JP4296360B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ遊技機に係り、更に詳しくは、前枠の裏側に設けられた遊技盤セット保持用の保持枠の裏側に、球処理部等を有する裏機構セット盤を着脱可能にセットしたパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やアレンジボール機に代表されるこの種の遊技機では、各機種共通に使用される基本構成部材として、外枠に開閉および着脱可能に組付けられる前枠の前側に、窓枠およびガラス扉、上球皿および下球皿、球送り発射装置、そして電飾用部材等が夫々組付けセットされており、前記前枠の裏側に、各種の球処理部を有する裏機構セット盤が組付けられている。この裏機構セット盤は、ゲームに使用された終了球(セーフ球,アウト球)用の排出路やセーフ球処理装置等を含む球排出処理構成部と、賞球用の球貯留供給路や賞球排出装置等を含む球貯留送出構成部がユニット化される一方、各種の付属部品(電気部品)、ターミナル基盤、賞球排出用の制御基盤およびゲーム内容毎に対応する制御基盤等が交換可能に設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記裏機構セット盤は、前記前枠の裏側に設けられた保持枠に対する遊技盤の着脱形態に合わせて、該保持枠の裏側に対して着脱可能に組付けられるタイプと、開閉および着脱可能に組付けセットされるタイプとがある。しかるに、何れのタイプの裏機構セット盤においても、保持枠に対する組付けは、専ら複数のビスを締付け固定するビス着形態とされていた。このため、前記ビスの締付けまたは弛緩に際しては専用の工具(ドライバー等)が必要とされ、保持枠に対する裏機構セット盤の組付けまたは組外しに手間や時間がかかり、案外面倒な作業を伴っていた。
【0004】
なお前述したパチンコ遊技機においては、着脱が要求される部材、例えば遊技盤の球案内カバーや裏機構セット盤の保護カバーでは、ビス以外に一般的に多用されている組付け用具として、ビス止めまたは軸止めされる回動レバー状の止め具の他に、▲1▼部材側の係合孔に対する開閉式の係合ナットや、▲2▼操作用摘みを有して通称「ラッチ」とも呼ばれている施錠具、等を利用して組付けられている。しかるに前記▲1▼の用具では、比較的に安価ではあるとしても、経時的変化により係合力や締付け力が低弱化するために、部材の安定保持が難しくその上に数多くの配置が必要となる。また逆に締付け力を強化すれば、止め具自体の回動操作がし難くなる不便がある。一方前記▲2▼の用具では、比較的に安定した施錠が可能であるとしても、2部品以上の組合わせ用具となるため案外高価となり、特に部材に対する用具自体の組付けには専用機器,工具を必要とするうえに、未熟練者による指先操作では組付けることができないので取扱いがかなり面倒であった。このため、保持枠に対する前記裏機構セット盤の組付けのために前記組付け用具を実施した場合には、前述した問題と同様の問題が起るため、新しい形態の組付け用具の開発が希求されていた。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した課題を好適に解決するために新規に提案されたものであって、前枠の裏側に設けられた保持枠の裏側に対し、指先操作による簡単な施錠,解錠により裏機構セット盤を手早く着脱し得るようにしたパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため本発明は、前枠の裏側に設けられた遊技盤セット保持用の保持枠の裏側に、遊技盤側で発生したアウト球の処理に係るアウト球排出経路や賞球の処理に係る賞球貯留排出部を有する裏機構セット盤を着脱可能にセットしたパチンコ遊技機にあって、
前記保持枠の裏側所定部分に受口部を形成した施錠受具を配設する一方、前記裏機構セット盤における本体の側縁部または隅角部に支持孔口部を形成した支持部を前記施錠受具との整合部位に配設すると共に、この支持部に鍵部を有する回動式の施錠鍵具を回動可能に組付け支持するよう構成され
