段は遊技盤又は取付枠に着脱自在に設けたことを特徴とする。遊技盤又は取付枠の周縁の適宜位置に前後方向に貫通し一側が開放する設置溝を形成し、前記設置溝に遊技盤を設置領域に固定させる係止部材を着脱自在に設けるのが好ましい。
遊技盤の設置領域が前後方向に開放して設けられる取付枠と、前記取付枠に対する遊技盤の相対位置を決める位置規制手段と、前記取付枠の前方又は後方から操作することにより前記遊技盤を前記設置領域に着脱交換可能に取付ける固定手段とを備え、前記位置規制手段は前記取付枠の後面に当接して遊技盤の前方への移動を阻止する前規制部と該取付枠の前面に当接して遊技盤の後方への移動を阻止する後規制部とにより構成され、前記遊技盤を正面視して周縁部分の任意の2点を結ぶ仮想直線により区分される領域のいずれか一方の領域に前記前規制部が位置し、他方の領域に前記後規制部が位置するように設けるようにしてもよい。前記位置決め手段の後規制部は、遊技盤面に装着される飾りランプ,証紙等を貼着する装飾部材又はガイドレ−ルの一部を遊技盤の外方に突出するように設けるようにすればよい。また、前規制部は、アウト口の後面を閉塞する閉塞板又は入賞球通路の一部を遊技盤の外方に突出するように設けるようにすればよい。
さらに、前記取付枠に対する遊技盤の相対位置を決める前規制部と後規制部は、取付枠及び遊技盤のそれぞれにいずれか一方を設けるようにしてもよく、前記遊技盤を取付枠に装着した状態を正面視して、該遊技盤の周縁部分の任意の2点を結ぶ仮想直線により区分される領域のいずれか一方の領域に前記前規制部が位置し、他方の領域に前記後規制部が位置するように設けるようにすればよい。なお、前後規制部は別体に設けるようにしてもよく、好ましくは取付枠又は遊技盤の周縁部に設けられる設置部材自体又はその一部を変形して前後規制部とするのがよい。
前記仮想直線を設置領域に遊技盤を取付ける際の仮想回転軸とし、遊技盤を設置領域に対して傾斜状に臨ませて前記仮想回転軸を中心として遊技盤を回動させ遊技盤の相対位置を位置決めするようにするのがよい。
前記取付枠は、上下左右側枠により構成され、遊技盤の設置領域がほぼ方形状に形成され、前記相対する上下側枠又は左右側枠のいずれか一組の端部であり設置領域の前後でほぼ点対称となる位置に遊技盤の前面及び後面が当接し位置決めする位置規制手段を設けるのが好ましい。
前記固定手段は、遊技盤面に対して垂直な回動軸を中心として回動自在に設けるのが好ましい。また、固定手段は遊技盤面に沿って可動するように設けてもよい。
本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技盤の設置領域が前後方向に開放して設けられる取付枠と、前記取付枠に対する遊技盤の相対位置を決める位置規制手段と、前記取付枠の前方又は後方から操作することにより前記遊技盤を前記設置領域に着脱交換可能に取付ける固定手段とを備え、前記位置規制手段は前記遊技盤の前面に当接して遊技盤の前方への移動を阻止する前規制部と該遊技盤の後面に当接して遊技盤の後方への移動を阻止する後規制部とにより構成され、前記設置領域を正面視して取付枠の周縁部分の任意の2点を結ぶ仮想直線により区分される設置領域のいずれか一方の領域に前記前規制部を設け他方の領域に前記後規制部を設けることにより、パチンコ遊技機の前方又は後方のいずれの方向からも遊技盤を取付枠に位置決めでき、簡単に装着することができるという優れた効果を発揮する。また、遊技盤の取外しに際しても視認されない位置規制手段側の一側を押すだけで、遊技盤が傾斜するため遊技盤を把持することができ、取付枠から簡単に取外すことができる。
遊技盤を取付枠の前方又は後方のいずれの方向からも着脱自在に装着し得るようにするという目的を、簡単な構造でしかも確実な取付を実現した。遊技盤の装着方向に対して手前に位置する前記位置規制手段側を、装着方向に対して前方に位置させるように、該遊技盤を仮想回転軸により回転させて設置領域に対して傾斜した状態で遊技盤の一側を該設置領域に臨ませ、前記遊技盤を前記仮想回転軸により逆回転させて取付枠と平行位置させることにより、遊技盤の前面及び後面が前記位置規制手段に当接するようにした。
