JP4512760B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、遊技盤を備えた遊技機、例えば、パチンコ機等の遊技機に関する。
従来、この種の遊技機において、遊技盤装着枠の前側あるいは後側から嵌込まれた遊技盤を遊技盤装着枠に固定するために、ターンバックル形式の固定具を用いて固定したものがある。
また、このような固定具において、遊技盤の後側に配設された機構板に支持台が装着され、その支持台の両側壁の間にレバーが軸を支点として回動自在に装着される。このレバーには係合部材がピンによって回動自在に装着される。
そして、レバーを非締め付け状態にし、かつ係合部材を遊技盤装着枠のフック部に係合させた後、レバーを軸を支点として締め付け方向に回動することで、遊技盤装着枠に遊技盤を固定するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2546828号公報
ところで、ターンバックル形式の固定具は、そのレバーが非締め付け状態にあるときには、同レバーが軸を支点として揺動する。
このため、例えば、遊技盤装着枠の前側から遊技盤が嵌込まれ、その遊技盤の前側に固定具が配設されるように設定した場合、遊技盤装着枠の前側から遊技盤が嵌込まれときに、非締め付け状態にあるレバーが軸を支点として揺動し、遊技盤装着枠に衝突する場合があり、遊技盤の固定作業が厄介となる。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、遊技盤装着枠に遊技盤を容易に固定することができる遊技機を提供することである。
前記目的を達成するために、請求項1の発明に係る遊技機は、
「遊技盤装着枠に嵌込まれた遊技盤を固定する固定具を備えた遊技機であって、
前記固定具は、前記遊技盤の側部近傍に、その進退方向に長い長孔と、その長孔にスライド並びに回動可能に嵌挿される軸によって遊技盤の側部近傍に進退並びに回動可能に装着されたロック部材を主体として構成され、
前記ロック部材には、その一端部に前記遊技盤装着枠に設けられた係止部に係脱可能なロック部が形成されると共に、その他端部に同ロック部材を進退動作させてロック並びにロック解除操作するハンドル部が形成され、
前記ロック部材が配設される前記遊技盤の一側縁部には、前記ロック部材のロック部との衝突を避けて同ロック部材の回動を許容する凹部が形成され、
前記遊技盤と前記ロック部材との間には、同ロック部材のロック部が同遊技盤の外側に進出して前記係止部に係合可能なロック位置と、前記遊技盤の外側に突出することなく退避する退避位置との二位置にそれぞれ係脱可能に係止する係止手段が設けられ
前記退避位置にある前記ロック部材の前記ハンドル部を操作して前記係止手段による係止状態が解除されて前記軸を中心として回動動作されたときに前記ロック部が前記凹部に受け入れられ、その状態で前記長孔に沿って前記軸を前記ロック位置方向にスライドさせ、その後、前記ロック位置で前記ハンドル部を前記軸を中心として逆方向に回動操作して前記係止手段による係止状態とすることにより前記ロック部が前記遊技盤装着枠の前記係止部に係合されることを特徴とする遊技機。」を要旨とするものである。
したがって、遊技盤装着枠に遊技盤が固定される前の状態において、遊技盤を取り扱う場合、係止手段によってロック部材のロック部が遊技盤の外側に突出することなく退避する退避位置に保持される。
これによって、遊技盤装着枠に遊技盤を嵌込む際、ロック部材のロック部が遊技盤装着枠に衝突してロック部や遊技盤装着枠が損傷されることを防止することができる。
また、ロック部材のロック部に対し異物が衝突する不具合を防止することもでき、遊技盤の取り扱いが容易となる。
遊技盤装着枠に遊技盤を嵌込んだ後は、ハンドル部によってロック部材を遊技盤装着枠の係止部に向けて進出させてロック位置に配置することで、ロック部材のロック部が遊技盤装着枠の係止部に係合する。そして、係止手段によってロック部材をロック位置に保持することで、遊技盤装着枠に遊技盤を容易に固定することができる。