前記支持部は、所要の対向間隔で一体形成された外側支持片および内側支持片から構成されて、外側支持片の所要位置に位置決め孔が成形されると共に、各支持片には、一部を開口した略C形円孔の軸孔部と、この軸孔部の開口域から各支持片の外縁に開口した略V字状の嵌込み口とを一連に成形して前記支持孔口部が設けられ、
前記施錠鍵具は、前記内外一対の支持片間に位置する丸棒状の本体の両端に、本体の直径より適宜小径な支軸が突出成形されて、内側の支軸の先端に前記鍵部が成形される一方、外側の支軸の先端に操作レバーが成形されて、前記外側支持片の支持口の嵌込み口に外側の支軸を嵌合させると共に内側支持片の支持口の嵌込み口に内側の支軸を嵌合させ鍵部を内側支持片から突出させた状態で回動可能に支持されて、該施錠鍵具の回動操作により鍵部を前記施錠受具の受口部に対して施錠および解錠となる係脱ができるように構成され、
前記操作レバーには、前記外側支持片の位置決め孔に嵌合可能な位置決め突起が突出形成されて、解錠位置では、操作レバーの位置決め突起が支持部の外側支持片の外側端に係止する状態で保持され、施錠位置では該位置決め突起が位置決め孔に係合する状態で保持されることを特徴とする。
【0007】
【作用】
保持枠の裏側所定部分に、受口部を形成した施錠受具を配設する。裏機構セット盤の所定部分に、支持孔口部を形成した支持部を前記施錠受具との整合部位に配設すると共に、この支持部に鍵部を有する施錠鍵具を回動可能に組付け支持する。従って、前記施錠鍵具を解錠位置に回動変位させた状態において、保持枠に対して裏機構セット盤を位置決めすると、裏機構セット盤側の各施錠鍵具が保持枠側の施錠受具に整合して前記受口部に対する前記鍵部の突入が許容され、該施錠鍵具を指先で施錠位置側へ回動操作すれば該鍵部が受口部に強固に係合し、裏機構セット盤全体が保持枠に安定良く組付けらける。一方、保持枠に組付けられた裏機構セット盤を取外す場合は、前記施錠鍵具を指先で解錠位置側に回動させれば、鍵部と受口部との係合が解除されると共に、該受口部からの鍵部の抜出しが許容され、該裏機構セット盤を保持枠から容易に組外すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るパチンコ遊技機について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
【0009】
(前枠)
図1は、表側の遊技盤および裏側の裏機構セット盤を取外したパチンコ機全体(外枠,前枠)の背面を略示し、また図2は、取外された裏機構セット盤の背面を略示する。本実施例のパチンコ機は、その全体の基本的構成として、外郭保持枠をなす外枠Aの開口前面側に搭載枠をなす前枠Bが開閉および着脱可能に組付けられ、この前枠Bの前後各部にガラス扉付きの窓枠、遊技球用の球送り装置をセットした上球皿および貯留球用の下球皿、操作部および駆動部を含む打球発射装置等が装備される。また、前枠Bの正面内部に、各種の入賞具や遊技部品等を配置した遊技盤が着脱可能にセットされる。なお本実施例の前枠Bは、前記外枠Aの開口前面域に適合する方形サイズに成形されており、その正面内部(裏側)に位置する遊技盤セット保持用の保持枠Cと合わせて全体が合成樹脂成形された形態を例示する。
【0010】
(保持枠)
前記保持枠Cは、前枠Bの前面側に形成した窓枠に合わせた方形サイズに一体成形されており、その下部に成形した遊技補助盤10の上端面を基準にして遊技盤用のセット口11が開口されている。そして遊技補助盤10では、賞球用の通出口12および球戻し口13そしてアウト路14等が開口形成され、前面側に賞球排出路15が形成されると共に発射レールが取着される。またセット口11の周囲には、遊技盤に対する位置決め用の突起16が形成されていると共に、4個所の各斜状隅部に形成された施錠保持部17に、遊技盤固定用の施錠具が着脱可能にセットされるようになっている。