次に、図面に従い本発明の一実施例について説明する。図1は本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図、図2はパチンコ遊技機の裏面図である。図において、1はパチンコ遊技機の機枠、2は機枠1の前面に自由端側を施錠装置により施錠するように開閉自在に装着された前面枠である。前面枠2の前面にはガラス扉枠3及び打球供給皿4が開閉自在に設けられ、その下方に前記打球供給皿4の余剰球を貯留する余剰球受皿5が設けられている。また、前面枠2の裏面には合成樹脂により一体に形成した取付枠6が設けられ、該取付枠6に遊技盤7が着脱交換可能に装着され、前記ガラス扉枠3を介して該遊技盤7が視認し得るようにしている。また、該遊技盤7の裏面には球タンク8,球払出装置9等の裏部品及び回路基板16等を組付けた合成樹脂製の機構板10がヒンジ部材により開閉自在に装着される。なお、本実施例では前面枠2と取付枠6とを合成樹脂により一体に成形したものとして例示しているが、金属製としても前面枠2と取付枠6とをそれぞれ別体に形成したものであってもよい。当然のことではあるが、取付枠6を金属製とすることでアースしやすくすることができる。
前記遊技盤7は、図3に示すようにほぼ方形状に形成され、前面にほぼ円形に配設されたガイドレール12によって遊技領域7aが形成されている。そして、その遊技領域7a内に表示装置13,入賞口14,風車15等の盤面部品が設けられ、遊技領域7aの最下端にアウト口が設けられている。
前記取付枠6は、図3及び図4に示すように遊技盤7の下端を支持する下側枠6bと、遊技盤7の上部及び左右両側をそれぞれ支持する上側枠6a及び左右側枠6c,6dとにより額縁状に形成されており、遊技盤7が取付けられる設置領域20が前後方向に開放して設けられている。そして、下側枠6bの前面には前記ガイドレール12に連通する発射レール17及びファール球樋18が設けられている。また、前記設置領域20の前後に位置し、前記取付枠6に対する遊技盤7の相対位置を決める位置規制手段を設けている。該位置規制手段は、前記遊技盤7の前面に当接して遊技盤7の前方への移動を阻止する前規制部と、該遊技盤7の後面に当接して遊技盤7の後方への移動を阻止する後規制部とにより構成されている。この実施例において、位置規制手段は左右側枠6c,6dの前後端部に位置し、設置領域20の中心点に対してほぼ点対称位置となるように、前規制部及び後規制部として左右側枠6c,6dの上端から下端にかけて帯状に前後当片21,22が設けられている。そして、一方の右側枠6dに設けられた前当片21が遊技盤7の前面に当接し、他方の左側枠6cに設けられた後当片22が遊技盤7の後面に当接するように設置領域20を平面視して対角線上に設けられ、遊技盤7を取付枠6に位置決めするようにしている。つまり、前記前当片21及び後当片22は、前記設置領域20を正面視して取付枠6の周縁部分の任意の2点を結ぶ仮想直線により区分される設置領域のいずれか一方の領域(図3において右)に前記前当片21を少なくとも1箇所に設け、他方の領域(図3において左)に前記後当片22を少なくとも1箇所に設け、かつ取付枠6を正面視して前当片21及び後当片22間に遊技盤7の厚みが通過可能な間隙を有し、遊技盤7の着脱を妨げない位置に設けられる。なお、前記仮想直線は設置領域20に遊技盤7を取付ける際の仮想回転軸とし、遊技盤7を設置領域20に対して傾斜状に臨ませて前記仮想回転軸を中心として遊技盤7を回動させ遊技盤7の相対位置を位置決めするようにしている。
また、取付枠6の適宜位置に、遊技盤7に係止して該遊技盤7を設置領域20に固定させる固定手段としての係止部材25が複数個回動自在に設けられている。前記係止部材25は、図5に示すように細径軸部26の両端に遊技盤7の前面及び後面に係止する前後挟着片27,28が、ほぼ遊技盤7の厚みを隔てて相対位置に半径方向に平行に延出して設けられ、さらに取付枠6の前後方向のいずれの方向からでも操作し得る操作部として、手で係止部材25を操作する操作片29,30が設けられ、全体形状を前後で対称形状としている。なお、前記挟着片27,28は、図上ほぼ方形状としたが形状に限定されるものではなく扇状であってもよく、このことからも操作角度は必ずしも90°に限定されるものではない。