また、ロック部材を長孔と軸によってスライド並びに回動動作させるという極めて簡単な操作によってロック並びにロック解除することができるため、遊技盤装着枠に対し遊技盤を容易に着脱することができる。
更に、退避位置にあるロック部材をハンドル部によって軸を中心として回動動作させることによって、同ロック部材のロック部が遊技盤側部の凹部に受け入れられながら軸と長孔を介して前進方向にスライドする。
このようにロック部材を軸を中心として回動動作させる簡単な操作によって、ロック部材のロック部を遊技盤装着枠の係止部に確実に係合させることができる。この結果、遊技盤装着枠に対する遊技盤の固定作業を手早くかつ確実に行うことができる。
請求項2の発明に係る遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、
遊技盤装着枠は、その前側から遊技盤が嵌込まれるように構成される一方、
遊技盤の前側でかつ同遊技盤の遊技領域外の側部近傍にロック部材に対応する格納凹部が形成され、
前記ロック部材がロック位置及び退避位置のいずれの位置に配置されたときにも同ロック部材が前記格納凹部に格納される構成にしてあることを特徴とする。
したがって、遊技盤装着枠の前側から遊技盤を嵌込んで、その遊技盤装着枠に遊技盤を容易に固定することができ、遊技盤の遊技領域外の側部近傍に形成された格納凹部にロック部材を格納して同ロック部材を保護することができる。このため、ロック部材に異物が衝突する不具合を防止することができるとともに、遊技盤の取り扱い(保管、持ち運び等)も容易となる。
請求項3の発明に係る遊技機は、請求項2に記載の遊技機であって、
前記係止手段は、前記格納凹部の底部に設けられた第1、第2の係止凹部と、これら第1、第2の係止凹部に係合可能に前記ロック部材の前記ハンドル部に形成された係止片と、からなることを特徴とする。
したがって、係止凹部と係止片とを係合させるだけの簡単な操作でロック部材をロック位置と退避位置とで保持することができる。
請求項4の発明に係る遊技機は、請求項3に記載の遊技機であって、
前記第1、第2の係止凹部の開口部にそれぞれ係止凸部が凸設され、
前記係止片は、前記ロック部材の前記ハンドル部の端部から断面略V字状をなして一体に延設されて弾性変形可能に形成されると共に、その断面略V字状の自由端側の辺に、前記係止凸部と係合可能な係止爪と、当該係止片を弾性変形させて前記係止凸部と前記係止爪との係合状態を解除する操作片と、を形成したことを特徴とする。
したがって、ロック部材をロック位置と退避位置とで保持するための係止凹部と係止片とを極めて簡単な構造とすることができる。
この発明によれば、遊技盤装着枠に遊技盤を嵌込む際には、係止手段によってロック部材を退避位置に保持することで、遊技盤装着枠に遊技盤を嵌込む際にロック部材のロック部が遊技盤装着枠に衝突してそのロック部や遊技盤装着枠が損傷されることを防止することができる。
さらに、遊技盤装着枠に遊技盤を嵌込んだ後、ハンドル部によってロック部材を遊技盤装着枠の係止部に向けて進出させた後、係止手段によってロック位置に保持することで、遊技盤装着枠に遊技盤を容易に固定することができる。
次に、この発明を実施するための最良の形態を実施例にしたがって説明する。
図1は遊技機の外枠の一側に本体枠が開かれその本体枠の一側にガラス扉が開かれた状態を示す斜視図である。図2は遊技機の前側全体を示す正面図である。図3は遊技機の後側全体を示す背面図である。図4は遊技機の本体枠と遊技盤とを分離して斜め右上前方から示す斜視図である。図5は遊技機の本体枠と遊技盤とを分離して斜め左上前方から示す斜視図である。図6は遊技盤を後側から示す背面図である。図7は遊技盤の側面図である。図8は遊技盤を前側から示す正面図である。なお、説明の便宜上、遊技機において遊技者側を前、反対側を後として説明する。