【0011】
(裏機構セット盤)
前記保持枠Cの裏側には、球処理部等を有する裏機構セット盤Dが着脱可能に組付けセットされるようになっている。この裏機構セット盤Dは、遊技盤側で発生したアウト球およびセーフ球(入賞球)、そして賞球の処理に係る必要な球経路や装置部分および電気的な機器等を集約的に装備し、全体がユニット化されている。すなわち、中央部に開口された遊技盤点検用の窓口20の下部において、遊技盤裏面の対向面側(内側)には、アウト球排出経路21や、セーブ球処理装置を含むセーフ球排出処理部22が形成配置される一方、後方側(外側)には、賞球用の球タンク24,整流樋25および賞球排出装置26等から構成される賞球貯留排出部23が形成配置されている。また前記窓口20には、裏カバー27が開閉および着脱可能に取着され、外側の右上隅部にターミナル基盤28が装着されると共に、該窓口20の左下には、各種のゲーム内容毎に対応して構成される遊技用制御基盤と、全機種共通に対応して構成される賞球払出し用制御基盤を収納した制御ボックス29が組付けられている。
【0012】
本実施例のパチンコ機では、前記保持枠Cに対して裏機構セット盤Dを組付ける際に、両部材C,Dの所要位置に形成した複数(実施例では5組)の着脱施錠装置E,Fを利用することで、組付け作業の合理化や簡素化が図られている。そこで、このような着脱施錠装置E,Fに係る基本的な技術について、図3〜図9を参照しながら説明する。
【0013】
【第1実施例】
図3および図4は、第1実施例に係るパチンコ機に実施される着脱施錠装置Eを例示するもので、前記保持枠Cの裏側所定部分に形成される施錠受具30と、前記裏機構セット盤Dの所定部分に形成された支持部31と、この支持部31に対して着脱可能に組付け支持して回動操作し得る施錠鍵具32とから構成されている。そしてこれらの具体的な構造等について、先ず施錠受具30では、保持枠Cに一体的に合成樹脂成形された円筒ボス状の係合筒33の前盤34に、受口部としての施錠孔35が成形されており、この施錠孔35は、図5(a)および図5(b)に例示するように、中心の円孔部35aと両側の角孔部35b,35bとを一連に開口した鍵孔状とされて、施錠鍵具32の鍵部54と係合し得るようになっている。なお円孔部35aの直径に対して、各側の角孔部35bの開口幅が約半分程度とされる。
【0014】
一方前記支持部31は、図3および図4に例示するように、裏機構セット盤Dにおける本体の側縁部または隅角部に、適宜弾性強度を有する内外一対の支持片40,41が所要の対向間隔で一体成形されて、外側支持片40に円形の軸孔(支持孔口部)42が、また内側支持片41に鈎形の支持口(支持孔口部)43が夫々成形されており、また両支持片40,41間の所要位置に、施錠鍵具32に対する位置決め用の係止片44と弾性変形可能な係合部45が成形されている。そして前記支持口43では、施錠鍵具32の鍵部54側を着脱可能に支持する形状として図6(a)および図6(b)に示すように、一部を開口した略C形円孔の軸孔部43aと、この軸孔部43aの開口域から内側支持片41の外縁に開口した略V字状の嵌込み口43bとを一連に成形しており、軸孔部43aに比較して嵌込み口43bの外側開口幅を大きく、内側開口幅を小さくして、両側の斜状口縁による案内縁43c,43cの内端に抜止め用の係止部43d,43dを形成している。これに関連して内側支持片41では、支持口43の弾性的な開閉変形を許容するために、軸孔部43aからスリット46を必要に応じて形成し、嵌込み口43bの開口幅を適宜広げ得るようになっている。また前記係合部45については、図7(a)および図7(b)に例示するように、内側に第1,第2の当接端45a,45bおよび円弧状の案内面45cを形成した例を示す。
【0015】