また、係止部材25は上下側枠6a,6b及び左右側枠6c,6dに着脱自在に設けられ、該上下・左右側枠6a〜6dには、前記係止部材25の軸部26が支持される設置部として、設置領域20側の一端が開放する設置溝31が形成されている。具体的には、下側枠6b及び左右側枠6c,6dの設置溝31は、設置領域20に向って斜め上方に開放するように形成され、上側枠6aの設置溝31は一端が下方で開放した円弧状に形成されている。なお、前記設置溝31の開放端は、図5に示すように前記軸部26よりも僅かに縮径してC字状に形成され、係止部材25が簡単に外れないようにしている。前記係止部材25の取付けは、前記設置溝31に軸部26を開放端から押し込み嵌挿することにより、該係止部材25が取付枠6に装着される遊技盤7面に対して垂直な回動軸を中心として回動自在に取付けられ、前記挟着片27,28が遊技盤7の盤面に沿って回動する。なお、設置部は溝状のものに限られることなく軸部26を両端で支持するようにしてもよい。そして、操作片29,30を操作して、軸部26を支点に回動させることにより、前記前後挟着片27,28が遊技盤7の前面及び後面に沿って回動し、遊技盤7の前面及び後面に圧接係止させることができるようになっている。
次に、パチンコ遊技機の組立て時に優位性を持つ、後面側から遊技盤7を装着する仕方について説明する。まず、図4に示すように前記係止部材25を上下左右側枠6a〜6dの設置溝31に前後挟着片27,28が設置領域20に臨まないように嵌め込む。このとき、前記係止部材25が前後対称形状となっていることから、装着方向を気にすることなく取付けることができ、作業効率が捗ることになる。そして、遊技盤7を左右側枠6c,6dに沿い、設置領域20を正面視して該設置領域20を左右にほぼ二分する上下方向の仮想線を仮想回転軸として、後当片22側の遊技盤7の一側が設置領域20に対して前方に傾斜するように、下側枠6bで遊技盤7を支持しながら、正面視して前当片21及び後当片22間の間隙から設置領域20内に臨ませる。このとき、図6鎖線に示すように後当片22側の遊技盤7の一側後面が、後当片22と対峙するように臨ませるのが好ましい。次に、前記仮想回転軸を中心として図6矢印に示すように遊技盤7が設置領域20に収納されるように逆回転させ、該遊技盤7が取付枠6とほぼ平行になると、後当片22に遊技盤7の後面が当接すると共に、他側の相対する前面が前当片21に当接して設置領域20に位置決め戴置される。この状態で、前記係止部材25の後面側の操作片30を操作して、係止部材25をほぼ90°回転させると、図6に示すようにそれぞれの前後挟着片27,28が遊技盤7の前面及び後面に係止して、遊技盤7が取付枠6に確固として取付けられる。そして、機構板10を該遊技盤7の裏面に装着し、遊技盤7に設けられる盤面部品等の配線を回路基板16等に接続することでパチンコ遊技機の組立てが完了する。なお、当然左側枠6c及び右側枠6dの前当片21と後当片22とを逆にしてもよいのはいうまでもなく、このとき遊技盤7の装着時に取付枠6に対する傾斜方向が逆になるのみで、遊技盤7の装着自体に何等問題となることはない。
次に、遊技盤7の取外しについて説明する。ここではホールに設置されたパチンコ遊技機の遊技盤7のみの交換で機種変更するに際して優位性を持つ、前面側からの遊技盤7の脱着について説明する。遊技盤7を取付枠6から取外すには、まず、図7に示すようにガラス扉枠3を開放して遊技盤7を露呈させる。そして、遊技盤7の前面側に位置する係止部材25の操作片29を指で回動操作して、遊技盤7の前面及び後面に係止している前後挟着片27,28を解除させて、遊技盤7が取付枠6に戴置された状態とする。そして、取外す方向に対して手前に位置する位置規制手段、つまり実施例において前当片21により位置決めされている遊技盤7の右側を押して、同図鎖線に示すように取付枠6に対して遊技盤7を傾斜状で下側枠6bに支持させた状態で、前記遊技盤7の配線を取外して前記前当片21をかわして、図3に示すように前方へ引き出し取外すことができる。