図1〜図3に示すように、遊技機としてのパチンコ機の外枠10は、上下左右の枠材によって縦長四角形の枠状に形成され、その外枠10の前面の片側には、本体枠開閉用ヒンジ機構20によって本体枠30が前方に開閉可能に装着されている。
この本体枠30のヒンジ機構と反対側に自由端側の後側には、外枠10に設けられた係止具に係脱可能に係合して本体枠30を閉じ状態に施錠する本体枠施錠フック145が配設されている。
また、本体枠30は、合成樹脂材によって一体に形成されるとともに、図4と図5に示すように、前側に遊技盤装着部31が後側に機構装着部160がそれぞれ形成されている。これによって、合成樹脂製の本体枠30は、従来の前枠(内枠、前面枠等と呼ばれることがある)と、機構板(裏機構板、裏セット板等と呼ばれることがある)との機能を兼ね備えている。
図4と図5に示すように、本体枠30の前側の遊技盤装着部31は、遊技盤40が前側から着脱交換可能に嵌込まれる遊技盤装着枠33を有し、その遊技盤装着枠33の奥側の枠部内周には遊技盤40の後面の周縁部を受け止める後面受け部34が形成されている。
また、図4に示すように、遊技盤装着枠33の一側内壁面の上下部2箇所には、後面受け部34との間に遊技盤40の一側部が差し込み可能な間隔を隔てて前面押え部35が形成されている。
また、図4と図5に示すように、遊技盤装着枠33の他側内壁面の上下部2箇所には、後述するロック部材50のロック部51に対応する凹状の係止部36が形成されている。
また、遊技盤装着枠33の他側部近傍には、本体枠30側と遊技盤40側とを電気的に接続するための本体側コネクタ45が設置されている。
また、遊技盤装着枠33の下側部には、遊技盤40の前面下部を遊技盤装着枠33の後面受け部34に押さえ付けて緊締するターンバックル形式の緊締具69が装着されている。
図4に示すように、遊技盤40は、遊技盤装着部31の遊技盤装着枠33に嵌込まれる大きさの略四角板状に形成されている。遊技盤40の盤面(前面)には、外レール42と内レール43とを備えた案内レール41が設けられ、その案内レール41の内側に遊技領域44が区画形成されている。
遊技盤40には、その遊技領域44内において、遊技に関する役物装置、例えば、センタ役物と呼ばれる役物装置46、図柄表示装置48、入賞装置等の役物装置や風車器、誘導釘、ランプ装飾部材等の各種の装備品が配設されている。これら各種の装備品のうち、所定の装備品の後部、この実施例では、役物装置46の役物本体47の後部47aが遊技盤40の後側に突出して配設される(図6及び図7参照)。
また、遊技盤40の前面には、その案内レール41の外側領域において、合成樹脂製の前構成部材40aが装着されている。
この実施例において、役物装置46の役物本体47には、略中央部に開口窓が形成され、図柄表示装置(例えば、液晶パネル)48の表示面49は役物本体47の後側においてその開口窓に臨んで装着されている。
そして、役物本体47は、遊技盤40の中央部に貫設された組付孔に嵌込まれ、同役物本体47の後部47a及び図柄表示装置48の図柄制御基板ボックス48aは遊技盤40の後側に突出して配設されている。
図6と図7に示すように、遊技盤40の後側下部には、各種入賞装置に流入した球を受けかつその球を所定位置まで導く集合樋70aと、その集合樋70aの後側を覆うボックス装着部としての後カバー体70が設けられている。
後カバー体70の後側にはボックス装着部71が形成されている。そして、ボックス装着部71には、一方の基板ボックスとしての副制御基板ボックス90と、他方の基板ボックスとしての主制御基板ボックス80とが前後に重ね合わされた状態で装着されている。
また、この実施例において、図6に示すように、遊技盤40の後側に対し後カバー体70、副制御基板ボックス90及び主制御基板ボックス80がそれぞれ装着された状態において、本体枠30の遊技盤装着部31の前側からその遊技盤装着枠33内に遊技盤40を嵌込んで装着できるように、遊技盤40の外郭から、後カバー体70、副制御基板ボックス90及び主制御基板ボックス80が外側にはみ出すことなく配置されている。