そして前記施錠鍵具32では、合成樹脂成形例にあって図3および図4に例示するように、外側に操作用の摘み部51を有する矩形状の本体50の基部50a両端に同径の支軸52,53が突出成形され、内側の支軸53先端に鍵部54が成形されて、全体が1つの回動レバー形態とされている。本体50は、前記支持部31の両支持片40,41間に適した矩形状サイズとされて、基部50a外周に、前記係止片44に当接して係合部45に弾性的に係脱し得る半円形状の係合子55を突出成形している。また両支軸52,53は、本体50の基部50aの肉厚より適宜小径で各支持片40,41の軸孔42および支持口43に嵌合し得る円形サイズとされている。一方鍵部54は、前記施錠受具30の施錠孔35に対して出没および係脱し得る形状にあって、本体50の内側の支軸53から突設された大径ボス状の頭部54aの外側に台形状の鍵片54bが突設され、この鍵片54bの両側片部に、施錠孔35の角孔部35b,35bに対する係止縁54c,54cが形成されている。なお、本体50の基部50a内端と鍵部54の頭部54a基端との間隔は、内側の支持片41の肉厚より適宜大きくされ、また頭部54aは、支持口43の軸孔部43aより適宜大径とされている。
【0016】
前述した基本構成を有する着脱施錠装置Eでは、裏機構セット盤D側の支持部31に施錠鍵具32を簡単な指先操作で手早く組付け支持して回動操作し得る。すなわち施錠鍵具32の組付け例として、本体50の外側の支軸52を支持部31の外側支持片40の軸孔42に仮り嵌めすると共に、内側の支軸53を内側支持片41の支持口43の嵌込み口43bに合わせて押込む。これにより外側の支軸52が軸孔42に嵌合される一方、内側の支軸53が図6(a)および図6(b)に例示するように、嵌込み口43b両側の案内縁43c,43cに沿って押込まれる過程で、内側支持片41の弾性変形を利用して支持口43が適宜拡開されて嵌込み口43bの内側開口幅、つまり両側の係止部43d,43dの間隔を広げる。そして、内側の支軸53が係止部43d,43d間を通過して軸孔部43a内に嵌合した時点で、内側支持片41の弾性復元により通常間隔に戻された係止部43d,43dで抜止め保持される。この状態において施錠鍵具32は、両支持片40,41間で的確に組付け支持されることになり、このもとで摘み部51を利用して本体50全体を所要角度範囲内で円滑に回動して、内側支持片41から突出した鍵部54を施錠位置と解錠位置とに変更し得る。
【0017】
そして、前述のように回動可能に組付け支持された施錠鍵具32については、図7(a)および図7(b)に例示するように、本体50の係合子55が、支持部31の係止片44の内側面と係合部45内側の第1当接端45aに係合する状態で解錠位置に保持され、また本体50の基部50aが係止片44の外側面に、係合子55が係合部45外側の第2当接端45bに係合する状態で施錠位置に保持されて、振動等に対する安易な変動が制止されている。なお係合部45に対する係合子55は、弾性変形等を利用して係脱可能に係合し得、また案内面45cとも当接し得るようになっている。そうして、このような施錠鍵具32と前記施錠受具30との施錠については、解錠位置の鍵部54を係合筒33の施錠孔35に嵌め合わせて、内側支持片41と係合筒33の前盤34とが当接または近接状態で整合されたもとで、本体50を単に回動操作することにより、係合筒33内で施錠位置に変更された鍵部54の係止縁54c,54cを前盤34の内側、つまり両角孔部35bの孔縁内側に係合して、強固にロックされるようになっている(図5(b)参照)。また両者32,30の解錠については、本体50を解錠位置に回動操作保持することにより、係合筒33内の鍵部54が施錠孔35と同一向きで整合する解錠位置に変更されるので、双方33,54が簡単に抜脱分離し得る(図3および図4参照)。
【0018】
【第1実施例の作用】
