JP4029293B2 - パチンコ遊技機における遊技盤用の施錠装置 - Google Patents
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Description
外枠(A)に組付けられる前枠(B)の窓口(11)裏側に位置するセット保持枠(12)のセット口(13)に対して、遊技盤(D)が前側より着脱交換可能にセットされたパチンコ遊技機にあって、
前記セット保持枠(12)に開設されたセット口(13)内周に臨む所定位置に設けられた保持部(40)と、この保持部(40)に対して着脱可能に嵌合セットされて回転可能に支持される施錠具(55)とを備え、
前記保持部(40)では、前記セット口(13)内にセットされた前記遊技盤(D)の係合部(32)裏側を係止し得る係止部(41)と軸孔口部(42)とを形成し、
前記施錠具(55)では、前記保持部(40)の軸孔口部(42)に回動可能に嵌合支持される軸部(56)の後側に、前記係止部(41)に支持される回動支盤(57)を一体に形成すると共に、軸部(56)の前側に、前記保持部(40)の前側に係止し得ると共に先端面に六角形の操作孔(61)が形成されるボス状の係止部(58)と、指先を掛けて回動操作をなすことが可能な操作部(59)と、前記遊技盤(D)の係合部(32)前側に弾性的に係合し得る係合部(60)とを一体に形成し、
前記操作部(59)は、前記軸部(56)の軸方向と直交方向に長手が延在する略矩形状を呈し、該操作部(59)は、ボス状の前記係止部(58)に対して径方向に偏倚した状態で、その長手方向に延在する一端面の中央後部が該係止部(58)の円筒面の前部に連設されて、該一端面とは反対側の他端面が係止部(58)から径方向外方に突出し、
前記操作部(59)における前記係止部(58)に連設した前記一端面の中央に、前記操作孔(61)の一部をなす凹部を前記軸部(56)の軸方向に延在するよう形成し、
前記係合部(60)は、前記操作部(59)の前記他端面に形成され、その中央部に前記回動支盤(57)側へ突出した係合突起(62)を有していることを特徴とする。
前記規制部(48)は、前記施錠具(55)の係合突起(62)を案内する案内壁部(49)および案内斜面(50)と、該係合突起(62)が突入係止する位置決め用の係合凹部(51)とを有することを要旨とする。
遊技盤の取付けにおいては、前枠前面のガラス扉を開放したもとで、前枠における枠体の窓口からセット保持枠のセット口へ遊技盤を収納セットすることで、該遊技盤はセット口内に起立状態で収容保持される。そして、セット口内の所要位置に配設された各施錠装置における施錠具の操作部に指先を掛けて、該施錠具を所定方向へ回動操作することにより施錠位置に変位し、係合部が遊技盤に弾性的に係合して該遊技盤を弾性的に固定化保持し得る。一方、遊技盤の取外しにおいては、遊技盤の施錠状態にある各施錠具の操作部に指先を掛けて、夫々の施錠具を前とは反対方向へ回動操作することにより、遊技盤に対する各施錠具の係合部の係合が解除され、遊技盤をセット口から取出すことができる。このように、遊技盤の施錠,解錠をなす施錠具が、一切の回動操作器具等を使用せずに指先操作のみで簡単かつ容易になされ、遊技盤着脱に係る作業の合理化および容易化が図られる。また、施錠具の係止部に形成した操作孔に対応の回動操作器具を係合して、該操作器具で施錠具を回動操作することで、遊技盤の施錠,解錠を行なうことも可能である。
また、保持部の軸孔口部に軸部が嵌挿支持された状態で施錠具を回動し、係合突起が規制部の係合凹部に突入係止することにより、施錠具を、回動が制止された状態でセット保持枠に定置セットできる。
本実施例のパチンコ機Pは、その基本的構成の概要として図1に略示するように、縦長方形の外枠Aの開口前面側に、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の前枠Bが連結支持手段および施錠手段を利用して開閉および着脱が可能に組付けられている。そしてこの前枠Bの前面側に、遊技盤Dの透視保護窓である後述のガラス窓Cと、上の球受け皿Eとが個々の連結支持手段等を利用して共に横開き形態で開閉可能に組付け整合される一方、前枠Bの下部に下の球受け皿Fおよび打球発射装置Gにおける打球操作部G1等が装着セットされ、また前枠Bの裏側に各種の球経路および球処理・払出部等を備えた機構セット盤(図示せず)がセットされている。