次に、新しい遊技盤7を前面側から装着するには、図3に示すようにガラス扉枠3が開放され設置領域20が露呈した状態で、図7鎖線に示すように遊技盤7を左右側枠6c,6dに沿った上下方向の仮想回転軸を中心として、前当片21側が設置領域20に対して後方に傾斜するように、下側枠6bで遊技盤7を支持しながら設置領域20内に臨ませる。この状態で、遊技盤7の配線を機構板10の回路基板16等に接続し、前記仮想回転軸を中心として設置領域20に遊技盤7が収納されるように回転させる。そして、遊技盤7が取付枠6とほぼ平行になると、後当片22に遊技盤7の後面が当接すると共に、相対する前面が前当片21に当接して位置決めされる。この状態で、前記係止部材25の前面側の操作片29を操作して、ほぼ90°回転させると、図7に示すように前後挟着片27,28のそれぞれが遊技盤7の前面及び後面に係止して、遊技盤7が取付枠6に確固として取付けられる。なお、当然のことながら遊技盤7をパチンコ遊技機の後面側から取外すことも可能であり、前面枠2を開放すると共に図6に示すように機構板10を開放して遊技盤7を露呈させ、係止部材25を操作して遊技盤7の係止状態を解除し、前記前面側への取外しと同様に、図4に示すように遊技盤7を後面側に取外すことができる。
このように、前記上下左右側枠6a〜6dの前後端部であり、前記設置領域20の中心点に対してほぼ点対称となる位置に、遊技盤7の前面若しくは後面が当接する位置規制手段を設けることにより、取付枠6に対して前方及び後方のいずれの方向からでも遊技盤7を装着することができる。このため、パチンコ遊技機の組立て時においてもホールでの遊技盤7の交換時においても、任意の方向から遊技盤7を着脱することができ、作業効率が大幅に向上する。
なお、位置規制手段を相対する左右側枠6c,6dの点対称位置に設けるようにしたが、設置領域20の中心点に対してほぼ点対称位置となるように、相対する上下側枠6a,6bの点対称位置に設けるようにしてもよい。また、位置規制手段は、図8(イ)に示すように設置領域20の中心点に対してほぼ点対称位置となる上下左右側枠6a〜6dのコーナー部に設けるようにしてもよい。このとき、設置領域20を正面視して該設置領域20を斜め方向に二分する斜め方向の仮想線を仮想回転軸Rとして、遊技盤7を傾斜させて設置領域20に臨むようにすればよい。また、位置規制手段は、必ずしも点対称位置に設けることはなく、図8(ロ)に示すように相対する上下側枠6a,6b又は左右側枠6c,6dに、前後に相対して部分的に複数設けるようにしてもよく、遊技盤7を設置領域20に傾斜させて臨ませ、左右側枠6c,6dに沿った上下方向の仮想回転軸Rを中心として回動させるようにすればよい。このとき、前当片21及び後当片22は仮想回転軸Rにより前当片21側と後当片22側に区分けされるように設けるのがよい。なお、好ましくは、左側枠6cに前当片21を設け、右側枠6dに後当片22を設けるのがよく、というのも、遊技機7を前方から装着する際に、遊技機7の左側方を後方に位置させ下側枠6dに遊技盤7の下面を支持させた状態とすることで、ガラス扉枠3の自由端側が広く開放し、遊技盤7の配線処理が行いやすくなるからである。
また、位置規制手段は、取付枠6と一体に設けることなく別体に取付けるようにしてもよく、更に好ましくは取付枠6又はその近傍に設けられる既存部品自体又はその一部を変形して利用するようにしてもよい。例えば、前面枠2の前面に設けられるトップレンズであったり、下側枠6bの前面に設けられる発射レール17及びファール球樋18であったり、前面枠2の裏面側に設けられる入賞球集合樋であったり、また前面枠2の施錠装置のベース部材,機構板10又は前面枠2のヒンジ部材の取付板等を延設して屈曲させたりして位置規制手段としてもよい。特に、施錠装置又はヒンジ部材は基本的に金属で成形されているため、その一部を位置規制手段とすることで、該位置規制手段に弾性を付与することができ遊技盤7の圧着性がよくなり、遊技盤7をがたつきなく取付けることができる。このことは、前記取付枠6を金属製にして、該取付枠6に位置規制手段を設けたときにも言えることである。好ましくは、部分的に圧着調整を行いやすくするために、位置規制手段の適宜個所に切溝を設けて、より弾性を付与させるようにしてもよい。また、全体的に圧着させることなく部分的に圧着するように、部分的に弾性を付与した圧着調整用の規制部を設けるようにしてもよい。