第1実施例に係るパチンコ機では、前枠Bの前後各部にガラス扉付きの窓枠、遊技球用の球送り装置をセットした上球皿および貯留球用の下球皿、操作部および駆動部を含む打球発射装置等を予め組付けセットすると共に、正面内部に遊技盤を着脱可能にセットする。また裏機構セット盤Dでは、アウト球排出経路21,セーフ球排出処理部22,賞球貯留排出部23等を形成配置する一方、裏カバー27,ターミナル基盤28,遊技用制御基盤および賞球払出し用制御基盤を収納した制御ボックス29等を組付ける。そして、裏機構セット盤Dの本体における端縁部に形成した各支持部31に、施錠鍵具32を組付けてセットする。
【0019】
(裏機構セット盤の組付け)
第1実施例のパチンコ機では、ドライバー等の工具を一切必要としない簡単な回動操作のみで、裏機構セット盤Dを保持枠Cに容易に組付けることができる。すなわち、各着脱施錠装置Eの施錠鍵具32を解錠位置に保持させたもとで、保持枠Cの裏側に裏機構セット盤Dを位置決めすることにより、施錠鍵具32の鍵部54が施錠受具30の施錠孔35に突入する。そして、内側支持片41と係合筒33の前盤34とが当接整合された状態において、摘み部51を把持して各施錠鍵具32を施錠位置へ回動操作することにより、係合筒33内で施錠位置に変更された鍵部54の係止縁54c,54cが前盤34の内側に係合して強固にロックされ、裏機構セット盤Dは保持枠Cの裏側に強固に組付けられる。しかも各施錠鍵具32は、施錠位置に保持されるので振動等による安易な変動が静止され、裏機構セット盤Dのがたつきや脱落等が好適に防止される。
【0020】
(裏機構セット盤の組外し)
また第1実施例のパチンコ機では、ドライバー等の工具を一切必要としない簡単な回動操作のみで、裏機構セット盤Dを保持枠Cから容易に組外すことができる。すなわち各着脱施錠装置Eでは、摘み部51を把持して各施錠鍵具32を解錠位置へ回動操作することにより、係合筒33内で解錠位置に変更された鍵部54の係止縁54c,54cと前盤34の内側との係合が解除され、鍵部34と角孔部35b,35bとが整合する。そして、裏機構セット盤Dを後方側へ引出すことにより、各着脱施錠装置Eでは、施錠鍵具32の鍵部54が施錠受具30の施錠孔35を介して外方へ抜出るので、裏機構セット盤Dが保持枠Cから容易に組外される。
【0021】
【第2実施例】
図8および図9は、第2実施例に係るパチンコ機に実施される着脱施錠装置Fを例示するもので、基本的な構成は前記第1実施例のパチンコ機に実施した着脱施錠装置Eと同様で、前記保持枠Cの裏側所定部分に取着固定される施錠受具60と、前記裏機構セット盤Dの所定部分に形成された支持部61と、この支持部61に対して着脱可能に組付け支持して回動操作し得る施錠鍵具62とから構成されている。この着脱施錠装置Fにおける前記施錠受具60は、保持枠Cとは別体に成形されて該保持枠Cにビス着される形態であり、合成樹脂成形された円筒ボス状の係合筒63の基部に菱形の座板66が一体的に突出成形され、該係合筒63の前盤64に、受口部としての施錠孔65が成形されている。そして施錠孔65は、第1実施例と同様に、中心の円孔部65aと両側の角孔部65b,65bとを一連に開口した鍵孔状とされて、施錠鍵具62の鍵部83と係合し得るようになっている。
【0022】
前記支持部61は、裏機構セット盤Dにおける本体の側縁部または隅角部に、適宜弾性強度を有する内外一対の支持片70,71が所要の対向間隔で一体成形されて、各支持片70,71に鈎形の支持口(支持孔口部)72,73が夫々成形されたものが例とされ、また外側支持片70の所要位置に、施錠鍵具62の操作レバー84に突出形成した位置決め突起85が嵌合する位置決め孔74が成形されている。そして各支持口72,73は、基本的に同一形状に形成されており、施錠鍵具62の操作レバー84側および鍵部83側を着脱可能に支持する形状として一部を開口した略C形円孔の軸孔部72a,73aと、この軸孔部72a,73aの開口域から各支持片70,71の外縁に開口した略V字状の嵌込み口72b,73bとを一連に成形しており、軸孔部72a,73aに比較して嵌込み口72b,73bの外側開口幅を大きく、内側開口幅を小さくして、両側の斜状口縁による案内縁72c,73cの内端に抜止め用の係止部72d,73dを形成している。更に各支持片70,71には、支持口72,73の弾性的な開閉変形を許容するために、軸孔部72a,73aからスリット75を形成し、嵌込み口72b,73bの開口幅を適宜広げ得るようになっている。