また、この実施例において、遊技盤40の後面の他側寄り下部には、本体枠30の遊技盤装着部31の前側からその遊技盤装着枠33内に遊技盤40を嵌込む動作によって、本体側コネクタ45に挿脱可能に差し込まれる遊技盤側コネクタ45が設置されている(図5及び図6参照)。
図8に示すように、遊技盤40前側の遊技領域44の外側において、前構成部材40aの他側寄りの上下2箇所には、遊技盤装着枠33に嵌込まれた遊技盤40を固定するロック部材50を備えた固定具がそれぞれ配設されている。
この実施例において、前構成部材40aの他側寄りの上下2箇所には、固定具の主体部をなすロック部材50に対応する横長状の格納凹部60がそれぞれ形成されている。そして、図11と図12に示すように、各格納凹部60には、ロック部材50が横方向の長孔56と、軸55によって進退可能(回動並びにスライド可能)に装着されている。
図10〜図12に示すように、ロック部材50は、合成樹脂材によって横方向に長尺に形成され、その長手方向の一端部には、遊技盤装着枠33の係止部36に係脱可能に係合して遊技盤40を固定するロック部51が一体に形成されている。
また、ロック部材50の長手方向の他端部には、同ロック部材50を進退動作させてロック並びにロック解除操作するハンドル部52が一体に形成されている。このハンドル部52はその中央部に指先が挿入可能な挿入孔53を備えて略四角環状に形成されている。
また、この実施例において、ロック部材50の一端寄り部分の上下部には、上下方向の同一軸線上において軸55がそれぞれ突設される一方、格納凹部60の両側壁部61には、軸55が回動並びにスライド可能に嵌挿される長孔56が形成されている。
図10〜図12に示すように、遊技盤40の前構成部材40aの格納凹部60とロック部材50との間には、同ロック部材50のロック部51が遊技盤40の外側に進出して係止部36に係合可能なロック位置と、遊技盤40の外側に突出することなく退避する退避位置との二位置において係脱可能に係止する係止手段が設けられている。
係止手段は、格納凹部60の底部に設けられた第1、第2の係止凹部62、63と、これら第1、第2の係止凹部62、63に係合可能にロック部材50のハンドル部52に形成された係止片64と、を備えて構成されている。
また、図11と図12に示すように、第1、第2の係止凹部62、63の開口部には係止部62a、63aがそれぞれ凸設されている。
一方、係止片64は、ロック部材50のハンドル部52の端部から断面略V字状をなして一体に延出されるとともに、弾性的に変形可能に形成されている。また、係止片64の一辺(自由端側の辺)には、第1係止凹部62の係止部62a(又は第2係止凹部63の係止部63a)に沿って滑走可能な傾斜面64aと、第1係止凹部62の係止部62a(又は第2係止凹部63の係止部63a)に係合可能な係止爪64bと、係止片64を弾性変形させて第1係止凹部62の係止部62a(又は第2係止凹部63の係止部63a)に対する係止爪64bの係合を解除する操作片64cとを一体連続状に備えている。
そして、図11と図12に示すように、第2係止凹部63に係止片64が差し込まれて係合することで、ロック部材50がロック位置に保持される。
また、図13に示すように、第1係止凹部62に係止片64が差し込まれて係合することで、ロック部材50が退避位置に保持されるようになっている。
また、この実施例において、遊技盤40の前構成部材40aの格納凹部60とロック部材50との間には、ロック位置と、退避位置との二位置においてロック部材50の進退動作を規制する規制手段が設けられている。
この規制手段は、図11に示すように、格納凹部60の上下部に位置して前構成部材40aの前面に凹設された第1、第2の規制凹部65、66と、これら第1、第2の規制凹部65、66に係合可能にロック部材50の上下部に突設されたピン状の規制凸部67と、を備えて構成されている。そして、図11に示すように、第2規制凹部66に規制凸部67が嵌込まれて係合することで、ロック部材50がロック位置に拘束され、第1規制凹部65に規制凸部67が嵌込まれて係合することで、ロック部材50が退避位置に拘束されるようになっている。