また、前記係止部材25は前記設置領域20内に臨む位置に突出形成した保持部に設けるようにしてもよく、遊技盤7に該保持部に対応して切欠きを設けるようにすればよい。このとき、前記保持部が上下左右方向の位置決めとなると共に該保持部で遊技盤7の荷重が分散して支持される。
また、実施例において係止部材25の操作部は、手で操作片29,30を操作するようにしたが、操作部にドライバー等の治具が係合する溝,孔又は突部等の係合部を形成して、該治具を使用して係止部材25を操作するようにしてもよい。また、前記操作片29,30を係止部材25に対して可倒式に設けるようにして、使用しないときには操作片29,30を突出しないように倒して邪魔にならないようにするのが好ましい。なお、この可倒式の操作片29,30の構造は限定されることなく、多種な方法が考えられる。
図8は他の実施例を示し、前記実施例と異なる点は係止部材25を遊技盤7側に設けた点であるので、同じ構成には同一符号を付して説明する。なお、この実施例において、位置規制手段としての前当片21及び後当片22は、相対する上下側枠6a,6bの前後端部に位置して、設置領域20の中心点に対してほぼ点対称となる位置に全幅に亘って設けられている。図上前当片21が上側枠6aに設けられ後当片22が下側枠6bに設けられる。なお、遊技領域20は上下方向に余裕があってもよく、遊技盤7が下側枠6bで支持され位置規制手段により位置規制された状態で遊技盤7の上方に隙間が生じても、遊技盤7が必ず下側枠6bで支持されるため、取付位置が確定し安定した状態で取付けることができる。逆に、隙間が生じても遊技盤7を設置領域20に設置操作し易くなるという利点がある。当然、左右方向に隙間が生じるようにしてもよいが、発射レール17とガイドレール12との位置関係において、好ましくは正面視して左方が取付枠6に当接し、右方に隙間が生じるようにした方がよい。また、遊技盤7の周縁近傍に前記係止部材25が装着される設置溝31が設けられ、開放端は細径軸部26より僅かに縮径して形成される。前記左右側縁に位置する設置溝31は、僅かに下向き開放の傾斜状に設けられている。というのも、係止部材25を持って遊技盤7を持ち上げた際に、遊技盤7の荷重によって係止部材25が外れないようにすることができるからである。さらに、従来係止部材25が遊技盤7側に設けられていることがなかったために、遊技盤7を取付枠6に取着する際に、遊技盤7の前面部品(例えばガイドレール12や周囲の盤面部品)又は裏面部品(例えば表示装置13等の中央役物の裏側部分)を直接持って行っていた。そのために、把持した部品により指先を傷付けることもしばしばあり、装着し難いものであった。しかし、遊技盤7側に係止部材25を設けることにより、操作片29,30を摘みながら安定した状態で取付作業を行うことができ、指先を傷付けることもない。
次に、上記構成の遊技盤7の取付枠6への装着の仕方を説明する。なお、取付枠6の前方及び後方から遊技盤7を装着し得ることは、前記実施例と同じであるので、前方からの装着について説明する。先ず、図9に示すようにガラス扉枠3を開放した状態で、遊技盤7の設置溝31に係止部材25を嵌挿させ、遊技盤7に回動自在に取付ける。このとき、各係止部材25の前後挟着片27,28が遊技盤7の外周からはみ出さないように位置させた状態に設置する。そして、好ましくは指で対角線上の係止部材25の操作片29を摘んで遊技盤7を持ち上げ、遊技盤7の装着方向に対して手前に位置する前当片21より後方に遊技盤7が臨むように、設置領域20を正面視して、該設置領域20を上下にほぼ二分する左右方向の仮想線を仮想回転軸として、取付枠6に対して遊技盤7を傾斜させる。実施例においては、図10鎖線に示すように遊技盤7の上方が、装着方向側に位置するように上下側枠6a,6bと同方向の仮想回転軸により遊技盤7を回転させ、遊技盤7が後傾した状態で、遊技盤7上部前面が前当片21と対峙するように設置領域20に臨ませる。この状態で、図10矢印に示すように遊技盤7の上方を手前へ引くと共に下方を後方に押すようにして、取付枠6に対し遊技盤7が平行になるように前記仮想回転軸により遊技盤7を回転させて、遊技盤7の上部前面を前当片21に当接させると共に、下部後面を後当片22に当接させて遊技盤7を設置領域20に位置決めさせる。