【0023】
そして前記施錠鍵具62では、合成樹脂成形例にあって、前記各支持片70,71間に位置する丸棒状の本体80両端に同径の支軸81,82が突出成形され、内側の支軸82先端に鍵部83が成形されると共に外側の支軸81先端に操作レバー84が成形されて、全体が1つの回動レバー形態とされている。両支軸81,82は、本体80の直径より適宜小径で各支持片70,71の支持口72,73に嵌合し得る円形サイズとされている。そして鍵部83は、基本的に前記第1実施例と同様に前記施錠受具60の施錠孔65に対して出没および係脱し得る形状にあって、内側の支軸82から突設された大径ボス状の頭部83aの外側に台形状の鍵片83bが突設され、この鍵片83bの両側片部に、施錠孔65の角孔部65b,65bに対する係止縁83c,83cが形成されている。なお、本体80内端と鍵部83の頭部83a基端との間隔は、内側の支持片71の肉厚より適宜大きくされ、また頭部83aは、支持口73の軸孔部73aより適宜大径とされている。
【0024】
前述のように構成した着脱施錠装置Fでは、裏機構セット盤D側の支持部61に施錠鍵具62を簡単な指先操作で手早く組付け支持して回動操作し得る。すなわち施錠鍵具62の組付け例として、支持部61における外側支持片70の支持口72の嵌込み口72bに外側の支軸81を整合させると共に、内側支持片71の支持口73の嵌込み口73bに内側の支軸82を整合させ、この状態で両支軸81,82を押込む。これにより施錠鍵具62は、両支持片70,71間で的確に組付け支持されることになり、このもとで操作レバー84を利用して本体80全体を所要角度範囲内で円滑に回動して、内側支持片71から突出した鍵部83を施錠と解錠との位置に変更し得る。
【0025】
そして、前述のように回動可能に組付け支持された施錠鍵具62については、操作レバー84の位置決め突起85が、支持部61の外側支持片70の外側端に係止する状態で解錠位置に保持され、また該位置決め突起85が位置決め孔74に係合する状態で施錠位置に保持され、振動等に対する安易な変動が制止されている。なお、前記施錠鍵具62と前記施錠受具60との施錠については、解錠位置の鍵部83を係合筒63の施錠孔65に嵌め合わせて、内側支持片71と係合筒63の前盤64とが当接または近接状態で整合されたもとで、操作レバー84を単に回動操作することにより、係合筒63内で施錠位置に変更された鍵部83の係止縁83c,83cを前盤64の内側、つまり両角孔部65bの孔縁内側に係合して強固にロックされる(図5(b)参照)。また両者62,60の解錠については、操作レバー84を解錠位置に回動操作保持することにより、係合筒63内の鍵部83が施錠孔65と同一向きで整合する解錠位置に変更されるので、双方63,83が簡単に抜脱分離し得る。
【0026】
【第2実施例の作用】
(裏機構セット盤の組付け)
第2実施例のパチンコ機においても、ドライバー等の工具を一切必要としない簡単な回動操作のみで、前記裏機構セット盤Dを保持枠Cに容易に組付けることができる。すなわち、各着脱施錠装置Fの施錠受具60を保持枠Cの所定位置にビス着したことを前提として、各着脱施錠装置Fの施錠鍵具62を解錠位置に保持させたもとで、保持枠Cの裏側に裏機構セット盤Dを位置決めすることにより、施錠鍵具62の鍵部83が施錠受具60の施錠孔65に突入する。そして、内側支持片71と係合筒63の前盤64とが当接整合された状態において、操作レバー84を把持して各施錠鍵具62を施錠位置へ回動操作することにより、係合筒63内で施錠位置に変更された鍵部83の係止縁83c,83cが前盤64の内側に係合して強固にロックされ、裏機構セット盤Dは保持枠Cの裏側に強固に組付けられる。しかも各施錠鍵具62は、施錠位置に保持されるので振動等による安易な変動が静止され、裏機構セット盤Dのがたつきや脱落等が好適に防止される。