前記前枠Bは、図2に示すように全体が合成樹脂成形されたものが例示され、前記外枠Aの開口前面域に整合する外形サイズに成形されて内側に正面縦長方形の窓枠口(窓口)11を開口した枠体10と、この枠体10の裏側に一体成形されて前記窓枠口11の正面内部に臨む遊技盤用のセット口13を開口したセット保持枠12とが、前後に連設された内外二重枠形態とされている。そして前記枠体10においては、窓枠口11の下部に下の球受け皿Fや前記打球発射装置Gの打球発射部等を設置するための設置盤14が成形される一方、その中央部に賞球用の給出口15が開口され、また窓枠口11の上縁部および右縁部に亘り電光装飾部16を設置するための設置部17が成形されている。また前記窓枠口11は、前面側から出入れ(着脱)される遊技盤Dのセット面域および出入れ口ともされ、その下部開口面域内に上の球受け皿Eを開閉可能に組付けセットし得るようになっている。そして、窓枠口11の開口前面の3周縁(上縁および左右の側縁)を凹設して、ガラス扉Cを整合収容し得るセット面域18が画成されている。
遊技盤Dは、図1に示すように、セット保持枠12における前記セット口13内に適合する略正方形に成形されており、その前面に取着された略円形状の案内レール30内に各種の図柄表示装置等の遊技部品や入賞装置等を配置して所要のゲームを展開し得る遊技領域31が構成されている。また、上下および左右の各隅部は45度に切除され、後述するように4箇所の各隅部近傍に、セット保持枠12に配設した施錠装置Hの施錠具55が係脱する係合受部(係合部)32が形成されている(図5参照)。
次に、前述のように構成されたパチンコ機Pにおいて、前枠Bにおける窓枠口11裏側に位置するセット保持枠12のセット口13に対してセットした遊技盤Dを、固定化保持するための遊技盤用の施錠装置につき説明する。本実施例に係る施錠装置Hは、セット口13の各隅角部に形成した前記斜状壁部27に夫々配設され、図3および図4に示すように、各斜状壁部27に設けられた保持部40と、この保持部40に対して着脱可能に嵌合セットされ、かつ回動可能に支持される施錠具55とを備えている。
前記保持部40は、前記斜状壁部27のセット口13内方へ臨む45度の傾斜端部28に一体的に形成され、該セット口13内に収容セットされた前記遊技盤Dにおける係合受部32の裏側を係止し得る係止部41と、前記施錠具55を装着する軸孔口部42とを有している。前記係止部41は、夫々の斜状壁部27の後端側に位置する円形の保持片43と、傾斜端部28上において保持片43の前側に位置する軸支部44とからなり、前後2段連設状態に形成されている。そして保持片43の後側には、施錠具55の回動支盤57に対する有底円形状の嵌合座部45が形成されている。一方前記軸孔口部42は、前記保持片43と軸支部44間に亘りセット口13の前後方向に延在する軸孔46と、この軸孔46からセット口13の内方(傾斜端部28に対して鉛直方向)へ開口した挿入口47とにより正面U形に形成され、この挿入口47を介して前記施錠具55が係止部41へ装着セットされる。
前記施錠具55は、実施に供される4個の全てが合成樹脂成形製であり、図3,図4および図6に示すように、同一共通の形式に構成されている。すなわち各々の施錠具55は、基本的な構成として、前記軸孔口部42に回動可能に嵌合支持される軸部56の後側に、前記係止部41に支持される回動支盤57を一体に形成すると共に、軸部56の前側に、保持部40の前側に係止し得る係止部58と、指先操作可能な操作部59と、前記遊技盤Dの係合受部32前側に弾性的に係合し得る係合部60とを一体的に形成している。
前記遊技盤Dにおける各々の係合受部32については、図5に示すように、該遊技盤Dの各斜状隅部33に凹状成形部34が形成される一方、同成形部34の前面に係合保持部材37が取着されている。そして凹状成形部34では、前記保持部40の保持片43に対する係止座口35と、軸支部44に対する逃し口36とが形成されている。また係合保持部材37は、例えば単体として合成樹脂成形され、逃し口36の開口前面に位置を合わせてビス着されており、その前面には、前記施錠具55の前記係合突起62に対する案内斜面38および位置決め用の係合凹部39が形成されている。なお、係合受部32に対して係合保持部材37は、該保持部材37に突設したピンを、係合受部32に対応して穿設した孔部に嵌入することで取付けるようにしてもよい。