そして、係止部材25の操作片29を操作して回動させ、図11に示すように前後挟着片27,28を左右側枠6c,6dの前面及び後面に係止させると、遊技盤7が設置領域20に確固と固定される。また、遊技盤7の取外しは、逆に操作片29を操作して係止部材25の挟着片27,28を左右側枠6c,6dの前面及び後面から外して、前後当片21,22により位置決めされた状態とし、操作片29を摘みながら遊技盤7の下方が後当片22から離間するように遊技盤7を傾斜させ、遊技盤7の前面と前当片21との当接を解除して、該前当片21を避けるように遊技盤7を手前に引き出せば取外すことができる。なお、実施例において係止部材25を遊技盤7の左右両側に設けるようにしたが、遊技盤7の上下に位置して設けるようにしてもよく、該係止部材25により上下側枠6a,6bに係止するようにすればよい。また、詳細な説明は省略するが、この実施例においても当然前面側からの取付けと同様に、取付枠6の後面側からも遊技盤7を取付けることが可能である。
なお、前記固定手段は、係止部材25を遊技盤7面に対して垂直な回動軸を中心として回動自在に設けるようにしたが、設置領域20と平行面内でスライド自在に設けるようにしてもよい。さらに、固定手段を遊技盤7又は取付枠6に固定的に設けるようにしてもよい。また、前記実施例でもいえることではあるが、遊技盤7の取付時に、遊技盤7に係止部材25を設けた際には前後挟着片27,28が遊技盤7の外周から突出しないようにし、取付枠6側に係止部材25を設けた際には前後挟着片27,28が設置領域20内に臨まないようにするのが好ましい。特に、遊技盤7に係止部材25を設けた際には、該遊技盤7の運搬時等に前後挟着片27,28が衝突した衝撃により破損することがない。
また、係止部材25の挟着片27,28は、必ずしも遊技盤7又は取付枠6の前面及び後面に係止する必要はなく、遊技盤7又は取付枠6に切溝状に設けた係止部に係合させるようにしてもよい。また、固定手段は実施例に示したものに限定されるものではなく、例えば図12に示すように軸部26を介して前後挟着片27,28と相対する側に取付枠6又は遊技盤7に当接する当接片部33を設け、係止部材25を取付枠6側に設けた際には前記当接片部33が取付枠6に当接し、係止部材25を遊技盤7側に設けた際には前記当接片部33が遊技盤7に当接して、係止部材25の操作性及び安定性を高めるようにしてもよい。このとき、前記当接片部33を前後挟着片27,28とほぼ同じ大きさに対称的に設けることで、該当接片部33又は前後挟着片27,28のいずれか一方で遊技盤7を挟着することができ、係止部材25を左右どちらに回動させても係止固定することができるため、人それぞれ回動操作方向に得手不得手があっても対応することができる。
また、遊技盤7を仮想回転軸により回動して設置領域20に装着した状態で、遊技盤7が周方向に圧着されるようにテーパー面を有するリブ壁又は弾性部材を上下左右側枠6a〜6dの内周面に設けるようにしてもよい。また、固定手段は設置領域20の周縁近傍又は遊技盤7の周縁近傍に位置するランプ飾り,ガラス保護板,証紙貼着部材等の飾り部材又は遊技を演出する入賞装置及び表示装置等の装着部材,スピーカ等をスライド又は回動し得るように可動自在に設けて、該装着部材を可動させることにより遊技盤7の前後方向の移動を阻止して固定させるようにしてもよい。
また、前記係止部材25の係止状態及び解除状態を位置規制する位置決め手段を設けるのが好ましく、該位置決め手段は凹凸の係合であったり、規制片への衝止であったりすればよい。具体的には、図12に示すように前記前後挟着片27,28の内面に係止部材25の規定位置を位置決めする小突起35を設けて、取付枠6又は遊技盤7に該小突起35に対応する凹部36を形成すればよい。該小突起35は係止時の圧接力を高める効果を有する。また、係止部材25の位置決め手段は、遊技盤7に設けられる装飾部材等の盤面部品に設けるようにしても、図13に示すように係止部材25と該係止部材25の回動に沿ったリブ壁34に小突起35及び凹部36を設けるようにしてもよい。