【0027】
(裏機構セット盤の組外し)
また第2実施例のパチンコ機においても、ドライバー等の工具を一切必要としない簡単な回動操作のみで、裏機構セット盤Dを保持枠Cから容易に組外すことができる。すなわち各着脱施錠装置Fでは、操作レバー84を把持して各施錠鍵具62を解錠位置へ回動操作することにより、係合筒63内で解錠位置に変更された鍵部83の係止縁83c,83cと前盤64の内側との係合が解除され、鍵部83と角孔部65b,65bとが整合する。そして、裏機構セット盤Dを後方側へ引出すことにより、各着脱施錠装置Fでは、施錠鍵具62の鍵部が施錠受具60の施錠孔65を介して外方へ抜出るので、裏機構セット盤Dが保持枠Cから組外される。
【0028】
このように、前記各実施例におけるパチンコ機では、支持部31,61に施錠鍵具32,62を組付け保持した裏機構セット盤Dを保持枠Cの裏側に位置決めし、該施錠鍵具32,62の鍵部54,83が施錠受具30,60の施錠孔35,65に突入した状態において、本体50,80を回動させるだけで鍵部54,83と施錠受具30,60とが強固に係合するから、簡単な指先操作により裏機構セット盤Dを保持枠Cに安定良く固定化セットさせることが可能である。しかも、施錠鍵具32,62を回動するための工具等を全く必要としないので、裏機構セット盤Dの組付け作業および組外し作業の合理化や簡素化が図られる。そして、前記着脱施錠装置E,Fにおける鍵部54,83と施錠受具30,60との施錠形態によれば、係合力や締付け力が経時的に低弱することがないので、重量のある裏機構セット盤Dであっても保持枠Cに対して長期間に亘って安定的に固定化保持させ得る。
【0029】
また前記各着脱施錠装置E,Fでは、裏機構セット盤Dに形成した支持部31,61に対して施錠鍵具32,62をワンタッチで組付け得るよう構成されており、専用機器や工具を一切不要とした簡単な指先操作で手早く楽に組付け支持させることができ、未熟練者による組付け作業を可能とすることを含めて組付け作業の合理化および簡素化が図られる。
【0030】
なお、前記着脱施錠装置は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、別形態も適宜に採用可能である。例えば、図3に示す実施例において、支持部における内外一対の支持片の夫々に支持孔口部としての円形の軸孔を形成すると共に、施錠鍵具を、本体と、該本体の基部に穿設した通孔に対して挿通可能な一端に鍵部を成形した軸部材とから構成する。そして、一対の支持片の間に施錠鍵具の本体基部を臨ませた状態で、支持片の軸孔および基部の通孔に軸部材を共通的に挿通し、適宜の手段により抜止めする。これにより、支持部に対して施錠鍵具は、施錠位置と解錠位置位置との間を回動自在に組付けられる。但し、施錠鍵具の本体と軸部材とは、キーとキー溝等の手段により一体的に回動するよう構成する必要がある。また、本発明の対象とするパチンコ遊技機は、前述したパチンコ機に限定されず、これ以外の例えばアレンジボール機やスロットマシン等の遊技機も対象とする。
【0031】
【発明の効果】
以上に説明した如く、本発明に係るパチンコ遊技機では、支持部に施錠鍵具を組付け保持した裏機構セット盤を保持枠の裏側に位置決めし、該施錠鍵具の鍵部が施錠受具の施錠孔に突入した状態において、本体を回動させるだけで鍵部と施錠受具とが強固に係合するから、簡単な指先操作により裏機構セット盤を保持枠に安定良く固定化セットさせることが可能となる有益な効果を奏する。しかも、施錠鍵具を回動するための工具等を全く必要としないので、裏機構セット盤の組付け作業および組外し作業の合理化や簡素化が図られる利点もある。そして、鍵部と施錠受具との施錠形態によれば、係合力や締付け力が経時的に低弱することがないので、重量のある裏機構セット盤であっても保持枠に対して長期間に亘って安定的に固定化保持させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機を構成する外枠および前枠の背面図である。