図11〜図16に示すように、遊技盤40の一側(ロック部材50が配設される側の上下部2箇所)の縁部には、ロック部材50のロック部51との衝突を避けて同ロック部材50の回動を許容する凹部68が形成されている。すなわち、凹部68は、そのロック部材50のロック部51の厚さ寸法よりも適宜に深い寸法をもって略コの字に切り欠かれて形成されている(図6及び図11参照)。
そして、ロック部材50を回動動作したときには、図16に示すように、ロック部材50が遊技盤40に略直交する状態(ロック位置から略90度回動した状態)まで回動可能となっている。
また、凹部68の前縁部には、退避位置にあるロック部材50が軸55を中心として回動動作されたときにロック部51の背面側に接しながら軸55と長孔56を介して前進方向にスライドさせる接触部68aが形成されている(図14参照)。
また、この実施例において、図5に示すように、本体枠30の前側の遊技盤装着部31よりも下方に位置する下部領域の一側よりにはスピーカボックス部が一体に形成され、そのスピーカボックス部の前側開口部には、同開口部を塞ぐようにしてスピーカ装着板107が装着されている。そして、スピーカ装着板107にはスピーカ109が装着されている。
また、本体枠30の前側の下部領域の他側寄り上部には、遊技盤40の発射通路に向けて球を導く発射レール100が傾斜状に装着されている。
また、図1と図4に示すように、本体枠30の前側の下部領域の前側には、その下部領域全体を覆うようにして下部前面板110が装着されている。下部前面板110の前側の略中央部には、下皿111が設けられ、片側寄りには操作ハンドル115が設けられている。
図1と図2に示すように、本体枠30の前面の片側には、同本体枠30の上端から下部前面板110にわたる部分を覆うようにしてガラス扉130が扉開閉用ヒンジ機構120によって前方に開閉可能に装着されている。ガラス扉130のヒンジ機構と反対側に自由端側の後面には、本体枠30に設けられた扉施錠フック141に係脱可能に係合してガラス扉130を閉じ状態に施錠する係止部(図示しない)が設けられている。
また、ガラス扉130には、遊技盤40の遊技領域44を前方から透視可能な開口窓を構成する窓枠132が設けられ、その窓枠132にはガラス板、透明樹脂板等の透明板133が装着されている。
また、ガラス扉130の前側には、遊技盤40の遊技領域44を透視可能な略円形状の開口を有するとともに、その遊技領域44以外の略全体を覆って装飾性を高める前面装飾部材が設けられている。また、ガラス扉130の前側下部には上皿136が装着されている。
一方、図3に示すように、本体枠30の後側の機構装着部160には、球タンク165、タンクレール175、ユニット状の球払出装置210、発射レール100の下傾端部の発射位置に送られた球を発射する発射ハンマー233及び発射モータ232等を有する発射装置ユニット230、電源基板を有する電源基板ボックス、発射制御基板を有する発射制御用基板ボックス234等が装着されている。
この実施例に係る遊技機は上述したように構成される。
したがって、遊技盤装着枠33に遊技盤40が固定される前の状態において、遊技盤40を取り扱う場合、ロック部材50のロック部51が遊技盤40の外側に突出することなく退避する退避位置に配置される。この際、係止手段としての第1係止凹部62と係止片64との係合力によってロック部材50が退避位置に保持される。
これによって、ロック部材50のロック部51に対し異物が衝突する不具合を防止することができ、遊技盤40の取り扱いが容易となる。
また、この実施例において、遊技盤40の前構成部材40aの遊技領域外の側部近傍に形成された格納凹部60にロック部材50が格納される。このように、ロック部材50を格納凹部60によって格納して保護することができるため、ロック部材50に対する異物の衝突を防止することができるとともに、遊技盤40の取り扱い(保管、持ち運び等)がより一層容易となる。