また、ガラス扉枠3を閉じた状態において、遊技盤7の前面側に突出する前記係止部材25自体又は操作片29等が嵌る凹凸部若しくは孔を、ガラス扉枠3の裏面側に位置する飾り板又は補強板に形成し、突出した前記係止部材25の操作片29等が嵌るようにするのがよい。好ましくは、係止部材25を規定位置に回動して遊技盤7を固定した状態で、前記係止部材25自体又は操作片29が嵌る形状とし、万一、係止部材25が遊技盤7をずれた状態で係止している場合には、該係止部材25がガラス扉枠3裏面に衝止して該ガラス扉枠3を閉鎖することができないため、係止部材25が確実に定位置で係止しているかを確認する確認手段とすることができる。さらに、係止部材25が振動等により無用に回動しないように位置決めすることもできる。
さらに、係止部材25の設置溝31に対する着脱に際して、図12に示すように前記軸部26をDカット又は一対の平行面を有する小判型にすることにより小径部を形成し、それに伴い設置溝31の開口幅を該軸部26の小径部が入る程度の幅に設定するのが好ましい。そして、軸部26の小径部を設置溝31に臨ませて係止部材25を回動させるようにすれば、大径部が設置溝31の開口側に位置して係止部材25は設置溝31から抜脱することはない。このとき、係止部材25は遊技盤7を固定する状態で装着するようにして、回動させて遊技盤7を取付枠6に取付け得る状態とするのがよく、前記位置決め手段により仮固定するのがよい。というのも、係止部材25を回動させて遊技盤7を取付枠6に固定した状態にして、軸部26の小径部が開口に対応していても、設置溝31の開口を取付枠6又は遊技盤7が閉塞しているので、係止部材25が外れることはない。なお、前記軸部26の形状は必ずしも設置溝31に合致する円弧面を有することなく、小径部と大径部を有する方形状又は楕円として、最大径部を設置溝31の円弧面の直径とすればよい。また、設置溝31の開口を縮幅することなく、図13に示すように前記前後挟着片27,28の外周の回動に沿ったリブ壁34を設けて、図13鎖線で示す遊技盤7の取付位置で係止部材25を開口から挿通し、係止部材25を遊技盤7が取付枠6に取付けられる同図実線状態に回動することにより、同図実線に示すように前記リブ壁34により前後挟着片27,28の開口方向への移動が阻止され外れなくすることができる。
また、実施例において、前記位置規制手段を取付枠6に設けるようにしたが、遊技盤7に設けるようにしてもよく、前記取付枠6の後面に当接して遊技盤7の前方への移動を阻止する前規制部21と該取付枠20の前面に当接して遊技盤7の後方への移動を阻止する後規制部22とにより構成され、前記遊技盤7を正面視して、該遊技盤7の周縁部分の任意の2点を結ぶ仮想直線により区分される領域のいずれか一方の領域に前記前規制部21が位置し、他方の領域に前記後規制部22が位置するように設けるようにしてもよい。前記位置決め手段の後規制部22は、遊技盤7面に装着される飾りランプ,証紙等を貼着する装飾部材の一部を遊技盤の外方に突出するように設けるようにすればよい。また、前規制部21は、アウト口の後面を閉塞する閉塞板又は遊技盤7の裏面に設けられ前記入賞口14に入賞したパチンコ球を誘導する入賞球通路の一部を遊技盤7の外方に突出するように設けるようにすればよい。
さらに、前記取付枠6に対する遊技盤7の相対位置を決める前規制部21と後規制部22は、いずれか一方を取付枠6に設け、他方を遊技盤7側に設けるようにしてもよく、前記遊技盤7を取付枠6に装着した状態を正面視して、該遊技盤7の周縁部分の任意の2点を結ぶ仮想直線により区分される領域のいずれか一方の領域に前記前規制部21が位置し、他方の領域に前記後規制部22が位置するように設けるようにしてもよい。当然のことながら、前規制部21及び後規制部22は、前記遊技盤7の取着時に遊技盤7が傾斜状態で設置領域20内に臨み得るように設けられている。例えば下側枠6bに遊技盤7の前方への移動を阻止する前規制部21を設け、遊技盤7の上部前面に遊技盤7の後方への移動を阻止する後規制部22を設けるようにすればよい。具体的には、前記後規制部22は、遊技領域7a外に装着される飾りランプを遊技盤7の上端より外方に突出するように設けるようにすればよい。
また、前記実施例において、設置領域20を上下左右側枠6a〜6dにより方形状に形成するようにしたが、この形状に限定されることなく、設置領域20は円形であっても蒲鉾型であっても、本発明は適用可能である。当然のことながら、設置領域20の形状に伴い遊技盤7の形状も変化する。