【図2】保持枠に組付けられる裏機構セット盤を略示する背面図である。
【図3】第1実施例に係るパチンコ機において、裏機構セット盤を保持枠に組付けるために実施される着脱施錠装置の分解斜視図である。
【図4】図3に示す着脱施錠装置を施錠前状態で示す側断面図である。
【図5】施錠受具を示す正面図である。
【図6】支持部の要部を示す正面図である。
【図7】施錠鍵具の位置決め部を示す断面図である。
【図8】第2実施例に係るパチンコ機において、裏機構セット盤を保持枠に組付けるために実施される着脱施錠装置の分解斜視図である。
【図9】図8に示す着脱施錠装置を施錠前状態で示す側断面図である。
【符号の説明】
21 アウト球排出経路
23 賞球貯留排出部
60 施錠受具
61 支持部
65 施錠孔(受口部)
70 外側支持片
71 内側支持片
72 支持口(支持孔口部)
72a 軸孔部
72b 嵌込み口
73 支持口(支持孔口部)
73a 軸孔部
73b 嵌込み口
74 位置決め孔
80 本体
82 支軸
83 鍵部
84 操作レバー
85 位置決め突部
B 前枠
C 保持枠
D 裏機構セット盤

Claims (1)

  1. 前枠(B)の裏側に設けられた遊技盤セット保持用の保持枠(C)の裏側に、遊技盤側で発生したアウト球の処理に係るアウト球排出経路(21)や賞球の処理に係る賞球貯留排出部(23)を有する裏機構セット盤(D)を着脱可能にセットしたパチンコ遊技機にあって、
    前記保持枠(C)の裏側所定部分に受口部(65)を形成した施錠受具(60)を配設する一方、前記裏機構セット盤(D)における本体の側縁部または隅角部に支持孔口部(72,73)を形成した支持部(61)を前記施錠受具(60)との整合部位に配設すると共に、この支持部(61)に鍵部(83)を有する回動式の施錠鍵具(62)を回動可能に組付け支持するよう構成され
    前記支持部(61)は、所要の対向間隔で一体形成された外側支持片(70)および内側支持片(71)から構成されて、外側支持片(70)の所要位置に位置決め孔(74)が成形されると共に、各支持片(70,71)には、一部を開口した略C形円孔の軸孔部(72a,73a)と、この軸孔部(72a,73a)の開口域から各支持片(70,71)の外縁に開口した略V字状の嵌込み口(72b,73b)とを一連に成形して前記支持孔口部(72,73)が設けられ、
    前記施錠鍵具(62)は、前記内外一対の支持片(70,71)間に位置する丸棒状の本体(80)の両端に、本体(80)の直径より適宜小径な支軸(81,82)が突出成形されて、内側の支軸(82)の先端に前記鍵部(83)が成形される一方、外側の支軸(81)の先端に操作レバー(84)が成形されて、前記外側支持片(70)の支持孔口部(72)の嵌込み口(72b)に外側の支軸(81)を嵌合させると共に内側支持片(71)の支持孔口部(73)の嵌込み口(73b)に内側の支軸(82)を嵌合させ鍵部(83)を内側支持片(71)から突出させた状態で回動可能に支持されて、該施錠鍵具(62)の回動操作により鍵部(83)を前記施錠受具(60)の受口部(65)に対して施錠および解錠となる係脱ができるように構成され、
    前記操作レバー(84)には、前記外側支持片(70)の位置決め孔(74)に嵌合可能な位置決め突起(85)が突出形成されて、解錠位置では、操作レバー(84)の位置決め突起(85)が支持部(61)の外側支持片(70)の外側端に係止する状態で保持され、施錠位置では該位置決め突起(85)が位置決め孔(74)に係合する状態で保持される
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
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