次に、遊技盤装着枠33に遊技盤40を嵌込んで固定(装着)する場合、まず、遊技盤装着枠33の前側において、その遊技盤40(前構成部材40aを含む)の左右の一側部が遊技盤装着枠33の後面受け部34と前面押え部35との間に差し込まれて同遊技盤40が遊技盤装着枠33に嵌込まれる。
この際、遊技盤40に対しロック部材50が退避位置に保持されるため、ロック部材50のロック部51が遊技盤装着枠33に衝突する不具合が防止され、ロック部51や遊技盤装着枠33が損傷されることを回避することができる。
前記したように、遊技盤装着枠33に遊技盤40を嵌込んだ後、ロック部材50が退避位置からロック位置に軸55と長孔56によってスライド並びに回動動作させることで、遊技盤装着枠33に遊技盤40が固定される(図9参照)。
すなわち、まず、ロック部材50の操作片64cによって係止片64を弾性変形させて第1係止凹部62の係止部62aから係止爪64bの係合を解除した後、図14に示すように、ハンドル部52によってロック部材50を軸55を支点として回動する。すると、ロック部材50の先端部が、遊技盤40の一側の凹部68の接触部68aに接しながら軸55と長孔56を介して前進方向にスライドされる。
その後、ロック部材50が軸55を支点として前記とは逆方向に回動操作される。これによって、図11と図12に示すように、係止片64が第2係止凹部63に差し込まれて係合され、ロック部材50がロック位置に保持される。
また、ロック部材50がロック位置に配置されることで、同ロック部材50のロック部51が遊技盤装着枠33の係止部36に係合し、これによって、遊技盤装着枠33に遊技盤40が固定される。
前記したようにして、ロック部材50を軸55を中心として回動動作するという極めて簡単な操作によって、ロック部材50のロック部51を遊技盤装着枠33の係止部36に確実に係合させることができる。この結果、遊技盤装着枠33に対する遊技盤40の固定作業を手早くかつ確実に行うことができる。
また、遊技盤装着枠33から遊技盤40を取り外す場合、まず、ロック部材50の操作片64cによって係止片64を弾性変形させて第2係止凹部63の係止部63aから係止爪64bの係合を解除した後、ハンドル部52によってロック部材50を軸55を支点として回動し、ロック部材50のロック部51を遊技盤装着枠33の係止部36から外す(図15参照)。
その後、図16に示すように、ロック部材50をロック位置から略90度回動した状態で遊技盤装着枠33から遊技盤40を容易に取り外すことができる。
なお、この発明は前記実施例に限定するものではない。
例えば、前記実施例においては、外枠10の前側に開閉可能に装着された本体枠30が従来の前枠(内枠、前面枠等と呼ばれることがある)と、機構板(裏機構板、裏セット板等と呼ばれることがある)との機能を兼ね備えている場合を例示したがこれに限定するものではない。すなわち、外枠10の前側に遊技盤40が装着される遊技盤装着枠33を有する前枠を開閉可能に装着し、その前枠の後側に、後面に球タンク、タンクレール、球払出装置等の機構部が装着される機構板を配設した形式の遊技機であってもこの発明を採用することができる。
また、前記実施例においては、遊技盤装着枠33の前側から遊技盤40が嵌込まれて固定されるように構成したが、遊技盤装着枠33の後側から遊技盤40が嵌込まれる形式の遊技機であってもこの発明を採用することができる。