前述の如く構成された本実施例のパチンコ機Pでは、前枠Bに対する遊技盤Dの着脱について、ガラス扉Cを開放した前枠Bの前面側において、必要な操作を行なうことにより容易になし得るものである。そこで、セット口13に対する遊技盤Dの着脱態様と、着脱における操作手順につき説明する。
本実施例のパチンコ機Pでは、セット口13の上下,左右の各偶各部に形成した斜状壁部27に夫々施錠装置Hが配設されており、夫々の施錠装置Hでは、遊技盤Dの設置に先立ち、前述した如く、保持部40に施錠具55を定置セットしておく。
遊技盤Dは、前記ガラス扉Cおよび上の球受け皿Eを共に全開したもとで、前枠Bにおける枠体10の窓枠口11からセット保持枠12のセット口13内にセットする。これにより遊技盤Dは、夫々の突座19,19によって遊技補助盤20を基準として位置決めされると共に、夫々の係合受部32の係止座口35と保持部40の保持片43とが当接係合し、これにより起立状態で収容保持される。
遊技盤Dの取外しに際しては、各施錠装置Hにおいて、施錠具55の操作部59に指先を掛け、図10において反時計方向へ回動操作することにより、当該の施錠具55が図9に示す解錠位置に反転保持されて、対応する遊技盤Dの係合受部32を解放する。そして、全ての施錠装置Hにおける施錠具55が解錠位置に保持されることで、遊技盤Dはその全体が解錠された状態とされ、単に操作前方側に引出すことによりセット口13から起立状態のまま取出すことができ、枠体10の窓枠口11を介してパチンコ機Pの前面側に取外すことができる。
12 セット保持枠
13 セット口
27 斜状壁部
32 係合受部(係合部)
40 保持部
41 係止部
42 軸孔口部
48 規制部
49 案内壁部
50 案内斜面
51 係合凹部
55 施錠具
56 軸部
57 回動支盤
58 係止部
59 操作部
60 係合部
61 操作孔
62 係合突起
A 外枠
B 前枠
D 遊技盤
Claims (2)
- 外枠に組付けられる前枠の窓口裏側に位置するセット保持枠のセット口に対して、遊技盤が前側より着脱交換可能にセットされたパチンコ遊技機にあって、
前記セット保持枠に開設されたセット口内周に臨む所定位置に設けられた保持部と、この保持部に対して着脱可能に嵌合セットされて回転可能に支持される施錠具とを備え、
前記保持部では、前記セット口内にセットされた前記遊技盤の係合部裏側を係止し得る係止部と軸孔口部とを形成し、
前記施錠具では、前記保持部の軸孔口部に回動可能に嵌合支持される軸部の後側に、前記係止部に支持される回動支盤を一体に形成すると共に、軸部の前側に、前記保持部の前側に係止し得ると共に先端面に六角形の操作孔が形成されるボス状の係止部と、指先を掛けて回動操作をなすことが可能な操作部と、前記遊技盤の係合部前側に弾性的に係合し得る係合部とを一体に形成し、
前記操作部は、前記軸部の軸方向と直交方向に長手が延在する略矩形状を呈し、該操作部は、ボス状の前記係止部に対して径方向に偏倚した状態で、その長手方向に延在する一端面の中央後部が該係止部の円筒面の前部に連設されて、該一端面とは反対側の他端面が係止部から径方向外方に突出し、
前記操作部における前記係止部に連設した前記一端面の中央に、前記操作孔の一部をなす凹部を前記軸部の軸方向に延在するよう形成し、
前記係合部は、前記操作部の前記他端面に形成され、その中央部に前記回動支盤側へ突出した係合突起を有している
ことを特徴とするパチンコ遊技機における遊技盤用の施錠装置。 - 前記保持部は、前記セット口の各隅角部に形成された斜状壁部に設けられ、該斜状壁部の前面には、保持部における前記軸孔口部の中心を基準にして円弧状に突出する規制部が設けられ、
前記規制部は、前記施錠具の係合突起を案内する案内壁部および案内斜面と、該係合突起が突入係止する位置決め用の係合凹部とを有する請求項1記載のパチンコ遊技機における遊技盤用の施錠装置。
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