なお、本件は前後規制部21,22を遊技盤7の設置領域20の周縁全部に設けることがないため、針金等の不正具の進入を防ぐ不正防止手段を設けるのが好ましく、特に前記前後規制部21,22が設けられていない個所に、例えば、前面枠2の前面とガラス扉枠3の裏面側とに互いに係合する凹凸部を設けるようにすればよい。また、遊技盤7の遊技領域7a外の前面とガラス扉枠3の裏面側とに互いに係合する凹凸部を設けるようにしてもよい。このとき、遊技盤7の前面に直接溝を切削しても凸条を別途設けるようにしてもよい。なお、前記遊技盤7側の凹凸部は、該遊技盤7に設けられるレンズ飾り,証紙貼着部材等に設けるようにしてもよい。
本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図である。 本発明が適用されるパチンコ遊技機の裏面図である。 ガラス扉枠を開き取付枠から遊技盤を取外した状態のパチンコ遊技機の正面斜視図である。 機構板を開き取付枠から遊技盤を取外した状態のパチンコ遊技機の裏面斜視図である。 係止部材を外して示す取付枠の要部の斜視図である。 遊技盤の取付状態を示す平面断面図である。 遊技盤の取付状態を示す平面断面図である。 (イ),(ロ)は位置規制手段の他の実施例を示す説明図である。 ガラス扉枠を開き取付枠から遊技盤を取外した状態の他の実施例のパチンコ遊技機の正面斜視図である。 遊技盤の取付状態を示す側面断面図である。 遊技盤の取付状態を示す平面断面図である。 係止部材の他の実施例を示す斜視図である。 係止部材の取付けを示す要部正面図である。
符号の説明
6 取付枠
7 遊技盤
20 設置領域
21 前当片(位置規制手段,前規制部)
22 後当片(位置規制手段,後規制部)
25 係止部材(固定手段)
27,28 挟着片
29,30 操作片(操作部)

Claims (4)

  1. 遊技盤の設置領域が前後方向に開放して設けられる取付枠と、前記取付枠に対する遊技盤の相対位置を決める位置規制手段と、前記取付枠の前方又は後方から操作することにより前記遊技盤を前記設置領域に着脱交換可能に取付ける固定手段とを備え、
    前記位置規制手段は前記遊技盤の前面に当接して遊技盤の前方への移動を阻止する前規制部と該遊技盤の後面に当接して遊技盤の後方への移動を阻止する後規制部とにより構成され、前記設置領域を正面視して取付枠の周縁部分の任意の2点を結ぶ仮想直線により区分される設置領域のいずれか一方の領域に前記前規制部を設け他方の領域に前記後規制部を設けたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記前規制部及び後規制部は遊技盤の設置領域の中心点に対してほぼ点対称となる位置に設けたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記固定手段は取付枠の前方及び後方から操作し得る操作部を有すると共に遊技盤又は取付枠の前面及び後面に係止する挟着片を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記固定手段は遊技盤又は取付枠に着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072411A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Heiwa Corp パチンコ遊技機の遊技盤取付装置
JP2011115213A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Sansei R&D:Kk 遊技機
JP2014030736A (ja) * 2013-08-09 2014-02-20 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015128666A (ja) * 2015-03-13 2015-07-16 株式会社三洋物産 遊技機

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