この発明の実施例に係る遊技機の外枠の一側に本体枠が開かれその本体枠の一側にガラス扉が開かれた状態を示す斜視図である。 同じく遊技機の前側全体を示す正面図である。 同じく遊技機の後側全体を示す背面図である。 同じく遊技機の本体枠と遊技盤とを分離して斜め右上前方から示す斜視図である。 同じく遊技機の本体枠と遊技盤とを分離して斜め左上前方から示す斜視図である。 同じく遊技盤を後側から示す背面図である。 同じく遊技盤の側面図である。 同じく遊技盤を前側から示す正面図である。 同じく図8のIX−IX線に基づく平断面図である。 同じくロック部材を示す斜視図である。 同じく遊技盤の前構成部材の格納凹部に対しロック部材がロック位置に格納された状態を示す正面図である。 同じく図11のXII−XII線に基づく断面図である。 同じく遊技盤の前構成部材の格納凹部に対しロック部材が退避位置に格納された状態を示す断面図である。 同じくロック部材が軸と長孔によって回動並びに前進方向にスライドされる状態を示す説明図である。 同じくロック部材が軸を支点として回動されてロック解除される状態を示す説明図である。 同じくロック部材が軸を支点として略90度回動されて遊技盤装着枠から遊技盤が取り外される状態を示す説明図である。
10 外枠
30 本体枠
31 遊技盤装着部
36 係止部
40 遊技盤
44 遊技領域
50 ロック部材
51 ロック部
52 ハンドル部
55 軸
56 長孔
60 格納凹部

Claims (4)

  1. 遊技盤装着枠に嵌込まれた遊技盤を固定する固定具を備えた遊技機であって、
    前記固定具は、前記遊技盤の側部近傍に、その進退方向に長い長孔と、その長孔にスライド並びに回動可能に嵌挿される軸によって遊技盤の側部近傍に進退並びに回動可能に装着されたロック部材を主体として構成され、
    前記ロック部材には、その一端部に前記遊技盤装着枠に設けられた係止部に係脱可能なロック部が形成されると共に、その他端部に同ロック部材を進退動作させてロック並びにロック解除操作するハンドル部が形成され、
    前記ロック部材が配設される前記遊技盤の一側縁部には、前記ロック部材のロック部との衝突を避けて同ロック部材の回動を許容する凹部が形成され、
    前記遊技盤と前記ロック部材との間には、同ロック部材のロック部が同遊技盤の外側に進出して前記係止部に係合可能なロック位置と、前記遊技盤の外側に突出することなく退避する退避位置との二位置にそれぞれ係脱可能に係止する係止手段が設けられ
    前記退避位置にある前記ロック部材の前記ハンドル部を操作して前記係止手段による係止状態が解除されて前記軸を中心として回動動作されたときに前記ロック部が前記凹部に受け入れられ、その状態で前記長孔に沿って前記軸を前記ロック位置方向にスライドさせ、その後、前記ロック位置で前記ハンドル部を前記軸を中心として逆方向に回動操作して前記係止手段による係止状態とすることにより前記ロック部が前記遊技盤装着枠の前記係止部に係合されることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項に記載の遊技機であって、
    前記遊技盤装着枠は、その前側から遊技盤が嵌込まれるように構成される一方、
    前記遊技盤の前側でかつ同遊技盤の遊技領域外の側部近傍に、前記ロック部材に対応する格納凹部が形成され、
    前記ロック部材が前記ロック位置及び退避位置のいずれの位置に配置されたときにも同ロック部材が前記格納凹部に格納される構成にしてあることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2に記載の遊技機であって、
    前記係止手段は、前記格納凹部の底部に設けられた第1、第2の係止凹部と、これら第1、第2の係止凹部に係合可能に前記ロック部材の前記ハンドル部に形成された係止片と、からなることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項3に記載の遊技機であって、
    前記第1、第2の係止凹部の開口部にそれぞれ係止凸部が凸設され、
    前記係止片は、前記ロック部材の前記ハンドル部の端部から断面略V字状をなして一体に延設されて弾性変形可能に形成されると共に、その断面略V字状の自由端側の辺に、前記係止凸部と係合可能な係止爪と、当該係止片を弾性変形させて前記係止凸部と前記係止爪との係合状態を解除する操作片と、を形成したことを特徴とする遊技機。
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